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zoom RSS モントリオール世界映画祭2017 ワールド・コンペティション部門 ラインナップ

<<   作成日時 : 2017/08/22 17:41   >>

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 第41回モントリオール世界映画祭(8月24日-9月4日)のワールド・コンペティション部門のラインナップが発表になりました。(8月20日)

 ・“Falling In(Out of Love)(Des amours, désamour)”(仏) 監督:Dominic Bachy
 出演:アントニー・ドロン(Anthony Delon)、リンダ・アルディ(Linda Hardy)、Denis Maréchal、Gilles Lemaire、Noémie Kocher、Rebecca Hampton、Joy Esther
 物語:パリにバレンタイン・デーがやってくる。4組のカップルは、それぞれ異なる関係性のステージにいる。1組は恋の真っただ中、1組は別れ、また1組は疑惑の中、最後の1組は年を重ねる愛を蘇らせようとしている。

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 ・“Unsung Heroes(Noi Eravamo)”(伊) 監督:Leonardo Tiberi
 物語:イタリア、ヴェネト州、1918年。イタリア系アメリカ人議会のメンバーたちが、新しいカプロニ戦闘機に乗って、パイロットたちとともに戦うために、イタリア人パイロット・センターに向かう。彼の名前は歴史に残るだろう。フィオレロ・ヘンリー・ラガーディア。未来のニューヨーク市長である。しかし、最前線で活躍したイタリア出身の移民は彼だけではない。彼のほかに、故郷へのオマージュを捧げようとしたボランティアは世界中から集まった。その中には、グリエルモ兄弟やLuciano Cusin、ヴェネト移民のアルゼンチン系子孫も含まれる。第1陣は、飛行機エンジンを経験しているメカニックであり、他は、野心ある作家たちだ。彼らのまわりには、イタリア赤十字のボランティアたちがいた。その中には、Bassani医師のように、救急外科医になった婦人科医もいれば、ベトナム人修道女アデレードや、野戦病院で働く医学生アグネスもいた。

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 ・“Reconciliation(Zgoda)”(ポーランド) 監督:Maciej Sobieszczanski
 物語:1945年。シレジアの共産主義秘密警察は、元アルシュヴィッツ・ビルケナウ収容所の側に、ドイツ人、シレジア人、ポーランド人のために労働キャンプを作る。秘密警察は、敵国のシステムを排除するために、名目として、罰すべき内通者を使った。Franekは、愛する女性、ポーランド人のアンナを助けるために、キャンプで職を得る。Erwinは、ドイツ人でFranekの友人であり、長いことアンナに思いを寄せていたが、彼もこのキャンプに収容されていることはFranekは知らない。Franekは、共産主義者に参加し、自分もまたシステムを欺くことができると自分を惑わそうとする。1人の女性を愛する2人の男性の愛のトライアングルの物語。
 ロカルノ国際映画祭2016 First Look Award 2016受賞。

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 ・“A Prominent Patient(Masaryk)”(チェコ・スロヴァキア) 監督:Julius Ševcík
 物語:チェコスロヴァキア初代大統領の息子で、チェコスロヴァキアの外交官や外務大臣を務めたヤン・マサリク(1886-1948)の人生を描く。
 1938年のミュンヘン協定(ドイツへのズデーテン地方の帰属を承認した)の後、駐イギリス大使を辞任したマサリクは、その後もイギリスにとどまり、1940年にロンドンで設立されたチェコスロヴァキアの亡命政権で外務大臣に就任した。終戦後、チェコスロヴァキアは、チェコスロヴァキア共和国の復活、国民戦線政府から共産党支配体制へと移行する中、その間もマサリクは外務大臣を歴任した。ところが、1948年3月、外務所の中庭でマサリクが死んでいるのが発見される。当時は、飛び降り自殺と発表されたが、冷戦後、秘密文書が公表される中、他殺だったのではないかと考えられるようになっている。
 ベルリン国際映画祭2017 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。
 チェコ・ライオン2017 作品賞、監督賞、主演男優賞(カレル・ローデン)、助演男優賞(オールドリッチ・カイザー)、脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣裳賞、メイキャップ賞、録音賞、音楽賞受賞。助演男優賞(ハンス・ツィッシュラー)、助演女優賞(アルリ・ホベール)ノミネート。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017チェコ映画 2016-2017部門出品。
 Sun in a Net Awards(スロヴァキア)2017出品。主演男優賞(カレル・ローデン)、助演男優賞(オールドリッチ・カイザー)、撮影賞、編集賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイキャップ賞、音響賞受賞。
 ゴールデン・アプリコット国際映画祭2017 長編コンペティション部門出品。


