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zoom RSS ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2017 受賞結果

<<   作成日時 : 2017/04/17 20:10   >>

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 第35回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(BIFFF)(4月4日-16日)の各賞が発表されました。

 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭は、ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟に加盟している22の映画祭の1つです。

 ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟加盟映画祭は、「ヨーロッパ」と銘打ちながら、3つの北米の映画祭と2つの中南米の映画祭、1つのアジアの映画祭を含み、

 ブリュッセル、シッチェス・カタロニア(西)、ストラスブール(仏)、ヌーシャテル(スイス)、ルンド(スウェーデン)、プチョン(韓)、Fantaspoa(ブラジル)の各ファンタスティック映画祭のほか、アベルトワール・ホラー映画祭(アベリストウィス、ミッド・ウェールズ)、MOTELxリスボン国際ホラー映画祭(ポルトガル)、サンセバスチャン・ホラー&ファンタジー映画祭(西)、ファンシネ・マラガ国際ファンタスティック映画祭(マラガ、西)、モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭(西)、レンヌ短編映画祭(仏)、ラゾール・リール・ファンタスティック映画祭(ブリュッヘ、ベルギー)、イマジン・フィルム・フェスティバル(アムステルダム)、トリエステ国際サイエンス・フィクション映画祭(伊)、グロスマン・ファンタスティック・フィルム&ワイン・フェスティバル(スロヴェニア)、ハープサル・ホラー&ファンタジー映画祭(エストニア)、ファンタジア国際映画祭(モントリオール)、スクリームフェスト・ホラー映画祭(LA)、ファンタスティック・フェスト(オースティン、米)、Mórbidoフェスト(メキシコ)

 があります。
 これらの映画祭の中で、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭は、12月以降、最初に開催される大きなファンタスティック映画祭であり、100人以上のゲスト、6万人以上の観客を集め、ファンタスティック映画祭の中ではもちろん、ヨーロッパで開催される映画祭の中でもトップクラスの規模の映画祭になっています。

 プログラムの柱は、5つのセクションで行なわれるコンペティションで、インターナショナル・コンペティション、メリエス・コンペティション(旧ヨーロッパ・コンペティション)、スリラー・コンペティション、「第七軌道」コンペティション、短編映画コンペティション、があります。

 コンペティション部門以外では、メイキャップ・コンテストやボディー・ペインティング・コンテスト、ゾンビ・パレードといった人気企画が組まれています。

 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭は、このジャンルの日本映画を実にコンスタントに評価してきた映画祭として知られ、たとえば、過去に以下のような作品が賞を受賞しています――

 2016年:『アイ アム ア ヒーロー』(監督:佐藤信介)インターナショナル・コンペティション グランプリ
 2013年:『アブダクティ』(監督:山口雄大) インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞
 2012年 『ラビット・ホラー3D』(監督:清水崇) インターナショナル・コンペティション 準グランプリ
 2012年 『ヒミズ』(監督:園子温) 「第七軌道」コンペティション グランプリ
 2010年 『しんぼる』(監督:松本人志)  インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞、「第七軌道」コンペティション グランプリ
 2007年 『デスノート』(監督:金子修介) 観客賞
 2005年 『稀人 まれびと』(監督:清水崇) インターナショナル・コンペティション グランプリ
 2005年 『ヴィタール』(監督:塚本晋也) インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞
 2005年 『茶の味』(監督:石井克人) 「第七軌道」コンペティション グランプリ
 2004年 『牛頭 GOZU』(監督:三池崇史) インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞
 2003年 『荒神』(監督:北村龍平) インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞
 2002年 『仄暗い水の底から』(監督:中田秀夫) インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞
 2001年 『バンパイアハンターD』(監督:川尻義昭) インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞
 1999年 『リング』(監督:中田秀夫) インターナショナル・コンペティション グランプリ
 1992年 『鉄男U〜TETSUO U:THE BODY HAMMER』(監督:塚本晋也) インターナショナル・コンペティション 審査員特別賞

 今年の受賞結果は以下の通りです。


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 【インターナショナル・コンペティション部門】

 ※審査員:ユーザン・パルシー(Euzhan Palcy:マルチニック出身の監督)、マル・タルガローナ(Mar Targarona:スペインのプロデューサー)、マカレナ・ゴメス(Macarena G omez:スペインの女優)、クリスティーナ・ゴメス(Christina Lindberg:スウェーデンの女優)、アクセル・キャロリン(Axelle Carolyn:ブリュッセル出身の監督)

 ・“The Limehouse Golem”(英) 監督:フアン・カルロス・メディナ(Juan Carlos Medina) [ベルギー・プレミア]
 ・“A Dark Song”(アイルランド・英) 監督:Liam Gavin [ベルギー・プレミア]
 ・“Attraction”(ロシア) 監督:フョードル・ボンダルチューク(Fedor Bondarchuck) [インターナショナル・プレミア]
 ・『人魚姫』“The Mermaid”(中・香港) 監督:チャウ・シンチー [ベルギー・プレミア]
 ・『少女は悪魔を待ちわびて』“Missing You”(韓) 監督:モ・ホンジン(Hong-Jin Mo) [ベルギー・プレミア]
 ・“Vanishing Time: A Boy Who Returned”(韓) 監督:Tae-Hwa Um [ベルギー・プレミア]
 ・“Will you be there ?”(韓) 監督:Ji-Young Hong [ヨーロッパ・プレミア]
 ・『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』“Hentaï Kamen: the abnormal crisis”(日) 監督:福田雄一 [ベルギー・プレミア]
 ・『こどもつかい』“Innocent Curse”(日) 監督:清水崇 [ワールド・プレミア]
 ・“Safe Neighborhood”(オーストラリア・米) 監督:Chris Peckover [ベルギー・プレミア]
 ・“Johnny Frank Garrett’s last word”(米) 監督:サイモン・ラムリー(Simon Rumley) [ベルギー・プレミア]
 ・『WE GO ON 死霊の証明』“We Go On”(米) 監督:アンディー・ミットン(Andy Mitton)、ジェシー・ホランド(Jesse Holland) [ベルギー・プレミア]
 ・“Dead Man tells his own tale”(アルゼンチン) 監督:フェビアン・フォルテ(Fabian Forte) [ベルギー・プレミア]

 ◆最優秀作品賞/Golden Raven(Corbeau d'or attribué)
 ◎“Safe Neighborhood”(オーストラリア・米) 監督:Chris Peckover
 物語:クリスマス・イブ。両親は、友人たちとでかけていて、12歳のルークは、ベビーシッターのアシュレーと留守番をしている。ルークは、年上のアシュレーに思いを寄せていて、自分の気持ちを打ち明けて、キスをもらうなら今夜しかチャンスがないと考えている。アシュレーは、ピザを頼むか頼まないかで、ボーイフレンドと電話でもめていて、ルークは告白に勢いをつけるためにシャンパンを失敬する。ところが、その夜、家に何者かが侵入する。アシュレーは、家の様子がおかしいことに気づき、これは子どものいたずらなのか、それとも実際に何かおかしなことが起こっているのかと訝しむ……。
 THRが、『ホーム・アローン』 ミーツ ミヒャエル・ハネケの『ファニーゲーム』と評した作品。
 ファンタスティック・フェスト2016出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2016 ファンタスティック・コンペティション部門出品。
 トリノ映画祭2016出品。
 モンスター・フェスト2016出品。最優秀オーストラリア映画賞、男優賞(リーヴァイ・ミラー)受賞。
 スラッシュ・フィルムフェスティバル2016出品。


 ◆銀賞/Silver Raven(Corbeau d'argent)
 ◎『人魚姫』“The Mermaid”(中・香港) 監督:チャウ・シンチー
 ◎『WE GO ON 死霊の証明』“We Go On”(米) 監督:アンディー・ミットン(Andy Mitton)、ジェシー・ホランド(Jesse Holland)

 ◆スペシャル・メンション(Mention spéciale)
 ◎“Vanishing Time: A Boy Who Returned(隠された時間)”(韓) 監督:Tae-Hwa Um(オム・テファ)
 出演:カン・ドンウォン、Eun-soo Shin、クォン・ヘヒョ、キム・ヒウォン、Lee Hyo-Je
 物語:15歳のスリンが新しい学校に転校する。彼女は、バカ話をしてすぐに友だちを作るようなタイプではなかったので、なかなか新しい環境に溶け込めなかったが、しばらくして孤児のスンミンと仲良くなる。2人は、自分たちだけに通じる言葉を作ったりして遊んだ。ある日、彼らは、他の友だち2人と一緒に山へ探検にでかけた。山では、工事人が、爆弾を使って穴を掘っていた。4人は、秘密のほら穴で奇妙な卵をみつける。これが一体何なのか考えていた時、スリンは、ヘアピンを落としたことに気づき、ほら穴に戻ることにする。その時、突然、外で爆発音が響く。3人のことが心配だったが、全く姿が見えない。ところが、30代くらいの男性が現れて、「ぼくだよ。ソンミンだよ」と話しかけてくる。どうしたら5分くらいの間に15歳も年をとることができるのだろうか……。

