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zoom RSS エルサレム映画祭2017 受賞結果! 【イスラエル映画最前線】

<<   作成日時 : 2017/07/23 02:07   >>

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 第34回エルサレム映画祭(7月13日-23日)の各賞が発表になりました。

 【インターナショナル・コンペティション部門】

 ◆最優秀インターナショナル作品賞(The Wilf Family Foundation Award) 20,000 USD
 ◎“On the Beach at Night Alone”(韓・独) 監督:ホン・サンス
 出演:キム・ミニ、ソ・ヨンファ、チョン・ジェヨン、Moon Sungkeun、クォン・ヘヒョ、ソン・ソンミ、Ahn Jaehong、Park Yeaju
 物語:ユンヒは、成功した女優だが、既婚の映画監督との不倫が報道されて、海外に旅に出る。遠いハンブルクで、彼女は出会った人々と話をする。愛について、そしてアイデンティティーについて。帰国した彼女は、海沿いの町江陵市で、古くからの友人たちと韓国焼酎(ソジュ)を飲み、そして食べる。酔いも手伝って、彼女は攻撃的になり、友人たちを怒らせ、次第にコントロールできなくなる。気がつくと、人里離れた浜辺にいる。彼女は、自然の中でだけ、自分自身でいられるように感じる。
 ベルリン国際映画祭2017 コンペティション部門出品。女優賞受賞(キム・ミニ)。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017出品。
 百想芸術大賞2017 監督賞ノミネート。
 ロサンゼルス映画祭2017 ワールド・フィクション・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション ストーリーテリング賞受賞。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。


 ◆オナラブル・メンション
 ◎“Western”(独・ブルガリア・オーストリア) 監督:ヴァレスカ・グリーゼバッハ(Valeska Grisebach)
 物語:ドイツの建設労働者が、ブルガリアのカントリーサイドの辺鄙な建設現場で、タフな仕事をスタートさせる。外国にいるということが、男たちの冒険心を目覚めさせる一方、言葉の壁と文化の相違から偏見と不信にも直面する。やがて、男たちは、村人から認知と好意を得ようと競争を始める。
 “Mein Stern”(2001)がベルリン国際映画祭2001ニュー・ジャーマン・シネマ部門に、 『渇望』“Sehnsucht”(2006)がベルリン国際映画祭2006のコンペティション部門に選出されているヴァレスカ・グリーゼバッハの第3監督作品。
 『ありがとう、トニ・エルドマン』のマーレン・アデがプロデューサーを務めている。ヴァレスカ・グリーゼバッハは、『ありがとう、トニ・エルドマン』でスクリプト・アシスタントを担当している。
 カンヌ国際映画祭2017 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 ミュンヘン映画祭2017出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 ホライズンズ部門出品。
 ラックス賞2017 オフィシャル・セレクション。
 ゴールデン・アプリコット国際映画祭2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 ニュー・ホライズン映画祭2017出品。


 【長編コンペティション部門】

 ◆最優秀長編作品賞(The Robert Nissim Haggiag Award for Best Feature Film) 100,000 ILS
 ◎“Scaffolding”(イスラエル・ポーランド) 監督:Matan Yair
 物語:Asherは、17歳で、小学校から高校まで、一時の感情に駆られたトラブルばかり起こしてきている。学校が終わると、カリスマ的で支配的な父親Miloを手伝って、家業である足場作りの仕事をしている。Miloは、時機が来たら、自分の仕事をAsherに継がせたいと考えていて、Asherの未来はもうすっかり計画に組み込まれていた。新しい文学の教師RamiがAsherのクラスにやってくる。Asherは、初めて自分がこれまでとは違った風に見られているという風に感じる。彼は、一家で初めて高校の卒業資格を手に入れたいと考えていたが、それはMiloの計画にはそぐわなかった。Asherは、初めて父親が考えていたのとは違う未来を想像し始める。父親の愛と自分への支配がどうしたら両立できるのか、次第にわからなくなってくる。
 カンヌ国際映画祭2017 ACID部門出品。
 ロカルノ国際映画祭2017 アウト・オブ・コンペティション部門出品。


 ◆男優賞(The Haggiag Award for Best Actor)
 ◎Asher Lax “Scaffolding”(イスラエル・ポーランド)