 ・“Elvis Walks Home(アルバニア・英) 監督:Fatmir Koçi
 物語:ミッキーは、違法なアルバニア人で、ロンドンに暮らしていたが、今は、パートタイムで、エルヴィス・プレスリーのものまねをしている。1999年のバルカン戦争で、彼は、イギリスの平和維持部隊で仕事を得る。バックステージで問題が起こった時、エルヴィスの扮装をしていたミッキーは、戦場に飛び出してしまう。そして、無慈悲な戦争で、難民になってしまった子どもたちのグループと出会い、つかまえられてしまう。
 Fatmir Koçiは、2009年に“Koha E Kometes(Time of The Comet)”をフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に出品。

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 ・“The Basics of Killing(Družinica)”(スロヴェニア・セルビア) 監督:Jan Cvitkovic
 物語:ミセスJは、元行政の事務員で、やりかけの仕事をやり終えることを決心する。すなわち、シンクの皿を洗い、店に行き、古いピストルを引っ張り出す。死んだ夫のピストル。夫が死んだ記念日にその銃で自殺するのだ。しかもその記念日は、1週間以内にやってくる。彼女は、自殺できるように、個人的なことも行政の仕事も終えるよう準備をする。しかし、やり始めて、もう1つやらなければならないことに気がつく。20年以上前、彼女に出された適正証明。政治形態の推移を経験した旧社会主義国家で、これは非常に複雑なことだ。なぜなら、政治形態の推移の中で生きることは、非常に複雑で、死ぬことはそれ以上だからだ。

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 ・“Frozen Ignat(Cine A Ucis Craciunul?)”(ルーマニア) 監督:Dinu Tãnase
 物語:Stancaの孫Anaが、長年暮らしたドナウ・デルタから帰って来る。そこは、世界の果ての孤立した村で、Stancaの夫である祖父Dumitruの葬式に出席するためだった。彼女は、祖父母が悲劇的な出来事に巻き込まれたことを知る。それは、自分たちの法によって定められた伝統と古くからの世界のしきたりで決められたものだった。

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 ・“Anna Karenina. Vronsky’s Story(Anna Karenina. Istoriya Vronskogo)”(ロシア) 監督:カレン・シャフナザーロフ
 物語:1904年。日露戦争の最中。病院のトップであるセルゲイ・カレーニンは、傷ついた将校Count Vronskyが母アンナ・カレーニナを破滅させた男であることを知る。彼は、幻覚に惑うこともなく、答えを期待するでもなく、Vronskyに向き合い、彼の人生をずっと苦しめ続けさせた質問をする。なぜ母と一線を越えたのかと。しばしの躊躇の後、Vronskyは、悲劇の愛の物語を語り始める。
 上海国際映画祭2017出品。

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 ・“Sayakbay - Homer of 20th Century”(キルギスタン) 監督:Ernest Abdyjaparov
 物語:若き作家Chingiz Aitmatovが、叙事詩“Manas”の価値と偉大さを理解するために偉大なる語り手Sayakbay Karalaevを訪ねる。彼は、自らの未来を切り開くSayakbay Karalaevに質問するのに2日間使い、キルギス文化と精神性のルーツを学ぶ。

 ・“Path of Maryam”(イラク・独) 監督:Atia Aldaraji
 物語:困難を抱えた男やもめのEssaは、イラクのバスラから、聖なる都市カルバラーへと、娘Maryamの末期癌を治す奇跡を求めて、巡礼の旅に出る。2人組は、他人へのヒッチハイクから、同様の巡礼者たちへと交わっていく。似たような旅人や奇跡を求める人々は多い。同情のないEssaは、若いMaryamにほとんど慰めを与えない。Maryamは、父親の自分に対する冷淡さを理解できずに苦しみ、精神的な旅の歴史を知ることで慰めを見出そうとする。

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 ・“Appendix”(イラン) 監督:Hossein Namazi
 物語:厳しい腹部の痛みによって、Zariと夫のRezaは、病院に行く。しかし、Zariの保険IDは、切れていて、友人のLeilaにIDを借りるしかない。LeilaのIDを使って、虫垂切除を行なうが、病院のスタッフからは疑いの目を向けられる。多くの不運で出来事が起こる……。
 初監督長編。
 ファジル国際映画祭2017出品。

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 ・“Upstream(濁流)”(台湾) 監督:David Chuang(莊絢維)
 物語:Wanhe Cityの市長Guo Wen-hanは、再選を目指している。しかし、投票日の数日前に、市の貧しく汚染された地区の若者によって誘拐に遭う。それは、選挙でのGuoの勝利を期待し、拡張申請が認められるようにと、地元の石油化学企業が仕組んだ計画だった。しかし、この誤った誘拐は、計画が方向を見失い、すべてが制御不能になった時、本当の姿を見せる……。
 TV映画。

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 ・“Footprints”(香港) 監督:Wong Wai
 物語:1952年、1972年、1992年、2012年。A Fangという名の4人の女性がいる。社会や国として変わりゆく中国で、愛や欲望、夢を経験する。彼らは、それぞれ中国人が進化する時代に異なるチャレンジを目撃する。

 ・“The Hidden Sword(刀背藏身)”(中) 監督:Xu Haofeng(徐浩峰/シュー・ハオフォン)
 物語:1933年、中国軍は日本で勝っている。この成功に対する鍵は、ひとりの老人によって編み出されたユニークな剣の使い方にある。彼のテクニックは、国中の人を魅了したが、彼は、平和に生きるために、孫のKongを連れて逃げた。Kongは、Qingqingという名の少女を選んだ。彼は、徐々にQingqingに対する感情を育てていき、Qingqingの養父になった時、途方に暮れてしまう。一方で、剣の秘密を知ろうとする者が村に入り込んでくる……。
 『師父』“The Master”のXu Haofeng(徐浩峰/シュー・ハオフォン)監督最新作。

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 ・“Unaware Control(Hua Se)”(中) 監督:Xiaoyan Xu
 物語:Suは、山の中に障害を抱えた画家の夫Moとともにひそかに暮らしている。彼女は、まもなく若い画家Hoと恋に落ちる。Moは、それに気づき、絵の中に描き込む。Hoは、この関係に長く耐えることができそうにない。不貞とへつらいへの欲望は、互いに負担になる。

 ・『幼な子われらに生まれ』“Dear Etranger”(日) 監督:三島有紀子
 出演:浅野忠信、田中麗奈、寺島しのぶ、宮藤官九郎、水澤紳吾、池田成志、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽
 物語:「バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン、田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言―「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが・・・。」
 重松清の同名小説の映画化。

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 ・“Cardinal X”(米) 監督:Angie Wang
 物語:アンジーは、タフな都会生活を背景に持つ、脛に傷を持つ娘で、80年代に有名な大学に入学する。ところが、経済的支援を打ち切られて、有機化学ラボに入り、エクスタシーの合成に関わるようになる。彼女は、ウェスト・コースト最大の供給者Xの一人になり、キャンパスや高級ナイトクラブと取引するようになる。彼女は、高級生活を楽しんでいたが、それも彼女が気づかなかった突然の悲劇が起こるまでのことだった。
 実際に起こった事件に基づく。

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 ・“And Suddenly The Dawn(Y De Pronto El Amanecer)”(チリ) 監督:シルヴィオ・カイオッシィ(Silvio Caiozzi)
 物語:有名な作家が、45年ぶりに世界の果てにある南米の小さな町に帰って来る。チリのパタゴニア。古い友人たち。彼は自分の過去と向き合う。彼は、偉大な小説を書くだろう。登場人物たちはいるし、彼は本物のアーティストなのだから。

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 第41回モントリオール世界映画祭のメイン・コンペティション部門が、開幕の4日前になってようやく明らかになりました。

 母国で最高賞を受賞している作品もあれば、TV映画もあり、ヴィジュアルが一切見つからない作品もあります。

 監督のキャリアもさまざまです。

 数日前まで、昨年のままの表示だった「Sponsors」の欄は、現在、ケベコール1社のみになっています。

 意地になって開幕を決めたけど、さすがに状況は厳しいというところでしょうか。

 現時点では、まだ審査員は発表されていません。

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 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

 追記:
 ・モントリオール世界映画祭2017 その他のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_27.html
 ・モントリオール世界映画祭2017 追加上映作品 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_33.html

 ・モントリオール世界映画祭2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_8.html

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