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zoom RSS サンタバーバラ国際映画祭2018 受賞結果! 収穫いろいろ!

<<   作成日時 : 2018/02/12 05:18   >>

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 第33回サンタバーバラ国際映画祭(1月31日-2月10日)の各賞が発表されました。

 【サンタバーバラ国際映画祭】
 サンタバーバラという都市は、アメリカ映画産業のルーツの1つで、その地で1985年に始められたこの映画祭(SBIFF:The Santa Barbara International Film Festival )は、今年で第33回を迎えています。

 以前は、アメリカ映画産業のルーツという特徴を前面に出して、北米で配給の決まっていない作品や短編映画に力を入れていたようですが 、いまでは、それらを発展的に解消して(?)、短編と長編のフィクション、ドキュメンタリー、アニメーション、インターナショナル部門、スペイン/ラテン・アメリカ映画部門、特別上映部門、特集上映部門など、多彩な国別・地域別の部門を設けて、バラエティーに富んだ作品を紹介することに務めています。

 本年度は、ワールド・プレミアが46作品、USプレミアが54作品でした。

 本年度の受賞作は以下の通りです。

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 ◆最優秀インディペンデント長編映画賞(Panavision Spirit Award for Independent Cinema)
 ◎“Mary Goes Round”(カナダ) 監督:Molly McGlynn [USプレミア]
 出演:アヤ・キャッシュ(Aya Cash)、アーロン・プール(Aaron Poole)、サラ・ウェイスグラス(Sara Waisglass)、Kimberly-Sue Murray
 物語:薬物乱用のカウンセラーが、飲酒運転で逮捕され、ナイアガラの滝が近くにある故郷の町に帰って来る。これまで疎遠にしていた父は癌で死にかけていて、彼女が会ったこともない異母姉妹と仲良くしてほしいと望んでいることを知る。
 初監督長編。
 トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門出品。
 エドモントン国際映画祭2017出品。
 マイアミ映画祭2018 ordan Alexander Ressler Screenwriting Award出品。


 ◆最優秀インターナショナル長編作品賞(Jeffrey C. Barbakow Award – Best International Feature Film)
 ◎“Secret Ingredient(Iscelitel)”(ギリシャ) 監督:Gjorce Stavreski [USプレミア]
 物語:Veleの父親は癌を患っている。だが、Veleには高額な薬を買うことができない。Veleは、犯罪者からマリファナを盗み、それをケーキに入れて、父親に食べさせ、痛みを軽減させようとする。奇跡的に父親の病状はよくなる。一方、その結果、隣人たちから奇跡のケーキのレシピを教えろとせがまれ、犯罪者たちからはマリファナを返せと要求される。だが、最も厄介だったのは、父親に長生きする意味はあると説得することだった。
 テッサロニキ国際映画祭2017 出品。観客賞受賞。
 シネデイズ映画祭(マケドニア)2017出品。
 インディア国際映画祭2017出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2017出品。
 トロムソ国際映画祭2018出品。
 オーバーニュ国際映画祭(仏)2018出品。


 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary Award)
 ◎“The PUSH: Owning your reality is where the journey begins”(米) 監督:Brian Niles、Grant Korgan、Geoff Callan [ワールド・プレミア]
 2010年3月5日。Grant Korganは、シエラ・ネバダの未開地で、スノーモービルのひとコマを撮影中、第一腰椎を破裂骨折し、その結果、二度と歩けないだろうと診断された。しかし、そうした診断にも拘わらず、彼と妻のShawnaは、120%の回復に向けて目標を定めた。2012年1月17日、Grantは、2人のベテラン探検家とともに、脊椎損傷者として初めてとなる、偉業を成し遂げた。文字通り自らをプッシュして、約100マイル、人を寄せつけない南極の極点に到達したのだ。



 ◆スペイン/ラテン映画 ニュー・ヴィジョン賞(Nueva Vision Award for Spain/Latin America Cinema)
 ◎“The Last Suit (El último traje)”(西・アルゼンチン) 監督:Pablo Solarz [USプレミア]
 物語:Abraham Burszteinは、88歳のユダヤ人の仕立て屋で、ブエノスアイレスからポーランドへと旅をする。第二次世界大戦の末期に彼の命を救ってくれた友人を見つけるためだ。70年間、彼とは連絡を取っていないが、どうしても彼との約束は果たさなければならないと思い、この国に戻ってきたのだ。しかし、不運にも、友人は既に亡くなっていることがわかり、Abrahamは、再びナチズムの恐怖に取りつかれる。
 釜山国際映画祭2017 ワールド・シネマ部門出品。


 ◆スペイン/ラテン映画 ニュー・ヴィジョン賞 スペシャル・メンション
 ◎“Get The Weed (Misión no oficial)”(ウルグアイ・米) 監督:Denny Brechner、Alfonso Guerrero、Marcos Hecht
 物語:ウルグアイでは、麻薬組織を排除して、健全な市場で大麻を流通させるために、2013年に世界で初めて大麻の栽培と販売が合法化された。そうした大麻が合法化された世界で作られた初めてのモキュメンタリー。
 Alfredo Rodríguezは、大麻が合法化された後、ウルグアイに大麻を供給するために「非公式ミッション」としてアメリカに派遣される。Alfredo Rodríguezは、アメリカで50トンの大麻を手に入れて、ウルグアイに密輸しなければならない。Alfredoは、有力な指導者たちと出会う。彼らは、Alfredoをウルグアイ合法大麻局の局長だと思い込む。そんな部署など実際には存在しないのだが。


 ◆サンタバーバラ社会正義賞(Social Justice Award for Documentary Film)
 ◎“Guerrero”(メキシコ) 監督:Ludovic Bonleux [USプレミア]
 2014年、メキシコのゲレロ州にあるアヨツィナパ師範学校(学生の集会をする自由の権利を求めて、デモなどをしていたとされる)が、イグアラ市警察によって襲撃され、43人の生徒が拉致され、行方不明になった(2014年メキシコ・イグアラ市学生集団失踪事件)。数週間後、ゲレロ・ポピュラー・ムーヴメント(MPG)からやってきたJuanとその仲間たちが、抗議のためにTlapa's City Hallを襲った。彼らは、州で行なわれた選挙に反対し、デモを組織し、市民議会を作るべく、人々に呼びかけた。3人が、事件に加担した役人が刑事責任を負わないことに対して闘い、州の社会的無関心に抵抗しようとして、日に日に状況はカオスとなっていく。
 Ambulante映画祭(メキシコ)2017出品。


 ◆スタンド・アップ賞(ADL Stand Up Award)
 ◎“Sky and Ground”(米・オーストリア・独・ギリシャ・ハンガリー・マケドニア・セルビア モンテネグロ) 監督:Talya Tibbon、Joshua Bennett
 Nabi一家は、大きなシリアン・クルド人家族で、戦争による爆撃で、アレッポから追い立てられ、ギリシャとマケドニアの国境にあるIdomeni難民キャンプに向かう。彼らのゴールはベルリンである。ベルリンに行き、家族と再会し、落ち着き先を見つけるのだ。だが、そこにたどりつくためには、セルビア、ハンガリー、オーストリアと、つらく危険な旅をしなければならない。


 ◆ヴァルハラ賞/最優秀ノルディック映画(Valhalla Award for Best Nordic Film)
 ◎“The Eternal Road (Ikitie)”(フィンランド・エストニア・スウェーデン) 監督:アンティ=ジュッシ・アニラ(Antti-Jussi Annila) [USプレミア]
 物語:実際に起こった出来事に基づき、ひとりの男性の生き延びるための闘いを描いた叙事的な物語。Jussi Ketolaは、大恐慌に見舞われたアメリカからフィンランドに帰ってきて、政治的な混乱に直面する。1930年の夏のある夜、ナショナリストの暴漢たちが暴力で彼を家から拉致する。Ketolaは、殴られ、ソビエト・ロシアへと続く果てしなき道を歩かされる。そこでの非道な行為には終わりがないように思われた。何としても家族の許に帰りたいということだけが彼の唯一の望みだった。
 アンッティ・トゥーリの小説の映画化。
 ヘルシンキ国際映画祭2017出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2017出品。
 フィンランド・アカデミー賞2018 作品賞、監督賞、主演男優賞(トンミ・コルペラ)、助演男優賞(ハンヌ=ペッカ・ビョークマン)、助演女優賞(シセ・バベット・クヌッセン)、脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイキャップ賞、録音賞、音楽賞ノミネート。


 ◆最優秀短編映画賞(Bruce Corwin Award – Best Live Action Short Film)
 ◎“Audition”(米/15min) 監督:Richard Van
 新進の女優がベビーシッターを見つけることができず、3歳の息子をオーディションに連れていかなければならない。


 ◆最優秀短編アニメーション賞(Bruce Corwin Award – Best Animated Short Film)
 ◎“The Driver is Red”(米/15min) 監督:Randall Christopher
 物語:1960年のアルゼンチン。シークレット・エージェントのZvi Aharoni (Mark Pinter)が、ナチの戦争犯罪人Ricardo Klementを追っている。彼が、ブエノスアイレスの辺鄙な郊外で発見したものは、世界に衝撃波を巻き起こすだろう。
 ホット・スプリングス・ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 サンダンス映画祭2018出品。


 ◆最優秀短編ドキュメンタリー賞(Best Documentary Short Film Award)
 ◎“Mott Haven”(米/24min) 監督:Kyle Morrison
 サウスブロンクスの学校で生徒が殺害された後、ソーシャルワーカーが、彼に敬意を表したショーを準備する。


 ◆観客賞(Audience Choice Award)
 ◎“Skid Row Marathon”(米) 監督:Mark Hayes
 Craig Mitchellは、ロサンゼルスの最高裁判事で、日中は被告に判決を下すが、夜は、ランニング・シューズに履き替えて、ロサンゼルスのストリートに出、長距離走のランニング・クラブを率いて、走っている。売り出し中のアーティストや、シングル・マザー、元ロック・ミュージシャンなどがクラブに属しているが、彼らはみなホームレスや中毒、刑務所に出たり入ったりの生活から抜け出そうともがいている。判事とランナーたちは、ロサンゼルスや世界のレースにそれぞれ1つずつアプローチし、一歩ずつ、より明るい未来に向かって走っている。
 ロサンゼルス映画祭2017 LA Muse部門出品。LA Muse ドキュメンタリー賞、観客賞 長編ドキュメンタリー部門受賞。
 ポート・タウンセンド映画祭2017出品。最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞受賞。
 ナパ・ヴァレー映画祭2017出品。最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞受賞。
 コロナード・アイランド映画祭2017出品。最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞受賞。
 パームスプリングス国際映画祭2018 出品。観客賞 長編ドキュメンタリー部門受賞。



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 サンタバーバラ映画祭は、全米映画賞レース開催期間中の映画祭として、(パームスプリングス国際映画祭と同様に)昨年活躍した映画人に賞を与えるという催しを行なっていて、その受賞者は、前年末から発表されています。

 彼らの表彰は、映画祭期間中にバラバラの日程で行なわれ、映画祭に華を添えています。

 今年の受賞者は、以下の通りです。

 ◆モダン・マスター賞(The Maltin Modern Master Award) プレゼンター:ベン・メンデルソーン
 ◎ゲイリー・オールドマン


 ◆サンタバーバラ賞(モンテシト賞(The Montecito Award)改め) プレゼンター:ティモシー・シャラメ
 一連の作品で優れたパフォーマンスを行なったと認められた俳優に贈られる。
 ◎シアーシャ・ローナン


 ◆パフォーマー・オブ・ザ・イヤー(The 2017 Outstanding Performers of the Year award) プレゼンター:クレイグ・ギレスピー
 ◎マーゴット・ロビー
 ◎アリソン・ジャネイ

画像

 ◆ヴァーチュオソス賞(2018 Virtuosos Award)
 前年に優れたパフォーマンスをした俳優に贈られる賞(actors who have distinguished themselves through performances in film this past year)。
 ◎ダニエル・カルーヤ 『ゲット・アウト』


 ◎ガル・ガドット(インフルエンザにより欠席) 『ワンダーウーマン』

 ◎ホン・チャウ 『ダウンサイズ』


 ◎ジョン・ボイエガ 『デトロイト』


 ◎クメイル・ナンジアニ 『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』


 ◎メアリー・J・ブライジ 『マッドバウンド 哀しき友情』


 ◎ティモシー・シャラメ 『君の名前で僕を呼んで』


 ◆シネマ・ヴァンガード賞(The Cinema Vanguard Award) プレゼンター:ジョシュ・ブーン
 リスクを承知で、優れた、そして独創的な活躍をして、映画に貢献した俳優に贈られる賞(taking artistic risks and making a significant and unique contribution to film)。
 ◎ウィレム・デフォー


 ◆アメリカン・リヴィエラ賞(The 2018 American Riviera Award) プレゼンター:クラク・グレッグ
 アメリカ映画界に強いインパクト(a strong influence on American Cinema)を与えたと認められる人物に贈られる。
 ◎サム・ロックウェル


 ◆ディレクター・オブ・ザ・イヤー(The 2018 Outstanding Directors of the Year award)
 ◎クリストファー・ノーラン 『ダンケルク』
 ◎グレタ・ガーウィグ 『レディ・バード』
 ◎ギレルモ・デル・トロ 『シェイプ・オブ・ウォーター』
 ◎ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
 ◎ポール・トーマス・アンダーソン 『ファントム・スレッド』


 ◆アルチザン賞(Variety‘s Artisan Awards)
 ◎レイチェル・モリソン(撮影) 『マッドバウンド 哀しき友情』


 ◎タティアナ・S・リーゲル(Tatiana S. Riegel)(編集) 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』


 ◎ポール・デナム・オースタベリー(Paul Denham Austerberry)(プロダクション・デザイン) 『シェイプ・オブ・ウォーター』


 ◎マーク・ブリッジス(Mark Bridges)(衣裳デザイン) 『ファントム・スレッド』


 ◎Arjen Tuiten(メイキャップ&ヘアスタイリング) 『ワンダー』


 ◎ジョン・ネルソン(John Nelson)(視覚効果) 『ブレードランナー 2049』


 ◎Julian Slater(サウンド・ミキシング) 『ベイビー・ドライバー』


 ◎マシュー・ウッド(Matthew Wood)(音響編集) 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』


 ◎アレクサンドル・デプラ(オリジナル・スコア) 『シェイプ・オブ・ウォーター』


 ◇カーク・ダグラス賞(The tenth annual Kirk Douglas Award for Excellence in Film)
 ※生涯貢献賞。映画祭に先立って、2017年11月30日に授与された。
 ◎ジュディー・デンチ “Victoria & Abdul”


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 *当ブログ記事

 ・サンタバーバラ国際映画祭2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_26.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_27.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_25.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_12.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_20.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_15.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_27.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html

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