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zoom RSS ベルリン国際映画祭2018 コンペティション部門 ラインナップ!

<<   作成日時 : 2018/01/27 20:05   >>

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 第68回ベルリン国際映画祭(2月15日-25日)のコンペティション部門のラインナップです。

 コンペティション部門は、19本が予定されていますが、現時点で発表されているのは、18本です。残る1本は2月6日までに発表される予定です。

 ・“La prière (The Prayer)”(仏) 監督:セドリック・カーン
 ・“Eva”(仏・ベルギー) 監督:ブノワ・ジャコー
 ・“Figlia mia (Daughter of Mine)”(伊・独・スイス) 監督:ラウラ・ビスプリ(Laura Bispuri)
 ・“Transit”(独・仏) 監督:クリスティアン・ペツォールト
 ・“Mein Bruder heißt Robert und ist ein Idiot (My Brother’s Name is Robert and He is an Idiot)”(独・仏・スイス) 監督:フィリップ・グレーニング(Philip Gröning)
 ・“In den Gängen (In the Aisles)”(独) 監督:Thomas Stuber
 ・“3 Tage in Quiberon (3 Days in Quiberon)”(独・オーストリア・仏) 監督:エミリー・アテフ(Emily Atef)
 ・“Twarz (Mug)”(ポーランド) 監督:マウゴシュカ・シュモフスカ(Małgorzata Szumowska)
 ・“Touch Me Not”(ルーマニア・独・チェコ・ブルガリア・仏) 監督:Adina Pintilie
 ・“Toppen av ingenting (The Real Estate)”(スウェーデン・英) 監督:Måns Månsson、Axel Petersén
 ・“Dovlatov”(ロシア・ポーランド・セルビア) 監督:アレクセイ・ゲルマン Jr.
 ・“Khook (Pig)”(イラン) 監督:マニ・ハギギ
 ・“Ang Panahon ng Halimaw (Season of the Devil)”(フィリピン) 監督:ラヴ・ディアス
 ・『犬ヶ島』“Isle of Dogs”(米・独) 監督:ウェス・アンダーソン
 ・“Damsel”(米) 監督:デイヴィッド・ゼルナー(David Zellner)、ネイサン・ゼルナー(Nathan Zellner)
 ・“Don't Worry, He Won't Get Far on Foot”(米) 監督:ガス・ヴァン・サント
 ・“Museo (Museum)”(メキシコ) 監督:アロンソ・ルイズィパラシオス(Alonso Ruizpalacios)
 ・“Las herederas (The Heiresses)”(パラグアイ・独・ノルウェー・ブラジル・仏) 監督:Marcelo Martinessi

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 ※特記なしは、ワールド・プレミア

 ・“La prière (The Prayer)”(仏) 監督:セドリック・カーン
 出演:Anthony Bajon、ダミアン・シャペル(Damien Chapelle)、アレックス・ブレンデミュール(Alex Brendemühl)、ルイーズ・グランベール(Louise Grinberg)、ハンナ・シグラ
 物語:トマは、22歳でドラック中毒にかかっている。彼は、悪習を断とうとして、元中毒者のコミュニティーに参加する。そこは、山の中にあって、治療のためにお祈りを用いていた。最初は、気乗りしないトマだったが、次第に鍛錬と節制と労働と定期的な祈りというスパルタ生活を受け入れていく。彼は、信仰と愛を発見し、新しい苦しみを知る。

 [3大映画祭との関わり]
 1991年 『鉄道バー』“Bar des rails”:ベネチア(批評家週間)
 1994年 『幸せ過ぎて』“Trop de bonheur”:カンヌ(監督週間)〜Award of the Youth
 2001年 『ロベルト・スッコ』:カンヌ
 2004年 “Feux rouges(Red Lights)”:ベルリン


 ・“Eva”(仏・ベルギー) 監督:ブノワ・ジャコー
 出演:イザベル・ユペール、ギャスパー・ウリエル、Julia Roy、リシャール・ベリ
 物語:新進気鋭の劇作家ベルトランは、吹雪を逃れるために立ち寄ったシャレーで、謎めいた女性エヴァと出会う。ベルトランは、エヴァに夢中になり、破滅へと導かれる。
 ジェームズ・ハドリー・チェイスの『悪女イブ』(1945)の映画化。1962年に、監督ジョセフ・ロージー、主演ジャンヌ・モロー、スタンリー・ベイカー、音楽ミシェル・ルグランで『エヴァの匂い』として映画化されている。

 [3大映画祭との関わり]
 1982年 “Une villa aux environs de New York”(“Télévision de chambre”):カンヌ(ある視点部門)
 1995年 『シングル・ガール』:ベルリン(パノラマ部門)
 1997年 “Le septième ciel”:ベネチア
 1998年 『肉体の学校』:カンヌ
 1999年 “Pas de scandale”:ベネチア
 2001年 『トスカ』:ベネチア(アウト・オブ・コンペティション部門)
 2004年 『いつか会える』“À tout de suite”:カンヌ(ある視点部門)
 2006年 『触れられぬもの』“L'intouchable”:ベネチア
 2012年 『マリー・アントワネットに別れをつげて』:ベルリン
 2013年 “Venice 70: Future Reloaded”:ベネチア(70周年記念上映)
 2014年 『ラブ・トライアングル 秘密』“3 cœurs”:ベネチア
 2015年 『あるメイドの密かな欲望』“Journal d'une femme de chambre ”:ベルリン
 2016年 “Gentleman Rissient”:カンヌ(カンヌ・クラシック部門)
 2016年 “À jamais(Body Art)”:ベネチア(アウト・オブ・コンペティション部門)


 ・“Figlia mia (Daughter of Mine)”(伊・独・スイス) 監督:ラウラ・ビスプリ(Laura Bispuri)
 出演:ヴァレリア・ゴリーノ、アルバ・ロルヴァケル、Sara Casu、ウド・キアー
 物語:ひとりの娘が、2人の母親に引き裂かれる。一方は、愛情を持って娘を育てた母親であり、もう一方は、娘を生んだ母親で、娘を取り戻したくなったのだ。3人の女性は、根源的な感情と闘い、心の傷や切り離せない絆と向き合う。
 第2監督長編。

 [3大映画祭との関わり]
 2015年 『処女の誓い』“Vergine giurata(Sworn Virgin)”:ベルリン


 ・“Transit”(独・仏) 監督:クリスティアン・ペツォールト
 出演:フランツ・ロゴウスキ(Franz Rogowski)、パウラ・ベーア(Paula Beer)、Godehard Giese、Lilien Batman、Maryam Zaree、バーバラ・アウアー(Barbara Auer)、マティアス・ブラント(Matthias Brandt)、セバスティアン・フールク(Sebastian Hülk)、エミリー・ドゥ・プレザック(Emilie de Preissac)、アントワーヌ・オッペンハイム(Antoine Oppenheim)
 物語:27歳のドイツ人が、パリに住むWeidelという男性に手紙を届ける仕事を託される。彼は、Seidlerという名の難民がWeidelを名乗っているのだと推察していた。だが、マルセイユに着いた時、彼自身がWeidelと間違われてしまう。Weidelは、既に自殺していたのだ。彼は、ゆっくりとWeidelの人生をつなぎ合わせていく。
 アンナ・ゼーガーズが1944年に発表した小説『トランジット』の映画化。
 原作のストーリーは、「ナチスのフランス侵略後、ひとりの男性が逃げて、書類を手に入れた死んだ作家になりすます。マルセイユに着いた時、彼は、行方不明の夫を捜している女性と出会う。彼女が捜していた夫こそ、彼がなりすましていた作家だった……。」というものだが、ペツォールトは、舞台を現代にして、設定を変更している。

 [3大映画祭との関わり]
 2000年 “Die innere Sicherheit(The State I Am In)”:ベネチア(Cinema del Presente部門)
 2003年 “Wolfsburg”:ベルリン(パノラマ部門)〜国際批評家連盟賞
 2005年 『幻影』“Gespenster”:ベルリン
 2007年 『イェラ』“Yella”:ベルリン〜女優賞(銀熊賞:ニーナ・ホス)
 2008年 “Jerichow”:ベネチア
 2011年 “Dreileben”:ベルリン(パノラマ&フォーラム)
 2012年 『東ベルリンから来た女』”:ベルリン〜監督賞(銀熊賞)、Reader Jury of the "Berliner Morgenpost"


 ・“Mein Bruder heißt Robert und ist ein Idiot (My Brother’s Name is Robert and He is an Idiot)”(独・仏・スイス) 監督:フィリップ・グレーニング(Philip Gröning)
 出演:Josef Mattes、Julia Zange、ウルス・ユッカー(Urs Jucker)、シュテファン・コナルスケ(Stefan Konarske)、Zita Aretz、Karolina Porcari、Vitus Zeplichal
 物語:ドイツ南部、夏の週末。19歳のエレナは、哲学の口頭試験の準備をしていて、二卵性双生児のロベルトに手伝ってもらう。2人は、田舎のガソリンスタンドを勉強の場所として使っている。2人を結びつけているのは愛憎関係だ。エレナは賢く、ロベルトは愚かに描かれる。ロベルトは、ドイツの田舎から抜け出したいと考えている。エレナの親友セチリャがロベルトを好きになって、エレナとロベルトの関係はさらに複雑になる。儀式、双子のゲーム、賭け、憎しみの爆発、親愛の情、哲学的会話、とりわけマルティン・ハイデガーの思想について。それらを行ったり来たり。彼らは気づいている。今のような生活はまもなく終わりを告げて、2人の道が分かれることを。
 第3監督長編。約174分。

 [3大映画祭との関わり]
 1993年 “Die Terroristen!”:ベルリン(ニュー・ジャーマン・フィルム部門)
 2001年 “L'amour, l'argent, l'amour”:ベルリン(ニュー・ジャーマン・フィルム部門)
 2005年 『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』:ベネチア(Orizzonti部門)
 2013年 “Die Frau des Polizisten(The Policeman's Wife)”:ベネチア〜審査員特別賞


 ・“In den Gängen (In the Aisles)”(独) 監督:Thomas Stuber
 出演:フランツ・ロゴウスキ.(Franz Rogowski)、サンドラ・ヒューラー、ペーター・クルト(Peter Kurth)
 物語:27歳のクリスティアンは、建設現場の仕事をやめて、卸売市場で働き始める。飲料部からやってきたブルーノは、無口な若者の面倒を見て、親代わりのような友人になる。隣の部屋の製菓コーナーではマリオンが働いている。マリオンとクリスティアンは似ていて、ともに初心者だが、クリスティアンは滅多にマリオンに話しかけたりしない。しかもマリオンは既婚者だ。コーヒー・マシーンのところでは、会話ができる。そして、パレット・クラウスがいる。彼だけが大きなフォークリフトを乗りこなすことができる。そから、テレビジョン・ユルゲンもいる……。
 2015年にドイツ脚本賞を受賞した作品。

 [3大映画祭との関わり]
 コンペティション部門参加は初めて。
 2008年 “Teenage Angst”:ベルリン(パースペクティヴ・ドイツ映画部門)
 2016年 “Herbert(A Heavy Heart)”:ベルリン(LOLA@Berlinale)


 ・“3 Tage in Quiberon (3 Days in Quiberon)”(独・オーストリア・仏) 監督:エミリー・アテフ(Emily Atef)
 出演:マリー・ボイマー(Marie Bäumer)、ビルギット・ミニヒマイヤー(Birgit Minichmayr)、チャーリー・ヒュブナー(Charly Hübner)、ロベルト・グィスデック(Robert Gwisdek)、ドニ・ラヴァン
 物語:1981年、ロミー・シュナイダーは、フランスの小さな町キブロンで、親友のヒルデと過ごしている。次の映画に取りかかる前のちょっとしたリフレッシュだ。そこに、インタビューの申し込みがある。ドイツのマスコミとの嫌なやりとりがあったのにも拘わらず、ロミーは取材をOKする。相手は、『シュテルン』誌のジャーナリスト、ミヒャエル・ユルクスと、カメラマンのロバート・レベックだ。それから、追う者と追われる者、女優とジャーナリストによる3日間のゲームが始まる。
 実際にあった出来事に基づく。ロミー・シュナイダーは、1982年に急死していて、これが最後の(大きな)インタビューだという。
 ミヒャエル・ユルクスは、1991年に『ロミー・シュナイダー事件』“Der Fall Romy Schneider”を出版している。本作は、“Der Fall Romy Schneider”を原作としているとは言っていないし、実際に原作そのものではないが、“Der Fall Romy Schneider”を参考にしているのは明らかで、本書自体“3 Tage in Quiberon : Der Fall Romy Schneider”というタイトルで2017年に再版している。
 マリー・ボイマーが、ロミー・シュナイダーを演じる。

 [3大映画祭との関わり]
 コンペティション部門参加は初めて。
 2008年 “Das Fremde in mir”:カンヌ(批評家週間)
 2015年 ベルリン〜Eurimages Co-Production Development Award


 ・“Twarz (Mug)”(ポーランド) 監督:マウゴシュカ・シュモフスカ(Małgorzata Szumowska)
 出演:マテウシュ・コシチュキェヴィチ(Mateusz Kościukiewicz)、アグニェシュカ・ポトシャドリク(Agnieszka Podsiadlik)、Małgorzata Gorol、ロマン・ガナルチック(Roman Gancarczyk)、Dariusz Chojnacki、Robert Talarczyk、Anna Tomaszewska、Martyna Krzysztofik
 物語:事故でひとりの男性が顔を損傷する。彼は、手術で、顔面の移植を受け、その後、故郷に帰るが、彼がどんな手術を受けたのか、誰も知らず、全くの見知らぬ人になってしまう。

 [3大映画祭との関わり]
 2012年 “Elles”:ベルリン(パノラマ部門)
 2013年 “W imie...(In the Name of)”:ベルリン〜テディー賞、Reader Jury of the "Siegessäule"
 2015年 『君はひとりじゃない』:ベルリン〜監督賞(銀熊賞)


 ・“Touch Me Not(Adina Pintilie)”(ルーマニア・独・チェコ・ブルガリア・仏) 監督:Adina Pintilie
 出演:Laura Benson、トーマス・レマルキス(Tómas Lemarquis)、Christian Bayerlein、Grit Uhlemann、Hanna Hofmann、Seani Love、Irmena Chichikova
 物語:ラウラは、50歳の女性で、何年も同じマネキン工場で働いている。彼女は、自分のまわりの人間を観察することに夢中になっている。そうすることで、自分のパーソナル・ライフで味わった失望の埋め合わせをしたいのだ。ラウラは、触ってほしくて、若い男性を雇う。そうして、幻想の親密感を味わう。チュドールは、俳優/ダンサーで、マッサージ師をして生計を立てている。彼は、ひとりの女性と付き合うのを夢見ているが、断られるのを恐れてもいる。彼は、その代わりに、好みの女性の後をつけて、彼女が触ったものや場所に触れて、付き合っているような感覚を味わう。パウルもまた俳優で、機能不全な関係に陥っている。
 初監督長編。

 [3大映画祭との関わり]
 3大映画祭参加は初めて。


 ・“Toppen av ingenting (The Real Estate)”(スウェーデン・英) 監督:Måns Månsson、Axel Petersén
 出演:Léonore Ekstrand、Christer Levin、Christian Saldert、Olof Rhodin、Carl Johan Merner、Don Bennechi
 物語:退廃的で、月々の年金に頼る生活をしていた68歳のNojetが、ストックホルムのダウンタウンにあるアパートを相続する。だが、財源となると思ったそのビルは、不幸の元凶となって彼女に襲いかかってくる。

 [3大映画祭との関わり]
 どちらも、コンペティション部門参加は初めて。
 ・Måns Månsson
 2008年 “H:r Landshövding(Mr. Governor)”:ベルリン(フォーラム部門)
 2016年 “Yarden(The Yard)”:ベルリン(フォーラム部門)
 ・Axel Petersén
 2011年 “The Tracks of My Tears 2”:ベネチア(Orrizonti部門)
 2012年 “Avalon”:ベルリン(フォーラム部門)


 ・“Dovlatov”(ロシア・ポーランド・セルビア) 監督:アレクセイ・ゲルマン Jr.
 出演:Milan Maric、Danila Kozlovsky、Helena Sujecka、Artur Beschastny、Elena Lyadova
World premiere
 物語:聡明で、アイロニックなロシアの作家セルゲイ・ドヴラートフ(1941-1990)が、1971年にレニングラードで過ごした6日間を描く。彼は、70年代ソ連の硬直した限界を見据え、アーティストの友人たちが、鉄のように固い意志を持つ国に粉砕されていくのを見ながら、詩人であり作家のヨシフ・ブロツキー(1940-96)とともに、自らの才能と良識を失わないように闘っていた。

 [3大映画祭との関わり]
 2003年 “Posledniy poezd(The Last Train)”:ベネチア(New Territories)〜ルイジ・デ・ラウレンティス賞スペシャル・メンション
 2005年 “Garpastum”:ベネチア
 2008年 『宇宙飛行士の医者』“Bumažnyj soldat (Paper Soldier)”:ベネチア〜監督賞(銀獅子賞)、オゼッラ賞(撮影賞:Alisher Khamidhodjaev、Maxim Drozdov)
 2009年 “Kim”(“Korotkoe zamykanie (Crush)”):ベネチア(Orizzonti部門)
 2013年 “Venice 70: Future Reloaded”:ベネチア(70周年記念上映)
 2015年 “Pod elektricheskimi oblakami(Under Electric Clouds)”:ベルリン〜芸術貢献賞(撮影賞:Evgeniy Privin、Sergey Mikhalchuk)


 ・“Khook (Pig)”(イラン) 監督:マニ・ハギギ
 出演:Hasan Majuni、レイラ・ハタミ、Leili Rashidi、Parinaz Izadyar、Ali Bagheri
 物語:ハッサンは怒っている。さあ、これから映画が作れるぞと思ったことは何回もあった。だが、好みのスターは、他の監督たちと仕事をしに行ってしまう。彼の妻はもう彼を愛していない。娘たちは大きくなって、家族から独立した。母親は年老いて、記憶を失いつつある。ありがた迷惑な女優が、ハッサンの行くところにずっとついてきて、自分を映画に出せとしつこい。最悪なのは、殺人鬼が、映画監督を殺しまわっているが、ハッサンを無視していることだ。自分はこの街の優れた映画監督ではないというのか? なぜ殺人鬼はオレをつけてこないのだ? SNSでハッサンの名前が挙がり、殺人鬼の容疑がかけられて、もう耐えられなくなる。その時、ハッサンは、自分の名誉を回復する名案を思いつく……。

 [3大映画祭との関わり]
 2006年 『メン・アット・ワーク』“Kargaran mashghoole karand”:ベルリン(フォーラム部門)
 2012年 “Paziraie sadeh(Modest Reception)”:ベルリン(フォーラム部門)〜NETPAC賞
 2016年 “A Dragon Arrives! (Ejhdeha Vared Mishavad!)”:ベルリン


 ・“Ang Panahon ng Halimaw (Season of the Devil)”(フィリピン) 監督:ラヴ・ディアス
 出演:ピオロ・パスクアル(Piolo Pascual)、シャインナ・マグダヤオ(Shaina Magdayao)、Pinky Amador、Bituin Escalante、ヘイゼル・オレンシオ(Hazel Orencio)、ジョエル・サラチョ(Joel Saracho)、Bart Guingona、Angel Aquino、Lilit Reyes、Don Melvin Boongaling
 物語:B&Wで描かれる3時間半のロック・オペラ。戒厳令時代のフィリピン。辺境の村が武装したギャングによって支配されている。
 ラヴ・ディアスが、2年ぶりに、『痛ましき謎への子守唄』で起用した俳優たち、ピオロ・パスクアル、ヘイゼル・オレンシオ、ジョエル・サラチョ、Bart Guingona、Angel Aquinoらと再び組んでいる。

 [3大映画祭との関わり]
 1999年 “Hubad sa ilalim ng buwan(Naked Under The Moon)”:ベルリン(フォーラム部門)
 2007年 “Kagadanan sa banwaan ning mga engkanto”:ベネチア(Orizzonti部門)〜Orizzonti賞スペシャル・メンション
 2008年 “Melancholia”:ベネチア(Orizzonti部門)〜Orizzonti賞
 2011年 “Siglo ng pagluluwal(Century of Birthing)”:ベネチア(Orizzonti部門)
 2013年 『北(ノルテ)―歴史の終わり』:カンヌ(ある視点部門)
 2013年 “Ang alitaptap”(“Venice 70: Future Reloaded”):ベネチア(70周年記念上映)
 2016年 『痛ましき謎への子守唄』“Hele sa Hiwagang Hapis”:ベルリン〜アルフレッド・バウアー賞(銀熊賞)
 2016年 『立ち去った女』:ベネチア〜金獅子賞、Sorriso Diverso Venezia 2016 Award最優秀外国語映画賞


 ・『犬ヶ島』“Isle of Dogs”(米・独) 監督:ウェス・アンダーソン [オープニング作品]
 声の出演:ブライアン・クランストン、コーユー・ランキン(Koyu Rankin)、エドワード・ノートン、リーヴ・シュレイバー、ビル・マーレイ、ボブ・バラバン、ジェフ・ゴールドブラム、スカーレット・ヨハンソン、野村訓市、ティルダ・スウィントン、渡辺謙、伊藤晃、グレタ・ガーウィグ、高山明、フランシス・マクドーマンド、F・マーレイ・エイブラハム、コートニー・B・ヴァンス、野田洋次郎、フィッシャー・スティーヴンス、夏木マリ、村上虹郎、オノ・ヨーコ、ハーヴェイ・カイテル、フランク・ウッド(Frank Wood)
 物語:ディストピア的な20年後の未来の日本。犬の生息数は限界に達し、メガ崎市では犬インフルエンザが蔓延する。小林市長は、緊急声明を出して、ゴミ処理場の島を犬の隔離地域とする。犬ヶ島は、5頭の地元犬、チーフ、レックス、ボス、デューク、キングに従う。彼らは、隔離されていることにうんざりしていたが、そこに飼い犬を探しにアタリ・コバヤシ少年がやってくる。少年は、犬たちに助けてもらい、犬たちは、日本から少年を連れ戻しに来た当局の人間たちから少年を守る。
 ウェス・アンダーソンにとっては、『ファンタスティック Mr.FOX』以来となる9年ぶり2作目のストップ・モーション・アニメーション。
 『グランド・ブダペスト・ホテル』の監督、プロデューサー、プロダクション・デザイン(アダム・ストックハウゼン)、音楽(アレクサンドル・デプラ)が再結集して、制作された。
 脚本は、ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン、野村訓市。
 アメリカでは、フォックス・サーチライト・ピクチャーズの配給で3月23日公開、日本では20世紀フォックス映画の配給で4月公開予定。
 ※製作国のクレジットは、映画祭のHPでは、United Kingdom / Germanyとなっていますが、IMDbやCineuropaではGermany | USA、WikipediaではUnited Statesとなっています。プロデューサーがみんなアメリカ人で、製作会社American Empirical Pictures、Indian Paintbrush、Scott Rudin Productionsはいずれもアメリカの会社であり、共同製作として加わっているStudio Babelsbergがドイツの会社なので、共同製作まで加えれば製作国は「米・独」、加えなければ「米」が正解ということになりそうです。映画祭のHPが、United Kingdom / Germanyとなっている理由がわからないな。

 [3大映画祭との関わり]
 2002年 『ザ・ロイヤル・テネンバウム』:ベルリン
 2005年 『ライフ・アクアティック』:ベルリン
 2007年 『ダージリン急行』:ベネチア〜Leoncino d'oro Award
 2007年 『ホテル・シュヴァリエ』:ベネチア(『ダージリン急行』上映前に上映)
 2012年 『ムーンライズ・キングダム』 カンヌ
 2014年 『グランド・ブダペスト・ホテル』 ベルリン〜審査員グランプリ(銀熊賞)


 ・“Damsel”(米) 監督:デイヴィッド・ゼルナー(David Zellner)、ネイサン・ゼルナー(Nathan Zellner) [インターナショナル・プレミア]
 出演:ロバート・パティンソン、ミア・ワシコウスカ、デイヴィッド・ゼルナー、ネイサン・ゼルナー、ロバート・フォスター、Joe Billingiere
 物語:Samuel Alabasterは、愛するPenelopeと結婚するために、アメリカのフロンティアを旅する。彼と、西部を行くのは、飲んだくれの牧師と、バタースコッチという名のミニチュアホースだ。牧師は、最初、結婚式に立ち会うために、同行していると思っていたが、実は、Penelopeは2人組にさらわれていて、これから一緒に彼女を救い出しに行くのだと聞かされる。
 サンダンス映画祭2018 プレミア部門出品。

 [3大映画祭との関わり]
 コンペティション部門参加は初めて。
 2012年 “Kid-Thing”:ベルリン(フォーラム部門)
 2014年 『トレジャーハンター・クミコ』:ベルリン(フォーラム部門)


 ・“Don't Worry, He Won't Get Far on Foot”(米) 監督:ガス・ヴァン・サント [インターナショナル・プレミア]
 出演:ホアキン・フェニックス、ジョナ・ヒル、ルーニー・マーラ、ジャック・ブラック、ウド・キアー
 物語:ポートランドのスラッカー、John Callahan(1950-2010)は、21歳の時に、交通事故で人生のほとんどを失う。再起しようとした彼が決意したのは、まず酒をやめることだった。ガールフレンドとカリスマティックな後援者に励まされて、渋々治療に取りかかった彼は、自分に画を描く才能があることを発見する。そうして、偶然から、彼は、新聞に、エッジの効いた、毒のあるカトゥーンを描くカトゥーニストになる。
 実話に基づく物語。
 サンダンス映画祭2018 プレミア部門出品。

 [3大映画祭との関わり]
 1986年 『マラノーチェ』:ベルリン(パノラマ部門)
 1987年 “Five Ways to Kill Yourself”:ベルリン(短編コンペティション部門)〜テディー賞
 1987年 “My New Friend”:ベルリン(パノラマ部門)
 1988年 “Ken Death Gets Out of Jail”:ベルリン(パノラマ部門)
 1990年 『ドラッグストア・カウボーイ』:ベルリン(フォーラム部門)〜CICAE Award受賞
 1991年 『マイ・プライベート・アイダホ』:ベネチア
 1993年 『カウガール・ブルース』:ベネチア
 1995年 『誘う女』:カンヌ(特別上映作品)
 1998年 『グッド・ウィル・ハンティング』:ベルリン〜Outstanding Single Achievement(マット・デイモン)
 2001年 『小説家を見つけたら』:ベルリン〜Prize of the Guild of German Art House Cinemas
 2003年 『エレファント』:カンヌ〜パルムドール、監督賞、Cinema Prize of the French National Education System
 2005年 『ラスト・デイズ』:カンヌ
 2006年 『パリ、ジュテーム』:カンヌ(ある視点部門)
 2007年 『パラノイドパーク』:カンヌ〜60周年記念賞
 2007年 『それぞれのシネマ』:カンヌ(アウト・オブ・コンペティション部門)
 2009年 『ミルク』:ベルリン(パノラマ部門)
 2011年 『永遠の僕たち』:カンヌ(ある視点部門)
 2013年 『プロミスト・ランド』:ベルリン〜審査員スペシャル・メンション
 2015年 『追憶の森』:カンヌ


 ・“Museo (Museum)”(メキシコ) 監督:アロンソ・ルイズィパラシオス(Alonso Ruizpalacios)
 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、Leonardo Ortizgris、アルフレド・カストロ(Alfredo Castro)、サイモン・ラッセル・ビール(Simon Russell Beale)、Bernardo Velasco、Leticia Brédice、Ilse Salas、リサ・オーウェン(Lisa Owen)
 物語:80年代に実際に起こったことに基づく。
 メキシコシティーの人類学博物館から、スペインによる征服以前の、140もの文化遺物が盗まれる。国際的な芸術品の窃盗団の仕業だと思われたが、犯人は、郊外からやってきた2人の若者だった。
 ガエル・ガルシア・ベルナルは、エグゼクティヴ・プロデューサーをも務めている。

 [3大映画祭との関わり]
 コンペティション部門参加は初めて。
 2014年 『グエロス』“Güeros”:ベルリン(パノラマ部門)〜第1回作品賞


 ・“Las herederas (The Heiresses)”(パラグアイ・独・ノルウェー・ブラジル・仏) 監督:Marcelo Martinessi
 出演:Ana Brun、Margarita Irún、Ana Ivanova
 物語:2012年、パラグアイのアスンシオン。ひとりの女性が、快適に生きていけるだけの遺産を相続する。だが、60歳の彼女は、これだけのお金ではすぐになくなってしまうと考える。新しい現実は、彼女がこれまで暮らしてきた生活のバランスを変え、彼女は、どうしようもなくなるまで、世界を様変わりさせる。
 初監督長編。

 [3大映画祭との関わり]
 コンペティション部門参加は初めて(初監督長編)。
 2009年 “Karai norte(Man of The North)”:ベルリン(短編コンペティション部門)
 2011年 “Calle última(Ultima Street)”:ベルリン(ジェネレーション 14plus部門)
 2016年 “La Voz Perdida(The Lost Voice)”:ベネチア(Orizzonti部門)〜最優秀短編映画賞


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 このラインナップに対するコメントなどは、残る1本のタイトルが発表された後で書くことにします。

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 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html

 追記:
 ・ベルリン国際映画祭2018 コンペティション部門追加作品 +傾向と予想! :http://umikarahajimaru.at.webry.info/201802/article_18.html
 ・ベルリン国際映画祭2018 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201802/article_60.html

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