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zoom RSS バンコク映画批評家協会賞2017 ノミネーション

<<   作成日時 : 2017/03/25 16:28   >>

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 第25回バンコク映画批評家協会賞のノミネーションです。(3月4日発表)

 バンコク映画批評家協会賞:メンバーは約20名。インディペンデント系の作品やドキュメンタリー作品、映画作家の作品も取り上げるものの、シネフィル度はそんなには高くなく、どちらかといえば、優れたドラマ作品を高く評価する傾向が強いようです。

 ◆作品賞
 ・『暗くなるまでには』(タイ・オランダ・仏・カタール) 監督:アノーチャ・スウィチャーゴーンポン
 ・“Serd”(タイ) 監督:Ekkachai Srivichai
 ・“Wandering”(タイ) 監督:Boonsong Nakphoo
 ・“A Gas Station”(タイ) 監督:タンワーリン・スカピシット(Tanwarin Sukkhapisit)
 ・『孤島の葬列』(タイ) 監督:ピムパカー・トーウィラ

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『暗くなるまでには』と”Wandering”と『孤島の葬列』が一致。『暗くなるまでには』がタイ・アカデミー賞受賞。

 ◆監督賞
 ・タンワーリン・スカピシット “A Gas Station”
 ・ピムパカー・トーウィラ 『孤島の葬列』
 ・アーラヤ・スリハーン 『突然20歳 タイの怪しい彼女』(タイ)
 ・アノーチャ・スウィチャーゴーンポン 『暗くなるまでには』
 ・Ekkachai Srivichai “Serd”

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『孤島の葬列』と『暗くなるまでには』が一致。『暗くなるまでには』がタイ・アカデミー賞受賞。

 ◆主演男優賞
 ・チャンタウィット・タナセーウィー 『一日だけの恋人』(タイ)(監督:バンジョン・ピサンタナクーン)
 ・Prama Imanotai “A Gas Station”
 ・ไพศาล ขุนหนู “Serd”
 ・マリオ・マウラー(Mario Maurer) “Take me home”(タイ)(監督:コンギアット・コムシリ)
 ・Ekkachai Srivichai “Serd”

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、チャンタウィット・タナセーウィーとPrama Imanotaiが一致。チャンタウィット・タナセーウィーがタイ・アカデミー賞受賞。

 ◆主演女優賞
 ・ダビカ・ホーン 『突然20歳 タイの怪しい彼女』
 ・ニター・ジラヤンユン 『一日だけの恋人』
 ・Prapamonton Eiamchan “Motel Mist”(タイ)(監督:プラープダー・ユン)
 ・サシトーン・パニチャノック 『孤島の葬列』
 ・アピンヤー・サックジャルーンスック(Apinya Sakuljaroensuk) “Grace”(タイ)(監督:Pun Homchuen、Ornusa Donsawai)

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、Prapamonton Eiamchan以外が一致。ニター・ジラヤンユンがタイ・アカデミー賞受賞。
 ダビカ・ホーンは、前回『フリーランス』で主演女優賞受賞。

 ◆助演男優賞
 ・Nay Toe “From Bangkok to Mandalay”(タイ・ミャンマー)(監督:Chartchai Ketnust)
 ・Kritsanapoom Pibulsonggram 『突然20歳 タイの怪しい彼女』
 ・จิราวัฒน์ วชิรศรัณย์ภัทร 『突然20歳 タイの怪しい彼女』
 ・ナタシット・コーティマナスワニット ”Grace”
 ・Rong Kaomulkadee 『突然20歳 タイの怪しい彼女』

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、Nay Toeとナタシット・コーティマナスワニットとRong Kaomulkadeeが一致。

 ◆助演女優賞
 ・Wutt Hmone Shawe Yi “From Bangkok to Mandalay”
 ・Neeranuch Pattamasoot 『突然20歳 タイの怪しい彼女』
 ・Penpak Sirikul “A Gas Station(ปั๊มน้ำมัน)”
 ・ヴィー=ヴィオーレット ウォーティア(Violette Wautier) 『ギフト』(タイ)(監督:チャヤノップ・ブンプラゴーブ、ジラ・マリクン、ニティワット・タラトーン、グリアングライ・ワチラタンポーン)
 ・Arpa Pawila “A Gas Station”

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、Neeranuch PattamasootとPenpak Sirikulが一致。Penpak Sirikulがタイ・アカデミー賞受賞。
 ヴィー=ヴィオーレット ウォーティアは、前回『フリーランス』で助演女優賞受賞。

 ◆脚本賞
 ・“Lost in Blue”(タイ)(監督:จิรัศยา วงษ์สุทิน、เอกพงษ์ สราญเศรษฐ์、ปภาวี จิณสิทธิ์) 
 ・『暗くなるまでには』 アノーチャ・スウィチャーゴーンポン
 ・『一日だけの恋人』 
 ・“A Gas Station“ タンワーリン・スカピシット
 ・『孤島の葬列』 ピムパカー・トーウィラ

