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zoom RSS 詳細! 米国アカデミー賞2017 ノミネーション! その1

<<   作成日時 : 2017/01/25 08:00   >>

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 第89回米国アカデミー賞のノミネーションが発表になりました。(1月24日)

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 ◆作品賞
 ・『メッセージ』 ショーン・レヴィ、ダン・レヴィン、アーロン・ライダー、デイヴィッド・リンド
 ・“Fences” スコット・ルーディン、デンゼル・ワシントン、トッド・ブラック(Todd Black)
 ・“Hacksaw Ridge” ビル・メカニック(Bill Mechanic)、デイヴィッド・パーミュット(David Permut)
 ・『最後の追跡』 カーラ・ハッケン(Carla Hacken)、ジュリー・ヨーン(Julie Yorn)
 ・“Hidden Figures” ドナ・ジグリオッティ(Donna Gigliotti)、ピーター・チャーニン(Peter Chernin)、ジェンノ・トッピング(Jenno Topping)、ファレル・ウィリアムズ、セオドア・メルフィ
 ・『ラ・ラ・ランド』 Fred Berger、ジョーダン・ホロウィッツ、マーク・プラット
 ・『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』 エミール・シャーマン(Emile Sherman)、イアン・カニング(Iain Canning)、アンジー・フィールダー(Angie Fielder)
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 マット・デイモン、キンバリー・スチュワード、クリス・ムーア、ローレン・ベック、ケヴィン・J・ウォルシュ
 ・『ムーンライト』 アデル・ロマンスキー、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー

 『ラビング 愛という名前のふたり』、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、『ハドソン川の奇跡』、『沈黙 -サイレンス- 』、“Nocturnal Animals”などが落選。
 上記に『デッドプール』を加えた10本が米・製作者組合賞(PGA)のノミネーション。

 [受賞歴]
 ショーン・レヴィ、ダン・レヴィン、アーロン・ライダー、デイヴィッド・リンドは、初ノミネート。
 スコット・ルーディンは、2年ぶり8回目のノミネート。2008年に『ノーカントリー』で受賞。デンゼル・ワシントンは、4年ぶり7&8回目のノミネート。1990年に『グローリー』で助演男優賞、2002年に『トレーニング・デイ』で主演男優賞受賞。作品賞ノミネートは初めて。今回は、主演男優賞でもノミネート。トッド・ブラックは初ノミネート。
 ビル・メカニック、デイヴィッド・パーミュットは、初ノミネート。
 カーラ・ハッケン、ジュリー・ヨーンは、初ノミネート。
 ドナ・ジグリオッティは、4年ぶり4回目のノミネート。1999年に『恋におちたシェイクスピア』で受賞。ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピングは初ノミネート。ファレル・ウィリアムズは、2014年に『怪盗グルーのミニオン危機一発』でオリジナル歌曲賞にノミネートされて以来2回目のノミネート。セオドア・メルフィは初ノミネートで、今回、脚色賞にもノミネート。
 Fred Berger、ジョーダン・ホロウィッツは、初ノミネート。マーク・プラットは、前回『ブリッジ・オブ・スパイ』でノミネートされて、2年連続2回目のノミネート。
 エミール・シャーマン、イアン・カニングは、2011年に『英国王のスピーチ』で受賞して以来2回目のノミネート。アンジー・フィールダーは初ノミネート。
 マット・デイモンは、2年連続5回目のノミネート。1998年に『グッド・ウィル・ハンティング』でオリジナル脚本賞受賞。作品賞のノミネートは初めて。キンバリー・スチュワード、クリス・ムーア、ローレン・ベック、ケヴィン・J・ウォルシュは、初ノミネート。
 アデル・ロマンスキーは初ノミネート。デデ・ガードナーは、4年連続5回目のノミネート。2014年に『それでも夜は明ける』で受賞。ジェレミー・クライナーは、3年連続4回目のノミネート。2014年に『それでも夜は明ける』で受賞。

 [前哨戦の結果]
 『ラ・ラ・ランド』と『ムーンライト』の一騎打ち。ゴールデン・グローブ賞もこの2作品で作品賞を分け合った。

 *『ラ・ラ・ランド』 VS 『ムーンライト』 全米映画賞レース2016 勝敗表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_43.html

 [傾向]
 製作者組合賞(PGA)とは、過去27回で、19回一致。2008〜2015年は8年連続で一致。
 作品賞と監督賞の合致度は80%以上。
 脚本賞/脚色賞との合致度が高い。2000年以降、オリジナル脚本賞受賞作が作品賞を受賞したのは6回、脚色賞受賞作品が作品賞を受賞したのは7回。
 編集賞とは、2000年以降7回一致。1976年以降40年間で、米国アカデミー賞編集賞にノミネートされていない作品が作品賞を受賞したことは、2015年の1回しかない。

 *米・製作者組合賞(PGA)2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_31.html

 ◆監督賞
 ・『メッセージ』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 ・“Hacksaw Ridge” メル・ギブソン
 ・『ラ・ラ・ランド』 デイミアン・チャゼル
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 ケネス・ロナーガン
 ・『ムーンライト』 バリー・ジェンキンス

 デンゼル・ワシントン、マーティン・スコセッシ、ジェフ・ニコルズ、ガース・デイヴィス、パブロ・ラライン、デイヴィッド・マッケンジー、クリント・イーストウッド、トム・フォードらが落選。
 監督組合賞(DGA)とは、“Hacksaw Ridge”以外が一致。

 [受賞歴]
 ドゥニ・ヴィルヌーヴは初ノミネート。
 メル・ギブソンは、21年ぶり3回目のノミネート。1996年に『ブレイブハート』で作品賞と監督賞受賞。
 デイミアン・チャゼルは、『セッション』で脚色賞にノミネートされて以来、2年ぶり2&3回目のノミネート。監督賞ノミネートは初めて。今回、オリジナル脚本賞でもノミネート。
 ケネス・ロナーガンは、『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』『ギャング・オブ・ニューヨーク』でオリジナル脚本賞にノミネートされていて、14年ぶり3&4回目のノミネート。監督賞ノミネートは初めて。今回、オリジナル脚本賞でもノミネート。
 バリー・ジェンキンスは初ノミネート。今回、脚色賞でもノミネート。

 [前哨戦の結果]
 デイミアン・チャゼルとバリー・ジェンキンスの一騎打ち。ゴールデン・グローブ賞はデイミアン・チャゼルが受賞。

 [傾向]
 作品賞と監督賞の合致度は80%以上。近年、2013年〜2015年は、作品賞と監督賞はそれぞれ異なる作品に贈られている。
 監督組合賞(DGA)との合致度が高く、監督組合賞が始まった1948年(度)以降、米・監督組合賞を受賞してアカデミー賞監督賞を受賞しなかったのは7回しかなく、監督組合賞受賞作がアカデミー賞監督賞にノミネートすらされなかったことは過去に3回しかない。

 *米・監督組合賞(DGA)2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_38.html

 ◆主演男優賞
 ・ケイシー・アフレック 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
 ・アンドリュー・ガーフィールド “Hacksaw Ridge”
 ・ライアン・ゴズリング 『ラ・ラ・ランド』
 ・ヴィゴ・モーテンセン 『はじまりへの旅』
 ・デンゼル・ワシントン “Fences”

 ジェイク・ギレンホール、ジョエル・エドガートン、トム・ハンクスらが落選。
 俳優組合賞(SAG)と一致。

 [受賞歴]
 ケイシー・アフレックは、『ジェシー・ジェームズの暗殺』で助演男優賞にノミネートされて以来9年ぶり2回目のノミネート。
 アンドリュー・ガーフィールドは初ノミネート。
 ライアン・ゴズリングは、2007年に“Half Nelson”で主演男優賞にノミネートされて以来10年ぶり2回目のノミネート。
 ヴィゴ・モーテンセンは、2008年に『イースタン・プロミス』で主演男優賞にノミネートされて以来9年ぶり2回目のノミネート。

 [前哨戦の結果]
 ケイシー・アフレックの圧勝。

 [傾向]
 ゴールデン・グローブ賞と俳優組合賞をダブル受賞した俳優は、約75%の確率で、アカデミー賞を受賞。
 全22回で俳優組合賞(SAG)と一致したのは18回。現在12年連続で一致。

