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zoom RSS トロント国際映画祭2017 SPECIAL PRESENTATIONS部門(続き)

<<   作成日時 : 2017/07/29 00:35   >>

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 ・“Thelma”(ノルウェー・スウェーデン・仏・デンマーク) 監督:ヨアキム・トリアー [インターナショナル・プレミア]
 物語:セルマは、学校に通うためにオスロに引越しをし、恋に落ちる。それから自分に秘められたパワーがあることを知る。


 ・“The Brawler(Mukkabaaz)”(インド) 監督:アヌラーグ・カシヤプ [ワールド・プレミア]
 物語:低カーストのボクサーが、ボクシングの世界で有名になろうと奮闘する。彼は、ウッタル・プラデーシュ州出身で、カーストの最上位であるBrahminの少女に恋をする。


 ・“The Hungry”(インド) 監督:Bornila Chatterjee [ワールド・プレミア]
 物語:シェイクスピアの『タイタス・アンドロニカス』を、現代のニューデリーを舞台として翻案した作品。贅を凝らしたインドの結婚式で、不正行為、利権争い、復讐が行なわれる。


 ・“Omerta”(インド) 監督:Hansal Mehta [ワールド・プレミア]
 物語:2002年、Daniel Pearlは、ムンバイを拠点とする『ウォール・ストリート・ジャーナル』南アジア支局のチーフで、イギリス市民Richard Reidとアルカイダに関係を調べようとして、イギリス生まれのアルカイダのテロリスト、Ahmed Omar Saeed Sheikh(1973- )に誘拐され、殺される。


 ・“First They Killed My Father”(カンボジア) 監督:アンジェリーナ・ジョリー [カナダ・プレミア]
 物語:Loung Ungは、政府高官の7人の子どもの1人で、5歳まではカンボジアの首都プノンペンで、特権的な生活を送った。1975年4月、ポル・ポト率いるクメール・ルージュ軍は、プノンペンを急襲し、Loung Ungたち一家を追い立て、次第にバラバラにしていった。Loungは、孤児のために収容所で、少年兵として訓練され、彼女の兄弟は強制収容所に送られた。そして、クメール・ルージュが解体するまで、再会することはなかった。
 カンボジアの作家で、人権活動家のLoung Ungが、クメール・ルージュの支配下で被った恐怖を回想する。
 Loung Ungの同名のメモワールの映画化。


 ・“The Breadwinner”(カナダ・アイルランド・ルクセンブルク) 監督:ノラ・トゥーミー(Nora Twomey) [ワールド・プレミア]
 物語:タリバン支配下のアフガニスタン。11歳のアフガン少女パヴァーナは、タリバンに父親を連れ去られる。タリバン支配下では、女性は男性と一緒でなくては、外出もできないようなことになっていて、このままではパヴァーナの一家は飢え死にしてしまう。そこで、パヴァーナは、髪を切り、少年に扮装して、カブールの町で働き始める。
 カナダ人児童文学作家デボラ・エリスが難民キャンプでの取材を基に書いた、同名の小説(邦題『生きのびるために』)を映画化したアニメーション作品。
 トム・ムーアとともに『ブレンダンとケルズの秘密』を監督した、ノラ・トゥーミーの初のソロ監督長編。


 ・“Battle of the Sexes”(英・米) 監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス [インターナショナル・プレミア]
 出演:エマ・ストーン、エリザベス・シュー、ナタリー・モラレス、スティーヴ・カレル、ジェシカ・マクナミー
 物語:女子テニス最大の功労者のひとりであり、男女同権運動でリーダーシップを取り、レズビアンとしてカミングアウトもしている女子テニス・プレイヤー、ビリー・ジーン・キング(1943- )が、1973年9月20日にヒューストンで行なった「男女対抗試合」に関する真実の物語。
 男子テニス・プレイヤーのボビー・リッグス(1918-1995)は、1973年5月13日の「母の日」に「テニス界で最も有名な母親」として知られるマーガレット・コート夫人(1942- )と対戦して圧勝し、その後、男女同権運動でも知られていたキング夫人に挑戦を申し入れた。2人の試合は、“The Battle Of The Sexes”(性別間の戦い)と銘打たれ、大々的に宣伝されて、大きな注目を集めた。試合は、5セット・マッチだったが、キング夫人は3セット・ストレート勝ちで勝利を収め、女性の持ちうる力を示し、女子テニスの飛躍にも大いに貢献した。
 エマ・ストーンがキング夫人を、スティーヴ・カレルがボビー・リッグスを、ジェシカ・マクナミーがコート夫人を演じる。
 脚本:サイモン・ボーフォイ
 製作:ダニー・ボイル、クリスチャン・コールソン、ロバート・グラフ


 ・“The Current War”(米) 監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン(Alfonso Gomez-Rejon) [ワールド・プレミア]
 出演:マイケル・シャノン、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
 物語:ジョージ・ウエスティングハウス・ジュニア(1846-1914)は、アメリカの電気産業のパイオニアで、電力の供給に関して、エジソンが直流の送電システムを押し進めようとしたのに対し、彼は交流の送電システムを開発しようとした。その結果、両者の間で「電流戦争」が繰り広げられることになったが、(エジソンによる様々な攻撃や嫌がらせにも拘らず)高電圧で送電し、変圧器を使って、電圧を下げて利用する交流式の方が効率がいいことが認められて、最終的にウエスティングハウスが勝利した。
 マイケル・シャノンはウエスティングハウスを、ベネディクト・カンバーバッチがエジソンを、ニコラス・ホルトがニコラ・テスラを演じる。


 ・“Downsizing”(米) 監督:アレクサンダー・ペイン [カナダ・プレミア]
 出演:マット・デイモン、クリステン・ウィグ、アレック・ボールドウィン、ニール・パトリック・ハリス
 物語:資源節約のために、人間が1/8サイズで生活できるようになっている近未来。自分たちの生活が行き詰っていると感じている夫婦がいて、自主的に「縮小化」する決心をする。ところが最後の瞬間になって妻が逃げ出す。
 アレクサンダー・ペインとジム・パークが、『サイドウェイ』の次回作として2年半かけて脚本が書かれたが、結果的に『ファミリー・ツリー』と『ネブラスカ』の方が先に制作されることになった。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。


 ・“Hostiles”(米) 監督:スコット・クーパー [インターナショナル・プレミア]
 出演:ロザムンド・パイク、クリスチャン・ベール、ベン・フォスター、クオリアンカ・キルヒャー (Q'Orianka Kilcher)、ウェス・ステュディ
 物語:1892年、陸軍大尉のJoseph J. Blockerは、死にかけたシャイアン族の酋長イエロー・ホークと彼の家族を部族の土地までエスコートする役目をしぶしぶ引き受ける。ニュー・メキシコの孤立した前哨基地からモンタナの草原地帯へ。途中、かつては敵どうしであり、家族を殺された若き未亡人が加わる。彼らは、敵対するコマンチ族の攻撃を乗り越えて、旅を続けなければならない。
 撮影:高蜑暢


 ・“I, Tonya”(米) 監督:クレイグ・ガレスピー [ワールド・プレミア]
 出演:マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン(Sebastian Stan)、マッケンナ・グレイス(Mckenna Grace)、アリソン・ジャニー(Allison Janney)、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ(Bojana Novakovic)、ジュリアンヌ・ニコルソン(Julianne Nicholson)、ケイトリン・カーヴァー(Caitlin Carver)、Evan George Vourazeris
 物語:1994年1月6日、リレハンメル・オリンピックの選考会となるフィギュア・スケートの全米選手権の会場で、練習を終えた選手ナンシー・ケリガンが何者かに襲われる事件が起こった(「ナンシー・ケリガン襲撃事件」)。事件から2週間後、90年にフィギュア・スケート選手トーニャ・ハーディングと結婚し、91年に離婚した元夫のジェフ・ギルーリーらが逮捕され、ハーディングに疑惑の目が向けられた。ケリガンは、事件で膝を殴打され怪我を負った結果、全米選手権は欠場したが、特例でリレハンメル・オリンピックへの出場が認められ、オリンピックでは女子シングルで銀メダルを獲得した。一方、全米選手権で優勝したハーディングは、オリンピックから追放すべきとの声が挙がったものの、そのまま女子シングルのアメリカ代表としてリレハンメル・オリンピックに出場し、最終的に8位に入賞した。オリンピック後、ハーディングは、罪を認めて、罰を受け入れ、1994年全米選手権での優勝と1999年までの公式大会出場権を剥奪された。
 『ラースと、その彼女』などで知られるクレイグ・ガレスピー監督が、トーニャ・ハーディングの半生を描く。


 ・“Lady Bird”(米) 監督:グレタ・ガーウィグ [インターナショナル・プレミア]
 出演:シアーシャ・ローマン、ジャイク・マクドーマン(Jake McDorman)、オデイア・ラッシュ(Odeya Rush)、ローリー・メトカーフ(Laurie Metcalf)、キャスリン・ニュートン(Kathryn Newton)、Jordan Rodrigues
 物語:カリフォルニア州サクラメントに住み、保守的なカトリックの高校に通っているクリスティンは、反抗的で、家族からもこの街からも抜け出して、ニューヨークの大学に行きたいと考える。
 女優グレタ・ガーウィグの9年ぶりの第2監督長編。単独で監督を務めるのは、これが初めて。
 SPECIAL PRESENTATIONS部門 オープニング作品。


 ・“mother!”(米) 監督・脚本:ダーレン・アロノフスキー [北米プレミア]
 出演:ジェニファー・ローレンス、ミシェル・ファイファー、ハヴィエル・バルデム、ドムナル・グリーソン、エド・ハリス、クリステン・ウィグ
 物語:招かれざる客が訪ねてきて、夫婦の平穏が乱され、互いの関係性が試される。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。


