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zoom RSS ジャ・ジャンクーが始めた中国の新しい映画祭 ピンヤオ国際映画祭!

<<   作成日時 : 2017/11/19 02:38   >>

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 第1回ピンヤオ国際映画祭(Pingyao Crouching Tiger Hidden Dragon International Film Festival/平遥国際電影展)(10月28日-11月4日)のラインナップ&受賞結果です。

 日本語では全く情報が流れていませんでしたが、第1回ピンヤオ国際映画祭はこれから新しく始まる映画祭としては、かなり意欲的で、世界の映画人にアピールすることを強く意識した国際映画祭になっています。何しろ映画祭の英題の中に『グリーン・デスティニー』の英題を紛れ込ませていて、開催地が町自体が世界遺産(文化遺産)に指定されている平遥であり、ディレクターがジャ・ジャンクーで、芸術監督がマルコ・ミュラー(マルコ・ミュレール)、アンバサダーがファン・ビンビンだというのですから。

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 この映画祭は、中国でアート・フィルムの観客を掘り起こすことを目的に始められた新しい映画祭で、映画祭規模も大きくはなく、オフィシャル・コンペティション部門もありませんが、賞が設けられている部門はあって、その審査員がアルノー・デプレシャン、アレクサンドル・ゲルマン・ジュニア、桃井かおり、アヌラーグ・カシヤプ、ジャン=ミシェル・フロドンら、トップ・クラスの国際映画祭でもなかなか集められないような布陣になっています。ジャ・ジャンクーとマルコ・ミュラーがいたからこそ集められた審査員だと思いますが、なかなか凄いですね。

 後発の映画祭が、既に確固たるポジションを勝ち得ている既存の映画祭に伍して、映画祭としての形を整え、フレッシュ感を出し、世界にアピールしていくのは大変なことですが、ピンヤオ国際映画祭は新しく始める映画祭としてはかなり仕掛けてきているように見えますね。(ちなみにピンヤオは、『紅夢』の舞台として有名ですが、ジャ・ジャンクーが『プラットホーム』を撮影した地でもあります。『グリーン・デスティニー』とは直接の関係はないようです。)

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 【第1回ピンヤオ国際映画祭 ラインナップ】

 ◆オープニング作品(開幕片)
 ・“Youth(芳華)”(中) 監督:フォン・シャオガン

 ◆ピンヤオ・ナイト作品(Pingyao Night/平遥之夜)
 ・“A Test of Love Adventure(A測試之愛情大冒険)”(中) 監督:Ma Liwen(馬儷文)

 ◆Crouching Tigers部門(臥虎単元)
 ※第1回または第2回監督作品を上映するセクション。
 ・“A fabrica de nada(The Nothing Factory)”(ポルトガル) 監督:Pedro Pinho
 ・“Petit paysan(Bloody Milk)”(仏) 監督:Hubert Charuel
 ・“Life Guidance”(オーストリア) 監督:Ruth Mader
 ・“Suleiman Mountain”(キルギスタン・ロシア) 監督:Elisaveta Shishova
 ・“From Where We’ve Fallen(何日君再来)”(中) 監督:Wang Fei Fei(王飛飛)
 ・“The Rider”(米) 監督:Chloé Zhao
 ・“La educación del Rey(Rey’s Education)”(アルゼンチン) 監督:Santiago Esteves

 ◆Hidden Dragons部門(蔵龍単元)
 ※ジャンル映画を上映するセクション。
 ・“L’ora legale(It’s the Raw)”(伊) 監督:Salvo Ficarra、Valentino Picone
 ・“Ammore e malavita(Love and Bullets)”(伊) 監督:アントニオ・マネッティ(Antonio Manetti)、マルコ・マネッティ(Marco Manetti)
 ・“Skyggenes dal(Valley of Shadow)”(ノルウェー) 監督:ジョナス・マッツォ・グルブラン(Jonas Matzow Gulbrandsen)
 ・“Rangoon”(インド) 監督:Vishal Bhardwaj
 ・“Mukkabaaz(The Brawler)”(インド) 監督:アヌラーグ・カシヤプ
 ・“Ash(追・踪)”(中) 監督:Xiaofeng Li(李霄峰)
 ・“The Endless”(米) 監督:アーロン・ムーアヘッド(Aaron Moorhead)、ジャスティン・ベンソン(Justin Benson)

