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zoom RSS カンヌ国際映画祭2017 アウト・オブ・コンペティション部門、ある視点部門、特別招待作品

<<   作成日時 : 2017/04/16 13:54   >>

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 【アウト・オブ・コンペティション部門】

 ・“Les fantômes d'Ismaël (Ismael's Ghosts)”(仏) 監督:アルノー・デプレシャン [オープニング作品]
 出演:マリオン・コティヤール、シャルロット・ゲンズブール、アルバ・ロルヴァケル、ルイ・ガレル、マチュー・アマルリック、イッポリト・ジラルド、サミール・ゲスミ(Samir Guesmi)、サボー・ラースロー(Laszlo Szabo)
 物語:イスマエルは、映画監督で、兄に触発されて、型破りな外交官についての映画を撮ろうとしていた。彼は、キャルロッタという恋人を20年前に亡くしていて、シルヴィアと新たな生活を始めた今も、キャルロッタのことが忘れられないでした。ところが、キャルロッタが死後の世界から蘇って、シルヴィアを追い出そうとして、イスマエルの生活は大混乱に陥ってしまう。


 ・“Visages,Villages”(仏) 監督:アニエス・ヴァルダ、JR
 88歳のアニエス・ヴァルダと32歳の写真家JRとのコラボレーション。2人は、車に乗って都市を離れ、フランスの地方を旅してまわる。2人は、ランダムな出会いを求め、会う人ごとにこのプロジェクトに協力してくれないかと声をかける。アニエス・ヴァルダがアプローチし、JRが壁に彼らの肖像を残す。


 ・『無限の住人』“Blade of the Immortal”(英・日) 監督:三池崇史

 ・“How to Talk to Girls at Parties”(英・米) 監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
 出演:ニコール・キッドマン、エル・ファニング、ルース・ウィルソン、マット・ルーカス
 物語:70年代末のロンドン郊外。10代なら誰でもパンクに憧れる時代だった。エンもそのひとりで、女の子と知り合いになるために、パーティーに出かける。その夜出会ったのは、一風変わった少女たちだった。エンは、謎めいたザンに会って、一目惚れする。彼女たちはアメリカからの留学生だというが、どこかヘンだった。実は、彼女たちは、銀河系を旅するエイリアンだったのだ。エイリアンは、ある儀式のための準備をしていて、それには手助けが必要だった。エンは、愛するザンを「ある死」から救うために地元のパンク・クイーン、ブローディシアとその崇拝者たちの力を借りる。彼らは、エイリアンをロンドンのストリートに連れ出す。それは、エンもザンの宇宙も永遠に変えてしまう……。
 ニール・ゲイマンの同名の短編の映画化。


 [追加作品]

 ・“Based on a True Story(D'après une histoire vraie)”(仏・ポーランド) 監督:ロマン・ポランスキー
 出演:エヴァ・グリーン、エマニュエル・セニエ、ヴァンサン・ペレーズ、Alexia Séféroglou
 物語:主人公はパリで暮らす小説家。自分のことを赤裸々に書いた小説がベストセラーになるが、そのことで苦しむことになる。小説のせいで家族が苦しんでいると匿名の手紙が届いたりしたからだ。そのせいで、次回作が書けなくなってしまう。そんな彼女の生活にひとりの女性が入り込んでいる。同じ年で、家も近い。ゴーストライターをしているといい、次第に親しくなる。ところがその女性は徐々にストーカーへと変貌する……。
 エマニュエル・セニエが小説家を、エヴァ・グリーンがもうひとりの女性を演じる。
 デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンの小説“D'après une histoire vraie”の映画化。ロマン・ポランスキーとオリヴィエ・アサイヤスが共同で脚本を手がける。


 【ある視点部門】

 ・“Barbara”(仏) 監督:マチュー・アマルリック [オープニング作品]
 出演:ジャンヌ・バリバール、マチュー・アマルリック
 物語:映画監督が、女性歌手バルバラの伝記映画を作ろうとする。


 ・“Jeune Femme”(仏) 監督:Léonor Serraille
 出演:Laetitia Dosch、Souleymane Seye Ndiaye、Grégoire Monsaingeon、Léonie Simaga、エリカ・サント(Erika Sainte)
 物語:ポーラは、10年間ともに過ごしたアーティストのジョアキムと別れたくはなかった。だから、彼についてパリに行くことに決める。パリは全く知らない街で、彼女が鬱ましく思うのと同じくらい彼女を惹きつけ、彼女をパリ生活の孤独に追い込むのだ。
 Le Femis出身のLéonor Serrailleの初監督作品。“Jeune Femme”は、2013年に卒業プロジェクトとして書かれた脚本で、6週間かけた撮影は3月に終わったばかり。


 ・“L'Atelier (The Workshop)”(仏) 監督:ローラン・カンテ
 出演:マリナ・フォイス(Marina Foïs)、Matthieu Lucci
 物語:夏、ラシロタ。アントワーヌは、ライティングのワークションプに参加する。そこでは、数人の若者が、広く尊敬されている小説家オリヴィアの指導を受けながら、ノワール小説を書いていた。書くことは、彼らに、町の過去の産業や25年前に閉鎖された造船所に目を向けさせることになった。だが、アントワーヌは違った。ノスタルジーに興味はなく、むしろ現代世界の不安の方に強く引き寄せられ、グループやオリヴィアに反発を感じた。オリヴィアは、そんなアントワーヌの暴力的な性格に触れて、驚きもしたが、同時に惹きつけられもしていた……。


 ・“Après la guerre (After The War)”(仏・伊・スイス) 監督:Annarita Zambrano
 出演:ジュゼッペ・バティストン、Charlotte Cétaire、マリリン・カント(Maryline Canto)、ジャン=マルク・バール
 物語:2002年のボローニャ。労働法に対する反対が大学で爆発する。裁判官が殺害されて、元左翼のマルコは、攻撃を命じた罪で訴えられたが、15歳の娘ヴィオラとともにフランスへ亡命する。イタリアとフランスには犯罪者引き渡し協定があるが、イタリアからフランスに亡命した左翼についてはその限りではないというミッテラン・ドクトリンのおかげで、マルコは20年間フランスで亡命生活を送ればいいことになった。イタリアは引き渡しを求めたが、フランスとの古い傷をこじ開けただけだった。マルコの人生は永遠に変わったが、イタリアに残された家族も、マルコが過去に犯した過ちに対する代償を支払わなければならなくなった。
 2013年に『オフィーリア』“Ophelia”がカンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門に選出されているAnnarita Zambranoの初の長編フィクション作品。(『オフィーリア』はショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014で上映されている。)


 ・“Fortunata (Lucky)”(伊) 監督:セルジョ・カステリット
 出演:ジャスミン・トリンカ、ハンナ・シグラ、Alessandro Borghi、ステファノ・アルコシ、エドアルド・ペーシェ(Edoardo Pesce)、Rosa Diletta Rossi、Emanuela Aurizi
 物語:Fortunataは、結婚に失敗して、自分の夢を叶えるために、奮闘していた。元夫と闘って、独立性を勝ち取り、母として最善を尽くして、ヘア・サロンを開くという夢に向かって進むのだ。ところが、愛によってすべてが変わる。新しい希望が芽生え、幸福への岐路が開かれる。


 ・“En attendant les hirondelles (The Nature of Time)”(独・仏) 監督:Karim Moussaqui
 出演:オーレ・アッティカ(Aure Atika)
 物語:現代のアルジェリアを舞台にした3つの物語。新しいリッチな不動産開発業者の生活の中で、過去と現在が衝突する。若い女性が論理と感情の間で引き裂かれる。野心的な神経学者が戦時下の悪行のために足をすくわれる。
 短編“Les Jours D'Avant(The Days Before)”がセザール賞2015にノミネートされているKarim Moussaquiの初監督長編。


 ・“Out(Vychladnutie)”(スロヴァキア・ハンガリー・ポーランド・ラトヴィア) 監督:György Kristóf
 物語:アゴストンは、50歳の家庭人間である。スロヴァキアの小さな村にある発電所で働いていて、これを一生の仕事と思っていたが、あっさりと失業してしまう。うさんくさい仕事をかじった後、幸運にもラトヴィアの造船所で溶接工の職を見つける。新しい仕事に期待に胸ふくらませてでかけていくが、馬鹿げたことが立て続けに起こって、この仕事こそと思ったものが一陣の風のように消え去ってしまう。一から出直すつもりで国を出たので、今度こそ何もかも失う。見つけたと思った友情も短い出会いとなって泡沫のように消える。だが、彼はあきらめはしない。海で大きな魚を釣るという夢を追う決心をする。
 初監督長編。


 ・“Directions(ПОСОКИ/Posoki)”(マケドニア・ブルガリア・独) 監督:ステファン・コマンダレフ(Stephan Komandarev)
 物語:実際に起こった出来事をベースにした作品。現代の6人のタクシードライバーの物語と、チェーホフが25歳の時に書いた短編「悲しみ」を自由に翻案したものを、1つの作品の中で展開させている。
 メイン・キャラクターは6人で、6つの物語がそれぞれ約20分で語られる。2016年の3月に制作がスタートし、11月から12月にかけて24日で撮影された。
 『さあ帰ろう、ペダルをこいで』で2010年米国アカデミー賞外国語映画賞ブルガリア代表に選ばれ、ブルガリア映画として初めてショートリストにも選出されたステファン・コマンダレフ監督の最新作。(コマンダレフ監督は、2016年にも“The Judgement”で2度目のブルガリア代表に選ばれている。)


 ・“Western”(独・ブルガリア・オーストリア) 監督:ヴァレスカ・グリーゼバッハ(Valeska Grisebach)
 物語:ドイツの建設労働者が、ブルガリアのカントリーサイドの辺鄙な建設現場で、タフな仕事をスタートさせる。外国にいるということが、男たちの冒険心を目覚めさせる一方、言葉の壁と文化の相違から偏見と不信にも直面する。やがて、男たちは、村人から認知と好意を得ようと競争を始める。
 “Mein Stern”(2001)がベルリン国際映画祭2001ニュー・ジャーマン・シネマ部門に、 『渇望』“Sehnsucht”(2006)がベルリン国際映画祭2006のコンペティション部門に選出されているヴァレスカ・グリーゼバッハの第3監督作品。
 『ありがとう、トニ・エルドマン』のマーレン・アデがプロデューサーを務めている。ヴァレスカ・グリーゼバッハは、『ありがとう、トニ・エルドマン』でスクリプト・アシスタントを担当している。


 ・“Closeness(Tesnota /Теснота)”(ロシア) 監督:Kantemir Balagov
 1998年.バルカル共和国のナリチク。ユダヤ人一家に、末っ子が嫁を連れてやってくる予定の日だったが、2人はやって来ず、代わりに身代金の要求が届く。金額は高く、一家は小さな家業を手放すだけでなく、仲間のユダヤ人にも助けを求めなければならない。
 初監督作品。


 ・“Lerd (Dregs)”(イラン) 監督:モハマド・ラスロフ(Mohammad Rasoulof)
 物語:レザは、町を離れ、農場で働いている。彼女には、家族と自然の中で過ごす静かな生活があった。だが、問題が起こる。レザは、地元の堕落した連中とのつきあいは避けたかった。
 モハマド・ラスロフ監督は、2010年に無許可で撮影を行なったとして、セットで逮捕されて(禁固刑は6年からのちに1年に減刑された)、映画制作を禁じられながらも、2011年のカンヌ国際映画祭ある視点部門に『グッドバイ』を出品し(監督賞受賞)、さらに、映画を発表する手段を持っていないはずの立場でありながら2013年のカンヌ国際映画祭ある視点部門に極秘裏に“Dast-neveshtehaa nemisoosand (Manuscripts Don't Burn)”を出品した(国際批評家連盟賞受賞)。
 昨年の冬に、久々に映画制作のライセンスがもたらされて制作がスタートし、イラン北部とテヘランで撮影が行なわれた。第7長編。


 ・『散歩する侵略者』“Before We Vanish”(日) 監督:黒沢清

 ・“Wind River”(英・カナダ・米) 監督:テイラー・シェリダン
 出演:エリザベス・オルセン、ジェレミー・レナー、ジョン・バーンサル(Jon Bernthal)、マーティン・センスマイヤー(Martin Sensmeier)
 物語:U.S. Fish & Wildlifeの職員コリー・ランバートは、ワイルド・リバー・インディアン居留地で、死体を発見する。FBIから捜査官ジェーン・バナーが派遣されてくるが、彼女は新人で、ワイオミングの冬にも慣れていなかった。彼女は、コリー・ランバートをパートナーとして、捜査を進めていく……。
 俳優で、『ボーダーライン』や『最後の追跡』の脚本を手がけているテイラー・シェリダンの第2監督作品。


 ・“Las Hijas de Abril (April's Daughter)”(メキシコ) 監督:ミシェル・フランコ(Michel Franco)
 物語:ヴァレリアは、17歳で、姉と2人で暮らしていて、自由気ままな生活を送っている。そこに母アブリルが返ってきて、ヴァレリアが妊娠7ヶ月であることを知る。
 エマ・スアレスがアブリルを演じる。
 ミシェル・フランコ監督、そして『彼方から』で金獅子賞受賞のロレンツォ・ビガスがプロデューサーを務めている。


 ・“La Novia del Desierto (The Desert Bride)”(アルゼンチン・チリ) 監督:Cecilia Atán、Valeria Pivato
 出演:ポリーナ・ガルシア
 物語:Teresaは、ブエノスアイレスのメイドで、仕事を手に入れるために遠くの町に行かなければならない。
 初監督長編。


 ・“Beauty and the Dogs(على كف عفريت /Aala Kaf Ifrit)”(チュニジア・仏・スウェーデン・レバノン・カタール) 監督:Kaouther Ben Hania
 物語:マリアムは、若いチュニジア人学生で、ある夜、ディスコに踊りに行って、自分をじっと見つめているユセフに気づく。ところが、何か恐ろしい間違いが起こる。3人の警官がやってきて、彼女をナイトクラブの外に連れ出す。彼らは、ユセフからお金を巻き上げると、マリアムを繰り返しレイプする。痛みとトラウマの中、マリアムは、虐待の証拠が消えうせてしまわないうちに、これを記録に残して、自分が被ったことに対して闘おうと決心する。


 [追加作品]

 ・“La Cordillera(The Summit)”(アルゼンチン・仏・スペイン) 監督:サンチアゴ・ミトレ
 出演:リカルド・ダリン、ドロレス・フォンシ(Dolores Fonzi)、エレナ・アナヤ(Elena Anaya)、ダニエル・ヒメネス・カチョ(Daniel Giménez Cacho)、パウリナ・ガルシア(Paulina Garcia)、エリカ・リバス(Erica Rivas)、アルフレド・カストロ(Alfredo Castro)、Manuel Trotta、Gerardo Romano、クリスチャン・スレイター
 物語:アルゼンチンの大統領Hernán Blancoは、重大な決断の時を迎えている。La Cordilleraで、異なる国の指導者が集まって、ラテンアメリカ・サミットが開かれるのだ。その期間のうちに、彼は、私的にも公的にも大きく関わって来る複雑な問題を解決しなければならない。
 『パウリーナ』(2015)のサンチアゴ・ミトレ監督最新作。


 ・“Walking Past The Future(路过未来)”(中) 監督:Li Ruijun(李睿珺)
 出演:杨子姗(Zishan Yang)、尹ム(Fang Yin)
 物語:杨耀婷は、深圳で生まれて、育った。両親は、20年以上ここで働いているが、未だにIDを入手することができない。彼らは、田舎に帰る決心をする。しかし、田舎の生活を見た杨耀婷は、不幸に思い、努力して深圳に連れ帰ろうと考える。


 【特別招待作品】(Special Screenings)

 ・“Sea Sorrow”(英) 監督:ヴァネッサ・レッドグレイヴ
 出演:レイフ・ファインズ、エマ・トンプソン、ジュリエット・スティーヴンソン
 ヴァネッサ・レッドグレイヴの初監督作品。
 みんな、難民のことは気にかけているが、実際に何が起こっているのかは知らない。これは私が見たものであって、歴史的事実などではない。これは、政治的な映画ではなく、あくまで自分は表現者である。
 ヴァネッサ・レッドグレーヴが、自らの経験に重ね合わせて、第二次世界大戦時代から現代まで、ヨーロッパにおける難民について語る。第二次世界大戦中は、彼女は、家族とともにロンドンを離れて、いとこの家に身を寄せたが、そこではナチから逃れてくるユダヤ人のためにビザの確保に力を貸した。1956年のハンガリー動乱に際しては、ハンガリー人の避難民を助けた。そして現在、彼女は、フランス(カレーの難民キャンプ)、ギリシャ、イタリア、レバノンとまわって、難民の現状を撮影した。


 ・“12 Jours (12 Days)”(仏) 監督:レイモン・ドゥパルドン
 精神病院で、患者を留め置くか、退院させるかの、法的判断に関するドキュメンタリー。リヨンのcentre hospitalier du Vinatierで2016年の11月から12月にかけて撮影された。
 アレクサンドル・デプラが音楽を手がけている。


 ・“Napalm”(仏) 監督:クロード・ランズマン
 クロード・ランズマンが、1958年から4回訪れているという北朝鮮のいまに関するドキュメンタリー。

 ・“An Inconvenient Sequel: Truth to Power”(米) 監督:ボビー・コーエン(Bonni Cohen)、ジョン・シェンク(Jon Shenk)
 『不都合な真実』から10年ぶりの続編。政府による再生可能エネルギーに対する投資と、地球温暖化を抑えるために、人間活動による温室効果ガス排出量を減らすことを定めた「パリ協定」までをフォローする。
 監督は、『南の島の大統領 沈みゆくモルディブ』の監督のジョン・シェンクと同プロデューサーのボビー・コーエン。


 ・“Demonds in Paradise”(仏・スリランカ) 監督:Jude Ratman
 詳細不詳。
 初監督作品。

 ・“Clair's Camera(클레어의 카메라)”(仏・韓) 監督:ホン・サンス
 出演:イザベル・ユペール、Shahira Fahmy、キム・ミニ
 学校教師と作家の物語であるらしいことと、2016年のカンヌで撮影されていたこと以外明らかにされていない。


 ・“Promised Land”(英・米) 監督:ユージーン・ジャレッキー(Eugene Jarecki)
 エルヴィス・プレスリーの人生のプリズムを通して、現代アメリカの社会政治的気質を探る。

 ・“They”(米・カタール) 監督:Anahita Ghazvinizadeh
 物語:Jは、田舎暮らしで、幼くして、性同一性障害と診断される。両親が家にいない時、Jは、姉のLaurenとそのボイーフレンドのArazと過ごす。Jは、成長し、家族の中で、自らの性的アイデンティティーを探求していく。
 初監督長編。


 [追加作品]

 ・“Le Vénérable W.”(仏・スイス) 監督:バーベット・シュローダー
 アシン・ウィラス(“Venerable Wirathu”)は、ミャンマーの高僧だが、反イスラム活動の指導者として知られる。ミャンマーは、人口の90%が仏教徒だが、イスラム教徒は、仏教徒の女性に一夫多妻を強要し、反社会的行為を行なっているとして、彼は、国内からのイスラム教徒追放を主張している。仏教徒であれば、平和主義で、寛容で、非暴力の生活を送っていると。

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 ・“Carré 35”(仏) 監督:エリック・カラヴァカ(Éric Caravaca)
 フランスの俳優エリック・カラヴァカが、タブーとしてこれまで秘密にされていた自分の子ども時代を探る。“Carré 35”とは、3歳で死んだ姉の墓所の番号だ。姉のことについて、両親はほとんど何も話してくれない。それどころか写真1枚残っていない。欠落しているイメージを埋めるのに、ここから始めよう。忘れられた子ども時代を解きほぐして、無意識で、覚えていない頃の記憶の扉を開くのだ。

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 【ミッドナイト・スクリーニング】(Midnight Screenings)

 ・“A Prayer Before Dawn”(英・仏) 監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール(Jean-Stéphane Sauvaire)
 物語:ムエタイのチャンピオンになることによって、タイの刑務所を生き延びたBilly Mooreの人生に基づくドラマ。
 『ジョニー・マッド・ドッグ』のジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督最新作。


 ・“The Villainess(악녀/Ak-Nyeo)”(韓) 監督:チョン・ビョンギル(Jung Byung-Gil)
 出演:キム・オクビン、シン・ハギュン
 物語:中国で殺し屋として育てられたチョ・スクヒが韓国に戻ってきて復讐を繰り返す。
 『殺人の告白』のチョン・ビョンギル監督が、『渇き』で共演したキム・オクビンとシン・ハギュンを主演に迎えて撮影した最新作。


 ・“The Merciless(불한당: 나쁜 놈들의 세상/Bulhandang)”(韓) 監督:ビョン・ソンヒョン(Byun Sung-hyun)
 出演:ソル・ギョング、イム・シワン
 物語:ジェホは、獄中で自分でルールを作り、囚人たちを従えて、自分の支配下に入れた。ところが新入りのヒョンスは、容易には屈しようとはしなかった。のちに、ジェホは出所し、闇の組織のトップへとのし上がっていこうとする。
 『マイPSパートナー』のビョン・ソンヒョン監督最新作。


 【ヴァーチャル・リアリティー】(Virtual Reality (Film/Installation/Exhibition))

 ・“Carne y Arena”(米) 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 移民と難民を巡る実話に基づく物語。6分半。撮影は、エマニュエル・ルベツキ。


 【70周年記念イベント】(70th Anniversary Events)

 ・“24 Frames”(イラン) 監督:アッバス・キアロスタミ
 ブリューゲルの『雪中の狩人』やミレーの『落穂拾い』など、画家たちは映画が登場するはるか前から、瞬間を切り取ってキャンバスに定着させる術を知っていた。ただそのワン・ショットだけ。それ以前にもそれ以降にも何もない。絵画のように、1フレームを切り取っていく試み。そう考えてスタートさせたのが、このプロジェクトで、3年にわたって、各4分半の映像の映像を全24編撮影し、1本の作品としてまとめようとしていたところで、監督であるキアロスタミが急逝してしまう。
 そのうちの2フレームは、2015年のマーティン・スコセッシのリュミエール賞授賞式で披露され、2016年のベネチア国際映画祭では、1フレームのみの上映された。2016年にユーロスペースで開催された「キアロスタミ全仕事」でも1フレームが上映された。
 元々この作品は、2017年のカンヌでのお披露目が噂されていたが、キアロスタミの死後に1本の作品として完成し、70周年の記念プログラムで上映されることになった。
 4分半×24だと108分になるが、プレス・カンファレンスでは2時間と発表されている。


 ・“Come Swim”(米/17') 監督:クリステン・スチュワート
 出演:Sydney Lopez、Josh Kaye
 物語:ひとりの男性の1日を、傷ついた心を示す抽象的、アーティスティックな側面(壁が崩れ落ちたり、巨大な波が目の前で砕けたり)と、仕事用の小部屋にいて実際に仕事に臨もうとしている姿とで合わせ鏡のように示す。その間、主人公と元カノの、水泳と水についてのあまり重要ではないと思われるような過去の会話が反芻される。
 クリステン・スチュワートの初監督作品。
 スコット・フリー・プロダクションが製作に参加している。
 サンダンス映画祭2017出品。


 ・“Top of the Lake: China Girl”(オーストラリア・英・ニュージーランド) 監督:ジェーン・カンピオン、Ariel Kleiman
 出演:エリザベス・モス、Fayssal Bazzi、グウェンドリン・クリスティー、アリス・イングラート、ユエン・レスリー、ニコール・キッドマン
 物語:ロビン・グリフィン捜査官が、シドニーのボンダイ・ビーチに上がった身元不明の遺体について捜査する。
 『トップ・オブ・ザ・レイク 〜消えた少女〜』のシーズン2となるTVシリーズの7エピソードを上映。


 ・“Twin Peaks”(米) 監督:デイヴィッド・リンチ
 出演:メッチェン・アミック、ダナ・アッシュブロック、シェリル・リー、カイル・マクラクラン
 連続殺人事件が起こったツインピークスの、住人たちの25年後を描くTV新シリーズから2エピソードを上映。
 ※ カンヌ国際映画祭がTV作品を上映するのはこれが初めて。


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 ・カンヌ国際映画祭2017 コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_22.html

 ・カンヌ国際映画祭2017 短編コンペティション部門、シネフォンダシオン部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_18.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

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