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zoom RSS 金熊賞 1951〜2018!

<<   作成日時 : 2018/03/01 23:45   >>

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 本年度の金熊賞受賞作品が、第1回作品も併せて受賞したということから、第1回作品賞を受賞している金熊賞受賞作品は、他にもあるのかとかが気になって、そもそも初監督長編で金熊賞を受賞している作品はどのくらいあるのかとか、金熊賞を受賞している女性監督はどのくらいいるのかなど、過去の金熊賞受賞作品について調べてみました。

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 2018年 “Touch Me Not”(ルーマニア・独・チェコ・ブルガリア・仏) 監督:Adina Pintilie
 第1回作品賞受賞。
 第1作
 [女性監督]

 2017年 『心と体と』“Testről és lélekről”(ハンガリー) 監督:イルディゴ・エンエディ
 国際批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞、ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞受賞。
 第7作
 ※米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 ハンガリー代表(ノミネート)
 ←1989年:カンヌ=カメラ・ドール
 [女性監督]

 2016年 『海は燃えている〜伊最南端の小さな島〜』“Fuocoammare”(伊) 監督:ジャンフランコ・ロージ
 エキュメニカル審査員賞、アムネスティ・インターナショナル映画賞、ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞受賞。
 第5作
 ※米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 イタリア代表
 ←2013:ベネチア=金獅子賞
 [ドキュメンタリー]

 2015年 『人生タクシー』“Taxi”(イラン) 監督:ジャファール・パナヒ
 国際批評家連盟賞受賞。
 第8作
 ←2013年:ベルリン=脚本賞、2011年:カンヌ=黄金の馬車賞、2006年:ベルリン=審査員グランプリ、2000年:ベネチア=金獅子賞、1995年:カンヌ=カメラ・ドール

 2014年 『薄氷の殺人』“白日焰火”(中) 監督:ディアオ・イーナン
 男優賞(リャオ・ファン)受賞。
 第3作
 ←2007年:カンヌ(ある視点部門)、ワルシャワ=グランプリ、2003年:バンクーバー=ドラゴンズ&タイガーズ賞、2004年:ロッテルダム=NETPAC賞スペシャル・メンション、アムネスティ・インターナショナルDOEN賞スペシャル・メンション

 2013年 『私の、息子』“Poziţia Copilului”(ルーマニア) 監督:カリン・ピーター・ネッツァー
 国際批評家連盟賞受賞。
 第3作
 ※米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 ルーマニア代表
 ←2009年:テッサロニキ=シルバー・アレクサンダー賞、国際批評家連盟賞、2003年:ロカルノ=ユース審査員賞スペシャル・メンション

 2012年 『塀の中のジュリアス・シーザー』“Cesare deve morire”(伊) 監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
 エキュメニカル審査員賞受賞。
 第18作
 ※米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 イタリア代表
 ←1986年:ベネチア=生涯金獅子賞、1982年:カンヌ=審査員特別グランプリ、1977年:カンヌ=パルムドール
 [ドキュメンタリー]

 2011年 『別離』“جدایی نادر از سیمین”(イラン) 監督:アスガー・ファルハディ
 銀熊賞(女優賞:女性キャスト・アンサンブル)、銀熊賞(男優賞:男性キャスト・アンサンブル)、エキュメニカル審査員賞、ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞受賞。
 第5作
 ※米国アカデミー賞2012 外国語映画賞 イラン代表(受賞)
 ←2009年:ベルリン=監督賞、2006年:ロカルノ、2004年:ワルシャワ=グランプリ
 →2013年:カンヌ=エキュメニカル審査員賞、2016年:カンヌ=脚本賞

 2010年 『蜂蜜』“Bal”(トルコ・独) 監督:セミフ・カプランオール
 エキュメニカル審査員賞受賞。
 第5作
 ※米国アカデミー賞2011 外国語映画賞 トルコ代表
 ←2008年:ベネチア、2007年:カンヌ(監督週間)

 2009年 『悲しみのミルク』“La Teta Asustada”(ペルー) 監督:クラウディア・リョサ
 国際批評家連盟賞受賞。
 第2作
 ※米国アカデミー賞2010 外国語映画賞 ペルー代表(ノミネート)
 ←2006年:ロッテルダム:国際批評家連盟賞
 →2012年:ベルリン(短編部門)=短編テディー賞、2014年:ベルリン
 [女性監督]

 2008年 『エリート・スクワッド』“Tropa de Elite”(ブラジル) 監督:ジョゼ・パジーリャ
 第2作(第1作はドキュメンタリー)
 ←2002年:サンパウロ=ドキュメンタリー賞
 →2014年:『ロボコップ』

 2007年 『トゥヤーの結婚』“图雅的婚事”(中) 監督:ワン・チュアンアン
 第3作
 ←2004年:カルロヴィ・ヴァリ、1999年:上海、2000年:モスクワ:国際批評家連盟賞
 →2010年:ベルリン=脚本賞、2012年:ベルリン

