海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS レッチェ・ヨーロッパ映画祭2017 受賞結果

<<   作成日時 : 2017/04/12 01:32   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 南イタリアのレッチェ(地図でいうと靴底あたりに位置する都市)で開催されていた第18回レッチェ・ヨーロッパ映画祭(Festival del Cinema Europeo)(4月3日-8日)の各賞が発表されました。

 プログラムは、ざっくり言うと、ヨーロッパ産の、イタリア未公開のクオリティー・フィルム(のコンペティション)と、ドキュメンタリーやコメディー、イタリアの短編映画と若手監督の初監督作品、および、俳優や監督のレトロスペクティヴ、という構成になっています。

画像

 【ヨーロッパ・コンペティション部門】

 ・“A date for mad Mary”(アイルランド) 監督:Darren Thornton
 ・“Living and other fictions(Vivir y otras fincciones)”(西) 監督:Jo Sol
 ・“A Taste of Ink(Compte tes blessures)”(仏) 監督:Morgan Simon
 ・“Hands of a mother(Die Hände meiner Mutter)”(独) 監督:Florian Eichinger
 ・“Home is here”(オーストリア・チェコ) 監督:Tereza Kotyk
 ・“Forest, 4am(Las, 4 rano)”(ポーランド) 監督:Jan Jakub Kolski
 ・“The Constitution(Ustav Republike Hrvatske)”(クロアチア・チェコ・スロヴァキア) 監督:ライコ・グゥルリッチ(Rajko Grlić)
 ・“When the Day Had No Name(Koga Denot Nemase Ime)”(マケドニア・ベルギー) 監督:テオナ・ ストゥルガー・ミテフスカ(Teona Strugar Mitevska)
 ・“In the blood(Blodet)”(デンマーク) 監督:ラスマス・ヘイスターバング(Rasmus Heisterberg)
 ・“Rosemari(Framing Mom)”(デンマーク・独・ノルウェー) 監督:Sara Johnsen
 ・“Album(Albüm)”(トルコ・仏・ルーマニア) 監督:Mehmet Can Mertoğlu
 ・“My Happy Family”(ジョージア) 監督:ナナ・エクチミシヴィリ(Nana Ekvtimishvili)、ジーモン・グロス(Simon Groß)

 ※審査員:Marion Doring (審査員長/ヨーロッパ映画アカデミーのプロデューサー)、レネ・ボーグルム(Lene Børglum:デンマークのプロデューサー)、ティルデ・コルシ(Tilde Corsi:イタリアのプロデューサー)、Heather Stewart(BFIナショナル・アーカイヴ・クリエイティヴ・ディレクター)、Eve Zaoralovà(カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭)

 ◆グランプリ/ゴールデン・オリーブ賞(Premio Ulivo D’Oro) 5000,00 euro
 ◎“My Happy Family”(ジョージア) 監督:ナナ・エクチミシヴィリ(Nana Ekvtimishvili)、ジーモン・グロス(Simon Groß)
 出演:Ia Shugliashvili、メラーブ・ニニッゼ(Merab Ninidze)、Berta Khapava、Tsisia Qumsishvili、Giorgi Tabidze、Dimitri Oragvelidze
 物語:2016年、ジョージアのトビリシ。家父長制社会で、ジョージア人家族が3世代でひとつ屋根の下で暮らしている。ある日、52歳のMananaが、家を出て独りで暮らすと宣言して、みんなを驚かせる。そこから、夫もなく、家族もいないMananaの未知の旅が始まる。
 『花咲くころ』のナナ・エクチミシヴィリ&ジーモン・グロス監督最新作。
 サラエボ映画祭2014 Eurimages Coproduction Development Award受賞。
 サンダンス映画祭2017出品。
 ベルリン国際映画祭2017 フォーラム部門出品。
 ソフィア国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。監督賞受賞。
 ヴィリニュス国際映画祭2017出品。
 イスタンブール国際映画祭2017出品。
 香港国際映画祭2017 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。


画像

 ◆脚本賞(Premio per la Migliore Sceneggiatura)
 ◎ライコ・グゥルリッチ(Rajko Grlić)、アンテ・トミッチ(Ante Tomic) “The Constitution(Ustav Republike Hrvatske)”(クロアチア・チェコ・スロヴァキア)

