第10回 フランス エトワール賞発表!

 フランス エトワール賞(Étoiles d’Or)は、フランスの映画批評家協会の選ぶ映画賞です(2月9日発表)。

 公式HPはこちら(仏語):http://www.etoilesducinema.fr/index.htm

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 ◆作品賞
 ◎ローラン・カンテ “Entre les murs(The Class)”
 ・レミ・ブザンソン “Le premier jour du reste de ta vie”
 ・アルノー・デプレシャン 『クリスマス・ストーリー』

 ◆監督賞
 ・ジャン=フランソワ・リシェ 『パブリック・エナミー・ナンバー1』
 ◎アルノー・デプレシャン 『クリスマス・ストーリー』
 ・ローラン・カンテ “Entre les murs(The Class)”

 ◆第一回作品賞
 ◎ピエール・ショレール 『ベルサイユの子』
 ・フィリップ・クローデル “Il y a longtemps que je t’aime(I’ve Loved You So Long)”
 ◎Samuel Collardey “L’apprenti”

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎アニエス・ヴァルダ “Les plages d’Agnès”
 ・レイモン・ドパルドン “La vie moderne”
 ・サンドリーヌ・ボネール 『彼女の名はサビーヌ』

 ◆男優賞
 ◎ヴァンサン・カッセル 『パブリック・エナミー・ナンバー1』
 ・ギヨーム・ドパルデュー 『ベルサイユの子』
 ・マチュー・アマルリック 『クリスマス・ストーリー』

 ◆女優賞
 ・クリスティン・スコット・トーマス “Il y a longtemps que je t’aime(I’ve Loved You So Long)”
 ・フェリシテ・ウワシー 『がんばればいいこともある』(監督:フランソワ・デュペイロン)
 ◎ヨランド・モロー “Séraphine”(監督:マルタン・プロヴォスト)

 ◆新人男優賞
 ◎Tomer Sisley “Largo Winch”(監督:ジェローム・サル)
 ・Nicolas Giraud “Comme une étoile dans la nuit”(監督:René Féret)
 ・Pio Marmaï “Le premier jour du reste de ta vie”(監督:レミ・ブザンソン)

 ◆新人女優賞
 ・Louise Bourgoin “La fille de Monaco”(監督:アンヌ・フォンテーヌ)
 ◎ Nora Arnezeder “Faubourg 36”(監督:クリストフ・バラティエ)
 ・レア・セイドゥ 『美しい人』(監督:クリストフ・オノレ)

 ◆脚本賞
 ◎レミ・ブザンソン “Le premier jour du reste de ta vie”
 ・ローラン・カンテ “Entre les murs(The Class)”
 ・アルノー・デプレシャン 『クリスマス・ストーリー』

 ◆オリジナル作曲賞
 ・シンクレア “Le premier jour du reste de ta vie”
 ・Alex Beaupain 『美しい人』
 ◎ラインハルト・ワーグナー “Faubourg 36”

 ◆製作会社賞
 ・トマ・ラングマン La petite reine
 ◎キャロル・スコット、カロリーヌ・ベンジョー Haut et court
 ・マチュー・カソヴィッツ MNP enterprises

 La petite reineは『パブリック・エナミー・ナンバー1』の製作会社、Haut et courtは“Entre les murs(The Class)”の製作会社、MNP enterprisesは『バビロンA.D.』『ジョニー・マッド・ドッグ』の製作会社です。

 ◆配給会社賞
 ・キャロル・スコット、カロリーヌ・ベンジョー Haut et court
 ・ミシェル・サン=ジャン Diaphana
 ◎フランソワ・イヴェルネル Pathé Distribution

 Haut et courtは、“Entre les murs(The Class)”のほか“The Escapist”などの配給を手がけています。 Diaphanaは、“Séraphine”『ホーム 我が家』『リーニャ・ヂ・バッシ』などを手がけた配給会社、Pathé Distributionは『スラムドッグ$ミリオネア』『ある公爵夫人の生涯』などを手がける配給会社。

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 ルイ・デリュック賞、リュミエール賞、セザール賞と見てきた後なので、並んでいる作品はもうおなじみのものばかりです。
 しかし、そのセレクションは、外国人記者が選ぶリュミエール賞とも、アカデミー会員が選ぶセザール賞とも若干違って、作家主義の度合いが濃く、批評家の見識のようなものも伺われます。(ルイ・デリュック賞も批評家が選ぶ賞ですが、あちらは作品賞と新人賞しかありません。)

 日本ではまだ観れていない作品ばかりですが、国際的な評価の高さから言って、これなら納得できる、というか、順当なノミネーション&受賞結果になっています。

 作品の評価の高さは興行価値とも結びついて、結果的に日本で劇場公開予定/映画祭上映予定になっている作品がいくつも並んでいるというのもいいですね。

 ちなみに、昨年の作品賞は『クスクス粒の秘密』、一昨年の作品賞は“Indigènes”と『レディ・チャタレー』でした。

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 *当ブログ記事
 ・第34回セザール賞ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_30.html
 ・リュミエール賞2008発表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_25.html
 ・ルイ・デリュック賞2008発表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_22.html
 ・2008年映画賞レース スケジュール表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200811/article_10.html
 ・ローラン・カンテ監督について調べてみました:http://www.cocoda.co.jp/ccd7/ccdgshow.cgi?/rjdst/a113223+C2+Qn+m0

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