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zoom RSS 【カナダ映画】 アイリス賞(ケベック映画賞)2017 ノミネーション

<<   作成日時 : 2017/05/11 00:02   >>

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 ケベック州で製作されたカナダ映画を対象とする映画賞Jutra賞が、「アイリス賞」と名称も改まって(開催時期も2か月半ほど遅くなって)、再スタートしました。(通算では第19回)
 本年度のノミネーションは、以下の通りです。(4月4日ノミネーション発表)

 ◆作品賞
 ・“Bad Seeds (Les mauvaises herbes)“(カナダ) 監督:Louis Bélanger
 ・“Before the Streets (Avant les rues)“(カナダ) 監督:Chloé Leriche
 ・『たかが世界の終わり』(カナダ・仏) 監督:グザヴィエ・ドラン
 ・“Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves (Ceux qui font les révolutions à moitié n’ont fait que se creuser un tombeau)“(カナダ) 監督:Mathieu Denis、Simon Lavoie
 ・“Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )“(カナダ) 監督:キム・グエン

 “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )“以外の4作品は、カナダ・スクリーン・アワード2017でも作品賞ノミネート。カナダ・スクリーン・アワード2017では、『たかが世界の終わり』が作品賞受賞。
 『たかが世界の終わり』は、カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門出品。グランプリ、エキュメニカル審査員賞受賞。米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 カナダ代表作品。カナダ・スクリーン・アワード2017作品賞受賞。
 “Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves”は、トロント国際映画祭2016 最優秀カナダ長編映画賞受賞。
 “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )“は、カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。

 ◆監督賞
 ・Louis Bélanger “Bad Seeds (Les mauvaises herbes)”
 ・Bachir Bensaddek “Montreal, White City (Montréal la blanche)”(カナダ・チュニジア)
 ・グザヴィエ・ドラン 『たかが世界の終わり』
 ・Chloé Leriche “Before the Streets (Avant les rues)”
 ・キム・グエン “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”

 グザヴィエ・ドランとChloé Lericheは、カナダ・スクリーン・アワード2017 監督賞ノミネート。グザヴィエ・ドランが受賞。

 ◆主演男優賞
 ・ガブリエル・アルカン(Gabriel Arcand) “A Kid(Le fils de Jean)”(仏・カナダ)(監督:フィリップ・リオレ)
 ・デイン・デハーン(Dane DeHaan) “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”
 ・アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン(Antoine Olivier Pilon) “1:54”(カナダ)(監督:Yan England)
 ・Émile Schneider “Where Atilla Passes...(Là où Atilla passe...)”(カナダ)(監督:Onur Karaman)
 ・ギャスパー・ウリエル 『たかが世界の終わり』

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとはすべて不一致。

 ◆主演女優賞
 ・Karina Aktouf “Montreal, White City (Montréal la blanche)”
 ・ナタリー・バイ 『たかが世界の終わり』
 ・Emmanuelle Lussier-Martinez “Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves (Ceux qui font les révolutions à moitié n’ont fait que se creuser un tombeau)”
 ・Mylène Mackay “Nelly”(カナダ)(監督:アンヌ・エモン(Anne Émond))
 ・タチアナ・マスラニー(Tatiana Maslany) “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとはすべて不一致。ただし、タチアナ・マスラニーは、“The Other Half”で主演女優賞受賞。
 ナタリー・バイは、カナダ・スクリーン・アワードでは助演女優賞にノミネート。

 ◆助演男優賞
 ・Guillaume Cyr “La nouvelle vie de Paul Sneijder(The New Life of Paul Sneijder)”(カナダ・仏)(監督:Thomas Vincent)
 ・Martin Dubreuil “Maudite poutine(Shambles)”(カナダ)(監督:Karl Lemieux)
 ・トニー・ナルディ(Tony Nardi) “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”(カナダ)(監督:André Forcier)
 ・Luc Picard “Bad Seeds (Les mauvaises herbes)”
 ・Simon Pigeon “Prank”(カナダ)(監督:ヴァンサン・ビロン(Vincent Biron))

