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zoom RSS 米国アカデミー賞2017 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など

<<   作成日時 : 2017/01/26 17:15   >>

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 ◆各作品のノミネート状況

 ・『ラ・ラ・ランド』(14):作品・監督・主演男優・主演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・録音・音響編集・作曲・歌曲・歌曲
 ・『メッセージ』(8):作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・録音・音響編集
 ・『ムーンライト』(8):作品・監督・助演男優・助演女優・脚色・撮影・編集・作曲
 ・“Hacksaw Ridge”(6):作品・監督・主演男優・編集・録音・音響編集
 ・『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』(6):作品・助演男優・助演女優・脚色・撮影・作曲
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(6):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本
 ・“Fences”(4):作品・主演男優・助演女優・脚色
 ・『最後の追跡』(4):作品・助演男優・脚本・編集
 ・“Hidden Figures”(3):作品・助演女優・脚色
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(3):主演女優・衣裳・作曲
 ・『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(2):主演女優・衣裳
 ・『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2):美術・衣裳
 ・『パッセンジャー』(2):美術・作曲
 ・『幸せなひとりぼっち』(2):メイク・外国語
 ・『バーニング・オーシャン』(2):視覚効果・音響編集
 ・“Kubo and the Two Strings”(2):視覚効果・アニメーション
 ・『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2):視覚効果・録音
 ・『モアナと伝説の海』(2):歌曲・アニメーション
 ・『はじまりへの旅』(1):主演男優
 ・『ラビング 愛という名前のふたり』(1):主演男優
 ・“Elle”(1):主演女優
 ・“Nocturnal Animals”(1):助演男優
 ・『ロブスター』(1):脚本
 ・『20センチュリー・ウーマン』(1):脚本
 ・『沈黙 -サイレンス- 』(1):撮影
 ・『ヘイル、シーザー!』(1):美術
 ・『マリアンヌ』(1):衣裳
 ・『スター・トレック BEYOND』(1):メイク
 ・『スーサイド・スクワッド』(1):メイク
 ・『ドクター・ストレンジ』(1):視覚効果
 ・『ジャングル・ブック』(1):視覚効果
 ・『13時間 ベンガジの秘密の兵士』(1):録音
 ・『ハドソン川の奇跡』(1):音響編集
 ・“Trolls”(1):歌曲
 ・“Jim:The James Foley Story”(1):歌曲

 全くノミネートされなかった作品:“Rules Don’t Apply”、『お嬢さん』、『デッドプール』、“Paterson”、“Love & Friendship”、『シング・ストリート 未来へのうた』、『バース・オブ・ネイション』、“The Dressmaker”、“Certain Women”、“Christine”、“A Monster Calls”、『ネオン・デーモン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『ナイスガイズ!』、『10 クローバーフィールド・レーン』、“The Edge of Seventeen”など

 ◆主要作品のリリース・データ

 作品賞にノミネートされた9作品のリリース・データは以下の通り。

 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 2016年1月23日 サンダンス映画祭2016 プレミア部門/11月18日アメリカ公開
 ・『最後の追跡』 2016年5月16日 カンヌ国際映画祭2016/8月12日アメリカ公開
 ・『ラ・ラ・ランド』 2016年8月31日 ベネチア国際映画祭2016 コンペティション部門/12月9日アメリカ公開
 ・『メッセージ』 2016年9月1日 ベネチア国際映画祭2016 コンペティション部門/11月11日アメリカ公開
 ・『ムーンライト』 2016年9月2日 テルライド映画祭/11月18日アメリカ公開
 ・“Hacksaw Ridge” 2016年9月4日 ベネチア国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門/11月4日アメリカ公開
 ・『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』 2016年9月10日 トロント国際映画祭2016 GALA部門/11月25日アメリカ公開
 ・“Fences” 2016年12月16日アメリカ公開
 ・“Hidden Figures” 2016年12月25日アメリカ公開

 ・ベルリン国際映画祭2016プレミア:『ヘイル、シーザー!』、『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』

 ・カンヌ国際映画祭2016プレミア:『最後の追跡』、『はじまりへの旅』、“Elle”、『ラビング 愛という名前のふたり』、“My Life as a Zucchini(Ma vie de Courgette)”、『レッドタートル ある島の物語』、『セールスマン』、『ありがとう、トニ・エルドマン』

 ・ベネチア国際映画祭2016プレミア:『メッセージ』、“Hacksaw Ridge”、『ラ・ラ・ランド』、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、“Nocturnal Animals”
 (・ベネチア国際映画祭2015プレミア:“Tanna(Taboo)”)

