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zoom RSS チェコ・ライオン(チェコ・アカデミー賞)2017 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2017/01/22 17:41   >>

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 第24回チェコ・ライオン(Český lev)(チェコ・アカデミー賞)のノミネーションが発表されました。(1月18日)

 ◆作品賞(Nejlepší film)
 ・“Anthropoid”(チェコ・英・仏) 監督:ショーン・エリス
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”(チェコ・ポーランド・スロヴァキア・仏) 監督:Tomáš Weinreb、Petr Kazda
 ・“Masaryk”(チェコ・スロヴァキア) 監督:Julius Ševčík
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)”(チェコ・独・スロヴェニア・仏・スロヴァキア) 監督:オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)”(スロヴァキア・チェコ) 監督:ヤン・フジェベイク

 チェコ映画批評家協会賞とは、“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”と『家族の映画』が一致。

 ◆監督賞(Nejlepší režie)
 ・“Anthropoid” ショーン・エリス
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Tomáš Weinreb, Petr Kazda
 ・“Masaryk” Julius Ševčík
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)” オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” ヤン・フジェベイク

 チェコ映画批評家協会賞とは、“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”と『家族の映画』が一致。

 ◆主演男優賞(Nejlepší Mužský Herecký Výkon V Hlavní Roli)
 ・“Anděl Páně 2”(チェコ)(監督:Jirí Strach) イヴァン・トロヤン(Ivan Trojan)
 ・“Anthropoid” キリアン・マーフィー
 ・“Masaryk” カレル・ローデン(Karel Roden)
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)”(チェコ・仏)(監督:Petr Václav) カレル・ローデン(Karel Roden)
 ・“Teorie tygra(Tiger Theory)”(チェコ)(監督:Radek Bajgar) Jiří Bartoška

 チェコ映画批評家協会賞男優賞とは、Jiří Bartoškaのみ一致。チェコ映画批評家協会賞男優賞では、カレル・ローデンは『家族の映画』でノミネート。“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)”では、Miroslav Hanušでノミネート。
 カレル・ローデンは、3年連続13&14回目のノミネート。2009年に受賞。

 ◆主演女優賞(Nejlepší Ženský Herecký Výkon V Hlavní Roli)
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Michalina Olszanská
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)” Lenka Vlasáková
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)” ヴァンダ・ヒブネロヴァー(Vanda Hybnerová)
 ・“Teorie tygra(Tiger Theory)” Eliška Balzerová
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” ズザナ・マウレーリ(Zuzana Mauréry)

 チェコ映画批評家協会賞女優賞とは、Michalina Olszanskáとヴァンダ・ヒブネロヴァーとズザナ・マウレーリが一致。
 Michalina Olszańskaは、ミンスク国際映画祭2016女優賞受賞。
 ズザナ・マウレーリは、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 女優賞受賞。

 ◆助演男優賞(Nejlepší Mužský Herecký Výkon Ve Vedlejší Roli)
 ・“Anděl Páně 2” ボレスラフ・ポリーフカ(Boleslav Polívka)
 ・“Anthropoid” ジェミー・ドーナン(Jamie Dornan)
 ・“Masaryk” オールドリッチ・カイザー(Oldřich Kaiser)
 ・“Masaryk” ハンス・ツィッシュラー(Hanns Zischler)
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)” Miroslav Hanuš

 Miroslav Hanušは、チェコ映画批評家協会賞で男優賞にノミネート。

 ◆助演女優賞(Nejlepší Ženský Herecký Výkon Ve Vedlejší Roli)
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Klára Melíšková
 ・“Lída Baarová”(チェコ・スロヴァキア)(監督:フィリプ・レンチ(Filip Renc)) Simona Stašová
 ・“Masaryk” アルリ・ホベール(Arly Jover)
 ・“Polednice(The Noonday Witch)”(チェコ)(監督:Jiri Sádek) Daniela Kolářová
 ・“Rudý kapitán(The Red Captain)”(チェコ・スロヴァキア・ポーランド)(監督: Michal Kollar) ズザナ・クロネロヴァー(Zuzana Kronerová)

 ズザナ・クロネロヴァーは、2年連続5回目のノミネート。2002年に助演女優賞受賞。

 ◆脚本賞(Nejlepší scénář)
 ・“Anthropoid” アンソニー・フルーウィン(Anthony Frewin)、ショーン・エリス
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Tomáš Weinreb、Petr Kazda
 ・“Masaryk” Petr Kolečko、Alex Königsmark、Julius Ševčík
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)” Petr Václav
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” Petr Jarchovský

