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zoom RSS トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門 ラインナップ!

<<   作成日時 : 2017/09/04 00:06   >>

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 【DISCOVERY部門】 追加37作品

 ・“Apostasy”(英) 監督:Daniel Kokotajlo [ワールド・プレミア]
 物語:グレーター・マンチェスターのオールダムにあるパキスタン人のコミュニティー(エホバの証人のコミュニティー)。18歳のアレックスと21歳のルイーサ、その母親のイヴァナが暮らしている。ある時、ルイーサは、信仰を持たない若い男性がイヴァナの拘束衣を否定するのを見て、従い始め、母とアレックスはショックを受ける。ルイーサは、神の教えに背いたとして咎められ、アレックスはルイーサを救おうとしないとして咎められる。
 初監督長編。


 ・“I Kill Giants”(英) 監督:Anders Walter [ワールド・プレミア]
 物語:「「私は、選ばれし〈巨人殺し〉」…そう信じ込んで、自分の殻に閉じこもっていたバーバラ。同じ学校に通うソフィアはそんな彼女に手を差し伸べ、束の間二人のあいだに友情が芽生えた。しかしそれでも、孤立を深めてゆくバーバラ…。ソフィアとも仲違いし、絶望の淵にたったバーバラの前に、ついに〈巨人〉が現れる。彼女が立ち向かうべき〈巨人〉、その正体とはいったい…?」
 ジョー・ケリーとケン・ニイムラによる同名のグラフィック・ノヴェルの映画化。
 初監督長編。


 ・“I am not a Witch”(英・仏) 監督:Rungano Nyoni [北米プレミア]
 物語:アフリカの村。ごくありきたりの出来事に対して、8歳のShulaに、魔女の疑いがかけられる。裁判も開かれるが、短いもので、有罪とみなされると、国の管理下に置かれ、砂漠の真ん中にあるウィッチ・キャンプへと追放される。キャンプでは、入所儀式があり、魔女としてこれからの生活を過ごすためのルールが示される。ここでは、他の入所者同様に、大きな木から伸びるリボンにつながれる。逃亡を防ぐためのものだが、このリボンを切って逃げようとしたら、呪われて、山羊になるぞと脅される……。
 ザンビアで生まれ、ウェールズで育ったRungano Nyoniの初監督長編。短編作品で2010年にBAFTAウェールズ・アワードを受賞し、2012年にはBAFTA英国アカデミー賞にノミネートされている。
 撮影監督は、『彷徨える河』のダヴィ・ガジェゴ。
 カンヌ国際映画祭2017 監督週間出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 ミュンヘン映画祭2017出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2017出品。
 エルサレム映画祭2017出品。
 ニュージーランド国際映画祭2017出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。


 ・“Kissing Candice”(アイルランド) 監督:Aoife McArdle [ワールド・プレミア]
 物語:キャンディスは、退屈な海辺の町から逃げ出したかった。彼女が夢見た少年が彼女を現実に引き戻してくれた時、彼女は地元の危険なギャングの世界に巻き込まれる。
 初監督長編。


 ・“Messi and Maud”(オランダ・独) 監督:Marleen Jonkman [ワールド・プレミア]
 物語:MaudとFrankは、休日でチリに来ている。彼らの関係は壊れやすい。それはMaudのせいだ。試練の数年が過ぎ、彼らはもう子どもではないという事実を受け入れるべき時に来ている。しかし、Maudはまだ現実に背を向けている。Frankと大きなケンカをした後、彼女は逃げ出し、本来の生活に戻るべく、チリ中を旅してまわる。
 初監督長編。


 ・“Oblivion Verses(Los Versos del Olvido)”(仏・独・オランダ・チリ) 監督:Alireza Khatami [北米プレミア]
 出演:ホアン・マルガーロ(Juan Margallo)、Tomas Del Estal、Manuel Moron、Itziar Aizpuru
 物語:モルグの年老いた管理人は、名前以外の完璧な記憶を持っている。彼は、失踪者を捜している人々に遺体を見せ、愛する植物の世話をして数日を過ごす。近くの市で抗議が勃発し、民兵が市民の遺体を隠すためにモルグにやって来た時、彼は見たことのない若い女性の遺体を見つける。失われた記憶を喚起しようと、彼は、マジカルなオデッセイに乗り出す。死者の物語を収集している神秘主義者の墓堀人の助けを借りて、相応しい埋葬を行なおうとしていると、長らく行方不明の娘を捜している老女がやってくる。そして、霊柩車の運転手は、自分の過去に苦しめられる。
 初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2017 Orizzonti部門出品。


 ・“Gutland”(ルクセンブルク・独・ベルギー) 監督:Govinda Van Maele [ワールド・プレミア]
 物語:ルクセンブルクのSchandelsmillenの農業地帯に流れ者がやってくる。収穫シーズンは終わっているが、ドイツ人のJensは仕事を探していた。彼は、農業労働者として働いていて、Lucyに拾われる。Lucyは、シングルマザーで、村のビアホールに彼を雇った。Jensは、地元民に愛想よくしたりしなかったが、地元民はすぐに彼を受け入れて、パーティーに誘い、トランペットをプレゼントし、村のバンドに入らないかと誘った。こうして、Jensの初日は田舎風の静けさの中で過ぎた。しかし、Jensは、Schandelsmillenの人々が陰で何かしていないか探り始め、一方で村人もJensの過去を探り始めていた。
 初監督長編。


 ・“The Garden(Sommerhäuser)”(独) 監督:Sonja Kröner [インターナショナル・プレミア]
 物語:1976年のうだるような暑い夏。大人たちは、ファミリー・ガーデンを売るかどうかで口論し、子どもたちは、謎めいた近隣の区画を自由に探検する。そんな時、ひとりの少女が行方不明になっていることを耳にする。
 初監督作品。
 ミュンヘン映画祭2017 ニュー・ジャーマン・シネマ部門出品。ジャーマン・ニュー・タレント賞受賞。


 ・“3/4(Three Quarters)”(独・ブルガリア) 監督:Ilian Metev [北米プレミア]
 出演:Mila Mikhova、Niki Mashalov、Todor Velchev
 物語:若いピアニストのミラは、外国でのオーディションの準備をしている。弟のニキは、彼女の注意をそらそうとする。宇宙物理学者の父親トドールは、子どもたちの不安を処理できていないように見える。家族が一緒に過ごす最後の夏の物語。
 カンヌ国際映画祭2012 批評家週間に出品されて、Visionary Prizeを受賞した“Sofia's Last Ambulance”(2012)のIlian Metev監督の初のドラマ作品。
 ロカルノ国際映画祭2017 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門出品。金豹賞受賞。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 Zabaltegi-Tabakalera部門出品。


 ・“Soldiers. Story from Ferentari(Soldatii. Poveste din Ferentari)”(ルーマニア・セルビア・ベルギー) 監督:Ivana Mladenovic [ワールド・プレミア]
 物語:Adi (40)は、人類学者で、最近、ガールフレンドに逃げられて、ブカレストの最貧地区Ferentariに引越し、manele音楽(ロマ・コミュニティーのポップ・ミュージック)に関する論文を書こうとする。題材についてリサーチしていて、彼は、ロマの前科者Albertoと出会い、協力してくれるよう約束を取りつける。まもなく2人は、夢物語を紡ぎ始める。Adiは、Albertoに貧乏から抜け出すためのありそうもないプランを吹き込み、一方、Albertoは、よく練られた愛のフレーズでそれに応える。ところが、お金が尽き出した頃、彼は、アパートの中で互いを愛し、利用し、勝者のない要求と力のゲームという罠にはまってしまったことを知る。
 初監督長編。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション出品。


 ・“The Swan(Svanurinn)”(アイスランド) 監督:Ása Helga Hjörleifsdóttir [ワールド・プレミア]
 物語:Sólは、アイスランドの9歳の少女。両親は、離婚していて、彼女は母親と暮らしているが、シングルマザーの母親にはSólは手に負えなくなっている。Sólは、店で万引きをして、罰として、夏の間、アイスランドの田舎の農場に手伝いに行かされる。Sólは、農夫のJónと娘のÁstaの許に預けられるが、彼女は思いがけずそこで自由を発見する。
 アイスランドの作家グドベルグー・ベルグッソンの“Svanurinn”(白鳥の少女)(1991)の映画化。
 初監督長編。