 ◆男優賞オナラブル・メンション
 ◎Adar Hazazi “Doubtful”(イスラエル)(監督:Eliran Elya)

 “Doubtful”(イスラエル) 監督:Eliran Elya
 物語:詩人で脚本家のアッシは、私生活で行き詰っている。疑惑と心配事に満ち、実存的不安に陥っている。彼は、バイクの飲酒運転により、社会奉仕をするハメになった。社会奉仕として、イスラエル南部の砂漠の町ベエルシェバの非行少年たちと一緒に働くことになった。彼らは、自宅謹慎中で、刑務所に入らずに済む条件として、近くの保護施設で、アッシと一緒にセッションに参加しなければならない。彼らのずば抜けた個性や、今にも破裂しそうなエネルギー、そして魅力は、アッシの中に興味と関心を引き起こす。そして、彼らは、互いに矯正活動という枠組みを打ち破っていく。


 ◆女優賞(The Haggiag Award for Best Actress)
 ◎Samira Saraya “Death of a Poetess”(イスラエル)(監督:Dana Goldberg、Efrat Mishori)

 “Death of a Poetess”(イスラエル) 監督:Dana Goldberg、Efrat Mishori
 物語:ヤスミン(35)は、ヤッファに住むナースで、警察から詮索されている。レニー(50)は、世界的に有名な研究者で、人生も後半に向かっている。2人の世界は、重大な局面で交わり、分かちがたく結びついていく。


 ◆脚本賞(The Anat Pirchi Award for Best Script)
 ◎“Longing(Ga'agua)”(イスラエル) 監督:ザヴィ・ガヴィソン(Savi Gabizon)
 物語:アリエルは、裕福だが、まだ自分の子どもはいない。ある日、彼のところに、大学時代のガールフレンドから電話がかかってくる。彼女は、驚かせることが2つあると言い出す。1つ目は、2人が別れて20年経つが、あの時、彼女は妊娠していて、愛らしい男の子を生んだということ。そして2つ目は……。以後、彼の人生は永遠に変わってしまう。
 イスラエル・アカデミー賞受賞作『裸の女神』“Nina's Tragedies”がDVDでリリースされているザヴィ・ガヴィソン監督の最新作。


 ◆撮影賞(The Van Leer Award for Best Cinematography)
 ◎シャイ・ゴールドマン(Shai Goldman) “Doubtful”

 ◆撮影賞オナラブル・メンション
 ◎Bartosz Bieniek “Scaffolding”

 ◆編集賞(The Haggiag Award for Best Editing)
 ◎Michal Openheim “The Cakemaker”(イスラエル・独)(監督:Ofir Raul Graizer)

 “The Cakemaker”(イスラエル・独) 監督:Ofir Raul Graizer
 物語:トマスは、ベルリンでペイストリーのシェフをしていて、イスラエルからやってきた既婚のビジネスマン、オランと出会い、関係を持つ。ところが、数か月後、オランは交通事故に遭って死んでしまう。トマスは、今はひとりで息子を育てているオランの妻Anatに会うためにイスラエルに飛ぶ。Anatは、ドイツ人に対して不信感を持っているのにも拘わらず、その無口な若者を自分のカフェに雇う。彼女は、2人を結びつけているものが、同じ男性に対する愛だとは気づいていなかった。
 初監督長編。
 カンヌ国際映画祭2017 マーケット出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 オフィシャル・セレクション-コンペティション部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。


 ◆音楽賞(The Haggiag Award for Best Music)
 ◎Daphna Keenan “Family”(イスラエル・独)(監督:Veronica Kedar)

 “Family”(イスラエル・独) 監督:Veronica Kedar
 物語:すべてはその夜に起こった。24歳のリリーは、セラピストの家を訪ね、緊急のセッションを求める。自分が、なぜ家族4人を殺したのかを説明したかったのだ。父親は、彼女のことを認めてくれなかったし、母親は薬着けだった。姉には誠意がなく、弟は彼女の裸でマスターベーションをしようとした。しかし、セラピストはおらず、在宅していたのは、セラピストの娘で、彼女は感受性に乏しく、他人に対して批判的だった。
 “Joe + Belle”(2011)でイスラエル・アカデミー賞にノミネートされたVeronica Kedarの最新作。米国アカデミー賞2010外国語映画賞にノミネートされた『アジャミ』のプロデューサーMoshe Danonがプロデューサーを務める。
 イスラエル国際映画ラボ2013で、脚本が最優秀賞を受賞し、$50000 (USD)を獲得している。


