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zoom RSS 米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 各国代表リスト その5

<<   作成日時 : 2017/09/21 17:29   >>

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 第90回米国アカデミー賞 外国語映画賞の各国代表作品のリスト その5です。

 ここでは、ボスニア・ヘルツェゴビナからロシアまでを記しています。

 ・第90回米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 各国代表リスト その1(アイスランドからオーストラリア):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_7.html

 ・第90回米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 各国代表リスト その2(オーストリアからシンガポール):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_7.html

 ・第90回米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 各国代表リスト その3(スイスからニュージーランド):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_24.html

 ・第90回米国アカデミー賞2018 外国語映画賞 各国代表リスト その4(ネパールからポーランド):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_33.html

 今年は、92カ国です。

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 ◆ボスニア・ヘルツェゴビナ:“Men Don’t Cry(Muškarci ne plaču)”(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 監督:Alen Drljević
 物語:1990年代の旧ユーゴスラヴィアでは、武力的衝突によって、国土を破壊しただけでなく、互いの交戦国の人々の記憶にも最悪の傷を残している。荒れ果てた過去に対する解釈は、まさに関わった国の数だけ存在する。そんな戦争に従事した多様な元軍人たちが、戦後約20年を経て、辺鄙な山のホテルに数日間のセラピーのために集まる。彼らに絶対的な調和を求めることは難しく、それどころか考えもなく言葉を発したり、明らかに汚い態度を取ったりして、一触即発の危険な状態になる。彼らは、元軍人であり、男らしさを原則とし、偏見を持ち、自分たちが仕掛けたにせよ、相手が仕掛けたにせよ、起こったことの無残さを認めようとはしなかった。
 Alen Drljević監督の初長編フィクション作品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション コンペティション部門出品。審査員特別賞、Europa Cinemas Label award受賞。
 モンテネグロ映画祭2017出品。
 サラエボ映画祭2017 ヤング観客賞受賞。
 Alen Drljevićは、米国アカデミー賞外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表初選出。
 ボスニア・ヘルツェゴビナからは、15年連続17回目の出品。


 ◆ボリビア:“Dark Skull(Viejo calavera)”(ボリビア・カタール) 監督:Kiro Russo
 物語:父が死んだが、Elderは、まるで気にかけていないように見える。カラオケで騒ぎ、ストリートでトラブルを起こした。ところが、Elderは、ボリビアのワヌニ近郊に住む祖父Franciscoと暮らさなければならなくなる。ワヌニにはスズ鉱山があり、Franciscoは、Elderに鉱山の仕事を与えるが、Elderはまもなく父の死にまつわる祖父の暗い秘密を知る。
 初監督長編。
 ロカルノ国際映画祭2016 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 ホライズンズ・ラティーノ部門出品。Spanish Cooperation Award スペシャル・メンション受賞。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2016出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016出品。国際批評家連盟賞 最優秀ラテンアメリカ映画賞受賞。
 ストックホルム国際映画祭2016出品。
 シンガポール国際映画祭2016出品。
 パームスプリングス国際映画祭2017出品。
 カルタヘナ国際映画祭2017出品。最優秀作品賞受賞。
 リバーラン国際映画祭2017出品。撮影賞受賞。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017 インターナショナル・オフィシャル・コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。
 全州国際映画祭2017出品。
 インディーリスボア/リスボン国際インディペンデント映画祭2017 インターナショナル・コンペティション 長編部門出品。グランプリ(リスボン市賞)受賞。
 ボリビアからは、2年連続9回目の出品。


 ◆ポルトガル:“São Jorge(Saint George)”(ポルトガル・仏) 監督:マルコ・マルティンズ(Marco Martins)
 物語:経済危機、および、トロイカ合意に基づく財政再建化の渦中にあるポルトガル。ボクサーのJorgeは、職がなく、借金の取り立ての仕事を請け負う。
 『TRACES OF A DIARY – 日記をたどる』のマルコ・マルティンズ監督最新作。
 東京在住のポルトガル人小説家Ricardo Adolfoが脚本を手がけ、数人のプロの俳優と演技経験のないキャストを起用し、フィクションとドキュメンタリーをブレンドした手法でストーリーを物語る。
 ベネチア国際映画祭2016 Orizzonti部門出品。男優賞(Nuno Lopes)受賞。
 シカゴ国際映画祭2016出品。
 ドバイ国際映画祭2016出品。
 マカオ国際映画祭2016 出品。監督賞、男優賞(Nuno Lopes)受賞。
 欧州連合映画祭(香港)2017出品。
 Villeurbanne Festival Reflets du cinéma ibérique et latino-américain 2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 マルコ・マルティンズは、2006年に“Alice”で選出されて以来11年ぶり2回目の米国アカデミー賞外国語映画賞ポルトガル代表選出。
 ポルトガルからは、21年連続34回目出品。


 ◆香港:『一念無明』“Mad World (一念無明/Yat Nim Mou Ming)”(香港) 監督:ウォン・ジョン(Wong Chun/黄進)
 出演:エリック・ツァン、ショーン・ユー
 物語:タンは、かつては成功したファイナンシャル・アナリストだった。躁鬱病を患い、数年の間、精神病院に入っていたが、退院させられてしまう。躁鬱病が治ったわけではない。かといって、神経衰弱で仕事を失った彼をまた使おうという者もいない。彼は、トラック運転手をしている父親の小さなアパートに向かう。父親は、よく香港から本土へと仕事ででかけていて、家にいることは少ない。タンは、やかましく、心が狭い隣人たちのされるがままになり、さらに過去の亡霊に悩まされるようになる。2人は、この閉所恐怖症的な空間の中で、目に見えない存在によって、窒息させられそうになる。
 エリック・ツァンの息子ウォン・ジョンの初監督長編。
 トロント国際映画祭2016 DISCOVERY部門出品。
 香港アジア映画祭2016出品。
 台湾・金馬奨2016 助演女優賞(エレイン・ジン)、新人監督賞受賞。助演男優賞(エリック・ツァン)ノミネート。
 パームスプリングス国際映画祭2017出品。
 香港電影評論学会大奨2017 監督賞、脚本賞受賞。
 大阪アジアン映画祭2017出品。グランプリ受賞。
 香港映画監督組合賞2017 新人監督賞受賞。
 アジア映画賞2017 助演女優賞(エレイン・ジン)ノミネート。
 香港電影金像奨2017 助演男優賞(エリック・ツァン)、助演女優賞(エリン・ジン)、新人監督賞受賞。主演男優賞(ショーン・ユー)、助演女優賞(チャーメイン・フォー)、脚本賞、オリジナル作曲賞ノミネート。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。
 香港国際映画祭2017 観客賞受賞。
 ウーディネ・ファーイースト映画祭2017出品。
 シンガポール中国映画祭2017出品。


 ◆ホンジュラス:“Morazán”(ホンジュラス) 監督:Hispano Durón
 物語:スペインの植民地だった中央アメリカの、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカは、独立に当たって、アメリカ合衆国をモデルにして、1823年に中央アメリカ諸国連合を建国し、1824年に中央アメリカ連邦共和国と改称した(のちにロスアルトスが加わった)。ところが、連邦共和国の維持を掲げる自由主義派と、グアテマラの保守派で対立が起こる。その時、自由主義派の代表として、1830年から34年、1935年から39年まで中央アメリカ諸国連合の大統領を務めたのが、ホンジュラス出身のフランシスコ・モラサン(1792-1842)である。しかし、内戦によって、連邦は崩壊する。モラサンはペルーに亡命して、連邦の再興を目指したが、1842年に暗殺されてしまう。
 監督第2作。
 ホンジュラスからは、初出品。


 ◆南アフリカ共和国:“The Wound(Inxeba)”(南ア・独・オランダ・仏) 監督:John Trengove
 出演:Nakhane Touré、Bongile Mantsai、Niza Jay Ncoyini
 物語:南アフリカ、イースタンケープ山中の小さなXhosa コミュニティー。ここでは、年に一度、少年たちが大人になるための儀式が行なわれる。割礼の後、少年たちは先輩たちにアメとムチを交互に使われながら、癒しと苦行の2週間を過ごす。Xolaniは、日雇いの工場労働者で、かつてこの儀式に指導される側で参加し、今では、指導する側として参加するために、毎年、この時期に山中に戻って来る。今回、Xolaniが相手をすることになったのは、Kwandaという名の少年で、いわゆるヨハネスブルク・キッドと呼ばれる、金持ちの子どもで、傲慢で冷淡であり、他の村人からは甘やかされて育ったと考えられている。こうした家父長制的男尊的環境の中で、温和で内向的なXolaniは異質で、彼は、同性への関心を頑なに隠していた。
 John Trengoveは、10年にわたってTV作品を手がけてきて、これが初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2016 Final Cut Awards受賞。
 サンダンス映画祭2017出品。
 ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門オープニング作品。
 Lyon Écrans Mixtes フェスティバル2017出品。
 ニュー・ディレクターズ/ニュー・フィルムズ2017出品。
 サラソータ映画祭2017 ベスト・イン・ワールド・シネマ部門出品。ファイナリスト。
 MOOOV映画祭2017出品。
 Netia Off Camera 国際インディペンデント映画祭2017出品。
 テルアビブLGBT映画祭2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 プロヴィンスタウン映画祭2017出品。
 トリノ・ゲイ&レズビアン映画祭2017出品。作品賞受賞。
 フレームライン映画祭/サンフランシスコ国際LGBTQ映画祭2017出品。第1回作品賞受賞。
 Cinema Jove - バレンシア国際映画祭2017出品。作品賞、男優賞スペシャル・メンション(Nakhane Touré)受賞。
 台北電影節2017 インターナショナル・ニュー・タレント・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 Outfest ロサンゼルス2017出品。インターナショナル・ナラティヴ作品賞受賞。
 ダーバン国際映画祭2017出品。最優秀南アフリカ監督賞、男優賞(Nakhane Touré)受賞。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 ワールド・シネマ・アムステルダム2017出品。作品賞受賞。
 ダーバン・レズビアン&ゲイ映画祭2017出品。
 Silwerskerm Filmfees 2017出品。
 香港国際レズビアン&ゲイ映画祭2017出品。
 オランダ映画祭2017出品。
 CPH:PIX 2017出品。
 BFIロンドン映画祭2017 第1回作品コンペティション部門出品。
 南アフリカからは、10年連続14回目の出品。


 ◆メキシコ:“Tempestad”(メキシコ) 監督:Tatiana Huezo
 カルテルが支配するメキシコの町。民営刑務所には罪なき人々が投獄され、当局は見て見ぬふりをする。2人の女性の物語が並行して描かれる。ミリアムは、目撃者の1人だが、誤って刑務所に入れられ、刑務所から家へと帰る2000キロの旅の途上で、人生を立て直そうとする。アデラは、何年か前に娘を誘拐され、そのトラウマに苦しんでいる。システマティックに不正が行なわれ、恐怖という武器を突きつけられて、社会は麻痺している。
 ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。カリガリ賞スペシャル・メンション受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 ベルリン-ブカレスト・エクスプレス部門出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 審査員大賞部門出品。ティム・ヘザリントン賞受賞。
 Biografilmフェスティバル2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 メキシコ女性映画監督特集出品。
 サラエボ映画祭2016出品。
 チューリヒ映画祭2016出品。
 Premios Fénix (Fenix Film Awards) 2016 ドキュメンタリー賞、ドキュメンタリー部門撮影賞、音楽賞ノミネート。
 釜山国際映画祭2016 ドキュメンタリー・ショーケース部門出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016出品。
 ハイファ国際映画祭2016出品。
 Camerimage 2016 長編ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。金の蛙賞受賞。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 ソフィア国際映画祭2017 インターナショナル・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 クリーヴランド国際映画祭2017出品。
 アリエル賞2017 監督賞、撮影賞、録音賞、ドキュメンタリー賞受賞。作品賞、脚本賞、編集賞、音楽賞受賞。
 Tatiana Huezoは、米国アカデミー賞外国語映画賞メキシコ代表初選出。


 ◆モザンビーク:“The Train of Salt and Sugar(Comboio de Sal e Açucar)”(モザンビーク・ポルトガル・仏・南ア・ブラジル) 監督:Licínio Azevedo
 物語:1989年。モザンビークは内戦で引き裂かれていた。ナンプラとマラウィを結ぶ列車は、命がけで、塩を砂糖と交換しようとする人々の唯一の希望だった。列車は、破壊工作が行なわれた地を越えてゆっくりと進むが、旅には、障害と暴力がつきまとう。旅慣れたMariamuは、友人のRosaと一緒だ。Rosaは看護婦で、新しい病院に向かうところだが、戦争の現実と向き合うのはこれが初めてだ。Taiar中尉は、唯一軍隊生活の現実を知っている。Salomãoには、誰も旅仲間がいない。列車は、次の駅へと向かう中、銃弾と笑いが飛び交い、愛と戦争の物語が展開する。
 ロカルノ国際映画祭2014 Open Doors Grant、Prix CNC受賞。
 ロカルノ国際映画祭2016 ピアッツァ・グランデ部門出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016出品。
 アミアン国際映画祭2016出品。
 カイロ国際映画祭2016 出品。監督賞(Silver Pyramid)受賞。
 Villeurbanne Festival Reflets du cinéma ibérique et latino-américain 2017出品。
 グアダラハラ国際映画祭2017 イベロアメリカ長編フィクション・コンペティション部門出品。
 Licínio Azevedoは、モザンビークを拠点に活動し、多くのドキュメンタリーを手がけるブラジル人監督。
 モザンビークは、米国アカデミー賞外国語映画賞に初出品。


 ◆モロッコ:“Razzia”(仏・モロッコ・ベルギー) 監督:Nabil Ayouch
 物語:5つの物語が語られる。いくつかは1980年代初頭が舞台で、残りは現在のカサブランカを舞台にしている。それらすべてが、1982年にアトラスのバルベ村の小さな学校で教えている教師とリンクしている。みんな自由を求め、自分の考えや問題だと思っていることを人々に話す権利を求めている。中でも特に女性たちが。
 “Les chevaux de Dieu”(2012)と“Much Loved”(2015)でリュミエール賞フランス語外国映画賞を2度受賞しているNabil Ayouchの最新作。“Les chevaux de Dieu”はカンヌ国際映画祭2012ある視点部門、“Much Loved”はカンヌ国際映画祭2015 監督週間で上映されている。
 トロント国際映画祭2017 PLATFORM部門出品。
 BFIロンドン映画祭2017 Debate部門出品。
 Nabil Ayouchは、1998年(“Mektoub”)、2000年(“Ali Zaoua: Prince of the Streets”)、2013年(“Les chevaux de Dieu(Horses of God)”)と選出されていて、今回4年ぶり4回目の米国アカデミー賞外国語映画賞モロッコ代表選出(モロッコ最多記録更新)。
 モロッコからは、7年連続13回目の出品。