 ・“Winter Brothers(Vinterbrødre)”(デンマーク・アイスランド) 監督:Hlynur Pálmason [北米プレミア]
 出演:Elliott Crosset Hove、Simon Sears、Victoria Carmen Sonne、ペーター・プラウボー(Peter Plaugborg)、ラース・ミケルセン(Lars Mikkelsen)
 物語:寒い冬。2人の労働者兄弟の、決まり事、習慣、儀式、そしてもう1つの一家との確執が描かれる。
 2016年5月に、デンマークのFaxeにて、6週間かけて16mmで撮影された。
 日本にも短編『七隻の船』が紹介されているHlynur Pálmasonの初監督長編。
 ロカルノ国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。男優賞(Elliot Crosset Hove)、エキュメニカル審査員賞 スペシャル・メンション、Europa Cinemas Label、ヤング審査員賞受賞。


 ・“Ravens(Korparna)”(スウェーデン) 監督:Jens Assur [ワールド・プレミア]
 物語:懸命に働いていた農夫が、厳しい現実に打ちのめされて、息子に農場を引き継がせ、家業を続けさせようとする。母親は、家族が一緒に暮らすために最善を尽くす。ところが、父親の行動はどんどんおかしくなってくる。彼は、どこかよそに避難場所を見つけようとするが、運命からは逃れられない。
 初監督長編。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 ニュー・ディレクターズ部門出品。


 ・“Valley of Shadows(Skyggenes Dal)”(ノルウェー) 監督:Jonas Matzow Gulbrandsen [ワールド・プレミア]
 物語:Aslakは、幼く、兄弟もいなければ、父親もなく、シングルマザーの母親と暮らしている。母親は荒れていて、Aslakとの関係もうまくいっておらず、Aslakには、世の中の仕組みを教えてくれるような人がいない。村で奇妙な出来事が起こる。家畜が殺され始めたのだ。農夫はオオカミのせいだというが、子どもたちはもっと邪悪な存在のせいだと噂をする。Aslakは、家畜を襲う謎の存在を探して、森の中に入っていく。
 初監督長編。


 ・“Miracle(Stebuklas)”(リトアニア・ブルガリア・ポーランド) 監督:Egle Vertelyte [ワールド・プレミア]
 物語:Ireanaは、中年女性で、リトアニアの小さな村で養豚場を開いている。しかし、共同労働者にはバカにされ、夫もアル中で使いものにならず、子どももなく、にっちもさっちもいかない状況に陥っている。ところがそんな時、アメリカ系リトアニア人Bernardasの投資家が、後援者になると名乗りを挙げてくれる。誰もがBernardasのことを疑いの目で見ていたが……。
 初監督長編。
 トロント国際映画祭でリトアニア映画が上映されるのは、15年以上の歳月の中で初めて。


 ・“Scaffolding(Pigumim)”(イスラエル・ポーランド) 監督:Matan Yair [北米プレミア]
 物語:Asherは、17歳で、小学校から高校まで、一時の感情に駆られたトラブルばかり起こしてきている。学校が終わると、カリスマ的で支配的な父親Miloを手伝って、家業である足場作りの仕事をしている。Miloは、時機が来たら、自分の仕事をAsherに継がせたいと考えていて、Asherの未来はもうすっかり計画に組み込まれていた。新しい文学の教師RamiがAsherのクラスにやってくる。Asherは、初めて自分がこれまでとは違った風に見られているという風に感じる。彼は、一家で初めて高校の卒業資格を手に入れたいと考えていたが、それはMiloの計画にはそぐわなかった。Asherは、初めて父親が考えていたのとは違う未来を想像し始める。父親の愛と自分への支配がどうしたら両立できるのか、次第にわからなくなってくる。
 初監督長編。
 カンヌ国際映画祭2017 ACID部門出品。
 ロカルノ国際映画祭2017 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 エルサレム映画祭2017 長編コンペティション部門出品。最優秀長編作品賞受賞。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。


 ・“Montana”(イスラエル) 監督:Limor Shmila [ワールド・プレミア]
 物語:ヤッファで数年暮らした後、Efiは、祖父の死をきっかけとして故郷のアッコに帰って来る。彼女は、結婚して2人の子どもがいるKarenと会い、思いもかけない女同士のロマンスが始まる。
 キャスティング・ディレクター出身のLimor Shmilaの初監督長編。


 ・“Simulation(Tamaroz)”(イラン) 監督:Abed Abest [北米プレミア]
 物語:ある夜、3人の若者が、ぼんやりと覚えているくらいの年長者に会いに行こうと持ちかける。相手は、最初は歓迎してくれたが、ひょっとすると強盗に来たのかもしれないと疑い始める。結局、警察がやってきて、3人は留置場に入れられてしまう。
 初監督長編。
 ベルリン国際映画祭2017 フォーラム部門出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。


 ・“Disappearance(Napadid Shodan)”(イラン・カタール) 監督:Ali Asgari [北米プレミア]
 出演:Sadaf Asgari、Amir Reza Ranjbaran、Nafiseh Zare、Sahar Sotoodeh
 物語:テヘランの冬の夜。若いカップルが、シリアスな問題を抱えている。数時間のうちには、答えを出さなければならない。彼らは、助けを求めて、病院から病院へとまわっているが、若い女性に彼女が求めるような治療を認める医療機関はない。彼らが困難に立ち向かっている時、親たちには起こっていることを隠さなければならない。彼ら自身の関係も危機に直面している。
 “More than Two Hours”(2013)と“The Silence”(2016)をともにカンヌ国際映画祭の短編コンペティション部門に出品したAli Asgari監督の初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2017 Orizzonti部門出品。


 ・“Suleiman Mountain(キルギスタン・ロシア) 監督:Elizaveta Stishova [ワールド・プレミア]
 物語:Karabasは、キルギスタンのちゃちな詐欺師で、2人の妻がいる。ある日、彼の息子Ulukが帰って来る。Karabasは、家族を連れて、これまでの人生をたどる旅を計画する。ところが、Ulukは、強い良心を持っていて、Karabasは犯罪の道か父親としての人生かを選ばなければならなくなる。
 初監督長編。


 ・“Village Rockstars”(インド) 監督:Rima Das [ワールド・プレミア]
 物語:Dhunuは、インド北東部の小さな村に住む10歳の少女。彼女は、既成概念と貧乏とに闘い、ギターを持って、ロックバンドを組むことを夢見る。同じ年ごろの少年たちは、そういう夢を持つことが許されるのに、彼女は女だからという理由で咎められる。Dhunuにできるのは、村の年長者の足元に座ることだけだった。彼は、Dhunuに思考のパワーの解き放ち方を教えてくれる。そこではDhunuは、音楽のヴィジョンを無限に広げることができた。
 Rima Dasは、自分が育った村で非職業俳優の中からキャスティングを行ない、そこで撮影した。
 第2監督長編。


 ・“Shuttle Life(Fen Bèi Rén Sheng/分貝人生)”(マレーシア) 監督:Tan Seng Kiat(陳勝吉) [北米プレミア]
 出演:Jack Tan(陳澤耀)、シルヴィア・チャン
 物語:阿強(Ah Qiang)は、大都市で、精神的に不安定な母親と5歳の妹(Hui Shan)の面倒を見ている。阿強が、バイクに惠珊を乗せて走っている時、車が飛び出してきて、惠珊ははねられて死んでしまう。しかし、阿強の遺体を引き取ることができない。出生届を出していないので、法的な関係性を証明する書類がないのだ。阿強は、唯一の身内である母親の責任を独りで引き受けなければならない。
 初監督長編。
 台湾・金馬影展2016出品。
 上海国際映画祭2017 亜州新人奨コンペティション作品賞、男優賞(Tan Seng Kiat)、撮影賞受賞。監督賞ノミネート。


 ・“A Fish Out of Water(Sang An De Yu/上岸的魚)”(台湾) 監督:Lai Kuo-An(ョ国安) [ワールド・プレミア]
 物語:Yainは、ちょうど幼稚園を始めたばかり。彼は、しばしば両親に前世の両親を捜す手伝いをしてほしいと頼んでいたが、医者も両親も彼が精神病になったとしか考えていなかった。一方で、両親は、別居を考え始める。母のYajiは彼とともに引っ越し、父親のHaotengはYainの病気の娘の面倒を見る決心をする。
 初監督長編。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 ニュー・ディレクターズ部門出品。


 ・“The Great Buddha+(大佛普拉斯)”(台湾) 監督:Huang Hsin-Yao(黃信堯) [インターナショナル・プレミア]
 出演:レオン・ダイ、張少懷、陳竹昇(チェン・ジューション)、莊益掾A林美秀(リン・メイシュウ)
 物語:主人公は、崖っぷちの人生を生きる中年男性で、仏像工房に勤めている。彼は、友人とともに、ボスのベンツに取りつけられている車載カメラの映像を覗き見たせいで、ボスがぞっとするような殺人事件を犯したことを知ってしまう。彼は、低賃金ながらも、今の仕事を失うことを恐れて、警察には通報しないことに決める。
 2011年に“Taivalu”で台北電影節でグランプリと最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したHuang Hsin-Yaoの、初の長編フィクション作品。2014年に発表した初のフィクション作品(短編)『偉大なる仏様』“The Great Buddha”の長編版。
 チョン・モンホンが製作と撮影(中島長雄として)を手がける。
 台北電影節2017 インターナショナル・ニュー・タレント・コンペティション 観客賞受賞。台北電影奨 グランプリ、最優秀ナラティヴ長編作品賞、編集賞、美術賞、芸術貢献賞受賞。


 ・“The Poet and the Boy(Si-e-nui Sa-rang)”(韓) 監督:Kim Yang-hee [インターナショナル・プレミア]
 物語:30代後半の詩人が、静かな済州島で暮らしている。妻が懸命に働いているのに対して、彼は自分のアートを実践する幸運に恵まれている。そうして、トラブルのない平穏無事な生活が続いていた。ところがある日、彼が地元のドーナツショップに入り、ハンサムな若い店員に会った時に、すべてが変わる。これまで知ることのなかった感情に突き動かされ、彼のアートは揺さぶられ、作家としての成熟が促される。
 初監督長編。


 ・『オー・ルーシー!』“Oh Lucy!”(米・日) 監督:平柳敦子 [北米プレミア]
 出演:寺島しのぶ、ジョシュ・ハートネット、南果歩、役所広司、忽那汐里、ミーガン・ムラーリー(Megan Mullally)、レイコ・エイルスワース(Reiko Aylesworth)
 物語:セツコは、中年女性で、日々、よどんだ日常を送っていた。ところが、英語教室に入って、ルーシーという新しいペルソナを得て(ブロンドのウィッグもつけて)変身する。彼女は、たちまち講師のジョンのことを好きになるが、すぐに彼は失踪する。セツコは、妹を雇い、ジョンの後を追って、東京から南カリフォルニアの郊外へと向かう。刺青パーラーや怪しげなモーテルといった見知らぬ世界で、セツコは、ルーシーの夢を見失わないように必死になるが、そうしていくうちに、家族の絆が強まり、過去の生活がテストされていく。
 初監督長編。
 ウィル・フェレルやアダム・マッケイがエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、監督本人、および、木藤幸江、Jessica Elbaum(ウィル・フェレルのアシスタント)、Han West(監督の同窓生?)がプロデューサーを務める。
 カンヌ国際映画祭2017 国際批評家週間出品。
 モスクワ国際映画祭2017 The Time of Women部門出品。


 ・“1%”(オーストラリア) 監督:Stephen McCallum [ワールド・プレミア]
 物語:ナックは、アウトローたちのバイク集団のボスだが、今は刑務所に入れられて、マーク、通称パドがボス代わりを務めている。パドは、クラブを近代化し、楽しみを増やし、新メンバーを加入させていた。すべてはクラブのためだったが、ナックが帰ってきた時、これらはナックの地位を脅かしかねなかった。パドの弟Skinkが問題を起こす。パドは、ファミリーを守るか、ナックとクラブへの忠誠か、どちらかを選ばなければならなくなる。
 初監督長編。


 ・“The Butterfly Tree”(オーストラリア) 監督:Priscilla Cameron [インターナショナル・プレミア]
 物語:イヴリンは、元バーレスク・クイーンで、シングルファザーのアルとその息子のフィンを虜にする。アルとフィンは、同じ女性を好きになったことに気づき、フィンの母親の死によって生じた古い傷が蒸し返される。
 初監督長編。


 ・“Human Traces”(ニュージーランド) 監督:Nick Gorman [北米プレミア]
 物語:グレンとサラは、夫婦で、亜南極の島の研究所で働いている。彼らの関係は、その島の険しさに負けないくらい強いように見えた。ところが、ある時、サラが妊娠していることがわかり、さらに1シーズンに1回しか来ない補給船が、頼んでもいない世話人ピートを運んで来たことで、彼らの関係は揺さぶられる。さらに、1台しかない無線機が壊れたことでそれはエスカレートする。
 初監督長編。


 ・“Waru”(ニュージーランド) 監督:Briar Grace-Smith、Ainsley Gardiner、Renae Maihi, Casey Kaa、Awanui Simich-Pene、Chelsea Cohen、Katie Wolfe、Paula Jones [インターナショナル・プレミア]
 物語:マオリ人の少年が亡くなって、その葬儀(Tangi)が行なわれる。それが、8人の監督によって、それぞれ約10分の短編として、8人の女性の視点で描かれる。
 過去30年間でマオリ族の女性によって撮られた初めての映画作品。それぞれの短編はみな1日で撮影されている。


 ・“Indian Horse”(カナダ) 監督:Stephen Campanelli [ワールド・プレミア]
 物語:Saul Indian Horseは、オブジワ族の出身で、ウィニペグ川沿いで生まれた。彼は、カナダ政府の政策により、家族とは切り離され、寄宿生活を強いられた。肉体的、性的、感情的虐待の日々。そんな中で彼は、ホッケーを発見する。70年代の人種差別の中、彼は偉大なホッケー選手になるが、のちにアルコールに溺れてしまう。
 Richard Wagameseの小説の映画化。
 30年の撮影部のキャリアを持つStephen Campanelliの最新監督作品。


 ・“Killing Jesus(Matar a Jesús)”(コロンビア・アルゼンチン) 監督:Laura Mora [ワールド・プレミア]
 物語:若い娘が、父親を殺される。彼女は何が起こったのかをはっきりさせ、復讐したいと考えるが、答えは見つからない。
 2002年に、監督のLaura Moraの父親が殺されたという実際に起こった事件に基づく。
 “Perro come perro(Dog Eat Dog)”(2008)、“Todos tus muertos(All Your Dead Ones)”(2011)、『パブロ・エスコバル 悪魔に守られた男』“Pablo Escobar: El Patrón del Mal (2012– )などを手がけるDiego F. Ramírezがプロデューサーを務める。
 Laura Mora(Ortega)は、『パブロ・エスコバル 悪魔に守られた男』の監督の1人で、『大河の抱擁』のチロ・ゲーラらと同じコロンビアの若い世代の監督グループに属する唯一の女性監督でもある。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 ニュー・ディレクターズ部門出品。


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 トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門は、あと5作品あります。

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 ・トロント国際映画祭2017 GALAS部門、SPECIAL PRESENTATIONS部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_41.html
 ・トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門 ラインナップ(続き):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_42.html

 ・トロント国際映画祭2017 TIFF DOCS部門、MIDNIGHT MADNESS部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_8.html

 ・トロント国際映画祭2017 オープニング作品、PLATFORM部門、SHORT CUTS部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_9.html

 ・トロント国際映画祭2017 カナダ作品 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_16.html

 ・トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門 追加32作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_25.html

 ・トロント国際映画祭2017 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門 ラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_37.html
 ・トロント国際映画祭2017 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門 ラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_38.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月〜2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html
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