インタビュー with ゾーイ・ベル(『デス・プルーフ』)

 ゾーイ・ベルに対するインタビュー、その2。
 『デス・プルーフ』の公開に合わせて、行なわれたものをネットで探してみました。
 各国語のものがありますが、日本語のものは全くなくて(カンヌでは会見もあったのに!)、やはり英語のものから訳してみました。
 以下は、Fandango.com(http://www.fandango.com/commentator_grindhouse%E2%80%99skickbuttkiwi_101?source=ca_title)というサイトにあるもので、2007年4月に行なわれています。
 これを読むと、映画のプロモーションを兼ねたインタビューというものはどんなもので、前の記事で紹介したインタビューがいかに特殊なものかわかりますよね。まあ、前の記事のインタビューはファン必読のものとして有名なものらしいのですが。

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 【インタビュー 2】

 ●あなたはニュージーランドで“Xena”の仕事をしました。それが終わった時は寂しくなかった?

 ZB:とても悲しかったわ。クルーも家族みたいになっていたし。18歳の時からこのシリーズで仕事をしていたの。この仕事が好きで、このキャラクターを愛していたわ。最後の日のことはよく覚えている。黒髪のかつらを外し、胸当てを取り、戦闘服を脱いで、役になりきって考えることも止めた。そして「うわぁ、もう2度とこれを着ることはないんだ」って思った。おかしなもので、もう衣装が第二の肌みたいになっていたの。何ヶ月も一緒に働いていたから、もう誰も私が本当はブロンドだってわからなくなってしまっていたくらいよ。

 ●ドキュメンタリー映画“Double Dare”では、あなたは「私は、俳優には興味はないし、有名になりたいとも思わない。かつらを外して匿名の公衆の中に入っていけるのが好き」と話しています。『グラインドハウス』ではそれが変わっちゃったんじゃないかと思うんだけど。

 ZB:ホントに皮肉なものね。“Double Dare”で話したことなんかすっかり忘れていたわ。確かに、友だちと一緒に街を歩いていて「気づかれてるわよ」なんて言われることも多くなった。それが当然の反応であることはわかってる。特に『グラインドハウス』のような作品に出た後ではね。それって自分の仕事を認めてもらえた報いでもあるのよ。

 ●車にベルトだけでしがみつくなんていうシーンは初めてだと思うんだけど(特に女性では)、どうすればそんなタフなシーンがやれるの?

 ZB:3週か4週くらいかかって、完全な休暇というのはなかった。失敗しないように、そしてできるだけ楽しむようにしたの。私は、これまでの全キャリアを通して、自分の顔がカメラに写らないようにしてきた。だから、今度の映画みたいなのは最大のチャレンジで、カメラが私の横に回りこんできたら、本能的にそれから逃れようとしていたの。カメラを避けないようにするには真に意識的になるしかなかったわね。

 ●演技とスタントを同時にやるなんて、なんてタフなんだろうと思うけど、今まで本当に映画で演技したことはないの?

 ZB:“本当に”ないのよ(笑)。これまで演技したことはないわ。でも、多くのことをすばやく学ぶようにしてきたし、今も学んでいる。だって、それがアートってものでしょう? スタントだって同じよ。人はいつも学ぶものよ。私は今プールでバタ足をし始めたようなものだけど、とっても素晴らしいサポートとガイドが受けられるんだから。

 ●『デス・プルーフ』でのゾーイは、どのくらい本物のあなたと重なってるの? クエンティンは、あなたのためにこの役を書いたっていうのは本当なの?

 ZB:そうよ。彼は私で脚本を当て書きしたの。私をキャラクターに落とし込んで、そこから脚本を膨らませていった。何が起こったのか未だに信じられないくらいよ。クエンティン・タランティーノが私を中心に脚本を書いたの? 『デス・プルーフ』の脚本を見せてくれた時、彼はこう言ったの。「ゾーイ、わかってると思うけど、君のことが好きだ。だって君はパーフェクトだからさ。」 私は言ったわ。「本当に?」 でも彼は続けてこうも言ったわ。「この映画では、君はもっとパーフェクトでなくちゃいけない。この映画では、君は車と映画について情熱を持った女の子なんだ。」 (笑) 実人生では、車についても映画についてもよく知らないのよ。映画オタクやカー・マニアだったことはないわ。車は運転するし、映画も好き。でも狂信的であったことはないの。彼は本物の私よりもずっとクールに私を創造したのよ。

 ●彼が『キル・ビル』であなたをユマ・サーマンのスタントに起用した時、彼がスタントとしてあなたのモチベーションを高めてくれたことに驚いたというのはよくわかるわ。タランティーノに監督されるってどんな感じなの?

 ZB:彼とは親友としてのつきあいも長いから、彼個人と監督の部分を分けて考えるのは難しいわ。彼は自分がやってることに信じられないくらい情熱を注ぎ込むの。彼は、かっこいいからとか、お金が稼げるからとかいった理由で映画が好きなんじゃない。映画作りそのものが好きなのよ。だから自分が撮ったものでなくても、ただ観てるだけでも、誰かほかの人が作ったものについて議論するんであっても全然かまわないの。彼はその全プロセスが好きなんだわ。彼の熱狂が伝染する原因はそこにあると思う。まるで楽しく勉強させてもらうみたいなのよ。タランティーノ映画学校で学位を取るようなものね。

 ●『デス・プルーフ』は、『バニシング・ポイント』や『バニシング IN 60』といった映画からインスパイアされてる。あなたは事前にこれらの映画を観たの?

 ZB:『バニシング・ポイント』は百万回くらい観たし、『バニシング IN 60』も『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』も観たわ。それから『モエシャ』を6回分観たわ。だって、『デス・プルーフ』のロング・バージョンでは私は『モエシャ』のテーマ曲を歌ってるんだもの(笑)。

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 *現在、DVD『バニシング・ポイント』は、税込み995円で入手できます。

 ●スタントをやっていて本当に怖いと思ったことはある?

 ZB:私だってほかの人と同じように怖いのよ。「どうやったらそんなことができるの? どうやったらビルの上から飛び降りたりできるの?」なんて聞かれることがあるけど、そんな時はこう答えるの。「私だってわからない。でも、あなたはどうやって株の取引をしてるの?」ってね。私はそれとは違ってワイヤーワークをしてるってだけのことなの。『キャットウーマン』では220フィートの高さから落ちたわ。私はワイヤーにつながれていて、かなりの高さにいて、恐怖も感じてる。もし220フィートの高さから飛び降りて恐怖を感じないようだったら、別の仕事を探した方がいいわ。だって、恐怖を感じることは自分の身を守るのにとても大切なことだもの。スタントをやる人は、想像以上にそういう感覚に頼っているものよ。それがより大きな力を与え、感覚を高め、自分の肉体と危険がどこにあるか認識するのに役に立つのよ。スタントはちょっとしたことでケガをするけど、それはそのちょっとしたことに対して認識が甘かったりするからなの。怖がっていない時ほど、集中力は欠けているものだわ。

 ●これまで男性のフィールドだったところに入っていくに当たって、直面したことは?

 ZB:正直言うと、これに関してはあまり言えることはないの。いろんな逸話があることは私も知ってるけど、私自身は不当な扱いを受けたという覚えはないわ。他人より優れてるって証明しようと思ったこともないし。自己認識と自己実現の問題かもしれない。状況次第で不当に扱われたと感じる女性は確かにいるわ。もし仕事を得るために誰かにこびたりするなら、プロとしてリスペクトを受けるような機会はぐっと減ると思う。女性として私がなかなか理解できなかったことは、この古い業界では自分は新参者だということね。たくさんのファミリーがあるし、スタントの協会もある。グループを見つけるには時間がかわるわ。それは技術じゃなくて、コネクションの問題なんだけど。ニュージーランドでは大した競争もなかったわね。

 ●あなたの役や『デス・プルーフ』について、一般的に女性はどういうリアクションをしてる?

 ZB:凄いと思う。女性をこんなに元気づける映画で、男性が観ても退屈しないし。女性が下着姿やハイヒールで走り回っている映画でもない。私たち(女優)が互いに抱いている友情や信頼が文字通りスクリーンで描かれていると思う。リアルで確かな女性の友情というのがどんなものかっていうことがわかるわ。くだらなかったり、意地悪だったりする必要はないの。いちゃいちゃしてないし、甘くないし、ギャグでもない。私の言ってることわかる? これは親友との間に生まれるようなものなの。本当に何か特別なものがあるのよ。女性にとってサイコーの映画よ。