画像

 【メリエス・コンペティション部門】

 ※審査員:Sylvain Goldberg(フランスのプロデューサー/作曲家)、アンヌ=ロール・ゲガン(Anne-Laure Guégan:ベルギーの編集技師/プロデューサー)、Martin Vachiéry(ベルギーのリポーター/監督)、リトン・リーブマン(Riton Liebman:ベルギーの男優)、Jean-Jacques Rausin(ベルギーの男優)、Kadija Leclère(モロッコ出身で、ベルギーで活躍するキャスティング・ディレクター)

 ・“Eat Local”(英) 監督:ジェイソン・フレミング(Jason Flemyng) [ベルギー・プレミア]
 ・“Nails”(アイルランド) 監督:デニス・バルトーク(Dennis Bartok) [インターナショナル・プレミア]
 ・“Orbiter 9”(西) 監督:アテム・クライチェ(Hatem Khraiche) [ヨーロッパ・プレミア]
 ・『LOCKDOWN ロックダウン』“Monolith”(伊・米) 監督:アイヴァン・シルベストリニ(Ivan Silvestrini) [ベルギー・プレミア]
 ・“The White King”(独・ハンガリー・スウェーデン・英) 監督:Alex Helfrecht、Jörg Tittel [ベルギー・プレミア]
 ・“Loop”(ハンガリー) 監督:Isti Madarász [ベルギー・プレミア]
 ・“Bloodlands”(アルバニア・オーストラリア) 監督:スティーヴン・カストリシオス(Steven Kastrissios) [ベルギー・プレミア]
 ・“Small Town Killers”(デンマーク) 監督:オーレ・ボールネダル [ベルギー・プレミア]
 ・“The Bride”(ロシア) 監督:Svyatoslav Podgaevskiy [インターナショナル・プレミア]
 ・『バッドキャット』“Bad Cat”(トルコ) 監督:Ayse Ünal、Mehmet Kurtulus [ベルギー・プレミア]
 ・“Replace”(カナダ・独) 監督:Norbert Keil [ワールド・プレミア]

 ◆シルバー・メリエス賞(Silver Melies/Méliès d'argentn)
 ◎“Small Town Killers”(デンマーク) 監督:オーレ・ボールネダル
 物語:2人の商人IbとEdwardは、精彩を欠いた結婚生活に飽き飽きしていて、何年もの間、アルバイトでこっそり貯めたへそくりを使っていい生活を送りたいと考えていた。妻との大きなケンカをした後、2人は、酒を飲んで、ロシア人の殺し屋に妻を殺してくれと依頼する。だが、彼らは、自分たちの妻のことを全くわかっていなかった……。


 ◆スペシャル・メンション(Mention spéciale)
 ◎“Orbiter 9”(西) 監督:アテム・クライチェ(Hatem Khraiche)
 物語:エレナは、両親が操縦するコロニー船のディープ・スペースで生まれた。彼女が子どもの頃、致命的な酸素漏れが起こり、このままでは3人とも生き延びられないという事態になる。両親は、自分たちを犠牲にして、エレナを生かすことに決める。彼らは、船を棄て、助けを求める信号を送る。時が流れる。エレナは美しい女性に成長しているが、両親はいないし、他の人間には1人も会ったことがなかった。信号がようやくエンジニアのアレックスの許に届く。エレナは、彼によって、世界は自分が想像していたものとは違うと教えられる。2人は恋に落ちるが、それは、エレナもまたその一部であった大きな計画を危険にさらす……。
 サンタバーバラ国際映画祭2017出品。



 【スリラー・コンペティション部門】

 ※審査員:Patrick Raynal(フランスの作家/脚本家/ジャーナリスト)、Kody Kim(ベルギーの男優)、Jacques de Pierpont(ベルギーのDJ/コミック作家)、Didier Tarquin(本映画祭のポスターも手がけるフランスのカトゥーニスト/脚本家)

