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zoom RSS SXSW映画祭2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/03/21 23:22   >>

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 SXSW映画祭2017(3月10日-18日)の受賞結果です。

 【SXSW映画祭】

 SXSW(サウス・バイ・サウスウエストと読みます)映画祭は、テキサス州オースティンで開催される、インディペンデント映画の祭典です。

 上映作品はけっこう多く、フィクション、ドキュメンタリー、短編と部門もいろいろありますが、この映画祭で特に重要なのはドキュメンタリーで、のちのち受賞を重ねていくことになるドキュメンタリー映画のいくつかはここでプレミア上映されています。

 SXSWは、米国内のドキュメンタリー作品発表の機会としては、おそらく1月のサンダンス映画祭や6月のAFI Docsに準じるくらいで、会期中は、アメリカの映画情報サイトは毎日のようにSXSWの上映作品を取り上げていますから、関心度はかなり高いと思われます。

 なお、「映画祭」という風に記しましたが、実際は、映画だけではなく、映画と音楽とインタラクティヴ・メディアという3つのジャンルを扱う複合イベント(Festival)を行なっています。

 ちなみに、SXSW映画祭は、2011年の震災直後に、いちはやく日本への義援金を募ってくれた映画祭でもあります。

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 【長編ナラティヴ・コンペティション部門】(Narrative Feature Competition)

 ◆審査員大賞(Grand Jury Winner)
 ◎“Thunder Road”(米) 監督:Jim Cummings [ワールド・プレミア]
 物語:30代初めの警官ジム・アルノーの愛する母親が亡くなる。葬儀がおこなわれ、彼が送る言葉を述べるために立つ。ところが、うまく話せない。話そうとして、ジョークを言ったり、踊ったり、娘のピンクのラジカセで親愛なるブルース・スプリングスティーンの“Thunder Road”を歌おうとしたりするが、失敗する。彼は、自分は母親に値しない息子だと考え、少なくとも彼女が生きている間にそれを示してこなかったと思う。泣く以上に、態度で自分の気持ちを表わす。ジムは、離婚していて、4年生の娘クリスタルと週に3日会っている。だが、娘とのコミュニケーションの仕方がわからない。彼のまわりにはいろんな人がいる。疎遠になっている元妻、精神の不安定な妹、アフロアメリカンのパートナー、クリスタルは問題を抱えていると伝えてくる教師。警告は発せられるものの、ずっとボーイスカウトの世界に生きていて、「エヴリシング・イズ・ファイン」でやり過ごしてきたジムは受け流してしまう。だが、ついにそうも言っていられなくなる……。
 2016年にサンダンス映画祭で短編グランプリを受賞するなど高い評価を受けた同名の短編の長編版。Jim Cummingsの第3監督長編で、監督・脚本・主演。



 ◆審査員特別表彰 第1回作品賞(Special Jury Recognition For First Feature)
 ◎Carly Stone “The New Romantic”(カナダ)

 “The New Romantic”(カナダ) 監督:Carly Stone [ワールド・プレミア]
 物語:ブレイク・コンウェイは、大学新聞の恋愛コラムニストである。だが、彼女の理想は、『恋人たちの予感』や『めぐり逢えたら』のハリウッド式恋愛で止まっている。今、ノラ・エフロンの名前を出しても、「ザック・エフロンのママかい?」と言われてしまう始末だ。彼女は、恋愛コラムニストであるのにも拘わらず、恋愛経験に乏しいのだ。編集者のマットにもっとオリジナルのものが出せないのなら、もう大学新聞にコラムを載せるわけにはいかないと言われてしまう。ハンター・S・トンプソンにちなんだ賞を狙っているブレイクにとって、それは受け入れられない。彼女はゴンゾー・ジャーナリズムに則って、金持ちの男性との愛のない関係を実践して、それをコラムにしようと考える。



 ◆審査員特別表彰 脚本賞(Special Jury Recognition for Writing)
 ◎Niljla Mu’min “Jinn”(米)

 “Jinn”(米) 監督:Niljla Mu’min [ワールド・プレミア]
 物語:サマーは、17歳の気楽な性格の黒人の少女である。彼女の母親ジェイド・ジェニングスは、人気がある気象学者だが、突然、イスラムに改宗して、全く違った人間になってしまう。しかも、サマーにも自分のアイデンティティーを見つめ直すように求めてくるのだ。


 【長編ドキュメンタリー・コンペティション部門】(Documentary Feature Competition)

 ◆審査員大賞(Grand Jury Winner)
 ◎“People’s Republic of Desire(欲望人民共和国)”(中) 監督:Hao Wu(吴皓) [ワールド・プレミア]
 ソーシャル・メディアに新しい世代が登場し、ヴァーチャルな関係が現実の人間関係にゆっくりと取って代わろうとしている。中でもそれは中国で急激に発展していて、ライヴ・ストリーミングが、数億人を対象とした人気オンライン・エンタテインメントになっている。本作では、3人の若者を取り上げる。1人目は、シンガーで、数万人のインタラクティヴな観客に向かって、歌ったり、踊ったり、しゃべったりして、月に15万米ドルも稼ぐ。ファンの中には、中国のスーパーリッチもいて、毎夜、好みのパフォーマーにヴァーチャルのギフトを贈る。そのギフトの40%がパフォーマーに贈られるという仕組みになっているのだ。2人目は、都会に出てきて、人間的なつながりや娯楽を求めている移民労働者、3人目は、有名になりたいコメディアンだ。彼らは、オンラインを通して、名声や幸運、つながりを求めている。そこには、現実世界と同じく、夢もあれば、危険もある。本作には、彼らの家族も登場している。



 ◆審査員特別表彰 キャスト賞(Special Jury Recognition for Best Cast)
 ◎“This One’s For The Ladies”(米) 監督:Gene Graham [ワールド・プレミア]
 ニュージャージー州ニューアーク。この地に住む黒人労働者は、1967年の人種暴動からあまり変わっていない。むしろある意味では悪くなっている。数百人の黒人女性たちが、昼にドージョーことプレ・K/カラテ・スクールに通い、夜に男性ストリップに通うことを止めることはできない。The New Jersey Nasty Boyzの創立メンバーである双子のTygar とRaw Dawgは、毎週火曜日に、ホット・チョコレート・メンとレズビアン“ドム”ダンサーズによるセクシーなダンス・パフォーマンスのMCをしている。といっても、この映画で描きたいのは、男性ストリップではない。そうではなくて、女性の連帯やコミュニティー、自由、女性の性の流動性、人種隔離や経済的不平等や人種格差の下での生活、アメリカ社会における肌の色の違うコミュニティーで暴行が行なわれているのにも拘わらず、それに我慢する家族の強さと耐えていこうとする決意を描きたいのだ。これは、楽しくて、エモーショナルで、チャレンジングで、いろいろ考えさせてくれる、現代のアメリカにおけるブラック・ライフに関するリアルタイムのレッスンである。



 ◆審査員特別表彰 男性アーティストのフェミニスト再考賞(Special Jury Recognition for Best Feminist Reconsideration of a Male Artist)
 ◎“Garry Winogrand: All Things are Photographable”(米) 監督:Sasha Waters Freyer [ワールド・プレミア]
 1950年代から写真家として活躍し、一時代を築いたゲイリー・ウィノグランド(1928-1984)に関するドキュメンタリー。



 【短編コンペティション部門】

 [ナラティヴ・ショート](Narrative Shorts)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“Emergency”(米/12min) 監督:Carey Williams
 物語:緊急事態に陥って、若い黒人とラテン系の友人グループが、警察に連絡した方がいいかどうか注意深く検討する。
 サンダンス映画祭2018 審査員特別賞受賞。


 ◆審査員特別表彰 演技賞(Special Jury Recognition for Acting)
 ◎Shirley Chen “Krista”

 “Krista”(米/10min) 監督:Danny Madden
 物語:高校の演劇の授業で、Kristaは、シーンの勉強を通して、カタルシスを経験する。



 [ドキュメンタリー・ショート](Documentary Shorts)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“My Dead Dad’s Porno Tapes”(カナダ/14min) 監督:Charlie Tyrell
 Charlie Tyrellは、亡くなった父親のことを理解しようとしていて、相続したガラクタの中から80年代のポルノのVHSを見つける。
 サンダンス映画祭2018出品。


 [ミッドナイト・ショート](Midnight Shorts)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“Milk”(カナダ/10min) 監督:Santiago Menghini [ワールド・プレミア]
 物語:10代のダニエルは、夜遅く、ミルクが欲しくて、キッチンに行く。すると、眠れない母親に出くわすが、すぐに状況は見た目通りではないことに気づく。



 [アニメーション・ショート](Animated Shorts)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“Agua Viva”(米/7min) 監督:Alexa Lim Haas
 物語:マイアミで、中国人のマニュキア師が、今まで話したことがない言語で、言葉で表わしたことがない感情を表現しようとする。



 ◆審査員特別表彰(Special Jury Recognition)
 ◎“JEOM”(米/5min) 監督:キム・ガンミン(Kangmin Kim)
 物語:父と息子には、尻に同じ大きな母斑がある。2つの母斑にはつながりがあると信じていて、取り去ろうとしても取り除くことができない。
 『鹿の花』のキム・ガンミン監督最新作。



 [ミュージック・ビデオ](Music Videos)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎Oren Lavie “Second Hand Lovers”(イスラエル) 監督:Oren Lavie

 ◆審査員特別表彰 演技賞(Special Jury Recognition for Acting)
 ◎The Blaze “Territory”(米) 監督:The Blaze

 [テキサス・ショート](Texas Shorts)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“An Uncertain Future”(米) 監督:Iliana Sosa & Chelsea Hernandez

 [テキサス高校生ショート](Texas High School Shorts)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“The Night I Lost My Favorite Jacket”(米) 監督:Jenna Krumerman

 ◆審査員特別表彰(Special Jury Recognition)
 ◎“CCISD Strong”(米) 監督:Sofia Rasmussen

 【Independent Episodics部門】

 スモール・スクリーンで鑑賞するための、イノヴェイティヴでインディペンデントなウェブ・シリーズ、パイロット版、ドキュメンタリー。

 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“Beast”(米/18min) 監督:Ben Strang [ワールド・プレミア]
 物語:少年が、小さな村の沖に住んでいると噂されるモンスターを探している。一方、探偵をしている彼の母親は、前の週に行方不明になった漁師を捜している。


 ◆審査員特別表彰(Special Jury Recognition)
 ◎“She’s the Ticket”(米) 監督:Nadia Hallgren [ドキュメンタリー・シリーズ]
 ドナルド・トランプが大統領に選出されて、1年が経ち、政治に参加しようという女性たちの新しい波が起こっている。州知事選挙から市議会選挙まで、5人の女性候補のキャンペーンを取り上げる。

 【デザイン部門】(SXSW Film Design Awards)

 [ポスター・デザイン](Excellence in Poster Design)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“The Gospel of Eureka” デザイナー:Matt Taylor

 ◆審査員特別表彰(Special Jury Recognition)
 ◎“A Little Wisdom“ デザイナー:Adam Zhu

 [タイトル・デザイン](Excellence in Title Design)
 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“Counterpart”(米) 監督:Karin Fong

 ◆審査員特別表彰(Special Jury Recognition)
 ◎“Godless”(米) 監督:John Likens

  【特別賞】(SXSW Special Awards)

 ◆SXSW LUNA® Gamechanger Award – Narrative
 ◎“First Match”(米) 監督:Olivia Newman [ワールド・プレミア]
 物語:ブルックリンのブラウンズヴィル近隣からやってきた10代の少女は、里親の許での辛い生活を経て、高校生男子だけのレスリング・チームに入る決心をする。それこそが、疎遠になった父親の許へと戻る唯一の道だったから。
 2000年に同じタイトルの短編を発表。その後、2015年のサンダンス・ラボでの経験を積んで、この初監督長編を完成させた。
 3月30日よりNetflixにて配信。



 ◆審査員特別表彰(Special Jury Recognition)
 ◎“Unlovable”(米) 監督:Suzi Yoonessi [ワールド・プレミア][ナラティヴ・スポットライト部門]
 物語:セックスと愛に中毒になっている女性が、引きこもりの男性と一緒に音楽を作り始めて、真の親密さとは何であるかを学んでいく。
 2009年に“Dear Lemon Lima”で多くの賞を受賞したSuzi Yoonessiの、9年ぶりの第2監督長編。


 ◆SXSW LUNA® Chicken & Egg Award – Documentary
 ◎“On Her Shoulders”(米) 監督:Alexandria Bombach [フェスティバル・フェイヴァリット部門]
 2014年8月15日、何百人ものヤズィーディー教徒が殺戮されたスィンジャールの虐殺の最中、ナーディーヤ・ムラード(Nadia Murad、1993年- )は故郷の村でイラクとレヴァントのイスラム国(ISIS)の男たちに拉致された。彼女は、家族や村の女性や子どもたちと一緒にバスの中に押し込められ、ジハード主義者らが征服したモースルに連行された。兄弟を含む男たちは、その間に殺害され、女たちは、ジハード主義者の性的奴隷の地位に貶められた。その後、モースルに住むある家族の助けによって逃亡に成功した彼女は、クルディスタン地域の難民キャンプにたどり着き、自分の体験を世界に話そうと決意し、ISISがヤズィーディー教徒に対して組織的なテロとジェノサイドを行なっていると糾弾した。彼女は、みんなの声となり、彼女の行動はみんなの希望となった。
 “Frame by Frame”(2015)のAlexandria Bombachの長編ドキュメンタリー第2作。
 サンダンス映画祭2018 監督賞受賞。


 ◆審査員特別表彰(Special Jury Recognition)
 ◎“¡Las Sandinistas!”(ニカラグア・米) 監督:Jenny Murray [ワールド・プレミア][長編ドキュメンタリー・コンペティション部門]
 ニカラグアでは、独裁的ソモサ王朝に対する1979年のサンディニスタ革命と、それに続くアメリカに支援されたコントラと呼ばれる反革命において、女たちは、戦闘の中で反乱軍を率いて障壁を解体し、決定的な変化を伴う国の再編を行なった。しかし、それは、戦争が終わった時、男性による新たな疎外化をもたらしただけだった。あれから35年、ニカラグア史上最悪の女性に対する虐待の中、同じ女たちが、平等と民主主義を求めて、ストリートに出て大衆運動を展開させている。



 ◆Louis Black “Lone Star” Award
 ◎“Daughters of the Sexual Revolution: The Untold Story of the Dallas Cowboys Cheerleaders”(米) 監督:ダナ・アダム・シャピーロ(Dana Adam Shapiro) [ワールド・プレミア][ドキュメンタリー・スポットライト部門]
 これまで語られたことがない、ダラス・カウボーイズ・チアリーダーズの母たるSuzanne Mitchellの物語。多くの人によって、後退的で搾取的と見られた、小さな町の「隣の家の女の子たち」の連帯は、セックス革命の高まりの中で、物議を醸すポップ・カルチャー現象になり、アメリカン・フットボールを変え、アメリカを永遠に変えた。
 『マーダーボール』のダナ・アダム・シャピーロ監督の最新作。



 ◆SXSW Adam Yauch Hörnblowér Award
 ◎“Prospect”(カナダ・米) 監督:Zeek Earl & Chris Caldwell [ワールド・プレミア][ヴィジョンズ部門]
 物語:10代の娘と父親が、富裕層のための狩りで、月の辺境に旅をする。ところが、月には有毒性の森を放浪する別の人々がいて、父娘の仕事は、まもなく逃走のための絶望的な戦闘へと変貌する。



 ◆Vimeo Staff Picks Award
 ◎“Krista”(米) 監督:Danny Madden [ナラティヴ・ショート]

 ◆Karen Schmeer Film Editing Fellowship
 ◎Kristin Bye

 【観客賞】(2018 SXSW Film Festival Audience Awards)

 ◆長編ナラティヴ・コンペティション部門
 ◎“First Match”(米) 監督:Olivia Newman [ワールド・プレミア]

 ◆長編ドキュメンタリー・コンペティション部門
 ◎“TransMilitary”(米) 監督:Gabriel Silverman、Fiona Dawson [ワールド・プレミア]
 アメリカの志願兵の中には、15500人のトランスジェンダーがいる。それは非トランスジェンダーの2倍に上るが、彼らは自分たちの性を隠すよう強いられている。なぜならトランスジェンダーが軍務に就くことは禁じられているから。本作では、その中の4人の生活をドキュメントする。4人は、国の自由を守り、アイロニカルにも自分自身のために闘っている。彼らは、軍務で平等の権利を得るために、ペンタゴンの幹部にトランスジェンダーであることをカミングアウトし、キャリアと家族の生活を危険にさらす。


 ◆Headliners部門
 ◎『犬ヶ島』(米・英) 監督:ウェス・アンダーソン [北米プレミア]

 ◆ナラティヴ・スポットライト部門(Narrative Spotlight)
 ◎“All Square”(米) 監督:John Hyams [ワールド・プレミア]
 物語:落ちぶれたギャンブラーが、元カノの息子と友だちになる。彼は、野球のユース・リーグで賭けをしようと思いつくが、お金がかかったとたん、それまでピュアだったゲームは、醜く変わってしまう。



 ◆ドキュメンタリー・スポットライト部門(Documentary Spotlight)
 ◎“The Dawn Wall”(オーストリア・米) 監督:Josh Lowell、Peter Mortimer [北米プレミア]
 伝説のフリー・クライマー、トミー・コールドウェルが、エルキャピタンのDawn Wall 3000フィートの不可能な垂壁に挑戦する。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。



 ◆ヴィジョンズ部門(Visions)
 ◎“Profile”(米・英・キプロス・ロシア) 監督:ティムール・ベクマンベトフ [北米プレミア]
 物語:ジャーナリストのAmy Whittakerは、ISISがどうやって若いヨーロッパ人女性をリクルートするのか調べようとして、Melody Nelsonと名前も変えて、フェイスブックに新しいプロフィールを作る。彼女は、ソファに座り、髪もヒジャブで隠し、シリアにいるISISの戦士Bilelにコンタクトを取る。Bilelは、パキスタンにルーツを持つカリスマ的なイギリス人で、彼女と毎日数時間チャットをし、ジハーディストとしての日常を語り、一緒に料理を作り、お世辞まで使う。Amyは、ひそかに2人の会話を記録し、TV番組のための準備をする。一方、Bilelは、すぐに核心に入り、シリアに来て、妻になってくれと言う。Amyは、現実と、Bilelとの会話の中で作り出したウソの間で行ったり来たりするうち、Bilelに魅かれ、自分が危険にさらされていることに気づく。
 ベルリン国際映画祭2018 パノラマ部門出品。観客賞第1席。


 ◆ミッドナイターズ部門(Midnighters)
 ◎“Upgrade”(米) 監督:リー・ワネル(Leigh Whannell) [ワールド・プレミア]
 物語:コンピューターによって生活のあらゆる局面がコントロールされている近未来。ハイテク恐怖症のグレイは、STEMと名付けられた実験的なコンピューター・チップ・インプラントに、妻を殺され、自身にも麻痺が残る怪我を与えられて、復讐を誓う。やがて、STEMには自らの知性を持っていることがわかる。


 ◆Episodic部門
 ◎“Vida”(米) 監督:アロンソ・ルイスパラシオス(Alonso Ruizpalacios)、キム・ソヨン(So Yong Kim) [ワールド・プレミア][TVシリーズ]
 物語:ロサンゼルス・イーストサイドに住むメキシカン・アメリカンの姉妹は、これ以上違いようがないくらいに違っている姉妹で、事情によって、故郷に帰ることになる。そこで、彼らは、過去と母親のアイデンティティーに関する驚くべき真実を知る。


 ◆24 Beats Per Second部門
 ◎“Ruben Blades Is Not My Name”(パナマ) 監督:Abner Benaim [ワールド・プレミア]
 ルーベン・ブラデス(Rubén Blades)は、70年代のニューヨークのサルサ革命の中心にいた人物である。彼の社会性のある詞と、爆発的なリズムは、サルサ音楽をインターナショナルな観客に広めた。彼は、17のグラミー賞を獲り、ハリウッドで演技をし、ハーバード大学で法律の学位を取り、故郷パナマの大統領選にも出馬した。今、彼はニューヨークに暮らし、カメラとともにツアーに出かける。ルーベン・ブラデスの、音楽と政治に関する野心、そして50年のキャリアを振り返る。


 ◆グローバル部門(Global)
 ◎“Virus Tropical”(コロンビア) 監督:Santiago Caicedo
 物語:パオラは、伝統的なコロンビア一家に生まれた。あるいは、少なくともそう思うように仕向けられている。父親は神父で、母親は“サイキック”で、姉は両親が期待するようには育っていない。パオラは、世界に対するユニークな女性的ヴィジョンを持っていて、偏見と闘い、自分の独立性のために奮闘している。
 日本でも短編『ウユユイ』が紹介されているSantiago Caicedoの初監督長編。
 Animation Is Film Festival 2017出品。
 ベルリン国際映画祭2018 ジェネレーション 14plus部門出品。


 ◆フェスティバル・フェイヴァリッツ(Festival Favorite)
 ◎“Science Fair”(米) 監督:Cristina Costantini、Darren Foster
 78カ国1700人の中から選ばれた9人の高校生が、国際的なサイエンス・フェアで争う。勝利して“Best in Fair”を勝ち取るのは1人だけだ。
 サンダンス映画祭2018 スペシャル・イベントにて上映。
 ポートランド映画祭2018 ドキュメンタリー部門観客賞受賞。


 ◆タイトル・デザイン賞(Excellence in Title Design)
 ◎“Offf Barcelona 2017”(カナダ) 監督:Eve Duhamel、Julien Vallee

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 *当ブログ記事

 ・SXSW映画祭2017:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_24.html
 ・SXSW映画祭2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_8.html
 ・SXSW映画祭2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_21.html
 ・SXSW映画祭2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_16.html
 ・SXSW映画祭2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_28.html
 ・SXSW映画祭2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_31.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html

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