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zoom RSS ウーディネ・ファーイースト映画祭2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/04/29 18:58   >>

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 第20回ウーディネ・ファーイースト映画祭(4月20日-28日)の受賞結果が発表されました。

 ウーディネ・ファーイースト映画祭は、1999年からイタリアのウーディネで開催されている、東アジアの映画と東南アジアの映画に特化した映画祭です。
 3つくらいのスクリーンを使って、約10日間で、80本程度(今年は81本)の作品を上映するというコンパクトな映画祭です。
 新作のみならず、特集上映もあって、2002年には若手ピンク映画を紹介する特集「P-1グランプリ」が組まれ、2010年には新東宝の特集が組まれて15の新東宝作品が上映されています。

 「コンペティション」は、これまでは、審査員による審査はなく、3タイプの観客賞があるだけだったんですが、20周年の今年は、第1-2回監督作品を対象としたコンペティション部門が設けられています。

 MYmovies 観客賞は、2014年までは6年連続で日本映画が独占していたのに対し(『百万円と苦虫女』、『BANDAGE バンデイジ』、『告白』、『テルマエ・ロマエ』、『俺俺』『テルマエ・ロマエU』)、2015年は日本からの受賞は1本もありませんでした。2016年は『モヒカン故郷に帰る』が観客賞第3位とブラック・ドラゴン観客賞、『バクマン。』がMY Movies 観客賞を受賞、2017年は、『彼らが本気で編むときは、』が観客賞第1位とブラック・ドラゴン観客賞を受賞しています。
 MYmovies 観客賞は、日本サイドから投票を呼びかける動きがあったりして、実際に映画祭で映画を観た観客とは直接関係のない組織票的な色彩もある賞ですが、受賞できなければできないで、ちょっと寂しかったりもしますね。

 今年の受賞結果は、以下の通り。

 ※残念ながら授賞式の登壇者は代理ばかりでした。

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 ◆観客賞
 ◎第1位:『1987、ある闘いの真実』“1987 : When the Day Comes(1987)”(韓) 監督:チャン・ジュナン 4.596
 出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、パク・ヒスン、イ・ヒジュン、パク・ギョンへ、キム・ウィソン、キム・ジョンス、オ・ダルス、コ・チャンソク、ムン・ソングン、ウ・ヒョン、チョ・ウジン、ユ・スンモク、カン・ドンウォン、ソル・ギョング、ヨ・ジング
 物語:1987年、韓国は軍事政権下にあり、民主化運動は抑えられていた。警察で尋問中に大学生が死亡する。警察は、これをショック死として闇に葬ろうとするが、おかしいと感じた検事によって検死が命じられ、拷問による死亡だったことがわかる。政府は、刑事2人に責任を押しつけて、事件を隠蔽しようとする。しかし、これに新聞記者が気づき、ここから正義を求める闘いが始まる。実話に基づくドラマ。
 『ファイ 悪魔に育てられた少年』のチャン・ジュナン監督最新作。
 韓国映画記者協会賞(KOFRA映画賞)2018 作品賞、監督賞受賞。
 アジア映画賞2018 主演男優賞ノミネート(キム・ユンソク)。
 百想芸術大賞2018 作品賞ノミネート。

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 ◎第2位:『カメラを止めるな!』“One Cut of the Dead”(日) 監督:上田慎一郎 4.317
 出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山ア俊太郎、大沢真一郎、竹原芳子、浅森咲希奈、吉田美紀、合田純奈、秋山ゆずき
 物語:「とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。」

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 ◎第3位:“The Battleship Island(군함도/軍艦島)”(韓) 監督:リュ・スンワン 4.278
 出演:ファン・ジョンミン、ソ・ジソプ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョン
 物語:日本統治時代、軍艦島に徴用され、炭鉱で過酷な労働を強いられた約400人の朝鮮人が、命をかけて脱出を試みる。イ・カンオクは、娘ソヒとともに島にやってきたが、着いたとたんに引き離される。彼は、ソヒとまた一緒に暮らせるように、脱出に参加する。
 釜日映画賞2017 助演女優賞(キム・スアン)、美術賞受賞。音楽賞ノミネート。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2017 Òrbita部門出品。最優秀作品賞受賞。
 韓国映画評論家協会賞2017 技術賞(이후경(Lee Hwo-Kyoung))受賞。韓国映画評論家協会2017 10選。
 青龍映画賞2017 美術賞、人気賞(キム・スアン)受賞。助演女優賞(イ・ジョンヒョン)、撮影賞、技術賞ノミネート。
 百想芸術大賞2018 芸術賞ノミネート。

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 ◆ブラック・ドラゴン観客賞(#‎FEFF20‬ BLACK DRAGON AUDIENCE AWARD)
 映画祭のパスBlack Dragonを持つメンバーの投票による観客賞。
 ◎『1987、ある闘いの真実』“1987 : When the Day Comes(1987)”(韓) 監督:チャン・ジュナン

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 ◆MY Movies 観客賞(#‎FEFF20‬ MY MOVIES AUDIENCE AWARD)
 ウェブ・サイトMYmoviesを通して、投票される観客賞。
 ◎『空手道』“The Empty Hands”(香港) 監督:チャップマン・トー
 出演:ステフィー・タン、チャップマン・トー、倉田保昭、スティーブン・アウ
 物語:「平川真里(ステフィー・タン)は幼いころに父・平川彰(倉田保昭)から空手を習っていたが、とある試合で負けたことから空手をやめてしまう。空手を忌み嫌うようになってしまった真里は、父が残した自宅兼空手道場を改造しようと思い立つが、敷地の半分以上を元弟子チャン・キョン(チャップマン・トー)に相続させるという遺言に愕然とする。チャン・キョンは真里にK1の試合で 最後まで立っていられたら相続権を放棄してやると持ち掛け、そこから真里の必死のトレーニングが 始まる。試合に勝ち、自宅兼道場を全て手に入れた真里。心のわだかまりをも克服した真里は新しい自分と向き合い始める。」
 香港電影評論学会大奨2018 女優賞(ステフィー・タン)受賞。推薦作品。
 大阪アジアン映画祭2018 オオサカAsiaスター★アワード受賞(チャップマン・トー)。
 香港電影金像奨2018 主演女優賞(ステフィー・タン)、助演男優賞(倉田保昭)、撮影賞、美術賞、作曲賞、新人監督賞ノミネート。

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 ◆1-2回作品コンペティション部門
 20周年記念1-2回監督作品コンペティション。
 ◎White Mulberry Award:“Last Child(살아남은 아이)”(韓) 監督:Shin Dong-Seok(신동석)
 物語:インテリア・ショップを経営する夫婦には、Eunchanというひとり息子がいたが、6か月前の旅行中に、友だちのGihyeonを助けようとして、死んでしまった。父親は、まだ息子を失ったことから立ち直れていない。ある日、彼は、Gihyeonが若者グループにいじめられているのを目撃する。彼は、Gihyeonを助けてあげようと決心し、Gihyeonにインテリアの仕事も教え始める。妻もGihyeonに心を開く。いつしか3人は家族のようになる。しかし、親しくなればなるほど、Gihyeonは罪の意識を感じる。耐えられなくなって、ついに彼はEunchanの死に関する真実を彼らに打ち明ける。
 釜山国際映画祭2017 ニュー・カレント部門出品。国際批評家連盟賞受賞。

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 ◆キャリア貢献賞(Gelso D’Oro Alla Carriera 2018)
 ◎ブリジット・リン

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 授賞式の映像は、ネットにアップされていますが、『カメラを止めるな!』が読み上げられた時の歓声が一番大きかったような気がしますね。

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 *当ブログ記事

 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2018 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201804/article_11.html

 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2017 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_20.html
 ・上戸彩 & 斎藤工 @ ウーディネ・ファーイースト映画祭2017: http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_36.html
 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2017 日本人ゲスト PHOTO GALLERY:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_38.html
 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_42.html

 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2016 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_10.html
 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_2.html

 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2015 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201504/article_5.html
 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201505/article_3.html

 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_5.html
 ・大島みゆき in ウーディネ・ファーイースト映画祭2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_3.html

 ・ウーディネ・ファーイースト映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_24.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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