アカデミー賞短編アニメーション賞 リスト!

 アカデミー賞短編アニメーション賞 1970年~

 正式名称は―
 1932年から1970年までは、“Short Subjects、cartoons”
 1971年から1973年までは、“Short Subjects、animated films”
 1974年以降、“Animated Short Film”となっています。名称の変更によって選考基準のどこが変わったのかどうかは、調べてみてもどこにも書いてないようなので、ちょっとわかりません。

 下記のリストでは、原題の後に監督名を明記しましたが、アカデミー賞自体は、プロデューサーが受賞者となる場合がほとんどです(ただし、監督がプロデューサーを兼ねる場合も多い)。

 ◎は受賞作品、他はノミネート作品です。

 邦題は、正式のものではなく、映画祭で上映された時に仮につけられたタイトルである場合や雑誌等で紹介された時に直訳されたものである場合があります。

 1970年以降の受賞作ならびにノミネーション作品を書き出したのは、現在でも比較的観やすいのは70年代以降くらいかと思ったからそうしたまでで、他意はありません。

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 1970年
 ◎“Is It Always Right to Be Right?” Lee Mishkin
 ・“The Further Adventures of Uncle Sam: Part Two” Robert Mitchell、Dale Case
 ・“The Shepherd”

 1971年
 ◎“The Crunch Bird” Ted Petok
 ・“Evolution” Michael Mills
 ・“The Selfish Giant” Peter Zander

 1972年
 ◎“A Christmas Carol” Richard Williams
 ・“Kama Sutra Rides Again” Bob Godfrey
 ・“Tup Tup” Nedeljko Dragic

 1973年
 ◎『フランク・フィルム』“Frank Film” フランク・モリス Frank Mouris、Caroline Mouris
 ・“The Legend of John Henry”Sam Weiss
 ・“Pulcinella” Emanuele Luzzati

 1974年
 ◎『月曜休館』“Closed Mondays” ウィル・ヴィントン Will Vinton
 ・“The Family That Dwelt Apart” Yvon Mallette
 ・『飢餓(餓鬼)』“Hunger ” ピーター・フォルデス Peter Foldes
 ・“Voyage to Next” ジョン・ハブリー、フェイス・ハブリー John Hubley、Faith Hubley
 ・“Winnie the Pooh and Tigger Too!” John Lounsbery

 1975年
 ◎“Great (Isambard Kingdom Brunel)”Bob Godfrey
 ・“Kick Me”Robert Swarthe
 ・“Monsieur Pointu” Bernard Longpré、André Leduc
 ・“Sisyphus ” Marcell Jankovics

 1976年
 ◎“Leisure” Bruce Petty
 ・“Dedalo” Manfredo Manfredi
 ・『ストリート』“The Street” キャロライン・リーフ Caroline Leaf

 1977年
 ◎『砂の城』 コ・ホードマン
 ・『ビーズ・ゲーム』“Bead Game” イシュ・パテル Ishu Patel
 ・“The Doonesbury Special” John Hubley、Faith Hubley、Garry Trudeau
 ・“Jimmy the C”

 1978年
 ◎『特別な配達』“Special Delivery” ユーニス・マコーレイ、ジョン・ウェルドン Eunice Macauley、John Weldon
 ・“Oh My Darling” Børge Ring
 ・“Rip Van Winkle” ウィル・ヴィントン Will Vinton

 1979年
 ◎“Every Child” Eugene Fedorenko
 ・“Dream Doll” Bob Godfrey、Zlatko Grgic
 ・“It's so Nice to Have a Wolf Around the House”

 1980年
 ◎『ハエ』 “The Fly” フランツ・ロフュシュ Ferenc Rofusz
 ・『トゥ・リエン』“All Nothing” フレデリック・バック
 ・“History of the World in Three Minutes Flat” Michael Mills

 1981年
 ◎『クラック!』 フレデリック・バック
 ・“The Creation ” ウィル・ヴィントン Will Vinton
 ・“The Tender Tale of Cinderella Penguin” Janet Perlman

 1982年
 ◎『タンゴ』“Tango” ズビグニュー・リプチンスキ Zbigniew Rybczynski
 ・“The Great Cognito” ウィル・ヴィントン Will Vinton
 ・『スノーマン』 ダイアン・ジャクソン

 1983年
 ◎“Sundae in New York” Jimmy Picker
 ・“Mickey's Christmas Carol” Burny Mattinson
 ・“Sound of Sunshine”

 1984年
 ◎“Charade” ジョン・ミニス Jon Minnis
 ・“Doctor Desoto” Michael Sporn
 ・『パラダイス』 “Paradise” イシュ・パテル Ishu Patel

 1985年
 ◎“Anna & Bella” Børge Ring
 ・『ビッグ・スニット』“The Big Snit” リチャード・コンディー Richard Condie
 ・“Second Class Mail” アリソン・スノードン Alison Snowden

