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zoom RSS 詳細!米国アカデミー賞2018 ノミネーション! その2

<<   作成日時 : 2018/01/24 10:02   >>

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 ◆短編映画賞(Best live action short film)
 ・“The Silent Child”(英/20min) 監督:Chris Overton 脚本:Rachel Shenton
 ・“Watu Wote/All of Us”(独/22min) 監督:Katja Benrath(Hamburg Media School)  製作:Tobias Rosen
 ・“The Eleven O’Clock”(オーストラリア/13min) 監督・製作:Derin Seale 製作:ジョシュ・ローソン(Josh Lawson)
 ・“Dekalb Elementary”(米/21min) 監督・製作:Reed Van Dyk
 ・“My Nephew Emmett”(米/20min) 監督・製作:Kevin Wilson, Jr.(ニューヨーク大学)

 [受賞歴]
 受賞、ノミネート経験者はいない。

 [傾向]
 受賞作は、どちらかと言えば英語作品が選ばれやすい。
 見知らぬ2人(バックグウアンドの違う2人)が出会って、心を通い合わせるといったタイプの作品が好まれる。
 ショートショート的な作品や実験的な作品より、ちょっとした感動が味わえる作品が好まれる。
 たくさんの観客賞を受賞してきたような作品が好まれる。
 それなりのキャリアがある監督の作品が選ばれたりする一方で、学生作品が選ばれることもある。
 隔年で英米作品が受賞する。前回は、英米作品が選ばれる年まわりだったが、英語作品がなかった。

 *短編映画賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_44.html

 ◆長編ドキュメンタリー賞
 ・“Abacus: Small Enough to Jail”(米) 監督:スティーヴ・ジェームズ(Steve James) 製作:Mark Mitten、ジュリー・ゴールドマン(Julie Goldman)
 ・“Faces Places(Visages,Villages)”(仏) 監督:アニエス・ヴァルダ& JR 製作:ロザリー・ヴァルダ(Rosalie Vard)
 ・『イカロス』“Icarus”(米) 監督・製作:ブライアン・フォーゲル(Bryan Fogel) 製作:ダン・コーガン(Dan Cogan)
 ・『アレッポ 最後の男たち』(『アレッポ 最後の男』)“Last Men in Aleppo”(デンマーク・シリア) 監督:フィアース・ファイヤード(Firas Fayyad) 製作:Kareem Abeed、Søren Steen Jespersen
 ・『ストロング・アイランド』“Strong Island”(米・デンマーク) 監督・製作:ヤンス・フォード(Yance Ford) 製作:ジョスリン・バルネス(Joslyn Barnes)

 『チェイシング・コーラル 消えゆくサンゴ礁』、『ラッカは静かに虐殺されている』“City of Ghosts”、『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』、“Human Flow(人流)”、『不都合な真実2:放置された地球』、“Jane”、“Long Strange Trip”、『ワン・オブ・アス』、“Unrest”が落選。

 [受賞歴]
 スティーヴ・ジェームズは、1995年に『フープ・ドリームス』で編集賞にノミネートされて以来、23年ぶり2回目のノミネート。
 アニエス・ヴァルダは、2017年にアカデミー名誉賞受賞。

 [前哨戦の結果]
 “Jane”が優勢、これに“Faces Places(Visages,Villages)”が続く。
 クリティクス・チョイス・アワード2017では、“Jane”が受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2018では、『ストロング・アイランド』が受賞。

 [傾向]

 *長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_17.html

 ◆短編ドキュメンタリー賞(Best documentary short subject)
 ・“Edith+Eddie”(英/29min) 監督・製作:Laura Checkoway 製作:Thomas Lee Wright
 ・“Heaven Is a Traffic Jam on the 405”(米/40min) 監督・製作:Frank Stiefel
 ・『ヘロイン×ヒロイン』“Heroin(e)”(米/39min) 監督・製作:エレイン・マクミリオン・シェルドン(Elaine McMillion Sheldon) 製作:Kerrin Sheldon
 ・“Knife Skills”(米/40min) 監督・製作:トーマス・F・レノン(Thomas Lennon)
 ・“Traffic Stop”(米/30min) 監督:Kate Davis 、製作:デイヴィッド・ハイルボナー(David Heilbroner)

 “Ten Meter Tower(Hopptornet)”(スウェーデン)、“Kayayo – The Living Shopping Baskets”(ノルウェイ)、“116 Cameras”(米・英)、“Alone”(米)、“Ram Dass, Going Home”(米)が落選。

[受賞歴]
 トーマス・F・レノンは、1996年に“The Battle Over Citizen Kane”(1996)、2007年に『中国エイズ孤児の村』“The Blood of Yingzhou District”(2006)、2011年に“The Warriors of Qiugang”(2010)と、3回米国アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされて、『中国エイズ孤児の村』で受賞。

 [前哨戦の結果]
 IDAアワード2017では、“Edith+Eddie”が受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2018では、“The Rabbit Hunt”が受賞。

 *短編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_14.html

 ◆長編アニメーション賞
 ・『ボス・ベイビー』“The Boss Baby”(米) 監督:トム・マクグラス 製作:ラムジー・アン・ナイトー(Ramsey Naito)
 ・“The Breadwinner”(アイルランド・カナダ・ルクセンブルク) 監督:ノラ・トゥーミー(Nora Twomey) 製作:Anthony Leo
 ・『リメンバー・ミー』 監督:リー・アンクリッチ 製作:ダーラ・K・アンダーソン(Darla K. Anderson)
 ・“Ferdinand”(米) 監督:カルロス・サルダーニャ
 ・『ゴッホ 最期の手紙』(英・ポーランド) 監督:ドロタ・コビエラ、監督・製作:ヒュー・ウェルチマン 製作:イヴァン・マクタガード(Ivan Mactaggart)

 『怪盗グルーのミニオン大脱走』、『レゴバットマン ザ・ムービー』、“Ethel & Ernest”、および、日本作品は落選。

 [受賞歴]
 リー・アンクリッチは、2011年に『トイ・ストーリー3』で長編アニメーション賞受賞、脚色賞ノミネート。ダーラ・K・アンダーソンは、2011年に『トイ・ストーリー』で作品賞にノミネートされて以来、7年ぶり2回目のノミネート。
 カルロス・サルダーニャは、2004年に『どんぐりとスクラット』”Gone Nutty“で短編アニメーション賞にノミネート。
 ヒュー・ウェルチマンは、2008年に『ピーターと狼』で短編アニメーション賞受賞(プロデューサーとして)。

 [前哨戦の結果]
 『リメンバー・ミー』の圧勝。

 [傾向]
 2010年に米・映画編集者賞(ACE)にアニメーション賞が新設されて以来、過去8年で、2015年を除く7回すべてで、米国アカデミー賞長編アニメーション賞と一致。
 2006年に米・製作者組合賞(PGA)にアニメーション部門が新設されて以来、過去12年で、米国アカデミー賞長編アニメーション賞とは、8回一致。本年度は『リメンバー・ミー』が受賞。
 2007年にゴールデン・グローブ賞にアニメーション賞が新設されて以来、過去11年で、米国アカデミー賞とは8回一致。本年度は『リメンバー・ミー』が受賞。
 2006年にBAFTA英国アカデミー賞にアニメーション賞が新設されて以来、過去12年で、米国アカデミー賞とは7回一致。前回は不一致。

 ◆短編アニメーション賞
 ・『ガーデンパーティー』“Garden Party”(仏/7min) 監督:Vincent Bayoux、Gabriel Grapperon(、Florian Babikian、Victor Caire、Theophile Dufresne、Lucas Na)
 ・『Negative Space』“Negative Space”(仏/5min) 監督:マックス・ポーター(Max Porter)、桑畑かほる(Ru Kuwahata)
 ・『へそまがり昔ばなし』“Revolting Rhymes(Es War Einmal... Nach Roald Dahl)”(独・英/29min+29min) 監督:ヤン・ラシャウア(Jan Lachauer)、ヤコブ・シュー(Jakob Schuh)
 ・“Dear Basketball”(米/6min) 監督:グレン・キーン(Glen Keane) 製作:コービー・ブライアント(Kobe Bryant)
 ・『ルー/Lou』“Lou”(米/6min) 監督:デイヴ・マリンズ 製作:Dana Murray

 [受賞歴]
 これまで米国アカデミー賞にノミネートされたことのある監督はいない。

 [前哨戦の結果]
 『Negative Space』、“Dear Basketball”はアニー賞2018短編アニメーション賞ノミネート、『へそまがり昔ばなし』は、アニー賞2018特別制作作品ノミネート。

 [傾向]
 スタジオ作品の併映短編が1本必ずノミネートされる。過去4年間では、2年おきに受賞していて、2018年は受賞しない年に当たる。
 抽象的だったり、実験的な傾向の強かったりする作品は、敬遠される。

 *短編アニメーション賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_7.html

 ◆外国語映画賞
 ・『心と体と』“On Body And Soul(Teströl És Lélekröl)”(ハンガリー) 監督:イルディゴ・エンエディ(Ildikó Enyedi)
 ・『ザ・スクエア 思いやりの聖域』“The Square”(スウェーデン・独・仏・デンマーク) 監督:リューベン・オストルンド
 ・『ラブレス』“Loveless(Nelyubov)”(ロシア・ベルギー・独・仏) 監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ 製作:アレクサンドル・ロドニャンスキー(Alexander Rodnyansky)
 ・“The Insult(L’insulte)”(レバノン・仏・米・ベルギー・キプロス) 監督:ジアド・ドゥエリ(Ziad Douieiri)
 ・『ナチュラルウーマン』“Una mujer fantástica(A Fantastic Woman)”(チリ・独・西・米) 監督:セバスチャン・レリオ

 『女は二度決断する』、“Foxtrot”、『わたしは、幸福(フェリシテ)』、“The Wound”が落選。

 [受賞歴]
 ンドレイ・ズビャギンツェフは、2015年の『裁かれるは善人のみ』でノミネート。他は初ノミネート。リューベン・オストルンドは、2014年度に『フレンチアルプスで起きたこと』がショートリスト入りしている。
 スウェーデンは、『幸せなひとりぼっち』に続いて2年連続16回目のノミネート、これまで3回受賞。受賞すれば、1984年の『ファニーとアレクサンデル』以来34年ぶり。
 ハンガリーは、2016年に受賞した『サウルの息子』以来2年ぶり10回目のノミネート、これまで2回受賞。
 ロシアは、2015年の『裁かれるは善人のみ』以来3年ぶり7回目のノミネート、これまで1回受賞(ソ連は9回ノミネート、3回受賞)。受賞すれば1995年の『太陽に灼かれて』以来23年ぶり。
 チリは、2013年に『NO』で初めてノミネートされた。受賞すれば初。
 レバノンは、初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 最も強いのは『BPM ビート・パー・ミニット』で、『最初に父が殺された』も強かったが、ともにショートリストにすら入らなかった。

 [傾向]
 BAFTA英国アカデミー賞とは、近年では2013〜2015年に一致。
 ゴールデン・グローブ賞とは、近年では2011〜2014年、2016年に一致。

 ・外国語映画賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_53.html

 ・完全ガイド! 米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 各国代表作品!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_7.html

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 米国アカデミー賞2018に関する考察は、次の記事に書くことにします。

 ・米国アカデミー賞2018 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など :http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_65.html

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2018 ノミネーション その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_63.html

 ・全米映画賞レース2017 前半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_38.html
 ・全米映画賞レース2017 後半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_85.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html

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