 ◆ガラ部門(Galas/紅毯首映単元)
 ・『イスマエルの亡霊たち』“Les Fantômes d’Israël(Ismael’s Ghost)”(仏) 監督:アルノー・デプレシャン
 ・“Jeannette, l’enfance de Jeanne d’Arc(Jeannette: The Childhood of Joan of Arc)”(仏) 監督:ブリュノ・デュモン
 ・“Western”(独) 監督:ヴァレスカ・グリーゼバッハ(Valeska Grisebach)
 ・“Never Leave Me”(ボスニア・トルコ) 監督:Aida Begić
 ・“Please Remember Me(請你記住我)”(中) 監督:Peng Xiao Lian(彭小蓮)
 ・『アウトレイジ 最終章』“Outrage: Coda”(日) 監督:北野武
 ・『スウィート・カントリー』“Sweet Country”(オーストラリア) 監督:ワーウィック・ソーントン
 ・“Last Flag Flying”(米) 監督:リチャード・リンクレイター

 ◆特別上映(Special Screenings/特別展映)
 ・“Where Has Time Gone”(中・ブラジル・ロシア・インド・南ア) 監督:ウォルター・サレス、アレクセイ・フェドルチェンコ、Madhur Bhandarkar、Jahmil X.T. Quebeka、ジャ・ジャンクー
 ・“Sky Hunter(空天猎)”(中) 監督:Li Chen(李晨)

 ◆ベスト・オブ・フェスト部門(Best of Fest/影展之最単元)
 ・『夏、1993』“Estiu 1993(Summer 1993)”(西) 監督:カルラ・シモン
 ・“Sashishi deda(Scary Mother)”(ジョージア) 監督:Ana Urushadze
 ・“The Square”(スウェーデン・仏) 監督:リューベン・オストルンド
 ・“Loveless”(ロシア) 監督:アンドレイ・ズビャギンツエフ
 ・“Shuttle Life(分貝人生)”(マレーシア) 監督:Seng Kiat Tan
 ・『天使は白をまとう』“Angels Wear White(嘉年華)”(中・仏) 監督:ヴィヴィアン・チュイ
 ・“Bangzi Melody(村戯)”(中) 監督:Zheng Da Sheng(鄭大聖)
 ・“A Gentle Night(小城二月)”(中) 監督:Qiu Yang(邱阳)

 ◆中国新世代部門(New Generation China/中国新生代単元)
 ・“A Fish Out of Water(上岸的魚)”(台湾) 監督:Lai Kuo-An(ョ国安)
 ・“The Taste of Rice Flower(米花之味)”(中) 監督:Pengfei(宋鵬飛)
 ・“Kill The Shadow(疲城)”(中) 監督:Sun Liang(孙亮)
 ・“One Night on the Wharf(在碼頭)”(中) 監督:Han Dong(韓東)
 ・“End of Summer(西小河的夏天)”(中) 監督:Zhou Quan(周全)
 ・“However(山無棱天地合)”(中) 監督:Li Jiaxi(李珈西)

 ◆ピンヤオ・コーナー(Pingyao Corner: Opening Film/平遥一角)
 ・“Depis(徳皮)”(中) 監督:Hu Yichuan(胡艺川)

 ◆中国ミュージカル部門(China Musicals/中国戯曲片)
 ・“The Village Mother(山村母親)”(中) 監督:Zhu Zhaowei(朱趙偉)
 ・“Mother(母親)”(中) 監督:Cao Yunfu(曹运福)、Yuan Yaxuan(原雅軒)
 ・“Story of The Jade Bracelet(勘玉釧)”(中) 監督:Weiliang Xia(夏偉亮)

 ◆ジャン=ピエール・メルヴィル 生誕100年レトロスペクティヴ(Jean-Pierre Melville Centennial Retrospective)
 ・『ある道化師の24時間』“24 Hours in the Life of a Clown(Vingt-quatre heures de la vie d'un clown)”(1946/仏/18min)
 ・『海の沈黙』“Le Silence de la mer”(1947/仏) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『この手紙を読むときは』“When You Read This Letter(Quand tu liras cette lettre)”(1953/仏・伊) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『賭博師ボブ』“Bob the Gambler(Bob le Flambeur)”(1955/仏) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『モラン神父』“Leon Morin, Priest(Léon Morin, prêtre)”(1961/仏・伊) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『いぬ』“The Finger Man(Le Doulos)”(1962/仏・伊) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『サムライ』“Le Samouraï”(1967/仏・伊) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『影の軍隊』“Army of Shadows(L'Armée des ombres)”(1969/仏・伊) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『仁義』“The Red Circle(Le Cercle rouge)”(1970/仏・伊) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
 ・『リスボン特急』“A Cop(Un Flic)”(1972/仏・伊) 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル

 関連上映(修復版)
 ・『男たちの挽歌』“A Better Tomorrow”(1986/香港) 監督:ジョン・ウー
 ・『ザ・ミッション 非情の掟』“The Mission”(1999/香港) 監督:ジョニー・トー

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 【受賞結果】

 ◆ロベルト・ロッセリーニ賞(Roberto Rossellini Prize)
 ※ロベルト・ロッセリーニ基金によって設けられた賞で、Crouching Tigers部門の上映作品の中から作品賞と監督賞が選ばれる。
 ※審査員:Vishal Bhardwaj(インドの映画監督)、Liu Zhenyun(劉震雲:中国の小説家)、桃井かおり、Renzo Rossellini(プロデューサー、ロベルト・ロッセリーニ基金のプレジデント)、アレクセイ・ゲルマン・ジュニア、謝飛(シェ・フェイ/Xie Fei:映画監督、元北京電影学院教授・副学長)、アルノー・デプレシャン

 ◎ロベルト・ロッセリーニ賞(Roberto Rossellini Prize):“Suleiman Mountain”(キルギスタン・ロシア) 監督:Elisaveta Shishova 1万ドル
 物語:Karabasは、キルギスタンのちゃちな詐欺師で、2人の妻がいる。ある日、彼の息子Ulukが帰って来る。Karabasは、家族を連れて、これまでの人生をたどる旅を計画する。ところが、Ulukは、強い良心を持っていて、Karabasは犯罪の道か父親としての人生かを選ばなければならなくなる。
 初監督長編。
 トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門出品。

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 ◎監督賞:“The Rider”(米) 監督:Chloé Zhao 5千ドル
 物語:ブラディーは、若いカウボーイで、かつてはロデオで注目のスターだったが、ほとんど命を落としかねないケガを頭に負って、ロデオができなくなってしまう。生きて行かなければならないと思うものの、家に帰っても、人生に意味を見出すことができない。彼は、再び運命をつかまえるために、アメリカの中部地帯へと新しいアイデンティティーを求めて出発する。実話に基づく物語。
 カンヌ国際映画祭2017 監督週間出品。The Art Cinema Award受賞。
 トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 サラエボ映画祭2017 キノスコープ部門出品。
 テルライド映画祭2017出品。
 ドーヴィル・アメリカン映画祭2017出品。グランプリ受賞。
 アテネ国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。作品賞(The Golden Athena Award)受賞。
 レイキャビク国際映画祭2017 コンペティション部門出品。最優秀作品賞受賞。
 BFIロンドン映画祭2017 Journey部門出品。
 ハイファ国際映画祭2017出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。Art Cinema賞受賞。
 ニューヨーク映画祭2017出品。
 ゲント国際映画祭2017出品。
 バリャドリッド国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション 長編部門出品。銀のスパイク賞、男優賞(Brady Jandreau)、新人監督賞受賞。
 ストックホルム国際映画祭2017出品。


 ◆Fei Mu奨(費穆奨)
 ※ジャ・ジャンクー アートセンター(賈樟柯芸術中心:ジャ・ジャンクーが、芸術的な経験不足や精神的な生活の欠如を草の根レベルで緩和するために2017年10月に山西省汾阳でスタートさせた近代美術館)が設けた賞で、Crouching Tigers部門と中国新世代部門およびその他の部門の第1回または第2回監督作品から作品賞と監督賞が選ばれる。
 ※審査員:アヌラーグ・カシヤプ、Song Fang(宋方:中国の映画監督)、Ivy Ho(何韵明:中国映画のプロデューサー)、市山尚三、Lin Xusong(林旭東:中国の画家、編集技師、批評家)、ジャン=ミシェル・フロドン

