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zoom RSS ドイツ映画賞2017 ノミネーション

<<   作成日時 : 2017/04/23 15:58   >>

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 第67回ドイツ映画賞のノミネーションです。(3月16日発表)

 ◆作品賞(Bester Spielfilm)
 ・『24週間 決断の時』“24 Wochen”(独) 監督:アンネ・ツォーラ・ベラシェド(Anne Zohra Berrached)
 ・『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”(独・オーストリア) 監督:クリス・クラウス
 ・『ありがとう、トニ・エルドマン』(独・オーストリア) 監督:マーレン・アデ
 ・”Tschick”(独) 監督:ファティ・アキン
 ・『ワイルド わたしの中の獣』(独) 監督:ニコレッテ・クレヴィッツ
 ・“Willkommen bei den Hartmanns”(独)(監督:サイモン・ヴァーホーヴェン(Simon Verhoeven))

 ドイツ映画批評家協会賞2017 ノミネーションとは、『ありがとう、トニ・エルドマン』と『ワイルド わたしの中の獣』のみ一致。『ありがとう、トニ・エルドマン』が受賞。
 バイエルン映画賞2017では、“Willkommen bei den Hartmanns”が作品賞/プロデューサー賞受賞。

 ◆監督賞(Beste Regie)
 ・マーレン・アデ 『ありがとう、トニ・エルドマン』
 ・アンネ・ツォーラ・ベラシェド(Anne Zohra Berrached) 『24週間 決断の時』“24 Wochen”
 ・クリス・クラウス 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”
 ・ニコレッテ・クレヴィッツ 『ワイルド わたしの中の獣』

 バイエルン映画批評家協会賞2017では、マーレン・アデ、ニコレッテ・クレヴィッツが受賞。

 ◆主演男優賞(Beste männliche Hauptrolle)
 ・ラース・アイディンガー(Lars Eidinger) 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”
 ・ブルーノ・ガンツ “In Zeiten des abnehmenden Lichts(In Times of Fading Light)”(独)(監督:Matti Geschonneck)
 ・ペーター・シモニシェック 『ありがとう、トニ・エルドマン』

 ドイツ映画批評家協会賞2017 男優賞ノミネーションとはペーター・シモニシェックのみ一致。
 オーストリア映画賞2017では、ペーター・シモニシェックが受賞。

 ◆主演女優賞(Beste weibliche Hauptrolle)
 ・サンドラ・フラー 『ありがとう、トニ・エルドマン』
 ・ユリア・イェンチ 『24週間 決断の時』“24 Wochen”
 ・リリト・シュタンゲンベルク(Lilith Stangenberg) 『ワイルド わたしの中の獣』

 バイエルン映画賞2017では、サンドラ・フラーが受賞。
 ドイツ映画批評家協会賞2017 女優賞ノミネーションとは3人とも一致。リリト・シュタンゲンベルクが受賞。

 ◆助演男優賞(Beste männliche Nebenrolle)
 ・ライナー・ボック(Rainer Bock) “Einsamkeit und Sex und Mitleid(Sex, Pity and Loneliness)”(独)(監督:ラルス・モンターク(Lars Montag))
 ・マーティン・ファイフェル(Martin Feifel) “Die Welt der Wunderlichs(Wunderlich’s World)”(独・スイス)(監督:ダニー・レヴィー)
 ・ゲオルク・フリードリヒ(Georg Friedrich) 『ワイルド わたしの中の獣』

 ゲオルク・フリードリヒは、ドイツ映画批評家協会賞2017 男優賞でもノミネート。

 ◆助演女優賞(Beste weibliche Nebenrolle)
 ・フリッツィ・ハーバーラント(Fritzi Haberlandt) “Nebel im August(Fog in August)”(独)(監督:Kai Wessel)
 ・Eva Löbau “Einsamkeit und Sex und Mitleid(Sex, Pity and Loneliness)”
 ・Sigrid Marquardt 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”
 ・クリスティアーネ・パウル(Christiane Paul) “Die Welt der Wunderlichs(Wunderlich’s World)”

 ◆脚本賞(Bestes Drehbuch)
 ・マーレン・アデ 『ありがとう、トニ・エルドマン』
 ・Carl Gerber、アンネ・ツォーラ・ベラシェド 『24週間 決断の時』“24 Wochen”
 ・クリス・クラウス 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”
 ・ラルス・モンターク(Lars Montag)、ヘルムート・クラウサー(Helmut Krausser) “Einsamkeit und Sex und Mitleid(Sex, Pity and Loneliness)”

 ドイツ映画批評家協会賞2017 ノミネーションとは、マーレン・アデのみ一致。

 ◆撮影賞(Beste Kamera/Bildgestaltung)
 ・ライナー・クラウスマン(Rainer Klausmann) “Tschick”
 ・フランク・ラム(Frank Lamm) “Paula”(独)(監督:クリスティアン・シュヴォホー(Christian Schwochow))
 ・ソニア・ロム(Sonja Rom) 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”
 ・ラインホルト・フォルシュナイダー(Reinhold Vorschneider) 『ワイルド わたしの中の獣』

 バイエルン映画賞2017では、フランク・ラムが受賞。
 ドイツ映画批評家協会賞2017 ノミネーションとは、ラインホルト・フォルシュナイダーのみ一致。

 ◆編集賞(Bester Schnitt)
 ・アンドリュー・バード(Andrew Bird) “Tschick”
 ・ベティーナ・ボーラー(Bettina Böhler) 『ワイルド わたしの中の獣』
 ・Heike Parplies 『ありがとう、トニ・エルドマン』

 ドイツ映画批評家協会賞2017 ノミネーションとは、Heike Parpliesのみ一致。

 ◆美術賞(Bestes Szenenbild)
 ・ジルケ・ブール(Silke Buhr) 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”
 ・クリストフ・カンター(Christoph Kanter) “Nebel im August(Fog in August)”
 ・ティム・パネン(Tim Pannen) “Paula”

 ◆衣裳賞(Bestes Kostümbild)
 ・フラウケ・フィルル(Frauke Firl) “Paula”
 ・Chris Pidre、フロランス・ショルテ(Florence Scholtes) “Marie Curie”(独・仏・ポーランド)(監督:Marie Noëlle)
 ・ジョイア・ラスぺー(Gioia Raspé) 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”

 ◆メイキャップ賞(Bestes Maskenbild)
 ・Kathi Kullack “Das kalte Herz(Heart of Stone)”(独)(監督:Johannes Naber)
 ・ヴァルデマール・ポクロムスキー(Waldemar Pokromski) “Marie Curie”
 ・Astrid Weber、Hannah Fischleder “Paula”

 ◆音響デザイン賞(Beste Tongestaltung)
 ・Stefan Busch、ミヒャエル・クランツ(Michael Kranz)、Peter Schmidt “Timm Thaler oder das verkaufte Lachen(Timm Thaler)”(独)(監督:アンドレアス・ドレーゼン)
 ・ラース・ギンツェル(Lars Ginzel)、André Zacher、Benjamin Hörbe “Das kalte Herz(Heart of Stone)”
 ・ライナー・ヒーシュ(Rainer Heesch)、マルティン・ステイヤー(Martin Steyer)、Christoph Schilling 『ワイルド わたしの中の獣』
 ・Kai Tebbel、Kai Lüde、ラース・ギンツェル(Lars Ginzel) “Tschick”

 ラース・ギンツェルは、2作品でノミネート。

 ◆音楽賞(Beste Filmmusik)
 ・Oli Biehler “Das kalte Herz(Heart of Stone)”
 ・ブリュノ・クレ(Bruno Coulais) “Marie Curie”
 ・Johannes Repka “Timm Thaler oder das verkaufte Lachen(Timm Thaler)”

 ◆ドキュメンタリー賞(Bester Dokumentarfilm)
 ・”Berlin Rebel High School”(独) 監督:Alexander Kleider
 ・”Cahier africain”(スイス・独・コンゴ) 監督:Heidi Specogna
 ・”No Land’s Song”(独・仏・イラン) 監督:Ayat Najafi

 ”Cahier africain”は、スイス映画賞2017ドキュメンタリー賞受賞。

 ◆児童映画賞(Bester Kinderfilm)
 ・”Auf Augenhöhe(At Eye Level)”(独) 監督:Evi Goldbrunner、Joachim Dollhopf
 ・”Timm Thaler oder das verkaufte Lachen(Timm Thaler)”

 ドイツ映画批評家協会賞2017ノミネーションとは、”Auf Augenhöhe(At Eye Level)”のみ一致。”Auf Augenhöhe(At Eye Level)”が受賞。

 ◆名誉賞(Ehrenpreis)
 ◎Monika Schindler
 Monika Schindlerは、50年以上にわたってドイツの映画やTVで活躍する編集技師。

 ◆観客賞(Besucherstärkster Film)
 ◎サイモン・ヴァーホーヴェン(Simon Verhoeven) “Willkommen bei den Hartmanns”

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 主な作品のノミネート状況は、以下の通り・

 ・『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”(8):作品・監督・主演男優・助演女優・脚本・撮影・美術・衣裳
 ・『ワイルド わたしの中の獣』(7):作品・監督・主演女優・助演男優・撮影・編集・音響
 ・『ありがとう、トニ・エルドマン』(6):作品・監督・主演男優・主演女優・脚本・編集
 ・『24週間 決断の時』“24 Wochen”(4):作品・監督・主演女優・脚本
 ・“Paula”(4):撮影・美術・衣裳・メイク
 ・“Tschick”(4):作品・撮影・編集・音響
 ・“Einsamkeit und Sex und Mitleid(Sex, Pity and Loneliness)”(3):助演男優・助演女優・脚本
 ・“Das kalte Herz(Heart of Stone)”(3):メイク・音響・音楽
 ・“Marie Curie”(3):衣裳・メイク・音楽
 ・“Timm Thaler oder das verkaufte Lachen(Timm Thaler)”(3):音響・音楽・児童
 ・“Nebel im August(Fog in August)”(2):助演女優・美術
 ・“Die Welt der Wunderlichs(Wunderlich’s World)”(2):助演男優・助演女優

 対象年度の違う作品もあったりして、ドイツ映画批評家協会賞とは大分異なるノミネーションとなりました。

 ドイツ映画批評家協会賞では、児童映画が多かったので、ドイツ映画賞でも児童映画が多くノミネートされるかと思っていたら、そんなこともなくて、「児童映画賞」自体でも2作品しかノミネートされませんでした。

 ノミネーション全般では、ヨーロッパでの評価の高さを反映して、『ありがとう、トニ・エルドマン』が圧倒するのかと思ったら、(ここでもまた?)そうはなりませんでした。受賞結果で最多受賞になる可能性はまだ残されていますが。

 本年度は、有力作品に共同製作が多く、いくつもの作品で、オーストリア映画賞やスイス映画賞とノミネーションが重なっています。あまり国籍にこだわらずに、プロデューサーが自由に集まって映画を製作するようになると、今後こういうことはもっと増えていくに違いありません。

 ちなみに、ドイツ映画界が人材豊富であるからなのか、本年度は、前回とは、1人もノミニーが重なりませんでした。

 ※本年度は、ドイツ映画賞のスケージュルが1か月前倒しになったのと、ホームページがわかりにくくなったのとで、ノミネーションを書き出すのが遅くなってしまいました。

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・『ブルーム・オヴ・イエスタディ』“Die Blumen von Gestern”(独・オーストリア) 監督:クリス・クラウス
 出演:ラース・アイディンガー、アデル・エネル、ヤン=ヨーゼフ・リーファース、ハンナ・ヘルツシュプルング
 物語:Totila Blumenは、ホロコーストのリサーチャーをしているが、このところ、面白くないことが多い。同僚がアウシュヴィッツの会議を、スポンサーをからめたメディア・イベントにしてしまうし、若くイライラさせるフランス人学生のインターンZazieとひとまとめにされたりしたからだ。Zazieは、子犬のように彼についてまわるし、真面目に慎重に取り組まなければならないアカデミックなこともちゃくちゃにしてしまうのだ。だが、実は、彼女にも目的があった。それは、Totilaのバックグラウンドやこれまでしっかりと守ってきた家族の秘密にも関係していた……。
 東京国際映画祭2016コンペティション部門出品。東京グランプリ、WOWOW賞受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2017出品。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。


 ・『24週間 決断の時』“24 Weeks(24 Wochen)”(独) 監督:アンネ・ツォーラ・ベラシェド(Anne Zohra Berrached)
 出演:ユリア・イェンチ、Bjarne Mädel、ヨハンナ・ガストドルフ(Johanna Gastdorf)、Emilia Pieske、マリア=ヴィクトリア・ドラグス(Maria Dragus)
 物語:アストリッドはコメディアンで、夫のマルクスは彼女のマネージャーをしている。夫婦は、すべてうまくいっていた。彼らには、9歳の娘がいて、いままた新しい命がアストリッドのお腹に宿っていた。ところが、生まれてくる赤ん坊が健康ではないだろうと診断される。最初、2人は、彼らに何が待ち受けているのかよく知りもせずに、楽観的に考えていた。時間が経つにつれ、アストリッドは、生まれてくる子のことはもちろん、家族のこと、自分のキャリアのことを考えて悩むようになる。議論が重ねられた。しかし、最後に結論を出すのはアストリッドしかいなかった。
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。Prize of the Guild of German Art House Cinemas受賞。
 イスタンブール国際映画祭2016出品。
 エジンバラ国際映画祭2016出品。
 オステンデ映画祭2016 Look Prize受賞。
 シカゴ国際映画祭2016出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2016出品。
 フィラデルフィア国際映画祭2016出品。
 リュブリャナ国際映画祭2016出品。
 ストックホルム国際映画祭2016出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2016出品。
 CPH:PIX2016 観客賞第3席。
 パームスプリングス国際映画祭2017出品。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。
 ドイツ映画批評家協会賞2017 女優賞ノミネート(ユリア・イェンチ)。
 ソフィア国際映画祭2017出品。


 ・“Paula”(独) 監督:クリスティアン・シュヴォホー(Christian Schwochow)
 物語:初期のドイツ表現主義を代表する女流画家パウラ・モーダーゾーン=ベッカー(1876-1907)の人生を描く。文化的な家庭に育ったパウラは、絵画を描くようになって、ヴォルプスヴェーデの芸術家コミュニティーに行きつき、そこで、彫刻家のクララ・ヴェストホフや詩人のリルケ、夫となる画家のオットー・モーダーソンと出会う。1900年〜1907年には絵画を学ぶためにパリに住み、後期印象派の絵画に大きな影響を受ける。1907年に夫の住むヴォルプスヴェーデに戻り、待望の赤ん坊を授かるが、その年、塞栓症にかかり、短い人生を終える。
 ロカルノ国際映画祭2016 ピアッツァ・グランデ部門出品。
 バイエルン映画賞2017 撮影賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。


 ・“Tschick”(独) 監督:ファティ・アキン
 物語:マイクは、ベルリンのギムナジウムの8年生。父親は、乱暴で、自分が経営する不動産屋がつぶれそうだというのに、アシスタントと浮気していて、母親はアルコールに溺れている。マイクは、学校では、あまり注目もされない仲間はずれで、ひそかに思いを寄せているタチアナからは、誕生会の誘いも来ない。クラスにロシア系の転校生アンドレイ・チカチェク(通称チック)が入ってくる。彼もまたまわりから無視されて、マイクに声をかけ、「拝借した」車に乗って、ドライブしようと誘う。そこから2人の自由気ままな旅が始まる。
 ヴォルフガング ヘルンドルフの小説『14歳、ぼくらの疾走: マイクとチック』の映画化。
 台湾 金馬奨 映画祭2016出品。
 バイエルン映画賞2017 ヤング映画賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。
 ドイツ映画批評家協会賞2017 男優賞(Anand Batbileg、Tristan Göbel)、脚本賞ノミネート。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。


 ・“Marie Curie”(独・仏・ポーランド) 監督:Marie Noëlle
 出演:カロリーナ・グルシュカ(Karolina Gruszka)、Arieh Worthalter、シャルル・ベルリング、アンドレ・ウィルム、マリック・ジディ(Malik Zidi)、ザムエル・フィンツィ(Samuel Finzi)、ダニエル・オルブリフスキー、Izabela Kuna、ザビン・タンブレア(Sablin Tambrea)
 物語:1905年、マリーとピエールのキュリー夫妻は、放射現象の研究によってノーベル賞を受賞した。悲劇的な事故によって、ピエールが突然亡くなった後、マリーは、2人の幼い娘と一緒に残される。母として科学者としての義務を自覚した彼女は、癌に「キュリー療法」を施し、研究を続けた。ところが科学は男の世界で、マリーの偉業はなかなか受け入れられなかった。彼女は、2度目のノーベル賞受賞を前に、夫の教え子との不倫スキャンダルに巻き込まれ、誹謗を浴びる。
 トロント国際映画祭2016 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2016出品。
 Camerimage 2016 出品。
 バイエルン映画賞2017 監督賞、美術賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。


 “Nebel im August”(独) 監督:Kai Wessel
 出演:ダーフィト・ベンネント(David Bennent)、ゼバスティアン・コッホ(Sebastian Koch)、Fritzi Haberlandt、イヴォ・ピッツカー(Ivo Pietzcker)、Franziska Singer
 物語:Ernst Lossaは、ヨーロッパの移動型少数民族イェニシェの生まれで、イェニシェは、第二次世界大戦中のドイツでは、迫害を受けていた。妊娠していた母親が病気になって、死んだ後、父親は強制収容所に送られ、4歳のErnstは、孤児院に入れられた。Ernstは、孤児院で、ジプシーの烙印を押され、ウソをつき、盗みを働くことを覚え、妄想にふけるようになった。1940年、Ernstは、10歳で、ナチス擁護派の学校に入れられる。この学校は、Ernstには、合わなかっただけだが、Ernstは狂っていると見なされて、1942年、「反社会的サイコパス」として精神病院に送られた。そして、1944年夏、Ernstは全く正常であったのにも関わらず、薬物注射によって殺害された。戦後、多くの証言からErnstのことが明らかになった。(この病院では、患者の逃亡や餓死、薬物の過剰摂取による死亡などが多数発生していたことも判明した。)
 Ernst Lossaの悲劇は、様々な書物や映像を通して広く伝えられている。本作は、Robert Domesによる“Nebel im August. Die Lebensgeschichte von Ernst Lossa”の映画化である。
 バイエルン映画賞2016 監督賞受賞。
 ジッフォーニ国際映画祭2016 CGS Award受賞。
 オーストリア映画賞2017 助演男優賞(ブランコ・ザマロフスキー)受賞。助演男優賞(カール・マルコヴィクス)、メイキャップ賞ノミネート。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。


 ・“Cahier Africain”(スイス・独・コンゴ) 監督:Heidi Specogna
 小さなノートから始まる。ノートには、中央アフリカの、勇気ある女たち、少女たち、男たち300人が、証言を書き綴っている。これによって、コンゴ人の傭兵が彼らにしたことが明らかになった。
 ロカルノ国際映画祭2016批評家週間出品。Zonta Club Locarno Prize受賞。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。
 スイス映画賞2017 編集賞、ドキュメンタリー賞受賞。作曲賞ノミネート。


 ・“Auf Augenhöhe (At Eye Level)”(独) 監督:Evi Goldbrunner、Joachim Dollhopf
 物語:Michiは、10歳で、母が死んで以来、孤児院で暮らしている。ある日、偶然に実の父Tomが生きていることを知る。Michiは、強くてハンサムな父を空想し、荷物を詰めて父を探しに行く。ところが、見つけたTomは想像とは全くちがっていた。Tomは、小人で、Michiよりも背が低かったのだ。これでは恥ずかしくて友だちに紹介することもできない。一方、Tomの方もいきなり息子が目の前に現れてショックを受ける。父と子の奇妙なつきあいが始まる。2人とも相手を受け入れるようとするが、その前にまず自分自身を受け止めなければならない。
 ミュンヘン映画祭2016出品。観客賞受賞。
 チューリヒ映画祭2016出品。
 ムンバイ映画祭2016 ハーフ・チケット部門出品。シルバー・ゲイトウェイ賞 長編部門受賞。
 バリャドリッド国際映画祭2016 ヤング審査員賞受賞。
 ミンスク国際映画祭2016 児童青少年映画コンペティション部門出品。
 リューネン映画祭2016 最優秀児童映画賞、学生審査員賞10+受賞。
 ベルリン国際映画祭2017 LOLA at Berlinale部門出品。
 ドイツ映画批評家協会賞2017 児童映画賞受賞。
 ウィスコンシン映画祭2017出品。


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 受賞結果の発表は、4月28日です。

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 *当ブログ記事

 ・スイス映画賞2017 ノミネーションhttp://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_74.html
 ・スイス映画賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_30.html

 ・ドイツ映画批評家賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_33.html

 ・オーストリア映画賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_71.html
 ・オーストリア映画賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_3.html

 ・バイエルン映画賞2017:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_60.html

 ・バンビ賞2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_33.html

 ・ドイツ映画賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_10.html
 ・ドイツ映画賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_46.html
 ・ドイツ映画賞2014 ロングリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_67.html
 ・ドイツ映画賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_26.html
 ・ドイツ映画賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_18.html
 ・ドイツ映画賞2013 ロングリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_35.html
 ・ドイツ映画賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_13.html
 ・ドイツ映画賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_17.html
 ・ドイツ映画賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201203/article_13.html
 ・ドイツ映画賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_2.html
 ・ドイツ映画賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_17.html
 ・ドイツ映画賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_24.html
 ・ドイツ映画賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200904/article_13.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

 追記:
 ・ドイツ映画賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_41.html

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