動く!グラフィティ・アート BLU “MUTO”
グラフィティ・アーティストBLUのアニメーション作品“MUTO”。
動画サイトのお気に入りをたどっていくと、たまに「これは!」というものに巡り逢うことがありますが、これもそうした過程を経てみつけた作品です。
それで、作り手BLUのことを調べてみようとして検索したら、この作品は半年前くらいに既にネット上で話題になっていたらしく、日本でもあちこち紹介されていたのでした。さすがにみなさん面白いものには目がないし、情報の伝達速度は速いですね。You Tubeでも、2008年11月末現在、で328万ヒットもしています。
【物語】
レンガ塀の中のレンガの1つが外れて、中から何本もの白い手が出てくる。
多足動物のような“それ”は、塀から出て、塀に沿って、左へと歩いていく。
6本足の上に、頭があり、そこに大きな1つ目が現われる。
反対側から仲間がやってくる。
2頭は、それぞれの手で握手し合ううちに、こんがらがって、倒れる。
こんがらがった中から2つの目と口が出て、顔のようになり、その口の中から椅子のような4足歩行の生き物がゾロゾロと這い出して、路上に散っていく。
そのうちの1つが壁に這い上がったところで、“椅子”の上部が開いて、“頭でっかちの人”が出てくる。しかし、頭のバランスが悪いためか、倒れて地面に頭をぶつけ、頭が砕ける。
頭は、すぐに再生するが、起き上がろうとして、クシャミをしては頭が砕ける。
頭が立方体になったところで、立ち上がる。
頭部から立方体が前後左右に増え始める。
立方体が地面まで積み重なったところで、一番上の立方体から、“頭から直接足が生えた生き物”が飛び出してくる。
その口の中から幾重にも口が現われ、最後に“白い人”が出てくる。
“白い人”が塀に沿って、這っていくと、上から大きな手が現われて、“白い人”は2つに裂かれる。
裂かれた中からダイヤが取り出される。
大きな手は、角を曲がった右側にダイヤを置く。
ダイヤの中から、「六角形の頭と2本の手、3本の足を持った者」が出てきて、右に歩き出す。が、すぐにダイヤに姿を変える。
“頭のない胴体”が歩いてきて、ダイヤに触れると、ダイヤから突起が出て、コンペイトウのようになる。
変化し続けるダイヤを“頭のない胴体”が首の上に乗せると、“頭のない胴体”自体の体が変化を始め、複合的多面体となる。そして、全身が毛皮にようになったかと思うと、その中から毛皮を脱ぐようにして、“白い人”が現われる。
“白い人”が右へ歩いていくと、大きな足に出会う。
“白い人”は、頭をちぎって、大きな足の持ち主に渡すと、バッタリ倒れる。
大きな足の持ち主は、しゃがんで全身を現わし、今もらったばかりの頭を食べる。
すると、大きな人の頭が変化し始め、体全体が大きな頭になり、その頭がぱっくり割れてその中から別の人が現われ、さらにその人の頭がぱっくり割れて別の人が現われ、最後には家が現われる。
家の窓から“6本足”が這い出てくる。
“6本足”は、壁によじ登って逆さづりになる。
すると、その頭が変化して、たくさんの粒々で覆われ、それが全身に広がる。
粒々がバラけて落ちる。
1つ1つの粒は、人の頭の形をしている。
その1つの頭から背骨が生え、手足も出て、骨格標本のようになる。それを“肉”が覆っていき、“白い人”になる。
“白い人”がファスナーを下ろすようにして、お腹を開けると、中には別の人がいて、外に飛び出す。
同じことが4回繰り返される。
最後に出てきたのは、メガネにネクタイの人。
彼は、舌を伸ばして、壁に貼ってあった紙を食べる。
すると、頭が外れて、4本足で這い回り始める。
頭が開くと、中から軟体動物が出てくる。
それは、イモ虫になり、蝶になり、背中に羽根の生えた“白い人”になる。
“白い人”が背中の羽根をちぎって食べると、体がどんどん大きくなる。
口の中から蟻が這い出てきて、別の人物の頭部を被い尽くす。
あとには頭蓋骨だけが残る。
暗転
壁に「blu2008」のロゴ。
【コメント】
まずは、壁に描いたグラフィティ・アートを動かすという発想に驚かされます。描いては撮影し、少し手を加えては撮影してまた描く、という作業も大変なものだったにちがいありません。
作品の中に何度も出てくる“白い人”がMUTO氏なのでしょうか。
展開としては、対象を、左や右に、壁や地面や室内へと動かしつつ、変化させる、というのが基本パターンです。
「変化」は、対象の内部から別のものが出てくる(入れ子構造)というパターンが多く、そのほか、頭を取る・取れるというパターンもいくつか見られます。
内部から出てくるやり方としては、①口から出てくる、②頭がパックリ割れて、そこから出てくる、③体が開いて中から出てくる、などがあります。
この作品には、特にテーマも物語もないようですが、おそらく、作り手であるBLUの生理感覚(もしくは脅迫観念)のようなものがベースとなって作られていると思われます。つまり、BLUは、体の内部から何かが出てくること、頭が斬り落とされること、それから、たくさんの手足がある生き物や、蟻、イモ虫、カメレオンなどが、怖い、だからこそ面白いと感じてるんじゃないか、ということです。だから、彼は、クローネンバーグや『エイリアン』、塚本晋也の作品世界などが好きなんじゃないかとも想像されます。
BLUの絵の才能としては、中学生が教科書の隅に描くパラパラ・マンガ程度のものじゃないかっていう感じも(この作品を観る限りでは)しますが、他の作品(特に、アニメーションではない普通のグラフィティ・アートの方)を観ると、風景を異化して、アートにするという感覚が素晴らしく、やっぱりプロだなと感じさせてくれます。ま、よりストーリー性のあるものも作ってみたらいいんじゃないかと思いますが。
日本でも作品制作やイベントが行なわれてもいいと思いますが、どうでしょうか。
◆作品データ
2008年/伊?アルゼンチン?/6分39秒
台詞なし/字幕なし
グラフィティ・アート アニメーション
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※参考:「tantano 短編映画を楽しむ」を楽しむ
・「tantano 短編映画をたのしむ」INDEX
・「tantano 短編映画をたのしむ」 人気動画 トップ39!
◆アーティストについて
BLU
イタリアのボローニャを拠点に活躍するグラフィティ・アーティスト、画家、壁画作家(muralist)、アニメーション作家。
1990年代半ば、15歳からグラフィティ・アートを描き始める。当時、イタリアではグラフィティ・アートのブームがあり、雑誌も出版されていて、大いに刺激を受ける。
元々は無許可で、ストリートや廃屋などに夜中に描くことが多かった。初期に描いたものはほとんど残っておらず、「ストリートなどに描いたものは消されて当然だし、描いた壁や建物が取り壊されてしまうことは決して苦痛ではない」、と語っている。
古い建物、古い壁に触発(「古い壁が語りかけてくる」)されて描くことも多い、という。
最近では依頼を受けて、プロジェクトとしてビルの外壁などに絵を描くことが
多い。
2006年に映像作家ロレンツォ・フォンダLorenzo Fonda(http://www.lorenzofonda.com/index.html?id=hom)からBLUのドキュメンタリー“Megnica”を撮らせてほしいという申し出があり、彼と一緒にメキシコ、グアテマラ、ニカラグア、コスタリカ、アルゼンチンを旅する(http://www.megunica.org/news.php)。 “Megnica”は2008年国際アムステルダム映画祭(http://www.dnerve.com/IAFF_2008/films/competition.html)で上映されて、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。BLU自身、この旅はとてもインスパイアされるものが多かったと語り、最新ウォール・アニメーション“Muto”もブエノスアイレスで制作している。
2008年6月 第一画集“BLU-2004 2007”を出版。
画家Ericailcane(http://www.ericailcane.org/)とともに(壁画の)仕事をすることが多い。
壁画作品は、公式サイトの「WALL S」(http://blublu.org/sito/walls/walls.htm)で見ることができる。
動画作品は、vimeo(http://www.vimeo.com/blu/videos)やYou Tube(http://jp.youtube.com/user/notblu)に自ら投稿している。
公式には、プロフィール、作品年譜などは発表していない(生年すら明らかになっていませんが、1980年前後の生まれで、現在30歳くらいのようです)。
【フィルモグラフィー】
・2005年 “Child”
・2006年 “ffwd”
・2006年 “fino”
・2006年 “Sulla differenza fra un sorriso e una risata”(微笑と笑いの違いについて)[ミュージック・ビデオ]
・2007年 “LETTER A” [グラフィティ・アニメーション]
・2007年 “WALKING” [グラフィティ・アニメーション]
・2008年5月 “MUTO” [グラフィティ・アニメーション]
・2009年9月 “COMBO” [David Ellisとの共作]
・2010年7月 “BIG BANG BIG BOOM” [グラフィティ・アニメーション]
2008年以前の作品(制作年不詳)
・No.1(手回しカメラ)
・No.3(ネクタイ)
・No.4(腸があふれ出てきて困る)
・No.7(輪切り)
・No.8(ゲップ)
・No.10(脳の入れ替え)
・No.12(こんな車いらない)
・No.13(食事)
・No.15(目を押すと)
・No.16(耳から口へ抜ける)
・No.18(loop)
・No.20(ふたりにクギづけ)
・No.22(死の影)
・No.23(のどにしずく)
・No.24(頭がかゆくて)
・No.26(トランスフォーマー)
・No.27(目からヒョロヒョロ)
・No.29(換気扇)
・No.33(8本手男)
・“Connections”
・“loop #1” [グラフィティ・アニメーション]
※参考サイト
・公式サイト(英語):http://blublu.org/
WALL S(2000年からの年別グラフィティ・アート)、Drawings(スケッチ集)、News、リンク集、Video、Shopなどで構成。
・公式ブログ(英語):http://www.blublu.org/blog/
2008年3月スタートのBLUのブログ。BLUとしては3つ目のブログだとか。
・notblu(BLU video channel):http://jp.youtube.com/user/notblu
・Megunica(インタビュー/英語/PDF):http://www.megunica.org/download/swindle.pdf
・NAMES FEST@プラハ(インタビュー/英語):http://namesfest.net/news.php?extend.19
NAMES FESは、さまざまなグラフィティ・アーティストのフェス。
・STUDIOCROMIE:http://www.studiocromie.org/gallery.php?id_art=56
・POW(Pictures on Wall):http://www.picturesonwalls.com/
・GIZMODO Japan:http://www.gizmodo.jp/2008/07/post_3935.html
2008年7月にBLUを紹介している。
動画サイトのお気に入りをたどっていくと、たまに「これは!」というものに巡り逢うことがありますが、これもそうした過程を経てみつけた作品です。
それで、作り手BLUのことを調べてみようとして検索したら、この作品は半年前くらいに既にネット上で話題になっていたらしく、日本でもあちこち紹介されていたのでした。さすがにみなさん面白いものには目がないし、情報の伝達速度は速いですね。You Tubeでも、2008年11月末現在、で328万ヒットもしています。
【物語】
レンガ塀の中のレンガの1つが外れて、中から何本もの白い手が出てくる。
多足動物のような“それ”は、塀から出て、塀に沿って、左へと歩いていく。
6本足の上に、頭があり、そこに大きな1つ目が現われる。
反対側から仲間がやってくる。
2頭は、それぞれの手で握手し合ううちに、こんがらがって、倒れる。
こんがらがった中から2つの目と口が出て、顔のようになり、その口の中から椅子のような4足歩行の生き物がゾロゾロと這い出して、路上に散っていく。
そのうちの1つが壁に這い上がったところで、“椅子”の上部が開いて、“頭でっかちの人”が出てくる。しかし、頭のバランスが悪いためか、倒れて地面に頭をぶつけ、頭が砕ける。
頭は、すぐに再生するが、起き上がろうとして、クシャミをしては頭が砕ける。
頭が立方体になったところで、立ち上がる。
頭部から立方体が前後左右に増え始める。
立方体が地面まで積み重なったところで、一番上の立方体から、“頭から直接足が生えた生き物”が飛び出してくる。
その口の中から幾重にも口が現われ、最後に“白い人”が出てくる。
“白い人”が塀に沿って、這っていくと、上から大きな手が現われて、“白い人”は2つに裂かれる。
裂かれた中からダイヤが取り出される。
大きな手は、角を曲がった右側にダイヤを置く。
ダイヤの中から、「六角形の頭と2本の手、3本の足を持った者」が出てきて、右に歩き出す。が、すぐにダイヤに姿を変える。
“頭のない胴体”が歩いてきて、ダイヤに触れると、ダイヤから突起が出て、コンペイトウのようになる。
変化し続けるダイヤを“頭のない胴体”が首の上に乗せると、“頭のない胴体”自体の体が変化を始め、複合的多面体となる。そして、全身が毛皮にようになったかと思うと、その中から毛皮を脱ぐようにして、“白い人”が現われる。
“白い人”が右へ歩いていくと、大きな足に出会う。
“白い人”は、頭をちぎって、大きな足の持ち主に渡すと、バッタリ倒れる。
大きな足の持ち主は、しゃがんで全身を現わし、今もらったばかりの頭を食べる。
すると、大きな人の頭が変化し始め、体全体が大きな頭になり、その頭がぱっくり割れてその中から別の人が現われ、さらにその人の頭がぱっくり割れて別の人が現われ、最後には家が現われる。
家の窓から“6本足”が這い出てくる。
“6本足”は、壁によじ登って逆さづりになる。
すると、その頭が変化して、たくさんの粒々で覆われ、それが全身に広がる。
粒々がバラけて落ちる。
1つ1つの粒は、人の頭の形をしている。
その1つの頭から背骨が生え、手足も出て、骨格標本のようになる。それを“肉”が覆っていき、“白い人”になる。
“白い人”がファスナーを下ろすようにして、お腹を開けると、中には別の人がいて、外に飛び出す。
同じことが4回繰り返される。
最後に出てきたのは、メガネにネクタイの人。
彼は、舌を伸ばして、壁に貼ってあった紙を食べる。
すると、頭が外れて、4本足で這い回り始める。
頭が開くと、中から軟体動物が出てくる。
それは、イモ虫になり、蝶になり、背中に羽根の生えた“白い人”になる。
“白い人”が背中の羽根をちぎって食べると、体がどんどん大きくなる。
口の中から蟻が這い出てきて、別の人物の頭部を被い尽くす。
あとには頭蓋骨だけが残る。
暗転
壁に「blu2008」のロゴ。
【コメント】
まずは、壁に描いたグラフィティ・アートを動かすという発想に驚かされます。描いては撮影し、少し手を加えては撮影してまた描く、という作業も大変なものだったにちがいありません。
作品の中に何度も出てくる“白い人”がMUTO氏なのでしょうか。
展開としては、対象を、左や右に、壁や地面や室内へと動かしつつ、変化させる、というのが基本パターンです。
「変化」は、対象の内部から別のものが出てくる(入れ子構造)というパターンが多く、そのほか、頭を取る・取れるというパターンもいくつか見られます。
内部から出てくるやり方としては、①口から出てくる、②頭がパックリ割れて、そこから出てくる、③体が開いて中から出てくる、などがあります。
この作品には、特にテーマも物語もないようですが、おそらく、作り手であるBLUの生理感覚(もしくは脅迫観念)のようなものがベースとなって作られていると思われます。つまり、BLUは、体の内部から何かが出てくること、頭が斬り落とされること、それから、たくさんの手足がある生き物や、蟻、イモ虫、カメレオンなどが、怖い、だからこそ面白いと感じてるんじゃないか、ということです。だから、彼は、クローネンバーグや『エイリアン』、塚本晋也の作品世界などが好きなんじゃないかとも想像されます。
BLUの絵の才能としては、中学生が教科書の隅に描くパラパラ・マンガ程度のものじゃないかっていう感じも(この作品を観る限りでは)しますが、他の作品(特に、アニメーションではない普通のグラフィティ・アートの方)を観ると、風景を異化して、アートにするという感覚が素晴らしく、やっぱりプロだなと感じさせてくれます。ま、よりストーリー性のあるものも作ってみたらいいんじゃないかと思いますが。
日本でも作品制作やイベントが行なわれてもいいと思いますが、どうでしょうか。
◆作品データ
2008年/伊?アルゼンチン?/6分39秒
台詞なし/字幕なし
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◆アーティストについて
BLU
イタリアのボローニャを拠点に活躍するグラフィティ・アーティスト、画家、壁画作家(muralist)、アニメーション作家。
1990年代半ば、15歳からグラフィティ・アートを描き始める。当時、イタリアではグラフィティ・アートのブームがあり、雑誌も出版されていて、大いに刺激を受ける。
元々は無許可で、ストリートや廃屋などに夜中に描くことが多かった。初期に描いたものはほとんど残っておらず、「ストリートなどに描いたものは消されて当然だし、描いた壁や建物が取り壊されてしまうことは決して苦痛ではない」、と語っている。
古い建物、古い壁に触発(「古い壁が語りかけてくる」)されて描くことも多い、という。
最近では依頼を受けて、プロジェクトとしてビルの外壁などに絵を描くことが
多い。
2006年に映像作家ロレンツォ・フォンダLorenzo Fonda(http://www.lorenzofonda.com/index.html?id=hom)からBLUのドキュメンタリー“Megnica”を撮らせてほしいという申し出があり、彼と一緒にメキシコ、グアテマラ、ニカラグア、コスタリカ、アルゼンチンを旅する(http://www.megunica.org/news.php)。 “Megnica”は2008年国際アムステルダム映画祭(http://www.dnerve.com/IAFF_2008/films/competition.html)で上映されて、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。BLU自身、この旅はとてもインスパイアされるものが多かったと語り、最新ウォール・アニメーション“Muto”もブエノスアイレスで制作している。
2008年6月 第一画集“BLU-2004 2007”を出版。
画家Ericailcane(http://www.ericailcane.org/)とともに(壁画の)仕事をすることが多い。
壁画作品は、公式サイトの「WALL S」(http://blublu.org/sito/walls/walls.htm)で見ることができる。
動画作品は、vimeo(http://www.vimeo.com/blu/videos)やYou Tube(http://jp.youtube.com/user/notblu)に自ら投稿している。
公式には、プロフィール、作品年譜などは発表していない(生年すら明らかになっていませんが、1980年前後の生まれで、現在30歳くらいのようです)。
【フィルモグラフィー】
・2005年 “Child”
・2006年 “ffwd”
・2006年 “fino”
・2006年 “Sulla differenza fra un sorriso e una risata”(微笑と笑いの違いについて)[ミュージック・ビデオ]
・2007年 “LETTER A” [グラフィティ・アニメーション]
・2007年 “WALKING” [グラフィティ・アニメーション]
・2008年5月 “MUTO” [グラフィティ・アニメーション]
・2009年9月 “COMBO” [David Ellisとの共作]
・2010年7月 “BIG BANG BIG BOOM” [グラフィティ・アニメーション]
2008年以前の作品(制作年不詳)
・No.1(手回しカメラ)
・No.3(ネクタイ)
・No.4(腸があふれ出てきて困る)
・No.7(輪切り)
・No.8(ゲップ)
・No.10(脳の入れ替え)
・No.12(こんな車いらない)
・No.13(食事)
・No.15(目を押すと)
・No.16(耳から口へ抜ける)
・No.18(loop)
・No.20(ふたりにクギづけ)
・No.22(死の影)
・No.23(のどにしずく)
・No.24(頭がかゆくて)
・No.26(トランスフォーマー)
・No.27(目からヒョロヒョロ)
・No.29(換気扇)
・No.33(8本手男)
・“Connections”
・“loop #1” [グラフィティ・アニメーション]
※参考サイト
・公式サイト(英語):http://blublu.org/
WALL S(2000年からの年別グラフィティ・アート)、Drawings(スケッチ集)、News、リンク集、Video、Shopなどで構成。
・公式ブログ(英語):http://www.blublu.org/blog/
2008年3月スタートのBLUのブログ。BLUとしては3つ目のブログだとか。
・notblu(BLU video channel):http://jp.youtube.com/user/notblu
・Megunica(インタビュー/英語/PDF):http://www.megunica.org/download/swindle.pdf
・NAMES FEST@プラハ(インタビュー/英語):http://namesfest.net/news.php?extend.19
NAMES FESは、さまざまなグラフィティ・アーティストのフェス。
・STUDIOCROMIE:http://www.studiocromie.org/gallery.php?id_art=56
・POW(Pictures on Wall):http://www.picturesonwalls.com/
・GIZMODO Japan:http://www.gizmodo.jp/2008/07/post_3935.html
2008年7月にBLUを紹介している。
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