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zoom RSS オーストリア映画賞2018 ノミネーション!

<<   作成日時 : 2017/12/30 19:14   >>

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 第8回オーストリア映画賞(Österreichischen Filmpreis/Austrian Film Award)のノミネーションです。(12月8日発表)

 ◆作品賞(Bester Spielfilm)
 ・“Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”(独・オーストリア) 監督:Adrian Goiginger
 ・“Licht(Mademoiselle Paradis)”(オーストリア・独) 監督:バーバラ・アルバート(Barbara Albert)
 ・“Die Migrantigen(The Migrumpies)”(オーストリア) 監督:Arman T. Riahi
 ・“Siebzehn(Seventeen)”(オーストリア) 監督:Monja Art

 “Die beste aller Welten”は、ベルリン国際映画祭2017 パースペクティヴ・ドイツ映画部門出品。
 “Licht(Mademoiselle Paradis)”は、トロント国際映画祭2017 PLATFORM部門出品。
 “Die Migrantigen”は、チューリヒ映画祭2017 ドイツ語長編作品コンペティション部門出品。
 “Siebzehn(Seventeen)”は、マックス・オフュルス映画祭2017出品。マックス・オフュルス賞、ヤング女優賞(Elisabeth Wabitsch)受賞。

 ◆監督賞(Beste Regie)
 ・バーバラ・アルバート(Barbara Albert) “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・Adrian Goiginger “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”
 ・シュテファン・ルツォヴィツキー(Stefan Ruzowitzky) “Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”(独・オーストリア)

 ◆主演男優賞(Bester männlicher Darsteller)
 ・ラース・アイディンガー(Lars Eidinger) 『ブルーム・オブ・イエスタディ』“Die Blumen von gestern”(オーストリア・独・仏)(監督:クリス・クラウス)
 ・Josef Hader “Wilde Maus (Wild Mouse)”(オーストリア)(監督:Josef Hader)
 ・トビアス・モレッティ(Tobias Moretti) “Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”
 ・デーヴィト・シュトリーゾフ(Devid Striesow) “Licht(Mademoiselle Paradis)”

 Josef Haderは、前回“Vor der Morgenröte(Stefan Zweig: Farewell to Europe)”でノミネート。
 トビアス・モレッティは、Romy Gala2017 男優賞受賞。

 ◆主演女優賞(Beste weibliche Darstellerin)
 ・Verena Altenberger “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”
 ・マリア・ドラグシ(Maria Dragus) “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・アデル・エネル 『ブルーム・オブ・イエスタディ』“Die Blumen von gestern”
 ・Violetta Schurawlow “Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”

 Verena Altenbergerは、Diagonale 2017女優賞受賞、モスクワ国際映画祭2017 女優賞受賞。
 Violetta Schurawlowは、ファンタジア映画祭2017女優賞受賞。

 ◆助演男優賞(Beste männliche Nebenrolle)
 ・Georg Friedrich “Wilde Maus (Wild Mouse)”
 ・ルーカス・ミコ(Lukas Miko) “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”
 ・Michael Pink “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”
 ・フリードリッヒ・フォン・サン(Friedrich von Thun) “Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”

 ◆助演女優賞(Beste weibliche Nebenrolle)
 ・Gerti Drassl “Liebe möglicherweise(Love Maybe)”(オーストリア)(監督:Michael Kreihsl)
 ・Maddalena Hirschal “Die Migrantigen(The Migrumpies)”
 ・Katja Kolm “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・マレシ・リーグナー(Maresi Riegner) “Licht(Mademoiselle Paradis)”

 マレシ・リーグナーは、前回『エゴン・シーレ 死と乙女』で主演女優賞にノミネート。

 ◆脚本賞(Bestes Drehbuch)
 ・Adrian Goiginger “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”
 ・Kathrin Resetarits “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・Arman T. Riahi、アレクサンドル・ペトロヴィッチ(Aleksandar Petrović)、Faris Rahoma “Die Migrantigen(The Migrumpies)”

 ◆撮影賞(Beste Kamera)
 ・アッティラ・ボア(Attila Boa) 『無題』“Untitled”(オーストリア・独)(監督:ミハエル・グラウガー、Monika Willi)
 ・クリスティーネ・マイヤー(Christine A. Maier) “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・ベネディクト・ノイエンフェルス(Benedict Neuenfels) “Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”