 ◆第1回作品賞(The Anat Pirchi Award for Best First Film)
 ◎“Doubtful”(イスラエル) 監督:Eliran Elya

 ◆観客賞(The Audience Favorite Award)
 ◎“Longing”(イスラエル) 監督:ザヴィ・ガヴィソン(Savi Gabizon)

 ◆国際批評家連盟賞 イスラエル第1回作品賞(The FIPRESCI Award for Best Israeli Debut)
 ◎“Holy Air(Avir Kadosh)”(イスラエル) 監督:Shady Srour
 物語:アダムは、ナザレで暮らすキリスト教徒のアラブ人だ。聖地ナザレでも中東でも少数派中の少数派である。妻のラミアは、強く、美しく、プログレッシブなアラブ人女性で、女性の権利のための財団を運営している。そのラミアが妊娠し、アダムの父が重い病気にかかっていることがわかる。アダムは、自分の人生を振り返り、あまりうまくいってはいないことを悟る。もっと稼がなければならない。彼は、これまでのビジネスが成功していないのにも拘わらず、妻にも両親にも言わずにこれまでの仕事をやめて、新たなビジネスを始める。それは、この地にやってきた観光客相手に「聖母マリアが吸った空気」を売るというものだった。ツアー・ガイドをしているロベルトが話していた、大天使ガブリエルによる受胎告知の話を思い出したのだ。「霊感が得られるトイレット・ペーパー」など売っている場合じゃない。父が畳んだワークショップから、ハンドメイドの小瓶を引っ張りだしてきて、「聖母マリアが吸った空気」として売るのだ。
 監督自身が、主人公アダムを演じる。監督第2作。
 サラエボ映画祭2016 Work in Progress Restart Award受賞。
 トライベッカ映画祭2017 インターナショナル・ナラティヴ・コンペティション部門出品。
 シドニー映画祭2017出品。


 【ドキュメンタリー・コンペティション部門】

 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(The Van Leer Award for Best Israeli Full-Length Documentary Film)
 ◎“Conventional Sins”(イスラエル) 監督:Anat Yuta Zuria、Shira Clara Winther
 Meilechは、彼が育ったハシディズムのコミュニティーから離れて10年が過ぎ、15歳の頃に書いた日記を開く。日記には、超ユダヤ教正統主義の小児性愛者たちによるネットワークの下で行なわれた虐待が書かれている。彼は、ハシディズムのコミュニティーで育った若い俳優たちと一緒に日記と彼の物語を再現しようとする。


 ◆監督賞(The Van Leer Award for Best Director of a Documentary)
 ◎“In Her Footsteps”(イスラエル) 監督:Rana Abu Fraiha
 深夜、私の両親は、父がベドウィン族の村Tal-a-Sabehに建てた家を離れ、Omerに引っ越す(たぶん「逃げる」ように)。そこはほんの5kmしか離れていないが、とてもブルジョワなユダヤ人の町だ。10年の間、乳がんと闘ってきた母の唯一の望みは、20年間暮らしたOmerでムスリムとして墓に入るということだった。だが、Omerでは、ムスリムの住人の埋葬に関して対処していない。
 母親の最期の望みと、無視できない社会規範の間で引き裂かれる家族の物語。家族の親密さと秘密とジレンマを明らかにし、女性たちのアイデンティティーとナショナリティーとふるさとの意味を問う。


 【デビュー部門】(Debuts)

 ◆国際批評家連盟賞 第1回作品賞(The FIPRESCI Award for Best International First Film)
 ◎“Tehran Taboo”(独・オーストリア) 監督:Ali Soozandeh
 出演:Elmira Rafizadeh、Zar Amir Ebrahimi、Arash Marandi、Bilal Yasar、Negar Mona Alizadeh、Payam Madjlessi
 物語:3人のしたたかな女性と若いミュージシャンの人生が、テヘランで交わる。テヘランでは、セックスと不貞と堕落と売春とドラッグが、厳格な宗教法と共存していて、まるで分裂症気味の社会となっている。この賑やかな現代のメトロポリスで、禁止事項を避けることは日々のスポーツのようなものにほかならないし、タブーを破ることは個人的な解放を意味していると言っていいかもしれない。
 ペルシャ語作品。
 全編グリーン・スクリーンで撮影して、ポスト・プロダクションで編集した。“Rotoscoping” と“Compositing”という技法が用いられた。全編アニメーション。
 カンヌ国際映画祭2017 国際批評家週間出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 長編コンペティション部門出品。
 シドニー映画祭2017出品。


