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zoom RSS 米国アカデミー賞2018 視覚効果賞候補 20作品 発表

<<   作成日時 : 2017/12/06 19:21   >>

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 第90回米国アカデミー賞 視覚効果賞の候補20作品が発表されました。(12月4日)

 ・『エイリアン:コヴェナント』 監督:リドリー・スコット
 ・『美女と野獣』 監督:ビル・コンドン
 ・『ブレードランナー 2049』 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 ・『ダンケルク』(英・米・仏・オランダ) 監督:クリストファー・ノーラン
 ・『ゴースト・イン・ザ・シェル』 監督:ルパート・サンダーズ
 ・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 監督:ジェームズ・ガン
 ・『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 監督:ジェイク・カスダン
 ・『ジャスティス・リーグ』 監督:ザック・スナイダー
 ・『キングコング:髑髏島の巨神』 監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
 ・『ライフ』 監督:ダニエル・エスピノーサ
 ・『LOGAN/ローガン』 監督:ジェームズ・マンゴールド
 ・『オクジャ/okja』(米・韓) 監督:ポン・ジュノ
 ・『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』 監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』 監督:ギレルモ・デル・トロ
 ・『スパイダーマン:ホームカミング』 監督:ジョン・ワッツ
 ・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 監督:ライアン・ジョンソン
 ・『マイティ・ソー バトルロイヤル』 監督:タイカ・ワイティティ
 ・『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(仏) 監督:リュック・ベッソン
 ・『猿の惑星: 聖戦記』 監督:マット・リーヴス
 ・『ワンダーウーマン』 監督:パティー・ジェンキンス

画像

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 この部門の傾向性を書き出してみると――

 @この賞をノミネート/受賞しやすい作品のジャンルは、SF(近未来もの、宇宙もの、スーパーヒーローもの、モンスターもの、ファンタジー)、パニックもの、災害もの、冒険活劇(現在、過去、未来/海洋、山岳)など。

 Aホラーやスプラッタ系の作品は選ばれにくい。

 B視覚効果(SFX)がその作品を映画史上に残る作品にするのに大いに貢献している作品は評価されやすい。『ジュラシック・パーク』『フォレスト・ガンプ』『タイタニック』『マトリックス』『ベンジャミン・バトン』など。

 C『フォレスト・ガンプ』『タイタニック』『グラディエーター』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』など作品賞受賞作品がこの部門を制することもある。

 D受賞するかどうかはともかく、シリーズとして評価の高い作品は連続してノミネートされやすい。『スター・ウォーズ』旧3部作(すべて受賞)、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(すべて受賞)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』(第2作のみ受賞)など。

 Eシリーズ第1作、新シリーズ第1作は、ノミネートされやすい。たとえば、『ナルニア国物語』『ライラの冒険』『トランスフォーマー』『スーパーマン・リターンズ』『ダークナイト』『アイアンマン』など。

 Fジェームズ・キャメロン作品は、この部門に相性がいい。『エイリアン』『アビス』『ターミナーター2』『タイタニック』『アバター』とノミネートされた作品のほとんどが受賞(『トゥルー・ライズ』はノミネーションのみ)。

 Gスピルバーグ、ピーター・ジャクソン、マイケル・ベイもこの部門と相性がいい。

 H近年は、ブライアン・シンガー、クリストファー・ノーラン、といったインディーズ系の意欲的な作品で世に出た映画作家の作品も登場するようになっている。

 Iリメイク作品、再シリーズ化作品は注目を集めやすい(最新のSFXを使って作品を全く新しいものとして作り直そうという意欲や試みが評価されるから?)。たとえば、『宇宙戦争』、『ポセイドン』、『スーパーマン・リターンズ』、『ダークナイト』

 Jアニメーション作品としては、過去に『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』と『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と『スチュアート・リトル』がノミネートされたことがある。