 ◆複数ノミネート

 【3部門】
 ・ジャスティン・ハーウィッツ オリジナル作曲賞、オリジナル歌曲賞、オリジナル歌曲賞

 【2部門】
 ・デンゼル・ワシントン 作品賞、主演男優賞
 ・デミアン・チャゼル 監督賞、オリジナル脚本賞
 ・ケネス・ロナーガン 監督賞、オリジナル脚本賞
 ・バリー・ジェンキンス 監督賞、脚色賞
 ・Andy Wright 録音賞、音響編集賞
 ・Robert Mackenzie 録音賞、音響編集賞
 ・Ai-Ling Lee 録音賞、音響編集賞

 ◆連続ノミネート

 【4年連続ノミネート】
 ・デデ・ガードナー 作品賞(2014年に受賞)

 【3年連続ノミネート】
 ・ジェレミー・クライナー 作品賞(2014年に受賞)
 ・アラン・ロバート・マレー(Alan Robert Murray) 音響編集賞

 【2年連続ノミネート】
 ・マーク・プラット 作品賞
 ・マット・デイモン 前回は主演男優賞、今回は作品賞
 ・Eva von Bahr メイキャップ&ヘアスタイリング賞
 ・Love Larson メイキャップ&ヘアスタイリング賞
 ・アンディー・ネルソン 録音賞
 ・Christopher Scarabosio 録音賞
 ・Stuart Wilson 録音賞
 ・Mac Ruth 録音賞
 ・トーマス・ニューマン オリジナル作曲賞
 ・J・ラルフ オリジナル歌曲賞

 ◆久しぶりのノミネート

 【21年ぶり】
 ・メル・ギブソン(監督賞)

 【16年ぶり】
 ・マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット(長編アニメーション賞)

 【15年ぶり】
 ・ジョン・ギルバート(編集賞)

 【14年ぶり】
 ・ケネス・ロナーガン(監督賞、オリジナル脚本賞)

 【13年ぶり】
 ・スティング(オリジナル歌曲賞)

 【11年ぶり】
 ・ロドリゴ・プリエト(撮影賞)

 【10年ぶり】
 ・ライアン・ゴズリング(主演男優賞)
 ・コンソラータ・ボイル(衣裳デザイン賞)

 【9年ぶり】
 ・ケイシー・アフレック(主演男優賞)
 ・ヴィゴ・モーテンセン(主演男優賞)
 ・ジョン・ノール(視覚効果賞)
 ・Hal Hickel(視覚効果賞)
 ・ケヴィン・オコネル(録音賞)

 【8年ぶり】
 ・バイロン・ハワード(長編アニメーション賞)

 【7年ぶり】
 ・パトリス・バーメット(美術賞)
 ・アンドリュー・R・ジョーンズ(視覚効果賞)
 ・ロン・クレメンツ(長編アニメーション賞)
 ・ジョン・マスカー(長編アニメーション賞)

 【6年ぶり】
 ・ナタリー・ポートマン(主演女優賞)
 ・ジェフ・ブリッジス(助演男優賞)
 ・ニコール・キッドマン(助演女優賞)
 ・ジェス・ゴンコール(美術賞)
 ・ナンシー・ハイ(美術賞)
 ・ガイ・ヘンドリックス・ディアス(美術賞)
 ・メアリー・ゾフレス(衣裳デザイン賞)
 ・ロジャー・ロス・ウィリアムス(長編ドキュメンタリー賞)

 ◆無冠の帝王

 ・ケヴィン・オコネル(録音賞) 今回で21回目のノミネート。
 ・グレッグ・P・ラッセル(録音賞) 今回で17回目のノミネート。
 ・トーマス・ニューマン(オリジナル作曲賞) 今回で14回目のノミネート。

 ◆サプライズ

 本年度は、ノミネーション以前の段階で既に選外になっていた有力候補もあったりして、ノミネーションでは、そんなにサプライズはありませんでした。

 ・エイミー・アダムスが主演女優賞に落選したこと。

 ・『ロブスター』がオリジナル脚本賞にノミネートされたこと。(前哨戦でもちょくちょくノミネートされてたけど)

 ・メイキャップ&ヘアスタイリング賞に『幸せなひとりぼっち』がノミネートされたこと。

 ・アニメーション作品“Kubo and the Two Strings”が視覚効果賞にノミネートされたこと。

 ・本年度からAMPASの理事になったロジャー・ロス・ウィリアムスの監督作品『ぼくと魔法の言葉たち』がノミネートされたこと。

 【記録、または、トリビアのようなもの】

 『ラ・ラ・ランド』のノミネート数ばかりがニュースになっている今回の米国アカデミー賞ですが、より大きく注目すべきところはもっと別にあります。

 それは黒人のノミネーションが、米国アカデミー賞史上最多になっていることで、米国アカデミー賞でのこれまでの黒人のノミネート記録は、2007年と2010年の8(全8人)が最多記録だったのに、今回はそれを倍以上上回る18(全20人)がノミネートされていることです。
 昨年度の騒ぎがあったとはいえ、恐るべき記録更新です。

