海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS ロカルノ2017 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門 ラインナップ!

<<   作成日時 : 2017/07/15 00:28   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 【フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門】 (Cineasti Del Presente /Film-makers of the Present Competition)
 第1回または第2回監督作品のコンペティション部門。

 ※審査員:ユースリ・ナスラッラー(審査員長)

 ・“Verão Danado(Damned Summer)”(ポルトガル) 監督:Pedro Cabeleira [ワールド・プレミア]
 出演:Pedro Marujo、Ana Valentim、Lia Carvalho、Daniel Viana
 物語:チコの夏は、祖父とともに、レモンの木の下にある家で始まる。水路。子ども時代の思い出の土地。だが、彼は、今、リスボンで生活をしている。この街で学校を出、この街で仕事を見つけたいと考えている。チコは、見通しも期待も持たない世代に属している。大人になるのを永久に遅らせようとしているようにも見える。恋と失恋が渦巻くリスボンの夜が、彼をサイケデリックな快楽主義に導く。焼けつくような苦悩が高揚感を煽る。
 [第1回作品]


 ・“Milla”(仏・ポルトガル) 監督:ヴァレリー・マサディアン(Valerie Massadian) [ワールド・プレミア]
 出演:Severine Jonckeere、Luc Chessel、Ethan Jonckeere
 物語:17歳のミラのお腹が膨らんでくる。彼女は、郊外に逃げ出し、65歳のジョジーナが営んでいるホテル・レストランに隠れる。脇道と海に挟まれた忘れられた土地。様々な労働者たち、セールス担当者、トラック・ドライバー、村民たち。ミラは、ティーンエイジャーと現在の自分との間で格闘し、そして母親になろうとしている。
 2011年に『ナナ』“Nana”を同部門に出品し、第1回作品賞を受賞したヴァレリー・マサディアンの第2監督長編。


 ・“Il Monte Delle Formiche(The Mount of Ants)”(伊) 監督:Riccardo Palladino [ワールド・プレミア]
 美しい低木林に囲まれた“Il Monte Delle Formiche(The Mount of Ants)”が、そう呼ばれるのは、年に一度起こる珍しい自然現象のためである。すなわち、様々な羽根アリが、ヨーロッパ中から群れをなして、この山の頂上に向かって移動するのだ。住民たちは、ずっと、“Madonna delle Formiche”と呼ばれる聖処女に、このアリたちが死を以てオマージュを捧げているのだと信じている。婚礼の飛行は、魅惑的な現象だが、大きな疑問も沸く。アリたちは、これが自分たちの運命なのだとどうやって知るのだろうか。好奇心が強かったり、信心深かったりする観光客は、この特異な現象を称賛し、饗宴に参加するためにやってきて、生命の神秘を目撃する。EmeryやBraibanti、メーテルリンク、ゲーテらのような作家による、この羽根アリに対する感想は、映画の目撃者たちの言葉に木霊する。
 本作に先駆けて、同タイトルの5分バージョンが2016年に発表されている。
 [第1回作品]
 *参考
 ・PerSo:http://www.persofilmfestival.it/project/monte-delle-formiche/


 ・“Easy”(伊・ウクライナ) 監督:Andrea Magnani [ワールド・プレミア]
 出演:Nicola Nocella、リベロ・デ・リエンゾ(Libero De Rienzo)、バーバラ・ブーシェ(Barbara Bouchet)、Ostap Stupka、Veronika Shostak、Orest Garda
 物語:Isidoro(またの名をEasy)は、意気消沈した。体重が増えて、車にフィットしなくなり、カーレーサーとしてのキャリアが終わってしまったからだ。ある日、兄弟が彼に仕事を持ってくる。ウクライナのレンガ職人の遺体が入った棺を、イタリアからウクライナに運んでほしいというのだ。不幸にして、彼の名はEasyだが、彼にとって意味はない。そして、彼はすぐに迷子になってしまう。
 [第1回作品]


 ・“Dene Wos Guet Geit”(スイス) 監督:Cyril Schäublin [ワールド・プレミア]
 物語:アリスは、チューリヒ郊外のコールセンターに勤めている。そこでインターネットの契約を取り決めたり、保険を売ったりするのだ。仕事が終わると、彼女は街を歩き回る。この街は特に問題もないように見える。彼女は、仕事からの連想で、孤独な老女たちに電話して、緊急にお金を必要としている孫娘を演じる。このトリックで、彼女はたちまち一財産手に入れる。
 [第1回作品]


 ・“Abschied Von Den Eltern(Farewell)”(オーストリア) 監督:Astrid Johanna Ofner [ワールド・プレミア]
 物語:ドイツ出身の小説家・劇作家・美術作家のペーター・ヴァイスの自伝的小説『両親との別れ』(1961)の映画化。主人公は、ユダヤ人の家系に生まれ、30年代から40年代にかけて、子ども時代から青年時代を、ヨーロッパ中を渡り歩いた。そして自立のために闘い、画家や作家として成功するために懸命に努力した。
 Astrid Johanna Ofnerは、監督・脚本・製作・撮影まで兼任した。Super 8mm, HDで撮影した。
 [第1回作品]