 ●クエンティン・タランティーノがこういう映画を作るっていうのが面白いですよね。

 ZB:彼にはたくさんの女性の友だちがいて、多くのキャラクターは実人生で彼が出会った女性たちに基づいているの。『デス・プルーフ』について言うなら、3通りの見方があると思うわ。1つは「グラインドハウス」時代へのオマージュ、それからたくさんのスタントたちへのオマージュ、そして彼が実人生で出会った女性たちへのオマージュ。

 ●スタントとしてあなたの仕事を知らない人は『デス・プルーフ』を観て、びっくりしますよね。「オー! 女優がこんなことやるのか」って。私が観た上映会でもそういう声がちらほら聞こえましたよ。

 ZB:私も数人の友だちからリアクションを聞いたわ。それは……あまりにインパクトが大きくて観客の顔を見てたら、「ホントに? マジなの?」って考えてるのがわかるってね。私もママがこれを観てどんな顔をするか待ちきれないわ。

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 もう1つ、“Double Dare”の公式サイト(http://www.doubledarethemovie.com/)にある、一問一答形式のものも、ちょっと面白いので紹介しておきましょう。
 ただし、これはおそらく2003年頃のもので現在とは違っている可能性があります。

 【ゾーイ・ベルへの約50の質問】

 ・フルネーム: Zoë J Bell(ゾーイ・J・ベル)
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 ・ニックネーム(もしあれば): Zo Zo または Bose
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 ・身長: 5'8(1m73cm)だと思う。.

 ・眼の色:パスポートではブルーっていうことになってるけど、本当はグリーンだと思う。
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 ・髪:ブロンドにブラウンが混じっている。

 ・ピアスまたはタトゥー(もしあれば):ピアスは、耳の片方に3つ、もう片方に2つ、そして唇にも。

 ・出生地:ニュージーランド、オークランド州のWaiheke島

 ・誕生日:1978年11月17日

 ・両親の名前:母はティッシュ(Tish)、父はアンドリュー(Andrew.)

 ・現住地:オークランドのPonsonby

 ・婚姻(もししていれば。何度目? 相手は?):未婚

 ・子どもや孫 (もしいるなら、何人? 名前は?):なし。

 ・兄弟姉妹:ジェイク、私の元気な弟- もうそんなに小さくはないけど、全くもって元気よ!

 ・ペット: オス猫のエミリー。最初、手に入れた時、性別を間違えたの。それ以来、彼はアイデンティティ・クライシスと闘っているわ。

 ・学歴(学位、もしあれば):オークランド・ガールズ・グラマー・スクール、セルウィン大学

 ・信念(もしあれば):ビースティ・ボーイズ " Be true to you're self and you will never fall".(自分に正直であれば、決して屈することはないだろう)

 ・業界歴: 8年

 ・所属団体:ずっとなし

 ・SAG (Screen Actors' Guild(?)):入会している。

 ・これまでで最も難しかったスタント:怖かったか、痛かったか、技術的に難しかったかによって違うわね。怖いのはさるぐつわをはめられて炎や車の中に放り込まれること、痛いのは壁に投げつけられたり、長時間ハーネスをつけていること、技術的に難しいのは複雑な装置を扱うものね。

 ・最も尊敬している仲間(スタントウーマン): Alex Reekers。彼女は一所懸命で、プロフェッショナルで、最高で、母でもあることよ。

 ・最も尊敬している仲間(スタントマン):こういう「最も××」という質問はゴメンだわ。尊敬するスタントマンを書き出していったら、10人以上になってしまう。ニュージーランドには素晴らしいスタントマンがたくさんいるのよ。ごめんなさい。

 ・最も優れたコーディネーター:私が個人的に付き合ったことのあるコーディネーターの中ではスチュ(Stuart Thorpe)だわ。チームとして長い付き合いだし、互いに理解し合い、尊敬し合ってる。だから彼とならもう余計なことはしないで、ただ仕事をうまくやればいいだけなの。

 ・最も優れた整備工(Rigger):ニュージーランドはとても小さな業界なのよ。この質問に答えたら敵を作ることになるわ!

 ・今までで最もひどいコスチューム:小さければ小さいほどダメね!私もいくつかのハーネスつきのコスチューム(飛行用のもの、武器や翼が取り付けられるものなど)を持ってるけど、呼吸できなくなると苦しいわ。

 ・最高のコスチューム:ルーシーが妊娠中に使っていた大きな日本製のパジャマね。それは大きくて着心地がよくて、しかもサテン製なのよ!

 ・最悪のケガ:腰の脊椎を痛めたことがある。悪くケガして、よく学べってね。

 ・最も恥ずかしいケガ: 最も恥ずかしいのは仕事以外で起こることが多いわ。トイレに行こうとして階段から落ちてつま先をケガしちゃったり。かっこ悪いわね。12人のかっこいいライフセーバーがいる前でビキニで温泉に入ろうとして穴に落ちてしまったこともあるわ。悲しいかな、こういうリストだったら長くなるものね。

 ・死ぬような経験(もしあれば):小さい時に一度だけあるわ。溺れかけてパパが助けてくれたの。40フィートの木から落ちて、パパに助けてもらったこともあった。素敵なパパ!こういうことは忘れかけてたけど。

 ・これまでで最も影響を与えてくれた人:こういう質問に答えるのは本当に難しいわ。たくさんの経験をしてたくさん影響を与えてくれた人がいる。家族、体操やテコンドーのトレーナー、スタント仲間、コーディネーターなどなど。

 ・スタントの先輩(上記以外で):正直なところ考えられないわ。1人じゃないもの。

 ・最も輝かしい記憶: Xenaの契約書にサインしたこと、そしてそれを両親に話したこと。

 ・最も失望したこと:ニュージーランド映画界はとても小さいので、ここだけにとどまっていられないこと。

 ・最も恥ずかしい記憶: 恥ずかしいことばかりよ(おっぱいがはみ出ちゃったり、おならが出ちゃったり)。この仕事につきものね。いや、私の性格かもしれないけど。でもクルーの前では恥ずかしがってはいられないわ。

 ・逮捕されたことは?:ないわ。

 ・預金は?:あるわ。

 ・形成外科の手術をしたことは?:そうね、毎日ハーネスをつけるのは面倒だから、おしりにアタッチメントをつけてしまおうかなって思うことはあるわ!

 ・やったことのあるスポーツ:体操、テコンドーは本格的にやった。でも、たくさんのスタッフのまわりでよく遊んでいたわ。

 ・レジャー:郊外にでかけること。

 ・悪習(もしあれば):喫煙、悪態をつくこと、飲酒、それから日々の諸々。

 ・好きな食べ物: 選べないわ。

 ・好きなファーストフード:よくマクドナルドには行くけど、好きなのはビーチで食べるフィッシュ&チップスね。

 ・好きな飲み物:ミルクかフレッシュ・オレンジ・ジュース。

 ・好きな本:Calanesh(?)と“My Cat Likes To Hide In Boxes”

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 ・好きな映画:ごめんなさい、これは難しいわ。映画好きだったことはないの。だから選べないわ。

 ・好きなテレビ番組:テレビは好きだから、書き出すときりがないわ。でも最初に思い浮かんだのは、“Mash”、“Soparano's”、“Just Shoot Me”、“Men Behaving Badly”、それから70年代のショー、NG集番組みたいなもの好きだったわ。
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 ・好きな音楽グループ:この質問に答えることはできないわ。だって選ぶこともできないんだもの。正直言って、好きな音楽のジャンルすら選べない。ヘビーなスラッシュ・メタル以外だったら、何でも……。

 ・好きな映画のキャラクター:『デスペラード』の中のアントニオ・バンデラス、『セント・オブ・ウーマン』の中のアル・パチーノ、『スタンド・バイ・ミー』の中のリバー・フェニックス、そして『テルマ&ルイーズ』。

 ・子ども時代のヒーロー:パパ。

 ・生涯の目標:もうこれ以上愛せないというほど、好きなものにすべての時間を費やすこと。

 ・個人的な目標:ニュージーランドに自分の家を持つこと。そうすればいつもニュージーランドに電話できるし。

 ・スタント業界、またはハリウッドでもいいけど、最も必要とされている仕事は?:わからない。この質問に答えるにはまだここに来て間もないし。私はまだ小さくて古いニュージーランドから来た洟垂れなのよ。

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 ◆リンク集

 ・ゾーイ・ベルに関するWikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Zoe_Bell

 ・LiVE JOURNAL コミュニティープロフィール ゾーイ・ベル:http://community.livejournal.com/zoebell/profile

 ・Stunt Production ゾーイ・ベルのページ:http://www.stunts.co.nz/stunt/display_details.php?stuntid=4&PHPSESSID=02cd3c267b801ac466b24bca91df0f2c

