「映画の書き手」についてまとめてみました。

 2000年くらいに、手持ちの映画パンフを整理してみようと思ったことがあり、その作業の中で、「映画パンフの書き手」に関するINDEXを作ったことがあります。

 「映画パンフの書き手」というのは、ある映画作品に関しての解説や評論、感想、エッセイなどをパンフレットに文章やコメントとして寄せている映画評論家や映画ライター、文化人、各種専門家のこと(単純に言うと映画パンフに何か書いている人のこと)を指します。

 こうした人々に文章やコメントを依頼するのは、配給会社や劇場、および興行関係の専門部署になりますが、こうした発注相手をリストにまとめることで、
 ①どういう映画にどういう人が(記事やコメントを)求められているか
 ②どういう人がどんな映画について書いてほしいと思われているのか(実際に書いているか)
 ③どこにどんな書き手や専門家がいるか
 などがわかって非常に興味深いんですね。

 2000年くらいで止まっているのは、この作業が凄く大変だからなんですが、今でもかなり有用ではないかと思い、サイト(「海から始まる!? R」(http://www7a.biglobe.ne.jp/~umikarahajimaru/writers.html))にUPしてみました。
 で、自分で言うのもなんですが、久しぶりに眺めてみて、このリスト、なかなか面白いんですよね~。このリストだけで、何杯でもゴハンが食べれそう(笑)というか、映画ファン同士であればこのリストをネタにいろいろ話が盛り上がったりもすることもあるでしょうし、独りで眺めていてもいろんな発見もあるんじゃないでしょうか(この映画についてこの人が何か書いていたのかとか、この人はこんな映画が好みなのか、とか)。何人かお亡くなりになった方の名前も見受けられますし、感慨深いですよね~。

 こうした映画の書き手には、映画評論家や映画ライター、その映画で取り上げられている特殊な事柄についての解説を任される専門家などがいますが、そのほかに、タレントや文化人もいます。
 そういったタレントや文化人は、その映画に特に相応しいと思われる人である場合もありますが、それよりは、新しい映画に新しい書き手をという意味で、その時々の旬の人に登場してもらうというケースもあります。
 だから、このリストには、パンフの作り手のそういう意図やその時々に誰が旬だったかといったことなどを深読みする楽しみやもあるんですね。

 実際、これらの書き手がどんなことを書いているのかは、同じパンフが手元にあるか、あるいはこれらの記事が何かの本にまとめられているかしなければ読むことはできませんが、映画関係の古書店や中古パンフ即売会、あるいはオークション・サイトなどで、こまめに探せば、みつけられないこともないと思います。

 私の手持ちのパンフレットは、資料価値のあるものか、その映画についてより詳しく知りたいと思った作品に対して購入したもので、ちょうどミニシアター・ブームの頃と重なっています。映画祭や特集上映のパンフも多いですね。これらのパンフが(2000年くらいまでの)私の手持ちのパンフということで、私がどんな映画を見、どんな映画のパンフを購入しているかというようなことも見えてきてしまうかもしれません(笑)。

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