 1986年
 ◎“A Greek Tragedy” Nicole Van Goethem
 ・“The Frog, The Dog、The Devil”
 ・『ルクソーJr.』 ジョン・ラセター

 1987年
 ◎『木を植えた男』 フレデリック・バック
 ・『ジョージ・アンド・ローズマリー』“George and Rosemary” アリソン・スノードン、他 Alison Snowden
 ・『君の顔』 “Your Face” ビル・プリンプトン Bill Plympton

 1988年
 ◎『ティン・トイ』“Tin Toy” ジョン・ラセター

 
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 ・『猫帰る』“The Cat Came Back ” コーデル・バーカー Cordell Barker
 ・“Technological Threat” Bill Kroyer、Brian Jennings

 1989年
 ◎“Balance”「バランス」 Christoph Lauenstein、Wolfgang Lauenstein
 ・『丘の農家』“The Hill Farm ” マーク・ベイカー Mark Baker
 ・『雌牛』“Korova” アレクサンドル・ペトロフ

 1990年
 ◎『快適な生活』 ニック・パーク
 ・『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』“A Grand Day Out” ニック・パーク
 
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 ・『バッタ』 “Grasshoppers” ブルーノ・ボツェット(ボゼット) Bruno Bozzetto

 1991年
 ◎“Manipulation” Daniel Greaves
 ・“Blackfly” Christopher Hinton
 ・『ストリングス』 ウェンディ・ティルビー

 1992年
 ◎“Mona Lisa Descending a Staircase” Joan C. Gratz
 ・“Adam” ピーター・ロード Peter Lord
 ・『ことば、ことば、ことば』“Reci, Reci, Reci...” ミハエラ・パヴラートヴァー Michaela Pavlátová
 ・『サンドマン』“The Sandman” ポール・ベリー Paul Berry
 ・『スクリーン・プレイ』“Screen Play” バリー・J・C・パーヴス Barry Purves

 1993年
 ◎『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』“The Wrong Trousers ” ニック・パーク
 
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 ・“Blindscape” Stephen Palmer
 ・『大いなる河の流れ』 フレデリック・バック
 ・“Small Talk”
 ・『ヴィレッジ』“The Village” マーク・ベイカー Mark Baker

 1994年
 ◎『ボブの誕生日』“Bob's Birthday” アリソン・スノードン、デイヴィッド・ファイン Alison Snowden、David Fine
 ・“The Big Story ” Tim Watts、David Stoten
 ・“The Janitor” Vanessa Schwartz
 ・『お坊さんと魚』 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
 ・“Triangle” Erica Russell

 1995年
 ◎『ウォレスとグルミット 危機一髪!』“A Close Shave” ニック・パーク
 
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 ・“The Chicken from Outer Space” John Dilworth
 ・“The End” Chris Landreth
 ・『ガガーリン』“Gagarin” アレクセイ・カリティディ Alexij Kharitidi
 ・“Runaway Brain” Chris Bailey

 1996年
 ◎『クエスト』“Quest ” Tyron Montgomery
 ・“Canhead” Timothy Hittle
 ・『ラ・サラ』“La Salla” リチャード・コンディー Richard Condie
 ・『どっちが豚!?』“Wat's Pig” ピ-ター・ロード Peter Lord

 1997年
 ◎『ジェリーズ・ゲーム(ゲーリーじいさんのチェス)』“Geri's Game” ヤン・ピンカヴァ Jan Pinkava
 ・“Famous Fred” Joanna Quinn
 ・『マーメイド』“Mermaid” アレクサンドル・ペトロフ Aleksandr Petrov
 ・“Redux Riding Hood” Steve Moore
 ・『老婦人とハト』 “La Vieille dame et les pigeons” シルヴァン・ショメ Sylvain Chomet

 1998年
 ◎『バニー』“Bunny” クリス・ウェッジ Chris Wedge
 ・“The Canterbury Tales” Jonathan Myerson
 ・“Jolly Roger” マーク・ベイカー Mark Baker
 ・“More” Mark Osborne
 ・“When Life Departs” Karsten Kiilerich、Stefan Fjeldmark

 1999年
 ◎『老人と海』“The Old Man and the Sea” アレクサンドル・ペトロフ Aleksandr Petrov
 ・『3人のおとめ』“3 Misses” ポール・ドリエセン Paul Driessen
 ・“Humdrum” Peter Peake
 ・『王様のシャツにアイロンをかけたのは私の祖母』“My Grandmother Ironed the King's Shirts” トリル・コーブ Toril Kove
 ・『ある一日のはじまり』 ウェンディ・ティルビー、アマンダ・フォービス

 2000年
 ◎『岸辺のふたり』 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
 ・『鬘職人の日記』“The Periwig Maker” シュテファン・シャフラー Steffen Schäffler
 ・“Rejected” Don Hertzfeldt

 2001年
 ◎『フォー・ザ・バーズ』“For the Birds” Ralph Eggleston
 
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 ・“Fifty Percent Grey” Ruairi Robinson
 ・“Give Up Yer Aul Sins”  Cathal Gaffney
 ・『ストレンジ・インヴェーダーズ』“Strange Invaders” コーデル・バーカー Cordell Barker
 ・“Stubble Trouble” Joseph E. Merideth

 2002年
 ◎『チャブチャブズ』 Eric Armstrong
 
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 ・“Katedra” Tomek Baginski
 ・『マイクとサリーの新車でGO!』“Mike's New Car” Pete Docter、Roger Gould
 ・『頭山』 山村浩二
 ・『岩のつぶやき』 “Das Rad” クリス・シュテナー、アルヴィット・ウイベル、ヘイディ・ヴィットリンガー Chris Stenner、Arvid Uibel、Heidi Wittlinger

 2003年
 ◎『ハーヴィー・クランペット』“Harvie Krumpet” Adam Elliot
 ・『バウンディン』“Boundin' ” Bud Luckey、Roger Gould
 ・ “Gone Nutty” カルロス・サルダーニャ
 ・『ニブルズ』“Nibbles” クリストファー・ヒントン Christopher Hinton
 ・“Destino” Dominique Monfery

 2004年
 ◎『RYAN ライアン』“Ryan” クリス・ランドレ Chris Landreth
 ・『バーズデー・ボーイ』“Birthday Boy” Sejong Park
 ・“Gopher Broke”「プレーリードッグは骨折り損」 Jeff Fowler
 ・『ガード・ドッグ』“Guard Dog” ビル・プリンプトン Bill Plympton
 ・“Lorenzo” Mike Gabriel

 2005年
 ◎“The Moon and the Son:An Imagined Conversation” John Canemaker
 ・“Badgered”「アナグマ」 シャロン・コールマン
 ・“The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello” Anthony Lucas
 ・『9( ナイン)』“9” シェーン・アッカー
 ・『ワン マン バンド』“One Man Band” アンドリュー・ヒメネズ、マーク・アンドリュース
  
 
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 2006年
 ◎“The Danish Poet” トリル・コーブ Torill Kove
 ・“Lifted” Gary Rydstrom
 ・“The Little Matchgirl” Roger Allers、Don Hahn
 ・“Maestro” Géza M. Tóth
 ・『熱血どんぐりハンター』“No Time for Nuts” Chris Renaud、Mike Thurmeier

 2007年
 ・“Même les pigeons vont au para” Samuel Tourneux
 ・“I Met the Walrus” ジョシュ・ラスキン
 ・“Madame Tutli-Putli” Chris Lavis、Maciek Szczerbowski
 ・『春のめざめ』 アレクサンドル・ペトロフ
 ☆『ピーターと狼』 “Peter & the Wolf” スージー・テンプルトン

 (註)示してある年は、「年度」であって、ノミネート&受賞年は翌年になります。

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 アカデミー賞短編アニメーション賞といって、パッと作品名を挙げられる人はそう多くないとは思いますが、日本でも長編アニメーションの劇場公開時に併映されていることもあって、実は知らないうちに観ている作品があったりもします。
例えば、『ルクソーJr.』は『トイ・ストーリー2』の併映作品、『フォー・ザ・バーズ』は『モンスターズ・インク』の併映作品、『チャブチャブズ』は『スチュアート・リトル2』の併映作品、“One Man Band”は『カーズ』の併映作品、『RYAN ライアン』はヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『Nothing』の併映作品になっています。

 とはいうものの、日本ではなかなか短編作品を観る機会はないというが本当のところで、アカデミー賞にノミネートされた作品でも、上映機会のあったものは限られてしまいます。

 邦題を示したものは何らかの形で日本でも上映された作品で、意外と多いという印象を受けますが、それには、広島国際アニメーション・フェスティバルやラピュタ阿佐ヶ谷のラピュタ・アニメーション・フェスティバルでの上映作品や、短編映画館トリウッドでの上映作品、国別・地域別の各映画祭の短編特集など、が大きく寄与しているようです。

 できる限り調べてみたつもりですが、上記の邦題を示した作品以外にも、日本で上映・放映、あるいはDVD化されて、邦題がついている作品がある可能性があります。

 *参考サイト Wikipedea:http://en.wikipedia.org/wiki/Academy_Award_for_Animated_Short_Film

 *この記事は、当ブログ<tantano 短編映画を楽しむ>のインデックスとしても使えるように、関連記事をアップし次第、リンクを貼っていくようにしたいと思っています。

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