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zoom RSS シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017 受賞結果! イルカ、サイ、ウサギ、ネズミ、そして…

<<   作成日時 : 2017/06/16 00:17   >>

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 第24回シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭(6月9日-14日)の各賞が発表になりました。

 【審査員大賞】(Grand Jury Award)

 ・“Ghost Hunting(Istiyad Ashba)”(仏・パレスチナ・カタール・スイス) 監督:Raed Andoni [UK
プレミア]
 ・“Risk”(米・独) 監督:ローラ・ポイトラス [UKプレミア]
 ・“City of Ghosts”(米) 監督:マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman) [UKプレミア]
 ・“The Death and Life of Marsha P. Johnson”(米) 監督:David France [インターナショナル・プレミア]
 ・“Dina”(米) 監督:Dan Sickles、Antonio Santini [UKプレミア]
 ・“The Work”(米) 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous [インターナショナル・プレミア]

 ※審査員:Paul Mason(イギリスのジャーナリスト、フィルムメイカー)、Anand Patwardhan(インドのドキュメンタリー作家)、アンドレア・アーノルド

 ◆審査員大賞 £2,000 ($2,800)
 ◎“City of Ghosts”(米) 監督:マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman)
 イスラム国に故郷を奪われ、命がけで彼らに立ち向かうために結成された匿名の市民ジャーナリストのグループ“Raqqa is Being Slaughtered Silently”(ラッカは静かに虐殺されている)に迫ったドキュメンタリー。彼らは、イスラム国の支配によって、命の危機にさらされ、シリアやトルコ、ドイツへと分散しながら、話すことのできない喪失感や痛みを共有し、自分たちが持っている唯一の武器、メディアを使って、テロとの戦争を闘う。
 『カルテル・ランド』のマシュー・ハイネマン監督最新作。
 サンダンス映画祭2017出品。
 CPH:DOX 2017出品。観客賞受賞。
 ダラス国際映画祭2017出品。シルバー・ハート賞出品。
 サラソータ映画祭2017出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。
 トライベッカ映画祭2017出品。
 全州国際映画祭2017出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 モントクレア映画祭2017出品。審査員特別賞受賞。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 バークシャー国際映画祭2017出品。
 AFI Docs 2017出品。
 ナンタケット映画祭2017出品。
 ミュンヘン映画祭2017出品。

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 ◆スペシャル・メンション
 ◎“The Death and Life of Marsha P. Johnson”(米) 監督:David France
 マーシャ・P・ジョンソン(Marsha P. Johnson:1945-92)は、ドラァグ・クイーンで、セックスワーカー、ゲイの人権活動家であり、1969年に「ストーンウォールの反乱」(ニューヨークのゲイバー、ストーンウォール・インで同性愛者たちが、警察からの抑圧に耐えかねて暴動を起こした事件)の主導者でもある。本作では、未公開のフッテージや再発見されたインタビューを用いて、1992年に謎の死を遂げたマーシャ・P・ジョンソン(プライド・パレードに参加した後、ハドソン川に死体となって浮かんでいるのが発見された)に関して、真実を探っていく。
 トライベッカ映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 モントクレア映画祭2017出品。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 プロヴィンスタウン国際映画祭2017出品。
 フレームライン映画祭(サンフランシスコ国際LGBT映画祭)2017出品。

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 ◎“The Work”(米) 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous
 カリフォルニア州フォルサム刑務所。外部からの3人の参加者が、第4級囚人の4日間のグループ・セラピーに加わる。4日間が過ぎた時、3人の参加者も囚人たちも、思ってもみなかった方法で、自分たち自身のことを見つめ直すことになる。
 SXSW映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。審査員大賞受賞。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 deadCENTER映画祭2017出品。
 BAMシネマフェスト2017出品。

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 ◆観客賞(The Doc/Fest Audience Award)
 ◎“The Work”(米) 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous

 【アート・ドック賞】(Art Doc Award) [新設]

 ・“Do Donkeys Act? ”(英・カナダ・アイルランド) 監督:Ashley Sabin、David Redmon [UKプレミア]
 ・“My Mother is Pink”(デンマーク) 監督:Cecilie Debell [インターナショナル・プレミア]
 ・“DRIB”(ノルウェー) 監督:Kristoffer Borgli [UKプレミア]
 ・『陽の当たる町』“City of the Sun(Mzis qalaqi)”(米・ジョージア・オランダ・カタール) 監督:ラティ・オネリ(Rati Oneli) [UKプレミア]
 ・“In Time to Come”(シンガポール) 監督:Pin Pin Tan(陳彬彬) [UKプレミア]
 ・“Brimstone & Glory”(米) 監督:Viktor Jakovleski [ヨーロッパ・プレミア]

