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zoom RSS ヨーロッパ映画賞2017 短編映画賞ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2017/09/27 00:01   >>

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 9月23日に発表されたエンカウンター短編&アニメーション映画祭(ブリストル)(9月19日-24日)の受賞結果を受けて、第29回ヨーロッパ映画賞の短編部門のノミネーションがすべて出揃いました。(9月26日@ベルリン公式発表)

 ヨーロッパ映画賞の短編部門は、1999年に設けられた部門で、前年の10月に開催されたゲント映画祭(フランドル国際映画祭)から当年9月に開催されたエンカウンター短編&アニメーション映画祭(ブリストル)まで、ヨーロッパ各国の決まった映画祭の短編部門、もしくは、短編映画祭で選出された最優秀ヨーロッパ短編を集め、その中から、ベスト・オブ・ベストを決める、という仕組みになっています。(こういう仕組みになったのは2001年からです。)

 対象となる映画祭は、15あり、ヨーロッパ各国でそれぞれ1つずつの映画祭が選ばれています。

 2010年までは、イギリスは、エジンバラ国際映画祭が対象作品選出の映画祭となっていましたが、エジンバラ国際映画祭の体制が変わったこともあってか、2011年からはブリストルのエンカウター短編&アニメーション映画祭がそれに取って代わっています。
 また、2013年から、フランス代表が、アンジェ映画祭ではなく、クレルモン・フェラン短編映画蔡から選ばれています。
 さらに、2016年からは、ノルウェーのグリムスタッド・ノルウェー短編映画祭に替わって、スウェーデンのウプサラ国際短編映画祭が対象作品選出の映画祭となっています。

 ノミネート作品には、のちに、長編作品で高い評価を受けることになる監督の作品があったり(ブーリ・ランネールとか、リューベン・オストルンドとか、Joachim Trierとか)、すでにキャリアのある監督が撮った短編が選ばれたりすることもあります。
 イネス・デ・メデイロスやサム・テイラー=ウッドの短編がノミネートされたこともあり、2012年は、テリー・ギリアムの短編がノミネートされて、最優秀作品に選ばれています。

 今年のノミネート作品は、以下の通りです。

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 【第30回ヨーロッパ映画賞 短編映画賞 ノミネーション】

 ◆ブリストル(英)代表
 ・『Ugly』“Ugly”(独/12min) 監督:Nikita Diakur [アニメーション]
 物語:みにくいネコが、邪悪な環境の中で友だちを作ろうと悪戦苦闘する。彼のソールメイトになったのは、世界のバランスを修復しようとして旅の途上にいるネイティヴ・アメリカンの酋長だった。
 インターネットに書かれていた実話に基づく。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2017 グランド・コンペティション 短編部門出品。土居伸彰によるスペシャル・メンション受賞。
 エジンバラ国際映画祭2017出品。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2017 ナラティヴ作品部門出品。短編部門グランプリ受賞。
 新千歳空港国際アニメーションフェスティバル2017出品。


 ◆コーク(アイルランド)代表
 ・“The Party”(アイルランド・英/14min) 監督:Andrea Harkin [フィクション]
 物語:1972年のベルファスト(血の日曜日事件が起こった年)。ローレンスは、彼のいとこであり、お尋ね者のミッキーを、飲んだり、踊ったり、アヴァンチュールを楽しんだりするためのパーティーに招待する。その間、世界のもめごとはほとんど忘れられていた。しかし、朝までに、わずらわしい現実が忍び寄って来る。
 ダブリン国際映画祭2016出品。
 シカゴ・アイリッシュ映画祭2016出品。
 トロント・アイリッシュ映画祭2016出品。
 ワシントン・アイリッシュ映画祭2016出品。
 ボストン・アイリッシュ映画祭2016出品。
 ベオグラード・アイリッシュ映画祭2016出品。
 モスクワ・アイリッシュ映画祭2016出品。
 シドニー・アイリッシュ映画祭2016出品。
 オタワ・アイリッシュ映画祭2016出品。
 ニュー・ポート・ビーチ映画祭2016出品。
 ゴールウェイ映画祭2016出品。
 パームスプリングス国際短編映画祭2016出品。
 エンカウンター短編&アニメーション映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 Aesthetica短編映画祭2016出品。
 リーズ国際映画祭2016出品。
 コーク映画祭2016出品。
 BAFTA英国アカデミー賞2017 英国短編映画賞ノミネート。
 ロンドン短編映画祭2017出品。


