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zoom RSS サンセバスチャン国際映画祭2017 ニュー・ディレクターズ部門 ラインナップ

<<   作成日時 : 2017/08/16 00:06   >>

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 第65回サンセバスチャン国際映画祭 ニュー・ディレクターズ部門のラインナップです。


 【ニュー・ディレクターズ部門】

 ・“Apostasy”(英) 監督:Daniel Kokotajlo
 物語:グレーター・マンチェスターのオールダムにあるパキスタン人のコミュニティー(エホバの証人のコミュニティー)。18歳のアレックスと21歳のルイーサ、その母親のイヴァナが暮らしている。ある時、ルイーサは、信仰を持たない若い男性がイヴァナの拘束衣を否定するのを見て、従い始め、母とアレックスはショックを受ける。ルイーサは、神の教えに背いたとして咎められ、アレックスはルイーサを救おうとしないとして咎められる。
 初監督長編。
 トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門出品。


 ・“Alberto García-Alix. La línea de sombra”(西) 出演:Nicolás Combarro
 スペインのアート・シーンを通して、最も重要な写真家の1人であるAlberto García-Alix(1957- )に関するドキュメンタリー。彼の現在と過去、人生と仕事を取り上げる。
 初監督長編。


 ・“The Price of Success(Le prix du succès)”(仏) 監督:Teddy Lussi-Modeste
 出演:タハール・ラヒム、ロシュディー・ゼム、マイウェン
 物語:Brahimは、ワーキング・クラスのスタンダップ・コメディアンで、人気上昇中である。彼は、兄でマネージャーのMouradと、ガールフレンドで芸術監督のLindaとの間で引き裂かれ、絶えずプレッシャーを感じている。家族も一緒に育った友人たちもBrahimの成功を期待している。夢を実現し、2つ目のショーを書き、自分の道を見出すには、兄の支配から抜け出さなければならない。たとえそれがより大きな代償を支払うことを意味するにしても。
 Teddy Lussi-Modesteとレベッカ・ズロトヴスキが共同で脚本を手がけるのは、“Jimmy Rivière”(2011)以来2回目。第2監督長編。
 トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・“Le Semeur(The Sower)”(仏・ベルギー) 監督:Marine Francen
 出演:ポリーヌ・ビュルレ(Pauline Burlet)、ジェラルディーヌ・ペラス(Géraldine Pailhas)、アルバン・ルノワール(Alban Lenoir)、フランソワーズ・ルブラン(Françoise Lebrun)、イリアーナ・ザベート(Iliana Zabeth)、アナマリア・ヴァルトロメイ(Anamaria Vartolomei)、Mama Prassinos、Raphaëlle Agogué、マルゴ・アバスカル(Margot Abascal)、Barbara Probst
 物語:1852年。Violetteは十分に結婚できる年齢になっている。その年、村はルイ・ナポレオンによって命じられた共和国軍によって弾圧され、暴力的にすべての男たちが連れ去られた。数か月間、女たちは完全に取り残された。男たちに再び会えないことに絶望しつつ、彼女たちは誓いを立てる。もしひとりでも男が帰ってきたら、それはみんなのものだ。生命はみんなのお腹の中に宿らなければならない。
 初監督長編。


 ・“Cargo”(ベルギー・オランダ・仏) 監督:Gilles Coulier
 物語:Leon Brouckeは、長男Jeanの目の前で漁船から冷たい北海の水の中に落ちる。Leonは、深い昏睡に陥り、息子には大きな借金と家業の責任が残された。父親の不在は、彼と2人の弟との諍いの後遺症を誘発する。Francisは、家族と引き裂かれ、秘密の恋人とともに取り残される。Williamは、犯罪人生を逃れて家に帰り、罪を償おうとする。8歳の息子の未来を見出すことができずに絶望したJeanは、Williamの過去の犯罪を蒸し返して非難する。
 初監督長編。


 ・“Blue My Mind”(スイス) 監督:Lisa Brühlmann
 物語:ミアは、15歳で、夏休みの直前に両親とともに、チューリヒの郊外に引越しをする。彼女は、両親との間に長らくよそよそしさを感じていて、自分は養女なのかと尋ねてもみたが、母親は怒るだけで答えてはくれなかった。ミアは、そうした諸々に対処しようとして、ワイルドな10代に突入していく。すると、彼女の体が奇妙な変化を始める。最初はほとんど気づかなかったが、影響力が大きくなって、気も狂わんばかりになっていく。絶望の中で、彼女は、セックスとドラッグで自分を麻痺させようとし、自分を圧倒する潮の満ち引きを食い止めようとする。しかし、自然の力はもっと大きかった。
 スイスの女優Lisa Brühlmannの初監督長編。


 ・“The Charmer(Charmøren)”(デンマーク) 監督:Milad Alami
 物語:Esmailは、若いイラン人で、デンマークで暮らすのを助けてくれるような女性たちに会いたいと考えている。時間が流れ、彼は恋をし、過去に追いつかれてしまう。人種と階級とよりよい生活への闘いの物語。
 第2監督長編。


 ・“Korparna(Ravens)”(スウェーデン) 監督:Jens Assur
 物語:懸命に働いていた農夫が、厳しい現実に打ちのめされて、息子に農場を引き継がせ、家業を続けさせようとする。母親は、家族が一緒に暮らすために最善を尽くす。ところが、父親の行動はどんどんおかしくなってくる。彼は、どこかよそに避難場所を見つけようとするが、運命からは逃れられない。
 初監督長編。


 ・“Village Rockstars”(インド) 監督:Rima Das
 物語:Dhunuは、インド北東部の小さな村に住む10歳の少女。彼女は、既成概念と貧乏とに闘い、ギターを持って、ロックバンドを組むことを夢見る。同じ年ごろの少年たちは、そういう夢を持つことが許されるのに、彼女は女だからという理由で咎められる。Dhunuにできるのは、村の年長者の足元に座ることだけだった。彼は、Dhunuに思考のパワーの解き放ち方を教えてくれる。そこではDhunuは、音楽のヴィジョンを無限に広げることができた。
 Rima Dasは、自分が育った村で非職業俳優の中からキャスティングを行ない、そこで撮影した。
 第2監督長編。
 トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門出品。


 ・“Pailalim(Underground)”(フィリピン) 監督:Daniel Palacio
 物語:Bangisは、貧しい墓堀人で、墓地の中に家族とともに住んでいる。彼は、毎日のように、墓地の中に違法に住んでいることを咎められて、立ち退かせられないかとびくびくしている。娘が病気になった時、病院で検査してもらうことは、彼をにっちもさっちもいかない状況に追いやる。病気が長期化し、Bangisのやけっぱちな気持ちは次第に強くなる。彼は、何かしなければならないことはわかっていた。さもなくば、娘は試練を乗り越えることができない。彼は、新しい死体を盗んで、葬儀場に売る決心をする。彼の望みは、ただ事態が好転して、愛する娘にとって手遅れにならないことだけだった。
 初監督長編。


 ・“A Fish Out of Water(上岸的魚)”(台湾) 監督:Lai Kuo-An(ョ国安)
 物語:Yainは、ちょうど幼稚園を始めたばかり。彼は、しばしば両親に前世の両親を捜す手伝いをしてほしいと頼んでいたが、医者も両親も彼が精神病になったとしか考えていなかった。一方で、両親は、別居を考え始める。母のYajiは彼とともに引っ越し、父親のHaotengはYainの病気の娘の面倒を見る決心をする。


 ・“From Where We've Fallen(何日君再来)”(中) 監督:Wang Feifei(王飛飛)
 物語:以前の真夜中のこと。Zhaoは、タバコを吸いに階下に降りる。2階では、酔った妻がエロチックな寝言をつぶやいている。隣人のLeeが、携帯でAVを観ていたZhaoの目の前で建物から飛び降りる。Sanqingは、Sun教授に恋していた。彼女は、海辺への旅行で、彼との関係を強くしたいと考えていた。だが、彼女の努力は無駄だったことがわかる。Hai Longは、Sunの古くからの友人である。彼は、Sanqingと彼の顧客であるWangをくっつけて、Sanqingに復讐の機会を与えようとしていた。島の暗いトンネルの中で、WangはSanqingに1つの悪夢を話し、すべての物語が明らかになる。
 初監督長編。


 ・“The Seeds of Violence(폭력의 씨앗)”(韓) 監督:Lim Tae-gue(임태규)
 物語:ジョヨンは、上官から受けていた虐待を暴露しようとして失敗する。上官は、自分を告発しようとしていたのが誰なのか、犯人探しを始める。ある夜、ジェヨンの部隊にまたもや暴力的状況が起こり、二等兵が歯を折るという結果になる。ジェヨンは、彼を義兄の歯医者に連れていく。
 初監督長編。
 全州国際映画祭2017韓国映画コンペティション部門出品。グランプリ、CGV Arthouse Award Distribution Support Prize受賞。


 ・“Matar a Jesús”(コロンビア・アルゼンチン) 監督:Laura Mora
 物語:若い娘が、父親を殺される。彼女は何が起こったのかをはっきりさせ、復讐したいと考えるが、答えは見つからない。
 2002年に、監督のLaura Moraの父親が殺されたという実際に起こった事件に基づく。
 “Perro come perro(Dog Eat Dog)”(2008)、“Todos tus muertos(All Your Dead Ones)”(2011)、『パブロ・エスコバル 悪魔に守られた男』“Pablo Escobar: El Patrón del Mal (2012– )などを手がけるDiego F. Ramírezがプロデューサーを務める。
 Laura Mora(Ortega)は、『パブロ・エスコバル 悪魔に守られた男』の監督の1人で、『大河の抱擁』のチロ・ゲーラらと同じコロンビアの若い世代の監督グループに属する唯一の女性監督でもある。


 ・“Tigre”(アルゼンチン) 監督:Silvina Schnicer Schlieman、Ulises Porra Guardiola
 物語:夏。暑さと、草いきれと湿気が、Tigre河デルタの島に、うち棄てられたコロニアル風の家を襲う。水は、静かに、穏やかさに、気づかれないほどゆるやかに進む。
 Rina(65)は、15年ぶりに、友人のElenaとともに帰って来る。Elenaは、離婚して、10代の娘がいる。島の住人のAna Laura (45)は、メイドとして彼らに加わり、家を元の状態に戻すのを手伝う。土地や品物は盗まれ、ある時点まで家屋敷が存在した形跡が残っている。しかし、遠い昔に素晴らしい幸福な記憶があったことは覗い知ることができる。
 5日が過ぎるころ、それぞれの子どもたちが到着する。Rinaの息子Facundo (35)は、失敗した野心家である。彼が15年ぶりに母親に会いに来たのは、家を売って、借金を返すためだ。Carla (16)は、Elenaの娘で、友人を2人連れていた。彼らは、体から、傲岸さ、高揚感、退屈さ、興奮をむき出しにしている。Roman (10)は、Ana Lauraの息子で、この島で生まれ、何を期待することもなく、茂みを歩いてやってきた。あらゆるモラルから自由な島の子どもたちと、彼らから立ち上るよりワイルドな邪悪さ。
 Rinaは、家を建て直そうとし、Facundoとの関係を修復しようとする。だが、Facundoは、家を売り、母親とは別れることしか考えていない。
 最後の日、Ana Lauraは、キッチンに古いファンシーなドレスが入った箱を見つける。女たちは、ドレスアップし、騒々しいカタルシスの中で、家を壊す決心をする。男たちは、別れ、バラバラになる。
 デルタは証明する。企んだ時には、既に遅すぎるのだと。


 ・“Princesita”(チリ・西・アルゼンチン) 監督:Marialy Rivas
 物語:世界の果て、遠くかなたの国。タマラは、12歳で、彼女が崇拝する男、カリスマ的なカルトのリーダー、ミゲルの支配下で暮らしている。その夏、少女はミッションを与えられる。初潮を経験した彼女は、ミゲルとの間に聖なる子どもを持つこと。彼女は、自分が望んでいたものと自分に課せられたものが違うことに気づく。彼女の不服従は、子どもから女へと暴力的な成長を促す。そして、彼女は、想像もしていなかった方法で自由を手にする。


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 *当ブログ記事

 ・サンセバスチャン国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_19.html

 ・サンセバスチャン国際映画祭2017 ホライズンズ・ラティーノ部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_35.html

 ・サンセバスチャン国際映画祭2017 その他のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_36.html

 ・新たなる才能を発掘するための映画祭&セクション 40選!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_13.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

 追記:
 ・サンセバスチャン国際映画祭2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_1.html

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