 2006年 『サラエボの花』“Grbavica”(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 監督:ヤスミラ・ジュバニッチ
 エキュメニカル審査員賞、平和映画賞受賞。
 初長編?(IMDbでは初監督長編に見えるが、Wikipediaによるとこれ以前にもいろいろ手がけているようにも読める)
 →2010年:ベルリン
 [女性監督]

 2005年 “U-Carmen eKhayelitsha”(南アフリカ共和国) 監督:マーク・ドーンフォードメイ
 第1作
 →2014年:ベルリン(短編部門)

 2004年 『愛より強く』“Gegen die Wand”(独・トルコ) 監督:ファティ・アキン
 国際批評家連盟賞受賞。
 第5作
 →2007:カンヌ=脚本賞、エキュメニカル審査員賞、2009年:ベネチア=審査員特別賞、2014年:ベネチア=Vittorio Veneto Film Festival Awardスペシャル・メンション、2017年:カンヌ

 2003年 『イン・ディス・ワールド』“In This World”(英) 監督:マイケル・ウィンターボトム
 エキュメニカル審査員賞、平和映画賞受賞。
 第12作
 ←2002年:カンヌ、2001年:ベルリン、1999年:カンヌ、1998年:ベルリン、1997年:カンヌ、1995年:ベルリン
 →2003年:ベネチア、2006年:ベルリン=監督賞、2010年:ベルリン、2017年:ベルリン=ジェネレーション部門

 2002年 『千と千尋の神隠し』(日) 監督:宮崎駿
 第8作
 ※米国アカデミー賞2003 長編アニメーション賞受賞。
 →2004年:ベネチア、2005年:ベネチア=生涯金獅子賞、2008年:ベネチア=Future Film Festival Digital Award、Mimmo Rotella Foundation Award、2013年:ベネチア
 [アニメーション]

 同 『ブラディ・サンデー』“Bloody Sunday”(英・アイルランド) 監督:ポール・グリーングラス
 エキュメニカル審査員賞受賞。
 第3作
 ←1989年:ベルリン=Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award、OCIC 賞

 2001年 『インティマシー/親密』“Intimacy”(仏・英・独・西) 監督:パトリス・シェロー
 Blue Angel受賞。
 第9作
 ←1998年:カンヌ、1994年:カンヌ=審査員賞、1983年:カンヌ
 →2003年:ベルリン=監督賞、2005年:ベネチア、2009年:ベネチア

 2000年 『マグノリア』“Magnolia”(米) 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
 ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞受賞。
 第3作
 ※米国アカデミー賞2000脚本賞ノミネート。
 →2002年:カンヌ=監督賞、2008年:ベルリン=監督賞、2012年:ベネチア=監督賞、国際批評家連盟賞
 ←1996年:カンヌ

 1999年 『シン・レッド・ライン』“The Thin Red Line”(米) 監督:テレンス・マリック
 ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞受賞。
 第3作
 ※米国アカデミー賞1999 監督賞、オリジナル脚本賞ノミネート。
 ←1979年:カンヌ=監督賞
 →2011年:カンヌ=パルムドール、2012年:ベネチア=SIGNIS賞、2015年:ベルリン、2016年:ベネチア=Green Drop Award、Future Film Festival Digital Awardスペシャル・メンション

 1998年 『セントラル・ステーション』“Central do Brasil”(ブラジル) 監督:ウォルター・サレス
 エキュメニカル審査員賞受賞。
 第3作
 ※米国アカデミー賞1999 外国語映画賞 ブラジル代表(ノミネート)
 →2001年:ベネチア=Little Golden Lion、2002年:ベネチア(非コンペ)、2004年:カンヌ=エキュメニカル審査員賞、François Chalais Award、2008年:カンヌ、2012年:カンヌ

 1997年 『ラリー・フリント』“The People vs. Larry Flynt”(米) 監督:ミロシュ・フォアマン
 第10作
 ※米国アカデミー賞1997 監督賞ノミネート。
 ←1971年:カンヌ=審査員グランプリ、1965年:ベネチア
 →2000年:ベルリン=監督賞

 1996年 『いつか晴れた日に』“Sense and Sensibility”(米) 監督:アン・リー
 第4作
 ←1993年:ベルリン=金熊賞
 →1997年:カンヌ、2005年:ベネチア=金獅子賞、2007年:ベネチア=金獅子賞、2009年:カンヌ

 1995年 『ひとりぼっちの狩人たち』“L'Appât”(仏) 監督:ベルトラン・タヴェルニエ
 第15作
 ←1992年:ベネチア、1990年:カンヌ、1986年:ベネチア=Pasinetti Award、1984年:カンヌ=監督賞、1980年:カンヌ、1980年:ベルリン、1974年:ベルリン=審査員特別賞、OCIC賞
 →1999年:ベルリン=国際批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞、オナラブル・メンション受賞、2002年:ベルリン、2009年:ベルリン、2010年:カンヌ、2015年:ベネチア=生涯金獅子賞、2016年:カンヌ

 1994年 『父の祈りを』“In the Name of the Father”(英・アイルランド) 監督:ジム・シェリダン
 第3作
 ※米国アカデミー賞1994 作品賞、監督賞、脚色賞ノミネート。
 →1998年:ベルリン=ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞

 1993年 『香魂女 湖に生きる』“香魂女”(中) 監督:シェ・フェイ
 第4作
 エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション受賞。
 ←1990年:ベルリン=Outstanding Single Achievement

 同 『ウェディング・バンケット』“喜宴”(台湾) 監督:アン・リー
 第2作
 ※米国アカデミー賞1994 外国語映画賞 台湾代表(ノミネート)
 →1996年:ベルリン=金熊賞、1997年:カンヌ、2005年:ベネチア=金獅子賞、2007年:ベネチア=金獅子賞、2009年:カンヌ

 1992年 『わが街』“Grand Canyon”(米) 監督:ローレンス・カスダン
 第6作
 ※米国アカデミー賞1992 オリジナル脚本賞ノミネート。
 ←1985年:ベネチア(非コンペ)

 1991年 “La casa del sorriso”(伊) 監督:マルコ・フェレーリ
 第23作
 ←1986年:カンヌ、1984年:ベネチア、1983年:カンヌ、1980年:ベルリン、1978年:カンヌ=審査員グランプリ、1973年:カンヌ=国際批評家連盟賞、1972年:ベルリン=国際批評家連盟賞、1969年:カンヌ、1964年:カンヌ、1963年:カンヌ、1960年:ベネチア(非コンペ)
 →1991年:カンヌ、1992年:ベネチア=Pietro Bianchi Award、1993年:ベルリン

 1990年 『ミュージックボックス』“Music Box”(米) 監督:コスタ=ガヴラス
 第12作
 ←1983年:ベネチア、1982年:カンヌ=パルムドール、1975年:カンヌ=監督賞、1969年:カンヌ=審査員賞
 →1993年:ベルリン、2002年:ベルリン、2002年:ベルリン=ベルリナーレ・カメラ

 同 『つながれたヒバリ』“Skřivánci na niti”(1969/チェコスロヴァキア) 監督:イジー・メンツェル
 第4作
 国際批評家連盟賞受賞。
 ←1981年:ベネチア=スペシャル・メンション、1975年:ベルリン
 →1994年:ベネチア=The President of the Italian Senate's Gold Medal、2007年:ベルリン=国際批評家連盟賞

 1989年 『レインマン』“Rain Man”(米) 監督:バリー・レヴィンソン
 第6作
 ※米国アカデミー賞1989 作品賞、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞受賞。
 →1992年:ベルリン、1993年:ベルリン、1998年:ベルリン=審査員特別賞

 1988年 『紅いコーリャン』“红高粱”(中) 監督:チャン・イーモウ
 第1作
 ※米国アカデミー賞1989 外国語映画賞 中国代表
 →1990年:カンヌ、1991年:ベネチア=銀獅子賞、Elvira Notari賞、国際批評家連盟賞、1992年:ベネチア=金獅子賞、OCIC賞オナラブル・メンション、ユニセフ賞、1994年:カンヌ=審査員グランプリ、エキュメニカル審査員賞、1995年:カンヌ=Technical Grand Prize、1997年:ベネチア、1999年:ベネチア=金獅子賞、ラテルナ・マギカ賞、Sergio Trasatti 賞、ユニセフ賞、2000年:ベルリン=審査員グランプリ、エキュメニカル審査員賞、2003年:ベルリン=アルフレッド・バウアー賞、2010年:ベルリン

 1987年 “Тема”(ソ連) 監督:グレブ・パンフィーロフ(Gleb Panfilov)
 国際批評家連盟賞、C.I.D.A.L.C.賞、C.I.C.A.E.賞、Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award
 第4作
 →1990年:カンヌ=芸術貢献賞

 1986年 『シュタムハイム』“Stammheim”(西独) 監督:ラインハルト・ハウフ(Reinhard Hauff)
 国際批評家連盟賞受賞。
 第8作
 →1989年:ベネチア=ユニセフ賞

 1985年 “Die Frau und der Fremde”(東独) 監督:Rainer Simon
 第9作

 同 『ウェザビー』“Wetherby”(英) 監督:デイヴィッド・ヘアー
 C.I.C.A.E.賞、Interfilm Awardオナラブル・メンション受賞。
 第1作

 1984年 『ラヴ・ストリームス』“Love Streams”(米) 監督:ジョン・カサヴェテス
 国際批評家連盟賞受賞。
 第11作
 ←1978年:ベルリン
 →1980年:ベネチア=金獅子賞、OCIC 賞オナラブル・メンション、1968年:ベネチア=Pasinetti Award、1960年:ベネチア(非コンペ)

 1983年 “Ascendancy”(英) 監督:Edward Bennett
 第2作

 同 “La colmena”(西) 監督:マリオ・カムス(Mario Camus)
 C.I.D.A.L.C.賞受賞。
 第17作
 ←1966年:カンヌ
 →1984年:カンヌ=エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション

 1982年 『ベロニカ・フォスのあこがれ』“Die Sehnsucht der Veronika Voss”(西独) 監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
 第20作
 ←1980年:ベネチア(非コンペ)、1979年:ベルリン=ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞、1978年:カンヌ、1978年:ベルリン、1974年:ベルリン=Interfilm Award、1974年:カンヌ=国際批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞、1972年:ベルリン、1971年:ベルリン、1970年:ベルリン=OCIC 賞 - Recommendation、Interfilm Award - Recommendation、1969年:ベルリン
 →1982年:ベネチア

 1981年 『急げ、急げ』“Deprisa, deprisa”(西) 監督:カルロス・サウラ
 第14作
 ←1978年:カンヌ、1977年:カンヌ、1976年:カンヌ=審査員グランプリ、1974年:カンヌ=審査員賞、1973年:カンヌ、1969年:ベルリン、1968年:ベネチア、1968年:ベルリン=監督賞、1966年:ベルリン=監督賞、1964年:ベルリン、1960年:カンヌ
 →1983年:カンヌ=芸術貢献賞、Technical Grand Prize、1984年:ベネチア、1988年:カンヌ、1989年:ベルリン、1993年:ベネチア

 1980年 “Heartland”(米) 監督:リチャード・ピアース(Richard Pearce)
 Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award受賞。
 第1作

 同 “Palermo or Wolfsburg(Palermo oder Wolfsburg)”(西独) 監督:ヴェルナー・シュレーター
 第9作
 →1982年:カンヌ、1991年:カンヌ、2008年:ベネチア、2008年:ベネチア=Special Lion for the Overall Work、2010年:ベルリン=特別テディー賞

 1979年 “David”(西独) 監督:ペーター・リリエンタール(Peter Lilienthal)
 Interfilm Award - Recommendation、OCIC賞 - Special Recommendation受賞。
 第3作
 ←1970年:カンヌ
 →1984年:ベルリン、1986年:ベネチア

 同 “Las truchas”(西) 監督:ホセ・ルイス・ガルシア・サンチェス(José Luis García Sánchez)
 第3作
 →1987年:ベネチア

 同 “What Max Said(Las palabras de Max)”(西) 監督:エミリオ・マルティネス・ラザロ(Emilio Martinez Lazaro)
 OCIC賞受賞。
 第2作
 ※この年は、ベルリン映画祭におけるスペインの貢献を評して、短編作品“Ascensor”と併せて3作品に金熊賞が与えられていますが、IMDbでは“What Max Said(Las palabras de Max)”も“Ascensor”も、金熊賞の扱いになっていません。

 1977年 『処刑の丘』“Восхождение(The Ascent)”(ソ連) 監督:ラリーサ・シェピチコ(Larisa Shepitko)
 国際批評家連盟賞、OCIC賞、Interfilm Awardスペシャル・メンション受賞。
 第6作
 [女性監督]

 1976年 『ビッグ・アメリカン』“Buffalo Bill and the Indians, or Sitting Bull's History Lesson”(米) 監督:ロバート・アルトマン
 第12作
 ←1972年:カンヌ、1970年:カンヌ=パルムドール
 →1977年:カンヌ、1983年:ベネチア、1985年:ベルリン(フォーラム部門)、1986年:カンヌ、1987年:カンヌ、1992年:カンヌ=監督賞、1993年:ベネチア=金獅子賞、Pasinetti Award、国際批評家連盟賞、1996年:カンヌ、1996年:ベネチア=生涯金獅子賞、1999年:ベルリン=Prize of the Guild of German Art House Cinemas、2000年:ベネチア、2002年:ベルリン=名誉金熊賞、2006年:ベルリン=ベルリナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞

 1975年 “Adoption(Örökbefogadás)”(ハンガリー) 監督:マールタ・メーサーロッシュ(Márta Mészáros)
 OCIC 賞 - Recommendation、C.I.D.A.L.C.賞、Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award受賞。
 第5作
 ※米国アカデミー賞1976 外国語映画賞 ハンガリー代表
 →1977年:カンヌ(非コンペ)、1977年:ベルリン(フォーラム部門)、1980年:カンヌ、1984年:カンヌ=審査員グランプリ、1987年:ベルリン=Outstanding Single Achievement、OCIC賞、1994年:ベルリン、1995年:ベネチア(非コンペ)、2007年:ベルリン=ベルリナー・カメラ
 [女性監督]

 1974年 『グラヴィッツおやじの年季奉公』“The Apprenticeship of Duddy Kravitz”(カナダ) 監督:テッド・コッチェフ
 第6作
 ←1971年:カンヌ
 →1985年:カンヌ

 1973年 『遠い雷鳴』“অশনি সংকেত(Distant Thunder/Ashani Sanket)”(インド) 監督:サタジット・レイ
 第20作
 ←1972年:ベネチア(非コンペ)、1970:ベルリン、1969年:ベルリン、1966年:ベルリン=スペシャル・メンション、UNICRIT賞、1965年:ベネチア、1965年:ベルリン=監督賞、OCIC賞、1964年:ベルリン=監督賞、1962年:カンヌ、1958年:カンヌ、1957年:ベネチア=金獅子賞、国際批評家連盟賞、ニュー・シネマ賞、1956年:カンヌ=Best Human Document、OCIC賞スペシャル・メンション
 →1978年:ベルリン、1982年:ベネチア=生涯金獅子賞、1984年:カンヌ

 1972年 『カンタベリー物語』“I racconti di Canterbury”(伊・仏) 監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
 第11作
 ←1971年:ベルリン=審査員特別賞、1969年:ベルリン、1968年:ベネチア、1967年:ベネチア、1966年:カンヌ、1964年:ベネチア=審査員特別賞、OCIC賞、1962年:ベネチア=Italian Cinema Clubs Award、1958年:カンヌ(非コンペ)
 →1974年:カンヌ=審査員グランプリ

 1971年 『悲しみの青春』“Il giardino dei Finzi-Contini”(伊) 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
 Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award、Interfilm Grand Prix受賞。
 第25作
 ※米国アカデミー賞1972 外国語映画賞 イタリア代表(受賞)
 ←1961年:ベネチア、1961年:カンヌ、1956年:カンヌ=OCIC賞、1955年:カンヌ、1953年:カンヌ、1952年:カンヌ、1951年:カンヌ=グランプリ

 1970年 なし

 1969年 『最初の仕事』“Rani radovi”(ユーゴスラビア) 監督:ジェリミール・ジルニク
 第1作
 →1995年:ベルリン(非コンペ)

 1968年 “Ole dole doff(Who Saw Him Die?)”(スウェーデン) 監督:ヤン・トロエル
 OCIC賞、Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award、UNICRIT賞、IWG Golden Plaque受賞。
 第2作
 ←1967年:ベルリン=C.I.D.A.L.C.賞、Interfilm Award、C.I.C.A.E.賞
 →1977年:カンヌ、1982年:ベネチア、1988年:ベルリン(非コンペ)1992年:ベルリン=監督賞

 1967年 『出発』“Le départ”(ベルギー) 監督:イエジー・スコリモフスキー
 UNICRIT賞受賞。
 第4作
 ※米国アカデミー賞1968 外国語映画賞 ベルギー代表
 →1972年:カンヌ、1978年:カンヌ=審査員グランプリ、1982年:カンヌ=脚本賞、1984年:カンヌ、1985年:ベネチア=審査員特別賞、1989年:カンヌ、1991年:ベネチア、2008年:カンヌ(非コンペ)、2010年:ベネチア=審査員特別賞、'CinemAvvenire' Award、2015年:ベネチア=Vittorio Veneto Film Festival Awardスペシャル・メンション、2016年:ベネチア=生涯金獅子賞

 1966年 『袋小路』“Cul-de-sac”(英) 監督:ロマン・ポランスキー
 第3作
 ←1965年:ベルリン=審査員特別賞、国際批評家連盟賞、1962年:ベネチア(非コンペ)
 →1972年:ベルリン=Special Recognition、1976年:カンヌ、1993年:ベネチア=生涯金獅子賞、2002年:カンヌ=パルムドール、2010年:ベルリン=監督賞、2011年:ベネチア=Little Golden Lion、2013年:カンヌ

 1965年 『アルファヴィル』“Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution”(仏・伊) 監督:ジャン=リュック・ゴダール
 第8作
 ←1964年:ベネチア、1962年:ベネチア=審査員特別賞、Pasinetti Award、1961年:ベルリン=特別賞、1960年:ベルリン=監督賞
 →1965年:ベネチア、1966年:ベルリン=Interfilm Awardオナラブル・メンション、ユース映画賞、1967年:ベネチア=審査員特別賞、1968年:ベルリン、1969年:ベルリン、1973年:ベルリン(非コンペ)、1980年:カンヌ、1982年:カンヌ、1982年:ベネチア=生涯金獅子賞、1983年:ベネチア=金獅子賞、1985年:ベルリン=Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award、OCIC Promotional Award - Honorable Mention、1985年:カンヌ、1987年:カンヌ、1990年:カンヌ、1991年:ベネチア=The President of the Italian Senate's Gold Medal、1993年:ベネチア、1996年:ベネチア=Filmcritica "Bastone Bianco" Award、2001年:カンヌ、2010年:カンヌ(非コンペ)、2014年:カンヌ=審査員賞

 1964年 『野性のもだえ』“Susuz Yaz”(トルコ) 監督:イスマイル・メチン
 第15作
 →1964年:ベネチア(非コンペ)

 1963年 “Il diavolo”(伊) 監督:ジャン・ルイジ・ポリドロ(Gian Luigi Polidoro)
 第2作
 ←1959年:ベルリン

 同 『武士道残酷物語』(日) 監督:今井正
 第31作
 ←1958年:ベルリン:監督賞、1957年:カンヌ、1954年:カンヌ

 1962年 『或る種の愛情』“A Kind of Loving”(英) 監督:ジョン・シュレシンジャー
 第1作
 →1963年:ベネチア、1969年:ベルリン=OCIC賞、1988年:ベネチア

 1961年 『夜』“La Notte”(伊・仏) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
 国際批評家連盟賞受賞。
 第7作
 ※米国アカデミー賞1962 外国語映画賞 イタリア代表
 ←1960年:カンヌ=審査員賞、1955年:ベネチア=銀獅子賞、1953年:ベネチア
 →1962年:カンヌ=審査員特別賞、1964年:ベネチア=金獅子賞、国際批評家連盟賞、ニュー・シネマ賞、1967年:カンヌ=パルムドール、1975年:カンヌ、1980年:ベネチア(非コンペ)、1982年:カンヌ=35周年記念賞、1983年:ベネチア=生涯金獅子賞、1995年:ベネチア(非コンペ)、1998年:ベネチア=Pietro Bianchi Award

 1960年 『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』“El Lazarillo de Tormes”(西) 監督:チェザーレ・アルダヴィン
 C.I.D.A.L.C.賞受賞。
 第6作

 1959年 『いとこ同志』“Les Cousins”(仏) 監督:クロード・シャブロル
 第2作
 →1959年:ベネチア、1973年:ベルリン=国際批評家連盟賞、1978年:カンヌ、1985年:カンヌ、1987年:ベルリン、1988年:ベネチア=Golden Ciak、Filmcritica "Bastone Bianco" Award - Special Mention、1995年:ベネチア、1999年:ベルリン、2003年:ベルリン、2006年:ベルリン、2007年:ベネチア=Filmcritica "Bastone Bianco" Award、2009年:ベルリン=ベルリナーレ・カメラ

 1958年 『野いちご』“Smultronstället”(スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン
 第18作
 ←1957年:カンヌ=審査員特別賞、1956年:カンヌ=Best Poetic Humor、1953年:ベネチア、1952年:ベネチア、1948年:ベネチア(非コンペ)、1947年:カンヌ(非コンペ)
 →1958年:カンヌ=監督賞、1958年:ベネチア(非コンペ)、1959年:ベネチア=審査員特別賞、ニュー・シネマ賞、Pasinetti Award、1960年:カンヌ=スペシャル・メンション、1962年:ベルリン=OCIC賞、1971年:ベネチア=生涯金獅子賞、1973年:カンヌ(非コンペ)、1983年:ベネチア(非コンペ)、1986年:ベネチア(非コンペ)、1997年:カンヌ=Palm of the Palms、1998年:カンヌ(非コンペ)

 1957年 『十二人の怒れる男』“12 Angry Men”(米) 監督:シドニー・ルメット
 OCIC賞受賞。
 第1作
 ※米国アカデミー賞1958 監督賞ノミネート。
 →1959年:ベルリン、1962年:カンヌ、1964年:ベルリン=国際批評家連盟賞、1965年:カンヌ、1966年:ベルリン、1969年:カンヌ、1981年:ベネチア=Pasinetti Award、1992年:カンヌ、2006年:ベルリン

 1956年 『舞踏への招待』“Invitation to the Dance”(米) 監督:ジーン・ケリー
 第4作

 1955年 “Die Ratten”(西独) 監督:ロバート・シオドマク
 第42作
 ←1954年:カンヌ

 1954年 『ホブスンの婿選び』“Hobson's Choice”(英) 監督:デイヴィッド・リーン
 第10作
 ←1949年:カンヌ、1948年:ベネチア(非コンペ)、1946年:カンヌ=グランプリ
 →1966年:カンヌ

 1953年 『恐怖の報酬』“Le Salaire de la peur”(仏・伊) 監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
 第8作
 ←1953年:カンヌ=グランプリ、1949年:ベネチア=金獅子賞、1949年:カンヌ、1947年:ベネチア(非コンペ)
 →1956年:カンヌ=審査員特別賞

 1952年 『春の悶え』“Hon dansade en sommar”(スウェーデン) 監督:アルネ・マットソン
 第17作
 ←1952年:カンヌ
 →1953年:カンヌ、1954年:カンヌ、1959年:ベルリン

 1951年 “Beaver Valley”(米) 監督:ジェームズ・アルガー [最優秀ドキュメンタリー賞]
 32分の短編ドキュメンタリー
 ←1949年:カンヌ(非コンペ)
 →1954年:カンヌ=インターナショナル賞、1954年:ベルリン(非コンペ)、1955年:ベルリン(非コンペ)、1956年:ベルリン(非コンペ)、1957年:ベルリン=長編ドキュメンタリー/文化賞、1959年:ベルリン=長編ドキュメンタリー賞、1960年:ベルリン=ユース映画賞
 [ドキュメンタリー]

 同 『シンデレラ』“Cinderella”(米) 監督:ウィルフレッド・ジャクソン、ハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミ [最優秀ミュージカル賞]
 Audience Poll: Grand Bronze Plate受賞。
 ウィルフレッド・ジャクソンにとっては初監督長編、ハミルトン・ラスクにとっては第2監督長編、クライド・ジェロニミにとっては第3監督長編
 ←1950年:ベネチア、1946年:カンヌ
 →1951年:ベネチア、1953年:カンヌ、1960年:ベルリン
 [アニメーション]

 同 『裁きは終りぬ』“Justice est faite”(仏) 監督:アンドレ・カイヤット [最優秀クライム/アドベンチャー賞]
 第11作
 ←1950年:ベネチア=金獅子賞
 →1949年:カンヌ、1952年:カンヌ=審査員特別賞、1954年:カンヌ=インターナショナル賞、スペシャル・メンション、1955年:カンヌ、1957年:ベネチア、1960年:ベネチア=金獅子賞、1973年:ベルリン=審査員特別賞、OCIC賞、Interfilm Award - Otto Dibelius Film Award、UNICRIT賞

 同 “Sans laisser d'adresse”(仏) 監督:ジャン=ポール・ル・シャノワ [最優秀コメディー賞]
 第6作

 同 『ジープの四人』“Die Vier im Jeep”(スイス) 監督:レオポルド・リントベルク [最優秀ドラマ賞]
 第11作
 ←1951年:カンヌ、1947年:ベネチア(非コンペ)、1946年:カンヌ=国際平和賞、1942年:ベネチア、1941年:ベネチア=Biennale Cup
 →1953年:カンヌ、1953年:ベルリン(非コンペ)

 ※Wikipediaの金熊賞のページには
 1978年 “Ascensor”(西) 監督:Tomás Muñoz
 も受賞作品として挙げられていますが、これは、ベルリン映画祭におけるスペインの貢献を評して与えられたもので、この作品は短編作品です。

 ※受賞歴は、IMDbを基にしています。
 ←は、主に金熊賞受賞前のベルリン、カンヌ、ベネチアの各映画祭の出品歴・受賞歴
 →は、主に金熊賞受賞後のベルリン、カンヌ、ベネチアの各映画祭の出品歴・受賞歴です。

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 【金熊賞と監督歴】

 第1作で金熊賞受賞:10
 第2作:9
 第3作:12
 第4作:6
 第5作:5
 第6作:6
 第7作:2
 第8作:5
 第9作:3
 第10作:2
 第11作:4
 第12作:2
 第14作:1
 第15作:2
 第17作:2
 第18作:2
 第20作:2
 第23作:1
 第25作:1
 第31作:1
 第42作:1

 本数は、数え方によって変わってきます。
 ここでは、テレビ作品や短編、ドキュメンタリー(例外あり)は、除いてあります。

 以前は、ベテランの監督も普通に受賞していましたが、近年は、新しい才能を評価する傾向が強まって、若手の監督が多く受賞しています。
 半数以上が第6作までに金熊賞を受賞していることから考えて、金熊賞を狙うなら、とりあえずは第6作くらいまででしょうか。

 最もベテランで金熊賞を受賞したのはロバート・シオドマク、その次が今井正です。

 【国別受賞歴】

 国別受賞記録(共同製作作品は便宜的に1カ国を代表とする)は―
 11回:アメリカ
 8回:イギリス
 7回:フランス
 5回:スペイン、西独、イタリア
 4回:中国
 3回:スウェーデン
 2回:ソ連、日本、ブラジル、トルコ、イラン、ハンガリー、ルーマニア
 1回:スイス、ベルギー、ユーゴスラヴィア、インド、カナダ、チェコスロヴァキア、台湾、ドイツ、南ア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ペルー

 全73の受賞作品のうち、上位6カ国で41作品が受賞しています(56.2%)。
 ただし、アメリカ作品は2000年、フランス作品は2001年、イギリス作品は2003年、ドイツ作品は(共同製作作品はあるものの)2004年を最後に選ばれておらず、常連国以外から金熊賞を選出する傾向が強くなってきているというか、世界のいろんな国の新しい作品に目を向けるようになっていることがわかります。

 1989年の『レインマン』から2000年の『マグノリア』あたり(正確には1988年から2008年)までは、まさに全米映画賞レースを争っていて、米国アカデミー賞にもノミネートされているような作品が、コンペティション部門に普通にエントリーされていましたが、選定の基準が変わったのか、いつしかそういう作品はエントリーされなくなり、ワールド・プレミア作品に限定されるようになっています。(Wikipediaによると、1980年のモーリッツ・デ・ハデルンのディレクター就任から1994年のGATTの貿易対立まで、ハリウッド映画重視のセレクションになった、とあります。)

 【米国アカデミー賞 外国語映画賞との関係】

 これまで米国アカデミー賞外国語映画賞各国代表に選ばれた金熊賞受賞作品は、14作品。
 うち受賞したのは、1972年の『悲しみの青春』と2012年の『別離』、そのほかノミネートまで進んだ作品は、1994年の『ウェディング・バンケット』、1998年の『セントラル・ステーション』、2010年の『悲しみのミルク』、2018年の『心と体と』。
 金熊賞受賞作品が米国アカデミー賞外国語映画賞各国代表に選ばれることが多くなったのは2009年以降で、これは金熊賞が常連国(米・英・仏・独・伊・西)以外の国から選ばれることが多くなったことと無関係ではないと考えられます。

 【女性監督】

 これまで金熊賞を受賞した女性監督は6人。
 2018年 “Touch Me Not”(ルーマニア・独・チェコ・ブルガリア・仏) 監督:Adina Pintilie
 2017年 『心と体と』“Testről és lélekről”(ハンガリー) 監督:イルディゴ・エンエディ
 2009年 『悲しみのミルク』“La Teta Asustada”(ペルー) 監督:クラウディア・リョサ
 2006年 『サラエボの花』“Grbavica”(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 監督:ヤスミラ・ジュバニッチ
 1977年 『処刑の丘』“Восхождение”(ソ連) 監督:ラリーサ・シェピチコ(Larisa Shepitko)
 1975年 “Adoption(Örökbefogadás)”(ハンガリー) 監督:マールタ・メーサーロッシュ(Márta Mészáros)

 パルムドールの2人(ジェーン・カンピオン(1993)、ボディル・イプセン(1946/共同監督))、金獅子賞の5人(ソフィア・コッポラ(2010)、ミラ・ナーイル(2001)、アニエス・ヴァルダ(1985)、マルガレーテ・フォン・トロッタ(1981)、レニ・リーフェンシュタール(1938))より多くなっています。

 【第1回作品賞】

 第1回作品賞(GWFF Best First Feature Award)は、2006年に創設された賞で、コンペティション部門、パノラマ部門、フォーラム部門、ジェネレーション部門、パースペクティヴ・ドイツ映画部門の上映作品の中の初監督長編から選出される。
 賞金は5万ユーロ。プロデューサーと監督を対象とする。
 金熊賞と第1回作品賞が同じ作品に贈られたのは、今回が初めて。

 【パルムドールや金獅子賞との関係】

 3冠:
 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 金獅子:1949、金熊:1953、カンヌ・グランプリ:1953
 ミケランジェロ・アントニオーニ 金熊:1961、金獅子:1964、パルムドール:1967
 ロバート・アルトマン パルムドール:1970、金熊:1976、金獅子:1993

 金熊賞とパルムドール:
 デイヴィッド・リーン カンヌ・グランプリ:1946、金熊:1954
 ヴィットリオ・デ・シーカ カンヌ・グランプリ:1951、金熊:1971
 コスタ=ガヴラス パルムドール:1982、金熊:1990
 ロマン・ポランスキー 金熊:1966、パルムドール:2002
 テレンス・マリック 金熊:1999、パルムドール:2011
 パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ パルムドール:1977、金熊:2012

 金熊賞と金獅子賞:
 アンドレ・カイヤット 金獅子:1950、金熊:1951、金獅子:1960
 サタジット・レイ 金獅子:1957、金熊:1973
 ジャン=リュック・ゴダール 金熊:1965、金獅子:1983
 ジョン・カサヴェテス 金獅子:1980、金熊:1984
 チャン・イーモウ 金熊:1988、金獅子:1992、金獅子:1999
 アン・リー 金熊:1993、金熊:1996、金獅子:2005、金獅子:2007
 ジャファール・パナヒ 金獅子:2000、金熊:2015
 ジャンフランコ・ロージ 金獅子:2013、金熊:2016

 あと金熊賞を受賞すれば3冠:
 ヴィム・ヴェンダース 金獅子:1982、パルムドール:1984
 エルマンノ・オルミ パルムドール:1978、金獅子:1988
 マイク・リー パルムドール:1996、金獅子:2004

 3大映画祭については、まずはベルリンに出品して、それからベネチアに出し、最後にカンヌを狙うというようなぼんやりとしたイメージはありますが、作品の完成のタイミングもあるし、出品に関して3つの映画祭に明確な序列があるわけではありません。
 一方で、ミヒャエル・ハネケやダルデンヌ兄弟のようにカンヌにしか出さないと決めていりような監督もいます。

 20年、30年、あるいはそれ以上の期間にわたって映画祭の最高賞を狙いに行ける監督もいますが、映画監督も旬というか、ノッてる期間はあって、1つ目の最高賞を受賞してから10年前後が他の映画祭の最高賞を狙える期間ということになるでしょうか。(ある程度、齢を重ねるともうコンペ部門で争いたくないというのもあるようだし、ベテランの監督でもここならコンペに出してもよいと考えるのは、ほぼカンヌだけであるようです。)

 それを踏まえて、現時点で2つまで受賞していて、これから3つ目を獲って3冠となる可能性があるのは、一番可能性が高そうなところでアン・リー、状況次第ではジャファール・パナヒ、めぐり合わせがよければマイク・リー、というところでしょうか。

 ちなみに、金熊賞を2回受賞しているのは、アン・リーだけです。

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