 ◎最優秀作品賞(Best Film in the Fei Mu Section for Chinese Title):『天使は白をまとう』“Angels Wear White(嘉年華)”(中・仏) 監督:ヴィヴィアン・チュイ 1万ドル
 出演:Wen Qi(文淇)、Zhou Meijun(周美君)、Shi Ke(史可)、Geng Le(耿楽)、Liu Weiwei(劉威葳)、Peng Jing(彭静)
 物語:中国南部の海沿いの町。かつては漁村だったが、急速な経済開発の中でリゾート・エリアに変貌しつつある。ミアは、北部からやって来た16歳の移民で、彼女の過去は誰も知らない。ミアは、シーサイド・モーテルで働いているが、「帳簿外」の扱いだ。彼女のまわりの人々は、生活の中のものはみんな商品であり、何でもお金で取引できるようなルールの世界で生きている。彼女にとって、愛とは贅沢品で、彼女にとっては夢のまた夢だ。ウェンは、地元の10代の少女で、家でも学校でもトラブルを抱えている。離婚した母親は、夜のほとんどを外でダンスして過ごしている。実父は、誕生日にしか会いに来ない。彼女は、気を引くために反抗して見せるが、さらなるトラブルを生むだけだ。ある夜、ウェンは、ミアが働いているモーテルで友だちを作る。その後、起こった出来事を通して、2人は、試練を受け、大人の女へと成長していく。
 『トラップ・ストリート』“Trap Street”(水印街)”で監督デビューして注目され、『薄氷の殺人』などでプロデューサーを務めるヴィヴィアン・チュイの第2監督作品。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2017 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。
 バリャドリッド国際映画祭2017出品。
 アンタルヤ国際映画祭2017出品。最優秀作品賞(Golden Orange)受賞。
 ロス・カボス国際映画祭2017出品。
 東京フィルメックス2017 特別招待作品。
 シンガポール国際映画祭2017出品。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2017 作品賞ノミネート。
 台湾・金馬奨2017 作品賞、監督賞、主演女優賞(文淇(Vicky Chen))ノミネート。
 インド国際映画祭2017出品。


 ◎監督賞(Best Director Award in the Fei Mu Section):リウ・ジエン(劉健) 『Have a Nice Day』“大世界(Have a Nice Day)”(中) [?部門] 5千ドル
 物語:南部の町。雨が近づいている。運転手をしている小張は、愛のために、恋人とともにボスから大金を盗む。いろんな者たちが、2人を追い始める。様々なことが絡み合って、予想もしなかった結末が訪れる。
 『ピアシングT』(2009)のリュウ・ジェン監督が3年かけて完成させた第3長編。
 ベルリン国際映画祭2017 コンペティション部門出品。
 オランダ・アニメーション映画祭2017出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2017 グランド・コンペティション 長編部門出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 長編コンペティション部門出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2017出品。
 ファンタジア映画祭2017出品。最優秀アニメーション賞(今敏賞)受賞。
 ミラノ映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 CPH:PIX 2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 Dare部門出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2017 ファンタスティック・コンペティション部門出品。
 釜山国際映画祭2017 アニメーション・ショーケース部門出品。
 La Roche-sur-Yon国際映画祭2017出品。
 フィラデルフィア映画祭2017出品。
 シカゴ国際映画祭2017出品。
 東京国際映画祭2017出品。
 デンバー国際映画祭2017出品。
 セントルイス国際映画祭2017出品。
 テッサロニキ国際映画祭2017出品。
 ストックホルム国際映画祭2017出品。
 AFIフェスト2017出品。
 サンディエゴ・アジアン映画祭2017出品。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2017 アニメーション賞ノミネート。
 台湾・金馬奨2017 脚本賞、オリジナル歌曲賞、長編アニメーション賞ノミネート。

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 ◆男優賞
 ◎Claes Bang “The Square”(スウェーデン・仏)(監督:リューベン・オストルンド)

 “The Square”(スウェーデン・独・仏・デンマーク) 監督:リューベン・オストルンド
 出演:Claes Bang、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリー(Terry Notary)、Linda Anborg、Emelie Beckius、Sarah Giercksky、Christopher Læssø、Jan Lindwall、Annica Liljeblad、ジョン・ノードリング(John Nordling)、Peter Diaz、Denise Wessman、Henric Wassberg、Marina Schiptjenko
 物語:スウェーデンの君主制の廃止の余波の中で、ストックホルム宮殿が美術館に改装されている。クリスチャンは、尊敬されている現代美術のキュレーターで、結婚生活は破綻したが、2人の子どもには献身的な父親であり、正当な理由のあるものは支持するし、運転している車は電気自動車だったりする。今、準備中の企画は、「The Square」というタイトルのインスタレーションで、通りすがりの人に利他主義を問うプロジェクトである。しかし、いつも理想通りというわけにはいかない。クリスチャンは、携帯電話を盗まれて、ばかげたリアクションを取り、恥ずかしい状況に追い込まれてしまう。その一方で、発表のために雇ったPR会社のプロモーションが、思いがけない騒ぎを引き起こしてしまう。
 カンヌ国際映画祭2017 コンペティション部門出品。パルムドール受賞。
 シドニー映画祭2017 ストレート・フロム・カンヌ部門出品。
 ゴールデン・アプリコット国際映画祭2017 ノン・コンペティション・プログラム出品。
 ニュージーランド国際映画祭2017 ビッグ・ナイツ部門出品。
 オデッサ国際映画祭2017 フェスティバル・オブ・フェスティバルズ部門出品。
 モトヴン映画祭2017 メイン・プログラム出品。
 ニュー・ホライズンズ国際映画祭2017 ガラ・スクリーニング部門出品。
 メルボルン国際映画祭2017 ヘッドライナーズ部門出品。
 サラエボ映画祭2017 キノスコープ部門出品。
 ブリスベン映画祭2017出品。
 トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 Jameson CineFest - Miskolc国際映画祭(ハンガリー)2017出品。
 ファンタスティック・フェスト2017出品。コメディー映画賞受賞。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 Zabaltegi-Tabakalera部門出品。
 バンクーバー国際映画祭2017出品。
 ニューヨーク映画祭2017出品。
 チューリヒ映画祭2017出品。
 アデレード映画祭2017出品。
 タコマ映画祭2017出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2017出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2017出品。
 ゲント映画祭2017出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2017出品。
 釜山国際映画祭2017 ワールド・シネマ部門出品。
 シカゴ国際映画祭2017出品。
 ニューハンプシャー映画祭2017出品。
 ウッドストック映画祭2017出品。
 ムンバイ映画祭2017出品。
 サンタフェ・インディペンデント映画祭2017出品。
 ミドルバーグ映画祭2017出品。
 フィルムコロンビア・フェスティバル2017出品。
 フィラデルフィア映画祭2017出品。
 リーズ国際映画祭2017出品。
 テッサロニキ国際映画祭2017出品。
 キーウェスト映画祭2017出品。
 ヨーロッパ映画賞2017 オフィシャル・セレクション。プロダクション・デザイナー賞受賞。作品賞、監督賞、男優賞(Claes Bang)、脚本賞、コメディー賞ノミネート。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2017 インターナショナル・インディペンデント映画賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2018 外国語映画賞スウェーデン代表。


 ◆女優賞
 ◎Feng Wenjuan(馮文娟) “Please Remember Me(請相信我)”(中)(監督:ポン・シヤオリエン(Peng Xiao Lian/彭小蓮))

 “Please Remember Me(請相信我)”(中) 監督:ポン・シヤオリエン(Peng Xiao Lian/彭小蓮)
 物語:伝統的な中国オペラの女優Cai Yun(彩云)が、映画スターになることを夢見て、小さな村から上海にやってくる。一方、その幼なじみのA Wei(阿偉)は、撮影監督になることを夢見て、商業映画には全く興味を持っていない厳しい監督に従っている。2人は愛を見つけることができるだろうか? そして夢を叶えることができるだろうか?
 モントリオール世界映画祭2017 中国映画祭出品。

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 ◆観客賞(Audience Awards)
 〇“Suleiman Mountain”(キルギスタン・ロシア) 監督:Elisaveta Shishova
 〇“L’ora legale(It’s the Raw)”(伊) 監督:Salvo Ficarra、Valentino Picone
 〇“Never Leave Me”(ボスニア・トルコ) 監督:Aida Begić
 〇“Please Remember Me(請相信我)”(中) 監督:Peng Xiao Lian(彭小蓮)
 〇“Sashishi deda(Scary Mother)”(ジョージア) 監督:Ana Urushadze
 〇“The Taste of Rice Flower(米花之味)”(中) 監督:Pengfei(宋鵬飛)

 ◆Work in Progress Lab Wings Project Market Award(添翼計画・電影発展奨)
 ◎Wang Yitong

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 マルコ・ミュラーは、ちょうど1年前にマカオ国際映画祭のディレクターを開幕直前に辞任しておいて、すぐこっちに飛びついたんだろうかとか、ワールド・プレミアやインターナショナル・プレミア作品がほとんどなくて未知の作品を発見する楽しみがないとか、いろいろケチをつけたり、勘繰ったり、あれっ?と思ったりするところもあるわけですが、これまでこうした感覚で開催されていた映画祭は、中国には全くなかったわけで、そういう意味ではとっても画期的です。

 でも、韓国映画が1本もないところを見ると、やっぱり国のチェックは入っているのかなあと思ったりもしますが(といいつつ、日本映画も1本しかありませんが)、実際のところはどうなのかはよくわかりません。

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 「平遥元年」「Pingyao Year Zero」と銘打っているところを見ると、ここが1ではなく、ここを0としてここからスタートしていくという意思の現れでしょうから、大きくはならなくとも、しっかり地に足をつけて、1年、2年と、着実に実績を作っていってほしいものですね。

 今のところ、ジャ・ジャンクーとマルコ・ミュラー頼りの部分が大きいと思いますが、マルコ・ミュラーが離れ、ジャ・ジャンクーがこれにかかりっきりになることができなくなった時、どうなるかというところが気になったりもします。
 ま、来年、第2回があるかどうかも現時点ではわからないわけですが。

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