 ・インタビュー FIND ARTICLES:http://findarticles.com/p/articles/mi_m1285/is_4_37/ai_n19311213/pg_1

 ・インタビュー Canmag:http://www.canmag.com/nw/7295-zoe-bell-planet-terror

 ・インタビュー動画 stv.tv:http://www.stv.tv/content/out/film/displayHotnow.html?id=opencms:/out/hotnow/films/Zoe_Bell__Death_Proof_interview

 ・インタビュー(『キル・ビル』時のもの) bbc.co.uk:http://www.bbc.co.uk/films/2004/04/16/zoe_bell_kill_bill_interview.shtml

 ・ファンサイト:http://zoebell.com/

 ・スタント・ギルド・オブ・ニュージーランド:http://www.stuntguildnz.com/membergallery.asp
 ゾーイ・ベルはもう所属していないみたいですが。

 ・United Stuntwomen’s Association:http://www.usastunts.com/members.htm
 ゾーイ・ベルはここにも所属していません。ジーニー・エッパーはいますが。

 ・Kiwi Doc blog:http://kiwidocblog.blogspot.com/
 ゾーイ・ベルのパパ(医者)のブログ。ネタは医療関係ばかりのようです。

 ・クエンティン・タランティーノ インタビュー ぴあ:http://www.pia.co.jp/cinema/interview/070831_grindhouse/grindhouse_in.html

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 ◆その他のキャスト

 劇場パンフはわかりませんが、公式サイトには全くキャストのプロフィールが載っていないので、フィルモグラフィーだけ載せておきたいと思います。

 ◇最初の××× パム:ローズ・マッゴーワン
 『原始のマン』(1992)、『ドゥーム・ジェネレーション』(1994)、『スクリーム』(1996)、『インディアナポリスの夏』(1997)、『ノーウェア』(1997)、『ファントム』(1998)、『ハード・キャンディ』(1998)、『スノー・ステーション』(2000)、『モンキー・ボーン』(2001)、『STOMPの愛しの掃除機』(2002)、『ブラック・ダリア』(2006)、『プラネット・テラー』(2007)
 『プラネット・テラー』の主役ですが、とても印象に残る顔立ちの持ち主で、『スクリーム』といい、『ファントム』といい、『ブラック・ダリア』といい、スラッシャー・ムービーがとてもよく似合います。

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 ◇最初の3人組
 ・アーリーン(バタフライ):ヴァネッサ・フェルリト(ファーリト)(下記写真・右)
 『ザ・ソプラノズ』(1999~2007)、『25時』(2002)、『CSI:マイアミ2』(2003~04)、『24 サード・シーズン』(2003~04)、『スパイダーマン2』(2004)、『CSI:ニューヨーク』(2004~05)、『CSI:ニューヨーク2』(2005~06)

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 ・シャナ:ジョーダン・ラッド
 『25年目のキス』(1999)、『キャビン・フィーバー』(2002)、『インランド・エンパイア』(2006)、『ホステル2』(2007)

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 ・人気DJのジャングル・ジュリア:シドニー・タミエ・ポワチエ
 『トゥルー・クライム』(1999)、『美しい人』(2005)
 シドニー・ポワチエの娘。

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 ◇次の4人組
 ・ヘアメイクのアバナシー:ロザリオ・ドーソン
 『KIDS』(1995)、『ラストゲーム』(1998)、『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』(2001)、『チェルシーホテル』(2001)、『25時』(2002)、『プルート・ナッシュ』(2002)、『MIB Ⅱ』(2002)、『ニュースの天才』(2003)、『ランダウン』(2003)、『アレキサンダー』(2004)、『RENT/レント』(2005)、『シン・シティ』(2005)
 Photo Zelluloid:http://www.zelluloid.de/person/bilder.php3?id=1761

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 ・キム:トレーシー・トーマス
 『RENT/レント』(2005)、『プラダを着た悪魔』(2006)

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 ・新人女優リー:メアリー・エリザベス・ウィンステッド
  (2005)、『スカイ・ハイ』(2005)、『ボビー』(2006)、『ファイナル・デッドコースター』(2006)、『ダイ・ハード4.0』(2007)
 『ザ・リング2』も『ファイナル・デッドコースター』もスラッシャー系ということになるでしょうか。『ダイ・ハード4.0』ではブルース・ウィリスの娘役でした。