 【黒人のノミネーション】

 黒人のノミネーションに関しては、過去に2013年分まで書いているので、ここでそれ以降の分を書き足しておくことにします。

 *米国アカデミー賞に関する、黒人のノミネーション&受賞データ(2013年12月現在):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_75.html

 2014年(3/7):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚色・歌曲

 2015年(1/2):作品・歌曲(2名)

 2016年(0/1):歌曲(2名)
 昨年は、アカデミー賞は人種差別的と言われて、1人も黒人をノミネートさせていないというような非難のされ方をしていましたが、実はオリジナル歌曲賞に2人の黒人がノミネートされたのでした。

 2017年(18)

 [作品賞] 3作品3名
 ・“Fences” デンゼル・ワシントン
 ・“Hidden Figures” ファレル・ウィリアムズ
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 キンバリー・スチュワード
 同一年に黒人のプロデュース作品が3本も作品賞にノミネートされたことも初めてだし、作品賞に3人も黒人がノミネートされたのも初めて。

 [監督賞]
 ・バリー・ジェンキンス 『ムーンライト』
 バリー・ジェンキンスは、ジョン・シングルトン、リー・ダニエルズ、スティーヴ・マックィーンに続き、監督賞にノミネートされた4人目の黒人となった。

 [主演男優賞]
 ・デンゼル・ワシントン “Fences”

 デンゼル・ワシントンは、黒人としてのノミネート数を8として、黒人のノミネート記録の単独トップに立った。

 [主演女優賞]
 ・ルース・ネッガ 『ラビング 愛という名前のふたり』
 受賞すれば、2002年のハル・ベリー(『チョコレート』)以来史上2人目。

 [助演男優賞]
 ・マハーシャラ・アリ 『ムーンライト』

 [助演女優賞] 3作品3名
 ・ヴィオラ・デイヴィス “Fences”
 ・ナオミ・ハリス 『ムーンライト』
 ・オクタヴィア・スペンサー “Hidden Figures”
 黒人が3人も助演女優賞にノミネートされるのは初めて。

 俳優部門4部門すべてに黒人がノミネートされるのは史上初めて。

 ヴィオラ・デイヴィスは、黒人女性として初めて米国アカデミー賞に3回目のノミネートを受けた。

 [脚色賞] 2作品3名
 ・“Fences” オーガスト・ウィルソン(August Wilson)(死後のノミネート)
 ・『ムーンライト』 バリー・ジェンキンス ストーリー:タレル・アルヴィン・マクレイニー(Tarell Alvin McCraney)
 脚色賞に黒人がノミネートされている作品が2作品もノミネートされたのは初めて。

 バリー・ジェンキンスは、ジョン・シングルトンに続き、監督賞と脚本部門にノミネートされた2人目の黒人になった。

 [撮影賞]
 ・『メッセージ』 ブラッドフォード・ヤング
 黒人の撮影監督が撮影賞にノミネートされるのは、1999年にレミ・アデファラシンが『エリザベス』でノミネートされて以来18年ぶり史上2人目。ブラック・アメリカンとしてはこの部門では史上初のノミネート。受賞すれば黒人の撮影監督として史上初。

 [編集賞]
 ・『ムーンライト』 Joi McMillon
 この部門に黒人がノミネートされるのは、1970年のHugh A. Robertson(『真夜中のカーボーイ』)以来47年ぶり史上2人目。女性がノミネートされるのは史上初。受賞すれば黒人の編集技師として史上初。

 [ドキュメンタリー賞] 4作品5名
 ・“I Am Not Your Negro” ラウル・ペック(監督・製作)、Hébert Peck(製作)
 ・『ぼくと魔法の言葉たち』 ロジャー・ロス・ウィリアムス(監督・製作)
 ・“O.J.: Made in America” Ezra Edelman(監督・製作)
 ・『13th −憲法修正第13条−』 エヴァ・デュヴァルネ(監督・製作)
 この部門に黒人がノミネートされている作品が2作品以上ノミネートされるのは史上初。

 [作品ごとのノミネーション]
 ・『ムーンライト』(5):監督・助演男優・助演女優・脚色・編集
 ・“Fences”(4):作品・主演男優・助演女優・脚色
 ・“Hidden Figures”(2):作品・助演女優
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(1):作品
 ・『ラビング 愛という名前のふたり』(1):主演女優
 ・『メッセージ』(1):撮影
 ・他ドキュメンタリー4作品。
 作品ごとのノミネート記録は、『カラーパープル』の6が最高で、それを上回ることはできませんでしたが、『ムーンライト』は、『プレシャス』『ドリームガールズ』と並ぶノミネート数2位タイとなりました。

 これまでの受賞記録は、2007年と2010年と2014年の3部門なので、それを超えることができるかどうかが注目されます。

 以上は、下記のWikipediaを基にしていますが、ちょこちょこ間違いがあるページなので、注意が必要です。
 *List of black Academy Award winners and nominees:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_black_Academy_Award_winners_and_nominees

 *参考
 ・ゴールデン・グローブ賞2017にまつわる、黒人の部門別ノミネーション&受賞データ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_27.html
 ・ゴールデン・グローブ賞における黒人のノミネート/受賞データ 年別・個人別・作品別 :http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_29.html

 【作品賞】

 ・『ラ・ラ・ランド』は、13部門14ノミネートを獲得して、1951年の『イヴの総て』、1998年の『タイタニック』と並ぶ最多ノミネートとなった。
 最多受賞記録は、1960年の『ベン・ハー』、1998年の『タイタニック』、2004年の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の11部門。

 ・作品賞と監督賞と主演男優賞と主演女優賞と脚本賞の5部門でノミネートされた作品を「BIG FIVE」と言い、2014年に『アメリカン・ハッスル』が42本目の「BIG FIVE」になり、3年ぶりに『ラ・ラ・ランド』が43本目の「BIG FIVE」になった。
 「BIG FIVE」の中で5部門すべて受賞を果たした作品は、『或る夜の出来事』と『カッコーの巣の上で』『羊たちの沈黙』の3本しかなく、5部門中4部門を制した作品も4本しかない。
 一方、5部門中1部門も受賞できなかった作品には、『日の名残り』や『アトランティック・シティ』、『アメリカン・ハッスル』など8本存在する。
 10部門以上でノミネーションを獲得している「BIG FIVE」作品には、『ラ・ラ・ランド』を含めて、19本あり、そのうち5部門中4部門受賞した作品は2本(『風と共に去りぬ』『ミニヴァー夫人』)、3部門受賞した作品は4本、2部門受賞した作品は3本、1部門のみの受賞にとどまった作品は7本、1部門も受賞できなかった作品は2本ある(『俺たちに明日はない』『アメリカン・ハッスル』)。

 ・デンゼル・ワシントンは、作品賞と演技賞を同時にノミネートされた7人目の俳優になった。これまでの6人は、ウォーレン・ベイティ(1968、1979、1982、1992)、ケヴィン・コスナー(1991:作品賞受賞)、クリント・イーストウッド(1993:作品賞受賞、2005:作品賞受賞)、ブラッド・ピット(2012)、レオナルド・ディカプリオ(2014)、ブラッドリー・クーパー(2015)。

 ・マット・デイモンは、作品賞と脚本部門と演技部門でノミネートされた3人目の俳優になった。これまでの2人は、ウォーレン・ベイティとジョージ・クルーニー。

 ・『ラ・ラ・ランド』は、『錨を上げて』(1945)『オール・ザット・ジャズ』(1979)に続き、オリジナル音楽とオリジナル・ストーリーを持つ、3本目の作品賞ノミネート作品となった。

 ・ベネチア国際映画祭のオフィシャル・セレクションからは、3年連続で、米国アカデミー賞作品賞受賞作品をプレミア上映させている。
 『ゼロ・グラビティ』:アウト・オブ・コンペティション部門
 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』:コンペティション部門
 『スポットライト 世紀のスクープ』:アウト・オブ・コンペティション部門
 この記録は、『ラ・ラ・ランド』、もしくは『メッセージ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』によって更新される可能性がある。

 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が作品賞を受賞すれば、サンダンス映画祭プレミア作品としては史上初となる。

 【俳優部門】

 ・俳優部門のノミニー20人のうち、初ノミネートが7人(アンドリュー・ガーフィールド、イザベル・ユペール、ルース・ネッガ、マハーシャラ・アリ、ルーカス・ヘッジズ、デーヴ・パテル、ナオミ・ハリス)、受賞経験者が6人(デンゼル・ワシントン、ナタリー・ポートマン、メリル・ストリープ、ジェフ・ブリッジス、ニコール・キッドマン、オクタヴィア・スペンサー)いる。

 ・2013年に制作されたリスト「米国アカデミー賞に一度もノミネートされたことがない俳優40人」(http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_76.html)から、2014年にマシュー・マコノヒーが抜け、2015年にマイケル・キートンが抜け、2016年にはジェニファー・ジェイソン・リーが抜けている。本年度は、ヒュー・グラントが抜け出すチャンスだったが、果たせなかった。

 ・マーティン・スコセッシは、キャストを米国アカデミー賞ノミネートに導く監督として、史上3位となる22人ノミネートという記録(現役では最多)を持っているが、本年度は記録更新とはならなかった。

 ・メリル・ストリープは、俳優として、自身の持つ最多ノミネート記録を20に更新した。

 ・ナタリー・ポートマン、ニコール・キッドマン、オクタヴィア・スペンサーの誰かが女優賞を受賞すれば、女優賞受賞2回となり、第4位の記録となる(女優賞受賞2回の女優は現時点では16人いる)。

 ・イザベル・ユペールは、フランス人女優として、2015年のマリオン・コティヤール(『サンドラの週末』)以来2年ぶり12人目の主演女優賞ノミネート(16人目の女優賞ノミネート)となった。受賞すれば、2008年のマリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』)以来、9年ぶりの史上4人目の主演女優賞受賞(6人目の女優賞受賞)。

 ・イザベル・ユペールは、外国語作品で、ニューヨーク映画批評家協会賞とロサンゼルス映画批評家協会賞と全米映画批評家協会賞で受賞して(trifecta winner)、米国アカデミー賞にノミネートされた初めての俳優となった。

 ・ルース・ネッガは、米国アカデミー賞にノミネートされた初めてのエチオピア系。

 ・アーロン・テイラー=ジョンソンは、『サンシャイン・ボーイズ』(1975)のリチャード・ベンジャミン以来、ゴールデン・グローブ賞を受賞して、米国アカデミー賞にノミネートされなかった俳優となった。米国アカデミー賞では、『サンシャイン・ボーイズ』の時と同じく、共演者(マイケル・シャノン)がノミネートされている。

 ・これまでに主演賞と助演賞を両方とも受賞した俳優は40人いるが、ニコール・キッドマンが41人目となる可能性がある。

 【脚本部門】

 ・オーガスト・ウィルソンは、亡くなってからノミネートされるまでの期間が最も長いノミニーとなった(11年3ヶ月22日)。

 【撮影賞】

 ・米国アカデミー賞史上、女性の撮影監督はまだ一人もノミネートされたことがないが、本年度もまた、ノミネートされなかった。ノミネートされる可能性はなくもなかったが。

 【衣裳デザイン賞】

 ・マデリーン・フォンテーヌは、フランス人衣裳デザイナーとして、2010年のカトリーヌ・ルテリエ(『ココ・アヴァン・シャネル』)以来、7年ぶり11人目のノミネートとなった。受賞すれば、『バグジー』で受賞したアルバート・ウォルスキー以来25年ぶり5回目(4人目)となる。

 【視覚効果賞】

 “Kubo and the Two Strings”は、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』以来、そして長編アニメーション部門創設以来、視覚効果賞にノミネートされた初めてのアニメーション作品となった。

 【録音賞】

 ・ケヴィン・オコネルとアンディー・ネルソンは、ともにノミネート数を20とし、自らの持つ最多ノミネート記録を2人同時に更新した。

 ・『ラ・ラ・ランド』は、録音賞と音響編集賞の両方でノミネートされた初めての実写ミュージカル作品となった。

 【オリジナル作曲賞】

 ・トーマス・ニューマンが『パッセンジャー』でオリジナル作曲賞にノミネートされて、14回目のノミネートとなった。これにより、ニューマン・ファミリー(アルフレッド、ライオネル、エミール、トーマス、デイヴィッド、ランディー)のノミネート記録は90となり、ファミリーでのノミネート記録を更新した。

 ・トーマス・ニューマンは、『パッセンジャー』でオリジナル作曲賞にノミネートされて、14回目のノミネートとなり、今回受賞できなければ、自身が持つ、オリジナル作曲賞にノミネートされて受賞したことがない現役音楽家の記録を更新。 

 この部門は、女性のノミネート率が低い部門で、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でノミネートされたミカチュー(Mica Levi/ミカ・レヴィ)は、女性の音楽家として2001年のレイチェル・ポートマン(『ショコラ』)以来16年ぶりのノミネートとなった。受賞すれば、1998年のアン・ダドリー(『フル・モンティ』)以来19年ぶり4人目。
 これまでこの部門で受賞したのは、レイチェル・ポートマン(『エマ』(1996))、アン・ダドリー(『フル・モンティ』(1997))、作詞家のマリリン・バーグマン(『愛のイェントル』(1983))(夫で作詞家のアラン・バーグマンと作曲家のミシェル・ルグランと3名での受賞)しかいない。

 *参考
 ・米国アカデミー賞における、女性のノミネーションに関するデータ 2007-2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_32.html

 【オリジナル歌曲賞】

 ・『モアナと伝説の海』でオリジナル歌曲賞にノミネートされたリン=マヌエル・ミランダは、これを受賞すれば13人目のEGOT達成者となる。
 「EGOT」というのは、エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の4つすべてを受賞した人を指していう言葉で、リン=マヌエル・ミランダは、2008年(と2016年)にトニー賞を受賞し、2009年(と2016年)にグラミー賞を受賞、2014年にプライムタイム・エミー賞を受賞して、あとはアカデミー賞の受賞を待つだけになっている。受賞すれば、2014年に39歳で達成したロバート・ロペスを抜き、37歳での最年少記録となる。

 これまでにEGOTとなったのは、作曲家リチャード・ロジャース(1962)、女優ヘレン・ヘイズ(1977)、女優リタ・モレノ(1977)、ジョン・ギールグッド(1991)、オードリー・ヘプバーン(1994)、作曲家マーヴィン・ハムリッシュ(1995)、編曲家・音楽監督ジョナサン・チューニック(1997)、メル・ブルックス(2001)、マイク・ニコルズ(2001)、ウーピー・ゴールドバーグ(2002)、プロデューサー スコット・ルーディン(2012)、ロバート・ロペス(2014)の12人。

 あとアカデミー賞さえ獲れば、EGOTになる現役の映画人・演劇人・音楽関係者は、リン=マヌエル・ミランダ以外に、ハリー・ベラフォンテ、作曲家マーティン・チャーニン、作家アン・ガレフィーノ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、作曲家ジョン・カンダー、シンディー・ローパー、女優オードラ・マクドナルド、女優シンシア・ニクソン、マット・ストーン&トレイ・パーカー、作曲家マーク・シャイマン、作曲家Bill Sherman、作曲家チャールズ・ストラウス、リリー・トムリン、ディック・ヴァン・ダイクの15人。

 惜しくもあと1つ受賞すればEGOTになるところまで来ていて、残る1つから名誉賞を贈られている人物は5人いる(ただし、これではEGOTとは見なされない)。バーブラ・ストライサンドは1970年に名誉トニー賞を受賞、ライザ・ミネリは、1990年にグラミー・レジェンド賞を受賞、アラン・メンケンは1990年にエミー賞特別賞を受賞、ジェームズ・アール・ジョーンズは2011年にアカデミー賞名誉賞を受賞、ハリー・ベラフォンテは2014年にジーン・ハーショルト・ヒューマニタリアン賞を受賞。

 【長編ドキュメンタリー賞】

 “O.J.: Made in America”は、米国アカデミー賞にノミネートされた作品として、最長の作品となった(7時間47分)。

 ・『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』は、この部門にノミネートされた初めてのイタリア映画。

 ・ラウル・ペックは、米国アカデミー賞にノミネートされたハイチ出身の映画監督。

 【長編アニメーション賞】

 ・この部門も女性がノミネートされることの少ない部門で、過去10年でもノミネートされた女性は7人しかいない。本年度は、“Kubo and the Two Strings”で、女性プロデューサーのアリアンヌ・サトナーがノミネートされている。

 ・スイスのアニメーション作品(“My Life as a Zucchini(Ma vie de Courgette)”)がノミネートされたのは初めて。
 これまで長編アニメーション賞にノミネートされた外国作品には、フランス、日本、イギリス、アイルランド、オーストラリア、スペイン、ブラジルがあり、スイスが8ヶ国目になった。

 ・“Kubo and the Two Strings”は、長編アニメーション賞にノミネートされた5本目のLaikaエンタテインメント作品となった。受賞すれば初。

 ・『ズートピア』か『モアナと伝説の海』が受賞すれば、ディズニー作品(ピクサー作品を除く)として2年ぶり3回目となる。

 ・ディズニー作品(ピクサー作品・スタジオジブリ作品を除く)が長編アニメーション賞に2作品ノミネートされたのは、2003年、2013年に続いて3回目。

 ・ノミネート対象作品(『ファインディング・ドリー』)があったのに、ピクサー作品がノミネートされなかったのは、2012年(『カーズ2』)、2014年(『モンスターズ・ユニバーシティ』)に続いて3回目。
 シリーズものがノミネートされたことは、全16回で5作品(『シュレック2』、『トイ・ストーリー3』、『カンフー・パンダ2』、『怪盗グルーのミニオン危機一発』、『ヒックとドラゴン2』)しかなく、かなり強力な作品でない限り、シリーズものがノミネートされる可能性は低いようです。

 【外国語映画賞】

 ・デンマークのみ2年連続ノミネートとなった。

 ・スウェーデンからは、2005年の『歓びを歌にのせて』以来12年ぶり15回目のノミネート。受賞すれば1984年の『ファニーとアレクサンデル』以来33年ぶり4回目。
 デンマークからは、『ある戦争』に続き2年連続14回目のノミネート。受賞すれば2011年の『未来を生きる君たちへ』以来6年ぶり4回目のノミネート。
 ドイツからは2010年の『白いリボン』以来7年ぶり10回目のノミネート。受賞すれば2007年の『善き人のためのソナタ』以来10年ぶり3回目。
 イランからは、2012年の『別離』以来5年ぶり3回目のノミネート。受賞すれば2012年の『別離』以来5年ぶり2回目。
 オーストラリアからは初ノミネート。

 ・特別賞、名誉賞時代を除くと、外国語映画賞を複数回受賞している監督は、フェリーニ(4回)、ベルイマン(3回)、デ・シーカ(2回)しかおらず、アスガー・ファルハディが受賞すれば、2回受賞となって、ここに加わることになる。

 【その他】

 ・本年度は、オーストラリアからのノミニーが、作品賞(『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』のエミール・シャーマンとアンジー・フィールダー)、助演女優賞(ニコール・キッドマン)、撮影賞(グレイグ・フレイザー)、外国語映画賞、と4部門4組出ている。

 ・本年度は、スウェーデンからのノミニーが、撮影賞(『ラ・ラ・ランド』のリヌス・サンドグレン)、メイキャップ&ヘアスタイリング賞(『幸せなひとりぼっち』、Eva von Bahr、Love Larsonは2年連続ノミネート)、歌曲賞(“Trolls”のマックス・マーティンとカール・ヨハン・シュスター)、外国語映画賞(『幸せなひとりぼっち』)、と4部門4組出ている。

 ・アジアからのノミニーは―
 助演男優賞:デーヴ・パテル(インド系移民)
 編集賞:トム・クロス(母親がベトナム人)
 録音賞&音響編集賞:Ai-Ling Lee(録音賞にアジア人がノミネートされるのは8年ぶり2人目、音響編集賞にアジア人がノミネートされるのは史上初)
 短編ドキュメンタリー賞:ジョアンナ・ナタセガラ(『ホワイト・ヘルメット −シリアの民間防衛隊−』)
 長編アニメーション賞:鈴木敏夫(『レッドタートル ある島の物語』)
 外国語映画賞:アスガー・ファルハディ(イラン)

 ・主要8部門にノミネートされた作品で、ノミネート時点でボックスオフィスが1億ドルを突破している作品が1本もないのは、2000年以降初めて。

 *参考サイト
 ・awardswatch:http://awardswatch.com/news/2017-oscar-nominations-from-viola-davis-to-kubo-to-mica-levi-trivia-stats-and-fun-facts/

 【受賞予想】

 各組合賞・協会賞の結果が明らかになり、直前の全米映画界の空気感(流れ)がわかれば、より正確な予想が立てられるはずですが、恒例により、現時点での受賞予想を書き出しておきます。

 ◎:当確
 ○:最有力
 △:有力
 ×:有望
 ◇:大穴

 ◆作品賞
 〇『ラ・ラ・ランド』
 根拠@:トロント国際映画祭2016でピープルズ・チョイス賞を受賞している。
 根拠A:MCNのオスカー予想でずっと首位を走っている。
 根拠B:ゴールデン・グローブ賞で作品賞を受賞している。
 懸念材料:米・俳優組合賞(SAG)のキャスト賞(アンサンブル賞)にノミネートされていない作品は、作品賞を受賞できない(米・俳優組合賞(SAG)が創設されて以来、キャスト賞にノミネートされずに、作品賞を受賞したのは、『ブレイブハート』のみ。)

 ◆監督賞
 〇バリー・ジェンキンス 『ムーンライト』
 根拠@:全米映画賞レースでは、『ラ・ラ・ランド』と賞を分け合っている。
 根拠A:2013年〜2015年は、作品賞と監督賞はそれぞれ異なる作品に贈られている。

 △デミアン・チャゼル 『ラ・ラ・ランド』

 ◆主演男優賞
 ◎ケイシー・アフレック 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

 ◆主演女優賞
 〇イザベル・ユペール “Elle”
 △ナタリー・ポートマン 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
 △エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド』
 イザベル・ユペールがアカデミー会員に受け入れていれば文句なくイザベル・ユペール。『ラ・ラ・ランド』のパワーが強力であればエマ・ストーン。イザベル・ユペールがさほど支持されず、エマ・ストーンはまだ若いと考えられればナタリー・ポートマン。

 ◆助演男優賞
 ◎マハーシャラ・アリ 『ムーンライト』

 ◆助演女優賞
 〇ヴィオラ・デイヴィス “Fences”
 △ミシェル・ウィリアムズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
 ミシェル・ウィリアムズの出番は多くはないらしいし。

 ◆オリジナル脚本賞
 〇『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 ケネス・ロナーガン
 △『最後の追跡』 テイラー・シェリダン
 ×『ラ・ラ・ランド』 デイミアン・チャゼル

 ◆脚色賞
 〇『ムーンライト』 バリー・ジェンキンス ストーリー:タレル・アルヴィン・マクレイニー(Tarell Alvin McCraney)
 △『メッセージ』 エリック・ハイセラー(Eric Heisserer)

 ◆撮影賞
 〇『ラ・ラ・ランド』 リヌス・サンドグレン(Linus Sandgren)
 △『ムーンライト』 James Laxton

 ◆編集賞
 〇『ラ・ラ・ランド』 トム・クロス
 △『ムーンライト』 ナット・サンダース(Nat Sanders)、Joi McMillon

 ◆美術賞
 〇『ラ・ラ・ランド』 プロダクション・デザイン:デイヴィッド・ワスコ(David Wasco) 装飾:サンディー・レイノルズ・ワスコ(Sandy Reynolds-Wasc)

 ◆衣裳デザイン賞
 △『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 マデリーン・フォンテーヌ(Madeline Fontaine)
 △『ラ・ラ・ランド』 メアリー・ゾフレス(Mary Zophres)

 ◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞
 △『スーサイド・スクワッド』 Alessandro Bertolazzi、Giorgio Gregorini、Christopher Nelson
 ノミネートされた3作品すべてを観ているアカデミー会員がそんなに多くいるとも思えず、選びにくい。メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞では、『スーサイド・スクワッド』が2部門でノミネートされ、『スター・トレック BEYOND』が1部門でノミネートされている。

 ◆視覚効果賞
 〇『ジャングル・ブック』 ロバート・レガート(Robert Legato)、アダム・ヴァルデス(Adam Valdez)、アンドリュー・R・ジョーンズ(Andrew R. Jones)、ダン・レモン(Dan Lemmon)
 △『ドクター・ストレンジ』 ステファン・セレッティ(Stephane Ceretti)、Richard Bluff、Vincent Cirelli、ポール・コーボールド(Paul Corbould)

 ◆録音賞
 〇『ラ・ラ・ランド』 アンディー・ネルソン、Ai-Ling Lee、Steve A. Morrow
 音楽ものが選ばれやすいから。

 ◆音響編集賞
 △“Hacksaw Ridge” Robert Mackenzie、Andy Wright
 スペクタクル性の強い作品が選ばれやすい。

 ◆オリジナル作曲賞
 △『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 ミカチュー(Mica Levi)
 △『ラ・ラ・ランド』 ジャスティン・ハーウィッツ(Justin Hurwitz)

 ◆オリジナル歌曲賞
 〇『ラ・ラ・ランド』-‘City of Stars’ 作曲:ジャスティン・ハーウィッツ 作詞:Benj Pasek、Justin Paul

 ◆短編映画賞
 △『タイムコード』“Timecode”(西) Juanjo Giménez(監督・製作)

 ◆長編ドキュメンタリー賞
 ◎“O.J.: Made in America”(米) Ezra Edelman(監督・製作)、Caroline Waterlow(製作)

 ◆短編ドキュメンタリー賞
 △『ホワイト・ヘルメット −シリアの民間防衛隊−』“The White Helmets”(英) オーランド・ヴォン・アインシーデル(Orlando von Einsiedel)(監督)、ジョアンナ・ナタセガラ(Joanna Natasegara)

 ◆長編アニメーション賞
 〇“Kubo and the Two Strings” トラヴィス・ナイト(監督・製作)、アリアンヌ・サトナー(Arianne Sutner)(製作)
 『ランゴ』が受賞した2012年と動きが似ているような気がする。2部門でノミネートされている。

 △『ズートピア』 バイロン・ハワード(監督)、リッチ・ムーア(監督)、クラーク・スペンサー(Clark Spencer)(製作)

 ◆短編アニメーション賞
 〇『ひな鳥の冒険』“Piper”(米) アラン・バリラーロ(Alan Barillaro)(監督)、Marc Sondheimer(製作)
 長編アニメーション賞でピクサー作品を落としたバランスをここで取る。併映短編が受賞する年まわりだから。

 ◆外国語映画賞
 〇『ありがとう、トニ・エルドマン』“Toni Erdmann”(独・オーストリア) 監督:マレン・アデ
 ここまでの段階で有力作品を落としてきたのは、『ありがとう、トニ・エルドマン』に外国語映画賞を獲らせたかったから。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2017 ノミネーション その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_66.html
 ・米国アカデミー賞2017 ノミネーション その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_67.html

 ・『ラ・ラ・ランド』 VS 『ムーンライト』 全米映画賞レース2016 勝敗表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_43.html

 ・全米映画賞レース2016 前半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_86.html
 ・全米映画賞レース2016 後半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_2.html

 ・MCNのオスカー2017予想 2016年第1週:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_9.html

 ・MCNのオスカー2017予想 第1弾:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_9.html

 ・早くも2017年米国アカデミー賞を予想してみました!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201603/article_1.html
 ・米国アカデミー賞2017 部門別予想!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201603/article_2.html

 ・米国アカデミー賞2016 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_39.html
 ・米国アカデミー賞2015 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201501/article_39.html
 ・米国アカデミー賞2014 ノミネーションに関する、約50〜60のトリビア!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_54.html
/article_31.html

 ・米国アカデミー賞における、女性のノミネーションに関するデータ 2007-2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_32.html

 ・世界の女性撮影監督 80人 リスト!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_31.html
 ・世界の女性撮影監督 80人 リスト!(続き):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_30.html

 ・米国アカデミー賞に一度もノミネートされたことがない俳優40人(2013年12月現在):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_76.html

 ・米国アカデミー賞にノミネートされた日本人リスト(2008年1月現在):http://umikarahajimaru.at.webry.info/200801/article_20.html

 ・米国アカデミー賞に関する、黒人のノミネーション&受賞データ(2013年12月現在):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_75.html

 ・米国アカデミー賞各部門の名称について:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_19.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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