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zoom RSS 近浦啓 『Signature』がグランプリ!エンカウンター短編&アニメーション映画祭2017

<<   作成日時 : 2017/10/04 19:38   >>

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 イギリスのブリストルで開催の短編映画とアニメーションの映画祭、第23回エンカウンター短編&アニメーション映画祭(9月19日-24日)の受賞結果です。

 [MAIN AWARDS]

 ◆グランプリ2017(Brief Encounters Grand Prix Award 2017) €2,500
 ◎『Signature』“Signature”(日/12 mins 44 secs) 監督:近浦啓
 物語:無邪気な若い中国人が、希望を抱いて、外国人技能実習生として渋谷にやってくる。そこでは、運命を変えるようなことが彼を待っている。
 ロカルノ国際映画祭2017 レパード・オブ・トゥモロー部門出品。
 トロント国際映画祭2017 SHORT CUTS部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2017出品。

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 ◆アニメーション賞2017(Animated Encounters Grand Prix Award 2017) €2,500
 ◎『Ugly』“Ugly”(独/11 mins 54 secs) 監督:Redbear Easterman、Nikita Diakur
 物語:みにくいネコが、邪悪な環境の中で友だちを作ろうと悪戦苦闘する。彼のソールメイトになったのは、世界のバランスを修復しようとして旅の途上にいるネイティヴ・アメリカンの酋長だった。
 インターネットに書かれていた実話に基づく。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2017 グランド・コンペティション 短編部門出品。土居伸彰によるスペシャル・メンション受賞。
 エジンバラ国際映画祭2017出品。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2017 ナラティヴ作品部門出品。短編部門グランプリ受賞。
 新千歳空港国際アニメーションフェスティバル2017出品。
 ヨーロッパ映画賞2017 短編映画賞 ブリストル代表。


 ◆アニメーション賞 スペシャル・メンション
 ◎“Negative Space”(仏/ 5 mins 30 secs) 監督:マックス・ポーター(Max Porter)、桑畑かほる(Ru Kuwahata)
 物語:パパは、私にパッキングの仕方を教えてくれた。
 カンヌ国際映画祭2017 第15回ユニフランス短編映画賞Movistar+お気に入り賞受賞。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 短編コンペティション部門出品。フランスの短編作品に対する特別表彰、国際批評家連盟賞受賞。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2017 短編コンペティション ナラティヴ作品部門出品。
 セザール賞2018 オフィシャル・セレクション。


 ◆Immersive賞2017(Immersive Encounters Grand Prix 2017) £1000
 ◎“Nairobi Berries”(ケニア/7 mins 50 secs) 監督:Ng’endo Mukii [Virtual Reality]
 物語:2人の女性と1人の男性が、果物について口論している。一方、詩的な声が、ケニアの多層的なイメージを語る。

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 ◆Immersive賞スペシャル・メンション
 ◎“Blind Vaysha”『盲目のヴァイシャ』(カナダ/8 mins) 監督:セオドア・ウシェフ [Virtual Reality]
 物語:ヴァイシャは他の女の子たちとは違う。彼女の左目は過去だけが見え、右目は未来だけが見える。人は彼女のことを「盲目のヴァイシャ」と呼ぶ。
 米国アカデミー賞2017 短編アニメーション賞にもノミネートされた短編アニメーション『盲目のヴァイシャ』のVR版。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2017 VR@OIAF部門出品。

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 ◆ヨーロッパ・ライヴアクション賞(European Live Action Award) £1,000
 ◎“Ten Meter Tower (Hopptornet)”(スウェーデン/16 mins) 監督:Maximilien Van Aertryck [ドキュメンタリー]
 プールの10mの飛び込み台。上まで登って、飛び込もうかどうしようか、悩む人々の姿を映す。飛び込めない人々。悩んだ末に思い切って飛び込む人。一度降りかけて、やっぱり飛び込もうと決断する人。2人で登って、順に飛び込むカップル。1人は飛び込んだが、もう1人は飛び込めなかったり。
 ヨーテボリ国際映画祭2016出品。
 ベルリン国際映画祭2016 短編コンペティション部門出品。
 Tempoドキュメンタリー映画祭2016出品。
 香港国際映画祭2016出品。
 クラクフ映画祭2016出品。
 サンダンス映画祭2017出品。
 *本編動画:https://www.nytimes.com/video/opinion/100000004882589/ten-meter-tower.html

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 ◆ヨーロッパ・アニメーション賞(European Animation Award) £1,000
 ◎“Sog”(独/10 mins 14 secs) 監督:Jonatan Schwenk
 物語:洪水の後、何匹かの魚が古い木にひっかかっている。彼らは、乾ききってしまわないうちに、助けを求める。騒ぎによって起こされた、近くの洞窟の住民たちは、そんな事態を不愉快に思う。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2017 学生コンペティション部門出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 卒業制作コンペティション部門出品。グランプリ受賞。


 ◆英国ライヴアクション賞(Chris Collins Best of British Award – Live Action) £1,000
 ◎“We Love Moses”(英/15 mins) 監督:Dionne Edwards
 物語:エラは、12歳の時、初めてケンカをした。エラは、12歳の時、セックスを知った。今、18歳のエラは、彼女の兄マイケルの親友モーゼスが気になる存在で、ずっと秘密にしてきたことについて考える。
 トロント国際映画祭2017 SHORT CUTS部門出品。
 BFIロンドン映画祭2017出品。

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 ◆英国アニメーション賞(Best of British Award – Animation) £1,000
 ◎“Films To Break Projectors”(英/5 mins 7 secs) 監督:Iloobia
 35mm、16mm、8mmのフィルムを、くっつけ、ひっかき、つなぐことで、予測不能なセルロイドの彫刻を作り出す。
 BFIロンドン映画祭2017出品。

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 [MIXED AWARDS]

 ◆Deaf Shorts Showcase Award €500
 ◎“The Silent Child”(英/19 mins 54 secs) 監督:Chris Overton
 物語:Libbyは、4歳の少女で、中流階級の家庭に生まれたが、聾唖なため、音のない生活をしている。ところが、やさしいソーシャル・ワーカーがコミュニケーションという贈り物について教えてくれる。
 実話に基づく。
 Gold Movie Awards Goddess Nike 2017 ベスト・オブ・マンス(7月)受賞。
 ロンドン・インディペンデント映画賞2017(8月) 女優賞(Rachel Shenton)受賞。
 ロードアイランド国際映画祭2017 最優秀短編賞、女優賞(Maisie Sly)受賞。
 シドニー・インディー映画祭2017 最優秀作品賞受賞。

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 ◆児童審査員賞(Children’s Jury Award) €500
 ◎“Uka”(西/3 mins) 監督:Valle Comba Canales
 物語:Ukaは、小さな少女で、灰色の打ち棄てられた工場に住んでいる。ある日、彼女はキャンバスに絵を描き、見えている世界を変える方法を発見する。
 (Jameson Cinefest国際映画祭(ハンガリー)2016出品
 ゴヤ賞2017 短編アニメーション賞ノミネート。
 SENE Film, Music & Arts Festival(米)2017出品。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2017 児童映画コンペティション部門出品。

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 ◆観客賞(Audience Award) €500
 ◎“The Good Mother(La Madre Buena )”(メキシコ・英/5 mins 36 secs) 監督:Sarah Clift
 物語:メキシコの家庭。ひとり息子の誕生日が近づいていて、彼はバースデー・プレゼントに、トランプのピニャータ(紙製のくす玉人形)がほしいと言う。両親は、最初、反対するが、それでも母親は、バイクで走り回って、息子がほしがるものを探してくれる。そして、ついに、怪しげな洞窟に住む男性から目当てのものを手に入れる。
 *本編動画:https://vimeo.com/184271108

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 [DepicT! AWARDS]

 1分30秒の短編映画を対象としたコンペティション部門。

 ◆Main DepicT! 2017 Award
 ◎“Vudú”(メキシコ/1 min 29 secs) 監督:Alejandra M. Perrusquía

 ◆DepicT! Royal Photographic Society Cinematography Award 2017
 ◎“Winnow”(英/1 min 29 secs) 監督:George Lewis

 ◆DepicT! British Special Mention Award 2017
 ◎“Walk”(英/1 min 30 secs) 監督:Edwin Mingard

 ◆DepicT! Random Acts Special Mention Award 2017
 ◎“Winnow”(英/1 min 29 secs) 監督:George Lewis

 ◆DepicT! Shooting People Audience Award 2017
 ◎“Ojalá”(仏/1 min) 監督:Marie-Stéphane Cattaneo

 ◆Encounters / Anijam Award 2017
 ◎“Lost” 監督:Jake Harvey, Sophie Dutton

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 エンカウンター短編&アニメーション映画祭は、ヨーロッパ映画賞の短編映画賞候補を決めるヨーロッパ15の映画祭の1つであり、毎年2500本の応募があって、その中から200本あまりの作品が上映されるイギリスの映画祭です。

 日本からどれだけ応募があったかはわかりませんが、『Signature』は、ロカルノ国際映画祭2017 レパード・オブ・トゥモロー部門で上映された唯一の日本映画であり、トロント国際映画祭2017 SHORT CUTS部門で上映された唯一の日本映画でもあって、2017年の秋に、日本を代表する唯一の日本の短編映画と言ってもいいかと思います。

 短編アニメーションだと、日本作品でも、わりと世界中の映画祭に出品され、賞も受賞したりしていますが、実写の短編は世界に出て行こうという流れはまだまだできていなくて、そんな中、『Signature』は世界を視野に入れた展開をして、しかもグランプリを受賞するとは、なかなかの快挙ですね。

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 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月〜2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

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