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zoom RSS BAFTA学生映画賞2017 受賞結果

<<   作成日時 : 2017/06/25 00:18   >>

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 BAFTA学生映画賞(The BAFTA Student Film Awards)2017の受賞結果が発表になりました。(6月22日)

 BAFTA学生映画賞は、2004年にスタートした映画賞で、前回まではBAFTA US学生映画賞(The BAFTA US Student Film Awards)として全米の学生映画を対象としていたのが、今回よりインターナショナルに広く作品を募集するようになって改称し、また、前回までは最優秀学生映画賞と審査員特別賞(2015〜)を選出するだけだったのが、今回よりアニメーション、ドキュメンタリー、実写作品とカテゴリーごとに最優秀作品を選出するようになり、審査員特別賞と併せて4つの賞を発表する形式になりました。AMPASの学生アカデミー賞(1973〜)により近い形になった、と言っていいかもしれません。

 前回は、全米56校から245作品の応募があり、そこから8作品がファイナリストに選ばれたのに対し、今回は15か国から400を超える応募があった(そこから下記のようなファイナリストが選ばれた)、と発表されています。(本年度のファイナリスト発表は5月23日)

 本年度のファイナリストおよび受賞者は、以下の通り。

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 ◆アニメーション部門
 ・“Adam”(米) 監督:Evelyn Jane Ross(ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン)
 ◎“Once Upon A Line”(米) 監督:Alicja Jasina(USC)
 ◎“The Wishgranter”(米) 監督:Kal Athannassov、John McDonald、Echo Wu(リングリング・カレッジ)

 “Once Upon A Line”(米) 監督:Alicja Jasina(USC)
 物語:ひとりの男性がモノトーンで単調な生活を送っている。ところが、彼は、恋に落ちて、物事がコントロールできなくなる。しかし、最後には、彼は、別の生き方があり、世界は色と希望にあふれていることを知る。
 ポーランド映画祭(ロサンゼルス)2016出品。
 学生アカデミー賞2016 アニメーション部門金賞(Gold Medal)受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2017出品。
 米国アカデミー賞2017 短編アニメーション賞ショートリスト。

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 “The Wishgranter”(米) 監督:Kal Athannassov、John McDonald、Echo Wu(リングリング・カレッジ)
 物語:街の広場にある噴水の下には「願い叶え人(wish granter)」が住んでいて、コインを投げて、願掛けをした人の願いを叶えることを仕事にしている。ある日、噴水の両側から、男女が恋の願掛けをする。「願い叶え人」は、2人をくっつけようとするが、パイプがつまってしまい、願いを叶えてあげることができなくなる。「願い叶え人」は、地上に出て、2人をつっくけようとする。
 監督のEcho Wuは、現在、Blue Sky Studiosでプロダクション・マネージャーとして働いていて、プロデューサーを目指しているという。
 学生アカデミー賞2016 アニメーション部門銀賞(Silver Medal)受賞。
 シアトル短編映画祭2016出品。
 *動画本編:https://vimeo.com/176780336

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 ◆ドキュメンタリー部門
 ◎“4.1 Miles”(米) 監督:Daphne Matziaraki(カリフォルニア大学バークレー校)
 ・“The Female Voice”(英) 監督:Julia dos Santos of Goldsmiths(ロンドン大学)
 ・“Living Behind Numbers”(英) 監督:Martin Read(サウスウェールズ大学)

 “4.1 Miles”(米) 監督:Daphne Matziaraki(カリフォルニア大学バークレー校)
 ヨーロッパでは、第二次世界大戦以来、最大の難民危機に直面している。Kyriakosは、トルコ本土から4.1マイル離れたギリシア領の島レスボス島で海岸警備隊長をしている。彼と10人の同僚は、これまで危険を冒して海を渡ってきた何百人という難民の救出に当たっている。ジャーナリストのDaphne Matziarakiは、2015年10月28日に、Kyriakosの仕事に同行し、悪夢のような現実を目の当たりにする。
 テルライド映画祭2016出品。
 学生アカデミー賞2016 ドキュメンタリー部門金賞受賞。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2016 パノラマ部門出品。
 IDAアワード2016 学生部門賞受賞。
 米国アカデミー賞2017 短編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 CPH:DOX2017出品。

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 ◆実写部門(Live Action)
 ・“Dekalb Elementary”(米) 監督:Reed Van Dyk(UCLA)
 ・“F**king Drama”(オーストリア) 監督:Michael Podogil(Filmakademie Wien)
 ◎“Nocturne In Black”(レバノン) 監督:Jimmy Keyrouz(コロンビア大学)

 “Nocturne In Black”(レバノン) 監督:Jimmy Keyrouz(コロンビア大学)
 物語:戦争で荒廃した中東。意気消沈したミュージシャンが、テロリストによって破壊されたピアノを組み立て直そうとする。
 NBR学生奨学金受賞。Marion Carter Greenアワード2016受賞。
 ロングビーチ国際映画祭2016 出品。最優秀ナラティヴ・ショート受賞。
 学生アカデミー賞2016 ナラティヴ部門金賞(Gold Medal)受賞作品。
 NDU国際映画祭2016 レバノン・コンペティション部門出品。監督賞受賞。
 米国アカデミー賞2017 短編映画賞ショートリスト。
 ボールダー国際映画祭2017出品。最優秀短編映画賞受賞。

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 ◆審査員特別賞
 ※審査員:デイヴィッド・ゲレブ(David Gelb:監督/プロデューサー)、ジョーン・ソーベル(Joan Sobel:編集技師)、ヨアン・グリフィズ(Ioan Gruffudd:男優)、ショーレ・アグダシュルー、ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー

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 ◎“4.1 Miles”(米) 監督:Daphne Matziaraki(カリフォルニア大学バークレー校)

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 受賞作4作品すべてが学生アカデミー賞2016の金賞または銀賞受賞作で、4作品のうち3作品が米国アカデミー賞2017短編部門のショートリスト入りしていて、1作品がノミネート(短編ドキュメンタリー賞)まで進んでいます。
 同じような人が揃って応募しているのでしょうが、ちょっと一致度が高すぎる気もしますね。それとも本年度は誰が見てもこれらの作品が突出して優れていたということでしょうか。

 本年度は、学生アカデミー賞→米国アカデミー賞→BAFTA学生映画賞という流れになりましたが、本年度と同じく、“An Object at Rest”(2015)のように、学生アカデミー賞2015(銀賞)→米国アカデミー賞2015(ロングリスト)→BAFTA学生映画賞2016(審査員特別賞)という流れになる場合もあれば、『デイ・ワン』“Day One”(2015)のように、BAFTA学生映画賞2015(受賞)→学生アカデミー賞2015(金賞)→米国アカデミー賞2016(ノミネート)という流れになることもあるようです。
 (規定によると、BAFTA学生映画賞は前年4月1日以降に完成した作品が対象になり、学生アカデミー賞は前年6月2日〜当年6月1日までに完成した作品が対象になる、ということになっています。)

 本年度の学生アカデミー賞は、おそらく8月中にファイナリストと入賞作品が発表され、10月12日に授賞式が行なわれる予定になっています。

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 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

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