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zoom RSS ドーヴィル・アメリカン映画祭2017 受賞結果!

<<   作成日時 : 2017/09/11 00:02   >>

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 第43回ドーヴィル・アメリカン映画祭(9月1日-10日)の各賞が発表されました。

 【ドーヴィル・アメリカン映画祭】

 ドーヴィル・アメリカン映画祭は、1975年にフランスのバス=ノルマンディー地方にあるドーヴィルで始まったアメリカ映画に特化した映画祭で、当初はノン・コンペティションの映画祭として始まりましたが、1995年からコンペティション部門が設立されて、現在に至っています。

 開催時期は、毎年、8月下旬から9月上旬で、おそらくベネチア国際映画祭に意識的にぶつけていると思われ、この時期、イギリスやイタリアの映画サイトや映画情報コーナーがベネチア国際映画祭の話題に染まるのに対し、フランスの映画サイトは、ナショナリスティックというか、ベネチア国際映画祭のことをスルーする口実ででもあるかのように、ドーヴィル・アメリカン映画祭の話題を取り上げていて、ベネチア国際映画祭のことはほとんど見て見ぬフリといった感じになっています。
 まあ、実際に多数のアメリカの映画監督や俳優が映画祭に訪れて、映画祭を盛り上げるので、話題に事欠かないのは確かなのですが。

 コンペティション部門のエントリー作品は、サンダンス映画祭の流れを汲むインディペンデント系の作品が中心で、その後の全米映画賞レースで、メジャーな作品に混じって、受賞を重ねていくような作品が多数エントリーされています。

 1999年からは、同じドーヴィルで、春にドーヴィル・アジアン映画祭が開催されるようになって、ドーヴィル・アメリカン映画祭と併せて、ドーヴィルの恒例の年中行事にようになりつつあったのですが、ファイナンシャルなどの問題から2014年(第16回)を最後に中断しています。

 ちなみに、過去のグランプリ作品は、以下のようになっています。

 1995年:『リビング・イン・オブリビオン 悪夢の撮影』 監督:トム・ディチロ
 1996年:『デイトリッパー』“The Daytrippers” 監督:グレッグ・モットーラ(Greg Mottola)
 1997年:『SUNDAY それぞれの黄昏』“Sunday” 監督:ジョナサン・ノシター(Jonathan Nossiter)
 1998年:『ワンダーランド駅で』 監督:ブラッド・アンダーソン
 1999年:『マルコヴィッチの穴』 監督:スパイク・ジョーンズ
 2000年:『ガールファイト』 監督:カリン・クサマ
 2001年:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
 2002年:『ヴィクター・ヴァルガス』“Raising Victor Vargas” 監督:ピーター・ソレット(Peter Sollett)
 2003年:“What Alice Found” 監督:A・ディーン・ベル(A Dean Bell)
 2004年:『そして、ひと粒のひかり』 監督:ジョシュア・マーストン
 2005年:『クラッシュ』 監督:ポール・ハギス
 2006年:『リトル・ミス・サンシャイン』 監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
 2007年:“The Dead Girl” 監督:カレン・モンクリーフ(Karen Moncrieff)
 2008年:『扉をたたく人』 監督:トマス・マッカーシー
 2009年:『メッセンジャー』 監督:オーレン・ムーヴァーマン
 2010年:『愛する人』 監督:ロドリゴ・ガルシア
 2011年:『テイク・シェルター』 監督:ジェフ・ニコルズ
 2012年:『ハッシュパピー〜バスタブ島の少女〜』 監督:ベン・ザイトリン
 2013年:『ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画』 監督:カリー・ライヒャルト
 2014年:『セッション』 監督:デイミアン・チャゼル
 2015年:『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 監督:ラミン・バーラニ
 2016年:『リトル・メン』“Little Men”(米・ギリシャ) 監督:アイラ・サックス

 本年度のラインナップは、以下の通り。

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 ◆グランプリ(Grand prix)
 ◎“The Rider”(米) 監督:Chloé Zhao
 物語:Bradyは、ロデオのスターだったが、悲劇的な騎乗で、ほとんど命を落としかねないケガを頭に負ってしまう。もう試合に出ることもできない。家に帰る道すがら、乗馬も試合も出られないとすれば、これからどうやって生きて行けばいいのかと考える。彼は、新しいアイデンティティーを求めて、アメリカの中部地域を旅してまわる。実話に基づく物語。
 第2監督長編。
 カンヌ国際映画祭2017 監督週間出品。The Art Cinema Award受賞。
 トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ◆審査員賞(Prix du jury)
 ◎“A Ghost Story”(米) 監督:デイヴィッド・ロウリー(David Lowery)
 物語:最近死んだ男が、白シーツのゴーストとなって、彼の死を悲しむ妻を慰めるために、郊外の家に戻って来る。彼は、いままで自分が知っていた生活を見、妻がゆっくりと変わっていくのを目撃する。ゴーストは、次第に解き放たれ、記憶と歴史を通して、宇宙の旅へと乗り出していく。そして、人生における言葉にできない疑問や存在の非道さをつきつけられる。
 『セインツ -約束の果て-』や『ピートと秘密の友達』で知られるデイヴィッド・ロウリー監督の最新作。
 サンダンス映画祭2017 NEXT部門出品。
 シカゴ批評家映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 Oak Cliff映画祭2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 BAMシネマフェスト2017出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 スペシャル・イベント出品。
 ゴールウェイ映画祭2017出品。
 ファンタジア映画祭2017 AQCC賞受賞。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。
 サラエボ映画祭2017 キノスコープ部門出品。

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 ◎“Menashe(Brooklyn Yiddish)”(米) 監督:Joshua Z Weinstein
 物語:バラ・パークの奥深く、ブルックリンの超正統派ユダヤ教のコミュニティー。Menasheは、不運な食料品店の店員で、妻が亡くなった後、なんとか息子のルーベンを育てようと四苦八苦していた。しきたりでは、Menasheがひとりで息子を育てることは禁じられている。だが、ラビは、彼にルービンと1週間を過ごす特別の許可を与える。彼は、自分が信念と父親らしさを持つ望ましい男であることを証明し、不信の中から敬意を回復しようとする。
 Joshua Z Weinsteinは、短編やドキュメンタリー、カメラのオペレーターとしてのキャリアが長く、長編ドラマ作品の監督はこれが初めて。

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 ◆国際批評家賞(Prix de la critique internationale)
 ◎“A Ghost Story”(米) 監督:デイヴィッド・ロウリー(David Lowery)

 ◆新人賞(Prix Kiehl's de la Révélation)
 ◎“A Ghost Story”(米) 監督:デイヴィッド・ロウリー(David Lowery)

 ◆観客賞(Prix du public)
 ◎『gifted/ギフテッド』“Gifted(Mary)”(米) 監督:マーク・ウェブ(Marc Webb)
 出演:クリス・エヴァンス、マッケンナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサー
 物語:フロリダの海沿いの町。フランクは、独身だが、娘を生んで亡くなった姉の子メアリーを育てている。7歳になったメアリーは、驚くべき数学の才能を持っていることが明らかになる。フランクの母イヴリンは、それに目をつけて、フランクとメアリーを引き離そうとする。
 『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督最新作。

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 ◆フランス第1回作品賞(Prix d'Ornano-Valenti)
 ◎“Jeune femme”(仏・ベルギー) 監督:Léonor Seraille
 出演:Laetitia Dosch、Souleymane Seye Ndiaye、Grégoire Monsaingeon、Léonie Simaga、エリカ・サント(Erika Sainte)
 物語:ポーラは、10年間ともに過ごしたアーティストのジョアキムと別れたくはなかった。だから、彼についてパリに行くことに決める。パリは全く知らない街で、彼女が鬱ましく思うのと同じくらい彼女を惹きつけ、彼女をパリ生活の孤独に追い込むのだ。
 Le Femis出身のLéonor Serrailleの初監督作品。“Jeune Femme”は、2013年に卒業プロジェクトとして書かれた脚本で、6週間かけた撮影は3月に終わったばかり。
 カンヌ国際映画祭2017 ある視点部門出品。カメラ・ドール受賞。
 カブール映画祭2017出品。
 シャンゼリゼ映画祭2017出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 ホライズンズ部門出品。
 サラエボ映画祭2017 キノスコープ部門出品。
 BFIロンドン映画祭2017 第1回作品コンペティション部門出品。

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 【トリビュート】

 ◆ダーレン・アロノフスキー

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 ◆ローラ・ダーン

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 ◆ジェフ・ゴールドブラム

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 ◆ウディ・ハレルソン

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 ◆ロバート・パティンソン

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 ◆ミシェル・ロドリゲス

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 *当ブログ記事

 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2017 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_3.html
 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_19.html
 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_17.html
 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_18.html
 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_15.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年9月〜2018年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_31.html

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