アン・リー監督への12の質問

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 本日1月25日には、映画『ブロークバック・マウンテン』の監督アン・リーの来日記者会見が都内某所で行われます(無事来日できていればの話ですが)。
 その前後に各媒体の個別の取材も予定されているはずで、劇場公開に向けて、こうした取材記事が徐々に露出することで、映画『ブロークバック・マウンテン』に対する観客の期待をあおるわけですね。

 普通だとここで、記者会見を取材して、記事にするところですが、公式サイトやその他の媒体でたくさんの記事となってみなさんの目に触れる(同じ記者会見なのに口調とか内容とかに微妙な違いが出たりするのでそうした読み比べも面白い)と思うので、それはやりません。
 その代わりといってはなんですが、アン・リー監督に向けて、予想される質問や期待される質問をここに書き出してみたいと思います。アン・リー監督への取材記事を目にしたら、以下に書いたことが訊かれているかどうか、確認しつつ、読んでみてください(笑)。
 予想(期待)される質問の項目は、主に6つです。
 ①題材やテーマについて。
 ②脚本について。
 ③キャストについて。
 ④撮影について。
 ⑤アメリカについて。アメリカで監督を続けることについて。
 ⑥その他。

 具体的な質問は以下の通り(媒体によって、あるいは、聞き手によって質問内容が変わってきますが、ここではオーソドックスなものを考えてみました)――

 1.『ブロ-クバック・マウンテン』が高く評価されていることについて、率直な感想を聞かせてください。また、それは何故だと思いますか?

 2.『ブロークバック・マウンテン』を称して「ホモのカウボーイ映画」という言われ方をされたりしていますが、そのことについてどう思いますか? また、そういう視点から上映禁止になっている地域もあるそうですが、そのことについて、どう思いますか?

 3.原作は「ニューヨーカー」誌に掲載された短編ということですが、それを映画化することになったいきさつを教えてください。

 4.『ハルク』の興行的失敗の後で、それでもアメリカにとどまって、映画監督を続けようと思ったのは何故ですか? そして、その次の作品として『ブロークバック・マウンテン』を選んだのは何故ですか?

 5.1993年の映画『ウェディング・バンケット』でもあなたは同性愛を扱っていました。監督の中では『ウェディング・バンケット』と『ブロークバック・マウンテン』はどういう位置づけにあるのでしょうか?
 (注)『ウェディング・バンケット』が日本で初めて劇場公開されたアン・リー監督作品。プロデューサーはどちらもジェイムズ・シェイマス。『ウェディング・バンケット』はベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品で、『ブロークバック・マウンテン』はヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品。

 6.『楽園をください』でもそうでしたが、あなたの生国ではない、アメリカの歴史を背景にした物語を繰り返し題材にするのは何故ですか?

 7.今回の映画で、特に難しかったところはどこですか? ブロークバック・マウンテンでの撮影? 時代の再現? 長いスパンのある物語を撮ること? 男性2人のラブ・シーン?

 8.この映画の撮影を通して、ヒース・レジャーとミシェル・ウィリアムズが実生活でも結ばれたわけですが、2人に関する撮影中のエピソードがあれば、教えてください。

 9.最近、ハリウッドでのアジア勢の活躍が目覚しいのですが、そのことについてどう思いますか? その一方で映画『SAYURI』は中国で上映禁止になったそうですが、そのことについてどう思いますか? 次回作以降、アジア人を主人公にした作品を撮る予定はありますか?

(以下、よく“締め”として使われる質問)
 10.この映画の見どころを教えてください。
 11.次回作について教えてください。
 12.日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

 約1時間の記者会見として、最初に監督からの挨拶があって、それから質疑応答があると考えると、(通訳を介しつつの会見なので)質問は5~6くらいでしょうか(約1時間のうちには撮影タイムも含まれます)。
 まあ、それはそれとして、劇場公開直前ぐらいに、ヒース・レジャーとミシェル・ウィリアムズも招聘したりしないでしょうか? ヒース・レジャーってこれまで来日してないような気がするんですが(『ブラザーズ・グリム』の時はテリー・ギリアム監督だったし、『サハラに舞う羽根』の時はシェカール・カプール監督でした)。ミシェル・ウィリアムズはきっと初来日ですよね~。

 なお、『ブロークバック・マウンテン』のプロダクション・ノート(スタッフ&キャストによる)はここ(http://www.hollywoodjesus.com/movie/brokeback_mountain/notes.pdf)にあります(英語)。けっこう読み応えがあるんですが、ここに上の質問の答えとなるようなことも書かれています。興味がある方は是非ご覧ください!

 [回答編]

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