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zoom RSS カンヌ国際映画祭2018 短編部門、シネフォンダシオン部門 ノミネーション!!

<<   作成日時 : 2018/04/12 20:02   >>

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 第71回カンヌ国際映画祭の短編部門とシネフォンダシオン部門のラインナップが発表されました。(4月11日)

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 【短編コンペティション部門】

 カンヌの短編コンペティション部門は、初めて映画監督に挑戦してみましたというようなビギナーが選ばれることは少なくて、既に監督歴や受賞歴のある監督の作品がほとんどです。

 ・“Gabriel”(仏/15min) 監督:Oren Gerner
 Oren Gernerは、“Greenland”(2014)でサンセバスチャン国際映画祭2014 International Film Students Meeting Award受賞、サンダンス映画祭2015出品。

 ・“III(III animation movie)”(ポーランド/12min) 監督:マルタ・パイェク(Marta Pajek) [アニメーション]
 マルタ・パイェクは、“Snepowina”(2011)を広島国際アニメーションフェスティバル2012出品。

 ・“Umbra(Tariki)”(イラン/14min) 監督:Saeed Jafarian
 Saeed Jafarianは、映画に興味を持ってから、雑誌に映画批評を書くようになり、それから短編映画、短編と長編のドキュメンタリー、ミュージック・ビデオ、ビデオ・アートを撮るようになった。

 ・“Judgement”(フィリピン/15min) 監督:Raymund Ribay Gutierrez
 Raymund Ribay Gutierrezは、“Imago”をカンヌ国際映画祭2016 短編コンペティション部門に出品。同作品はトロント国際映画祭2016 インターナショナル短編賞受賞。

 ・“On The Border”(中/15min) 監督:Wei Shujun

 ・『どちらを選んだのかは分からないが、どちらかを選んだことははっきりしている』“Duality”(日/14min) 監督:佐藤雅彦、川村元気、関友太郎、豊田真之、平瀬謙太朗
 関友太郎、豊田真之、平瀬謙太朗の3人は、東京芸術大学佐藤雅彦研究室の卒業生で、2014年にも『八芳園』で短編コンペティション部門に選出されている。映画プロデューサーとして知られる川村元気が、「映画監督」としてクレジットされるのは(たぶん)これが初めて。

 ・“All These Creatures”(オーストラリア/13min) 監督:Charles William

 ・“Caroline”(米/12min) 監督:Celine Held、Logan George
 Celine HeldとLogan Georgeは、既にいくつもの短編で組んでいるコンビで、“Caroline”はSXSW映画祭2018で上映されている。

 今年は3,943本の応募があり、そこから8作品が選出されました。
 2017年は4,843本から9作品が、2016年は5,008本から10作品、2015年は4,550本から9作品、2014年は3,450本から9作品、2013年は3,500本から9作品が選出されています。

 これまで、ジャン=フランソワ・ラギオニ(1978年)、ラウル・セルヴェ(1979年)、ジェーン・カンピオン(1986年)、ジム・ジャームッシュ(1993年)、カルロス・カレラ(1994年)、グザヴィエ・ジャノリ(1998年)、アマンダ・フォービス&ウェンディー・ティルビー(1999年)、レイモンド・レッド(2000年)、カタリン・ミツレスク(2001年)などが短編パルムドールを受賞しています。

 日本からの選出は、村山英治監督『Noh Drama』(1966)、田崎恵美監督『ふたつのウーテル』(2011)、佐々木想監督『隕石とインポテンツ』(2013)、佐藤雅彦、大原崇嘉、関友太郎、豊田真之、平瀬謙太朗監督『八芳園』(2014)。

 ここ数年は変化が見られますが、過去60年あまりの歴史の中では、受賞作はヨーロッパ偏重気味です。

 【シネフォンダシオン部門】

 ・“End of Season”(英/23min) 監督:Zhannat Alshanova(The London Film School)
 ・“Inanimate”(英/8min) 監督:Lucia Bulgheroni(NFTS)
 ・“Sailor’s Delight”(仏/6min) 監督:Louise Aubertin、Éloîse Girard、Marine Meneyrol、Jonas Ritter、Loucas Rongeart、Amandine Thomoux(ESMA)
 ・“A Piece of Tragedy(Fragment de Drame)”(仏/24min) 監督:Laura Garcia(La Fémis)
 ・“As It Is On Earth(Così in terra)”(伊/13min) 監督:Pier Lorenzo Pisano(Centro Sperimentale di Cinematografia)
 ・“The Other(Inny)”(ポーランド/5min) 監督:Marta Magnuska(PWSFTviT)
 ・“Equally Red And Blue(Albastru şi roşu, în proporţii egale)”(ルーマニア/21min) 監督:Georgiana Moldoveanu(UNATC I.L. CARAGIALE)
 ・“Calendar(Kalendar)”(ロシア/28min) 監督:Igor Poplauhin(Moscow School of New Cinema)
 ・“Rubber Dolphin(Dolfin Megumi)”(イスラエル/23min) 監督:Ori Aharon(Steve Tisch School of Film & Television)
 ・“Like A Good Kid(Mesle Bache Adam)”(イラン/20min) 監督:Arian Vazirdaftari(Tehran University of Dramatic Arts)
 ・“The Storms In Our Blood”(中/31min) 監督:Di Shen(Shanghai Theater Academy)
 ・“Dots”(オーストラリア/23min) 監督:Eryk Lenartowicz(AFTRS)
 ・“Palm Trees And Power Lines”(米/15min) 監督:Jamie Dack(NYU Tisch School of The Arts)
 ・“I Am My Own Mother”(米/23min) 監督:Andrew Zox(San Francisco State University)
 ・“Hector’s Nightfall(Los tiempos de Héctor)”(メキシコ/29min) 監督:Ariel Gutiérrez(CCC)
 ・“The Summer of The Electric Lion(El Verano Delleón Eléctrico)”(チリ/22min) 監督:Diego Céspedes(Universidad de Chile)
 ・“Five Minutes Outside(Cinco Minutos Afuera)”(アルゼンチン/10min) 監督:Constanza Gatti(Universidad del Cine)

 今年は、2,426本の応募があり、そこから14カ国17本が選出されています。(前回は2,600本だったので、やや減少しています。)
 17本のうち14本が実写作品、3本がアニメーション(どれがアニメーションなのかは明らかになっていません)。
 全22人の監督のうち、12人が女性です。

 シネフォンダシオン部門は、1998年からスタートしていて、この20年で国際的に活躍する数多くの映画監督を輩出しています。アシフ・カパディア(1998年第2席)、エミリー・ヤング(1999年第1席)、エマニュエル・ベルコ(1999年第2席)、ジェシカ・ハウスナー(1999年スペシャル・メンション)、ピーター・ソレット(2000年第1席)、セルゲイ・ロズニタ(2001年第1席)、コルネイユ・プロムボユ(2004年第2席)、アントニオ・カンポス(2005年第1席)、ユホ・クオスマネン(2008年第3席、2010年第1席)など。

 2016年よりなら国際映画祭とカンヌのシネフォンダシオン部門はパートナーシップを結んでいて、なら国際映画祭の学生映画部門(NARA-wave)から3作品をシネフォンダシオンのディレクターに推薦付きで応募できるようになったということですが、今年は日本からの選出はありませんでした。

 受賞作品は、第1席〜第3席までで、ヨーロッパ映画が1本、アジア映画が1本、英語作品が1本というバランスで選ばれることが多いようです。(絶対そうなると決まっているわけではありませんが。)

 ※短編コンペティション部門とシネフォンダシオン部門の審査員長は、ベルトラン・ボネロが務めると発表されています。

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 佐藤雅彦作品は、好きだし、けっこう本や映像作品を買ったりもしてるけど、カンヌの短編コンペティション部門で受賞、って感じでもないんじゃないのかなあ。今回の作品がどんな内容なのかは知らないんだけど。でも、ひょっとするとひょっとして?ああいう世界観が得難いものであると判断されたら、スペシャル・メンションを与えるっていうのはアリ、かな。さあ、どうでしょう?

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 *当ブログ記事

 ・カンヌ国際映画祭 短編コンペティション&シネフォンダシオン部門
 2017年ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_18.html
 2016年ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_22.html
 2015年ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201505/article_17.html
 2014年ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_22.html
 2013年ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_11.html
 2012年ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_20.html

 ・Awards Dailyが選ぶ、2018年期待の258作品!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_26.html
 ・カンヌ国際映画祭2018 コンペティション部門予想リスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_16.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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