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 ※最初の4人と後の4人では何が生死を分けたんだろうかとはちょっと考えてみたくなることですが、やっぱり映画好きが生き残る、というタランティーノらしい願い(?)が込められているのでしょうか(笑)。

 ◇その他
 ・『プラネット・テラー』でも同じドクター・ダコタ役のマーリー・シェルトン
 『サンドロット/君がいた夏』(1993)、『ニクソン』(1995)、『カラー・オブ・ハート』(1998)、『プロポーズ』(1999)、『25年目のキス』(1999)、『アップタウン・ガール』(2003)、『シン・シティ』(2005)、『プラネット・テラー』(2007)

 ・スタント仲間のモニカ・スタッグスもラナ・フランクという役で出演しています。

 ◆スタントが活躍する映画

 ・『スタントウーマン/夢の破片』(1998)
 監督=アン・ホイ、主演=ミシェル・ヨーで、実際にスタントなしでスタント・シーンを演じたミシャル・ヨーが大ケガをしても頑張って作品を完成させたという裏話も伝えられている作品です。
 『デス・プルーフ』の公開に合わせたのでしょうか、期間限定でDVDがリリースされます。

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 ・『マカロニ・ウエスタン~800発の銃弾』(2002)
 監督=アレックス・デ・ラ・イグレシア。職場を失われそうになっているスタント・ガンマンたちの無謀としか言いようのない「最後の戦い」を描いて、心を打たれました。公開時にはほとんど話題にはなりませんでしたが。
 DVDは3990円にて発売中。

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 まだほかにスタントが活躍する映画はあったような気がしますし、『ボディ・ダブル』や『蒲田行進曲』のように隣接ジャンルの映画もありますが、スタントに関する映画と言って特に思い出されるのは上の2作品でしょうか。隣接ジャンルの作品も含めて、すべて映画狂の監督の手による作品ばかりですね。

 
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 *当ブログ関連記事
 度肝を抜かれました! ゾーイ・ベル in 『デス・プルーフ』

この記事へのコメント

2007年09月04日 23:23
こんばんは♪
いつもながら情報量のすごさに圧倒されていますが、楽しんで読ませていただきました。
初めて顔を出して演技をしたと言うゾーイ。
これからはどんどん顔を出す役もやってほしいなと思います。
だって素顔もかなりイケてると思いますから。
umikarahajimaru
2007年09月05日 20:49
ミチさま
コメントありがとうございました。
まあ、そうは言っても、スタントと普通のドラマでの演技はやっぱり違うと思うので、彼女がそちらでも成功するかどうかは正直なところ微妙、ですよね? ミシェル・ヨーやジャッキー・チェンみたいになれれば、あるいは、彼らと共演できれば、面白い、と思うのですが。
2007年09月24日 16:27
昨日、お台場のシネコンでデス・プルーフを観てきました。続けざまにプラネット・テラーも観るつもりだったんですが、午後は用があって、来週に持ち越しです。

知りたいことが事細かに網羅されてます!パンフレット買わずによかった!
僕は、ゾーイ・ベル一行のギャルたちが大活躍する、怒涛の結末にもちろん爽快感を感じましたが、「ニューヨーク1997」以来、カート・ラッセルのファンなので、健在ぶりに大満足でした。DVD出たら買おうと思ってまーす。

・・・しかしまずは、来週「プラネット・テラー」に行かねば!
2007年09月24日 16:30
↑。
情報量の多さに圧倒されて、「はじめまして!」のご挨拶が抜けてしまいました。あらためて、はじめまして、よろしくー!
umikarahajimaru
2007年09月24日 18:25
岡本さま
こちらこそはじめまして。
コメントありがとうございました。
>知りたいことが事細かに網羅されてます!パンフレット買わずによかった!
いや~、パンフレットには遥かに興味深い事柄が書かれていたりしたかもしれませんよ(笑)。
ま、それはともかく、今後ともよろしくお願いします!

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  • 昨日の続き

    Excerpt: デスプルーフの余韻が抜けません(ぽわわん) Weblog: どんちーどんちーどんがらがっしゃん racked: 2007-09-13 17:16
  • 映画「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年、米)

    Excerpt: ★★★★☆  「キル・ビル」のクエンティン・タランテイーノが B級映画を模したカーアクションを撮った。 タランテイーノの映画は人によって評価が極端に異なるが、 この映画も然り。 原題は「Quenti.. Weblog: 富久亭日乗 racked: 2007-09-17 22:51