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zoom RSS 【意外?】 クリティクス・チョイス・アワード2017 ドキュメンタリー部門 受賞結果

<<   作成日時 : 2017/11/03 20:31   >>

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 アメリカの放送映画批評家協会(BFCA)(と放送テレビジャーナリスト協会(BTJA))が、前回より新たに創設したドキュメンタリー賞(クリティクス・チョイス・アワード ドキュメンタリー賞)の、受賞結果が発表されました。(11月2日)

 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary) [改称]
 ・“Abacus: Small Enough to Jail”(米) 監督:スティーヴ・ジェームズ(Steve James)
 ・“Beware the Slenderman”(米) 監督:Irene Taylor Brodsky
 ・“Bright Lights: Starring Carrie Fisher and Debbie Reynolds”(米) 監督:アレクシス・ブルーム(Alexis Bloom)、フィッシャー・スティーヴンス(Fisher Stevens)
 ・“California Typewriter”(仏・インド・カナダ・米) 監督:Doug Nichol
 ・『チェイシング・コーラル 消えゆくサンゴ礁』“Chasing Coral”(米) 監督:ジェフ・オーロースキー(Jeff Orlowski)
 ・“City of Ghosts”(米) 監督:マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman)
 ・『シリアからの叫び』“Cries From Syria”(米・シリア・チェコ) 監督:エフゲニー・アフィネフスキー(Evgeny Afineevsky)
 ・『ドーソン・シティー:凍結された時間』“Dawson City: Frozen Time”(米) 監督:ビル・モリソン(Bill Morrison)
 ・“Eagles of Death Metal: Nos Amis”(米) 監督:コリン・ハンクス(Colin Hanks)
 ・『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』“Ex Libris: The New York Public Library”(米) 監督:フレデリック・ワイズマン
 ・“Faces Places(Visages,Villages)”(仏) 監督:アニエス・ヴァルダ& JR
 ◎“Jane”(米) 監督:ブレット・モーゲン(Brett Morgen)
 ・『猫が教えてくれたこと』“Kedi”(トルコ・米) 監督:ジェイダ・トルン(Ceyda Torun)
 ・“One of Us”(米) 監督:ハイディ・ユーイング(Heidi Ewing)、レイチェル・グレイディ(Rachel Grady)
 ・“Spettacolo”(米) 監督:Jeff Malmberg、Chris Shellen
 ・“Strong Island”(米・デンマーク) 監督:Yance Ford

 ・“Jane”(米) 監督:ブレット・モーゲン(Brett Morgen)
 「ナショナル・ジオグラフィック」の50年分のフッテージを使って、霊長類学者ジェーン・グドールのキャリアを再構成する。画期的なフィールドワーク、カメラマンであり、夫であったヒューゴ・ファン・ラーヴィック(Hugo van Lawick)との関係、そして彼女が研究したチンパンジーのことも明らかにする。
 『くたばれ!ハリウッド』『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』のブレット・モーゲン監督の最新作。音楽はフィリップ・グラス。
 トロント国際映画祭2017 TIFF DOCS部門出品。
 アデレード映画祭2017出品。
 ニューヨーク映画祭2017出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2017出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ミドルバーグ映画祭2017出品。
 フィラデルフィア映画祭2017出品。
 トールグラス映画祭2017出品。
 シカゴ国際映画祭2017出品。
 ロス・カボス国際映画祭(メキシコ)2017出品。
 バージニア映画祭2017出品。