 チェコ映画批評家協会賞とは、“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”のみ一致。

 ◆撮影賞(Nejlepší kamera)
 ・“Anthropoid” ショーン・エリス
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” アダム・シコラ(Adam Sikora)
 ・“Masaryk” マルティン・ストルバ(Martin Štrba)
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)” Štěpán Kučera
 ・“Polednice(The Noonday Witch)” Alexander Šurkala

 チェコ映画批評家協会賞オーディオヴィジュアル賞とは、“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”のみ一致。
 Alexander Šurkalaは、2年連続3回目のノミネート。

 ◆編集賞(Nejlepší střih)
 ・“Anděl Páně 2” Jan Mattlach
 ・“Anthropoid” リチャード・メトラー(Richard Mettler)
 ・“Masaryk” Marek Opatrný
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” ウラジミール・バラーク(Vladimír Barák)
 ・『Doomed Beauty』“Zkáza krásou(Lída Baarová - Doomed Beauty)”(チェコ)(監督:ヘレナ・トゥジェシュチーコヴァー(Helena Třeštíková)、Jakub Hejna) Jakub Hejna

 ◆美術賞(Nejlepší Filmová Scénografie)
 ・“Anthropoid” モーガン・ケネディー(Morgan Kennedy)
 ・“Lída Baarová” Zdeněk Flemming
 ・“Lichožrouti(The Oddsockeaters)”(チェコ・スロヴァキア・クロアチア)(監督:Galina Miklínová) Galina Miklínová
 ・“Masaryk” Milan Býček
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” Juraj Fábry

 ◆衣裳賞(Nejlepší Kostýmy)
 ・“Anděl Páně 2” Katarína Hollá
 ・“Anthropoid” Josef Čechota
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Aneta Grňáková
 ・“Masaryk” Katarína Štrbová Bieliková
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” Katarína Štrbová Bieliková

 Katarína Štrbová Bielikováは、2年連続で2作品ずつ3&4回目のノミネート

 ◆メイキャップ賞(Nejlepší Masky)
 ・“Anděl Páně 2” Andrea McDonald
 ・“Anthropoid” Gabriela Poláková、Linda Eisenhamerová
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Alina Janerka
 ・“Masaryk” Lukáš Král
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” Anita Hroššová

 ◆録音賞(Nejlepší zvuk)
 ・“Anděl Páně 2” ラジム・フラジークJr.(Radim Hladík jr.)
 ・“Anthropoid” イヴ=マリー・オムネ(Yves Marie Omnes)
 ・“Lichožrouti(The Oddsockeaters)” Jan Čeněk、Richard Müller
 ・“Masaryk” Viktor Ekrt、Pavel Rejholec
 ・“Polednice(The Noonday Witch)” Petr Šoupa、Martin Jílek、Viktor Prášil

 ラジム・フラジークJr.は、6年連続15回目のノミネート。1996年、1998年、1999年、2001年に受賞。

 ◆音楽賞(Nejlepší hudba)
 ・“Anthropoid” ロビン・フォスター(Robin Foster)
 ・“Lída Baarová” オンドレイ・ソウクプ(Ondřej Soukup)
 ・“Masaryk” ミハウ・ロレンツ(Michal Lorenc)、Kryštof Marek
 ・“Rudý kapitán(The Red Captain)” ペトル・オストロウホフ(Petr Ostrouchov)
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)” ミハル・ノヴィンスキ(Michal Novinski)

 ミハル・ノヴィンスキは、3年連続6回目のノミネート。

 ◆ドキュメンタリー賞(Nejlepší Dokumentární Film)
 ・“Bratříček Karel”(チェコ) 監督:Krystyna Krauze
 ・“FC Roma”(チェコ) 監督:Rozálie Kohoutová、Tomáš Bojar
 ・“Normální autistický film(Normal Autistic Film)”(チェコ) 監督:Miroslav Janek
 ・“Zákon Helena(Helena's Law)”(チェコ) 監督:Petra Nesvačilová
 ・『Doomed Beauty』“Zkáza krásou(Lída Baarová - Doomed Beauty)”(チェコ) 監督:ヘレナ・トゥジェシュチーコヴァー(Helena Třeštíková)、Jakub Hejna