 【スピリット・オブ・フリーダム部門】(In the Spirit of Freedom Awards in Memory of Wim van Leer)

 ◆スピリット・オブ・フリーダム賞(The Cummings Award for Best Feature Film)
 ◎“The Other Side of Hope”(フィンランド・独) 監督:アキ・カウリスマキ
 出演:サカリ・クオスマネン(Sakari Kuosmanen)、
 物語:ポーカー好きの、元 旅回りセールスマンで、現在はレストランを営んでいる男性が、ヘルシンキで、シリア人難民と出会って、親しくなる。
 6年ぶりの最新長編。『ル・アーヴルの靴みがき』に続く、「港町3部作」の第2作。
 ベルリン国際映画祭2017出品。監督賞(銀熊賞)受賞。
 ダブリン国際映画祭2017 ダブリン映画批評家協会賞 最優秀男優賞(Sherwan Haji)受賞。
 FEST国際映画祭(ベオグラード国際映画祭)2017出品。
 ルクセンブルク・シティー映画祭2017出品。グランプリ受賞。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017出品。
 シドニー映画祭2017出品。
 モスクワ国際映画祭2017 Euphoria of the fringes部門出品。
 ミュンヘン映画祭2017 平和のためのドイツ映画賞-ザ・ブリッジ 監督賞 インターナショナル部門受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2017 ホライズンズ部門出品。
 ラックス賞2017 オフィシャル・セレクション。
 ゴールデン・アプリコット国際映画祭2017出品。
 オデッサ国際映画祭2017 フェスティバル・オブ・フェスティバルズ出品。
 プーラ映画祭2017 Europolis-Meridians部門出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2017出品。


 ◆ドキュメンタリー賞(The Ostrovsky Award for Best Documentary Film)
 ◎“City of Ghosts”(米) 監督:マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman)
 イスラム国に故郷を奪われ、命がけで彼らに立ち向かうために結成された匿名の市民ジャーナリストのグループ“Raqqa is Being Slaughtered Silently”(ラッカは静かに虐殺されている)に迫ったドキュメンタリー。彼らは、イスラム国の支配によって、命の危機にさらされ、シリアやトルコ、ドイツへと分散しながら、話すことのできない喪失感や痛みを共有し、自分たちが持っている唯一の武器、メディアを使って、テロとの戦争を闘う。
 『カルテル・ランド』のマシュー・ハイネマン監督最新作。
 サンダンス映画祭2017出品。
 CPH:DOX 2017出品。観客賞受賞。
 ダラス国際映画祭2017出品。シルバー・ハート賞出品。
 サラソータ映画祭2017出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。
 トライベッカ映画祭2017出品。
 全州国際映画祭2017出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 モントクレア映画祭2017出品。審査員特別賞受賞。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 バークシャー国際映画祭2017出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。審査員大賞受賞。
 AFI Docs 2017出品。
 ナンタケット映画祭2017出品。
 ミュンヘン映画祭2017出品。
 ゴールウェイ映画祭2017 最優秀人権映画賞(Best Human Rights Feature)受賞。


 ◆オナラブル・メンション(Honorable Mention)
 ◎“The Venerable W.”(仏・スイス) 監督:バルベ・シュローデル
 アシン・ウィラス(“Venerable Wirathu”)は、ミャンマーの高僧だが、反イスラム活動の指導者として知られる。ミャンマーは、人口の90%が仏教徒だが、イスラム教徒は、仏教徒の女性に一夫多妻を強要し、反社会的行為を行なっているとして、彼は、国内からのイスラム教徒追放を主張している。仏教徒であれば、平和主義で、寛容で、非暴力の生活を送っていると。
 カンヌ国際映画祭2017 特別招待作品。
 モスクワ国際映画祭2017 由思想-ドキュメンタリー映画プログラム出品。
 ニュージーランド国際映画祭2017出品。
 ロカルノ国際映画祭2017 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。