 ◆監督賞(Best Directior) [改称]
 ◎エフゲニー・アフィネフスキー(Evgeny Afineevsky) 『シリアからの叫び』“Cries from Syria”(米・シリア・チェコ)
 ・アミール・バーレフ(Amir Bar-Lev) “Long Strange Trip”(米)
 ・マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman) “City of Ghosts”(米)
 ・ビル・モリソン(Bill Morrison) 『ドーソン・シティー:凍結された時間』“Dawson City: Frozen Time”(米)
 ・Doug Nichol “California Typewriter”(仏・インド・カナダ・米)
 ・ジェフ・オーロースキー(Jeff Orlowski) 『チェイシング・コーラル 消えゆくサンゴ礁』“Chasing Coral”(米)
 ・Irene Taylor Brodsky “Beware the Slenderman”(米)
 ・ジェイダ・トルン(Ceyda Torun) 『猫が教えてくれたこと』“Kedi”(トルコ・米)
 ・アニエス・ヴァルダ & JR “Faces Places(Visages,Villages)”(仏)
 ◎フレデリック・ワイズマン 『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』“Ex Libris: The New York Public Library”(米)

 ・『シリアからの叫び』“Cries from Syria”(米・シリア・チェコ) 監督:エフゲニー・アフィネフスキー(Evgeny Afineevsky)
 5年に及ぶシリアの現状を、シリアの活動家や市民、ジャーナリストによる数百時間のフッテージや、児童の抗議者や革命の指導者、人権擁護者、普通の市民、政府から逃亡した高官の将軍たちの証言によって、内側から焼き尽くすように包括的に描く。これらの物語は、注意を求めて叫び、現実をどう理解したらいいのかわからず、何をすればいいのかわからずに、世界に助けを求めている。
 『ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い』(2015)で米国アカデミー賞2016長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたエフゲニー・アフィネフスキー監督の最新作。
 サンダンス映画祭2017 ドキュメンタリー・プレミア部門出品。
 国連UNHCR難民映画祭2017出品。


 ・『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』 “Ex Libris – New York Public Library”(米) 監督:フレデリック・ワイズマン
 ニューヨーク公共図書館は、世界でも最大の知識の機関の1つであり、あらゆる人々に開放され、文化的な交換や学習を行なうことができる。図書館は、マンハッタンとブロンクス、スタテン島に、92の部署を持ち、多面的でコスモポリタンな都市、および、それ以上の住人すべてのリソースとなっている。ニューヨーク公共図書館は、個々人の知る権利、知らされる権利において、アメリカ人の信念に深く根づいている。そして誰でも歓迎されるアメリカで最も民主的な機関の1つでもある。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞、Fair Play Cinema Award受賞。
 トロント国際映画祭2017 TIFF DOCS部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 Zabaltegi-Tabakalera部門出品。
 チューリヒ映画祭2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。
 山形国際ドキュメンタリー映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 釜山国際映画祭2017出品。
 ラ・ロッシュ=シュル=ヨン国際映画祭2017出品。
 ウィーン国際映画祭2017出品。
 ゴッサム・アワード2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ◆第1回作品賞(Best First Documentary) [改称]
 ・“California Typewriter”(仏・インド・カナダ・米) 監督:Doug Nichol
 ◎『猫が教えてくれたこと』“Kedi”(トルコ・米) 監督:ジェイダ・トルン(Ceyda Torun)
 ・『ノーウェア・ トゥ・ ハイド  〜あるイラク人看護師の記録〜』“Nowhere to Hide”(イラク・スウェーデン・ノルウェー) 監督:ザルダシュット・アフマド(Zaradasht Ahmed)
 ・“Step”(米) 監督:Amanda Lipitz
 ・“Strong Island”(米・デンマーク) 監督:Yance Ford
 ・“Whose Streets?”(米) 監督:Sabaah Folayan、共同監督:Damon Davis

 ・『猫が教えてくれたこと』“Kedi”(トルコ・米) 監督:ジェイダ・トルン(Ceyda Torun)
 イスタンブールには、数千のネコがいる。彼らの多くは、シップ・キャットの子孫で、オスマントルコ時代に船に乗ってやってきて、船を失ったネコたちだ。イヌとは違い、ネコは、人間をまるで神のように崇める。何しろネコは人間にエサをもらい、面倒を見てもらわないといけないのだから。監督のジェイダ・トルンは、ネコのような歩き方で、われわれをホームタウンに散歩に招く。決して焦らず、まわりをよく見る。動物とネコを理解する人々は、人間の最大の友だちであり、街の支配者である。
 2014年の4月から5月にかけて、1日16時間以上、6週間にわたって、イスタンブールで撮影した。多くのネコがいたが、ファイナル・カットでは7匹に絞った。
 「これらのネコをかわいがることは、トルコの社会的宗教的な義務を理解することでもある。」
 初監督長編。
 イスタンブール・インディペンデント映画祭2016出品。
 セーラム映画祭2016出品。
 シアトル国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 サイドウォーク映画祭2016 最優秀ファミリー映画賞受賞。
 バンクーバー国際映画祭2016出品。
 タコマ映画祭2016出品。
 パームスプリングス国際映画祭2017出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2017出品。
 ポートランド国際映画祭2017出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。


 ◆ポリティカル・ドキュメンタリー賞(Best Political Documentary)
 ・“11/8/16”(米) 監督:Duane Andersen、Don Argott & Sheena M. Joyce、Yung Chang、Garth Donovan、Petra Epperlein & Michael Tucker、Vikram Gandhi、Raul Gasteazoro、Jamie Goncalves、Andrew Beck Grace、Alma Har’el、Daniel Junge、Alison Klayman、Ciara Lacy、Martha Shane、Elaine McMillion Sheldon、Bassam Tariq
 ◎“Abacus: Small Enough to Jail”(米) 監督:スティーヴ・ジェームズ(Steve James)
 ・『不都合な真実2:放置された地球』“An Inconvenient Sequel: Truth to Power”(米) 監督:ボニー・コーエン(Bonni Cohen)、ジョン・シェンク(Jon Shenk)
 ・“City of Ghosts”(米) 監督:マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman)
 ・“Dolores”(米) 監督:Peter Bratt
 ・“The Reagan Show”(米) 監督:シエラ・ペッテンジル(Sierra Pettengill)、Pacho Velez

 ・“Abacus: Small Enough to Jail”(米) 監督:スティーヴ・ジェームズ(Steve James)
 2008年の住宅バブル崩壊から発生した世界的な金融危機で、罪に問われたのは、唯一、中国系のソン一家がニューヨークのチャイナタウンで経営する小さな金融機関ABACUSだけだった。一家は、自分たちの名声と、コミュニティーの人々の経済生活を守るために闘う。
 トロント国際映画祭2016 ピープルズ・チョイス賞第2席。
 ニューヨーク映画祭2016出品。
 シカゴ国際映画祭2017出品。
 フィラデルフィア映画祭2016出品。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 パームスプリングス国際映画祭2017出品。
 ポートランド国際映画祭2017 観客賞第3席。
 True/False映画祭2017出品。
 クリーヴランド映画祭2017出品。
 ウィスコンシン映画祭2017出品。
 サラソータ映画祭2017 観客賞受賞。
 リバーラン映画祭2017出品。
 アシュランド・インディペンデント映画祭2017出品。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 ダラス国際映画祭2017出品。
 香港国際映画祭2017出品。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2017出品。
 サンディエゴ・アジアン映画祭2017 スプリング・ショーケース出品。
 モントクレア映画祭2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 ニュージーランド国際映画祭2017出品。
 トラヴァース・シティー映画祭2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 カムデン国際映画祭2017出品。
 コロラド・アイランド映画祭2017出品。


 ◆スポーツ・ドキュメンタリー賞(Best Sports Documentary)
 ・“AlphaGo”(米) 監督:Greg Kohs
 ・“Disgraced”(米) 監督:Pat Kondelis
 ◎『イカロス』“Icarus”(米) 監督:ブライアン・フォーゲル(Bryan Fogel)
 ・“Speed Sisters”(パレスチナ・米・カタール・デンマーク・英・カナダ) 監督:Amber Fares
 ・“Take Every Wave: The Life of Laird Hamilton”(米) 監督:ロリー・ケネディー(Rory Kennedy)
 ・“Trophy”(英・米・カタール) 監督:Christina Clusiau、シャウル・シュワルツ(Shaul Schwarz)