 ◆ヴィラ・ド・コンデ(ポルトガル)代表
 ・“The Disinherited(Los Desheredados)”(西/18min) 監督:Laura Ferrés [ドキュメンタリー]
 物語:家業の危機に直面している監督の父親の肖像。監督の父親(53)は、バス会社を営んでいる。資金難から、彼は、彼のバスを破壊するクライアントたちを、バチェラーパーティーに乗せていく。しかし、彼はまだ自分の威厳を捨て去る用意ができていなかった。
 これまでもたびたび自分の家族を題材にしてきた監督が、今回は、父と祖母のキャラクターを創作し、フィクションとドキュメンタリーの境界を曖昧にした。
 カンヌ国際映画祭2017 国際批評家週間短編コンペティション部門出品。Leica Cine Discovery Prize for short film受賞。
 TiSFF - THESS国際短編映画祭(ギリシャ)2017出品。
 ニューヨーク映画祭2017出品。


 ◆バリャドリッド(西)代表
 ・“Fight on A Swedish Beach!!”(スウェーデン/15min) 監督:Simon Vahlne [フィクション]
 物語:真夏のスウェーデン西部のビーチ。様々な人々が、親交し、夏を楽しむためにやってきている。子ども連れの家族、水彩画家、中年の上流階級のグループ、思春期の中学生の集団。ティーンエイジャーが、大声で「ジークハイル」と挨拶をやり出し、誰かの奥さんを尻軽女(whore)呼ばわりしたところから、騒ぎが始まる。
 監督が6歳か7歳の頃、両親に連れられて行ったスウェーデン西部のビーチの体験に基づいていて、その時は、「ジークハイル」とやり出したティーンエイジャーたちに、60代のグループが抗議に行ったという。
 もめごとのシーンは、俳優たちによって、携帯電話を使って撮影された。
 カンヌ国際映画祭2016 短編コンペティション部門出品。
 グアナフアト国際映画祭2016出品。
 サンパウロ国際短編映画祭2016出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2016出品。
 ウプサラ国際短編映画祭2016出品。
 リューベック・ノルディック・フィルム・デイズ2016出品。
 Festival de Cinéma Européen des Arcs 2016出品。
 ヴィリニュス国際短編映画祭2017出品。
 GoShort国際短編映画祭2017出品。
 アスペン短編映画祭2017出品。
 釜山国際短編映画祭2017出品。
 ノルウェー短編映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。


 ◆クレルモン・フェラン(仏)代表
 ・“Wannabe”(オーストリア・独/29min) 監督:Jannis Lenz [フィクション]
 物語:ココは、17歳で、有名になりたいと思っていた。たとえそんな才能はないように見えたとしても、何としても認められたかった。負け犬にはなりたくなかった。オーディションやミュージック・ビデオの撮影、YouTubeの撮影のために、学校は欠席した。しかし、全然成果はなく、限界に押しやられた。「ココ・チャンネル」を通して、彼女は、インターネットで知名度を広げようとする。自分が望むような、成功して、愛すべき、自信に満ちたキャラクターを作り上げるのだ。
 ココ自体は架空の人物だが、ココのYouTubeやfacebookと併せて、クロスメディア・プロジェクトとして創作されている。
 マックス・オフュルス賞映画祭2017出品。
 クレルモン・フェラン国際短編映画祭2017出品。
 Diagonale オーストリア映画祭2017出品。
 サラエボ映画祭2017 学生コンペティション部門出品。


 ◆ゲント(ベルギー)代表
 ・『タイムコード』“Timecode”(西/15min) 監督:Juanjo Giménez [フィクション]
 物語:ルナは、地下駐車場の警備員をして働いている。出勤すると、警備員のユニフォームに着替えて、夜間シフトのディエゴと交替する。ある出来事があって、夜間に何があったか、確認する必要に迫られたルナは、記録されたビデオテープをチェックする。すると、彼女は、誰もいない駐車場で、ディエゴが奇妙なダンスをしているのを目にする。ルナは、同僚に自分のダンス・スキルを見せつけてやろうと考え、ビデオに残して、それをディエゴに気づかせるようにする。こうして、言葉を交わすことなく、2人のやりとりが始まる。
 カンヌ国際映画祭2016 短編コンペティション部門出品。短編パルムドール受賞。
 ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016出品。
 タンジール地中海短編映画祭2016 グランプリ受賞。
 BFIロンドン映画祭2016 Thrill部門出品。
 モンペリエ地中海映画祭2016 観客賞受賞。
 アルカラ・デ・エナーレス短編映画祭2016出品。最優秀短編賞受賞。
 ガウディー賞2017 最優秀短編映画賞受賞。
 ゴヤ賞2017 最優秀短編映画賞受賞。
 米国アカデミー賞2017 短編映画賞ノミネート。


 ◆ロッテルダム(オランダ)代表
 ・“Information Skies”(オランダ・韓/24min) 監督:Metahaven [実験フィクション]
 物語:遠くない未来。森の中のどこか。若いカップルが、自分たちは、戦士やドラゴンのような大きな危険な人生を生きていると空想する。彼らは、自分たちの感覚を論理的にとらえようとして、VRヘッドセットをはずす。
 異世界のサウンドスケープ。ライヴ・アクションとアニメーションにようなアニメとデジタル・アブストラクションという3つのジャンルを結合した作品。
 ロッテルダム国際映画祭2017 短編コンペティション部門出品。


 ◆ロカルノ(スイス)代表
 ・“Young Men At Their Window(Jeunes Hommes À La Fenêtre)”(仏/18min) 監督:Loukianos Moshonas [フィクション]
 物語:2人のグラフィック・デザイナーが、間違って、事務所のスキャナーで作業を始めてしまう。彼らは、架空の世界に入り込み、次第に互いに心を開いていく。そして奇妙なイメージを解放し、あげくに自分たち自身をも解放する。


 ◆ベネチア(伊)代表
 ・“You Will Be Fine(Gros Chagrin)”(仏/15min) 監督:Céline Devaux [アニメーション/フィクション]
 物語:Jeanは、自分の誕生日を祝う。酒を飲み、ひどいことになった週末のことを思い出す。なにしろ、Mathildeと別れることになってしまったのだから。
 『サンデー・ランチ』(2016)が高く評価されたCéline Devauxの最新作。
 ベネチア国際映画祭2017 Orizzonti部門出品。最優秀短編映画賞受賞。


 ◆ベルリン(独)代表
 ・“The Artificial Humors(Os Humores Artificiais)”(ポルトガル/30min) 監督:Gabriel Abrantes [フィクション]
 物語:アマゾン川流域のYawalapiti族の中で、Claude Laroqueと地元の娘Joが、ロボットに感情を教える研究をしている。彼らは、ロボットCoughmannに、人間の様々な感情の状態を区別する方法を教える。Coughmannの知性は進歩するが、ある時点で理解できなくなる。少なくとも扮装は理解できないらしかった。Coughmannは、人間性の基本をつかもうとして、相互に理解を深める。その結果、Coughmannは、Joに恋してしまう。彼らの愛の力は、再起動をも乗り越えてしまう。
 サンパウロ・ビエンナーレ2016出品。
 ブカレスト国際実験映画祭2017出品。
 gnration: Cinema no Pátio - Novo Cinema Português 2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 短編コンペティション部門出品。