 ・“3/4”(ブルガリア・独) 監督:Ilian Metev [ワールド・プレミア]
 出演:Mila Mikhova、Niki Mashalov、Todor Velchev
 物語:若いピアニストのミラは、外国でのオーディションの準備をしている。弟のニキは、彼女の注意をそらそうとする。宇宙物る学者の父親トドールは、子どもたちの不安を処理できていないように見える。家族が一緒に過ごす最後の夏の物語。
 カンヌ国際映画祭2012 批評家週間に出品されて、Visionary Prizeを受賞した“Sofia's Last Ambulance”(2012)のIlian Metev監督の初のドラマ作品。


 ・“Le Fort Des Fous”(仏・カタール・ギリシャ・独) 監督:Narimane Mari [ワールド・プレミア]
 物語:1860年代、アルジェリア・サハラは、過酷な探検を以てしても征服を退けていた土地だったが、多くの者たちが欲していた。しかしながら、領土を巡る争いを乗り越え、神々の思し召しの土地の力を信じて、並外れた社会を作り上げようとした男たちがいた。


 ・“Meteorlar(Meteors)”(オランダ・トルコ) 監督:Gürcan Keltek [ワールド・プレミア]
 人々と場所とモノの記憶。ドキュメンタリーとフィクションのブレンド。
 イスタンブール国際映画祭2017 Work in Progress出品。Color Up Award、The Daire Creative Key Art Design Award受賞。
 [第1回作品]


 ・“Distant Constellation”(米・トルコ・オランダ) 監督:Shevaun Mizrahi [ワールド・プレミア]
 物語:イスタンブールの老人ホーム。外では、クレーンが右往左往し、開発区が様変わりしていくのに対し、建物の中では、時間が止まり、居住者たちは、回想に耽っている。ひとりの女性が、家族がアメリカ人のジェノサイドの犠牲になったことを話す。ひとりの老人男性は、過去の性的な出会いを思い出し、『ロリータ』を読む。癌にかかって失明した写真家は、今では撮られる側にまわる。
 True/False映画祭2017出品。
 [初監督作品]


 ・“Sashishi Ded (Scary Mother)”(ジョージア・エストニア) 監督:Ana Urushadze [ワールド・プレミア]
 出演:Nata Murvanidze、Ramaz Ioseliani、Dimitri Tatishvili、アフタンディル・マハラゼ(Avtandil Makharadze)
 物語:50歳の主婦マナナは、ジレンマと闘っている。家族生活を選ぶか、それとも、長年抑えつけてきた書くことへの情熱を選ぶか。彼女は、情熱に身を任せることに決め、執筆活動に飛び込む。
 [第1回作品]


 ・“Cho-Haeng (The First Lap/초행)”(韓) 監督:Kim Dae-hwan [インターナショナル・プレミア]
 出演:Cho Hyun-chul、Kim Sae-byuk
 物語:スヒョンは、私立の美術学校の教師で、ジヨンは、小さなネットワーク企業の契約社員。2人は、ソウルで同棲を始めて6年になるが、ジヨンの生理が遅れていることを知ってスヒョンは驚く。ある夜、2人は、インチョンにあるジヨンの両親の新しい家を訪ねる。温かかったホームパーティーは、ジヨンの母親が2人に結婚しなさいと強く言い出したところから雰囲気が悪くなる。長い一日の終わりに、2人は眠ろうとする。スヒョンは、しばらく避けてきた自分の家族とやり直そうと決心し、江原道南部にあるサムチョクに向かう。
 “End of Winter(철원기행)”で、アジア太平洋スクリーン・アワード2015作品賞ノミネート、ワイルドフラワー映画賞2017 新人監督賞・撮影賞受賞、春史映画賞2017新人監督賞ノミネートの、Kim Dae-hwan監督の第2作。
 全州国際映画祭2017 全州シネマ・プロジェクト部門出品。
 ムジュ映画祭2017出品。


 ・『枝葉のこと』“Edaha No Koto (Sweating the Small Stuff)“(日) 監督:二ノ宮隆太郎 [ワールド・プレミア]
 出演:二ノ宮隆太郎、二ノ宮哲夫、松本大樹、矢島康美、木村知貴、いまおかしんじ

 ・“Beach Rats”(米) 監督:Eliza Hittman [インターナショナル・プレミア]
 出演:Harris Dickinson、Madeline Weinstein、ケイト・ホッジ(Kate Hodge)、ニール・ハフ(Neal Huff)
 物語:フランキーは、ブルックリンの郊外に住んでいるティーンエイジャー。夏。どんよりとした家の中から逃れようとして、フランキーは、近所の少年たちとハンドボールをしたり、コニーアイランドで出会った女の子たちをからかったりしていた。家族にある悲劇が起こった後、彼は、ビーチをうろついていて、初めてゲイと出会う。矛盾する欲望に抗いながら、フランキーは力強い一歩を踏み出す決心をする。
 第2監督作品。
 サンダンス映画祭2017出品。監督賞受賞。
 New Directors/New Films 2017出品。
 サラソータ映画祭2017 長編ナラティヴ作品コンペティション部門出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2017出品。
 ボストン・インディペンデント映画祭2017出品。最優秀長編ナラティヴ作品賞受賞。
 モントクレア映画祭2017 Future/Nowコンペティション部門出品。Future/Now賞受賞。
 メリーランド映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 フレームライン映画祭/サンフランシスコ国際LGBTQ映画祭2017出品。
 ナンタケット映画祭2017出品。
 アウト・フェスト2017出品。
 ニュージーランド国際映画祭2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。


 ・“Person To Person”(米) 監督:Dustin Guy Defa [インターナショナル・プレミア]
 出演:マイケル・セラ、Abbi Jacobson、タヴィ・ジェヴィンソン(Tavi Gevinson)、フィリップ・ベイカー・ホール(Philip Baker Hall)
 物語:ニューヨーカーたちの群像劇。新人の犯罪記者は、エキセントリックな上司についてまわり、自殺として処理された事件が殺人かもしれないとわかって調査をしている(もし本当にそうならスクープだ)。彼女と入れ替わりにストイックな時計職人が登場する。早熟なティーンの女の子は、ホッケーをしながら、自分のセクシュアリティーを探求する。熱狂的なレコード・コレクターは、チャーリー・パーカーのレアなLPが手に入るというのは出来すぎた話だと考え、彼の友人は、浮気者の彼女に恥をかかせた後、どうやって償いをさせようかと思案する。
 ベルリン国際映画祭2014短編コンペティション部門に出品して、DAAD短編賞を受賞し、SXSW映画祭2014でも審査員特別賞を受賞した同名の短編の長編版(といってもタイトルが同じなだけで、ストーリーは全く別物らしい)。
 サンダンス映画祭2017 Next部門出品。
 SXSW映画祭2017出品。
 New Directors/New Films 2017出品。
 ウィスコンシン映画祭2017出品。
 モントクレア映画祭2017出品。
 メリーランド映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 オーク・クリフ映画祭2017出品。


 ・“Severina”(ブラジル・ウルグアイ) 監督:Felipe Hirsch [ワールド・プレミア]
 出演:ハビエル・ドロラス(Javier Drolas)、カルラ・ケベド(Carla Quevedo)、アレハンドロ・アワダ(Alejandro Awada)、アルフレド・カストロ(Alfredo Castro)、デニエル・ヘンドラー(Daniel Hendler)
 物語:書店主が、Severinaの謎に巻き込まれる。Severinaは、魅力的で、謎めいて、国籍すら不明な女性で、しかも本泥棒だ。夢の中にも似て、混乱した彼は、もはや無理と道理の区別もつかなくなる。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 現時点では、公式サイトでは、作品の基本情報が発表されているだけで、ストーリー等はまだ発表されていません。(審査員もまだ審査員長しか発表されていません。)

 なので、上記には、ネット上で、わかる範囲のことを調べて書き出してあります。

 これだけの作品がある中で、現時点でほぼ何も情報を公開していないのは、日本の『枝葉のこと』だけです。

 前回のインターナショナル・コンペティション部門がすべてワールド・プレミアだったのに比べると、今回はすべてワールド・プレミアというわけにはいかなくなり、また、前回は2つのコンペティション部門のうちドキュメンタリーはフィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティションに2本だけだったのに、今回はインターナショナル・コンペティションに4本、フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティションに2本もあります。

 アメリカン・インディーズが多いことも併せて考えると、今年は作品集めに苦労したのかな、ということでしょうか。

 それでも、いくつか気になる作品があったりするわけですが。

 『鳥類学者』や“The Last Family”、“Godless”、『グローリー』など、前回は収穫が多かったロカルノ国際映画祭ですが、今年はどうでしょうか。

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *参考
 ・Criterion.com:https://www.criterion.com/current/posts/4720-the-daily-locarno-2017-lineup

 *当ブログ記事

 ・ロカルノ国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_18.html
 ・ロカルノ国際映画祭2016 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_25.html
 ・ロカルノ国際映画祭2016 ラインナップ コンペティション部門以外:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_26.html
 ・ロカルノ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_18.html
 ・ロカルノ国際映画祭2014 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_18.html
 ・ロカルノ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201408/article_14.html
 ・ロカルノ国際映画祭2013 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201307/article_19.html
 ・ロカルノ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_2.html
 ・ロカルノ国際映画祭2010 ラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_16.html
 ・ロカルノ国際映画祭2010 ラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_17.html
 ・ロカルノ国際映画祭2010 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_7.html
 ・ロカルノ国際映画祭2009 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_16.html
 ・ロカルノ国際映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200908/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

 追記:
 ・ロカルノ国際映画祭2017 コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_21.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ロカルノ2017 フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門 ラインナップ! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる