中谷美紀という生き方 『ないものねだり』

画像 『嫌われ松子の一年』を読んだ流れで、中谷美紀さんの本を探していたのですが、最初の著書である『だぁれも知らない』は、銀座、渋谷、池袋を探してもみつからず、「anan」の連載をまとめた『ないものねだり』の方を読んでみることにしました。

 読んでみると、『嫌われ松子の一年』でもそうでしたが、「食」、「食べること」に関する話題が多いですね。それから、ヨガ、日本舞踊、マッサージ、茶道、などを通して、彼女が凄く体を意識しているというのがよくわかります。
 それから、とにかくいろんなことに対して拘りが多い。「食」は自然食中心で、タバコは自分が吸うのもまわりで吸われるのも嫌い。夏は自室では冷房を使わず、たっぷり汗をかく等々。
 こんなに好き嫌いが激しいと、まわりの人も大変だろうなあと思ったりもする(このあたりが原因で中島哲也監督と衝突した?)のですが、それぞれに理由があって、1つ1つ積み上げてきた結果が今の中谷さんでもあるわけで、「一女優」というよりも、1人の人間の生き方として興味が沸いてきました。お人形さんでもなければ、もちろん、わがままな女優さんでもなく、一見頑固に見えたりもしますが、自分を律しつつも理想の生き方を楽しんで実践している、そんな風に読めました。

 ここでは、『ないものねだり』に登場するドラマや映画に索引を作ってみたいと思います。

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 ◆『ないものねだり』ドラマ&映画索引

 ・甘い生活 79
 ・雨鱒の川 30、57、169
 ・アルプスの少女ハイジ 145
 ・イブラヒムおじさんとコーランの花たち 24
 ・ウォーターボーイズ 58
 ・永遠の仔 37
 ・オールド・ボーイ 99
 ・風の丘を越えて 12
 ・家庭 97
 ・きみに読む物語 94
 ・嫌われ松子の一生 159、169、171、174、195、217
 ・ケイゾク 36、183
 ・幸福の鐘 81
 ・殺人の追憶 99
 ・JSA 12、99
 ・疾走 82、90、96
 ・シュリ 99
 ・チング 12
 ・ティファニーで朝食を 97
 ・デブラ・ウィンガーを探して 94
 ・電車男 141、147、151
 ・灰とダイヤモンド 86
 ・ハルモニア 28
 ・冬のソナタ 70
 ・ポストマン・ブルース 81
 ・ホテル ビーナス 12、96
 ・まぼろし 94
 ・壬生義士伝 15
 ・約三十の嘘 75、81
 ・力道山 27、36、99
 ・リトル・ダンサー 58
 ・リング 36
 ・LOFT 62

 *単にタイトルが出たところを拾い上げただけなので、該当箇所に必ずしも作品に関する感想やエピソードが書かれているわけではありません。

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 ついでといってはなんですが、「食」に関しても索引をつけてみたいと思います。
 ざっと眺めてみるだけなら、こちらの方が中谷美紀さんを知る手がかりになるし、本書の内容に沿っていると言えるかもしれません。

 ◆『ないものねだり』「食」に関する索引

 ・いりざけ 178
 ・梅干し 177
 ・かえし 114
 ・カスピ海ヨーグルト 139
 ・玄米 111
 ・昆布茶 177
 ・島らっきょうの浅漬け 40
 ・スープカレー 186
 ・スペアリブ 18
 ・玉ねぎの丸ごと煮 178
 ・デンサー食堂 39
 ・天然うなぎ 162
 ・徳谷トマト 166
 ・納豆 174
 ・パトリス・マルク 117
 ・花わさび 132
 ・深川飯 18
 ・マガジンハウスの社員食堂 129
 ・三帰天海さんの精進料理 201
 ・鵡川のししゃも 30
 ・無添加のスープ 174
 ・モミノキハウスの無農薬野菜 207
 ・八重山そば 39
 ・ヤギ汁 45
 ・野菜スティック 174
 ・山わさびの醤油漬け 31

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 雑誌連載なので、1つ1つの記事は短くて(原稿用紙3枚くらい)、ちょっと物足りないくらいなんですが、雑誌連載の時は、イラストも写真も何もなしの連載だったのでしょうか。あと、もうちょっと長めのものがあってもいいような気もしましたね。

 雑誌連載は、2004年6月~2005年11月で、本書には70の記事が収められています。
映画で言うと、『ホテル ビーナス』が公開されて全国を回っている頃から『嫌われ松子の一生』の撮影が済んだあたりの時期にちょうど重なります。
1年半で70ということは、必ずしも毎週掲載というわけにはいかなかったということでしょうか。

 最後にちょっと気になった箇所について。
 188ページに「お蕎麦屋さんが作る手打ちのラーメンというのはとても美味しいもので、麺は卵を練りこんだ細めの縮れ麺、スープは河豚や金華ハム、ホタテの貝柱、最近はそれに蛙が加わって最強の出汁が出たところに、蕎麦のかえしを使用するらしく、」という記述があります。ラーメンのスープに「蛙」を使う? 本当でしょうか? 「鮭」の誤植ではなくて?
 私が買ったのは2刷なので、誤植であれば、直っているの思うのですが、直っていないところを見るとやっぱり「蛙」が正しいのでしょうか。

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  • ないものねだり

    Excerpt: 最近、はまっている中谷美紀のエッセイ。 幾つかの映画をやっているときの話もあり、そのときの心境が掛かれている。 しかし、それにしても食事の話が多い。そのこだわりに思わず食指もそそる。 ちょっと男前か.. Weblog: 淡々と過ぎていく日常です。 racked: 2006-08-15 23:27