 ・『イカロス』“Icarus”(米) 監督:ブライアン・フォーゲル(Bryan Fogel)
 ツール・ド・フランスの選手ランス・アームストロングが、現役引退後の2013年に過去のドーピングを告白し、ほとんどの栄冠を剥奪される。本作の監督ブライアン・フォーゲルが考えたのは、ツール・ド・フランスやランス・アームストロングの告発ではなく、検査を潜り抜けてドーピングできるものならやってみようというものだった。フランス・アルプスを7日間走り抜けるアマチュア自転車ロードレースに参加することに決める。ドーピングに関しては、モスクワ・ドーピング検査所のグリゴリー・ロドチェンコフ所長を紹介してもらって、指導を受け、友だちにもなった。しかし、結果的にレースは、惨憺たるものになった。ところが、その後、事態は急転する。ドイツの公共放送で、ロシアにドーピングが蔓延していると報道し、その疑惑の中心にいるのが、ほかならぬグリゴリー・ロドチェンコフ所長だというのだ。ロドチェンコフは、辞任に追い込まれ、検査所も閉鎖される。彼は、命の危険を感じて、フォーゲルを頼り、アメリカへと向かう……。
 サンダンス映画祭2017 オーウェル賞受賞。
 サンダンス映画祭ロンドン2017出品。
 ミラノ国際映画祭アワード2017出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 トラヴァース・シティー映画祭2017出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2017 観客賞受賞。
 IDAアワード2017 ビデオソース部門出品。


 ◆音楽ドキュメンタリー賞(Best Music Documentary)
 ◎“Clive Davis: The Soundtrack of our Lives”(米) 監督:Chris Perkel
 ・“Contemporary Color”(米) 監督:Bill Ross IV、Turner Ross
 ・“Eagles of Death Metal: Nos Amis”(米) 監督:コリン・ハンクス(Colin Hanks)
 ・『私がモーガンと呼んだ男』“I Called Him Morgan”(スウェーデン・米) 監督:Kasper Collin
 ・“Long Strange Trip”(米) 監督:アミール・バーレフ(Amir Bar-Lev)
 ・“Rumble: The Indians Who Rocked the World”(カナダ) 監督:Catherine Bainbridge、共同監督:Alfonso Maiorana

 ・“Clive Davis: The Soundtrack of our Lives”(米) 監督:Chris Perkel
 ジャニス・ジョップリンからブルース・スプリングスティーン、バリー・マニロウ、パティー・スミス、ホイットニー・ヒューストン、アリシア・キーズ……。黄金の耳を持ち、次から次へとアーティストを発見して、育て、生活させ、常に正しい場所を知っている音楽プロデューサー、クライヴ・デイヴィスに関するドキュメンタリー。
 コロムビア・レコード顧問弁護士から、コロムビア社長、ベル・レコード、改名してアリスタ・レコード、現在は、Jレコードと、RCAミュージック・グループの社長及びCEOを務めている。現在85歳。
 1967年にアンディー・ウィリアムズがコロムビアのヒットメイカーだった頃、モントリー・ポップ・フェスティバルでジャニス・ジョップリンを見て感動し、初めて契約したのが彼女だった。だが、もちろんそれ以降の方が遥かに長い。クライヴは、サインし、マーケティングし、彼のリストに載ったアーティストをテコ入れし、特徴づけするために手助けする。ロックン・ロールと結びつき、エアロスミスを発見し、まだシングルがない時代からブルース・スプリングスティーンを語り、プロモーションをかけて、「光で目もくらみ」ができた。
 それから、バリー・マニロウのアルバムのプロデュースし、アレサ・フランクリン、ディオンヌ・ワーウィック、カルロス・サンタナを復活させ、さらに、19歳のホイットニー・ヒューストンの発見し、彼女の天才を花開かせた。
 さらに、パティー・スミス、メリサ・マンチェスター、ギル・スコット=ヘロン、ケニーG、ケリー・クラークソン、ノトーリアス・B.I.G.と彼のレンジは広い。
 法律問題やレコード会社のポリティクスがあって、状況は常に上下するけれども、彼は偏見なく音楽を聴き、いつもレコーディングしている。何があってもいつも彼は戻って来る。そこに彼が必要とされているから。
 単独で長編ドキュメンタリーの監督を手がけるのは、これが初めて。
 トライベッカ映画祭2017出品。
 ドーヴィル・アメリカン映画祭2017出品。


 ◆リビング・サブジェクト賞(Most Compelling Living Subject of A Documentary) [新設]
 ※単一の受賞者の選出はなし。
 ・イスタンブールの猫たち(The Cats of Istanbul) 『猫が教えてくれたこと』“Kedi”
 ・Etty(ユダヤ教ハシディーム派のコミュニティーから離脱したメンバー) “One of Us”
 ・アル・ゴア 『不都合な真実2:放置された地球』“An Inconvenient Sequel: Truth to Power”
 ・レイアード・ハミルトン(Laird Hamilton:サーファー) “Take Every Wave: The Life of Laird Hamilton”
 ・ドロレス・ウエルタ(Dolores Huerta:労働活動家) “Dolores”
 ・Gigi Lazzarato(モデル) “This is Everything: Gigi Gorgeous”(米)(監督:バーバラ・コップル)
 ・The Sung Family(ニューヨークのチャイナタウンで小さな金融機関ABACUSを経営するソン一家) “Abacus: Small Enough to Jail”

 ◆イノヴェーション賞(Most Innovative Documentary)
 ・“78/52”(米) 監督:アレクサンドレ・O・フィリップ(Alexandre O. Philippe)
 ・『ジョンベネ殺害事件の謎』“Casting JonBenet”(米・オーストラリア) 監督:キティ・グリーン(Kitty Green)
 ◎『ドーソン・シティー:凍結された時間』“Dawson City: Frozen Time”(米) 監督:ビル・モリソン(Bill Morrison)
 ・“Karl Marx City”(米・独) 監督:Petra Epperlein、Michael Tucker
 ・『猫が教えてくれたこと』“Kedi”(トルコ・米) 監督:ジェイダ・トルン(Ceyda Torun)
 ◎『アレッポ 最後の男たち』(『アレッポ 最後の男』)“Last Men in Aleppo”(デンマーク・シリア) 監督:フィアース・ファイヤード(Firas Fayyad)、共同監督:Steen Johannessen

 ・『ドーソン・シティー:凍結された時間』“Dawson City: Frozen Time”(米) 監督:ビル・モリソン(Bill Morrison)
 この作品は、1910年代から20年代にかけての500本のフィルムの断片をつないで作ったもので、ドーソン・シティーの奇妙な真実の歴史を語るものになっている。元になったフィルムは、北極から南に350マイルのところに位置するユーコン準州、ドーソン・シティーのスイミング・プールにしまわれていたのが、50年経ってようやく発見されたのだ。この作品は、ゴールド・ラッシュに沸いたドーソン・シティーのユニークな年代記であり、映画のコレクションが、捨てられ、埋められ、再発見されて、救いを見出されるという映画自体のライフサイクルを示すものにもなっている。また、このコレクションを通して、ファースト・ネーションの狩猟キャンプが形を変え、移転させられる様子も明らかになる。
 ベネチア国際映画祭2016 Orizzonti部門出品。
 ニューヨーク映画祭2016出品。
 BFIロンドン映画祭2016 Experimenta部門出品。
 Valdivia映画祭(チリ)2016出品。
 「フィルム・コメント」誌が選ぶベスト・フィルム・オブ・ザ・イヤー2016 未公開作品部門17位。
 ロッテルダム国際映画祭2017出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2017出品。
 テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 TCMクラシック映画祭(米)2017出品。
 ドーソン・シティー映画祭2017出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017出品。
 It's All True: E Tudo Verdade(ブラジル)2017出品。
 Economia Fest, Eindhoven(オランダ)2017出品。
 イメージフォーラムフェスティバル2017出品。
 Docs Against Gravity映画祭(ポーランド)2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 Kino Otok: Izola映画祭(スロヴェニア)2017出品。
 Watershed Cinema, Bristol: Cinema Rediscovered2017出品。
 Docufest(コソボ)2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 EBS国際ドキュメンタリー映画祭(韓)2017出品。
 シドニー・アンダーグランド映画祭2017出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2017 Noves Visions PLUS部門 最優秀作品賞受賞。
 Docリスボア2017出品。
 Cali国際映画祭2017出品。
 イヴァネス映画祭2017出品。
 人権映画祭(クロアチア)2017出品。


 ・『アレッポ 最後の男たち』(『アレッポ 最後の男』)“Last Men in Aleppo”(デンマーク・シリア) 監督:フィアース・ファイヤード(Firas Fayyad)、共同監督:Steen Johannessen
 シリアでの5年間の内戦の後、アレッポに残った住人は、包囲に対して自分自身で準備をしている。Khalid、Subhi、Mahmoudの3人は、人命救助活動に携わるボランティア団体「ホワイト・ヘルメット」の創立メンバーで、市民を助けるために市にとどまり、戦火の下、日常生活と死と奮闘と勝利を経験している。
 20年にわたってドキュメンタリー作品の編集を手がけてきたSteen Johannessenと、同じく編集技師のフィアース・ファイヤード(Feras Fayyad)による初監督作品。
 サンダンス映画祭2017 グランプリ受賞。
 CPH:DOX 2017 DOX:AWARD受賞。
 Movies That Matterフェスティバル2017出品。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2017 インスピレーション賞、Reva and David Logan Grand Jury Award スペシャル・メンション受賞。
 サラソータ映画祭2017 ドキュメンタリー賞、観客賞受賞。
 イスタンブール国際映画祭2017出品。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2017出品。
 ナッシュヴィル映画祭2017出品。
 ドキュメンタリー・エッジ・フェスティバル2017 インターナショナル作品賞 オナラブル・メンション受賞。
 DOK.festミュンヘン2017出品。
 ミレニアムDocs Against Gravity2017 観客賞、Art/Doc賞、Lower Silesia、ミレニアム賞、グディニャ市長賞受賞。
 Docsバルセロナ2017 ニュー・ヴィジョン賞受賞。
 エンカウンターズ・サウス・アフリカン国際ドキュメンタリー・フェスティバル2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 エジンバラ国際映画祭2017出品。
 EBS国際ドキュメンタリー・フェスティバル2017出品。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ◆歌曲賞(Best Song in a Documentary)
 ・『不都合な真実2:放置された地球』“An Inconvenient Sequel: Truth to Power”-‘Truth to Power’ ワンリパブリック(OneRepublic)
 ・『チェイシング・コーラル 消えゆくサンゴ礁』“Chasing Coral”-‘Tell Me How Long’ クリスティン・ベル(Kristen Bell)
 ・『シリアからの叫び』“Cries From Syria”-‘Prayers for This World’ シェール
 ・“Dina”(米)(監督:Dan Sickles、Antonio Santini)-‘Best I Can’ マイケル・セラ フィーチャリング シャロン・ヴァン・エッテン(Michael Cera featuring Sharon Van Etten)
 ・“Served Like a Girl”-‘Dancing Through the Wreckage’ パット・ベネター(Pat Benatar)
 ◎“Step”-‘Jump’ シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)

 ・“Step”(米) 監督:Amanda Lipitz
 ボルチモアのインナーシティー。ボルチモアでは、市が若者を救おうと努力し、学校でも、家庭環境やボルチモア・コミュニティーの悪影響に耐えて、学業での成功を望む生徒たちを応援している。リーサル・レディース(Lethal Ladies)は、ボルチモア・リーダーシップ・スクール・フォー・ヤング・ウィミン(Baltimore Leadership School for Young Women)のダンス・チームで、彼らは、市のダンス・コンテストで1等になり、一家で初めての大学進学者を目指している。ダンスは、彼らにとって趣味以上のものであり、ゴールを目指す彼が力を合わせ、闘い続けるためのはけ口になっている。
 初監督作品。
 監督のAmanda Lipitzは、トニー賞受賞のブロードウェイ・プロデューサーで、MTVの人気シリーズ“Legally Blonde: The Musical – The Search for Elle Woods”でエグゼクティヴ・プロデューサー&クリエイターも務めている。24歳でプロデューサーとしてブロードウェイに進出し、2008年には、Jewish Women Internationalによって、"10 Women to Watch"に選ばれた。2016年には、“Humans”でトニー賞演劇作品賞(&他3部門)、「橋からの眺め」でトニー賞演劇リバイバル作品賞(&演劇演出賞)を受賞している。
 サンダンス映画祭2017出品。インスピレーショナル・フィルムメイキング賞(U.S. Documentary Special Jury Award for Inspirational Filmmaking)
 True/False映画祭2017出品。
 ウィスコンシン映画祭2017出品。観客賞受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。
 モントクレア映画祭2017出品。
 Hot Docsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。観客賞第3位。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。Women in Cinema Lena Sharpe Award、Golden Space Needle Award 第3席。
 シネトピア映画祭2017 観客賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 AFI Docs 2017 観客賞受賞。
 ナンタケット映画祭2017出品。
 ニュージーランド国際映画祭2017出品。
 トラヴァース・シティー映画祭2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 サイドウォーク映画祭2017出品。
 ストックホルム国際映画祭2017出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2017出品。


 ◆ドキュメンタリー賞 限定シリーズ部門(TV/配信)(Best Limited Documentary Series(TV/Streaming)) [改称]
 ・“The Defiant Ones”(HBO)
 ・『伝説の映画監督 -ハリウッドと第二次世界大戦-』“Five Came Back”(Netflix / Amblin Television, IACF Productions, Netflix, Passion Pictures, Rock Paper Scissors Entertainment)
 ・『キーパーズ』“The Keepers”(Netflix / Film 45, Tripod Media)
 ・“The Nineties”(CNN / CNN, Playtone, Herzog & Company)
 ・『プラネットアースU』“Planet Earth II”(BBC America, AMC, SundanceTV / BBC Natural History Unit, BBC America, ZDF, Tencent, France Télévisions)
 ◎“The Vietnam War”(PBS / Florentine Films, WETA-TV Washington)

 ◆ドキュメンタリー賞 存続シリーズ部門(TV/配信)(Best Ongoing Documentary Series(TV/Streaming)) [改称]
 ・“30 for 30”(ESPN / ESPN Films)
 ◎“American Masters”(PBS / WNET New York City)
 ・“Frontline”(PBS / WGBH-TV Boston)
 ・“Independent Lens”(PBS / Independent Television Service, Inc.)
 ・“POV”(PBS / American Documentary, Inc.)
 ・“VICE”(HBO / VICE Media)

 “30 for 30”と“Frontline”と“POV”は前回もノミネート。“30 for 30”が受賞。

 ◆生涯貢献賞(The Critics’ Choice Lifetime Achievement Award)
 ◎エロール・モリス

 ※前回、映画作品とTV/配信作品が分けられていて、映画作品とTV作品の双方をフォローしようとして分類が曖昧になっているという指摘がありましたが、ドキュメンタリー賞 TV/配信部門、監督賞 TV/配信部門、第1回作品賞 TV/配信部門は、今回は廃止になっています。

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 複数の部門でノミネートされている作品は、以下の通り。

 ・『猫が教えてくれたこと』(1/5):作品・監督・第1回・サブジェクト・イノヴェーション
 ・“Abacus: Small Enough to Jail”(1/3):作品・ポリティカル・サブジェクト
 ・“California Typewriter”(0/3):作品・監督・第1回
 ・『チェイシング・コーラル 消えゆくサンゴ礁』(0/3):作品・監督・歌曲
 ・“City of Ghosts”(0/3):作品・監督・ポリティカル
 ・『シリアからの叫び』(1/3):作品・監督・歌曲
 ・『ドーソン・シティー:凍結された時間』(1/3):作品・監督・イノヴェーション
 ・『不都合な真実2:放置された地球』(0/3):ポリティカル・サブジェクト・歌曲
 ・“Beware the Slenderman”(0/2):作品・監督
 ・“Eagles of Death Metal: Nos Amis”(0/2):作品・音楽
 ・『エクス・リブリス ― ニューヨーク公共図書館』(1/2):作品・監督
 ・“Faces Places(Visages,Villages)”(0/2):作品・監督
 ・“One of Us”(0/2):作品・サブジェクト
 ・“Strong Island”(0/2):作品・第1回
 ・“Long Strange Trip”(0/2):監督・音楽
 ・“Step”(1/2):第1回・歌曲
 ・“Dolores”(0/2):ポリティカル・サブジェクト
 ・“Take Every Wave: The Life of Laird Hamilton”(0/2):スポーツ・サブジェクト

 意外な結果になりました。

 有力視されていた作品が、軒並み無冠でした。

 前回は、“O.J.: Made in America”が作品賞と監督賞を含む4部門で受賞し、『13th −憲法修正第13条−』も3部門で受賞して、ドキュメンタリー部門の映画賞レースを争うことになる主力の作品ばかりが受賞していたので、今回も注目していたんですが、本年度の映画賞レースもこの結果をなぞることになるのでしょうか。

 まだまだお元気らしいジェーン・グドールを題材としたドキュメンタリーが、米国アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を獲ったりするものなのか。
 スティーヴ・ジェームズは、初めて米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるかのどうか。
 フレデリック・ワイズマンも、初めて米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるのか。(これまでのフィルモグラフィーの中でも突出しているのか?)
 『チェイシング・コーラル 消えゆくサンゴ礁』も“City of Ghosts”も“One of Us”も“Strong Island”も“Faces Places(Visages,Villages)”も『不都合な真実2:放置された地球』もスルーなのか?

 2部門もタイでの受賞になったことからすると、今回は票が割れている可能性もありそうだけれど、どうなんでしょう。

 全米映画賞レースのドキュメンタリー部門は、とりあえずはまだしばらく様子見、ということになりそうです。

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 *当ブログ記事

 ・クリティクス・チョイス・アワード2017 ドキュメンタリー部門賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_12.html
 ・クリティクス・チョイス・アワード2016 ドキュメンタリー部門賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_21.html
 ・クリティクス・チョイス・アワード2016 ドキュメンタリー部門賞受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_8.html

 ・米国アカデミー賞2018 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品170作品リスト その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_48.html
 ・米国アカデミー賞2018 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品170作品リスト その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_49.html
 ・米国アカデミー賞2018 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品170作品に関する考察:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_50.html

 ・IDAアワード2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_3.html

 ・グリアソン・アワード2017 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_1.html
 ・グリアソン・アワード2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_32.html

 ・サンダンス映画祭2017 USコンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_99.html
 ・サンダンス映画祭2017 その他の部門のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_101.html

 ・トロント国際映画祭2017 TIFF DOCS部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_8.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月〜2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

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【意外?】 クリティクス・チョイス・アワード2017 ドキュメンタリー部門 受賞結果 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
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