 *米・俳優組合賞(SAG)2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_52.html

 ◆主演女優賞
 ・イザベル・ユペール “Elle”
 ・ルース・ネッガ 『ラビング 愛という名前のふたり』
 ・ナタリー・ポートマン 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
 ・エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド』
 ・メリル・ストリープ 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』

 エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、アネット・ベニングらが落選。
 米・俳優組合賞(SAG)とは、ナタリー・ポートマン、エマ・ストーン、メリル・ストリープが一致。

 [受賞歴]
 イザベル・ユペールは初ノミネート。
 ルース・ネッガは初ノミネート。
 エマ・ストーンは、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に助演女優賞にノミネートされて以来2年ぶり2回目のノミネート。
 ナタリー・ポートマンは、『ブラック・スワン』で主演女優賞を受賞して以来、6年ぶり2回目のノミネート。
 メリル・ストリープは、2年ぶり20回目のノミネート。1980年に『クレイマー・クレイマー』で助演女優賞、1983年に『ソフィーの選択』、2012年に『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で主演女優賞受賞。

 [前哨戦の結果]
 ナタリー・ポートマンVSイザベル・ユペール。

 [傾向]
 ゴールデン・グローブ賞と俳優組合賞をダブル受賞した俳優は、約75%の確率で、アカデミー賞を受賞。
 全22回で俳優組合賞(SAG)と一致したのは16回。現在4年連続で一致。

 ◆助演男優賞
 ・マハーシャラ・アリ 『ムーンライト』
 ・ジェフ・ブリッジス 『最後の追跡』
 ・ルーカス・ヘッジズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
 ・デーヴ・パテル 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
 ・マイケル・シャノン “Nocturnal Animals”

 ベン・フォスター、ヒュー・グラントらが落選。
 米・俳優組合賞(SAG)とはマイケル・シャノン以外が一致。

 [受賞歴]
 マハーシャラ・アリ、ルーカス・ヘッジズ、デーヴ・パテルは初ノミネート。
 ジェフ・ブリッジスは、6年ぶり7回目のノミネート。2010年に『クレイジー・ハート』で主演男優賞受賞。
 マイケル・シャノンは、2009年に『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』で助演男優賞にノミネートされて以来2回目のノミネート。

 [前哨戦の結果]
 マハーシャラ・アリの圧勝。

 [傾向]
 全22回で俳優組合賞(SAG)と一致したのは13回。前回不一致。

 ◆助演女優賞
 ・ヴィオラ・デイヴィス “Fences”
 ・ナオミ・ハリス 『ムーンライト』
 ・ニコール・キッドマン 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
 ・オクタヴィア・スペンサー “Hidden Figures”
 ・ミシェル・ウィリアムズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

 グレタ・ガーウィグ、ジャネール・モネイ、リリー・グラッドストーン、ジュディー・デイヴィスらが落選。
 俳優組合賞(SAG)と一致。

 [受賞歴]
 ヴィオラ・デイヴィスは、5年ぶり3回目のノミネート。
 ナオミ・ハリスは初ノミネート。
 ニコール・キッドマンは、6年ぶり4回目のノミネート。2003年に『めぐりあう
時間たち』で主演女優賞受賞。
 オクタヴィア・スペンサーは、2012年に『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』で助演女優賞を受賞して以来5年ぶり2回目のノミネート。
 ミシェル・ウィリアムズは、5年ぶり4回目のノミネート。

 [前哨戦の結果]
 ヴィオラ・デイヴィスが最多受賞で、ミシェル・ウィリアムズが追う。

 [傾向]
 全22回で俳優組合賞(SAG)と一致したのは15回。現在7年連続で一致。

 ◆オリジナル脚本賞
 ・『最後の追跡』 テイラー・シェリダン
 ・『ラ・ラ・ランド』 デイミアン・チャゼル
 ・『ロブスター』 ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 ケネス・ロナーガン
 ・『20センチュリー・ウーマン』 マイク・ミルズ