 チェコ映画批評家協会賞とは、“FC Roma”と“Normální autistický film(Normal Autistic Film)”と『Doomed Beauty』が一致。
 “FC Roma”、“Normální autistický film(Normal Autistic Film)”は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 『Doomed Beauty』は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。

 ◆最優秀ポスター賞(Nejlepší Filmový Plakát)
 ◎Lukáš Veverka “Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”

 ◆最優秀学生映画賞(Cena Magnesia Za Nejlepší Studentský Film)
 ・“3. poločas” Jiří Volek
 ・“Benny” Michal Hruška
 ・“Černý dort” Johana Švarcová
 ・“Kyjev Moskva” Anna Lyubynetska
 ・“Vězení” Damián Vondrášek

 ※受賞データは基本的にはIMDbを元にしていますが、kinoboxと比べて、データに欠落があるようです。

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 42本の長編作品、29本のドキュメンタリーから上記の作品が選ばれ、112人のチェコ映画テレビアカデミー(ČFTA)の会員の投票によって、各部門の受賞者が決められることになっています。

 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・“Masaryk”(14):作品・監督・主演男優・助演男優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・録音・音楽
 ・“Anthropoid”(12):作品・監督・主演男優・助演男優・脚本・編集・美術・衣裳・メイク・録音・音楽
 ・『ザ・ティーチャー』(9):作品・監督・主演女優・脚本・編集・美術・衣裳・メイク・音楽
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”(8):作品・監督・主演女優・助演女優・脚本・撮影・衣裳・メイク
 ・“Anděl Páně 2”(6):主演男優・助演男優・編集・衣裳・メイク・録音
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)”(5):主演男優・主演女優・助演男優・脚本・撮影
 ・『家族の映画』(3):作品・監督・主演女優
 ・“Lída Baarová”(3):助演女優・美術・音楽
 ・“Polednice(The Noonday Witch)”(3):助演女優・撮影・録音
 ・“Teorie tygra(Tiger Theory)”(2):主演男優・主演女優
 ・“Rudý kapitán(The Red Captain)”(2):助演女優・音楽
 ・『Doomed Beauty』(2):編集・ドキュメンタリー
 ・“Lichožrouti(The Oddsockeaters)”(2):美術・録音

 前回は、テレビ部門のノミネーションも併せて発表になっていましたが、今回はテレビ部門のノミネーションの発表はありませんでした。テレビ部門のノミネーション自体がなくなってしまったのか、それともテレビ部門は別に開催されることになったのかは、記載が見つけられなかったので、どういうことなのか、事情はわかっていません。

 今回のノミネーションでは、チェコ映画批評家協会賞にはノミネートされていない“Masaryk”(チェコでは2017年3月公開)と“Anthropoid”がノミネーションの上位となっています。

 ナチスの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスの愛人となり、以後、歴史と運命に翻弄され続けたチェコの女優リダ・バーロヴァ(1914-2000)の人生を描いた映画が2本、劇映画(“Lída Baarová”)とドキュメンタリー(『Doomed Beauty』)があるのが注目されます。

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Masaryk”(チェコ・スロヴァキア) 監督:Julius Ševčík
 物語:チェコスロヴァキア初代大統領の息子で、チェコスロヴァキアの外交官や外務大臣を務めたヤン・マサリク(1886-1948)の人生を描く。
 1938年のミュンヘン協定(ドイツへのズデーテン地方の帰属を承認した)の後、駐イギリス大使を辞任したマサリクは、その後もイギリスにとどまり、1940年にロンドンで設立されたチェコスロヴァキアの亡命政権で外務大臣に就任した。終戦後、チェコスロヴァキアは、チェコスロヴァキア共和国の復活、国民戦線政府から共産党支配体制へと移行する中、その間もマサリクは外務大臣を歴任した。ところが、1948年3月、外務所の中庭でマサリクが死んでいるのが発見される。当時は、飛び降り自殺と発表されたが、冷戦後、秘密文書が公表される中、他殺だったのではないかと考えられるようになっている。
 ベルリン国際映画祭2017 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。