 ・“The Chamber”(英) 監督:Ben Parker [ベルギー・プレミア]
 ・『フリー・ファイヤー』“Free Fire”(英) 監督:ベン・ウィートリー [ベルギー・プレミア]
 ・『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』“The Invisible Guest”(西) 監督:オリオル・パウロ(Oriol Paulo) [ベルギー・プレミア]
 ・“Tarde para la ira”(西) 監督:ラウル・アレヴァロ [ベルギー・プレミア]
 ・“Le Serpent aux mille coupures”(ベルギー・仏) 監督:エリック・ヴァレット(Eric Valette) [ベルギー・プレミア]
 ・“Cold Hell”(オーストリア・独) 監督:シュテファン・ルツォヴィツキー(Stefan Ruzowitzky) [ベルギー・プレミア]
 ・“Strangled”(ハンガリー) 監督:Árpád Sopsits [ベルギー・プレミア]
 ・“The Oath”(アイスランド) 監督:バルタザール・コルマウクル [ベルギー・プレミア]
 ・“Robin”(デンマーク) 監督:Antonio Tublen [ワールド・プレミア]
 ・“Bluebeard”(韓) 監督:イ・スヨン(Soo-Youn Lee) [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“The Prison”(韓) 監督:Na Hyun [インターナショナル・プレミア]
 ・『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』“Tunnel”(韓) 監督:キム・ソンフン(Seong-Hun Kim) [ベルギー・プレミア]
 ・『22年目の告白 -私が殺人犯です-』“Memoirs of a Murderer”(日) 監督:入江悠 [ワールド・プレミア]
 ・『エンド・オブ・トンネル』“At the End of the Tunnel”(アルゼンチン・西) 監督:ロドリゴ・グランデ(Rodrigo Grande) [ベルギー・プレミア]

 ◆最優秀スリラー映画賞(Prix du meilleur thriller)
 ◎『エンド・オブ・トンネル』“At the End of the Tunnel”(アルゼンチン・西) 監督:ロドリゴ・グランデ(Rodrigo Grande)


 ◆スペシャル・メンション(Mention spéciale)
 ◎『フリー・ファイヤー』“Free Fire”(英) 監督:ベン・ウィートリー

 ◆ベルギー映画批評家組合賞(Prix de la critique UCC-UPCB)
 ◎『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』“Tunnel”(韓) 監督:キム・ソンフン(Seong-Hun Kim)

 【「第七軌道」コンペティション部門】(7th Orbit Competition)

 ※審査員:Christensen Aaron(シカゴを拠点とする男優/作家)、Bénédicte Philippon(ベルギーの女優)、Lucile Poulain(フランス出身で、ベルギーで活躍する文化ジャーナリスト/批評家)、Xavier Seron(ベルギーの監督)

 ・“Egomaniac”(英) 監督:Kate Shenton [ベルギー・プレミア]
 ・“Spit’n’Split”(ベルギー) 監督:Jérôme Vandewattyne [ワールド・プレミア]
 ・“Children of the Night”(ベルギー・伊) 監督:Andrea De Sica [インターナショナル・プレミア]
 ・“Hidden Reserves”(オーストリア・独・スイス) 監督:Valentin Hitz [ベルギー・プレミア]
 ・『インターチェンジ』“Interchange”(マレーシア) 監督:デイン・イスカンダル・サイード(Dain Iskander Said) [ベルギー・プレミア]
 ・『サリーを救出』“Saving Sally”(フィリピン) 監督:アヴィッド・リオンゴレン(Avid Liongoren) [ベルギー・プレミア]
 ・“This Giant Papier-Mache Boulder is actually really heavy”(ニュージーランド) 監督:Christian Nicolson [ベルギー・プレミア]
 ・“The Unkindness of Ravens”(英・UAE・米) 監督:Lawrie Brewster [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“The Eyes of my Mother”(米) 監督:Nicolas Pesce [ベルギー・プレミア]
 ・“Swiss Army Man”(米) 監督:Dan Kwan、Daniel Scheinert [ベルギー・プレミア]
 ・“Holy Biker”(ブラジル) 監督:オメロ・オリヴェット(Homero Olivetto) [ベルギー・プレミア]
 ・“Hypersomnia”(アルゼンチン) 監督:Gabriel Grieco [インターナショナル・プレミア]

 ◆「第七軌道」賞(Prix du 7e Parallèle)
 ◎“Swiss Army Man”(米) 監督:Daniels(Daniel Scheinert、Daniel Kwan)
 出演:ポール・ダノ、ダニエル・ラドクリフ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド
 物語:ハンクは、荒涼とした孤島に取り残されて、家に帰る希望も失いつつある。ある日、海岸に死体が漂着してくる。彼は、波が死体をさらっていきそうになるのを見て、サーフボードのように死体に乗ってこの島を脱出できるかもしれないと考えるが、文明の地は遥かに遠かった。次の日、ハンクは、この死体が(スイス・アーミー・ナイフのように)無限の可能性を持っていると考えるようになり、マニーと名づけて、彼が忘れてしまったのかもしれない言葉や概念を教え込み始める。ハンクは、マニーに、食べることや映画を観る楽しみ、パーティーなどを教え、彼がサラという女性が好きだったという空想まで展開させる。サラは、実は、ハンクがバスで見かけて気になっていた女性なのだが、ハンクはシャイで話しかけられなかったのだ。ハンクの妄想はどんどん大きくなっていく……。
 2人の監督は、「ダニエルズ」として知られるミュージック・ビデオ出身の監督で、これまで短編やテレビ作品を手がけてきていて、ダニエル・シェイナート(Daniel Scheinert)はこれが第2長編、ダニエル・クワン(Daniel Kwan)は初監督長編。
 サンダンス映画祭2016 監督賞受賞。
 シドニー映画祭2016出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2016出品。Imaging the Future Award、インターナショナル批評家賞、観客賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016出品。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 ワールド・ファンタスティック・ブルー部門出品。
 グアダラハラ国際映画祭2016出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2016出品。
 チューリヒ映画祭2016出品。
 ストックホルム国際映画祭2016出品。
 ゴッサム・アワード2016 ブレイクスルー監督賞ノミネート。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2016 ファンタスティック・コンペティション部門出品。最優秀作品賞、男優賞(ダニエル・ラドクリフ)受賞。
 CPH:PIX2016 New Talent Grand Pixノミネート。
 ラスベガス映画批評家協会賞2016 ブレイクスルーフィルムメイカー賞ノミネート。
 カンザスシティ映画批評家協会賞2016 作品賞トップ10.
 フロリダ映画批評家協会賞2016 第1回作品賞ノミネート。
 オースティン映画批評家協会賞2016 第1回作品賞ノミネート。
 セントラル・オハイオ映画批評家協会賞2017 作曲賞ノミネート。
 シアトル映画批評家協会賞2017 オリジナル作曲賞ノミネート。
 国際映画音楽批評家協会賞(IMFCA)2017 楽曲賞、オリジナル作曲賞コメディー部門 ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2017 編集賞、第1回作品賞ノミネート。


 ◆スペシャル・メンション(Mention spéciale)
 ◎『サリーを救出』“Saving Sally”(フィリピン) 監督:アヴィッド・リオンゴレン(Avid Liongoren)
 物語:マーティーは、コミックが好きで、自分のまわりの世界もコミック・ブックから抜け出てきたように見えていた。特に彼が嫌いだったり、無関心だったりしたほとんどの人々はモンスターに見えた。高校時代、彼はいじめられていたところをサリーに助けられ、それがきっかけで彼女と仲良くなった。マーティーはサリーのことが好きになったが、打ち明けることはできなかった。いまの関係を壊すのがこわかったのだ。サリーは、マーティーのために小道具を作ってくれたし、2人でコミック・ストアに行ったりするようにもなった。マーティーは、サリーが養父母に虐待されているのではないかと思っていたが、確かめたわけではなかった。大学入学を前に、2人に転機が訪れる。2人は同じ美大に進もうとしていたが、サリーが一発で合格したのに対し、マーティーは保留になった。その一方で、マーティーはコミック本の原作を書くチャンスをつかんだ。マーティーは勇気を奮って、サリーに自分の思いを打ち明けようとするが、彼女からショッキングな告白を受けてしまう……。
 メトロ・マニラ映画祭2016 作曲賞受賞。作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、プロダクション・デザイン賞、音響デザイン賞ノミネート。
 ファンタスポルト2017 審査員特別賞受賞。
 大阪アジアン映画祭2017出品。


 ※「第七軌道」コンペティション(The 7th Orbit Competition)は、「映像の大胆さやストーリーにおける発想のユニークさなどの観点から選出されるコンペティション部門」と説明されていますが、実際にところは、「スリラー・コンペティション」が、スリラーやサスペンス、クライム、アクション、ミステリなどのジャンル作品を対象とするのに対し、「SFコンペティション」のようなもので、SF、ファンタジーからホラーよりの作品までをピックアップする部門になっているようです。

 【ヨーロッパ短編コンペティション部門】(European Short Films Competition)

 シルバー・メリエス賞(Méliès d'Argent):“Siyah Cember(Black Ring)”(トルコ) 監督:Hasan Can Dagli
 グランプリ(Grand Prix):“Spooked”(仏) 監督:Emma Spook & Gil Gloom
 Fedex賞(Prix Fedex):“Spooked”(仏) 監督:Emma Spook & Gil Gloom
 Sabam賞(Prix Sabam):“Downside Up”(ベルギー) 監督:Peter Ghesquière
 La Trois賞(Prix La Trois):“Nimmer”(ベルギー) 監督:Lieven Vanhove
 Be TV賞(Prix BeTv):“Spooked”(仏) 監督:Emma Spook & Gil Gloom
 ユース賞(Prix Jeunesse):“Downside Up”(ベルギー) 監督:Peter Ghesquière

 【その他の賞】

 ◆観客賞(Prix du Public 2017)
 ◎『ジェーン・ドウの解剖』“The Autopsy of Jane Doe”(米) 監督:アンドレ・ウーヴレダル(André Øvredal)

 『ジェーン・ドウの解剖』(米) 監督:アンドレ・ウーヴレダル
 出演:エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス、オフィリア・ラヴィボンド、マイケル・マケルハットン
 物語:トミーと息子のオースティンは、検視官で、家族でモルグを運営している。保安官が、身元不明の殺人事件の遺体を持ち込んできた時、最初は単純明快な事件のように思われた。ところが、身元を特定しようとして検視を進めるにつれ、次々と奇妙な発見があり、2人は恐ろしい秘密へと導かれていく。
 『トロール・ハンター』のアンドレ・ウーヴレダル監督の最新作。
 トロント国際映画祭2016 MIDNIGHT MADNESS部門出品。ピープルズ・チョイス賞第2席。
 ファンタスティック・フェスト2016出品。最優秀ホラー作品賞受賞。
 BFIロンドン映画祭2016 ストランド・ガラ部門出品。
 シカゴ国際映画祭2016出品。
 フィラデルフィア映画祭2016出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2016 ファンタスティック・コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。
 アベルトワール・ホラー映画祭2016出品。
 モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭2016出品。
 ジェラールメ・ファンタスティック映画祭2017出品。
 ポートランド国際映画祭2017出品。
 香港国際映画祭2017出品。
 サターン賞2017 最優秀ホラー映画ノミネート。


 【特別賞・名誉賞】

 ◆レイヴン騎士勲章(Knights of The Order of The Raven)
 ◎パク・チャヌク


 【第30回インターナショナル・ボディー・ペインテイング・コンテスト】


 第1席(1ère place):Ratanak Tan(The Dragon Queen Universe)
 +スペシャル・メンション(mention spéciale):モデルのMaelleya Jessicaとそのパフォーマンスに対して

 第2席(2e place):Amandine Fourny(Biomechanical)

 第3席(3e place):Jémymah Raty(Fantasmagorie)


 【第11回コスプレコンテスト】

 ◎第1席(First place): 「ダークソウル」から山羊頭のデーモン(Capra Demon from Dark Souls)


 ◎第2席(Second place): 「終わりのセラフ」から百夜ミカエラ(Mikaela Hyakuya from Owari no Seraph)


 ◎特別賞(Special BIFFF price):「FFXV」からアラネア・ハイウィンド(Aranea Highwind from FF XV)

 ◎プレスタ賞(Presta price):「ゼルダ無双」からゼルダ(Zelda from Hyrule Warriors)

 ◎キャットウォーク賞(Catwalk price):「オーディンスフィア」からベルベット(Velvet from Odin Sphere)

 【第34回メイキャップ・コンテスト】

 ・アマチュア部門(Catégorie Amateur)
 第1席(1ère place):Annamaria Kouals
 第2席(2e place):Aveline Stoquart

 ・セミプロ部門(Catégorie semi-pro)
 第1席(1ère place):Lou Emmanuelli
 第2席(2e place):Victoria Depaul
 第3席(3e place):Valeria Enea

 ・FX部門(Catégorie FX)
 第1席(1ère place):Laetitia Deneve
 第2席(2e place):Sandrine Lahou
 第3席(3e place):Laetitia Mariette

 ※ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭には、公式HPとfacebookとtwitterがありますが、受賞結果はfacebookに一部載っているだけです。なので、上記は、外部のメディア情報を元に記しています。

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 【PHOTO GALLERY】

 ◆ZomBIFFF Day










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 *参考
 ・Site sur la Science-fiction et le Fantastique:http://science-fiction-fantastique.com/2017/04/bifff-2017-palmares.html

 *当ブログ記事

 ・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_9.html
 ・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_27.html
 ・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_19.html
 ・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_28.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

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