 ◆クラクフ(ポーランド)代表
 ・“En La Boca”(スイス・アルゼンチン/26min) 監督:Matteo Gariglio [ドキュメンタリー]
 モリーナ一家は、ブエノスアイレスの有名なサッカー・スタジアム、ボカ・ジュニアーズの近くで貧しい生活を送っている。家族は、サッカーの試合のまがいもののチケットを売って生活しているが、そのためにしばしば警察ともめごとを起こしている。モリーナは、そんな家族のやり取りを心配な思いで見つめ、家族が普通の生活を送れるようにと努力している。しかし、悲劇は避けられない……。
 ヴィンタートゥール国際短編映画祭2016出品。
 クラクフ映画祭2017 インターナショナル短編コンペティション部門出品。Golden Dragon/最優秀作品賞受賞。


 ◆サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)代表
 ・“Copa-Loca”(ギリシャ/14min) 監督:Christos Massalas [フィクション]
 物語:Copa-Locaは、ギリシャのうち棄てられたサマー・ビーチ。Paulinaは、Copa-Locaの中心にいる少女で、誰もが彼女の面倒を見、彼女もみんなの面倒を見る。あらゆる方法で。
 カンヌ国際映画祭2017 監督週間出品。
 ヴィラ・ド・コンデ国際短編映画祭2017出品。
 グアダラハラ国際映画祭2017出品。
 サラエボ映画祭2017 短編コンペティション部門出品。審査員スペシャル・メンション受賞。
 Concorto映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。ユース審査員賞受賞。


 ◆ドラマ(ギリシャ代表)
 ・“The Circle(Hevêrk)”(トルコ/14min) 監督:Rûken Tekeş [フィクション]
 物語:メソポタミアには、様々な人種、宗教、言語の子どもたちがいる。7歳のZelalは、人種としてはクルド人で、宗教はEzidiである。彼女は、9歳のクラスメートの少年Zeki とBekirと一緒に学校に通う。学校では、公式に唯一トルコに基づいた教育がされている。先生がある話を始めた時、Zelalと彼女が密かに尊敬していたZekiの人生が永遠に変わる。
 1968年の革命運動にも参加した監督の実父が7歳の時に経験した実話に基づく。
 キャストとして39人のクルド人の子どもを起用。8人のスタッフのうち、女性が5人を占めている。
 カンヌ国際映画祭2016 観客賞受賞。
 モントリオール世界映画祭2016 フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門出品。
 オルデンブルク映画祭2016 出品。最優秀短編映画&ドイツ・インディペンデント賞受賞。
 タンジール地中海短編映画祭2016出品。
 シカゴ国際児童映画祭2016出品。エマージング監督賞受賞。
 コペンハーゲン・クルディッシュ映画祭2017出品。
 クレルモン・フェラン国際短編映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 IFイスタンブールインディペンデント映画祭2017出品。観客賞受賞。
 シネクエスト・フィルム&VRフェスティバル2017 インターナショナル短編コンペティション部門出品
 レーゲンスブルク短編映画ウィーク2017出品。
 Circolo del Cinema "Sogni - Antonio Ricci 2017 インターナショナル短編コンペティション部門出品。
 カサブランカ国際児童映画祭2017 インターナショナル短編コンペティション部門出品。
 トレント国際映画祭TFFKids2017出品。
 マルモ女性映画祭2017出品。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2017 インターナショナル短編コンペティション部門出品。オナラブル・メンション受賞。
 IFSAK短編映画祭2017 ナショナル短編コンペティション部門出品。
 Flying Broom国際映画祭2017出品。
 ドキュフェスト国際ドキュメンタリー映画祭2017 インターナショナル短編コンペティション部門出品。


 ◆ウプサラ(スウェーデン)代表
 ・『Love』“Love”(ハンガリー・仏/16min) 監督:レーカ・ブチ(Réka Bucsi) [アニメーション]
 物語:「どこか遠くの太陽系を舞台に、三章構成で愛情について描く短編映画。抽象的で俳句のような状況が、重力や光の変化によってもたらされるとある惑星の環境を明らかにしていく。この脈動する惑星は、様々なやり方で、その居住者たちを互いにひとりぼっちにしていく。」
 『シンフォニーNo.42』(2014)が広島国際アニメーションフェスティバル2014でヒロシマ賞を受賞するなど、多くの映画祭で高い評価を受けたレーカ・ブチの最新作。
 ベルリン国際映画祭2016 短編コンペティション部門出品。
 SXSW映画祭2016出品。
 アン アーバー映画祭2016出品。
 香港国際映画祭2016出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2016出品。
 Friss Húsブダペスト国際短編映画祭2016出品。最優秀ハンガリー・アニメーション賞受賞。
 GoShort国際短編映画祭(オランダ)2016出品。
 Animfestアテネ2016出品。
 タイタニック国際映画祭(ハンガリー)2016出品。
 アテネ国際映画+ビデオ・フェスティバル2016出品。
 ドレスデン国際短編映画祭2016出品。
 ナッシュヴィル映画祭2016出品。
 インディーリスボア/リスボン国際インディペンデント映画祭2016出品。
 キエフ国際短編映画祭2016出品。
 クラクフ映画祭2016 インターナショナル短編コンペティション アニメーション部門出品。
 ロサンゼルス映画祭2016出品。
 トラヴァース・シティー映画祭2016出品。
 Anibar国際映画祭(コソボ)2016出品。
 シルエット映画祭(仏)2016出品。
 ミラノ映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2016出品。
 エンカウンター短編&アニメーション映画祭2016出品。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2016 ワールド・パノラマ部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2016出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2016出品。
 BFIロンドン映画祭2016 短編映画賞プログラム出品。
 ハイファ国際映画祭2016出品。
 フィラデルフィア映画祭2016出品。
 バリャドリッド国際映画祭2016出品。
 ウプサラ国際短編映画祭2016出品。
 新千歳空港国際アニメーション映画祭2016出品。
 リュブリャナ国際映画祭2016出品。
 AFIフェスト2016出品。
 サンダンス映画祭2017出品。
 クレルモン・フェラン国際短編映画祭2017出品。
 サラソータ映画祭2017 短編アニメーション・コンペティション部門出品。
 リバーラン国際映画祭2017出品。最優秀短編アニメーション賞受賞。
 セザール賞2018 短編アニメーション賞オフィシャル・セレクション。


 ◆タンペレ(フィンランド)代表
 ・“Written/Unwritten(Scris/Nescris)”(ルーマニア/20min) 監督:Adrian Silisteanu [フィクション]
 物語:産婦人科の廊下で、ジプシーの夫婦が、娘が生まれるのを待っている。Pardicaは、うれしそうには見えない。というのも彼はこの出産を望んでいないからだ。しかもまた女の子だなんて。彼は、一方的に妻が悪いと考えている。しかし、状況的に、どんどん緊張が高まってくる。
 モンペリエ地中海映画祭2016 短編コンペティション部門出品。グランプリ、ヤング観客賞 スペシャル・メンション、Canal+ Award受賞。
 トリエステ映画祭2017出品。最優秀短編賞受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2017 Voices部門出品。
 タンペレ映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 ブリュッセル短編映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 インディーリスボア/リスボン国際インディペンデント映画祭2017出品。短編部門観客賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017ルーマニア・デイズ部門出品。最優秀短編賞受賞。
 パームスプリングス国際短編映画祭2017出品。
 グアナフアト国際映画祭(メキシコ)2017 出品。SIGNIS賞受賞。
 モトヴン映画祭2017出品。最優秀短編賞受賞。
 Anonimul国際インディペンデント映画祭2017出品。最優秀ルーマニア短編賞受賞。
 オーデンセ国際映画祭(デンマーク)2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 ドホーク国際映画祭(クルディスタン)2017 ワールド短編コンペティション部門出品。ゴールデン・リーフ賞/ワールド短編映画賞受賞。
 エンカウンター短編&アニメーション映画祭2017出品。


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 近年の短編映画賞の受賞作は、以下の通り。

 2016年:ブリストル(英)代表 “9 Days – From My Window in Aleppo”(オランダ/12分) 監督:Issa Touma、Thomas Vroege、Floor van der Meulen [ドキュメンタリー]
 2015年:ドラマ(ギリシャ)代表 “Picnic(Piknik)”(クロアチア/13分) 監督:Jure Pavlović [フィクション]
 2014年:ブリストル(英)代表 『鶏』“The Chicken”(『チキン』)(2014/独・クロアチア/15分) 監督:Una Gunjak [フィクション]
 2013年:バリャドリッド(西)代表 『死の影』“Dood Van Een Schaduw (Death of a Shadow)”(ベルギー・仏/20分) 監督:Tom Van Avermaet [フィクション]
 2012年:バリャドリッド(西)代表 『スーパーマン、スパイダーマン、バットマン』“Superman, Spiderman Sau Batman (Superman, Spiderman Or Batman)”(ルーマニア/2011) 監督:Tudor Giurgiu [フィクション]

 過去5回で、ブリストル代表とバリャドリッド代表がそれぞれ2回ずつ選ばれ、クロアチア制作作品が2回、バルカン諸国が3回選ばれていることがわかります。

 言語による偏りもほとんどなく、最多受賞作品が選ばれやすいということもなく、これといって受賞の傾向性が見出しにくい部門になっています。

 少なくとも、実験性の強い作品、ノン・ナラティヴな作品、アニメーションは選ばれにくく、可能性としてはドキュメンタリーも選ばれにくいようです。(シノプシスを読んでもどんな作品なのかさっぱりわからないような作品はまず選ばれることはありません。)

 今年は、アニメーションが3本、ドキュメンタリーが2本、実験映画が1本あります。

 受賞歴で言えば、最も多いのが“Written/Unwritten(Scris/Nescris)”(ルーマニア/20min)、その次が『タイムコード』“Timecode”(西/15min)ということになります。
 これだけ受賞してるんだから“Written/Unwritten(Scris/Nescris)”が最有力ということになりそうですが、個人的には“The Circle(Hevêrk)”(トルコ/14min)や“The Disinherited(Los Desheredados)”(西/18min)も気になります。

 (この部門とは関係のない)全ノミネーションは、11月4日にセビリヤ・ヨーロッパ映画祭で発表され、12月9日にベルリンで行なわれる授賞式ですべての受賞結果が発表されることになっています。

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 *当ブログ記事

 ・ヨーロッパ映画賞2016 短編映画賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_37.html
 ・ヨーロッパ映画賞2015 短編映画賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_25.html
 ・ヨーロッパ映画賞2014 短編映画賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_9.html
 ・ヨーロッパ映画賞2013 短編映画賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_40.html
 ・ヨーロッパ映画賞2012 短編映画賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_7.html

 ・ヨーロッパ映画賞2017 ピープルズ・チョイス賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_1.html

 ・ヨーロッパ映画賞2017 オフィシャル・セレクション 51作品 その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_28.html

 ・ヨーロッパ映画賞2017 オフィシャル・セレクション 51作品 その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_29.html

 ・ヨーロッパ映画賞2017 オフィシャル・セレクション 51作品 その3:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_30.html

 ・ヨーロッパ映画賞2017 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_21.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月〜2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

 追記:
 ・ヨーロッパ映画賞2017 全ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_7.html

 ・ヨーロッパ映画賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_25.html

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