 米・脚本家組合賞(WGA)とは、『最後の追跡』、『ラ・ラ・ランド』、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が一致。

 [受賞歴]
 テイラー・シェリダンは初ノミネート。
 デイミアン・チャゼルは、『セッション』で脚色賞にノミネートされて以来、2年ぶり2回目のノミネート。監督賞でもノミネート。
 ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップは初ノミネート。
 ケネス・ロナーガンは、『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』『ギャング・オブ・ニューヨーク』でオリジナル脚本賞にノミネートされていて、14年ぶり3回目のノミネート。監督賞でもノミネート。
 マイク・ミルズは初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 本命は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、対抗は『最後の追跡』。

 [傾向]
 過去18年のデータで、脚本家組合賞(WGA)と受賞作が一致する確率は、72.2%。
 2000年以降オリジナル脚本賞受賞作が作品賞を受賞したのは6回。

 *米・脚本家組合賞(WGA)2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_16.html

 ◆脚色賞
 ・『メッセージ』 エリック・ハイセラー(Eric Heisserer)
 ・“Fences” オーガスト・ウィルソン(August Wilson)
 ・“Hidden Figures” アリソン・シュローダー(Allison Schroeder)、セオドア・メルフィ
 ・『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』 ルーク・デイヴィス
 ・『ムーンライト』 バリー・ジェンキンス ストーリー:タレル・アルヴィン・マクレイニー(Tarell Alvin McCraney)

 『ラビング 愛という名前のふたり』、『ハドソン川の奇跡』、『沈黙 -サイレンス- 』、“Nocturnal Animals”などが落選。
 米・脚本家組合賞(WGA)とは、『メッセージ』、“Fences”、“Hidden Figures”が一致。

 [受賞歴]
 全員初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 『ムーンライト』か『メッセージ』か。

 [傾向]
 過去18年のデータで、脚本家組合賞(WGA)と受賞作が一致する確率は、69.4%。
 2000年以降脚色賞受賞作が作品賞を受賞したのは7回。
 過去9年はUSCスクリプターと受賞作が一致。

 *USCスクリプター2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_37.html

 ◆撮影賞
 ・『メッセージ』 ブラッドフォード・ヤング
 ・『ラ・ラ・ランド』 リヌス・サンドグレン(Linus Sandgren)
 ・『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』 グレイグ・フレイザー
 ・『ムーンライト』 James Laxton
 ・『沈黙 -サイレンス- 』 ロドリゴ・プリエト

 『最後の追跡』、“Nocturnal Animals”、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、“Hacksaw Ridge”などが落選。
 米・撮影監督協会賞(ASC)と一致。

 [受賞歴]
 ロドリゴ・プリエトは、2006年に『ブロークバック・マウンテン』でノミネートされて以来11年ぶり2回目のノミネート。
 他は、全員初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 『ラ・ラ・ランド』VS『ムーンライト』。

 [傾向]
 撮影監督協会賞(ASC)と受賞作が一致したのは、全30回で13回。
 撮影監督協会賞がバラエティーに富んだ受賞作のチョイスをするのに対し、アカデミー賞は、SFやファンタジーやアクションなど動きの大きな作品を好んでチョイスする。

 *米・撮影監督協会賞(ASC)2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_40.html

 ◆編集賞
 ・『メッセージ』 ジョー・ウォーカー
 ・“Hacksaw Ridge” ジョン・ギルバート
 ・『最後の追跡』 ジェイク・ロバーツ
 ・『ラ・ラ・ランド』 トム・クロス
 ・『ムーンライト』 ナット・サンダース(Nat Sanders)、Joi McMillon

 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、“Nocturnal Animals”、『ハドソン川の奇跡』などが落選。
 米・映画編集者賞とは『ラ・ラ・ランド』以外が一致。

 [受賞歴]
 ジョー・ウォーカーは、『それでも夜は明ける』以来3年ぶり2回目のノミネート。
 ジョン・ギルバートは、2002年に『ロード・オブ・ザ・リング』でノミネートされて以来15年ぶり2回目のノミネート。
 ジェイク・ロバーツは、初ノミネート。
 トム・クロスは、『セッション』で受賞して以来、2年ぶり2回目のノミネート。
 ナット・サンダース、Joi McMillonは、初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 『ラ・ラ・ランド』VS『ムーンライト』VS『メッセージ』。

 [傾向]
 過去17年間では、76.5%の確率で映画編集者賞(ACE)とアカデミー賞編集賞の受賞作品は一致し、しかもその作品がアカデミー賞作品賞をも制してしまう確率が高い。
 1976年以降41年間で、米国アカデミー賞編集賞にノミネートされていない作品が作品賞を受賞したことは、2015年の1回しかない。

 *米・映画編集者賞(ACE)2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_7.html

 ◆美術賞(Achievement in production design)
 ・『メッセージ』 プロダクション・デザイン:パトリス・バーメット(Patrice Vermette) 装飾:Paul Hotte
 ・『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 プロダクション・デザイン:スチュアート・クレイグ(Stuart Craig) 装飾:アンナ・ピノック(Anna Pinnock)
 ・『ヘイル、シーザー!』 プロダクション・デザイン:ジェス・ゴンコール(Jess Gonchor) 装飾:ナンシー・ハイ(Nancy Haigh)
 ・『ラ・ラ・ランド』 プロダクション・デザイン:デイヴィッド・ワスコ(David Wasco) 装飾:サンディー・レイノルズ・ワスコ(Sandy Reynolds-Wasc)
 ・『パッセンジャー』 プロダクション・デザイン:ガイ・ヘンドリックス・ディアス(Guy Hendrix Dyas) 装飾:ジーン・サーデナ(Gene Serdena)

 『ドクター・ストレンジ』“、Nocturnal Animals”などが落選。

 [受賞歴]
 パトリス・バーメットは2010年に『ヴィクトリア女王 世紀の愛』でノミネートされて以来7年ぶり2回目のノミネート。Paul Hotteは初ノミネート。
 スチュアート・クレイグは、5年ぶり11回目のノミネート。『ガンジー』『危険な関係』『イングリッシュ・ペイシェント』で受賞。アンナ・ピノックは、2年ぶり6回目のノミネート。2015年に『グランド・ブダペスト・ホテル』で受賞。
 ジェス・ゴンコールは、2011年に『トゥルー・グリッド』でノミネートされて以来、6年ぶり2回目のノミネート。ナンシー・ハイは、6年ぶり7回目のノミネート。1992年に『バグジー』で受賞。
 デイヴィッド・ワスコ、サンディー・レイノルズ・ワスコは初ノミネート。
 ガイ・ヘンドリックス・ディアスは、2011年に『インセプション』でノミネートされて以来6年ぶり2回目のノミネート。ジーン・サーデナは2014年に『her 世界でひとつの彼女』でノミネートされて以来3年ぶり2回目のノミネート。

 [前哨戦の結果]
 『ラ・ラ・ランド』が最多受賞。

 [傾向]
 過去全20回で、アカデミー賞美術賞と美術監督組合賞(の3部門のどれか1つ)が重なったのは、13回(65%)。

 *米・美術監督組合賞(ADG)2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_18.html

 ◆衣裳デザイン賞
 ・『マリアンヌ』 ジョアンナ・ジョンストン(Joanna Johnston)
 ・『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 コリーン・アトウッド
 ・『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 コンソラータ・ボイル
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 マデリーン・フォンテーヌ(Madeline Fontaine)
 ・『ラ・ラ・ランド』 メアリー・ゾフレス(Mary Zophres)

 “The Dressmaker”、『お嬢さん』、『カフェ・ソサエティ』などが落選。
 BAFTA英国アカデミー賞と一致。

 [受賞歴]
 ジョアンナ・ジョンストンは、2013年に『リンカーン』でノミネートされて以来4年ぶり2回目のノミネート。
 コリーン・アトウッドは、2年ぶり12回目のノミネート。2003年に『シカゴ』、2006年に『SAYURI』、2011年に『アリス・イン・ワンダーランド』で受賞。
 コンソラータ・ボイルは、2007年に『クィーン』でノミネートされて以来10年ぶり2回目のノミネート。
 マデリーン・フォンテーヌは、初ノミネート。
 メアリー・ゾフレスは、2011年に『トゥルー・グリッド』でノミネートされて以来6年ぶり2回目のノミネート。

 [前哨戦の結果]
 やや混戦。

 [傾向]
 過去全18回で、衣裳デザイナー組合賞3部門の受賞作品からアカデミー賞衣裳デザイン賞が出たのは9回で、時代映画部門からアカデミー賞衣裳デザイン賞が出やすく、現代映画部門から出にくい。

 *米・衣裳デザイナー組合賞(CDG)2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_44.html

 ◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞
 ・『幸せなひとりぼっち』 Eva von Bahr、Love Larson
 ・『スター・トレック BEYOND』 ジョエル・ハーロウ(Joel Harlow)、Richard Alonzo
 ・『スーサイド・スクワッド』 Alessandro Bertolazzi、Giorgio Gregorini、Christopher Nelson

 意外!
 『デッドプール』、“The Dressmaker”、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』、『ヘイル、シーザー!』が落選。

 [受賞歴]
 Eva von BahrとLove Larsonは、前回『100歳の華麗なる冒険』でノミネートされていて2年連続2回目のノミネート。
 ジョエル・ハーロウは、3年ぶり3回目のノミネート。2009年に『スター・トレック』で受賞。Richard Alonzoは初ノミネート。
 Alessandro Bertolazzi、Giorgio Gregorini、Christopher Nelsonは、初ノミネート。

 [傾向]
 ノミネーション段階では、特撮系の作品と時代ものと現代劇という3タイプの作品を選んでいる。
 特撮ものに与えられることが多く、優れた「特殊メイク」に与えられるのが一般的。

 *メイキャップ&ヘアスタイリング賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_83.html

 *米・メイキャップ・ヘアスタイリスト組合賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_45.html

 ◆視覚効果賞
 ・『バーニング・オーシャン』 Craig Hammack、Jason Snell、Jason Billington、Burt Dalton
 ・『ドクター・ストレンジ』 ステファン・セレッティ(Stephane Ceretti)、Richard Bluff、Vincent Cirelli、ポール・コーボールド(Paul Corbould)
 ・『ジャングル・ブック』 ロバート・レガート(Robert Legato)、アダム・ヴァルデス(Adam Valdez)、アンドリュー・R・ジョーンズ(Andrew R. Jones)、ダン・レモン(Dan Lemmon)
 ・“Kubo and the Two Strings” Steve Emerson、Oliver Jones、Brian McLean、Brad Schiff
 ・『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 ジョン・ノール(John Knoll)、モヘン・レオ(Mohen Leo)、Hal Hickel、ニール・コーボールド(Neil Corbould)

 やや意外!
 『メッセージ』、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などが落選。

 [受賞歴]
 Craig Hammack、Jason Snell、Jason Billingtonは初ノミネート。Burt Daltonは、3年ぶり4回目のノミネート。2009年に『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で受賞。
 ステファン・セレッティとポール・コーボールドは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でノミネートされて以来2年ぶり2回目のノミネート。Richard BluffとVincent Cirelliは初ノミネート。
 ロバート・レガートは、『タイタニック』と『ヒューゴの不思議な発明』で受賞して以来、5年ぶり4回目のノミネート。アダム・ヴァルデスは初ノミネート。アンドリュー・R・ジョーンズは2010年に『アバター』で受賞して以来7年ぶり3回目のノミネート。ダン・レモンは2015年に『猿の惑星: 新世紀(ライジング)』でノミネートされて以来2年ぶり3回目のノミネート。
 Steve Emerson、Oliver Jones、Brad Schiffは初ノミネート。Brian McLeanは本選では初ノミネートだが、2016年に科学技術賞(Scientific and Engineering Award)受賞。
 ジョン・ノールは9年ぶり6回目のノミネート。2007年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で受賞。モヘン・レオは初ノミネート。Hal Hickelは9年ぶり4回目のノミネート。2007年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で受賞。ニール・コーボールドは2014年に『ゼロ・グラビティ』で受賞して以来3年ぶり5回目のノミネート。2001年に『グラディエーター』でも受賞。

 [前哨戦の結果]
 『ジャングル・ブック』が先行し、『メッセージ』と『ドクター・ストレンジ』が追う。

 [傾向]
 米国アカデミー賞視覚効果賞と視覚効果協会賞(VES)の「視覚効果賞(視覚効果が作品に大きく寄与している長編映画部門)」が一致したのは、過去全14回のうち9回、「視覚効果賞 視覚効果が補助的に使われている長編映画部門」と一致したのが1回。

 *視覚効果賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_62.html

 *米・視覚効果協会賞(VES)2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_48.html

 ◆録音賞(Achievement in sound mixing)
 ・『メッセージ』 Bernard Gariépy Strobl、クロード・ラ・アヤ(Claude La Haye)
 ・“Hacksaw Ridge” ケヴィン・オコネル(Kevin O’Connell)、Andy Wright、Robert Mackenzie、Peter Grace
 ・『ラ・ラ・ランド』 アンディー・ネルソン、Ai-Ling Lee、Steve A. Morrow
 ・『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 デイヴィッド・パーカー(David Parker)、Christopher Scarabosio、Stuart Wilson
 ・『13時間 ベンガジの秘密の兵士』 グレッグ・P・ラッセル(Greg P. Russell)、ゲイリー・サマーズ(Gary Summers)、Jeffrey J. Haboush、Mac Ruth

 [受賞歴]
 Bernard Gariépy Strobl、クロード・ラ・アヤは、初ノミネート。
 ケヴィン・オコネルは、9年ぶり21回目のノミネート。無冠。Andy WrightとRobert Mackenzieは初ノミネートで、今回、音響編集賞でもノミネート。Peter Graceは初ノミネート。
 アンディー・ネルソンは、2年連続で21回目のノミネート。1999年に『プライベート・ライアン』、2013年に『レ・ミゼラブル』で受賞。Ai-Ling Leeは初ノミネートで、今回、音響編集賞でもノミネート。、Steve A. Morrowは初ノミネート。
 デイヴィッド・パーカーは、5年ぶり8回目のノミネート。1997年に『イングリッシュ・ペイシェント』、2008年に『ボーン・アルティメイタム』で受賞。Christopher Scarabosioは2年連続3回目のノミネート。Stuart Wilsonは2年連続4回目のノミネート。
 グレッグ・P・ラッセルは、4年ぶり17回目のノミネート。無冠。ゲイリー・サマーズは、5年ぶり11回目のノミネート。『ターミネーター2』『ジュラシック・パーク』『タイタニック』『プライベート・ライアン』で受賞。Jeffrey J. Haboushは、5年ぶり4回目のノミネート。Mac Ruthは2年連続2回目のノミネート。

 [傾向]
 米・映画音響協会(CAS)受賞作品との合致度は、過去全23回で12回(52.2%)。
 米・映画音響協会(CAS)が「ドラマ」作品をも評価してきているのに対して、米国アカデミー賞録音賞は、よりスペクタクル性の強い作品を好む。
 アカデミー賞録音賞は、明らかに音楽ものを評価する傾向が強い。

 *米・映画音響協会賞(CAS)2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_46.html

 ◆音響編集賞(Achievement in sound editing)
 ・『メッセージ』 Sylvain Bellemare
 ・『バーニング・オーシャン』 ウィリー・ステイトマン(Wylie Stateman)、Renée Tondelli
 ・“Hacksaw Ridge” Robert Mackenzie、Andy Wright
 ・『ラ・ラ・ランド』 Ai-Ling Lee、Mildred Iatrou Morgan
 ・『ハドソン川の奇跡』 アラン・ロバート・マレー(Alan Robert Murray)、バブ・アズマン(Bub Asman)

 [受賞歴]
 Sylvain Bellemareは、初ノミネート。
 ウィリー・ステイトマンは、3年ぶり8回目のノミネート。無冠。Renée Tondelliは、初ノミネート。
 Mildred Iatrou Morganは、初ノミネート。
 アラン・ロバート・マレーは、3年連続9回目のノミネート。2007年に『硫黄島からの手紙』、2015年に『アメリカン・スナイパー』で受賞。バブ・アズマンは、2年ぶり6回目のノミネート。2007年に『硫黄島からの手紙』、2015年に『アメリカン・スナイパー』で受賞。

 [傾向]
 ゴールデン・リール賞の長編映画 音響効果/効果音部門 音響編集賞受賞作品とは、1990年以降の26回で14回。
 視覚的に強いインパクトがある作品(『スピード』『タイタニック』『マトリックス』『ダークナイト』『インセプション』など)がある年は、その作品が選ばれやすい。

 *ゴールデン・リール賞(MPSE)2017 ノミネーション:

 ◆オリジナル作曲賞
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 ミカチュー(Mica Levi)
 ・『ラ・ラ・ランド』 ジャスティン・ハーウィッツ(Justin Hurwitz)
 ・『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』 ダスティン・オハロラン(Dustin O’Halloran)、ハウシュカ(Hauschka)
 ・『ムーンライト』 ニコラス・ブリテル(Nicholas Britell)
 ・『パッセンジャー』 トーマス・ニューマン

 “Nocturnal Animals”、『シング・ストリート 未来へのうた』、『最後の追跡』、“Hidden Figures”などが落選。
 ゴールデン・グローブ賞とは、『ラ・ラ・ランド』、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』、『ムーンライト』が一致。
 BAFTA英国アカデミー賞とは、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、『ラ・ラ・ランド』、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』が一致。

 [受賞歴]
 トーマス・ニューマンは、2年連続14回目のノミネート。無冠。
 その他は全員初ノミネート。ジャスティン・ハーウィッツは、オリジナル歌曲賞でも2作品でノミネート。

 [前哨戦の結果]
 『ラ・ラ・ランド』VS『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』。

 [傾向]
 ゴールデン・グローブ賞の受賞作は、米国アカデミー賞受賞作となりやすく、少なくとも双方でノミネートされた作品が受賞しやすい。
 「新しい音楽の作り手」が好まれる傾向がある。

 *オリジナル作曲賞候補145タイトル:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_50.html

 ◆オリジナル歌曲賞
 ・『ラ・ラ・ランド』-‘Audition (The Fools Who Dream)’ 作曲:ジャスティン・ハーウィッツ 作詞:Benj Pasek、Justin Paul
 ・“Trolls”-‘Can't Stop The Feeling’ 作曲・作詞:ジャスティン・ティンバーレイク、マックス・マーティン(Max Martin)、カール・ヨハン・シュスター(Karl Johan Schuster)
 ・『ラ・ラ・ランド』-‘City of Stars’ 作曲:ジャスティン・ハーウィッツ 作詞:Benj Pasek、Justin Paul
 ・“Jim: The James Foley Story”-‘The Empty Chair’ 作曲・作詞:J・ラルフ(J. Ralph)、スティング
 ・『モアナと伝説の海』-‘How Far I’ll Go’ 作曲・作詞:リン=マヌエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)

 ゴールデン・グローブ賞とは、Can't Stop The Feeling’、‘City of Stars’、‘How Far I’ll Go’が一致。

 [受賞歴]
 Benj PasekとJustin Paulは、初ノミネートで、ともに2作品でノミネート。
 ジャスティン・ティンバーレイク、マックス・マーティン、カール・ヨハン・シュスターは初ノミネート。
 J・ラルフは、前回“Racing Extinction”でノミネートされていて、2年連続3回目のノミネート。スティングは、2004年に『コールド マウンテン』でノミネートされて以来13年ぶり4回目のノミネート。
 リン=マヌエル・ミランダは、初ノミネート。

 [前哨戦の結果]
 『ラ・ラ・ランド』-‘City of Stars’が有力。ゴールデン・グローブ賞でも受賞。

 *オリジナル歌曲賞候補91タイトル:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_49.html

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 米国アカデミー賞2017 ノミネーションは、次の記事に続きます。

 ・米国アカデミー賞2017 ノミネーション その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_67.html

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 *当ブログ記事

 ・全米映画賞レース2016 前半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_86.html
 ・全米映画賞レース2016 後半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_2.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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