 【イスラエル短編コンペティション部門】(The Israeli Short Film Competition)

 ◆最優秀実写映画賞(The Van Leer Award for Best Live Action Film)
 ◎“Portrait of My Family In My Thirteenth Year”(イスラエル/16分) 監督:Omri Dekel-Kadosh

 ◆最優秀短編アニメーション賞(The Van Leer Award for Best Animation Film)
 ◎“Hadarim”(イスラエル/5分) 監督:Shlomi Yosef

 ◆最優秀短編ドキュメンタリー賞(The Van Leer Award for Best Documentary Film)
 ◎“Keren Or (A Ray of Light)”(イスラエル/30分) 監督:Lihi Sabag

 ◆最優秀短編ドキュメンタリー賞 オナラブル・メンション
 ◎“The Bride’s Tree”(イスラエル/18分) 監督:Shadi Habib Allah

 【イスラエル・ビデオ・アート&実験映画コンペティション部門】(The Israeli Video Art and Experimental Film Competition)

 ◆The Lia Van Leer Award, donated by Rivka Saker
 ◎“Sleepers”(イスラエル/15分) 監督:Ruth Patir

 ◆The Ostrovsky Family Foundation Award
 ◎“Sham (There)”(イスラエル/15分) 監督:Thalia Hoffman

 【The Jewish Experience部門】

 ◆The Lia Award in honor of Lia van Leer for films dealing with Jewish heritage
 ◎“The Cakemaker”(イスラエル・独) 監督:Ofir Raul Graizer

 ◆The Avner Shalev - Yad Vashem Chairman’s Award for Artistic Achievement in Holocaust-related Film
 ◎“1945”(ハンガリー) 監督:Ferenc Török
 物語:1945年8月。戦時中は、ソ連に占領されていたハンガリーの村。薬局を営む村の有力者Istvánの息子で、薬局のマネージャーを務めるÁrpádと、かわいい田舎娘Kisrózsiとの結婚式が開かれることになっていて、その準備が進められている。Kisrózsiには、かつてJancsiというフィアンセがいて、Jancsiと結婚できれば、ブルジョワの仲間入りだったし、Jancsiは男らしく、ハンサムだったので、彼女はまだJancsiに未練があった。また、Istvánの妻Annaは、Kisrózsiが愛からではなく、薬局目当てで結婚するように見えて、この結婚をあまり祝福していなかった。その頃、駅に列車が到着し、黒づくめのユダヤ人父子が降り立つ。2人はホロコーストの生き残りだ。白いひげを生やした父親は、Sámuel Hermannで、列車から2つの木箱を降ろし、待っていた馬車に乗せる。彼らがやってきたという噂は、たちまち村中に広がる。裏切り、沈黙、盗みなど、戦時中にユダヤ人に対して、罪深い行ないをして、やましい思いを抱えた者が多かった。ほとんど忘れられそうになっていた過去。だが、過去は消え去らず、通り過ぎてさえいなかった。
 ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門出品。観客賞第3席。
 フィラデルフィア・ジューイッシュ映画祭2017出品。
 タイタニック国際映画祭(ハンガリー)2017出品。
 エジンバラ国際映画祭2017出品。


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 イスラエル映画の主だったものは、エルサレム映画祭で上映されることになっているけれど、イスラエル映画はエルサレム映画祭以外の大きな映画祭で上映されることも多いし、今年はどうかな。
 たぶん上記の中から、イスラエル・アカデミー賞も、米国アカデミー賞2018外国語映画賞イスラエル代表も選ばれる可能性は高いと思うけど。
 評判からいうと、今年は“The Cakemaker”あたりかなあ。

 上記受賞作品の中で、今後、受賞を重ねていく作品も多いはずです。あれとか、あれとか。

 ちなみに、今年は、最優秀長編作品賞の賞金が昨年より減っていて(アップすることはあっても、減るのは珍しい)、生涯貢献賞の選出(授与)もありませんでした。エルサレム映画祭も資金繰りが苦しくなっているということでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・エルサレム映画祭2017 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_10.html
 ・エルサレム映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_22.html
 ・エルサレム映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_25.html
 ・エルサレム映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201307/article_17.html
 ・エルサレム映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_21.html
 ・エルサレム映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_18.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

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