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zoom RSS 詳細! 米国アカデミー賞2017 ノミネーション! その2

<<   作成日時 : 2017/01/25 08:21   >>

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 ◆短編映画賞(Best live action short film)
 ・“Ennemis Intérieurs(Enemies within)”(仏) セリム・アザシ(Sélim Azzazi)(監督・製作)
 ・『彼女とTGV』“La Femme et Le TGV”(スイス) ティモ・ヴォン・グンテン(Timo Von Gunten)(監督)、Giacun Caduff(製作)
 ・“Silent Nights”(デンマーク) Aske Bang(監督)、Kim Magnusson(製作)
 ・『合唱』“Sing (Mindenki)”(ハンガリー) クリストフ・ディーク(Kristof Deák)(監督・製作)、Anna Udvardy(製作)
 ・『タイムコード』“Timecode”(西) Juanjo Giménez(監督・製作)

 [受賞歴]
 セリム・アザシ、ティモ・ヴォン・グンテン、Giacun Caduffは、初ノミネート。
 Aske Bangは初ノミネート。Kim Magnussonは、3年ぶり6回目のノミネート。1998年に“Valgaften (Election Night)”、2014年に『ヘリウム』“Helium”で、それぞれ短編映画賞受賞。
 クリストフ・ディーク、Anna Udvardyは初ノミネート。
 Juanjo Giménezは初ノミネート。

 [傾向]
 受賞作は、どちらかと言えば英語作品が選ばれやすい。(今回はノミニーに英語作品はない。)
 見知らぬ2人(バックグウアンドの違う2人)が出会って、心を通い合わせるといったタイプの作品が好まれる。
 ショートショート的な作品や実験的な作品より、ちょっとした感動が味わえる作品が好まれる。
 たくさんの観客賞を受賞してきたような作品が好まれる。
 それなりのキャリアがある監督の作品が選ばれたりする一方で、学生作品が選ばれることもある。
 隔年で英米作品が受賞する。本年度は、英米作品が選ばれる年まわりだが、該当作品がない。

 *短編映画賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_43.html

 ◆長編ドキュメンタリー賞
 ・『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』(伊・仏) ジャンフランコ・ロージ(監督・製作)、ドナテッラ・パレルモ(Donatella Palermo)(製作)
 ・“I Am Not Your Negro”(米・仏・ベルギー・スイス) ラウル・ペック(監督・製作)、Rémi Grellety(製作)、Hébert Peck(製作)
 ・『ぼくと魔法の言葉たち』(米) ロジャー・ロス・ウィリアムス(Roger Ross Williams)(監督・製作)、ジュリー・ゴールドマン(Julie Goldman)(製作)
 ・“O.J.: Made in America”(米) Ezra Edelman(監督・製作)、Caroline Waterlow(製作)
 ・『13th −憲法修正第13条−』“13th”(米) エヴァ・デュヴァルネ(監督・製作)、スペンサー・アヴェリック(Spencer Averick)(製作)、Howard Barish(製作)

 『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』、“The Eagle Huntress”、『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』、“Cameraperson”などが落選。

 [受賞歴]
 ロジャー・ロス・ウィリアムスは、2011年に短編ドキュメンタリー“Music by Prudence”でノミネートされて以来6年ぶり2回目のノミネート。
 他は初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 “O.J.: Made in America”の圧勝。

 [傾向]
 2010年、2011年、2013年、2015年と、近年は米・監督組合賞(DGA)ドキュメンタリー部門と一致するようになっている。

 *長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_20.html

 ◆短編ドキュメンタリー賞(Best documentary short subject)
 ・『最期の祈り』“Extremis”(米) ダン・クラウス(Dan Krauss)(監督)
 ・“4.1 Miles”(米) Daphne Matziaraki(監督・製作)
 ・“Joe’s Violin”(米) Kahane Cooperman(監督・製作)、Raphaela Neihausen(製作)
 ・“Watani: My Homeland”(英・独) Marcel Mettelsiefen(監督・製作)、Stephen Ellis(製作)
 ・『ホワイト・ヘルメット −シリアの民間防衛隊−』“The White Helmets”(英) オーランド・ヴォン・アインシーデル(Orlando von Einsiedel)(監督)、ジョアンナ・ナタセガラ(Joanna Natasegara)

 [受賞歴]
 ダン・クラウスは、2005年に“The Life of Kevin Carter”で短編ドキュメンタリー賞にノミネートされて以来2回目のノミネート。
 Daphne Matziaraki、Kahane Cooperman、Raphaela Neihausen、Marcel Mettelsiefen、Stephen Ellisは、初ノミネート。
 オーランド・ヴォン・アインシーデルとジョアンナ・ナタセガラは、2014年に『ヴィルンガ』で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされて以来2年ぶり、2回目のノミネート。

 *短編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_43.html

 ◆長編アニメーション賞
 ・“Kubo and the Two Strings” トラヴィス・ナイト(監督・製作)、アリアンヌ・サトナー(Arianne Sutner)(製作)
 ・『モアナと伝説の海』 ロン・クレメンツ(監督)、ジョン・マスカー(監督)、オスナット・シューラー(Osnat Shurer)(製作)
 ・“My Life as a Zucchini(Ma vie de Courgette)”(スイス・仏) Claude Barras(監督)、Max Karli(製作)
 ・『レッドタートル ある島の物語』 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット(監督)、鈴木敏夫(製作)
 ・『ズートピア』 バイロン・ハワード(監督)、リッチ・ムーア(監督)、クラーク・スペンサー(Clark Spencer)(製作)

 『ファインディング・ドリー』、“Trolls”、『SING/シング』、『ソーセージ・パーティー』、『カンフー・パンダ3』、『ペット』、『リトルプリンス 星の王子さまと私』、『君の名は。』、『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』などが落選。

 [受賞歴]
 トラヴィス・ナイトは、2014年に“The Boxtrolls”で長編アニメーション賞にノミネートされて以来2回目のノミネート。アリアンヌ・サトナーは、初ノミネート。
 ロン・クレメンツとジョン・マスカーは、2010年の『プリンセスと魔法のキス』以来7年ぶり3回目のノミネート。オスナット・シューラーは初ノミネート。
 Claude Barras、Max Karliは、初ノミネート。
 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットは、1995年に『お坊さんと魚』で短編アニメーション賞ノミネート、2001年に『岸辺のふたり』で短編アニメーション賞受賞。鈴木敏夫は、2014年に『風立ちぬ』でノミネートされて以来3年ぶりのノミネート。
 バイロン・ハワードは、2009年に『ボルト』でノミネート。リッチ・ムーアは、2013年に『シュガー・ラッシュ』でノミネート。クラーク・スペンサーは初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 『ズートピア』VS“Kubo and the Two Strings”。

 [傾向]

 米・映画編集者賞(ACE)アニメーション賞とは、全7回のうち、2015年を除く6回すべてで、米国アカデミー賞長編長編アニメーション賞と一致。
 2006年にBAFTA英国アカデミー賞にアニメーション賞が新設されて以来、7回米国アカデミー賞と同じ結果。(本年度のゴールデン・グローブ賞は『ズートピア』。)

 *長編アニメーション賞エントリー作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_19.html

 ◆短編アニメーション賞
 ・『盲目のヴァイシャ』(『ブラインド ヴァイシャ』)“Vaysha, l'aveugle(Blind Vaysha)”(カナダ) セオドア・ウシェフ(監督)
 ・“Borrowed Time”(米) Andrew Coats(監督)、Lou Hamou-Lhadj(監督)
 ・“Pear Cider and Cigarettes”(カナダ・英) Robert Valley(監督・製作)、Cara Speller(製作)
 ・“Pearl”(米) パトリック・オズボーン(監督)
 ・『ひな鳥の冒険』“Piper”(米) アラン・バリラーロ(Alan Barillaro)(監督)、Marc Sondheimer(製作)

 [受賞歴]
 パトリック・オズボーンは、2015年に『愛犬とごちそう』で短編アニメーション賞を受賞して以来2年ぶり2回目のノミネート。
 他は全員初ノミネート。

 [傾向]
 スタジオ作品の併映短編が1本必ずノミネートされる。過去4年間では、2年おきに受賞していて、2017年は受賞年に当たる。
 抽象的だったり、実験的な色彩の強かったりする作品は、敬遠される。

 *短編アニメーション賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_42.html

 ◆外国語映画賞
 ・『ヒトラーの忘れもの』(デンマーク・独) 監督:マルティン・サンフィリート
 ・『幸せなひとりぼっち』(スウェーデン・ノルウェー) 監督:ハンネス・ホルム
 ・『セールスマン』(イラン・仏) 監督:アスガー・ファルハディ
 ・『タンナ』“Tanna(Taboo)”(オーストラリア・バヌアツ) 監督:マーティン・バトラー(Martin Butler)、ベントレー・ディーン(Bentley Dean)
 ・『ありがとう、トニ・エルドマン』“Toni Erdmann”(独・オーストリア) 監督:マレン・アデ

 『たかが世界の終わり』、“Paradise(Rai/Ray)”などが落選。

 [受賞歴]
 監督がノミニーとして指定されているわけではないが、監督作品がノミネートされたことがあるのはアスガー・ファルハディのみ。『別離』で受賞して以来5年ぶり2回目のノミネート。アスガー・ファルハディ個人としては2012年に『別離』でオリジナル脚本賞ノミネート。
 オーストラリアからは初ノミネート。

 *米国アカデミー賞外国語映画賞 1980年以降の初出品国リスト :http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_1.html

 [前哨戦の結果]
 米国アカデミー賞にはノミネートされない『お嬢さん』が最多受賞で、これを“Elle”が追う。中盤戦以降、“Toni Erdmann”が受賞を重ねている。

 [傾向]
 BAFTA英国アカデミー賞とは、近年では2013〜2015年に一致。
 ゴールデン・グローブ賞とは、近年では2011〜2014年、2016年に一致。

 ・外国語映画賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_59.html

 ・完全ガイド! 米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 各国代表作品!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_23.html

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 本年度は、マスコミを集めて、ライブでノミネーションを発表する形ではなく、予め用意されたビデオで、ノミネーションを発表する形式に変更されました。

 ライブでの発表だと、アナウンス役に誰が選ばれるのかとか、ノミネーションに対するマスコミのリアルな反響とかが、なかなか興味深かったのですが、早朝に、ノミネーションを読み上げるためだけに、マスコミや俳優を集めるのはもうやめにしようということになったのでしょうか。「ライブでの読み上げ」は、これまでもずっとやってきたことだし、いろんな映画賞が今もやっていることなんですが……。

 米国アカデミー賞2017に関する考察は、次の記事に書くことにします。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2017 ノミネーション その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_66.html

 ・全米映画賞レース2016 前半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_86.html
 ・全米映画賞レース2016 後半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_2.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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