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zoom RSS オースティン映画批評家協会賞2018 受賞結果

<<   作成日時 : 2018/01/09 07:36   >>

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 オースティン映画批評家協会賞2018の受賞結果が発表されました。(1月8日)

 オースティンは、テキサス州の州都で、州内では、ダラス、ヒューストン、サンアントニオに次ぐ都市で、映画や音楽の祭典であるSXSWフェスティバルが開催されています。
 テキサス州には、他に、1990年設立のダラス・フォートワース映画批評家協会賞と2007年設立のヒューストン映画批評家協会賞がありますが、同じ州内に3つ以上の映画批評家協会があるのは、ニューヨーク州(ニューヨーク、ニューヨーク・オンライン、全米)とカリフォルニア州(ロサンゼルス、放送映画、サンディエゴ、サンフランシスコ)を除けば、おそらくテキサスだけです。
 また、映画監督のリチャード・リンクレイターは、ヒューストン出身で、オースティンでThe Austin Film Societyを創設したことでも知られています。

 オースティン映画批評家協会(AFCA:The Austin Film Critics Association)
 設立年:2005 会員数:37
 公式サイト:http://www.austinfilmcritics.org/
 公式twitter:https://twitter.com/ATXFilmCritics
 公式facebook:https://www.facebook.com/AustinFilmCritics
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Austin_Film_Critics_Association

 [賞の特徴]
 ・トップ10の発表を行なっている。
 ・最優秀オースティン映画を選んでいて、過去に選ばれた作品には、『トレジャハンター・クミコ』、『6才のボクが、大人になるまで。』、『バーニー/みんなが愛した殺人者』、『テイク・シェルター』、“Winnebago Man”などがある。
 ・特別名誉賞を設けている。
 ・2016年の作品賞は『ムーンライト』、2015年の作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、2014年の作品賞は『6才のボクが、大人になるまで。』、2013年の作品賞は『her/世界でひとつの彼女』、2012年の作品賞は『ゼロ・ダーク・サーティ』、2011年の作品賞は『ヒューゴの不思議な発明』、2010年の作品賞は『ブラック・スワン』。

 2016年まではノミネーションも受賞結果も年内に発表していたが、2017年度の受賞結果は1月に発表されることになった。

画像

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 ◆作品賞
 ・『君の名前で僕を呼んで』(伊・仏・ブラジル・米) 監督:ルカ・グァダニーノ
 ◎『ゲット・アウト』 監督:ジョーダン・ピール
 ・『レディ・バード』 監督:グレタ・ガーウィグ
 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』 監督:ギレルモ・デル・トロ
 ・『スリー・ビルボード』(英・米) 監督:マーティン・マクドナー

 ◇トップ10(AFCA 2017 Top Ten Films)
 1.『シェイプ・オブ・ウォーター』
 2.『君の名前で僕を呼んで』
 3.『レディ・バード』
 4.『スリー・ビルボード』
 5.“The Florida Project”
 6.『ダンケルク』
 7.『ゲット・アウト』
 8.“I, Tonya”
 9.『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
 10.『LOGAN/ローガン』

 作品賞受賞作品が、なぜトップ10の1位ではないのか。よくわかりません。これまではこんなことはなかったと思いますが。

 ◆監督賞
 ◎ギレルモ・デル・トロ 『シェイプ・オブ・ウォーター』
 ・グレタ・ガーウィグ 『レディ・バード』
 ・クリストファー・ノーラン 『ダンケルク』
 ・ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
 ・ドゥニ・ヴィルヌーヴ 『ブレードランナー 2049』

 ◆主演男優賞
 ◎ティモシー・シャラメ 『君の名前で僕を呼んで』
 ・ジェームズ・フランコ “The Disaster Artist”(監督:ジェームズ・フランコ)
 ・ダニエル・カルーヤ 『ゲット・アウト』
 ・ゲイリー・オールドマン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
 ・ロバート・パティンソン 『グッド・タイム』

 ◆主演女優賞
 ・サリー・ホーキンス 『シェイプ・オブ・ウォーター』
 ◎フランシス・マクドーマンド 『スリー・ビルボード』
 ・シアーシャ・ローナン 『レディ・バード』
 ・マーゴット・ロビー “I, Tonya”(監督:グレイグ・ギレスピー)
 ・クリステン・スチュワート 『パーソナル・ショッパー』

 ◆助演男優賞
 ◎ウィレム・デフォー “The Florida Project”(監督:ショーン・ベイカー)
 ・アーミー・ハマー 『君の名前で僕を呼んで』
 ・リチャード・ジェンキンス 『シェイプ・オブ・ウォーター』
 ・サム・ロックウェル 『スリー・ビルボード』
 ・マイケル・スタールバーグ 『君の名前で僕を呼んで』

 ◆助演女優賞
 ・メアリー・J・ブライジ 『マッドバウンド 哀しき友情』
 ・ホリー・ハンター 『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
 ◎アリソン・ジャネイ “I,Tonya”
 ・ローリー・メトカーフ 『レディ・バード』
 ・オクタヴィア・スペンサー 『シェイプ・オブ・ウォーター』

 ◆オリジナル脚本賞
 ・『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
 ◎『ゲット・アウト』 ジョーダン・ピール
 ・『レディ・バード』
 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』
 ・『スリー・ビルボード』

 ◆脚色賞
 ・『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』
 ◎『君の名前で僕を呼んで』 ジェームズ・アイヴォリー
 ・”The Disaster Artist”
 ・“Molly’s Game”(監督:アーロン・ソーキン)
 ・『マッドバウンド 哀しき友情』

 ◆撮影賞
 ◎『ブレードランナー 2049』 ロジャー・ディーキンス
 ・『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
 ・『ダンケルク』
 ・『マッドバウンド 哀しき友情』
 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』

 ◆作曲賞(Best Score)
 ・『ブレードランナー 2049』
 ・『ダンケルク』
 ・『ファントム・スレッド』(監督:ポール・トーマス・アンダーソン)
 ・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
 ◎『シェイプ・オブ・ウォーター』 アレクサンドル・デプラ

 ノミネーションで欠落していたのは『シェイプ・オブ・ウォーター』だったようです。

 ◆ブレイクスルー・アーティスト賞(The Robert R. “Bobby” McCurdy Memorial Breakthrough Artist Award)
 ・メアリー・J・ブライジ 『マッドバウンド 哀しき友情』
 ◎ティモシー・シャラメ 『君の名前で僕を呼んで』『レディ・バード』“Hostiles”
 ・グレタ・ガーウィグ 『レディ・バード』
 ・Brooklynn Prince “The Florida Project”
 ・Florence Pugh “Lady Macbeth”(英)(監督:William Oldroyd)

 ◆第1回作品賞(Best First Film)
 ・Dave McCary “Brigsby Bear”
 ◎ジョーダン・ピール 『ゲット・アウト』
 ・メイコン・ブレア 『この世に私の居場所なんてない』“I Don’t Feel At Home in This World Anymore”
 ・マット・スパイサー “Ingrid Goes West”
 ・アーロン・ソーキン “Molly’s Game”

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎“Faces Places(Visages,Villages)”(仏) 監督:アニエス・ヴァルダ、JR
 ・『イカロス』“Icarus”(米) 監督:ブライアン・フォーゲル(Bryan Fogel)
 ・“Jane” 監督:ブレット・モーゲン(Brett Morgen)
 ・『猫が教えてくれたこと』“Kedi”(トルコ・米) 監督:ジェイダ・トルン(Ceyda Torun)
 ・“The Work” 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous

 ◆アニメーション賞
 ・“The Breadwinner”(アイルランド・カナダ・ルクセンブルク) 監督:ノラ・トゥーミー(Nora Twomey)
 ◎『リメンバー・ミー』 監督:リー・アンクリッチ 共同監督:エイドリアン・モリーナ
 ・『レゴバットマン ザ・ムービー』(米・デンマーク) 監督:クリス・マッケイ
 ・『ゴッホ 最期の手紙』(英・ポーランド) 監督:ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン
 ・『君の名は。』(日) 監督:新海誠

 ◆外国語映画賞
 ・『無限の住人』(日・英) 監督:三池崇史
 ◎『オクジャ/Okja』(韓・米) 監督:ポン・ジュノ
 ・『RAW 少女のめざめ』(仏) 監督:ジュリア・デュクルノー
 ・『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(スウェーデン・独・仏・デンマーク) 監督:リューベン・オストルンド
 ・“Thelma”(ノルウェー・仏・スウェーデン・デンマーク) 監督:ヨアキム・トリアー

 ◆最優秀オースティン映画賞(Best Austin Film)
 ・“Barracuda” 監督:Jason Cortlund、Julia Halperin
 ◎『この世に私の居場所なんてない』“I Don’t Feel At Home in This World Anymore” 監督:メイコン・ブレア
 ・“Infinity Baby” 監督:Bob Byington
 ・“Last Flag Flying” 監督:リチャード・リンクレイター
 ・『ブラッド・スローン』 監督:リック・ローマン・ウォー(Ric Roman Waugh)

 ◆特別名誉賞(Special Honorary Award)
 ◎『シェイプ・オブ・ウォーター』のダグ・ジョーンズと『猿の惑星:聖戦記』のアンディー・サーキスの称賛すべき肉体とモーション・キャプチャー・パフォーマンスに対して。
 To The Shape of Water’s Doug Jones and War for the Planet of the Apes’ Andy Serkis for their exemplary body and motion-capture performances, respectively.

 ◎ハリー・ディーン・スタントンの一連の仕事に対して。
 To honor Harry Dean Stanton, for his body of work

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』(2/8):作品・監督・主演女優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・作曲
 ・『君の名前で僕を呼んで』(2/6):作品・主演男優・助演男優・助演男優・脚色・ブレイク
 ・『レディ・バード』(0/6):作品・監督・主演女優・助演女優・脚本・ブレイク
 ・『ゲット・アウト』(3/5):作品・監督・主演男優・脚本・第1回
 ・『スリー・ビルボード』(1/4):作品・主演女優・助演男優・脚本
 ・『マッドバウンド 哀しき友情』(0/4):助演女優・脚色・撮影・ブレイク
 ・『ダンケルク』(0/3):監督・撮影・作曲
 ・『ブレードランナー 2049』(1/3):監督・撮影・作曲
 ・“The Disaster Artist”(0/2):主演男優・脚色
 ・『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(0/2):主演男優・撮影
 ・“I, Tonya”(1/2):主演女優・助演女優
 ・“The Florida Project”(1/2):助演男優・ブレイク
 ・『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(0/2):助演女優・脚本
 ・“Molly’s Game”(0/2):脚色・第1回
 ・『この世に私の居場所なんてない』(1/2):第1回・オースティン

 ゴールデン・グローブ賞以降、何かとゴールデン・グローブ賞の結果と比べられることになりますが、ここでは、監督賞,主演女優賞、助演女優賞、作曲賞と4部門で同じ結果になりました。

 ゴールデン・グローブ賞で何も受賞できなかったことで、『ゲット・アウト』は「もう終わったな」(少なくとも作品賞の目はなくなった)と囁かれていますが、ここでは3部門の受賞となりました。今後の展開はどうなるでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・オースティン映画批評家協会賞2018 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_2.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_58.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_98.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_58.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_80.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_26.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_53.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_55.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_68.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_50.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_26.html
 ・オースティン映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_27.html

 ・全米映画賞レース2017 前半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_38.html
 ・全米映画賞レース2017 後半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_85.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html

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