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 ・“Anthropoid”(チェコ・英・仏) 監督:ショーン・エリス
 出演:キリアン・マーフィー、ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)、シャルロット・ルボン(Charlotte Le Bon)、Anna Geislerová
 物語:ラインハルト・ハイドリヒ(1904-1942)は、ナチスの親衛隊でハインリヒ・ヒムラーに次ぐ実力者だった。1941年、「ユダヤ人問題の最終解決」を委任され、実質的な責任者として、冷酷な推進者となった。同年、ドイツ最大の軍需工業地であるベーメン・メーレン保護領(チェコの、ドイツへの編入領土)の副総督に任じられ、現地に赴く。その頃、チェコを巡る状況に危機感を抱いていたイギリス政府とチェコスロヴァキアの駐ロンドン臨時政府は、ラインハルト・ハイドリヒの暗殺を計画する。亡命チェコ軍人の中から暗殺部隊が選出されて、訓練を受けた後、落下傘を使って、チェコに降下し、プラハに潜入。出勤途中のラインハルト・ハイドリヒを襲撃して、暗殺を成功させる。この作戦は、「エンスラポイド作戦」と呼ばれている。
 「エンスラポイド作戦」は、フリッツ・ラングの『死刑執行人もまた死す』の元になった出来事としても知られている。
 キリン・マーフィーが暗殺部隊のヨーゼフ・ガブツィク曹長、ジェイミー・ドーナンがヤン・クビシュ(Jan Kubiš)軍曹を演じる。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 スペシャル・イベント部門出品。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2016 助演男優賞ノミネート(ジェイミー・ドーナン)。
 フェニックス映画批評家協会賞2016 見逃された映画賞(Overlooked Film of the Year)ノミネート。

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 ・『ザ・ティーチャー』“Učiteľka(The Teacher)”(スロヴァキア・チェコ) 監督:ヤン・フジェベイク
 物語:1980年代初頭のチェコスロヴァキア。小学校の校長が、親たちを集めて、特別なミーティングを開く。校長は、親身で優しく、友好的に見える女教師Drazděchováに関する疑惑を提示する。Drazděchováは、子どもたちを使って、親をコントロールし、使い走りをさせたり、プレゼントをもらったり、あげくに情事に及んだりもしているというのだ。共産主義に飼いならされた、ポスト革命時代、または、「正常化」時代のチェコスロヴァキアでは、過去のメカニズムが深く根を張っている。果たして親たちは不謹慎な教師に異を唱えるのか? それとも明文化されざるシステムが存続するのだろうか?
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 オフィシャル・セレクション コンペティション部門出品。女優賞受賞(ズザナ・マウレーリ)。
 ハンプトンズ国際映画祭2016出品。
 釜山国際映画祭2016 ワールド・シネマ部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2016出品。
 シカゴ国際映画祭2016出品。
 ヒホン国際映画祭2016出品。
 東京国際映画祭2016ワールド・フォーカス部門出品。
 ヒホン国際映画祭2016 プロダクション・デザイン賞、オリジナル作曲賞受賞。
 ドバイ国際映画祭2016出品。
 パームスプリングス国際映画祭2017出品。
 チェコ映画批評家協会賞2017 女優賞(ズザナ・マウレーリ)ノミネート。


 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”(チェコ・ポーランド・スロヴァキア・仏) 監督:Tomáš Weinreb、Petr Kazda
 物語:オルガ・ヘプナロヴァ(Olga Hepnarova)は、1973年7月10日に、群衆の中にトラックを突っ込んで、8人の人々を殺した。彼女は、思いやりのない家族や社会の習慣から自由になりたいと思っていた。チェーンスモーカーで、次々と仕事を変え、ようやく落ち着いたのが、トラックの運転手だった。彼女には、女性の恋人が何人かいたが、特定の相手は作らなかった。その代わり、繰り返し感情を爆発させたり、突飛な行動に出たりした。事件を起こした時、彼女は22歳になったばかりだった。のちに、彼女は、自分を嫌った社会に復讐してやりたかったと手紙に書いている。オルガ・ヘプナロヴァは、チェコスロヴァキアで死刑に処された最後の女性になった。
 ベルリン国際映画祭2016 パノラマ部門出品。
 グアダラハラ国際映画祭2016出品。
 ソフィア国際映画祭2016出品。監督賞受賞。
 香港国際映画祭2016 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2016出品。
 ズリーン国際映画祭2016 ヨーロッパ初監督長編作品 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。
 台北電影節2016出品。
 ファンタジア国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 グディニャ映画祭2016出品。
 レイキャビク国際映画祭2016出品。
 ハイファ国際映画祭2016出品。
 ヨーロッパ映画賞2016 オフィシャル・セレクション。
 ミンスク国際映画祭2016出品。監督賞、女優賞(Michalina Olszanska)受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2016出品。
 カイロ国際映画祭2016出品。
 チェコ映画批評家協会賞2017 作品賞、監督賞、女優賞(Michalina Olszańska)、脚本賞、オーディオヴィジュアル賞、ニューカマー賞ノミネート。


 ・“Nikdy Nejsme Sami(We Are Never Alone)”(チェコ・仏) 監督:Petr Vaclav
 物語:チェコのどこか。ある村の傍を高速道路が通っている。妄想癖のある刑務所の看守が引っ越してくる。彼は、隣人と親しくなるが、隣人は心気症を抱えていて、働いておらず、地元の食料品店に勤める妻に支えてもらっている。その妻は、生活と2人の子どもたちの面倒を見ることに疲れ、ナイトクラブに勤める警備員に惹かれ始めていた。警備員は、クラブのストリッパーのことが好きで、彼女は、子どもの父親が刑務所から出所してくるのを待っていた。その刑務所とは、村に引っ越してきた看守が働いている刑務所にほかならない。彼らの生活は、道路で結びつけられているが、人生は何も与えてくれない。行き止まりだ。出会いは、反乱と不合理な希望と狂気をもたらす。最初は白黒だった世界に明るい色が混じってくる。しかし、われわれはどこにいるのか? そしてどこへ向かおうとしているのか?
 ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。The Tagesspiegel Readers' Jury Award受賞。
 ブリュッセル映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。
 トロント国際映画祭2016 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 カイロ国際映画祭2016出品。
 チェコ映画批評家協会賞2017 監督賞、男優賞(Miroslav Hanuš)ノミネート。


 ・『家族の映画』“Family Film(Rodinny film)”(チェコ・独・スロヴェニア・仏・スロヴァキア) 監督:オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)
 物語:冬休みを間近に控え、両親は、姉と弟を留守番にして、ヨット旅行に出かける。姉と弟は羽を伸ばして遊ぶ。ヨットは転覆し、犬が行方不明になる。両親は、家に戻るが、息子に腎臓移植が必要であることがわかる。その時、父親が、息子の生物学的な父親でないことが知れる。家族に最大の危機が押し寄せる。やがて弟のサボりがばれ、事態は思わぬ方向に……。ある日、水平線上に船が現れ、犬が帰還する……。
 サンセバスチャン国際映画祭2015 ニュー・ディレクターズ部門出品。
 東京国際映画祭2015 コンペティション部門出品。芸術貢献賞受賞。
 リュブリャナ国際映画祭2015 国際批評家連盟賞受賞。
 イスタンブール国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 シアトル国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。
 ズリーン国際映画祭2016 新作チェコ映画部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016出品。
 エルサレム映画祭2016 Debuts部門出品。
 台北電影節2016 インターナショナル・ニュー・タレント・コンペティション部門出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 チェコ映画批評家協会賞2017 作品賞、監督賞、男優賞(カレル・ローデン)、女優賞(ヴァンダ・ヒブネロヴァー)、脚本賞、オーディオヴィジュアル賞ノミネート。


 ・“Teorie Tygra(Tiger Theory)”(チェコ) 監督:Radek Bajgar
 物語:ヤンは、60代の獣医。かつては、夢や自分の意志を持っていたが、今や従順で飼いならされたウサギのようになってしまい、あらゆることが妻のオルガによって決められている。といってもオルガだって男たちができないことに対して私利私欲で責任を尽くしているのだが、ヤンは、再び威厳と自由を獲得すべく、病気のふりをし、精神病院に入り、妻の影響下から逃れる。そうして、リスクを冒し、危険な旅へと乗り出す。彼の行動は、また、娘たちや娘婿たちの運命をも変える……。
 ズリーン国際映画祭2016 野外上映部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。
 モントリオール世界映画祭2016 ワールド・コンペティション部門出品。
 チェコ映画批評家協会賞2017 男優賞ノミネート(Jiří Bartoška)。


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 受賞結果の発表は、3月4日です。

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 *当ブログ記事

 ・チェコ映画批評家協会賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_4.html

 ・チェコ・ライオン2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201603/article_6.html
 ・チェコ・ライオン2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_69.html
 ・チェコ・ライオン2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_42.html
 ・チェコ・ライオン2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_3.html
 ・チェコ・ライオン2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_33.html
 ・チェコ・ライオン2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_8.html
 ・チェコ・ライオン2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_21.html
 ・チェコ・ライオン2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200903/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

 追記:
 ・チェコ・ライオン2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_6.html

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