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zoom RSS サンタバーバラ国際映画祭2017 受賞結果!

<<   作成日時 : 2017/02/12 15:31   >>

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 第32回サンタバーバラ国際映画祭(2月1日-11日)の各賞が発表されました。

 【サンタバーバラ国際映画祭】
 サンタバーバラという都市は、アメリカ映画産業のルーツの1つで、その地で1985年に始められたこの映画祭(SBIFF:The Santa Barbara International Film Festival )は、今年で第31回を迎えています。

 以前は、アメリカ映画産業のルーツという特徴を前面に出して、北米で配給の決まっていない作品や短編映画に力を入れていたようですが 、いまでは、それらを発展的に解消して(?)、短編と長編のフィクション、ドキュメンタリー、アニメーション、インターナショナル部門、スペイン/ラテン・アメリカ映画部門、特別上映部門、特集上映部門など、多彩な国別・地域別の部門を設けて、バラエティーに富んだ作品を紹介することに務めています。

 本年度の受賞作は以下の通りです。

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 ◆最優秀インディペンデント長編映画賞(Panavision Spirit Award for Independent Cinema)
 ◎“The Good Catholic”(米) 監督:Paul Shoulberg [ワールド・プレミア]
 出演:ザカリー・スパイサー(Zachary Spicer)、レン・シュミット(Wrenn Schmidt)、ダニー・グローヴァー、ジョン・C・マッギンリー
 物語:ダニエルは、理想主義的な若き神父で、他の何にもまして自分の仕事を愛している。ところが、告白しにやってきたジェーンと出会って、すべてが変わる。保守的な年長の神父ヴィクターと自由な精神の持ち主のオリーが、ダニエルを助け、導こうとする。



 ◆最優秀インターナショナル長編作品賞(Jeffrey C. Barbakow Award – Best International Feature Film)
 ◎“The Constitution(Ustav Republike Hrvatske)”(クロアチア・チェコ・スロヴェニア・マケドニア) 監督:ライコ・グゥルリッチ(Rajko Grlić)
 物語:ひとつの建物に全く異なる4人の人物が住んでいる。彼らは、ライフスタイルも信念も出自も異なるため、互いに避け合っている。ところが、運命のいたずらで、彼らの人生は絡み合うことになる。結婚歴も性的志向もナショナリティーも宗教も違っている。だが、痛みを伴いつつも、ゆっくりと、心を開いて、相手の人間性の本質を理解していく。
 モントリオール世界映画祭2016 ワールド・コンペティション部門出品。最優秀作品賞受賞。
 スロヴェニア映画祭2016出品。マイノリティー共同製作賞、衣裳デザイン賞受賞。


 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary Award)
 ◎“My Hero Brother”(イスラエル・インド) 監督:Yonatan Nir
 ダウン症を抱える若者たちのグループが、それぞれのノーマルな兄弟とともにヒマラヤへと過酷なトレッキングに出かける。その過程で、これまで解決されてこなかった葛藤やコンプレックスが表面化するとともに、肉体的・感情的困難を克服しようとすることで、温かで特別な親密さが育まれる。
 エルサレム映画祭2016 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。



 ◆スペイン/ラテン映画 ニュー・ヴィジョン賞(Nueva Vision Award for Spain/Latin America Cinema)
 ◎“Tamara”(ベネズエラ・ウルグアイ・ペルー) 監督:Elia K. Schneider [USプレミア]
 物語:妻と2人の子どもがいる成功した弁護士が、長らく無視してきた過去と向き合い、自分の願望に従う決心をする。それは女性になることだ。彼の決心は、家族を危機に陥らせ、彼の人生を永遠に変える。


 ◆サンタバーバラ社会正義賞(Social Justice Award for Documentary Film)
 ◎“Angry Inuk”(カナダ) 監督:Althea Arnaquq-Baril
 あざらし猟に反対するキャンペーンが行われ、多くの支援者が現れ、経済的なバックアップもなされ、セレブから応援の声明も出される。その結果、何世紀にもわたって、あざらし猟によって生活を支えてきたイヌークたちは、攻撃のターゲットにされる。ところが、今、イヌークたちは、生き残るために闘い、自分たちの価値を守ろうと行動を起こしている。ソーシャルメディアを活用して、誤った情報を正し、政治家に働きかけたりもするのだ。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。観客賞第1位。
 トロント国際映画祭が選ぶカナダ映画2016 トップ10。
 ベルリン国際映画祭2017 NATIVe部門出品。


 ◆スタンド・アップ賞(ADL Stand Up Award)
 ◎“Strawberry Days(Jordgubbslandet)”(スウェーデン) 監督:Wiktor Ericsson [ワールド・プレミア]
 物語:15歳のWotjekは、両親とともに、ポーランドからスウェーデンの農家へイチゴ摘みの出稼ぎに出かける。そこで、彼は、外国人の出稼ぎ労働者が冷淡なスウェーデン人に搾取されている暗い現実を目の当たりにする。彼は、農場の娘と仲良くなっていくが、その間、次第にスウェーデン人と出稼ぎ労働者との対立が高まっていき、やがて暴力へと発展する。



 ◆ヴァルハラ賞/最優秀ノルディック映画(Valhalla Award for Best Nordic Film)
 ◎『サーミの血』“Sámi Blood(Sameblod)”(スウェーデン) 監督:アマンダ・シェーネル(Amanda Kernell)
 物語:Elle Marjaは、北欧のトナカイ遊牧民サーミ人の14歳の少女。彼女は、1930年代の人種差別と、寄宿学校での生物学的人種検査にさらされて、別に人生を夢見るようになる。この夢を叶えるためには、別人になり、家族や文化と縁を切らなければならない。
 日本でも短編作品『NORTHERN GREAT MOUNTAIN』が紹介されているAmanda Kernellの初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2016 ベネチア・デイズ出品。Premio Label Europa Cinema(The Europa Cinemas Label)、ヤング・ディレクター賞受賞。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2016出品。
 トロント国際映画祭2016 DISCOVERY部門出品。
 東京国際映画祭2016 コンペティション部門出品。最優秀女優賞(レーネ=セシリア・スパルロク)受賞。
 テッサロニキ国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。ヒューマン・バリュー賞受賞。
 ドバイ国際映画祭2016出品。
 サンダンス映画祭2017 Spotlight部門出品。
 ロッテルダム国際映画祭2016出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2016出品。ドラゴン賞/最優秀ノルディック映画賞受賞。

画像

 ◆最優秀短編映画賞(Bruce Corwin Award – Best Live Action Short Film)
 ◎“It’s Been Like A Year”(米) 監督:Cameron Fay
 物語:性的に抑圧された若い男性が、魅力的な女性とのランデヴーの間、次第に取り乱していく。


 ◆最優秀短編アニメーション賞(Bruce Corwin Award – Best Animated Short Film)
 ◎“Confino”(伊) 監督:Nico Bonomolo
 物語:芸術の力は、ファシスト独裁によって封じ込まれていた芸術家を救い出す。


 ◆最優秀短編ドキュメンタリー賞(Best Documentary Short Film Award)
 ◎“Refuge”(ギリシャ・米) 監督:Matthew K. Firpo
 ギリシャで暮らす難民が、カメラに向かって、自分たちの物語を語る。
 *本編動画:https://vimeo.com/195306938


 ◎“Refugee”(米・セネガル) 監督:Joyce Chen、Emily Moore
 よりよい未来を求めて、祖国に5人の子どもたちを残して、アメリカに向かった西アフリカの女性の物語。


 ◆観客賞(Audience Choice Award)
 ◎“My Hero Brother”(イスラエル・インド) 監督:Yonatan Nir

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 サンタバーバラ映画祭は、全米映画賞レース開催期間中の映画祭として、(パームスプリングス国際映画祭と同様に)昨年活躍した映画人に賞を与えるという催しを行なっていて、その受賞者は、前年末から発表されています。

