海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS チェコ映画批評家協会賞2017 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2017/01/03 08:59   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 チョコ映画批評家協会賞(Ceny české filmové kritiky)2017のノミネーションが発表されました。(1月2日)

 ◆作品賞(Nejlepší film)
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”(チェコ・ポーランド・スロヴァキア・仏) 監督:Tomáš Weinreb、Petr Kazda プロデューサー:Vojtech Fric
 ・“Lichožrouti(The Oddsockeaters)”(チェコ・スロヴァキア・クロアチア) 監督:Galina Miklínová プロデューサー:オンドジェイ・トロヤン(Ondřej Trojan)
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)”(チェコ・独・スロヴェニア・仏・スロヴァキア) 監督:オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu) プロデューサー:Jiří Konečný

 ◆監督賞(Nejlepší režie)
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Tomáš Weinreb、Petr Kazda
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)”(チェコ・仏) Petr Václav
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)” オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)

 ◆男優賞(Nejlepší Herec)
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)” Miroslav Hanuš
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)” カレル・ローデン(Karel Roden)
 ・“Teorie tygra(Tiger Theory)”(チェコ)(監督:Radek Bajgar) Jiří Bartoška

 ◆女優賞(Nejlepší Herečka)
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Michalina Olszańska
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)” ヴァンダ・ヒブネロヴァー(Vanda Hybnerová)
 ・『ザ・ティーチャー』“Učitelka(The Teacher)”(スロヴァキア・チェコ)(監督:ヤン・フジェベイク) ズザナ・マウレーリ(Zuzana Mauréry)

 Michalina Olszańskaは、ミンスク国際映画祭2016女優賞受賞。
 ズザナ・マウレーリは、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 女優賞受賞。

 ◆脚本賞(Nejlepší scénář)
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” Tomáš Weinreb、Petr Kazda
 ・“Prach”(チェコ)(監督:Vít Zapletal) Vít Zapletal、Václav Hrzina
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)” オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)、ネボイシャ・ポップ=タスィチ(Nebojša Pop-Tasić)

 ◆オーディオヴィジュアル賞(Audiovizuální Počin)
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)” アダム・シコラ(Adam Sikora)(撮影)
 ・“Lichožrouti(The Oddsockeaters)” Galina Miklínová(アニメーション)
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)” ルカーシュ・ミロタ(Lukáš Milota)(撮影)

 ◆ニューカマー賞(Cena Rwe Pro Objev Roku)
 ・Jan Saska(監督) “Happy End”(チェコ)
 ・Adam Sedlák(監督)、Ondřej Kopřiva(脚本)、Jakub Jíra(声優) “Semestr”(チェコ)
 ・Tomáš Weinreb(監督)、Petr Kazda(監督) “Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”

 ◆ドキュメンタリー賞(Nejlepší Dokument)
 ・“FC Roma”(チェコ) 監督:Rozálie Kohoutová、Tomáš Bojar
 ・“Normální autistický film(Normal Autistic Film)”(チェコ) 監督:Miroslav Janek
 ・“Zkáza krásou(Lída Baarová - Doomed Beauty)”(チェコ) 監督:Helena Třeštíková、Jakub Hejna

 “FC Roma”、“Normální autistický film(Normal Autistic Film)”は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 “Zkáza krásou(Lída Baarová - Doomed Beauty)”は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。

 ◆アウト・オブ・シネマ部門(Mimo Kino) [新設]
 ・“Happy End”(チェコ/6分) Jan Saska [短編]
 ・“Pustina(Wasteland)”(チェコ) Ivan Zachariáš(監督)、Alice Nellis(監督)、Štěpán Hulík(脚本) [TVミニシリーズ]
 ・“Semestr”(チェコ) Adam Sedlák(監督・脚本)、Ondřej Kopřiva(脚本) [TVミニシリーズ]

 “Happy End”は、カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。
 “Pustina(Wasteland)”は、トロント国際映画祭2016 PRIMETIME部門出品。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 主な作品のノミネート状況は以下の通り。
 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”(6):作品・監督・女優・脚本・オーディオ・ニューカマー
 ・『家族の映画』“Rodinný film(Family Film)”(6):作品・監督・男優・女優・脚本・オーディオ
 ・“Lichožrouti(The Oddsockeaters)”(2):作品・オーディオ
 ・“Nikdy nejsme sami(We Are Never Alone)”(2):監督・男優
 ・“Happy End”(2):ニューカマー・アウト
 ・“Semestr”(2):ニューカマー・アウト

 “Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”は、2016年度唯一のチェコからのヨーロッパ映画賞オフィシャル・セレクションで、米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 チェコ代表は、前回のチェコ映画批評家協会賞作品賞・監督賞・脚本賞受賞作の“Lost in Munich(Ztraceni v Mnichově)”でした。

 というようなことから考えると、ノミネート数では2作品がそれぞれ6部門でノミネートされて最多タイになっていますが、“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”の方が有望と言えるかもしれません。

 受賞結果の発表は、1月28日です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Já, Olga Hepnarová(I, Olga Hepnarova)”(チェコ・ポーランド・スロヴァキア・仏) 監督:Tomáš Weinreb、Petr Kazda
 物語:オルガ・ヘプナロヴァ(Olga Hepnarova)は、1973年7月10日に、群衆の中にトラックを突っ込んで、8人の人々を殺した。彼女は、思いやりのない家族や社会の習慣から自由になりたいと思っていた。チェーンスモーカーで、次々と仕事を変え、ようやく落ち着いたのが、トラックの運転手だった。彼女には、女性の恋人が何人かいたが、特定の相手は作らなかった。その代わり、繰り返し感情を爆発させたり、突飛な行動に出たりした。事件を起こした時、彼女は22歳になったばかりだった。のちに、彼女は、自分を嫌った社会に復讐してやりたかったと手紙に書いている。オルガ・ヘプナロヴァは、チェコスロヴァキアで死刑に処された最後の女性になった。
 ベルリン国際映画祭2016 パノラマ部門出品。
 グアダラハラ国際映画祭2016出品。
 ソフィア国際映画祭2016出品。監督賞受賞。
 香港国際映画祭2016 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2016出品。
 ズリーン国際映画祭2016 ヨーロッパ初監督長編作品 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。
 台北電影節2016出品。
 ファンタジア国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 グディニャ映画祭2016出品。
 レイキャビク国際映画祭2016出品。
 ハイファ国際映画祭2016出品。
 ヨーロッパ映画賞2016 オフィシャル・セレクション。
 ミンスク国際映画祭2016出品。監督賞、女優賞(Michalina Olszanska)受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2016出品。
 カイロ国際映画祭2016出品。


 ・『家族の映画』“Family Film(Rodinny film)”(チェコ・独・スロヴェニア・仏・スロヴァキア) 監督:オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)
 物語:冬休みを間近に控え、両親は、姉と弟を留守番にして、ヨット旅行に出かける。姉と弟は羽を伸ばして遊ぶ。ヨットは転覆し、犬が行方不明になる。両親は、家に戻るが、息子に腎臓移植が必要であることがわかる。その時、父親が、息子の生物学的な父親でないことが知れる。家族に最大の危機が押し寄せる。やがて弟のサボりがばれ、事態は思わぬ方向に……。ある日、水平線上に船が現れ、犬が帰還する……。
 サンセバスチャン国際映画祭2015 ニュー・ディレクターズ部門出品。
 東京国際映画祭2015 コンペティション部門出品。芸術貢献賞受賞。
 リュブリャナ国際映画祭2015 国際批評家連盟賞受賞。
 イスタンブール国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 シアトル国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。
 ズリーン国際映画祭2016 新作チェコ映画部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016出品。
 エルサレム映画祭2016 Debuts部門出品。
 台北電影節2016 インターナショナル・ニュー・タレント・コンペティション部門出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。


 ・“Nikdy Nejsme Sami(We Are Never Alone)”(チェコ・仏) 監督:Petr Vaclav
 物語:チェコのどこか。ある村の傍を高速道路が通っている。妄想癖のある刑務所の看守が引っ越してくる。彼は、隣人と親しくなるが、隣人は心気症を抱えていて、働いておらず、地元の食料品店に勤める妻に支えてもらっている。その妻は、生活と2人の子どもたちの面倒を見ることに疲れ、ナイトクラブに勤める警備員に惹かれ始めていた。警備員は、クラブのストリッパーのことが好きで、彼女は、子どもの父親が刑務所から出所してくるのを待っていた。その刑務所とは、村に引っ越してきた看守が働いている刑務所にほかならない。彼らの生活は、道路で結びつけられているが、人生は何も与えてくれない。行き止まりだ。出会いは、反乱と不合理な希望と狂気をもたらす。最初は白黒だった世界に明るい色が混じってくる。しかし、われわれはどこにいるのか? そしてどこへ向かおうとしているのか?
 ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。The Tagesspiegel Readers' Jury Award受賞。
 ブリュッセル映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。
 トロント国際映画祭2016 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 カイロ国際映画祭2016出品。


 ・“Teorie Tygra(Tiger Theory)”(チェコ) 監督:Radek Bajgar
 物語:ヤンは、60代の獣医。かつては、夢や自分の意志を持っていたが、今や従順で飼いならされたウサギのようになってしまい、あらゆることが妻のオルガによって決められている。といってもオルガだって男たちができないことに対して私利私欲で責任を尽くしているのだが、ヤンは、再び威厳と自由を獲得すべく、病気のふりをし、精神病院に入り、妻の影響下から逃れる。そうして、リスクを冒し、危険な旅へと乗り出す。彼の行動は、また、娘たちや娘婿たちの運命をも変える……。
 ズリーン国際映画祭2016 野外上映部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。
 モントリオール世界映画祭2016 ワールド・コンペティション部門出品。


 ・『ザ・ティーチャー』“Učiteľka(The Teacher)”(スロヴァキア・チェコ) 監督:ヤン・フジェベイク
 物語:1980年代初頭のチェコスロヴァキア。小学校の校長が、親たちを集めて、特別なミーティングを開く。校長は、親身で優しく、友好的に見える女教師Drazděchováに関する疑惑を提示する。Drazděchováは、子どもたちを使って、親をコントロールし、使い走りをさせたり、プレゼントをもらったり、あげくに情事に及んだりもしているというのだ。共産主義に飼いならされた、ポスト革命時代、または、「正常化」時代のチェコスロヴァキアでは、過去のメカニズムが深く根を張っている。果たして親たちは不謹慎な教師に異を唱えるのか? それとも明文化されざるシステムが存続するのだろうか?
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 オフィシャル・セレクション コンペティション部門出品。女優賞受賞(ズザナ・マウレーリ)。
 ハンプトンズ国際映画祭2016出品。
 釜山国際映画祭2016 ワールド・シネマ部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2016出品。
 シカゴ国際映画祭2016出品。
 ヒホン国際映画祭2016出品。
 東京国際映画祭2016ワールド・フォーカス部門出品。
 ヒホン国際映画祭2016 プロダクション・デザイン賞、オリジナル作曲賞受賞。
 ドバイ国際映画祭2016出品。
 パームスプリングス国際映画祭2017出品。


 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
   ↓ ↓ ↓ ↓

   ↑ ↑ ↑ ↑
   クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・チェコ映画批評家協会賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_48.html
 ・チェコ映画批評家協会賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_52.html
 ・チェコ映画批評家協会賞2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_77.html
 ・チェコ映画批評家協会賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_2.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

 追記: 
 ・チェコ映画批評家協会賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_76.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
チェコ映画批評家協会賞2017 ノミネーション発表! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる