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zoom RSS 米国アカデミー賞2018 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など

<<   作成日時 : 2018/01/25 20:51   >>

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 ◆各作品のノミネート状況

 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』(13):作品・監督・主演女優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・録音・音響編集・作曲
 ・『ダンケルク』(8):作品・監督・撮影・編集・美術・録音・音響編集・作曲
 ・『スリー・ビルボード』(7):作品・主演女優・助演男優・助演男優・脚本・編集・作曲
 ・『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(6):作品・主演男優・撮影・美術・衣裳・メイク
 ・『ファントム・スレッド』(6):作品・監督・主演男優・助演女優・衣裳・作曲
 ・『ブレードランナー 2049』(6):撮影・美術・視覚効果・録音・音響編集
 ・『レディ・バード』(5):作品・監督・主演女優・助演女優・脚本
 ・『君の名前で僕を呼んで』(4):作品・主演男優・脚色・歌曲
 ・『ゲット・アウト』(4):作品・監督・主演男優・脚本
 ・『マッドバウンド 哀しき友情』(4):助演女優・脚色・撮影・歌曲
 ・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(4):視覚効果・録音・音響編集・作曲
 ・『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(3):主演女優・助演女優・編集
 ・『ベイビー・ドライバー』(3):編集・録音・音響編集
 ・『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2):作品・主演女優
 ・『美女と野獣』(2):美術・衣裳
 ・“Victoria & Abdul”(2):衣裳・メイク
 ・『リメンバー・ミー』(2):歌曲・長編アニメーション
 ・“Roman J. Israel, Esq.”(1):主演男優
 ・“The Florida Project”(1):助演男優
 ・“All The Money in The World”(1):助演男優
 ・『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(1):脚色
 ・“The Disaster Artist”(1):脚色
 ・『LOGAN/ローガン』(1):脚色
 ・“Molly’s Game”(1):脚色
 ・『ワンダー』(1):メイク
 ・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(1):視覚効果
 ・『キングコング:髑髏島の巨神』(1):視覚効果
 ・『猿の惑星: 聖戦記』(1):視覚効果
 ・『マーシャル 法廷を変えた男』(1):歌曲
 ・『グレイテスト・ショーマン』(1):歌曲

 全くノミネートされなかった作品:『ウインド・リバー』、“Stronger”、『グッド・タイム』、『ラッキー』、『ワンダーウーマン』、“Film Stars Don’t Die In Liverpool”、“Battle of the Sexes”、“Last Flag Flying”、“Suburbicon”、『ダウンサイズ』、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』、『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』、『ワンダーストラック』、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』、“Wonder Wheel”、『オリエント急行殺人事件』、“A Ghost Story”、『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)』など

 ◆主要作品のリリース・データ

 作品賞にノミネートされた9作品のリリース・データは以下の通り。

 ・『ゲット・アウト』 2017年1月23日 サンダンス映画祭2017 ミッドナイト部門(シークレット・スクリーニング)/2月24日アメリカ公開
 ・『ダンケルク』 2017年7月13日 ロンドン・プレミア/7月19日アメリカ公開
 ・『レディ・バード』 2017年9月1日 テルライド映画祭2017/11月3日アメリカ公開
 ・『スリー・ビルボード』 2017年9月4日 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門/11月10日アメリカ公開
 ・『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』 2017年9月1日 テルライド映画祭2017/11月22日アメリカ公開
 ・『君の名前で僕を呼んで』 2017年1月22日 サンダンス映画祭2017 プレミア部門/11月24日アメリカ公開
 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』 2017年8月31日 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門/12月1日ニューヨーク公開
 ・『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』 2017年12月22日アメリカ公開
 ・『ファントム・スレッド』 11月24日 ビバリーヒールズ プレヴュー/12月25日アメリカ公開

 ◆複数ノミネート

 【3部門】
 ・ジョーダン・ピール 作品・監督・オリジナル脚本
 ・ギレルモ・デル・トロ 作品・監督・オリジナル脚本

 【2部門】
 ・クリストファー・ノーラン 作品・監督
 ・ポール・トーマス・アンダーソン 作品・監督
 ・マーティン・マクドナー 作品・オリジナル脚本
 ・グレタ・ガーウィグ 監督・オリジナル脚本
 ・メアリー・J・ブライジ 助演女優・歌曲
 ・サラ・グリーンウッド 美術・美術
 ・Katie Spencer 美術・美術
 ・ジャクリーヌ・デュラン 衣裳・衣裳
 ・Julian Slater 録音・音響編集
 ・レン・クライス 録音・音響編集

 ◆連続ノミネート

 【3年連続ノミネート】
 ・Mac Ruth 録音
 ・スチュアート・ウィルソン 録音

 【2年連続ノミネート】
 ・スコット・ルーディン 作品
 ・デンゼル・ワシントン 主演男優(前回は作品賞と主演男優賞でノミネート)
 ・メリル・ストリープ 主演女優
 ・オクタヴィア・スペンサー 助演女優 前回受賞
 ・コンソラータ・ボイル 衣裳
 ・ダン・レモン 視覚効果 前回受賞
 ・David Parker 録音
 ・ベンジ・パセック 歌曲 前回受賞
 ・ジャスティン・ポール 歌曲 前回受賞

 ◆久しぶりのノミネート

 【24年ぶり】
 ・ジェームズ・アイヴォリー 脚色

 【23年ぶり】
 ・スティーヴ・ジェームズ 長編ドキュメンタリー

 【19年ぶり】
 ・スコット・フランク 脚色

 【17年ぶり】
 ・ウィレム・デフォー 助演男優

 【14年ぶり】
 ・カルロス・サルダーニャ 長編アニメーション

 【12年ぶり】
 ・フランシス・マクドーマンド 主演女優

 【11年ぶり】
 ・リチャード・R・フーバー 視覚効果

 【10年ぶり】
 ・辻一弘 メイキャップ&ヘアスタイリスト
 ・Ben Morris 視覚効果
 ・ヒュー・ウェルチマン 長編アニメーション

 ◆無冠の帝王
 ・ロジャー・ディーキンス(撮影) 14回目のノミネート
 ・ダイアン・ウォーレン(歌曲) 9回目のノミネート
 ・ダン・サディック(視覚効果) 8回目のノミネート

 【記録、または、トリビアのようなもの】

 【作品賞】

 ・ジョーダン・ピールは、作品賞と監督賞とオリジナル脚本賞にノミネートされた初めての黒人監督になった。

 ・『レディ・バード』は、女性監督作品として3年ぶり13作品のノミネート作品となった。
 ※米国アカデミー賞作品賞にノミネートされた女性監督作品
 ・1987年 『愛は静けさの中に』 監督:ランダ・ヘインズ
 ・1991年 『レナードの朝』 監督:ペニー・マーシャル
 ・1992年 『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』 監督:バーブラ・ストライサンド
 ・1994年 『ピアノ・レッスン』(オーストラリア・ニュージーランド・仏) 監督:ジェーン・カンピオン(監督賞ノミネート)
 ・2004年 『ロスト・イン・トランスレーション』 監督:ソフィア・コッポラ(監督賞ノミネート)
 ・2007年 『リトル・ミス・サンシャイン』 監督:ヴァレリー・フェリス、ジョナサン・デイトン
 ・2010年 『ハート・ロッカー』 監督:キャスリン・ビグロー(監督賞受賞)
 ・2010年 『17歳の肖像』(英) 監督:ロネ・シェルフィグ
 ・2011年 『キッズ・オールライト』 監督:リサ・チョロデンコ
 ・2011年 『ウィンターズ・ボーン』 監督:デブラ・グラニック
 ・2013年 『ゼロ・ダーク・サーティ』 監督:キャスリン・ビグロー
 ・2015年 『グローリー/明日への行進』 監督:エヴァ・デュヴァル

 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』は13部門でノミネートされて、1951年の『イヴの総て』、1998年の『タイタニック』、2017年の『ラ・ラ・ランド』の持つ14部門ノミネートに次ぐノミネート記録となった。
 最多受賞記録は、1960年の『ベン・ハー』、1998年の『タイタニック』、2004年の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の11部門。

 【監督賞】

 ・ジョーダン・ピールは、ウォーレン・ベイティ(1979年『天国から来たチャンピオン』)、ジェームズ・L・ブルックス(1983年『愛と追憶の日々』いずれも受賞)に続き、初監督作品で、作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた3人目の監督になった。

 ・ジョーダン・ピールは、ジョン・シングルトン、リー・ダニエルズ、スティーヴ・マックイーン、バリー・ジェンキンスに続いて、監督賞にノミネートされた5人目の黒人監督になった。

 ・グレタ・ガーウィグは、監督賞にノミネートされた5人目の女性監督になった。
 これまでの4人は、
 1977年 『セブン・ビューティーズ』(伊) 監督:リナ・ウェルトミュラー
 1994年 『ピアノ・レッスン』(オーストラリア・ニュージーランド・仏) 監督:ジェーン・カンピオン
 2004年 『ロスト・イン・トランスレーション』 監督:ソフィア・コッポラ
 2010年 『ハート・ロッカー』 監督:キャスリン・ビグロー(監督賞受賞)

 ・ギレルモ・デル・トロは、ヘクトール・バベンコ、フェルナンド・メイレレス、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、アルフォンソ・キュアロンに続き、監督賞にノミネートされた5人目のラテン系監督となった。

 【主演男優賞】

 ・俳優部門のノミニー20人のうち、初ノミネートが8人(ティモシー・シャラメ、ダニエル・カルーヤ、マーゴット・ロビー、サム・ロックウェル、メアリー・J・ブライジ、アリソン・ジャネイ、レスリー・マンヴィル、ローリー・メトカーフ)、受賞経験者が6人(ダニエル・デイ=ルイス、デンゼル・ワシントン、フランシス・マクドーマンド、メリル・ストリープ、クリストファー・プラマー、オクタヴィア・スペンサー)いる。

 ・ダニエル・デイ=ルイスとデンゼル・ワシントンは、ともに主演男優賞ノミネート数を6として、第9位タイとした。最多記録は、ローレンス・オリヴィエとスペンサー・トレイシーの9。

 ・ダニエル・デイ=ルイスは、主演男優賞を3回受賞して、最多受賞記録となっている。今回受賞すれば、自身の持つ記録更新となる。

 ・デンゼル・ワシントンは、ノミネート数を9として、自身の持つ黒人のノミネート記録を更新した。

 ・ティモシー・シャラメの22歳での主演男優賞ノミネートは、史上3番目の若さでのノミネート記録。第1位はジャッキ・クーパー(『スキピイ』1931年)の9歳、第2位はミッキー・ルーニー(『青春一座』1940年)の19歳。

 【主演女優賞】

 ・メリル・ストリープは、俳優として、自身の持つ最多ノミネート記録を21に更新した。主演女優賞のノミネート記録も17に更新した。

 ・『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』が作品賞にノミネートされていたら、主演女優賞ノミネート作品がすべて作品賞ノミネートとなって、1978年以来40年ぶりの記録となっていたのに、残念ながら逃した。
 1978年のノミニーは、ダイアン・キートン『アニー・ホール』、アン・バンクロフト&シャーリー・マクレーン『愛と喝采の日々』、ジェーン・フォンダ『ジュリア』、マーシャ・メイソン『グッバイガール』。残るもう1本の作品賞ノミネート作品は『スター・ウォーズ』。

 ・シアーシャ・ローナンが受賞すれば、23歳での受賞となって、史上4番目の若さでの受賞となる。最も若いのはマーリー・マトリンの21歳(『愛は静けさの中に』1987年)、第2位は22歳でジェニファー・ローレンス(『世界でひとつのプレイブック』2013年)とジャネット・ゲイナー(『第7天国』『サンライズ』『街の天使』1929年)。

 【助演男優賞】

 ・助演男優賞の最多ノミネート記録は4で6人いて、ウィレム・デフォーとクリストファー・プラマーはそれに次ぐ記録ノミネート数3のメンバーに加わった(15人になった)。

 ・クリストファー・プラマーは、88歳でのノミネートで、演技部門での史上最高齢記録となった。これまでの記録は、グロリア・スチュアートが1998年に『タイタニック』で作った87歳だった。クリストファー・プラマーは、82歳で助演男優賞を受賞していて(『人生はビギナーズ』)、演技部門の最高齢受賞記録を持っている。

 ・ウディ・ハレンソンとサム・ロックェルは、ともに『スリー・ビルボード』で助演男優賞にノミネートされたが、同一作品から2人がノミネートされるのは1992年にハーヴェイ・カイテルとベン・キングスレーが『バグジー』でノミネートされて以来。

 【助演女優賞】

 ・アリソン・ジャネイとローリー・メトカーフは、プライムタイム・エミー賞コメディー・シリーズ 助演女優賞を受賞して、米国アカデミー賞にノミネートされた4人目と5人目の女優になった。先立つ3人は、クロリス・リーチマン、キャロル・ケイン、アイリーン・ブレナン。

 【オリジナル脚本賞】

 ・ジョーダン・ピールが、オリジナル脚本賞を受賞すれば、黒人として初となる。

 【脚色賞】

 ・ディー・リースは、脚色賞にノミネートされた初めての黒人女性。

 【撮影賞】

 ・米国アカデミー賞史上、撮影賞は、女性がひとりもノミネートされたことがない唯一の部門だったが、今回レイチェル・モリソンがノミネートされたことで、米国アカデミー賞によって新たな1ページが切り開かれた。
 レイチェル・モリソンは、昨年、第83回を迎えたニューヨーク映画批評家協会賞で、女性として初めて撮影賞を受賞し、今年の米・撮影監督協会賞(ASC)でも長編映画部門にノミネートされ、女性として初めてのノミニーになっていた。(レイチェル・モリソンは、2015年にAMPASのメンバーになり、2017年に米・撮影監督協会(ASC)のメンバーになった。)

 *世界の女性撮影監督 80人 リスト!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_30.html
 *世界の女性撮影監督 80人 リスト!(続き):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_31.html

 ・ロジャー・ディーキンスは、撮影賞に14回目のノミネートとなり、現役では最多記録。過去最多は、チャールズ・B・ラングとレオン・シャムロイの18回ノミネート。

 ・ロジャー・ディーキンスは、今回も受賞を逃せば、ノミネートされて受賞を果たせなかった最多記録タイ、ジョージ・J・フォルシー(故人)の13回を超えて、単独トップになる。

 【オリジナル作曲賞】

 ・ジョン・ウィリアムズは、作曲部門でのノミネート数を46とし、自己記録を更新。トータルのノミネート数は、歌曲賞部門も含め51となった。いずれも現役では米国アカデミー賞最多記録。(史上最多記録は、ウォルト・ディズニーの59。)

 【オリジナル歌曲賞】

 ・2014年に『アナと雪の女王』-‘Let It Go’で受賞したクリスティン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペス
 2015年に『グローリー/明日への行進』-‘Glory’で受賞したコモン
 2017年に『ラ・ラ・ランド』-‘City of Stars’で受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポール
 と近年の受賞者が3組もノミネートされた。

 【短編映画賞】

 ・ショートリストには、学生アカデミー賞受賞作品から3作品選ばれていて、2作品がノミネートされた(“Watu Wote/All of Us”、“My Nephew Emmett”)。

 【短編アニメーション賞】

 ・コービー・ブライアントは、短編アニメーション賞(1932年〜)にノミネートされた初めての黒人。

・ショートリストには学生作品が3作品入っていたが、ノミネーションではすべて落選した。

 【外国語映画賞】

 ・スウェーデンのみ2年連続ノミネートとなった。

 ・ノミネート経験のある監督は、アンドレイ・ズビャギンツェフだけだが、5人の監督はいずれも2回以上外国語映画賞各国代表に選出されている。
 セバスティアン・レリオ(チリ)は、2013年に『グロリアの青春』で選出されて以来4年ぶり2回目の選出。ノミネートされたことはない。
 ジアド・ドゥエリ(レバノン):1998年に『西ベイルート』“West Beiruit”で選出されて以来、19年ぶり2回目の選出。ノミネートされたことはない。
 インディゴ・エンエディ(ハンガリー):1989年に『私の20世紀』で選出されて以来、28年ぶり2回目の選出。ノミネートされたことはない。
 リューベン・オストルンド(スウェーデン):2009年に『インボランタリー』“De ofrivilliga”で、2014年に『フレンチアルプスで起きたこと』で選出されていて、今回が3年ぶり3回目の選出。『フレンチアルプスで起きたこと』はショートリスト入り。ノミネートされたことはない。
 アンドレイ・ズビャギンツェフ(ロシア):2003年に『父、帰る』で、2014年に『裁かれるは善人のみ』で選出されていて、3年ぶり3回目の選出。『裁かれるは善人のみ』はノミネート。

 ・外国語映画賞は、初監督作品に厳しいが、今回もノミネートまで進んだ初監督作品はゼロだった。
 2013年度には初監督作品が27あったが(うち2作品は2人の監督のうち一方が初監督)、ショートリスト9作品まで進んだ作品はゼロ。
 2014年度には初監督作品が17あったが、ショートリスト9作品まで進んだ作品はゼロ。
 2015年度には初監督作品が28あり(うち1作品は2人の監督のうち一方が初監督。エントリーが認められなかったパナマまで含めると29)、ショートリスト9作品まで進んだ作品は4作品あって、そのうち3作品がノミネートまで進み、受賞作品(『サウルの息子』)も初監督作品だった。
 2016年度は初監督作品が27あり、ショートリストまで進んだ作品は2作品あって、そのうちオーストラリアがノミネートまで進んだ。
 2017年度は初監督作品が20あったが、ショートリスト9作品まで進んだ作品はゼロだった。

 ・3年連続で、女性監督作品が1作品ノミネートされている。
 エントリー作品の中には、女性監督作品は、共同監督作品まで含めて、2015年度が13作品、2016年度が16作品、2017年度が26作品(史上最多)あった。

 ・レバノンからは初のノミネート。
 初のノミネート国があるのは、6年連続となっていて、
 2013年:チリ
 2014年:カンボジア
 2015年:エストニア、モーリタニア
 2016年:コロンビア、ヨルダン
 2017年:オーストラリア

 【黒人】

 本年度は、12件、のべ14人がノミネート。
 史上最多になった2017年(18件20人)には及ばなかったものの、2007年と2010年(8件8人)を超えて、史上第2位の記録となった。ちなみに、2017年は、助演男優賞と脚色賞で3人受賞。

 ・作品賞
 ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』 監督賞・オリジナル脚本賞でもノミネート

 ジョーダン・ピールは、作品賞と監督賞とオリジナル脚本賞にノミネートされた初めての黒人監督になった。

 ・監督賞
 ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』 作品賞・オリジナル脚本賞でもノミネート

 ジョーダン・ピールは、ジョン・シングルトン、リー・ダニエルズ、スティーヴ・マックイーン、バリー・ジェンキンスに続いて、監督賞にノミネートされた5人目の黒人監督になった。

 ・主演男優賞
 ダニエル・カルーヤ 『ゲット・アウト』
 デンゼル・ワシントン “Roman J. Israel, Esq.” 2年連続

 デンゼル・ワシントンは、ノミネート数を9として、自身の持つ黒人のノミネート記録を更新した。

 ・助演女優賞
 メアリー・J・ブライジ 『マッドバウンド 哀しき友情』 オリジナル歌曲賞でもノミネート
 オクタヴィア・スペンサー 『シェイプ・オブ・ウォーター』 2年連続

 ・オリジナル脚本賞
 ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』 作品賞・監督賞でもノミネート

 ・脚色賞
 ディー・リース、ヴァージル・ウィリアムズ(Virgil Williams) 『マッドバウンド 哀しき友情』

 ・オリジナル歌曲賞
 メアリー・J・ブライジ、ラファエル・サーディク(音楽&作詞) 『マッドバウンド 哀しき友情』ー‘Mighty River’  メアリー・J・ブライジは助演女優賞でもノミネート
 コモン(作詞) 『マーシャル 法廷を変えた男』ー‘Stand Up for Something’

 ・長編ドキュメンタリー賞
 Yance Ford(監督・製作) “Strong Island”(米・デンマーク)

 ・短編アニメーション賞
 コービー・ブライアント “Dear Basketball” この部門で黒人がノミネートされるのは初めて

 *米国アカデミー賞に関する、黒人のノミネーション&受賞データ(2013年12月現在):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_75.html
 この続きは、
 米国アカデミー賞2017 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_68.html

 【配給】

 ・A24:作品賞、監督賞を含む5部門でノミネートされた『レディ・バード』、助演男優賞にノミネートされた“The Florida Project”、脚色賞にノミネートされた“The Disaster Artist”の配給を手がけている。
 2015年度は『ルーム』が4部門ノミネートされて、主演女優賞を受賞し、『AMY エイミー』では長編ドキュメンタリー賞を受賞した。
 2016年度は、『ムーンライト』が8部門でノミネートされ、作品賞、助演男優賞、脚色賞を受賞。『20センチュリー・ウーマン』と『ロブスター』はオリジナル脚本賞にノミネートされ、『エクス・マキナ』は視覚効果賞を受賞した。
 本年度は、そのほかに、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』、『グッド・タイム』、“Menashe”、“A Ghost Story”などがあったが、ノミネートされなかった。

 ・フォックス・サーチライト・ピクチャーズ:『シェイプ・オブ・ウォーター』『スリー・ビルボード』の配給を手がけている。
 2014年度は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が9部門でノミネートされて作品賞・監督賞を含む4部門で受賞、『グランド・ブダペスト・ホテル』が9部門でノミネートされて4部門で受賞、『わたしに会うまでの1600キロ』が女優賞2部門でノミネート。
 2015年度は、『ブルックリン』が3部門でノミネート、『グランドフィナーレ』がオリジナル歌曲賞でノミネート。
 2016年度は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』が3部門でノミネート。
 本年度は、そのほかに、“Battle of the Sexes”、“Goodbye Christopher Robin”、“STEP”、“Patti Cake$”などがあったが、ノミネートされなかった。

 【受賞予想】

 各組合賞・協会賞の結果が明らかになり、直前の全米映画界の空気感(流れ)がわかれば、より正確な予想が立てられるはずですが、恒例により、現時点での受賞予想を書き出しておきます。

 ◎:当確
 ○:最有力
 △:有力
 ☆:有望
 ×:大穴

 ◆作品賞
 〇『スリー・ビルボード』
 △『レディ・バード』
 △『シェイプ・オブ・ウォーター』
 米・俳優組合賞(SAG)のキャスト賞にノミネートされている:『ゲット・アウト』『レディ・バード』『スリー・ビルボード』
 編集賞にノミネートされている:『ダンケルク』『シェイプ・オブ・ウォーター』『スリー・ビルボード』
 この2つの条件を満たしている作品は『スリー・ビルボード』しかない。
 しかも『スリー・ビルボード』は、ゴールデン・グローブ賞作品賞ドラマ部門受賞、俳優組合賞(SAG)3部門受賞。米国アカデミー賞でのノミネート数では3番手だったけれど、流れは『スリー・ビルボード』にあるように見える。「女性が立ち上がる」物語が、本年度のトレンドだとしたら、それにも合っている。

 ◆監督賞
 〇『シェイプ・オブ・ウォーター』 ギレルモ・デル・トロ
 △『レディ・バード』 グレタ・ガーウィグ
 『スリー・ビルボード』と『シェイプ・オブ・ウォーター』は、配給会社が同じなので、2作品とも推すとすれば、『スリー・ビルボード』を作品賞に、『シェイプ・オブ・ウォーター』を監督賞にと振り分けるように思える。
 ゴールデン・グローブ賞も、クリティクス・チョイス・アワードも、ギレルモ・デル・トロが受賞している。

 ◆主演男優賞
 ◎ゲイリー・オールドマン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

 ◆主演女優賞
 〇フランシス・マクドーマンド 『スリー・ビルボード』
 △シアーシャ・ローナン 『レディ・バード』
 △サリー・ホーキンス 『シェイプ・オブ・ウォーター』
 ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門でも、クリティクス・チョイス・アワードでも、俳優組合賞(SAG)でもフランシス・マクドーマンドが受賞している。

 ◆助演男優賞
 〇サム・ロックウェル 『スリー・ビルボード』
 △ウィレム・デフォー “The Florida Project”
 ゴールデン・グローブ賞でも、クリティクス・チョイス・アワードでも、俳優組合賞(SAG)でもサム・ロックウェルが受賞している。

 ◆助演女優賞
 〇アリソン・ジャネイ 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
 △ローリー・メトカーフ(Laurie Metcalf) 『レディ・バード』
 ゴールデン・グローブ賞でも、クリティクス・チョイス・アワードでも、俳優組合賞(SAG)でもアリソン・ジャネイが受賞している。

 ◆オリジナル脚本賞
 〇『ゲット・アウト』 ジョーダン・ピール
 △『スリー・ビルボード』 マーティン・マクドナー
 △『レディ・バード』 グレタ・ガーウィグ
 黒人票を集められるのは、オリジナル脚本賞の『ゲット・アウト』しかない。
 『ゲット・アウト』は、クリティクス・チョイス・アワードで受賞。
 『スリー・ビルボード』は、ゴールデン・グローブ賞で受賞。米・脚本家組合賞(WGA)では対象外。

 ◆脚色賞
 〇『君の名前で僕を呼んで』 脚本:ジェームズ・アイヴォリー
 クリティクス・チョイス・アワードでも、『君の名前で僕を呼んで』が受賞。
 ◆撮影賞
 ◎『ブレードランナー 2049』 ロジャー・ディーキンス

 ◆編集賞
 〇『ダンケルク』 リー・スミス(Lee Smith)
 △『ベイビー・ドライバー』 ポール・マクリス(Paul Machliss)、ジョナサン・エイモス(Jonathan Amos)
 この2作品の2択で、よりスケール感のある作品が好まれるとしたら、『ダンケルク』かなあ。

 ◆美術賞
 〇『ブレードランナー 2049』 プロダクション・デザイン:デニス・ガスナー(Dennis Gassner)、装飾:Alessandra Querzola
 リードしているのは『ブレードランナー 2049』。でも、クリティクス・チョイス・アワードで受賞したのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』だった。

 ◆衣裳デザイン賞
 〇『ファントム・スレッド』 マーク・ブリッジス(Mark Bridges)
 ややリードしているのは『ファントム・スレッド』。題材も題材だし。

 ◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞
 〇『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』 辻一弘、David Malinowski、Lucy Sibbick
 優れた特殊メイクを選ぶのだとしたらおそらく。

 ◆視覚効果賞
 〇『猿の惑星: 聖戦記』 ジョー・レッテリ、ダン・バレット(Daniel Barrett)、ダン・レモン(Dan Lemmon)、Joel Whist
 △『ブレードランナー 2049』 ジョン・ネルソン(John Nelson)、Gerd Nefzer、Paul Lambert、リチャード・R・フーバー(Richard Hoover)
 『猿の惑星: 聖戦記』は、シリーズ完結作で、前2作はノミネートさせただけで受賞させなかったから。

 ◆録音賞
 △『ダンケルク』 マーク・ヴァイガルテン(Mark Weingarten)、グレッグ・ランデイカー(Gregg Landaker)、ゲイリー・リッツォ(Gary A. Rizzo)
 △『ブレードランナー 2049』 Ron Bartlett、ダグ・ヘムフィル(Doug Hemphill)、Mac Ruth
 とりたてて判断材料はない。スペクタクル性の強い作品が好まれる? 前回の受賞作は『ハクソーリッジ』。

 ◆音響編集賞
 △『ブレードランナー 2049』 マーク・マンジーニ(Mark Mangini)、テオ・グリーン(Theo Green)
 △『ダンケルク』 リチャード・キング(Richard King)、Alex Gibson
 視覚的に強いインパクトがある作品(『スピード』『タイタニック』『マトリックス』『ダークナイト』『インセプション』など)がある年は、その作品が選ばれやすい。前回の受賞作は『メッセージ』。

 ◆オリジナル作曲賞
 〇『シェイプ・オブ・ウォーター』 アレクサンドル・デプラ
 △『ファントム・スレッド』 ジョニー・グリーンウッド
 リードしているのは『シェイプ・オブ・ウォーター』。「新しい音楽の作り手」の方を選ぶとしたら『ファントム・スレッド』。

 ◆オリジナル歌曲賞
 〇『リメンバー・ミー』ー‘Remember Me’
 音楽&作詞:クリスティン・アンダーソン=ロペス(Kristen Aderson-Lopez)& ロバート・ロペス(Robert Lopez)
 ☆『グレイテスト・ショーマン』ー‘This Is Me’
 音楽・作詞:ベンジ・パセック(Benj Pasek)、ジャスティン・ポール(Justin Paul)
 リードしているのは『リメンバー・ミー』。ゴールデン・グローブ賞を受賞したのは『グレイテスト・ショーマン』。

 ◆短編映画賞
 〇“The Silent Child”(英/20min) 監督:Chris Overton 脚本:Rachel Shenton
 ちょっとした感動が味わえそう。

 ◆長編ドキュメンタリー賞
 〇『アレッポ 最後の男たち』(『アレッポ 最後の男』)“Last Men in Aleppo”(デンマーク・シリア) 監督:フィアース・ファイヤード(Firas Fayyad) 製作:Kareem Abeed、Søren Steen Jespersen
 דFaces Places(Visages,Villages)”(仏) 監督:アニエス・ヴァルダ& JR 製作:ロザリー・ヴァルダ(Rosalie Vard)
 知られざる国・地域の知られざる実情を描いた作品、本年度のドキュメンタリーのトレンド。

 ◆短編ドキュメンタリー賞
 〇“Edith+Eddie”(英/29min) 監督・製作:Laura Checkoway 製作:Thomas Lee Wright
 受賞歴から判断すると。

 ◆長編アニメーション賞
 ◎『リメンバー・ミー』 監督:リー・アンクリッチ 製作:ダーラ・K・アンダーソン(Darla K. Anderson)

 ◆短編アニメーション賞
 △“Dear Basketball”(米/6min) 監督:グレン・キーン(Glen Keane) 製作:コービー・ブライアント(Kobe Bryant)
 ×『ルー/Lou』“Lou”(米/6min) 監督:デイヴ・マリンズ 製作:Dana Murray
 画の力だったり、モチーフからすると、案外“Dear Basketball”に票が集められるかも。でもチョイスに困ったらピクサー作品かも?

 ◆外国語映画賞
 △『ラブレス』“Loveless(Nelyubov)”(ロシア・ベルギー・独・仏) 監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ 製作:アレクサンドル・ロドニャンスキー(Alexander Rodnyansky)
 ☆『ザ・スクエア 思いやりの聖域』“The Square”(スウェーデン・独・仏・デンマーク) 監督:リューベン・オストルンド
 ×『ナチュラルウーマン』“Una mujer fantástica(A Fantastic Woman)”(チリ・独・西・米) 監督:セバスチャン・レリオ
 ノミネート作品の中で、かろうじて前哨戦で受賞しているのは『ザ・スクエア 思いやりの聖域』だけれど、アカデミー会員の中で多数派になるとも思えず。物語的に支持されそうなのは『ラブレス』だけれど、アメリカ国内でまるで受賞していないのが気になるところ。

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 *参考
 ・Goldderby:http://www.goldderby.com/article/2018/2018-oscar-trivia-meryl-streep-daniel-day-lewis-timothee-chalamet/

 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2018 ノミネーション その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_63.html
 ・米国アカデミー賞2018 ノミネーション その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_64.html

 ・全米映画賞レース2017 前半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_38.html
 ・全米映画賞レース2017 後半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_85.html

 ・MCNのオスカー2018 最新予想(2017年末):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_87.html

 ・MCNのオスカー2018予想 第1弾(2017年10月):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_43.html

 ・オスカー2018 予想 ファースト・ラウンド 10部門(AwardsDaily)(2017年9月):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_23.html

 ・米国アカデミー賞2018 作品賞 予想オッズ!(Paddy Power)(2017年8月):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_5.html

 ・全米映画賞レース2017 有力作品 公開スケジュール(2017年7月):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_23.html

 ・早くも2018年米国アカデミー賞を予想してみました!(2017年3月):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_1.html
 ・米国アカデミー賞2018 部門別予想!(2017年3月):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_2.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html

 [雑感]

 ・どうも、国際映画祭で評価が高い作品や前哨戦で受賞歴を重ねている作品を意識的に落としたりとかして、投票者を意図する方向に導こうとしてる風に見えますね(近年になく)。

 ・グレタ・ガーウィグやレイチェル・モリスン、スティーヴ・ジェームズ、そのほか、比較的多くの黒人のノミネートで見えにくくなっていますが、ここ数年進められていた多様化への流れは失速させられたようにも見えます。

 ・いくつもの部門で、英語以外の作品や外国勢を排除する方向で動いているように見えるし、監督賞からルカ・グァダニーノやマーティン・マクドナーを外したのもそうした意識の現われのように見えます。

 ・いろんな部門に、サプライズ的に入れられていた外国語作品や外国人候補が、本年度は全くありませんでした。

 ・2017年は女性の活躍が目立った年であり、セクハラ騒動が映画業界を大いに揺さぶった年でしたが、今回のノミネーションを見ていると、アカデミー賞は「立ち上がる女性たち」とか「怒れる女たち」という風潮を嫌っているようにも感じられますね。外国語映画賞から『女は二度決断する』を落としたりとか、『ワンダーウーマン』を全くノミネートさせなかったりとか……。

 なんかねえ、リベラル志向だった米国アカデミー賞が(といってもけっこう保守的だったけど)、トランプ寄りにシフトした、ってことなのかなあと思ったりもしますね。

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