 “The Constitution(Ustav Republike Hrvatske)”(クロアチア・チェコ・スロヴェニア・マケドニア) 監督:ライコ・グゥルリッチ(Rajko Grlić)
 物語:ひとつの建物に全く異なる4人の人物が住んでいる。彼らは、ライフスタイルも信念も出自も異なるため、互いに避け合っている。ところが、運命のいたずらで、彼らの人生は絡み合うことになる。結婚歴も性的志向もナショナリティーも宗教も違っている。だが、痛みを伴いつつも、ゆっくりと、心を開いて、相手の人間性の本質を理解していく。
 モントリオール世界映画祭2016 ワールド・コンペティション部門出品。最優秀作品賞受賞。
 スロヴェニア映画祭2016出品。マイノリティー共同製作賞、衣裳デザイン賞受賞。
 サンタバーバラ国際映画祭2017 最優秀インターナショナル長編作品賞受賞。
 ソフィア国際映画祭2017 バルカン・コンペティション部門出品。


画像

 ◆撮影賞(Premio per la Migliore Fotografia)
 ◎“My Happy Family”(ジョージア) 監督:ナナ・エクチミシヴィリ(Nana Ekvtimishvili)、ジーモン・グロス(Simon Groß)

画像

 ◆審査員特別賞(Premio Speciale della Giuria)
 ◎“A Taste of Ink(Compte tes blessures)”(仏) 監督:Morgan Simon
 出演:Kevin Azaïs、モニカ・ショクリ(Monia Chokri)、Nathan Willcocks
 物語:ヴァンサンはまだ人生の3分の1にも達していないが、体の半分以上にタトゥーを入れ、ポスト・ハードコア・バンドでしわがれた声を吐き出している。母親が死んでからは、楽しくもないピアスの穴あけの仕事をし、魚屋の父と一緒に暮らしている。父が若い女性と一緒に暮らし始めた時、彼は気が狂いそうになる、
 初監督長編。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 チューリヒ映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ブラウンシュヴァイク国際映画祭2016出品。ユース賞(Der Deutsch-Französische Jugendpreis Kinema)受賞。
 ストックホルム国際映画祭2016 コンペティション部門出品。男優賞受賞(Kévin Azaïs)。
 アンジェ・ヨーロッパ・ファースト・フィルム・フェスティバル2017 ナショナル・コンペティション部門出品。フランス映画第1回作品賞(Activités Sociales De L’Énergie Award French Feature Films)受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2017出品。
 グアダラハラ国際映画祭2017出品。


画像

 ◆国際批評家連盟賞
 ◎“My Happy Family”(ジョージア) 監督:ナナ・エクチミシヴィリ(Nana Ekvtimishvili)、ジーモン・グロス(Simon Groß)

 ◆ヨーロッパ俳優賞(Premio SNGCI per il Migliore Attore Europeo)
 ◎Nebojš Glogovac “The Constitution(Ustav Republike Hrvatske)”(クロアチア・チェコ・スロヴァキア)

 ◆Cineuropa賞
 ◎“When the Day Had No Name(Koga Denot Nemase Ime)”(マケドニア・ベルギー) 監督:テオナ・ ストゥルガー・ミテフスカ(Teona Strugar Mitevska)
 物語:事実に基づく物語。2012年4月。Milan、Petar、Cvetan、Rape、Ace、Vladanは、マケドニアのティーンエージャーで、金はなく、性と恋に興味を持ち、家族と問題を抱えながらも、よりよい未来を望んでいた。すなわち、他と変わるところのない青少年たちだった。彼らは、スコピエ郊外の湖に一泊の釣り旅行に出かける。古いポップ・ソングに合わせて踊ったり、アルバニア人とケンカしたり、性的なアバンチュールを楽しんだりして、社会に対するフラストレーションを忘れようとしていた。ところが、翌日、彼らは頭に銃弾を受けて、死体となって発見される。事件は社会を震撼させた。真相は未だに明らかになっていない……。
 アニエス・ゴダールが撮影を手がけている。
 ベルリン国際映画祭2017 パノラマ部門出品。
 ソフィア国際映画祭2017 バルカン・コンペティション部門出品。

画像

 ◆観客賞
 ・“The Constitution(Ustav Republike Hrvatske)”(クロアチア・チェコ・スロヴァキア) 監督:ライコ・グゥルリッチ(Rajko Grlić)

画像

 ◆Agiscuola Award
 ※11人の女子高校生審査員によって選ばれる。
 ◎“A Taste of Ink(Compte tes blessures)”(仏) 監督:Morgan Simon

 【Puglia Show】

 ※プッリャ州出身の35歳以下のフィルムメーカーを対象とする短編コンペティション。

 ◆最優秀短編映画賞 1000 euros
 ◎“…Ed È Subito Notte!”(伊/10 ') 監督:Paolo Rollo

画像

 ◆短編映画賞 スペシャル・メンション
 ◎“Ieri e domani”(伊/18 ') 監督:Lorenzo Sepalone

 ◆Il Premio Unisalento
 ※大学のシネクラブや映画学校の学生によって選ばれる。
 ◎“Il silenziodi”(伊/21 ') 監督:Guido Tabacco

画像

 【その他の賞】

 ◆マリオ・ヴェルドーネ賞(Mario Verdone Award)
 ※映画史家、批評家、エッセイストのマリオ・ヴェルドーネにちなんだ賞で、40歳以下の初監督の作品に贈られる。
 ◎『ジュリアの世界』“La ragazza del mondo(Worldy Girl)”(伊・仏) 監督:ミケーレ・リオンディーノ(Marco Danieli)
 ・“Mine”(西・伊・米) 監督:Fabio Guaglione、Fabio Resinaro
 ・“L Più Grande Sogno(I Was a Dreamer)”(伊) 監督:Michele Vannucci

 『ジュリアの世界』“La ragazza del mondo(Worldy Girl)”(伊・仏) 監督:ミケーレ・リオンディーノ(Marco Danieli)
 出演:サラ・セラヨッコ(Sara Serraiocco)、ミケーレ・リオンディーノ(Michele Riondino)、マルコ・レオナルディ(Marco Leonardi)、Stefania Montorsi、ルチア・マシーノ(Lucia Mascino)、ピッポ・デルボーノ(Pippo Delbono)
 物語:ジュリアは、エホバの証人のコミュニティーで暮らしている。そこでは、厳しい聖なるルールに支配され、外部の者は排除された。リベロは、だれでも受け入れる世界で暮らしている。2人が出会った時、ジュリアは、自分を待っていたもうひとつの運命を発見し、自分のためにそれを選択する。2人は愛し合い、新しい人生に船出していく。その選択によって、ジュリアはもといた世界から完全に切り離される。ピュアで、分かちがたい愛の物語。
 ベネチア国際映画祭2016 ベネチア・デイズ部門出品。Premio Brian(The Brian Prize)、男優賞(ミケーレ・リオンディーノ)、女優賞(サラ・セラヨッコ)受賞。
 釜山国際映画祭2016 フラッシュ・フォワード部門出品。
 レイキャビク国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 BFIロンドン映画祭2016 Debate部門出品。
 ハイファ国際映画祭2016出品。
 ロッテルダム国際映画祭2017出品。
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2017 新人監督賞受賞。主演男優賞(ミケーレ・リオンディーノ)ノミネート。

画像

画像

 ◆Emidio Greco Prize
 ◎“Good News”(伊/17 ') 監督:Giovanni Fumu

画像

 【特別賞・名誉賞】

 ◆ヨーロッパ映画プロタゴニスト賞(I Protagonisti del Cinema Europeo)
 ◎スティーヴン・スリアーズ

画像

 ◎アニエスカ・ホランド

画像

 ◎ヌリ・ビルゲ・ジェイラン

画像

 ◆イタリアン・トリビュート(Omaggio Italiano)
 ◎フランチェスコ・マゼッリ(Citto Maselli:監督)

画像

 ◎イザベラ・フェラーリ(Isabella Ferrari)

画像

 ◎ヴァレリオ・マスタンドレア

画像

 ◆ゴールデン・オリーブ賞(Golden Olive)
 ◎Carlo Croccolo
 70年近いキャリアを持つ男優。日本では、『昨日・今日・明日』(1963)、『ラブ・アンド・ウォー』(1996)などが紹介されている。4月9日に90歳の誕生日を迎えた。

画像

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・レッチェ・ヨーロッパ映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
レッチェ・ヨーロッパ映画祭2017 受賞結果 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる