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zoom RSS スイス映画賞2018 受賞結果

<<   作成日時 : 2018/03/24 20:48   >>

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 スイス映画賞2018の受賞結果が発表されました。(3月23日)

 【スイス映画賞】

 1998年に創設。
 2008年までは1月に開催される、スイス映画界最大の祭典The Solothurn Film Festivalで授賞式が行なわれていたが、2009年以降変更になり、2010年からはノミネーションのみThe Solothurn Film Festivalで発表されることになった。
 ドキュメンタリー賞、短編映画賞、アニメーション賞を有するが、監督賞はなく、助演男優賞と助演女優賞が助演賞として1つにまとめられていて、メインの部門は12しかないというシンプルな映画賞。(2014年より編集賞が新設、2016年より卒業制作作品賞が新設。)
 2010年から、スイス映画アカデミー(2008年設立)が運営することになった。
 作品賞を受賞した主な作品には、レア・プールの“Emporte-moi (Set me free)”、フレディー・M・ムラーの『僕のピアノコンチェルト』、ウルスラ・メイヤーの『ホーム 我が家』『シモンの空』、シュテファン・ハウプトの『ザ・サークル』“Der Kreis”、『ぼくの名前はズッキーニ』などがある。

 *公式サイト:http://www.schweizerfilmpreis.ch/de/

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 ◆作品賞(Best Fiction Film)
 ◎“Blue My Mind”(スイス) 監督:Lisa Brühlmann
 ・“Dene Wos Guet Geit”(スイス) 監督:Cyril Schäublin
 ・『Emma 彼女の見た風景』“Il Colore Nascosto Delle Cose”(伊・スイス) 監督:シルヴィオ・ソルディーニ
 ・“Mario”(スイス) 監督:Marcel Gisler
 ・“Tiere(Animals)”(スイス・オーストリア・ポーランド) 監督:Greg Zglinski

 “Blue My Mind”は、サンセバスチャン国際映画祭2017 ニュー・ディレクターズ部門出品。
 “Dene Wos Guet Geit”は、ロカルノ国際映画祭2017 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門出品。第1回作品賞スペシャル・メンション受賞。
 “Il Colore Nascosto Delle Cose”は、ベネチア国際映画祭2017 アウト・オブ・コンペティション部門出品。Civitas Vitae Award、Lizzani Award、Sorriso Diverso Venezia 2017 Award - Ass Ucl受賞。
 “Mario”は、2018年1月27日にお披露目されたばかりの作品。
 “Tiere(Animals)”は、ベルリン国際映画祭2017 フォーラム部門出品。

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 ◆主演男優賞(Best Actor)
 ◎マックス・フーバッヒャー(Max Hubacher) “Mario”
 ・シュテファン・クルト(Stefan Kurt) “Papa Moll”(スイス)(監督:マヌエル・フルリン・ヘンドリー(Manuel Flurin Hendry))
 ・スヴェン・シェルカー(Sven Schelker) “Goliath”(スイス)(監督:Dominik Locher)

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 ◆主演女優賞(Best Actress)
 ・Loane Balthasar “Sarah Joue Un Loup-Garou(Sarah Plays a Werewolf)”(スイス・独)(監督:Katharina Wyss)
 ・モニカ・グブザー(Monica Gubser) “Die Letzte Pointe”(スイス)(監督:Rolf Lyssy)
 ◎Luna Wedler “Blue My Mind”

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 ◆助演賞(Best Performance in A Supporting Role)
 ◎Jessy Moravec “Mario”
 ・Zoë Pastelle Holthuizen “Blue My Mind”
 ・Mona Petri “Tiere(Animals)”

 ◆脚本賞(Best Screenplay)
 ◎“Blue My Mind” Lisa Brühlmann
 ・“Mario” Marcel Gisler、Thomas Hess
 ・“Vakuum”(スイス・独)(監督:Christine Repond) Christine Repond

 ◆撮影賞(Best Cinematography)
 ・“Blue My Mind” Gabriel Lobos
 ◎“Köhlernächte”(スイス)(監督:Robert Müller) ピオ・コラーディ(Pio Corradi)
 ・“Tiere(Animals)” Piotr Jaxa

 ◆編集賞(Best Film Editing)
 ◎“Almost There”(スイス・日・西・米・英)(監督:Jacqueline Zünd) ギオン=レト・キリアス(Gion-Reto Killias)
 ・“Blue My Mind” Noemi Preiswerk
 ・“Papa Moll” Kaya Inan

 Kaya Inanは、2年連続ノミネートで、前回受賞。

 ◆作曲賞(Best Film Score)
 ・“Blue My Mind” Thomas Kuratli
 ・“Das Kongo Tribunal”(独・スイス)(監督:ミロ・ラウ(Milo Rau)) マルセル・バイド(Marcel Vaid)
 ◎“Die Kleine Hexe”(独・スイス)(監督:Mike Schaerer) Diego Baldenweg、Lionel Vincent Baldenweg、Nora Baldenweg

 ◆短編映画賞(Best Short Film)
 ・“En La Boca”(スイス・アルゼンチン) 監督:Matteo Gariglio [ドキュメンタリー]
 ◎『メッカに向かって』“Facing Mecca”(スイス) 監督:Jan-Eric Mack
 ・“Ins Holz”(スイス) Corina Schwingruber Ilić、Thomas Horat [ドキュメンタリー]
 ・“Rakijada”(スイス・セルビア モンテネグロ) 監督:Nikola Ilić [ドキュメンタリー]
 ・“Rewind Forward”(スイス) 監督:Justin Stoneham [ドキュメンタリー]

 “En La Boca”は、ヨーロッパ映画賞2017 短編映画賞ノミネート。
 『メッカに向かって』は、学生アカデミー賞2017 外国映画 ナラティヴ部門銀賞受賞。米国アカデミー賞2018短編映画賞ショートリスト。
 “Rewind Forward”は、ロカルノ国際映画祭2017 レパード・オブ・トゥモロー ナショナル部門出品。金豹賞受賞。

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary Film)
 ・“A Long Way Home”(スイス) 監督:Luc Schaedler
 ・“Almost There”(スイス・日・西・米・英) 監督:Jacqueline Zünd
 ・『夏が終わる前に』“Avant La Fin De L'été”(仏・スイス) 監督:Maryam Goormaghtigh
 ・“Das Kongo Tribunal”(独・スイス) 監督:ミロ・ラウ(Milo Rau)
 ◎『新世紀、パリ・オペラ座』“L'opéra De Paris”(仏・スイス) 監督:ジャン=ステファヌ・ブロン(Jean-Stéphane Bron)

 “Almost There”は、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。モスクワ国際映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 “Das Kongo Tribunal”は、ロカルノ国際映画祭2017 批評家週間出品。
 『夏が終わる前に』は、チューリヒ映画祭2017 カンヌ国際映画祭2017 ACID部門出品。ドイツ語長編作品コンペティション部門 エマージング・スイス・タレント賞受賞。
 『新世紀、パリ・オペラ座』は、モスクワ国際映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。

 ◆アニメーション賞(Best Animation Film)
 ◎『Airport』“Airport”(スイス・クロアチア) 監督:Michaela Müller
 ・『世界のあらまし』“In A Nutshell”(スイス) 監督:Fabio Friedli
 ・『アリアンの運命の糸』“Le Fil D'ariane”(スイス) Claude Luyet

 “Airport”は、ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2017 クロアチア・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 『世界のあらまし』は、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 短編コンペティション部門出品。
 『アリアンの運命の糸』は、東京アニメアワードフェスティバル2017出品。

 ◆卒業制作作品賞(Best Graduate Film)
 ・“Ma Yan Chan – Waves of Transition”(スイス・ミャンマー/30min) 監督:Jonas Scheu (Hes-So Ecal/Head) [ドキュメンタリー]

 ※本年度の卒業制作作品賞は、1作品しかノミネートがなかったため、ノミネーション発表後に取り消しになったのか、現時点ではノミネーションのリストから削除されています。

 ◆名誉賞
 ◎ジョルジュ・シュヴィツゲベル

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 ◆特別賞2018(Special Academy Award 2018)
 ◎トーマス・ネロン(Thomas Nellen:メイキャップ・アーティスト) “Vakuum”(監督:Christine Repond)

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・“Blue My Mind”(3/7):作品・主演女優・助演・脚本・撮影・編集・作曲
 ・“Mario”(2/4):作品・主演男優・助演・脚本
 ・“Tiere(Animals)”(0/3):作品・助演・撮影
 ・“Papa Moll”(0/2):主演男優・編集
 ・“Almost There”(1/2):編集・ドキュメンタリー
 ・“Das Kongo Tribunal”(2):作曲・ドキュメンタリー

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 いくつかの作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Blue My Mind”(スイス) 監督:Lisa Brühlmann
 物語:ミアは、15歳で、夏休みの直前に両親とともに、チューリヒの郊外に引越しをする。彼女は、両親との間に長らくよそよそしさを感じていて、自分は養女なのかと尋ねてもみたが、母親は怒るだけで答えてはくれなかった。ミアは、そうした諸々に対処しようとして、ワイルドな10代に突入していく。すると、彼女の体が奇妙な変化を始める。最初はほとんど気づかなかったが、影響力が大きくなって、気も狂わんばかりになっていく。絶望の中で、彼女は、セックスとドラッグで自分を麻痺させようとし、自分を圧倒する潮の満ち引きを食い止めようとする。しかし、自然の力はもっと大きかった。
 スイスの女優Lisa Brühlmannの初監督長編。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 ニュー・ディレクターズ部門出品。
 ファンタスティック・フェスト2017出品。
 チューリヒ映画祭2017 ドイツ語長編作品コンペティション部門出品。最優秀作品賞、スイス映画ジャーナリスト協会賞 デビュー賞受賞。
 グラスゴー映画祭2018出品。


 ・“Mario”(スイス) 監督:Marcel Gisler
 物語:マリオは、初めて恋に落ちる。相手は、ドイツからやってきたストライカーのレオンだ。レオンは、マリオがプレミア・リーグを目指すなら、障害になりかねない存在でもある。まもなく2人の関係は、チームの他のメンバーに知られ、噂が広まる。マリオは、これが彼のサッカー・プレイヤーとしてのキャリアを脅かすことになると悟る。だが、それでもレオンを失いたくなかった。彼は覚悟を決めなければならない。


 ・“Vacuum(Vakuum)”(スイス・独) 監督:Christine Repond
 物語:Meredithは、35回目の結婚記念日の準備をしている最中に、自分がHIVポジティヴであることに気づく。ウィルスを運んできたのは夫のAndréしか考えられない。夫が売春婦と寝たことを知った彼女は、不実な夫を家から追い出す。しかし、独りでは生きられない。夫が戻って来ることを認め、2人で病気と向き合うことに決める。だが、結婚記念日が近づくにつれ、夫婦間の亀裂は広がるばかり。2人の未来は、MeredithがAndréを許すことでしか迎えられないが、果たして彼女にそれができるだろうか。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2017 オフィシャル・セレクション出品。女優賞受賞(バーバラ・アウアー)。


 ・『Airport』“Airport”(スイス・クロアチア) 監督:Michaela Müller
 物語:現代の空港。乗降客の流れが突然の不測の事態によって分断される。セキュリティーは、混乱の原因を探ろうとする。雰囲気は、ちょっとしたことで脅威に転じる。悲劇とパニックは、いつもすぐそばに迫っている。
 自由に移動する権利と、国が社会に求めるセキュリティー上の制約との間のボーダーを探る。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2017 クロアチア・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 短編コンペティション部門出品。
 ロカルノ国際映画祭2017出品。
 トロント国際映画祭2017 SHORT CUTS部門出品。
 リガ国際映画祭2017出品。
 新千歳空港国際アニメーションフェスティバル2017出品。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2017 ノン・ナラティヴ部門出品。音響賞受賞。
 シカゴ国際映画祭2017 短編アニメーション・コンペティション部門出品。シルバー・ヒューゴ賞受賞。


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 *当ブログ記事

 ・スイス映画賞2018 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201802/article_6.html
 ・スイス映画賞2017 ノミネーションhttp://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_74.html
 ・スイス映画賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_30.html
 ・スイス映画賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_14.html
 ・スイス映画賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_83.html
 ・スイス映画賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_17.html
 ・スイス映画賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_6.html
 ・スイス映画賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_42.html
 ・スイス映画賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_17.html?pc=on
 ・スイス映画賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_24.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html
 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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