 Kノミネート作品は異なるタイプの作品が選ばれやすい。

 Lこの部門を持つ米・映画批評家協会賞には、セントルイス、フェニックス、ラスベガスの各映画批評家協会賞がある。

 M受賞作品は、視覚効果協会賞受賞作品と重なりやすい。

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 【近年のノミネーション&受賞状況】

 2017年のミネート&受賞状況は―

 △『メッセージ』(米) 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 △『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 △『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
 〇『バーニング・オーシャン』(香港・米) 監督:ピーター・バーグ
 〇『ドクター・ストレンジ』 監督:スコット・デリクソン
 △『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(英・米) 監督:デイヴィッド・イェーツ
 ◎『ジャングル・ブック』 監督:ジョン・ファヴロー
 〇『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(米) 監督:トラヴィス・ナイト
 △『パッセンジャー』(米) 監督:モルテン・ティルドゥム
 〇『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』“Rogue One”(米) 監督:ギャレス・エドワーズ

 2016年のミネート&受賞状況は―

 △『アントマン』 監督:ペイトン・リード
 △『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 監督:ジョス・ウェドン
 ◎『エクス・マキナ』 監督:アレックス・ガーランド
 △『ジュラシック・ワールド』 監督:コリン・トレヴォロウ
 〇『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 監督:ジョージ・ミラー
 〇『オデッセイ』 監督:リドリー・スコット
 〇『レヴェナント:蘇えりし者』 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 〇『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 監督:J・J・エイブラムス
 △『トゥモローランド』 監督:ブラッド・バード
 △『ザ・ウォーク』 監督:ロバート・ゼメキス

 2015年のミネート&受賞状況は―

 ○『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
 ○『猿の惑星: 新世紀(ライジング)』 監督:マット・リーヴス
 △『GODZILLA ゴジラ』 監督:ギャレス・エドワーズ
 ○『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 監督:ジェームズ・ガン
 △『ホビット 決戦のゆくえ』 監督:ピーター・ジャクソン
 ◎『インターステラー』 監督:クリストファー・ノーラン
 △『マレフィセント』 監督:ロバート・ストロンバーグ
 △『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』 監督:ショーン・レヴィ
 △『トランスフォーマー/ロストエイジ』 監督:マイケル・ベイ
 ○『X-MEN:フューチャー&パスト』 監督:ブライアン・シンガー

 2014年のノミネート&受賞状況は―

 △『エリジウム』 監督:ニール・ブロムカンプ
 ◎『ゼロ・グラビティ』 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ○『ホビット 竜に奪われた王国』 監督:ピーター・ジャクソン
 ○『アイアンマン3』 監督:シェーン・ブラック
 ○『ローン・レンジャー』 監督:ゴア・ヴァービンスキー
 △『オブリビオン』 監督:ジョセフ・コシンスキー
 △『パシフィック・リム』 監督:ギレルモ・デル・トロ
 ○『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 監督:J・J・エイブラムス
 △『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 監督:アラン・テイラー
 △『ワールド・ウォー Z』 監督:マーク・フォスター

 2013年のノミネート&受賞状況は―

 △『アメイジング・スパイダーマン』 監督:マーク・ウェブ
 △『クラウド アトラス』 監督:ラナ&アンディー・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ
 △『ダークナイト・ライジング』 監督:クリストファー・ノーラン
 ○『ホビット 思いがけない冒険』 監督:ピーター・ジャクソン
 △『ジョン・カーター』 監督:アンドリュー・スタントン
 ◎『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 監督:アン・リー
 ○『アベンジャーズ』 監督:ジョス・ウェドン
 ○『プロメテウス』 監督:リドリー・スコット
 △『007 スカイフォール』 監督:サム・メンデス
 ○『スノー・ホワイト』 監督:ルパート・サンダーズ

 2012年のノミネート&受賞状況は―

 △『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
 ・『カウボーイズ&エイリアン』
 ○『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
 ◎『ヒューゴの不思議な発明』
 △『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
 △『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』
 ○『リアル・スティール』
 ○『猿の惑星:創世記』
 ・『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』
 ・『エンジェル・ウォーズ』
 ・『SUPER8 スーパーエイト』
 ・『マイティ・ソー』
 ○『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
 △『ツリー・オブ・ライフ』
 △『X-Men:ファースト・ジェネレーション』

 2011年は―

 ○『アリス・イン・ワンダーランド』
 ・『ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島』
 ・『タイタンの戦い』
 ○『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
 ○『ヒア アフター』
 ◎『インセプション』
 ○『アイアンマン2』
 ・『エアベンダー』
 ・『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
 ・『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』
 △『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』
 ・『シャッター・アイランド』
 ・『魔法使いの弟子』
 △『トロン:レガシー』
 ・『アンストッパブル』