 ※審査員:Nico Marzano(ICAロンドンの映画プログラミング・ヘッド)、Renée Mussai(ロンドンのAutograph ABPのキュレーター、アーカイヴ・ヘッド)、Sophia al Maria(カタール・アメリカンのアーティスト、作家、フィルムメイカー)

 ◆アート・ドック賞
 ◎『陽の当たる町』“City of the Sun(Mzis qalaqi)”(米・ジョージア・オランダ・カタール) 監督:ラティ・オネリ(Rati Oneli)
 ジョージア西部にある町チアトゥラは、かつて全世界の約50%のマンガンを産出していたが、今では黙示録さながらのゴーストタウンと化している。残された住人は少ない。音楽教師Zurabは、壊れかけたコンクリートの建物を解体して、鉄の梁を売って、いくらかのお金を手に入れている。Archilは、まだ鉱山で働いているが、彼の情熱は、地元のアマチュア演劇グループに注がれている。2人の若い女性アスリートは、やせこけてはいるが、次のオリンピックに向けて、ストイックにトレーニングを続けている。ぼろぼろになったワイヤーと古びたケーブルカーが、市を貫いていて、老いた組織を流れる動脈が詰まっているようにも見え、絶え間なく移り変わる流行に抵抗を示している。ユートピアの儚い運命。この町に太陽が輝くことはないけれども、残された住民たちが町に温かさをもたらしている。
 初監督長編。
 サラエボ映画祭2016 Docu Rough Cut Boutique Awards IDFA Award受賞。
 ベルリン国際映画祭2017 フォーラム部門出品。
 Wiesbaden goEast2017 出品。Award of the Federal Foreign Office受賞。
 イメージフォーラム・フェスティバル2017にて上映。
 ドキュメンタ マドリッド2017 インターナショナル長編コンペティション部門出品。最優秀長編作品賞受賞。


 ◆スペシャル・メンション
 ◎“Brimstone & Glory”(米) 監督:Viktor Jakovleski
 メキシコのトゥルテペックでは、世界でも類がないような「ナショナル花火祭り」(Feria Nacional de la Pirotecnia)が行なわれ、10万人もの観客を集めている。これは、花火職人の聖人San Juan de Diosに敬意を表した、文字通り燃えるようなお祭りで、1週間、トゥルテペックの町を呑み込む。職人たちは、熟練の腕を見せ、新人たちは新たに創り出した荒々しい技を披露する。また、カーニバル風の「お城」が作られて、火をつけられたり、数十のチームが、張り子の牛を作り、町の広場を練り歩いたりもする。人々は、この祭りに歓びとホンモノの危険を解き放つ。実際に、盛大な花火の陰では、救急車や救急隊が待機し、祭りの最終日には3度の火傷を負った人々で近くの医療機関はいっぱいになる。花火の町トゥルテペックでは、住人の4分の3が花火産業に関わっていて、この祭りのために1年かけて準備をする。本作では、GoProsやドーロンを駆使して、祭りの美しさを幅広くとらえ、夜空を燃え上がらせる火花や炎を通して、観る者にマジカルでシネマティックな旅を提供する。
 『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』のベン・ザイトリンがプロデューサーを務めている。
 True/False映画祭2017出品。
 サラソータ映画祭2017出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2017 ゴールデンゲート 長編ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。長編ドキュメンタリー賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 モントクレア映画祭2017出品。
 DocAviv/テルアビブ国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 AFI Docs 2017出品。

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 【ティム・ヘザリントン賞】(The Tim Hetherington Award)
 2011年にリビア政府による砲撃で亡くなった、報道写真家で人道活動家のティム・ヘザリントン(Tim Hetherington)にちなんで設けられた映画賞。
 前回までは受賞者のみの発表だったのが、コンペ部門に昇格。

 ・“Even When I Fall”(英) 監督:Sky Neal、Kate McLarnon [ワールド・プレミア]
 ・“Strong Island”(米・デンマーク) 監督:Yance Ford [UKプレミア]
 ・“Insha'Allah Democracy”(英・パキスタン) 監督:Mohammed Naqvi [ワールド・プレミア]
 ・“Whose Streets? ”(米) 監督:Sabaah Folayan、Sabaah Folayan、Damon Davis、Damon Davis [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“Mama Colonel”(コンゴ・仏) 監督:Dieudo Hamadi [UKプレミア]
 ・“Winnie”(仏・オランダ・南ア) 監督:パスカル・ランシュ(Pascale Lamche) [ヨーロッパ・プレミア]

 ◆ティム・ヘザリントン賞
 ◎“Strong Island”(米・デンマーク) 監督:Yance Ford
 19年前、Yance Fordがハミルトン大学の2年生の時、彼の兄が殺された。人生が変わってしまうほど大きな衝撃を受けた彼は、映画監督になって兄のことを映画にしようと決心する。そして、POVのシリーズのプロデューサー、PBSのドキュメンタリー・シリーズを経て、当時の気持ちを失うことなく、完成させたのが本作である。彼は、本作を通して、殺人の恐怖、人種的偏見、殺人者を野放しにしている司法制度について、再検証を求めている。
 初監督作品。
 サンダンス映画祭2017出品。ストーリーテリング賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門出品。
 True/False映画祭2017出品。
 テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 CPH:DOX 2017 出品。
 フル・フレーム ドキュメンタリー映画祭2017出品。Center for Documentary Studies Filmmaker Award、Charles E. Guggenheim Emerging Artist Award受賞。
 モントクレア映画祭2017出品。ブルース・シノフスキー賞/長編ドキュメンタリー賞受賞。
 エンカウンターズ南アフリカ国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 AFI Docs 2017出品。

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 【環境賞】(Environmental Award)

 ・“Thank You For The Rain”(英) 監督:Julia Dahr [UKプレミア]
 ・“The Last Animals”(英・米) 監督:Kate Brooks [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“Trophy”(英・米・カタール) 監督:シャウル・シュワルツ(Shaul Schwarz)、Christina Clusiau[UKプレミア]
 ・“Dead Donkeys Fear No Hyenas”(フィンランド・独・スウェーデン) 監督:Joakim Demmer [UKプレミア]
 ・“Chasing Coral”(米) 監督:Jeff Orlowski
 ・“A River Below”(ブラジル) 監督:Mark Grieco [ヨーロッパ・プレミア]

 ◆環境賞
 ◎“A River Below”(ブラジル) 監督:Mark Grieco
 ひとりのTVスターと有名な海洋生物学者が、アマゾンカワイルカ(Amazon pink river dolphin)を狩猟による絶滅から救おうとしている。撮影クルーは、彼ら2人を追うが、全く予期していなかった結果がもたらされる。真実が相対的にとらえられる時代に、メディアを使って活動する環境活動家の行動もまた検証されることになる。
 トラベッカ映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。

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 ◆スペシャル・メンション
 ◎“The Last Animals”(英・米) 監督:Kate Brooks
 自然保護活動家、科学者、活動家ら、絶滅危惧種を救おうとして広範囲にわたって活動しているグループを追う。彼らは、密猟者や国際的な違法取引をしているシンジケートと闘い、絶滅の危機にあるゾウやサイを救おうとしている。本作では、アフリカの最前線からアジアのマーケットの裏側まで、グルーバルな視点で、この問題に望む。
 トライベッカ映画祭2017出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017 観客賞第6位。
 シアトル国際映画祭2017出品。

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 【イルミネート賞】(Illuminate Award) [新設]
 科学的理解に基づく、パワフルでイノベイティヴな作品に贈られる。
 前回までは「ストーリーテリング&イノベーション賞」として、受賞者のみの発表だったのが、改称してコンペ部門に昇格したようです。

 ・“Unrest”(英・米) 監督:Jennifer Brea [UKプレミア]
 ・“Unseen Enemy”(米・独) 監督:Janet Tobias [UKプレミア]
 ・“...When You Look Away”(デンマーク) 監督:フィー・アムボ(Phie Ambo) [UKプレミア]
 ・“The Third Option”(オーストリア) 監督:Thomas Fuerhapter [UKプレミア]
 ・“Spookers”(オーストラリア・ニュージーランド) 監督:Florian Habicht [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“The Departure”(米) 監督:Lana Wilson [ヨーロッパ・プレミア]

 ◆イルミネート賞
 ◎“Unrest”(英・米) 監督:Jennifer Brea
 Jennifer Breaは、ハーバード大学で、ジャーナリズムのドクター・コースで勉強している途中、28歳の時、結婚式の数か月前に、倒れて、車椅子にも座れない状態になる。医者は、彼女に「脳のせいだ」(all in her head)と告げる。彼女は、世界には医学に見放された数百万の患者がいると考え、生き抜いて、そういった人々のために映画を作ろうと決心する。そうして作られたのが本作で、彼女は自分自身の物語と、他の4つの家族の物語を取り上げている。
 初監督作品。
 サンダンス映画祭2017出品。編集賞受賞。
 SXSW映画祭2017出品。
 CPH:DOX 2017出品。
 リバーラン国際映画祭2017出品。観客賞受賞。
 ダラス国際映画祭2017出品。
 クリーヴランド国際映画祭2017出品。
 ナッシュヴィル映画祭2017出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 バークシャー国際映画祭2017出品。
 deadCENTER映画祭2017出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017 観客賞14位。

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 ◆最優秀VR賞(The best VR experience)
 ◎“Unrest”(英・米) 監督:Jennifer Brea

 【短編ドキュメンタリー賞】(Short Doc Award)

 ・“War Memorial”(インド・ミャンマー/27分) 監督:Steve Hawley
 ・“The Rabbit Hunt”(米・ハンガリー/12分) 監督:Patrick Bresnan [UKプレミア]
 ・“Edith+Eddie”(米/29分) 監督:Laura Checkoway [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“Raj and Rebellion”(米/6分) 監督:Nathan Reich [ワールド・プレミア]
 ・“The Fish”(米・ブラジル/23分) 監督:Jonathas de Andrade [UKプレミア]
 ・“Waiting for Hassana”(ナイジェリア/10分) 監督:Nathan Reich [ヨーロッパ・プレミア]

 ◆短編ドキュメンタリー賞
 ◎“The Rabbit Hunt”(米・ハンガリー/12分) 監督:Patrick Bresnan
 フロリダのエバーグレーズのサトウキビ畑は、収穫前に余分な葉を落とすために、火がつけられる。17歳のクリスと彼の家族は、毎週末、そこにでかけて、ウサギ狩りをする。
 サンダンス映画祭2017出品。
 ベルリン国際映画祭2017 短編コンペティション部門出品。
 SXSW映画祭2017 最優秀テキサス・ショート受賞。
 フロリダ映画祭2017出品。最優秀ドキュメンタリー・ショート受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。最優秀ドキュメンタリー・ショート受賞。
 モントクレア映画祭2017出品。

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 ◆スペシャル・メンション
 ◎“Edith+Eddie”(米/29分) 監督:Laura Checkoway
 イーディスとエディーは、96歳と95歳というアメリカでも最年長の異人種間カップルである。彼らのラヴ・ストーリーは、2人を引き裂こうとする家族の争いによって、邪魔される。
 True/False映画祭2017出品。
 モントクレア映画祭2017出品。観客賞受賞。

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 【ニュー・タレント賞】(New Talent Award) [新設]

 ・“White Mountain”(英/20分) 監督:Emma Charles [UKプレミア]
 ・“Übermensch”(デンマーク/22分) 監督:Jesper Dalgaard [ワールド・プレミア]
 ・“You Are Still Somebody's Someone”(デンマーク/25分) 監督:Esther Wellejus [インターナショナル・プレミア]
 ・“Artemio”(メキシコ/48分) 監督:Sandra Luz López Barroso [インターナショナル・プレミア]
 ・“Uriel and Jade”(メキシコ/16分) 監督:Eduardo Esquivel [インターナショナル・プレミア]
 ・“Antúnez House”(オーストリア・チリ/53分) 監督:Nora Niasari

 ◆ニュー・タレント賞
 ◎“Artemio”(メキシコ/48分) 監督:Sandra Luz López Barroso
 Artemioは、9歳の少年。アメリカで生まれたが、今はメキシコのゲレロの小さな町で、母と姉のマリリンと母の新しいパートナーとともに暮らしている。新しい言葉を覚え、新しい家族になじもうとしているが、彼は、未だに自分がメキシコの一員であるように感じられない。家では英語で話し、英語で歌う。着る服も違えば、生活習慣も異なる。過去の生活とのつながりは、唯一、電話だけで、彼は、電話を通して、実父や兄弟と話をする。
 Visions du Réel 2017出品。

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 ◆スペシャル・メンション
 ◎“Übermensch”(デンマーク/22分) 監督:Jesper Dalgaard
 2人の若い流れ者が、海辺の無人の教会に押し入り、子ども時代のデーモンを取り除き、周期的な不安と権威から逃れるために、血の儀式を行なう。彼らの夢は、ゴス・ロック・スターになって、古い枠組みを超越して、初のライヴ・コンサートを行なうことだ。時が流れ、彼らは死と苦しみを学ぶが、長らく待ち望んでいた贖いが彼らの友情の中に現れる。
 SXSW映画祭2017出品。

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 【ヤング審査員賞】(Youth Jury Award)

 ・“Jaha's Promise”(米・アイルランド・英) 監督:Kate O'Callaghan、Patrick Farrelly [UKプレミア]
 ・“69 Minutes of 86 Days”(ノルウェー) 監督:Egil Håskjold Larsen [UKプレミア]
 ・“The Road Movie”(ロシア) 監督:Dmitrii Kalashnikov [UKプレミア]
 ・“The Bomb”(米) 監督:Kevin Ford、Smriti Keshari、Eric Schlosser [UKプレミア]
 ・“Rat Film”(米) 監督:Theo Anthony

 ◆ヤング審査員賞
 ◎“69 Minutes of 86 Days”(ノルウェー) 監督:Egil Håskjold Larsen
 シリア難民の一家が、祖父とスウェーデンの新しい家を目指して、ヨーロッパを渡っていく様子を、3歳の少女Leanを中心に据えてとらえる。
 CPH:DOX 2017 ノルディック・ドックス賞 スペシャル・メンション受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2017 インターナショナル・ドキュメンタリー部門出品。エマージング・インターナショナル・フィルムメーカー賞受賞。

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 ◆スペシャル・メンション
 ◎“Rat Film”(米) 監督:Theo Anthony
 ボルチモアのネズミ捕りが、夜、路地でネズミを捕る。彼らは言う。「これは単なるネズミの問題ではなく、人間の問題だ」と。本作では、ネズミ捕りから始めて、ボルチモアの歴史的、社会的問題、経済的人種的隔離の問題までに視点を広げていく。そうして、政治家がいかに簡単に街の外観を決定していくのかを明らかにする。
 ロカルノ国際映画祭2016 サインズ・オブ・ライフ部門出品。
 Doclisboa国際映画祭2016出品。
 ビルバオ国際ドキュメンタリー&短編映画祭2017出品。
 ロッテルダム国際映画祭2017出品。
 True/False映画祭2017出品。
 SXSW映画祭2017出品。
 アトランタ映画祭2017出品。最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞。
 フロリダ映画祭2017出品。最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞。
 メリーランド映画祭2017出品。
 DocAviv/テルアビブ国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 ラスベガス映画祭2017出品。
 プロヴィンスタウン映画祭2017出品。
 シャンゼリゼ映画祭2017出品。
 ミュンヘン映画祭2017出品。

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 【その他の賞】

 ◆AR観客賞
 ◎“Munduruku: The Fight To Defend The Heart of The Amazon”(英・ブラジル) 監督:Grace Boyle、James Manisty、Pete Speller

 ◆The Alternate Realities interactive award
 ◎“My Grandmother’s Lingo”(オーストラリア) 監督:Angelina Joshua、Gina McKeon、Boris Etingof

 ◆The Whicker’s World funding award £80,000 ($113,000)
 30代以下の初監督長編を対象とする。
 ◎“Hope Frozen”(タイ) 監督:Pailin Wedel

 ◆The Whicker’s World funding award 次点 £10,000 ($14,000)
 ◎“Silent Men”(英) 監督:Duncan Cowles

 ◆The sage award
 50歳以上のドキュメンタリー・メイカーを対象とする。
 ◎“My NHS”(英) 監督:Steven Carne

 ◆The sage award 次点
 ◎“The Bard’s Wife” 監督:Roy Delaney

 ◆The Dispatch award
 ◎“The Fight”(オーストラリア・米) 監督:Violeta Ayala、Daniel Fallshaw

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 まだAFI Docsやロサンゼルス映画祭が残されていますが、2017年度の賞レースの対象となるドキュメンタリー作品はほぼお披露目されていることになります。(米国アカデミー賞の対象作品は、8月20日までにリリースされていなければならないことになっているし、7月と8月に有望なドキュメンタリー作品がお披露目される機会はほとんどない。)

 毎年、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭の受賞作から米国アカデミー賞ドキュメンタリー部門へのノミネーションやショートリストに選出される作品が出ているわけですが、本年度の有望作品の1本は、大賞も受賞している“City of Ghosts”でしょうか。監督のキャリアや国際映画祭での注目度・受賞歴から言って、米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネートはほぼ確実であり、少なくともショートリスト入りは間違いないところだろうと思われます。

 あとほかにも、有望そうな作品がありますね。

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 *当ブログ記事

 ・シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_13.html
 ・シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201406/article_18.html
 ・シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_26.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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