 彼らの表彰は、映画祭期間中にバラバラの日程で行なわれ、映画祭に華を添えています。

 今年の受賞者は、以下の通りです。

 ◆モダン・マスター賞(The Maltin Modern Master Award)
 ◎デンゼル・ワシントン


 ◆モンテシト賞(The Montecito Award)
 一連の作品で優れたパフォーマンスを行なったと認められた俳優に贈られる。
 ◎イザベル・ユペール


 ◆パフォーマー・オブ・ザ・イヤー(The 2017 Outstanding Performers of the Year award)
 ◎ライアン・ゴズリング


 ◎エマ・ストーン


 ◆ヴァーチュオソス賞(2017 Virtuosos Award)
 前年に優れたパフォーマンスをした俳優に贈られる賞(actors who have distinguished themselves through performances in film this past year)。
 ◎アーロン・テイラー=ジョンソン “Nocturnal Animals”


 ◎デヴ・パテル 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』


 ◎ジャネール・モネイ “Hidden Figures”、『ムーンライト』


 ◎マハーシャラ・アリ 『ムーンライト』


 ◎ナオミ・ハリス 『ムーンライト』


 ◎ルース・ネッガ 『ラビング 愛という名前のふたり』


 ◎サイモン・ヘルバーグ 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』


 ◎スティーヴン・マッキンレー・ヘンダーソン(Stephen McKinley Henderson) “Fences”


 ◆シネマ・ヴァンガード賞(The Cinema Vanguard Award)
 リスクを承知で、優れた、そして独創的な活躍をして、映画に貢献した俳優に贈られる賞(taking artistic risks and making a significant and unique contribution to film)。
 ◎ケイシー・アフレック
 ◎ミシェル・ウィリアムズ


 ◆アメリカン・リヴィエラ賞(The 2017 American Riviera Award)
 アメリカ映画界に強いインパクト(a strong influence on American Cinema)を与えたと認められる人物に贈られる。
 ◎ジェフ・ブリッジス


 ◆ディレクター・オブ・ザ・イヤー(The 2017 Outstanding Directors of the Year award)
 ◎ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 ◎エヴァ・デュヴァルネ
 ◎バリー・ジェンキンス
 ◎ケネス・ロナーガン
 ◎デイミアン・チャゼル


 ◆アルチザン賞(Variety‘s Artisan Awards)
 ◎ジェームズ・ラクストン(撮影監督) 『ムーンライト』


 ◎ジョー・ウォーカー(編集技師) 『メッセージ』


 ◎ジェス・ゴンコール(プロダクション・デザイン) 『ヘイル、シーザー!』


 ◎メアリー・ゾフレス(衣裳デザイナー) 『ラ・ラ・ランド』


 ◎Alessandro Bertolazzi(メイキャップ&ヘア) 『スーサイド・スクワッド』


 ◎ケヴィン・オコンネル(音響ミキシング) “Hacksaw Ridge”


 ◎Alan Murray(音響編集) 『ハドソン川の奇跡』


 ◎ロバート・レガート(Robert Legato)(視覚効果) 『ジャングル・ブック』


 ◎ジャスティン・ハーウィッツ(オリジナル作曲) 『ラ・ラ・ランド』


 ◎ジャスティン・ハーウィッツ、ベンジ・パセック(Benj Pasek)、ジャスティン・ポール(Justin Paul)(オリジナル歌曲) 『ラ・ラ・ランド』


 ◇カーク・ダグラス賞(The tenth annual Kirk Douglas Award for Excellence in Film)
 ※生涯貢献賞。映画祭に先立って、2016年12月1日に授与。
 ◎ウォーレン・ベイティ

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 *当ブログ記事

 ・サンタバーバラ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_27.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_25.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_12.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_20.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_15.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_27.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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