 アッティラ・ボアは、『みつばちの大地』(2012)、『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』(2014)などを手がける撮影監督。
 クリスティーネ・マイヤーは、『サラエボの花』(2006)、『サラエボ、希望の街角』(2010)などを手がける撮影監督。
 ベネディクト・ノイエンフェルスは、『ヒトラーの贋札』(2007)や『マーラー 君に捧げるアダージョ』(2010)などを手がける撮影監督。

 ◆編集賞(Bester Schnitt)
 ・Ingrid Koller “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”
 ・Niki Mossböck “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・カリーナ・レスラー(Karina Ressler) “Tiere(Animals)”(スイス・オーストリア・ポーランド)(監督:Greg Zglinski)
 ・モニカ・ヴィッリ(Monika Willi) 『無題』“Untitled”

 カリーナ・レスラーは、『ルルドの泉』などを手がける編集技師。3年連続ノミネート。
 モニカ・ヴィッリは、一連のミヒャエル・ハネケ作品を手がける編集技師。前回、“Thank You For Bombing”で受賞。

 ◆美術賞(Bestes Szenenbild)
 ・Enid Löser “Wir töten Stella”(オーストリア)(監督:Julian Pölsler)
 ・イジドール・ヴィマー(Isidor Wimmer) “Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”
 ・Katharina Wöppermann “Licht(Mademoiselle Paradis)”

 イジドール・ヴィマーは、『ヒトラーの贋札』などを手がけるプロダクション・デザイナー。

 ◆衣裳デザイン賞(Bestes Kostümbild)
 ・Veronika Albert “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・Cinzia Cioffi “Angriff der Lederhosenzombies(Attack of the Lederhosen Zombies)”(オーストリア)(監督:Dominik Hartl)
 ・Monika Gebauer “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”
 ・ジョイア・ラスペ(Gioia Raspé) 『ブルーム・オブ・イエスタディ』“Die Blumen von gestern”

 ジョイア・ラスペは、『4分間のピアニスト』などを手がける衣裳デザイナー。

 ◆メイキャップ賞(Beste Maske)
 ・Jens Bertram、Nannie Gebhardt-Seele “Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”
 ・Helene Lang “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・Tim Scheidig “Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”

 Helene Langは、2年連続ノミネート。

 ◆音響デザイン賞(Beste Tongestaltung)
 ・オリジナル・サウンド: Manuel Siebert サウンド・デザイン:Matz Müller、Erik Mischijew ミックス:Tobias Fleig 『無題』“Untitled”
 ・オリジナル・サウンド: Marius Emil Stanescu サウンド・デザイン: Bernd Dormayer ミックス:Marco Zinz、Alexander Koller、Michael Plöderl “MindGamers”(オーストリア)(監督:アンドリュー・ゴス(Andrew Goth))
 ・オリジナル・サウンド: Atanas Tcholakov サウンド・デザイン: Nils Kirchhoff ミックス:Bernhard Maisch、Manuel Meichsner “Die Migrantigen(The Migrumpies)”
 ・オリジナル・サウンド: Dietmar Zuson サウンド・デザイン: Christian Conrad ミックス:Alexander Koller “Licht(Mademoiselle Paradis)”

 Bernhard Maischは、8年連続ノミネート。2014年に“Blutgletscher”で受賞。
 Dietmar Zusonは、前回“Maikäfer flieg”で受賞。
 Alexander Kollerは、2作品でノミネート。

 ◆音楽賞(Beste Musik)
 ・ロレンツ・ダンゲル(Lorenz Dangel) “Licht(Mademoiselle Paradis)”
 ・Ben Fowler “MindGamers”
 ・ヴォルフガング・ミッテラー(Wolfgang Mitterer) 『無題』“Untitled”

 ◆短編賞(Bester Kurzfilm)
 ・“Die Last der Erinnerung”(オーストリア) 監督:Albert Meisl
 ・“Mathias”(オーストリア) 監督:Clara Stern
 ・“Nelly”(オーストリア) 監督:Chris Raiber
 ・『移送』“Die Überstellung(The Transfer)”(独・イスラエル) 監督:Michael Grudsky

 “Nelly”は、ベルリン国際映画祭2015 ジェネレーション 14plus部門出品。クリスタル・ベア スペシャル・メンション受賞。

 ◆ドキュメンタリー賞(Bester Dokumentarfilm)
 ・“Bauer unser”(オーストリア) 監督:Robert Schabus
 ・“Die Geträumten(The Dreamed Ones)”(オーストリア) 監督:Ruth Beckermann
 ・『無題』“Untitled”(オーストリア・独) 監督:ミハエル・グラウガー(Michael Glawogger)、Monika Willi

 “Die Geträumten(The Dreamed Ones)”は、Diagonale 2016 最優秀作品賞、編集賞受賞。Cinéma du Réel 2016 SCAM賞、ヤング審査員賞受賞。
 『無題』は、ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門出品。ドイツ・カメラ・アワード2017 ドキュメンタリー賞受賞。Fünf Seen映画祭2017 ドキュメンタリー賞受賞。コーク映画祭2017 シネマティック・ドキュメンタリー賞受賞。

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 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・“Licht(Mademoiselle Paradis)”(14):作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・音響・音楽
 ・“Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”(9):作品・監督・主演女優・助演男優・助演男優・脚本・編集・衣裳・メイク
 ・“Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”(7):監督・主演男優・主演女優・助演男優・撮影・美術・メイク
 ・『無題』(5):撮影・編集・音響・音楽・ドキュメンタリー
 ・“Die Migrantigen(The Migrumpies)”(4):作品・助演女優・脚本・音響
 ・『ブルーム・オブ・イエスタディ』(3):主演男優・主演女優・衣裳
 ・“Wilde Maus (Wild Mouse)”(2):主演男優・助演男優
 ・“MindGamers”(2):音響・音楽

 最多ノミネートは、ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された“Wilde Maus (Wild Mouse)”でも、モスクワ国際映画祭で女優賞を受賞した“Die beste aller Welten (The Best of All Worlds)”でも、日本で劇場公開された『ブルーム・オブ・イエスタディ』でもなく、トロント国際映画祭のPLATFORM部門に出品された“Licht(Mademoiselle Paradis)”でした。

 2017年のオーストリア映画には、ミヒャエル・ハネケの『ハッピーエンド』があり、『ハッピーエンド』は米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 オーストリア代表にも選ばれていますが、オーストリア映画賞には全くノミネートされませんでした。
 公式サイトには、対象作品のリストが載っていますが、その中にも入っていないので、どうやら最初から対象になっていなかったようです。
 2013年に、『愛、アムール』で「映画を始めたばかりの若造と競うのはばかばかしいし、フェアではない」と言って、エントリーを辞退しているので、たぶん今回も辞退なのでしょう。
 エントリーしていたらどうなっていたかはわかりませんが、ちょっと寂しい感じはしますね。

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Licht(Mademoiselle Paradis)”(オーストリア・独) 監督:バーバラ・アルバート(Barbara Albert)
 物語:1777年のウィーン。マリア・テレジア・“レジ”・パラディスは、才能あるピアニストだが、3歳から視力を失っていた。多くの医者に診てもらったがうまくいかず、絶望した両親は、動物磁気を使った奇跡の治療を行なうというフランツ・アントン・メスメル(1734-1815)に頼ることにする。その結果、治療は成功して、マリアの目は見えるようになるが、それ以前に彼女を診察したウィーンの医者たちにとってこれは面白いわけがない。彼らは、メスメルに対する中傷をし始める。一方、目が見えるようになったマリアは、ピアノの才能を失い始めたため、父親は娘をメスメルのところから連れ戻すことにする。マリアは、再び闇に戻るが、ピアノの才能もまた取り戻すのだった。
 アリッサ・ヴァルザーの小説“Am Anfang war die Nacht Musik”の映画化。
 『サラエボ、希望の街角』『サラエボの花』のプロデューサー、バーバラ・アルバートの最新監督作品。
 トロント国際映画祭2017 PLATFORM部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。
 ウィーン国際映画祭2017出品。
 テッサロニキ国際映画祭2017出品。


 ・“Die Beste Aller Welten(The Best of All Worlds)”(独・オーストリア) 監督:Adrian Wachter
 物語:アドリアンは、7歳で、ザルツブルクで暮らしている。若い母親ヘルガと彼女のボーイフレンドはヘロイン中毒で、生物学的な父親は、アドリアンが生まれる前に死んでしまっている。ヘルガは、何よりも息子を愛しているが、できる限りよりよい母親でありたいという思いとドラッグへの欲求との間で引き裂かれている。生活必需品が不足しているのは日常茶飯事だ。ヘルガは悪習を断とうとしているけれども、いつも元の木阿弥になっている。これが幼いアドリアンの日常生活である。それでも彼の生活は冒険に満ち、多くの経験にあふれ、彼の目には幸せな子ども時代に映っている。この幸せが、無邪気で牧歌的なものからほど遠いのは言うまでもない。ヘルガが、ついに、自分の中毒と向き合い、治療を受ける決心をする。これは、一時的にではあれ、息子をソーシャル・サービスに預けることを意味する。母子の愛に大きな試練が訪れる。
 初監督長編。
 ベルリン国際映画祭2017 パースペクティヴ・ドイツ映画部門出品。Compass-Perspektive-Award受賞。
 Diagonale 2017出品。女優賞(Verena Altenberger)、観客賞受賞。
 Filmkunstfest Mecklenburg-Vorpommern 2017出品。
 モスクワ国際映画祭2017 コンペティション部門出品。女優賞(Verena Altenberger)受賞。


 ・“Die Hölle – Inferno(Cold Hell)”(独・オーストリア) 監督:シュテファン・ルツォヴィツキー(Stefan Ruzowitzky)
 物語:Viennaは、隣のアパートで起きた殺人を目撃する。だが、彼女の姿は、殺人犯に見られてしまう。警察は彼女を助けてくれない。そんな時、ひとりの探偵が彼女を匿ってくれる……。
 『ヒトラーの贋札』(2007)のシュテファン・ルツォヴィツキー監督最新作。
 ボーヌ映画祭2017出品。
 ナイト・ヴィジョンズ国際映画祭(フィンランド)2017出品。
 Romy Gala(オーストリア)2017 監督賞、男優賞(トビアス・モレッティ)、撮影賞受賞。
 ファンタジア映画祭2017出品。女優賞(Violetta Schurawlow)受賞。
 MOTExリスボン国際ホラー映画祭2017出品。最優秀ヨーロッパ長編映画賞受賞。
 Maskoonファンタスティック映画祭2017出品。
 ファンタスティック・フェスト2017出品。
 トロント・アフター・ダーク映画祭2017出品。

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 ・『無題』“Untitled”(オーストリア・独) 監督: ミハエル・グラウガー(Michael Glawogger)、モニカ・ヴィッリ(Monika Willi)
 2014年、ミハエル・グラウガーは、バルカン半島からイタリア、北アフリカ、西アフリカへと無目的の旅の途中で亡くなった。マラリアに感染して、5か月後のことだった。2年後、編集技師のモニカ・ヴィッリ(Monika Willi)は、彼の映画を完成させようと決める。4か月と19日かけて、グラウガーの旅の続きをし、そしてグラウガーのフッテージを女性らしい静かなスタイルで編集し、力強いが控え目のサウンド(オリジナルと作曲したもの)を付け加えた。本作は、移動と旅することについての止まることのない映画であり、未知のものと他者についての映画である。観察し、聴き、経験するために旅すること。旅は、生ものであり、勇気であり、正直だ。
 ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門出品。
 CPH:DOX 2017出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。
 香港国際映画祭2017出品。
 Art of the Real 2017出品。
 イメージフォーラムフェスティバル2017出品。
 Docs Against Gravity映画祭2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 モスクワ国際映画祭2017出品。
 ドイツ・カメラ・アワード2017 ドキュメンタリー賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 ホライズンズ部門出品。
 台北電影節2017出品。
 マドリッド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 Fünf Seen映画祭2017 出品。ドキュメンタリー賞受賞。
 トゥー・リバーサイズ・フィルム&アート・フェスティバル2017出品。
 レイキャビク国際映画祭2017出品。
 BFIロンドン映画祭
 ムンバイ映画祭2017出品。
 コーク映画祭2017 シネマティック・ドキュメンタリー賞受賞。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 「フィルム・コメント」誌が選ぶ最優秀劇場未公開作品2017 20位。


 ・“Die Migrantigen(The Migrumpies)”(オーストリア) 監督:Arman T. Riahi
 物語:ベニーとマルコは、いわゆる移民的バックボーンを持っているが、ベニーの髪が黒い以外は、外見からはほとんど外国人には見えない。Weizenhuberは、テレビのディレクターで、民族的に複雑な構成を持つ郊外地区Rudolfsgrundに関するドキュメンタリー・シリーズを撮ろうとしていて、主役を探していた。ベニーとマルコは、無職なので、その話に乗っかって、ずる賢くて、鼻っ柱の強い、ちんけな犯罪をしている移民のふりをする。2人は、クリシェと偏見で固めたキャラクターを作り上げる。目論見はうまくいって、番組も成功する。しかし、それと同時に、彼らは、移民のリアルな現実にぶち当たってしまう。
 マックス・オフュルス映画祭2017出品。観客賞受賞。
 ナッシュヴィル映画祭2017 ブリジストン・ナラティヴ長編コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 チューリヒ映画祭2017 ドイツ語長編作品コンペティション部門出品。

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 ・“Wilde Maus (Wild Mouse)”(オーストリア) 監督:Josef Hader
 出演:Josef Hader、Pia Hierzegger、Georg Friedrich、Jörg Hartmann、デニス・モシットー(Denis Moschitto)
 物語:ゲオルクは、ウィーンの新聞で音楽批評をしていたが、50歳の時にクビになる。年の離れた妻は、子どもを欲しがっていて、彼女には失業したことを打ち明けることができない。その代わり、彼は仕事を奪ったボスへの復讐を企み、学生時代の古い友人で、同じく失業中のエリッヒとともにプラーター公園のローラーコースターの修復を始める。
 オーストリアの俳優Josef Haderの初監督作品で、自ら主演もしている。
 第1回作品。
 ベルリン国際映画祭2017 コンペティション部門出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 CPH:PIX 2017出品。
 ヨーロッパ連合映画祭(中)2017出品。
 ライデン国際映画祭2017出品。

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 ・“Tiere(Animals)”(スイス・オーストリア・ポーランド) 監督:Greg Zglinski
 物語:作家のアンナとその夫のニックの関係は冷え切っていて、彼らは、自分たちの関係を修復しようとして、ウィーンのアパートから飛び出して、スイスの山中のキャビンに向かうことに決める。それは、また、ミステリアスな隣人アンドレアとニックとの関係を断ち切ることでもあった。道中、夫婦は、どこからともなく現れたように見えた羊をはねてしまう。幸いなことに大きなダメージを得ることはなかった。しかしながら、翌日、アンナの様子がおかしくなる。記憶がねじくれ、自分が正気かどうかもわからなくなっていく。昨日の事故が関係しているのか? それともニックが彼女に何かを隠しているのか? 日が流れ、さらにおかしなことが起こるようになり、アンナは、ニックを信じていいのか、自分自身を信じていいのかもわからなくなる。
 ベルリン国際映画祭2017 フォーラム部門出品。
 イスタンブール国際映画祭2017 インターナショナル・チューリップ・コンペティション部門出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017 Shadows部門出品。
 エジンバラ国際映画祭2017出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 「ヴァラエティー」誌批評家によるチョイス
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2017 ワールド・ファンタスティック ブルー部門出品。
 ファンタジア国際映画祭2017出品。
 トゥー・リバーサイズ フィルム・アンド・アート・フェスティバル(ポーランド)2017出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。
 MOTELX-リスボン国際ホラー映画祭2017出品。
 グディニャ映画祭2017 Polonica部門出品。
 チューリヒ映画祭2017 ドイツ語長編作品コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 CPH:PIX 2017出品。
 ハイファ国際映画祭2017出品。
 ウィーン国際映画祭2017出品。
 リュブリャナ国際映画祭2017出品。


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 受賞結果の発表は、2018年1月31日です。

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 *当ブログ記事

 ・オーストリア映画賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_71.html
 ・オーストリア映画賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_3.html
 ・オーストリア映画賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_74.html
 ・オーストリア映画賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_46.html
 ・オーストリア映画賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_65.html
 ・オーストリア映画賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_68.html
 ・オーストリア映画賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_71.html
 ・オーストリア映画賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_58.html
 ・オーストリア映画賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_64.html
 ・オーストリア映画賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_49.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年12月〜2018年3月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_47.html

 追記:
 ・オーストリア映画賞2018 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201802/article_3.html

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