 ◆モンゴル:“The Children of Genghis”(モンゴル) 監督:Zolbayar Dorj
 物語:モンゴルでは、祭礼の期間に、モンゴル相撲と乗馬のレースと弓をする伝統がある。本作は乗馬のレースの物語。Boldは、村イチの馬の調教師で、人々を集めて、調教の話をする。馬の話、技術の話、村では自分よりうまい者はいないという自慢話。最も賞を獲得している茶色の馬がいるが、今は騎手を見つけられていない。それを聞いた村人たちは、Dambiiの長男Dorjを推薦する。Dambiiには、12歳のDorjと8歳のByambaaと4歳のNanzaaという3人の息子がいたが、いずれも乗馬の才覚を持っていた。Boldは、Dorjを選ぶ。ところが、自分が選ばれなかったことに腹を立てた次男のByambaaは、密かに自分の馬の特訓を始める……。
 監督第2作。
 ジッフォーニ国際映画祭2017出品。
 ウランバートル国際映画祭2017出品。
 Zolbayar Dorjは、米国アカデミー賞外国語映画賞モンゴル代表初選出。
 モンゴルからは、8年ぶり4回目の出品。


 ◆ラオス:“Dearest Sister(Nong Hak)”(ラオス・仏・エストニア) 監督:マッティ・ドゥ(Mattie Do)
 物語:Nokは、失明したいとこAnaの手助けをするために、自分の村からラオスの首都ビエンチャンへ向かう。Anaの夫Jakobは、エストニア人のリッチなビジネスマンだが、どうやらビジネスをめぐる状況は芳しくないらしい。失明したAnaは、視力の代わりに、死者の霊と交信する能力を得ていた。その結果、Anaの許には多くの霊がやってくるようになる。霊たちのもたらす情報によって、ナンバーくじの結果を知ったNokはそれにより報酬を手に入れる。ところが、そんな日々は長くは続かない。Nokは、個人的な富を選ぶか、Anaを助けるか、という究極の選択を迫られる。
 マッティ・ドゥは、長編作品を手がけたラオス初の女性監督で、これが第2長編。
 ファンタスティック・フェスト2016出品。
 BFIロンドン映画祭2016 Dare部門出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2016 フォーカス・アジア部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 セルロイド・スクリーム映画祭(英)2016出品。
 シンガポール国際映画祭2016出品。
 ハワイ国際映画祭2016出品。
 アベリストウィス・ホラー映画祭(ウェールズ)2016出品。
 フリブール国際映画祭2017出品。
 ウーディネ・ファーイースト映画祭2017出品。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2017出品。
 ラオスからは、米国アカデミー賞外国語映画賞初出品。


 ◆ラトヴィア:“Chronicles of Melanie”(ラトヴィア・チェコ・フィンランド) 監督:Viestur Kairish
 物語:1941年6月14日早朝、スターリンの命令により、ラトヴィアとエストニアとリトアニアで40000人以上の人々が逮捕され、家畜輸送車に押し込められて、シベリアへと送られた。彼らの中に、ジャーナリストのメラニーと8歳の息子のAndrejsがいた。2人は、夫や父親のAleksandrsらから強制的に切り離された。女たちは、夫の運命を知らされないまま、粗悪なバラックに入れられ、奴隷のように働かされた。メラニーは、息子や夫のために生き続け、何百通ものラブレターを書いた。夫の住所は知らなかったので、それらの手紙が投函されることはなかったが。飢えやきつい労働や病気に直面しつつ、彼女は高潔さを保った。16年後、彼女は、解放され、リガに戻った。そして、夫が、1942年に強制収容所で死んでいたことを知った。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2016出品。撮影賞受賞。
 コソボ・プリシュティナ映画祭2017 審査員特別賞 ヨーロッパ映画部受賞。
 Viestur Kairishは、米国アカデミー賞外国語映画賞ラトヴィア代表初選出。
 ラトヴィアからは、6年連続9回目の出品。


 ◆リトアニア:“Frost”(リトアニア・仏・ウクライナ・ポーランド) 監督:シャルナス・バルタス
 出演:ヴァネッサ・パラディ、ヴェロニカ・ロサティ(Weronika Rosati)、アンジェイ・ヒラ(Andrzej Chyra)、Boris Abramov、Mantas Janciauskas、Lyja Maknaviciute
 物語:若いリトアニア人ローカスは、戦争を理解したいと考えたが、そうすることが人々のことを理解することになると思ったからだった。リトアニアからウクライナへの人道的支援の輸送過程で、彼は、男女のレポーターと知り合い、同行することにした。3人は、精神的な限界を乗り越えることを強いられ、強い絆で結ばれた。それこそが、戦争騒ぎのど真ん中で、ただ1つ確かなものだった。彼らは、何事にも同意しないが、唯一の例外が自分の意思で行きたいところに行くということだった。
 『ポーラX』の出演者として知られ、『フュー・オブ・アス』(1996)、『自由』(2000)などの監督を手がけるリトアニアのシャルナス・バルタス監督最新作。
 カンヌ国際映画祭2017 監督週間出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017 Supernova部門出品。
 オデッサ国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。
 ロカルノ国際映画祭2017ライモンド・レッツォニコ賞/最優秀インディペンデント・プロデューサー賞:ミヒェル・メルクト関連上映。
 ヨーロッパ映画賞2017 オフィシャル・セレクション。
 シャルナス・バルタスは、米国アカデミー賞外国語映画賞リトアニア代表初選出。
 リトアニアからは、7年連続10回目の出品。


 ◆ルーマニア:『フィクサー』“The Fixer(Fixeur)”(ルーマニア・仏) 監督:アドリアン・シタル(Adrian Sitaru)
 物語:実話に基づく物語。若い売春婦がフランスからトランシルヴァニアに強制送還されるという事件があって、トップ・リポーター率いるTVクルーがこれを取材する。若いジャーナリストのRaduは、これが自分の名前を上げる絶好のチャンスだと考え、クルーに同行して、あらゆる障害を乗り越え、いい記事を書こうと意気込む。ところが、この事件は、予想以上にトリッキーなところがあり、ゴールに近づけば近づくほど、モラルの限界に近づいていく。
 トロント国際映画祭2016 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016出品。
 東京国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2016出品。
 トリノ映画祭2016出品。
 レザルク・ヨーロッパ映画祭2016出品。男優賞受賞(トゥドル・アロン・イストドル)。
 サンタバーバラ国際映画祭2017出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。
 クリーヴランド国際映画祭2017出品。
 香港国際映画祭2017出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017 ルーマニア・デイズ部門出品。
 アドリアン・シタルは、米国アカデミー賞外国語映画賞ルーマニア代表初選出。


 ◆ルクセンブルク:“Barrage”(ルクセンブルク・ベルギー・仏) 監督:Laura Schroeder
 出演:ロリータ・シャマー(Lolita Chammah)、Themis Pauwels、イザベル・ユペール
 物語:Catherineは、10年スイスで過ごした後、ルクセンブルクに戻ってきて、母Elisabeth が育てていた娘Albaを引き取ろうとする。彼女は、Albaをさらうように連れ出すと、北の湖へと向かう。
 ロリータ・シャマーが演じるCatherineの母親Elisabethを実の母親であるイザベル・ユペールが演じる。
 第2監督長編。
 ベルリン国際映画祭2017 フォーラム部門出品。
 ルクセンブルク・シティー映画祭2017出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017出品。
 全州国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 Cinema Jove国際映画祭2017出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。
 Laura Schroederは、米国アカデミー賞外国語映画賞ルクセンブルク代表初選出。
 ルクセンブルクからは、5年連続14回目の出品。


 ◆レバノン:“L’insulte(The Insult)”(ベルギー・キプロス・仏・レバノン) 監督:ジアド・ドゥエリ(Ziad Doueiri)
 出演:アーデル・カラム(Adel Karam)、Kamel El Basha、Camille Salameh、Rita Hayek
 物語:トニは、レバノン系クリスチャンだ。バルコニーの鉢植えに水をやる時、それがこぼれて、職工長をしているパレスチナ人Yasserの頭にかかる。そこからケンカが始まる。怒ったYasserは、トニを侮辱する。トニは、裁判に持ち込もうと決心する。こうして、パレスチナ人とレバノン系クリスチャンという2つの国籍にまたがる長いもめごとが始まる。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。
 テルライド映画祭2017出品。
 トロント国際映画祭2017 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 ジアド・ドゥエリは、1998年に『西ベイルート』“West Beiruit”で選出されて以来、19年ぶり2回目の米国アカデミー賞外国語映画賞レバノン代表選出。
 レバノンからは、5年連続14回目の出品。


 ◆ロシア:“Loveless(Нелюбовь/Nelyubov)”(ロシア・ベルギー・独・仏) 監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
 出演:Gian Badmayev、Evgeniya Dmitrieva、Sergey Doubles、Artem Manukyan、Natalia Vinokurova
 物語:美容室を営むジェーニャと中間管理職のボリスは、鬱積した憤りと欲求不満と非難の仕返しから、無残な離婚劇に陥っている。彼らは、共同で購入したアパートを売って、新しい生活に乗り出そうとしていて、それぞれに次のパートナーを見つけ、新たなる人生の1ページをめくろうと気を急いている。ジェーニャには、リッチなビジネスマンのアントンがいたし、ボリスのガールフレンドのマシャのお腹は既に大きくなっていた。唯一の問題は、12歳の息子アリョーシャのことで、2人とも息子の養育権を欲していなかった。ジェーニャは、ボリスのことを愛していないように、アリョーシャのことも愛しておらず、軍隊に入るまでの間、寄宿学校に入れればいいと言ったのをアリョーシャ本人に聞かれてしまったし、一方、ボリスは、マシャの母親のアパートに半ば転がり込んでいたが、マシャに自分には息子がいることを話していなかった。しかも、仕事柄、離婚はいい顔をされないので、マシャに赤ん坊ができてちゃんとした家族になれるまで、結婚に失敗したことを知られたくなかった。ジェーニャが、豪華なレストランで食事をし、アントンと情熱的なセックスをした翌朝、家に戻ってきた彼女は、学校の先生からアリョーシャが2日間学校に来ていないと連絡を受ける。ジェーニャとボリスは、息子を捜すために力を合わせなければならなくなる。
 カンヌ国際映画祭2017 コンペティション部門出品。審査員賞受賞。
ARRI/OSRAM Award
 ミュンヘン映画祭2017 CineMasters コンペティション部門出品。ARRI/OSRAM Award受賞。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 サラエボ映画祭2017 キノスコープ部門出品。
 ブリスベン映画祭2017出品。
 テルライド映画祭2017出品。
 トロント国際映画祭2017 MASTERS部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 パールズ部門出品。
 BFIロンドン映画祭2017 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2017出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2017出品。
 釜山国際映画祭2017 ワールド・シネマ部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2017 オフィシャル・セレクション。
 アンドレイ・ズビャギンツェフは、2003年(『父、帰る』)、2014年(『裁かれるは善人のみ』)に続き、3年ぶり3回目の米国アカデミー賞外国語映画賞ロシア代表選出。『裁かれるは善人のみ』はノミネート。
 ロシアからは、ソ連からロシアになった1992年以降、1993年を除いて、毎年出品。(24年連続25回出品。ただし、1998年は期日までにプリントが届かず、失格となった。)


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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞外国語映画賞 歴代各国代表 監督別データ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_32.html

 ・米国アカデミー賞外国語映画賞 1980年以降の初出品国リスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_1.html

 ・『舟を編む』、または、米国アカデミー賞 外国語映画賞 日本代表作品 データ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月〜2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

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