 ・“Novitiate”(米) 監督:Maggie Betts [インターナショナル・プレミア]
 出演:マーガレット・クアリー(Margaret Qualley)、メリッサ・レオ、ジュリアンヌ・ニコルソン(Julianne Nicholson)、ディアナ・アグロン(Dianna Agron)、モーガン・セイラー(Morgan Saylor)
 物語:60年代初頭の第2バチカン公会議時代。尼僧になろうとして修業中の若い娘が、自分の信仰について、セクシュアリティーについて、変わりゆく教会について、頭を悩ませる。
 初監督長編。
 サンダンス映画祭2017出品。ブレイクスルー監督賞受賞。


 ・“Professor Marston & the Wonder Women”(米) 監督:アンジェラ・ロビンソン(Angela Robinson) [ワールド・プレミア]
 出演:ルーク・エヴァンス、レベッカ・ホール、ベラ・ヒースコート(Bella Heathcote)、JJ・フィールド(JJ Feild)、マギー・キャッスル(Maggie Castle)、Allie Marshall
 物語:ウィリアム・モートン・マーストン(1893-1947)は、アメリカの心理学者、発明家、自己啓発本の作者で、コミック『ワンダーウーマン』の作者である。彼が、ワンダーウーマンを生み出した陰には、妻のエリザベス・ハロウェイ・マーストンと、もうひとりのパートナー、オリーヴ・バーンの存在があった。エリザベスとオリーヴは、フェミニストで、1947年にウィリアムが皮膚癌で亡くなった後も、2人はカップルとしてとどまり、一緒にマーストンの子どもを育てた。ワンダーウーマン誕生(1941)をめぐる実話に基づく物語。
 『Lの世界』の監督、『トゥルーブラッド』や『殺人を無罪にする方法』の脚本などを手がけるアンジェラ・ロビンソンの最新作。


 ・“The Rider”(米) 監督:Chloé Zhao [カナダ・プレミア]
 物語:ほとんど命を落としかねないケガを頭に負ったカウボーイが、新しいアイデンティティーを求めて出発する。実話に基づく物語。
 カンヌ国際映画祭2017 監督週間出品。The Art Cinema Award受賞。


 ・“The Shape of Water”(米) 監督:ギレルモ・デル・トロ [カナダ・プレミア]
 出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、オクタヴィア・スペンサー、マイケル・スタールバーグ、ダグ・ジョーンズ
 物語:冷戦時代の1963年。エリサは、米国政府機関で雑務員をしている。彼女は、研究のためにとらえられている半魚人(aquatic man)に恋をする。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。


 ・“Suburbicon”(米) 監督:ジョージ・クルーニー [北米プレミア]
 出演:マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、ジュリアン・ムーア
 物語:1950年代。「普通の人々」が暮らしている、静かなファミリー・タウンSuburbicon。絵に描いたような完璧な家族が家宅侵入を受ける。町の人々の反応は様々で、これがきっかけとなって、一家は脅しや復讐や裏切りを経験する。
 脚本:ジョージ・クルーニー、ジョエル&イーサン・コーエン、グラント・ヘスロフ
 製作:ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ、テディー・シュワルツマン
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。


 ・“Three Billboards Outside Ebbing, Missouri”(米・英) 監督:マーティン・マクドナー [北米プレミア]
 出演:フランシス・マクドーマンド、ルーカス・ヘッジズ、ウディ・ハレルソン、ピーター・ディンクレイジ、アビー・コーニッシュ
 物語:50代の女性ミルドレッド・ヘイズは、数か月前に娘を殺されたが、犯人はまだ捕まえられていない。彼女は、警察に戦争をしかける。というのも、警察は、正義を果たさずに、黒人を虐待してばかりいると考えたからだ。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。


 ・“A Fantastic Woman(Una mujer fantástica)”(チリ・独・米・西) 監督:セバスチャン・レリオ(Sebastián Lelio) [カナダ・プレミア]
 出演:Daniela Vega、Francisco Reyes、ルイス・ニェッコ(Luis Gnecco)、アリーン・クッペンハイム(Aline Küppenheim)、Amparo Noguera
 物語:現代のチリのサンチャゴ。Marina Vidalは、トランスセクシャルで、ナイトクラブでシンガーをしている。20歳年上のパートナーが彼女の腕の中で亡くなったことで、彼女は思いもかけないトラブルに巻き込まれる。
 ベルリン国際映画祭2017 コンペティション部門出品。脚本賞(銀熊賞):セバスチャン・レリオ、ゴンサロ・マサ(Gonzalo Maza)、エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション、テディー賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2017 ユージュアル・サスペクツ部門出品。


 ・“Sheikh Jackson”(エジプト) 監督:Amr Salama [ワールド・プレミア]
 物語:若いイマーム(イスラム教の聖職者)が、子どもの頃のアイドルだったマイケル・ジャクソンの突然の訃報を聞いて、信仰の危機に陥る。
 SPECIAL PRESENTATIONS部門クロージング作品。


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 ・トロント国際映画祭2017 GALAS部門、SPECIAL PRESENTATIONS部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_41.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

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