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとはすべて不一致。
 トニー・ナルディは、2年連続ノミネート。

 ◆助演女優賞
 ・セリーヌ・ボニエ(Céline Bonnier) “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”
 ・マリオン・コティヤール 『たかが世界の終わり』
 ・Emmanuelle Lussier-Martinez “Bad Seeds (Les mauvaises herbes)”
 ・レア・セドゥ 『たかが世界の終わり』
 ・Cynthia Wu-Maheux “L’origine des espèces(Dominic Goyer)”(カナダ)(監督:Dominic Goyer)

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとはすべて不一致。
 セリーヌ・ボニエは、前回、主演女優賞受賞。

 ◆脚本賞
 ・Louis Bélanger、Alexis Martin “Bad Seeds (Les mauvaises herbes)”
 ・Bachir Bensaddek “Montreal, White City (Montréal la blanche)”
 ・André Forcier、Linda Pinet “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”
 ・Chloé Leriche “Before the Streets (Avant les rues)”
 ・キム・グエン “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”

 Bachir Bensaddek以外、カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションと不一致。カナダ・スクリーン・アワード2017では、『たかが世界の終わり』が脚色賞受賞。
 “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”は、カナダ脚本家組合賞2017受賞。

 ◆撮影賞
 ・Glauco Bermudez “Before the Streets (Avant les rues)”
 ・ニコラ・ボルデュック(Nicolas Bolduc) “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”
 ・ジョゼ・デエー(Josée Deshaies) “Nelly”
 ・トビー・マリエール・ロビテール(Tobie Marier Robitaille) 『バイオレンス・マックス』“Nitro Rush”
 ・アンドレ・タービン(André Turpin) 『たかが世界の終わり』

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、Glauco Bermudezとジョゼ・デエーとアンドレ・タービンが一致。アンドレ・タービンが受賞。

 ◆編集賞(Best Editing)
 ・ジャン=フランソワ・ベルジュロン(Jean-François Bergeron) “Les 3 p’tits cochons 2(The 3 L’il Pigs 2)”(カナダ)(監督:ジャン=フランソワ・プリオ(Jean-François Pouliot))
 ・リチャード・コモー(Richard Comeau) “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”
 ・Mathieu Denis “Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves (Ceux qui font les révolutions à moitié n’ont fait que se creuser un tombeau)”
 ・Chloé Leriche “Before the Streets (Avant les rues)”
 ・Jules Saulnier “Splite(Écartée)”(カナダ)(監督:Lawrence Côté-Collins)

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、リチャード・コモーのみ一致し、カナダ・スクリーン・アワード2017ではリチャード・コモーが受賞。
 リチャード・コモーは、前回、受賞。

 ◆美術賞(Best Art Direction)
 ・Jean Babin “Chasse-galerie: The Legend(Chasse-galerie: la légende)”(カナダ)(監督:Jean-Philippe Duval)
 ・Éric Barbeau “Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves (Ceux qui font les révolutions à moitié n’ont fait que se creuser un tombeau)”
 ・Patrice Bengle “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”
 ・デイヴィッド・ブリスビン(David Brisbin)、イザベル・ゲイ(Isabelle Guay)、Jean-Pierre Paquet 『栄光のランナー/1936ベルリン』

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、『栄光のランナー/1936ベルリン』のみ一致。
 Éric BarbeauとPatrice Bengleは、2年連続ノミネート。

 ◆衣裳デザイン賞(Best Costume Design)
 ・Caroline Bodson “Boris Without Béatrice(Boris sans Béatrice)”(カナダ)(監督:ドゥニ・コテ)
 ・Francesca Chamberland “Chasse-galerie: The Legend(Chasse-galerie: la légende)”
 ・マリオ・ダヴィニョン(Mario Davignon) 『栄光のランナー/1936ベルリン』
 ・ソフィー・ルフェーヴル(Sophie Lefebvre) “Bad Seeds (Les mauvaises herbes)”
 ・Madeleine Tremblay “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、『栄光のランナー/1936ベルリン』のみ一致。カナダ・スクリーン・アワード2017では“Nelly”が受賞。
 マリオ・ダヴィニョンは、2年連続ノミネート。

 ◆メイキャップ賞(Best Make-Up)
 ・Djina Caron “Nelly”
 ・Claire De Ernst “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”
 ・Nicole Lapierre “Chasse-galerie: The Legend(Chasse-galerie: la légende)”
 ・Maïna Militza 『たかが世界の終わり』
 ・Marlène Rouleau 『バイオレンス・マックス』“Nitro Rush”

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、『たかが世界の終わり』のみ一致。カナダ・スクリーン・アワード2017では『たかが世界の終わり』が受賞。
 Nicole Lapierreは、2年連続ノミネート。

 ◆ヘアスタイリング賞(Best Hairstyling)
 ・Marie-France Cardinal、Véronique-Anne Leblanc “Chasse-galerie: The Legend(Chasse-galerie: la légende)”
 ・Réjean Goderre 『栄光のランナー/1936ベルリン』
 ・Martin Lapointe “Nelly”
 ・Marcelo Padovani “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”
 ・Denis Vidal 『たかが世界の終わり』

 Réjean Goderreは、2年連続ノミネート。
 Martin Lapointeは、6年連続ノミネート。前回受賞。

 ◆録音賞(Best Sound)
 ・ピエール・ジュールス・オウド(Pierre-Jules Audet)、Luc Boudrias、クロード・ラ・アヤ(Claude La Haye) 『栄光のランナー/1936ベルリン』
 ・Claude Beaugrand、Bernard Gariépy Strobl、クロード・ラ・アヤ(Claude La Haye) “Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”
 ・シルヴァン・ベルマール(Sylvain Bellemare)、ステファン・ベルゲロン(Stéphane Bergeron)、Martyne Morin “Before the Streets (Avant les rues)”
 ・ステファン・ベルゲロン(Stéphane Bergeron)、Martin Desmarais、マリー=クロード・ガニエ(Marie-Claude Gagné) 『バイオレンス・マックス』“Nitro Rush”
 ・Olivier Calvert、Stephen De Oliveira、Hans Laitres “Maudite poutine(Shambles)”

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、『栄光のランナー/1936ベルリン』のみ一致。カナダ・スクリーン・アワード2017では『栄光のランナー/1936ベルリン』のが受賞。
 クロード・ラ・アヤとステファン・ベルゲロンは、それぞれ2作品でノミネート。
 シルヴァン・ベルマールは、7年連続ノミネート。
 Bernard Gariépy Stroblは、6年連続ノミネート。
 ステファン・ベルゲロンは、4年連続ノミネート
 Luc Boudrias、クロード・ラ・アヤ、Claude Beaugrandは、2年連続ノミネート。ステファン・ベルゲロンは、前回受賞。

 ◆オリジナル音楽賞(Best Original Music)
 ・ガイ・ベランジャー(Guy Bélanger) “Bad Seeds (Les mauvaises herbes)”
 ・Thierry Amar、David Bryant、Kevin Doria “Maudite poutine(Shambles)”
 ・Frannie Holder、Charles Lavoie、Vincent Legault “Nelly”
 ・マーティン・レオン(Martin Léon) “Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”
 ・ロバート・マルセル・ルパージュ(Robert Marcel Lepage) “Before the Streets (Avant les rues)”

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、すべて不一致。

 ◆短編映画賞(Best Live Short)
 ・“Mutants”(カナダ) 監督:Alexandre Dostie
 ・“Oh What a Wonderful Feeling”(カナダ) 監督:François Jaros
 ・“La peau sauvage”(カナダ) 監督:Ariane Louis-Seize
 ・“Tout simplement(Plain and Simple)”(カナダ) 監督:Raphaël Ouellet
 ・“La voce(The Voice)”(カナダ) 監督:David Uloth

 “Mutants”と“Oh What a Wonderful Feeling”は、カナダ・スクリーン・アワード2017 短編アニメーション賞ノミネート。“Mutants”が受賞。
 “Mutants”は、トロント国際映画祭2016 SHORT CUT部門出品。最優秀カナダ短編映画賞受賞。トロント国際映画祭が選ぶカナダ映画トップ10。カナダ・スクリーン・アワード2017 短編アニメーション賞受賞。
 “Oh What a Wonderful Feeling”は、カンヌ国際映画祭2016 国際批評家週間出品。ヒホン国際映画祭2016 最優秀短編賞、ヤング審査員賞受賞。
 “La voce(The Voice)”は、モントリオール世界映画祭2015 最優秀短編カナダ映画賞、第1回作品賞受賞。

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・“Callshop Istanbul”(カナダ) 監督:Hind Benchekroun、Sami Mermer
 ・“Chez les géants(Living With Giants)”(カナダ) 監督:監督:Aude Leroux-Lévesque、Sébastien Rist
 ・“Gulîstan,Land of Roses(Gulistan, terre de roses)”(カナダ・独) 監督:Zaynê Akyol
 ・“Manoir(Manor)”(カナダ) 監督:Martin Fournier、Pier-Luc Latulippe
 ・“Parfaites(Perfect)”(カナダ・ブラジル・プエルトリコ・ロシア・スロヴァキア) 監督:Jérémie Battaglia

 カナダ・スクリーン・アワード2017ノミネーションとは、すべて不一致。
 “Chez les géants(Living With Giants)”は、HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2016 エマージング・カナディアン・フィムルメーカー賞受賞。バンクーバー映画批評家協会賞2016 最優秀カナディアン・ドキュメンタリー賞受賞。
 “Gulîstan,Land of Roses(Gulistan, terre de roses)”は、ミラノ映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。作品賞受賞。
 “Manoir(Manor)”は、クラクフ映画祭2016 インターナショナル・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。The Silver Horn/最優秀長編作品賞受賞。
 “Parfaites(Perfect)”は、Winter Film Awards 2017 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。

 ◆短編アニメーション賞(Best Animated Short)
 ・“Casino”(カナダ) 監督:Steven Woloshen
 ・“J'aime les filles(I Like Girls)”(カナダ) 監督:Diane Obomsawin
 ・“Mamie”(カナダ) 監督:Janice Nadeau
 ・『オスカー』“Oscar”(カナダ) 監督:マリー=ジョゼ・サンピエール(Marie-Josée Saint-Pierre)
 ・『盲目のヴァイシャ』”Blind Vaysha”(カナダ) 監督:セオドア・ウシェフ

 ”J'aime les filles(I Like Girls)”と“Mamie”と『盲目のヴァイシャ』は、カナダ・スクリーン・アワード2017 短編アニメーション賞ノミネート。
 “Casino”は、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 短編コンペティション部門出品。
 『盲目のヴァイシャ』は、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 審査員賞、ヤング審査員賞受賞。オタワ国際アニメーションフェスティバル2016 短編コンペティション ナラティヴ部門出品。最優秀ナラティヴ作品賞、最優秀カナダ・アニメーション賞受賞。アニー賞2017 短編アニメーション賞ノミネート。米国アカデミー賞2017 短編アニメーション賞ノミネート。カナダ・スクリーン・アワード2017 短編アニメーション賞受賞。

 ◆ケベック以外で最も成功した映画(Most Successful Film Outside Quebec)
 ・“Boris Without Béatrice(Boris sans Béatrice)”
 ・『たかが世界の終わり』
 ・“Maudite poutine(Shambles)”
 ・“Nelly”
 ・“Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )”

 ◆観客賞(Public Prix)
 ・“1:54“
 ・“Les 3 p’tits cochons 2(The 3 L’il Pigs 2)“
 ・『たかが世界の終わり』
 ・“Bad Seeds (Les mauvaises herbes)“
 ・“Votez Bougon“(カナダ) 監督:ジャン=フランソワ・プリオ(Jean-François Pouliot)

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 主な作品のノミネート状況は、以下の通り。

 ・『たかが世界の終わり』(11):作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・助演女優・撮影・メイク・ヘア・ケベック以外・観客
 ・“Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )“(9):作品・監督・主演男優・主演女優・脚本・撮影・編集・録音・ケベック以外
 ・“Bad Seeds (Les mauvaises herbes)“(8):作品・監督・助演男優・助演女優・脚本・衣裳・音楽・観客
 ・“Before the Streets (Avant les rues)“(7):作品・監督・脚本・撮影・編集・録音・音楽
 ・“Nelly”(6):主演女優・撮影・メイク・ヘア・音楽・ケベック以外
 ・“Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”(5):助演男優・助演女優賞・録音・音楽・ケベック以外
 ・“Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves”(4):作品・主演女優・編集・美術
 ・“Chasse-galerie: The Legend(Chasse-galerie: la légende)”(4):美術・衣裳・メイク・ヘア
 ・『栄光のランナー/1936ベルリン』(4):美術・衣裳・ヘア・録音
 ・“Montreal, White City (Montréal la blanche)”(3):監督・主演女優・脚本
 ・『バイオレンス・マックス』(3):撮影・メイク・録音
 ・“1:54”(2):主演男優・観客
 ・“Les 3 p’tits cochons 2(The 3 L’il Pigs 2)”(2):編集・観客
 ・“Boris Without Béatrice(Boris sans Béatrice)”(2):衣裳・ケベック以外

 キャスト4部門すべてでカナダ・スクリーン・アワードとノミネーションが1つも同じにならないとか、主演男優賞や助演男優賞、脚本賞、美術賞、衣裳デザイン賞などにおいてカナダ・スクリーン・アワードの受賞者をノミネートもさせないとか、どうやら意識的にカナダ・スクリーン・アワードとは異なるノミニーを選ぼうとしているように見えます。

 これまでは開催時期が重なっていたので、(対象とする作品が違うので元々ノミネーションが違ってくるのは当たり前ですが、そういう要素を除いても)、たまたまノミネーションが違ってしまったのかな、という程度に感じていたのですが、カナダ・スクリーン・アワードの受賞結果が出てしばらくしてからノミネーションを選出して、こういうチョイスになるということは、意識的にカナダ・スクリーン・アワードとは違うものにしようとしているのは明らかです。カナダ・スクリーン・アワード自体、ノミネーションに偏りがあると非難されたりもしますが、それでもここまでずらしてきますかねえと思ったりもしますね。(世界に目を向けると、韓国の映画賞とか、BAFTA英国アカデミー賞とか、先行する映画賞を意識している(と感じられる)映画賞は、少なからずありますが……。)
 カナダ・スクリーン・アワードが無視した候補を積極的にピックアップしてるというのなら、それはそれでいいんですが、どうなんでしょうか、これは。

 まあ、それはそれとして、結果的にけっこうカナダ・スクリーン・アワードと受賞結果が同じになる可能性もなくはありません。

 ちなみに、『たかが世界の終わり』が最多ノミネートになっているのは、カナダ・スクリーン・アワードと同じで、カナダ・スクリーン・アワードではノミネートされた9部門中6部門で『たかが世界の終わり』が受賞して、最多受賞になっています。

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 いくつかの作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Two Lovers and a Bear(Un ours et deux amants )“(カナダ) 監督:キム・グエン
 出演:デイン・デハーン(Dane DeHaan)、タチアナ・マスラニー(Tatiana Maslany)
 物語:北極に近い極地地方。気温はマイナス50度で、あたり一面真っ白になり、道はあってもどこにも通じていない。そんなところに200人の人々が暮らしている。ルーシーとロマンは、ともに心に傷を負い、恋に落ちる。ルーシーの前に過去からの亡霊が現れて、彼女は逃げ出さなければならなくなる。
 カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2016出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016出品。
 フィラデルフィア映画祭2016出品。
 台北・金馬奨映画祭2016出品。
 カナダ・スクリーン・アワード2017 編集賞、美術賞受賞。メイキャップ賞、オリジナル作曲賞ノミネート。
 カナダ脚本家組合賞2017受賞。


 ・“Bad Seeds (Les mauvaises herbes)“(カナダ) 監督:Louis Bélanger
 物語:ジャックは、俳優をしているが、ギャンブルで借金をして、カントリーサイドを逃げていた。彼は、粗野で狡猾な農夫シモンと出会い、操られるような形で、彼とビジネス関係を結ぶ。厳しいスタートを経て、協力してマリファナ栽培を行なう。そこに若く賢い娘フランシスカが合流する。冬の収穫までに、彼らは3人で暮らすようになるが、外部の脅威が、彼らのささやかなビジネスのデリケートなバランスを脅かしてくる。
 サンタバーバラ国際映画祭2016出品。
 アングレーム・フランス語映画祭2016出品。
 カナダ・スクリーン・アワード2017 作品賞、編集賞、美術賞、録音賞ノミネート。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2017出品。


 ・“Before the Streets (Avant les rues)“(カナダ) 監督:Chloé Leriche
 物語:Shawnoukは、インディアン居留地で暮らすアティカメク族だが、部族の伝統には疎い。母親の恋人は警察官をしているが、彼は受け入れていない。ある夜、彼は、押し込み強盗に参加して、森に逃げ込むハメになり、後悔と痛みと怒りを経験する。火とスモーク、伝統の音楽が彼を助け、大きなチャレンジへと導いて、彼を自分自身と向かい合わせる。
 キャストには、プロの俳優ではないアティカメク族から起用し、彼ら自身の言葉でドラマ化された。
 ベルリン国際映画祭2016 ジェネレーション14plus部門出品。
 シアトル国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。審査員スペシャル・メンション受賞。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016 出品。
 アメリカン・インディアン映画祭2016出品。最優秀作品賞、助演女優賞(Kwena Bellemare-Boivin)受賞。
 トリノ映画祭2016 インターナショナル長編コンペティション部門出品。
 ホイッスラー映画祭2016 出品。Borsos Award of Best Canadian Feature受賞。
 カナダ・スクリーン・アワード2017 作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、撮影賞、オリジナル歌曲賞ノミネート。


 ・“Nelly”(カナダ) 監督:アンヌ・エモン(Anne Émond)
 物語:セックス・ワーカーとしての経験を半自伝的小説『キスだけはやめて』で描いて、フランス語文学の世界にセンセーションを巻き起こしたケベック出身の作家ネリー・アルカン(1973-2009)(最期はアパートで首つり自殺をしているところを発見された)の半生を描く。
 『ある夜のセックスのこと モントリオール、27時』“Nuit #1”のアンヌ・エモン監督最新作。
 トロント国際映画祭2016 VANGUARD部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2016出品。
 ストックホルム国際映画祭2016出品。
 カナダ・スクリーン・アワード2017 衣裳デザイン賞受賞。撮影賞ノミネート。


 ・“Embrasse-moi comme tu m’aimes(Kiss Me With All Your Love)”(カナダ) 監督:André Forcier
 出演:Émile Schneider、ジュリエット・ゴスラン(Juliette Gosselin)、セリーヌ・ボニエ(Céline Bonnier)
 物語:1940年。ピエールは22歳で、軍隊に入りたかったが、生まれた時から下半身不随の妹ベルトの面倒を見なければならなかった。2人の関係は近すぎて、ベルトは、性に目覚め、ピエールを誘惑する。ピエールは拒絶するが、ベルトの妄想に脅かされた。彼が振り払おうとしても、ベルトは屈しなかった。
 モントリオール世界映画祭2016 ワールド・コンペティション部門出品。イノベーション賞受賞。


 ・“Those Who Make Revolution Halfway Only Dig Their Own Graves (Ceux qui font les révolutions à moitié n’ont fait que se creuser un tombeau)“(カナダ) 監督:Mathieu Denis、Simon Lavoie
 物語:Klas Batalo、Giutizia、Ordine Nuovo、Tumultoの4人は、20代のケベック人で、自分たちが暮らしている世界に否定的である。社会の無関心に激怒した彼らは、モントリオールで騒乱を起こし、政府を倒す起爆剤にしようとする。
 トロント国際映画祭2016 PLATFORM部門出品。最優秀カナダ長編映画賞受賞。
 トロント国際映画祭が選ぶカナダ映画2016 トップ10。
 ベルリン国際映画祭2017 ジェネレーションKplus部門出品。クリスタル・ベア賞スペシャル・メンション受賞。
 カナダ・スクリーン・アワード2017 作品賞、監督賞、助演女優賞(Gabrielle Tremblay)ノミネート。
 グアダラハラ国際映画祭2017出品。
 ウィスコンシン映画祭2017出品。
 全州国際映画祭2017出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2017 アヴァンギャルド&ジャンル・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。


 ・“Maudite poutine(Shambles)”(カナダ) 監督:Karl Lemieux
 出演:Jean-Simon Leduc、Martin Dubreuil
 物語:組織犯罪でマリファナを盗んだ後、27歳のヴァンサンは、長らく没交渉になっていた兄マイケルとのつきあいを再開させる。やがてマイケルが自殺に追い込まれるのを見たヴァンサンは、日常生活において陰湿な暴力に支配される田舎社会で、微妙なバランスを保ちながら、闘っていく覚悟を決める。
 モノクロ、16mmにて撮影された。
 ベネチア国際映画祭2016 Orizzonti部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2016出品。
 レイキャビク国際映画祭2016出品。
 ムンバイ映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 CPH:PIX 2016出品。
 テッサロニキ国際映画祭2016出品。
 バンクーバー映画批評家協会賞2017 助演男優賞ノミネート(Martin Dubreuil)。
 ロッテルダム国際映画祭2017出品。


 ・“Chasse-galerie: The Legend(Chasse-galerie: la légende)”(カナダ) 監督:Jean-Philippe Duval
 物語:1863年、雪で身動きできなくなった旅行者たちが、悪魔に助けを求める。悪魔は、彼らが家に帰るために空飛ぶカヌーを与える。旅行者の1人が、妻が出産で母子ともに危険な状態にあるのを知って、悪魔に妻と生まれ来る娘を助けてくれと頼む。それから彼は自分自身を犠牲にして悪魔との約束を破る。25年後、娘Lizaは、成長して、愛するJosと結婚を考える年ごろになっている。Josは、自分の農場を救うべく、金を稼ぐために木材の切り出しに出かける。そこに悪魔が登場し、彼らのしあわせをぶち壊そうとする。
 ケベック州に伝わる民話『空飛ぶカヌー』の映画化。


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 受賞結果の発表は、6月4日です。

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 *当ブログ記事

 ・ケベック映画賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_28.html
 ・Jutra賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_19.html
 ・Jutra賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_18.html
 ・Jutra賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_16.html
 ・Jutra賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_18.html
 ・Jutra賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_8.html
 ・Jutra賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_44.html
 ・Jutra賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200903/article_19.html

 ・カナダ・スクリーン・アワード2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_64.html
 ・カナダ・スクリーン・アワード2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_8.html

 ・トロント国際映画祭が選ぶ、カナダ映画2016 トップ10:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_54.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

 追記:
 ・アイリス賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201706/article_2.html

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