 ◎印は受賞作品、○印はノミネート作品、△印はショートリスト作品です。

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 【前哨戦の状況】

 ◆サテライト・アワード 視覚効果賞ノミネーション
 ・『エイリアン:コヴェナント』
 ・『ブレードランナー 2049』
 ・『ダンケルク』
 ・『シェイプ・オブ・ウォーター』
 ・『猿の惑星: 聖戦記』
 ・『ワンダーウーマン』

 ◆シリーズもの過去の作品の成績
 ・『エイリアン』シリーズ:『プロメテウス』ノミネート
 ・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ノミネート
 ・[DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズ:
 『ジャスティス・リーグ』
 『ワンダーウーマン』
 『スーサイド・スクワッド』ショートリスト
 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』候補20作品
 『マン・オブ・スティール』×
 ・モンスターバース・シリーズ:『GODZILLA ゴジラ』ショートリスト
 ・ウルヴァリンシリーズ:『ウルヴァリン: SAMURAI』×
 ・『X-MEN』シリーズ:『X-MEN:アポカリプス』ショートリスト、『X-MEN:フューチャー&パスト』ノミネート、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』ショートリスト
 ・『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ:『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』ショートリスト
 ・『スパイダーマン』:(『アメイジング・スパイダーマン』ショートリスト)
 ・『スター・ウォーズ』シリーズ:『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ノミネート、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ノミネート
 ・『マイティ・ソー』シリーズ:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ショートリスト、『マイティ・ソー』候補15作品
 ・『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズ:
 『スパイダーマン:ホームカミング』
 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
 『ドクター・ストレンジ』ノミネート
 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ショートリスト
 『アントマン』ショートリスト
 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ショートリスト
 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ノミネート
 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ノミネート
 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ショートリスト
 『アイアンマン3』ノミネート
 『アベンジャーズ』ノミネート
 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』ショートリスト
 ・『猿の惑星』シリーズ:『猿の惑星: 新世紀(ライジング)』ノミネート、『猿の惑星:創世記』ノミネート

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 今回、シリーズものが多く、前作でノミネートまで進んでいないシリーズ作品は、今回もノミネートまで進むことは望み薄に思えます。なので、『ジャスティス・リーグ』『キングコング:髑髏島の巨神』『LOGAN/ローガン』『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』『スパイダーマン:ホームカミング』『マイティ・ソー バトルロイヤル』あたりはおそらくもう既に厳しそうです。

 『エイリアン:コヴェナント』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『猿の惑星: 聖戦記』あたりは、前作の結果からすると、ノミネートまで進んでもよさそうですが、他の作品との兼ね合いを考えると、今回はノミネートまで進めないかもしれません。

 有望そうなのは、やっぱり『美女と野獣』『ブレードランナー 2049』『ダンケルク』『シェイプ・オブ・ウォーター』『ワンダーウーマン』あたりでしょうか。これら5作品だとみんなジャンルが違う作品なので、けっこういい組み合わせかも、と思ってしまいます。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『猿の惑星: 聖戦記』をノミネートさせるとしたら、どれと差し替えにするか、ちょっと悩みますね。

 ノミネーションの発表は、2018年1月28日ですが、その前に、上記20作品を10作品まで絞り込んだショートリストが12月20日前後に発表される予定です。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2017 視覚効果賞 候補20作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_8.html
 ・米国アカデミー賞2017 視覚効果賞 ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_62.html

 ・米国アカデミー賞2016 視覚効果賞 候補20作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_19.html
 ・米国アカデミー賞2016 視覚効果賞 ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_66.html

 ・米国アカデミー賞2015 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_9.html
 ・米国アカデミー賞2014 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_13.html
 ・米国アカデミー賞2013 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_28.html
 ・米国アカデミー賞2012 視覚効果賞候補ロングリスト15作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_15.html
 ・米国アカデミー賞2012 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_3.html
 ・米国アカデミー賞2011 視覚効果賞候補ロングリスト15作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_15.html
 ・米国アカデミー賞2011 視覚効果賞候補セミファイナリスト7作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_9.html
 ・米国アカデミー賞2010 視覚効果賞候補ロングリスト15作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_21.html
 ・米国アカデミー賞2010 視覚効果賞候補セミファイナリスト7作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_7.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月〜2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

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