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『暗くなるまでには』と”A Gas Station“と『孤島の葬列』が一致。”A Gas Station“がタイ・アカデミー賞受賞。

 ◆撮影賞
 ・『暗くなるまでには』 Ming Kai Leung
 ・“Wandering” ウルポン・ラクササト
 ・“A Gas Station” ธัชชัย เอกขัตติยากร
 ・『孤島の葬列』 プッティポン・アルンペン
 ・“Motel Mist” Chananun Chotrungroj

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『暗くなるまでには』と”Wandering”と『孤島の葬列』が一致。”Wandering”がタイ・アカデミー賞受賞。
 ウルポン・ラクササトは、前回『稲の歌』で撮影賞受賞。
 プッティポン・アルンペンは、前回『消失点』で撮影賞ノミネート。

 ◆編集賞
 ・“Take me home” 
 ・“Khun Pan”(タイ・カンボジア)(監督:コンギアット・コムシリ)
 ・『暗くなるまでには』 Lee Chatametikool、Machima Ungsriwong
 ・“A Gas Station”  Peannippan Kadeetham、Paradorn Vesurai
 ・『孤島の葬列』 ベーンジャラット・チューヌアン、ハリン・パーソンタイ、ウルポン・ラクササト

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『暗くなるまでには』と”A Gas Station『孤島の葬列』”とが一致。『暗くなるまでには』がタイ・アカデミー賞受賞。

 ◆美術賞
 ・“Take me home”  Thana Maykaumput、วุฒิกร ศรีโพธิ์ทอง
 ・“Khun Pan” 
 ・“A Gas Station”  タンワーリン・スカピシット、พรชัย เจียมพัฒนาตระกูล
 ・『孤島の葬列』 ウィクロム・ジェーンパナット
 ・“Motel Mist” ラーシケート・スックカーン、มานพ แจ้งสว่าง

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、“Take me home”と”Khun Pan”と”Motel Mist”が一致。”Motel Mist”がタイ・アカデミー賞受賞。
 ウィクロム・ジェーンパナットは、前回『消失点』で美術賞ノミネート。
 ラーシケート・スックカーンも、2年連続ノミネート。

 ◆オリジナル作曲賞
 ・“Khun Pan”
 ・“Serd” 
 ・“A Gas Station” Chapavich Temnitikul
 ・『孤島の葬列』 Inspirative、ノッパナン・パーニットジャルーン(Noppanan Panicharoen)
 ・“Motel Mist” Jitivi Banthaisong、Siwanut Boonsripornchai

 Chapavich Temnitikulは、前回『蒼ざめた時刻(とき)』でオリジナル作曲賞ノミネート。

 ◆オリジナル歌曲賞
 ・『突然20歳 タイの怪しい彼女』 ‘เด็กกระโดดกำแพง’
 ・“Father”(タイ)(監督:Palatpol Mingpornpichit) ‘The Meaning That Disappeared’
 ・“Serd” ‘Serd’
 ・“From Bangkok to Mandalay” ‘ฉันจะไป’
 ・“A Gas Station” ‘รักได้แค่คนเดียว’

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、”From Bangkok to Mandalay”のみ一致。『ギフト』がタイ・アカデミー賞受賞。

 ◆新人監督賞
 ・『突然20歳 タイの怪しい彼女』 アーラヤ・スリハーン
 ・“Lost in Blue” 
 ・“Grace” Pun Homchuen、Ornusa Donsawai
 ・“Motel Mist” プラープダー・ユン
 ・“Serd” Ekkachai Srivichai

 ※ところどころノミニーが空欄になっていますが、Wikipedia(タイ語)に記載されているままにしてあります。

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 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・“A Gas Station”(11):作品・監督・主演男優・助演女優・助演女優・脚本・編集・撮影・美術・作曲・歌曲
 ・『孤島の葬列』(8):作品・監督・主演女優・脚本・編集・撮影・美術・作曲
 ・『突然20歳 タイの怪しい彼女』(8):監督・主演女優・助演男優・助演男優・助演男優・助演女優・歌曲・新人
 ・“Serd”(7):作品・監督・主演男優・主演男優・作曲・歌曲・新人
 ・『暗くなるまでには』(5):作品・監督・脚本・撮影
 ・“Motel Mist”(5):主演女優・撮影・美術・作曲・新人
 ・『一日だけの恋人』(3):主演男優・主演女優・脚本
 ・“Take me home”(3):主演男優・編集・美術
 ・“Grace”(3):主演女優・助演男優・歌曲
 ・“From Bangkok to Mandalay”(3):助演男優・助演女優・歌曲
 ・“Khun Pan”(3):編集・美術・作曲
 ・“Wandering”(2):作品・撮影
 ・“Lost in Blue”(2):脚本・新人

 全体的に、タイ・アカデミー賞とは、”A Gas Station”と『孤島の葬列』と『暗くなるまでには』あたりが一致している部門が多いようです。

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“A Gas Station(ปั๊มน้ำมัน)”(タイ) 監督:タンワーリン・スカピシット(Tanwarin Sukkhapisit)
 出演:Prama Imanotai、Penpak Sirikul、Apa Bhavilai、Archiraya Kaewkanya
 物語:荒涼としたほとんど客がやってこないガソリンスタンド。Munは、Nokを愛しているが、Nokはいつも逃げ回っている。Mutは、別の男性と結婚するが、本当に好きなのは、Munだった……。
 『愛なんていらない』『すご〜い快感』のタンワーリン・スカピシット監督作品。
 釜山国際映画祭2016 アジア映画の窓部門出品。
 タイ・アカデミー賞2017 助演女優賞(Penpak Sirikul)、脚本賞受賞。
画像

 ・『孤島の葬列』“The Island Funeral”(タイ) 監督:ピムパカー・トーウィラ(Pimpaka Towira) 物語:ムスリムのライラは、長らく会っていない叔母に会うために、弟とその友人とともに、バンコクからタイ南部のパッターニー県に向かう。彼らが後にしてきたバンコクでは、過激な紛争が起こっていたが、一方、これから向かうパッターニー地方では何年にもわたってテロ事件が起こっていた。彼らは、武力勢力と闘うために送られた兵士と出会い、一緒に叔母の住む孤島へと向かう。そこには、これまで彼らが見たこともないような世界が広がっていた……。
 東京国際映画祭2015 アジアの未来作品賞受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2016 Bright Future部門出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2016 イングマール・ベルイマン インターナショナル・デビュー・アワード部門出品。
 香港国際映画祭2016 ヤング・コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2016出品。
 シアトル国際映画祭2016出品。
 上海国際映画祭2016 亜州新人奨コンペティション出品。撮影賞受賞。


 ・『突然20歳 タイの怪しい彼女』“Suddenly Twenty”(タイ) 監督:アーラヤ・スリハーン
 出演:ダビカ・ホーン、サハラット・サンカプリーチャー、クリサナプーム・ピブンソンクラーム
 物語:「パーンおばあちゃんは頑固で口うるさい74歳。同居する家族はおばあちゃんを老人ホームに送ろうとしていた。おばあちゃんは悲しくなって家出をし、あてもなく歩いていると写真館を見つけた。遺影のつもりで写真を撮り、店を出てガラスに写った自分の顔を見たらいきなり20歳に若返っていた! 人生を楽しむことに決めた20歳のおばあちゃん(ダビカ・ホーン)は自分の孫、ブーム(クリサナプーム・ピブンソンクラーム)のバンドにボーカルとして参加。彼女の歌声に惚れたTV局プロデューサーのナット(サハラット・サンカプリーチャー)はバンドを売り出そうと急接近してくる。」(大阪アジアン映画祭)
 日本でもリメイクされた韓国映画『あやしい彼女』のリメイク。
 大阪アジアン映画祭2017出品。

画像

 ・『暗くなるまでには』“By The Time It Gets Dark(ดาวคะนอง)”(タイ・オランダ・仏・カタール) 監督:アノーチャ・スウィチャーゴーンポン
 出演:アーラック・アモーンスパシリ、アピンヤー・サックジャルーンスック、アッチャラー・スワン、ワイワイリー・イティヌンクン
 物語:映画監督のAnnは、1976年の学生運動で起こった大量虐殺に関して映画を作ろうとして、タイのカントリーサイドにある美しい家で、事件を生き延びて、今は作家をしているTaewにインタビューを行ない、次第に親しくなる。ひとりのウェイトレスが、簡易食堂で働いたり、シティーホテルで掃除をしたり、修道院にコーラスに参加したりするが、彼女の生活の実態ははっきりしない。有名な若い男優が、自分のパワーと影響力を試そうとする。3つの物語は、複雑な層をなし、見えない糸で結ばれている。
 『ありふれた話』でロッテルダム国際映画祭2010 タイガー・アワードを受賞しているA・スィッチャーゴーンポンの第2作。
 ロカルノ国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2016WAVELENGTHS部門出品。
 釜山国際映画祭2016 アジア映画の窓部門出品。
 BFIロンドン映画祭2016 Dare部門出品。
 ウィーン国際映画祭2016出品。
 テッサロニキ国際映画祭2016出品。
 台北金馬奨映画祭2016出品。
 マル・デル・プラタ国際映画祭2016出品。
 シンガポール国際映画祭2016 アジア長編映画コンペティション部門出品。
 ロッテルダム国際映画祭2017 ブライト・ヒューチャー部門出品。
 大阪アジアン映画祭2017 コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2017出品。
 タイ・アカデミー賞2017 作品賞、監督賞、編集賞受賞。

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 受賞結果の発表は、3月29日です。

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 ・バンコク映画批評家協会賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_36.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_10.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_22.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_23.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_8.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_6.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_22.html

 ・タイ・アカデミー賞2017 結果発表 その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_26.html
 ・タイ・アカデミー賞2017 結果発表 その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_27.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2017年2月〜2017年9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_35.html

 追記:
 ・バンコク映画批評家協会賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_36.html

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