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zoom RSS ノラ・ジョーンズの異母妹 アヌーシュカ・シャンカール!

<<   作成日時 : 2008/04/08 00:30   >>

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 いろいろ検索していて、このところ何度かアヌーシュカ・シャンカールという名前に出会いました。
 まあ、知っている人は知っているでしょうが、彼女はインドのシタール奏者で、ノラ・ジョーンズの異母妹にあたります(だから、ノラ・ジョーンズの本名(Geethali Norah Jones Shankar)には、シャンカールがつきます)。
 ま、詳しいことは私も知らなかったので、ここで彼女について調べてみました。

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 父が、シタール奏者として有名なラヴィ・シャンカールで、1979年にダンサーのスー・ジョーンズとの間に生まれたのが、ノラ(@ニューヨーク)で、1981年にカルナティック音楽のヴォーカリストであるスカンヤ・ランジャン(Sukanya Ranjan)との間に生まれたのがアヌーシュカ(@ロンドン)、ということになります。
 ここらへんの事情はちょっと複雑で、スカンヤ・ランジャンが別の男性と結婚している間に、スカンヤとラヴィの間にアヌーシュカが生まれ、ラヴィ・シャンカールがスー・ジョーンズと別れた後、アヌーシュカが7歳の時に、ラヴィ・シャンカールとスカンヤ・ランジャンが正式に結婚した、というのが、ラヴィとスーとノラ、ラヴィとスカンヤとアヌーシュカの関係、ということになります。

 ノラは、ラヴィ・シャンカールというよりは母スーの膨大なLPレコードから多大な影響を受けたと言われ、7歳からピアノのレッスンを受け、一方のアヌーシュカは、8歳から父にシタールを教わり、13歳から聴衆の前で演奏しています。
 ノラ・ジョーンズのデビューは、バンドとしてのレコーディングが2000年で、ノラの才能に気づいたブルーノートの社長がソロ・デビューさせたのが2002年(アルバム“Come Away With Me”(邦題『ノラ・ジョーンズ』))。ノラは、このアルバムで、2003年のグラミー賞に8部門ノミネートされ、全部門受賞という快挙を成し遂げています。
 アヌーシュカの方は、ノラより2歳若いのですが、デビューはノラより早く1998年に“Anoushka”(邦題『ファースト・ラヴ』)をリリース。2000年には、カルコタにあるラーマクリシュナ・センター(The Ramakrishna Centre)で演奏し、同センターで演奏した初めての女性になりました。また、2003年には“India Times”誌の「four Women of the Year in India」の1人に選ばれ、2004年には「タイム」アジア版で、インドの人気俳優シャー・ルク・カーン、インガポールの映画監督ロイストン・タン、日本の柳楽優弥、ドラえもんなどとともに、「アジアのヒーロー20人」にも選ばれています。グラミー賞では、2003年に"Live At Carnegie Hall"(『カーネギー・ホール・ライヴ』)でBest World Music Album部門にノミネートされ、2005年にリリースした“Rise”(『ライズ』)でも2006年のBest Contemporary World Music部門にノミネートされ、同作品で、グラミー賞のステージで演奏し、「グラミー賞で演奏した初めてのインド人」となりました。

 2007年にアヌーシュカが発表したアルバム“Breathing Under Water”(『水の旅』)には、ノラ・ジョーンズが参加していて、異母姉妹初めてのコラボレーションとなりました。

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 アヌーシュカは、2002年に、父や音楽のことについて綴った“Bapi: The Love of My Life”という本を出版しています。

 ラヴィ・シャンカールは、有名な芸能一家で、兄弟にダンサーのUday Shankarがおり、甥にあたるAnanda Shankarもミュージシャンをしています。
 ラヴィ・シャンカールは、ビートルズ(特にジョージ・ハリスン)に影響を与えたミュージシャンとして知られ、2002年にロイヤル・アルバート・ホールで開かれたジョージ・ハリスン・メモリアル・コンサートでは娘アヌーシュカとともにハリスンに演奏を捧げています。

 アヌーシュカ・シャンカールのシタールは、「現代シタール音楽としては最高のものではあるが、でもまだ父であるラヴィのシタールには及ばない」というのが彼女への一般的な評価のようです。
 アヌーシュカを語る時に、ノラ・ジョーンズの異母姉妹であるということは記載されますが、その逆はないというのが、ちょっと悲しいですね。まあ、ノラ・ジョーンズの方が愛くるしいし、世界的にも知られているので、しょうがないと言えばしょうがないでしょうか。

 なお、アヌーシュカ・シャンカールは、2008年6月10日に、東京で来日コンサートを開く予定になっています(http://www.japanarts.co.jp/html/2008/shankar/)。

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 【映画との関わり】

 ◆ラヴィ・シャンカール Ravi Shankar

 サタジット・レイの『大地のうた』3部作が有名ですが、『ガンジー』なども手がけているほか、彼が出演したいくつかのドキュメンタリーも劇場公開されています。
 関わった映画には、以下のほかに、挿入曲として曲が使われた作品として、『ナッツ』(1987)、『マイ・ガール』(1991)、『アメリカン・スウィートハート』(2001)、ウディ・アレンの『僕のニューヨークライフ』(2003)、“Catch and Release”(2006)などがあります。
 【フィルモグラフィー】
 ・1955年 『大地のうた』[作曲](監督:サタジット・レイ)
 ・1956年 『大河のうた』[作曲] (監督:サタジット・レイ)
 ・1957年 『いたずら椅子』[作曲] “A Chairy Tale”(監督:ノーマン・マクラレン、クロード・ジュトラ)
 ・1957年 『ジャングル・サガ』[作曲/ドキュメンタリー] (監督:アルネ・スックスドルフ/スウェーデン)
 ・1958年 『化金石』“Parash Pathar”[作曲] (監督:サタジット・レイ)
 ・1958年 『大樹のうた』[作曲] (監督:サタジット・レイ)
 ・1959年 “The Sword and the Flute”[作曲/ドキュメンタリー](監督:ジェームズ・アイヴォリー)
 インドの細密画についてのドキュメンタリー
 ・1966年 『チャパクア』[作曲・出演] (監督:コンラッド・ルークス)
 元祖ビートニク・ムービーとも称される映画で、監督自身が主演もし、ドラッグ&アルコール中毒の男がサナトリウムで経験する幻想的な体験を描く。出演は、ジャン=ルイ・バロー、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズ、オーネット・コールマンら。撮影がロバート・フランクで、音楽アドバイザーがフィリップ・グラス! ベネチア国際映画祭審査員特別賞受賞。
 ・1968年 『まごころを君に』[作曲] (監督:ラルフ・ネルソン)
 『アルジャーノンに花束を』の映画化。
 ・1971年 『ラヴィ・シャンカール/わが魂の詩・ラーガ 』[出演/ドキュメンタリー]
 ラヴィ・シャンカールのリンカーン・センターでのライブ映像などを収録したドキュメンタリー。出演は、他に、ジョージ・ハリスン、ユーディ・メニューインら。フランス映画社配給。
 ・1971年 『バングラデシュのコンサート』[出演/ドキュメンタリー] (監督:ソウル・スウィマー)
 ジョージ・ハリスンの呼びかけで、マディソン・スクエア・ガーデンで開催されたバングラデシュの飢餓難民救済支援ライブのドキュメンタリー。出演は、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、リンゴ・スター、ボブ・ディランら。
 ・1982年 『ガンジー』[作曲] (監督:リチャード・アッテンボロー)
 ・2006年 『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第六番』[出演/ドキュメンタリー](監督:龍村仁)

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 ◆ノラ・ジョーンズ Norah Jones

 『トゥー・ウィークス・ノーティス』にパーティー・シーンでピアノの弾き語りで出演したことはあるが、俳優としての映画出演は『マイ・ブルー・ベリー・ナイツ』(2007)が初めて。
 楽曲が挿入歌として使われた作品は多く、『メイド・イン・マンハッタン』(2002)、『家族のかたち』(2002)、『あなたにも書ける恋愛小説』(2003)、『アメリカン・パイ3』(2003)、『ラブ・アクチュアリー』(2003)、『ニューオリンズ・トライアル』(2003)、『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2004)、『東京タワー』(2004)、ウェイン・ワンの『きいてほしいの、あたしのこと ウィン・デキシーのいた夏』(2005)など。

 ◆アヌーシュカ・シャンカール Anoushka Shankar

 音楽を担当したのは、ディーパ・メータの『ウォーター』(2005)のみで、楽曲が挿入曲として使われたのは(ともに父と共演した曲で)、『アメリカン・スウィートハート』(2001)と“Catch and Release”(2006)があります。
 また、女優として出演した作品に、コンラッド・ルークスの元妻パメラ・ルークス(Pamera Rooks)が監督した“Dance Like a Man”(2003/印)(マネーシュ・ダターニ(Mahesh Dattani)の戯曲の映画化作品)があります。You Tubeに動画がありますが、彼女はバラタナティヤムを12年やっていたそうで、踊りまくっていて、ちょっと驚きです。
 『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第六番』(http://gaiasymphony.com/co_guide6.html)にも父ととも出演しています。

 ・“Dance Like a Man”(2003/印)
 【物語】 Jairaj(Arif Zakaria)とRatna(Shobana)の夫婦は、バラタナティヤムのダンサーだったが、Jairajの父は、ダンスなどは立派な男のやるものではないと、息子夫婦を苦々しく思っていた。一方で、夫婦は、娘(アヌーシュカ・シャンカール)のバラタナティヤムのデビュー・ステージをどうするかでも頭を悩ませていた。しかし、娘本人は、すべてを放り出してボーイ・フレンドと結婚したいと思っていた……。

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 ・『ウォーター』(2005/印・カナダ)
 インドでは、昔、幼児婚ののち、若くして夫と死別した娘たちを僧院に入れるという習慣があった。そうした娘の1人を主人公とした物語……。
 この作品は、アジアフォーカス・福岡映画祭2007、東京国際女性映画祭2007で上映されました。

 ・“Catch and Release”(2006/米)
 監督:スザンナ・グラント(Susannah Grant)
 出演:ジェニファー・ガーナー、ケヴィン・スミス、ジュリエット・ルイス、フィオナ・ショウ
 グレイ(ジェニファー・ガーナー)は、フィアンセの死からなかなか立ち直れずにいて、彼が自分に秘密にしていたことがあったことを知る。しかし、友人たちの支えもあって、元気を取り戻していく。

 *参考サイト
 ・SoundTown:http://www.emimusic.jp/st/artists/anoushka/
 日本版公式サイト。
 ・『ウォーター』の予告編:http://www.foxsearchlight.com/water/
 予告編に流れているシタールは、おそらくアヌーシュカが演奏したものだと思われます。
 ・rediff.com:http://www.rediff.com/movies/2003/feb/19pamela.htm
 “Dance Like a Man”の監督パメラ・ルークスへのインタビュー(英語)
 ・Kavita Chhibber:http://www.kavitachhibber.com/main/main.jsp?id=anoushka_shankar
 アヌーシュカ・シャンカールには、ミュージック・ビデオは作られていないようで、動画サイトにもあまりいい動画はないのですが、ここでアップされている動画は比較的によいものです。
 ・アヌーシュカの母スカンヤのホームページ:http://sukanyashankar.com/
 何ですかねえ、これは(笑)。まあ、家族の仲がよいということでしょうか。
 ・アヌーシュカ・シャンカールの楽曲の試聴 listen.jp:http://listen.jp/store/artist_254498.htm

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