名画座で観る~映画をできるだけ安く観る方法 in TOKYO

 7.名画座で観る

 10年くらい前であれば、どんな作品がいつどの名画座で観られるか、ある程度予測がついて、ロードショーで観なくても、名画座に下りてくるまで待つということも可能だったのですが、名画座の数自体も少なくなり、ロードショー後数ヶ月でDVD化されるような現状では、名画座の番組編成も難しく、観る側もなかなか“名画座待ち”というわけにはいかないというのが今の状況です。
 それでも東京はまだましな方で、各名画座も頑張っているし、東京もしくは東京近郊に住んでいるならこれを利用しない手はありません。

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 ☆名画座の傾向と対策

 名画座で観ることが期待できるのは――

 ①主にインディペンデント系配給会社の配給作品。

 ②その中でも、ギャガ、アスミック・エース、角川ヘラルド映画、(インディペンデント系ではないが)ソニー・ピクチャーズの配給作品は、比較的に名画座で観られる可能性が高い。これらの配給会社のおかげで名画座が存続できているとも言えます。

 ③東宝配給作品が名画座で観られることはあまりなく、ブエナ・ビスタ配給作品が名画座に下りてくることは滅多にありません。東映作品も少ないですね。おそらくは、ロードショーで観てもらうことを第一に考えるために配給元が名画座にフィルムの貸し出しをしないか、貸し出してもらっても料金が高くて名画座サイドが元が取れないため。

 ④ロードショー時に比較的話題になった作品は、名画座でも動員が期待できるため、上映される可能性は高い。例えば、『ブロークバック・マウンテン』『ブロークン・フラワーズ』『ナイロビの蜂』『嫌われ松子の一生』など。

 ⑤ハリウッドの超大作も、ひととおりは名画座に下りてくるようですが、必ずしも確実ではなく、超大作に準ずる一連の作品になると、その可能性はぐっと落ちてしまうようです。

 ⑥アクション系の作品であれば、新橋文化か浅草中映で観られる可能性は高い。

 ⑦アニメーション作品が名画座で観られることも少ない。

 ⑧新文芸坐では、1年間に封切られた邦画をまとめて上映する特集をやったり、韓国映画の特集上映をやったりしているので、邦画(インディペンデント系)や韓国映画はここで観られる可能性は高い。

 ☆東京の名画座(ロードショー作品が封切り後しばらくしてから観られる映画館)

 ①池袋・新文芸坐(http://www.shin-bungeiza.com/
 *会員制度あり(会員割引+ポイント制(10ポイントで1回無料))
 *最終回割引あり

 ②高田馬場・早稲田松竹(http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/
 *最終回割引あり

 ③飯田橋・ギンレイホール(http://www.cam.hi-ho.ne.jp/ginrei/index.htm
 *会員制度あり(10500円で1年間見放題! 2人用ペアカードなら18900円、5人まで入場可の法人・グループカードなら31500円)
 *最終回割引、情報誌割引あり

 ④目黒・目黒シネマ(http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/
 *HPにあるアンケートに答えると200円割引
 *最終回割引、情報誌割引あり

 ⑤新橋・新橋文化(HPなし)
 *ペア割引、情報誌割引、チラシ持参割引あり ポイント(スタンプ)制あり(スタンプ5個で1回無料) 会員割引あり(入会料無料)

 ⑥浅草中映(http://www.e-asakusa.net/chuei/
 *女性割引、情報誌割引あり

 ⑦三軒茶屋シネマ(HPなし)
 *金曜女性割引、最終回割引、情報誌割引あり

 ⑧三軒茶屋中央(HPなし)
 *金曜割引、情報誌割引あり

 ⑨下高井戸シネマ(http://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.html
 *会員制度あり(年会費3500円で招待券2枚+会員割引+ポイント(スタンプ)制(スタンプ5個で1回無料))
 *ほぼ入替制1本立てなので、料金的にはロードショーで観るのとほとんど変わらない。
 *火曜女性割引、情報誌割引あり HPにある「シネマクーポン」を印刷して持参すると割引

 HPのない名画座の番組は、例えば、以下のサイトでチェックすることができます。

 ・goo映画(http://movie.goo.ne.jp/showtimes/HALCSTD1000468.html
 *ユーザー・レビュー、近辺のレストラン情報あり

 ・yahoo!映画(http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=th&id=11239
 *ユーザー・レビュー、近辺のレストラン情報あり

 ・Walkerplus映画(http://www.walkerplus.com/tokyo/tv/latestmovie/8MACX001.html
 *近辺のカフェ・レストラン・酒場情報あり 割引情報あり

 ・YOMIURI ONLINE(http://moviewalker.yomiuri.co.jp/schedule/2010/8MACX001.htm
 *割引情報あり

 ・AOL Entertainment(http://entertainment.aol.co.jp/movie/schedule/2010/8MACX001.html
 *割引情報あり

 ・レッツ・エンジョイ東京(http://www.enjoytokyo.jp/OD003Detail.html?SPOT_ID=c_1000468&ODEKAKE_ID=
 *路線&徒歩ルート情報あり 特派員情報あり

 ・映画生活(http://www.eigaseikatu.com/theater/t-1000468
  *割引情報あり

 ☆参考になるサイト:「魅惑の名画座・東京篇」(http://www.h2.dion.ne.jp/~mizurin/tokyo.htm

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 割引なんかなくても……?!

 映画館での割引は、①リピーターを大事にする、②他館との差異を図る、③価格の弾力化により少しでも多くの動員を見込む、④地域全体の映画(館)の活性化を図る、など、いくつかの目的があると思いますが、毎月1日の映画サービス・デー以外にほとんど割引を実施していない映画館もいくつかあります。例えば、K’s cinemaや恵比寿ガーデンシネマ(註)、ワーナー・マイカル・シネマズなど。
 いくつかの選択肢があるなら、(たとえ同じ作品でなくても)“サービス”のある方の映画館で観ちゃおうかな、なんて私は思ったりしますが……。
 日本にシネコン文化を根付かせたワーナー・マイカル・シネマズが(シネコンの中で唯一)会員制度を実施していないというのは意外ですね。そんなことをやらなくてもやっていけるという、番組と施設とシステムに対する自信の表れなのでしょうか?

 註:恵比寿ガーデンシネマは、2006年12月に新宿ガーデンシネマがオープンするのにともない、2館同時に水曜日を1000円均一にするようです。

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