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zoom RSS スウェーデン・アカデミー賞 2017 ノミネーション!

<<   作成日時 : 2017/01/08 23:49   >>

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 第52回スウェーデン・アカデミー賞(ゴールデン・ビートル賞:Guldbaggen/Guldbagge Awards)のノミネーションが発表になりました。(1月4日)

 ◆作品賞(Bästa film)
 ・“Fragility(Skörheten)”(スウェーデン) 監督:Ahang Bashi
 ・“The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”(スウェーデン) 監督:フェリックス・ハーングレン、Måns Herngren
 ・“My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”(スウェーデン) 監督:Goran Kapetanović
 ・“The Garbage Helicopter(Sophelikoptern)”(スウェーデン・カタール) 監督:Jonas Selberg Augustsén
 ・“The Giant(Jätten)”(スウェーデン・デンマーク) 監督:ヨハネス・ニホルム(Johannes Nyholm)

 “Fragility(Skörheten)”は、Ahang Bashiの初監督ドキュメンタリー。
 ”The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared”は、『100歳の華麗なる冒険』の続編。
 Goran Kapetanovićは、“Kiruna-Kigali”が米国アカデミー賞2013 短編映画賞ショートリスト入りしていた監督で、“My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”で長編監督デビュー。
 Jonas Selberg Augustsénは、“Höstmannen (Autumn Man)”がロカルノ国際映画祭2010ほかで高い評価を受けた監督で、“The Garbage Helicopter(Sophelikoptern)”で長編監督デビュー。
 ヨハネス・ニホルムは、『パペットボーイのお話』“Sagan om den lille Dockpojken”(2008)が日本でも紹介されている監督で、“The Giant(Jätten)”で長編監督デビュー。

 ◆監督賞(Bästa regi)
 ・Goran Kapetanović “My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”
 ・フェリックス・ハーングレン、Måns Herngren “The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”
 ・Hanna Sköld “Granny’s Dancing on the Table”(スウェーデン)
 ・アレクサンダー・テレーセ・キーニング(Alexandra-Therese Keining) 『ガールズ・ロスト』“Girls Lost(Pojkarna)”(スウェーデン・フィンランド)

 ◆主演男優賞(Bästa manliga huvudroll)
 ・Milan Dragišić “My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”
 ・Jonathan Silén 『モダン・プロジェクト』“The Modern Project(Det moderna projektet)”(スウェーデン)(監督:アントン・カルロート(Anton Källrot))
 ・レナート・ヤーケル(Lennart Jähkel) “Granny’s Dancing on the Table”
 ・Anders Mossling “The Yard(Yarden)”(スウェーデン・独)(監督:Måns Månsson)

 ◆主演女優賞(Bästa kvinnliga huvudroll)
 ・Jessica Szoppe “The Garbage Helicopter(Sophelikoptern)”
 ・マリア・サンドボム(Maria Sundbom) “The Girl, the Mother and the Demons(Flickan, mamman och demonerna)”(スウェーデン)(監督:Suzanne Osten)
 ・Karin Franz Körlof “A Serious Game(Den allvarsamma leken)”(スウェーデン)(監督:ペルニラ・アウグスト)
 ・Tuva Jagell 『ガールズ・ロスト』“Girls Lost(Pojkarna)”

 ◆助演男優賞(Bästa manliga biroll)
 ・Henrik Dorsin “My Future Love(Flykten till framtiden)”(スウェーデン)(監督:Jaana Fomin、Ulf Malmros)
 ・イヴァル・ヴィクランデル “The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”
 ・ミカエル・ニクヴィスト(Michael Nyqvist) “A Serious Game(Den allvarsamma leken)”
 ・ヨハン・キレン(Johan Kylén) “The Giant(Jätten)”

 Henrik Dorsinは、2年連続ノミネート。

 ◆助演女優賞(Bästa kvinnliga biroll)
 ・Ia Langhammer “My Future Love(Flykten till framtiden)”
 ・Svetlana Rodina-Ljungkvist “The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”
 ・Liv Mjönes “A Serious Game(Den allvarsamma leken)”
 ・Sadzida Setic “My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”

 ◆脚本賞(Bästa manuskript)
 ・China Åhlander、Dragan Mitic、Goran Kapetanović “My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”
 ・Anders Sparring、Jan Vierth “The World of Dolores and Gunellen(Bajsfilmen - Dolores och Gunellens värld)”(スウェーデン)(監督:Linda Hambäck)
 ・Sara Nameth “The Yard(Yarden)”
 ・ヨハネス・ニホルム(Johannes Nyholm) “The Giant(Jätten)”

 ◆撮影賞(Bästa foto)
 ・Ita Zbroniec-Zajt “My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”
 ・アンデシュ・ボーマン(Anders Bohman) “The Garbage Helicopter(Sophelikoptern)”
 ・Ita Zbroniec-Zajt “The Yard(Yarden)”

 Ita Zbroniec-Zajtは、2作品でノミネート。

 ◆編集賞(Bästa klippning)
 ・Henrik Källberg “The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”
 ・ヨハネス・ニホルム(Johannes Nyholm)、Morten Højbjerg “The Giant(Jätten)”
 ・Therese Elfström、Tora Mkandawire Mårtens “Martha & Niki”(スウェーデン)(監督:Tora Mkandawire Mårtens)

 ◆美術賞(Bästa scenografi)
 ・Mikael Varhelyi “The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”
 ・Bengt Fröderberg、Liv Ask “My Future Love(Flykten till framtiden)”
 ・Anna Asp “A Serious Game(Den allvarsamma leken)”

 Mikael Varhelyiは、『ドラゴン・タトゥーの女』で美術監督組合賞(ADG)受賞。

 ◆衣裳賞(Bästa kostym)
 ・Jaana Fomin “My Future Love(Flykten till framtiden)”
 ・キッキ・イランダー(Kicki Ilander) “A Serious Game(Den allvarsamma leken)”
 ・モゥア=リ・レムハーゲン=シャリーン(Moa Li Lemhagen Schalin) “Upp i det blå”(スウェーデン)(監督:Petter Lennstrand)

 ◆メイキャップ賞(Bästa mask/smink)
 ・Eva von Bahr、Love Larson “The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”
 ・Anna-Carin Lock “My Future Love(Flykten till framtiden)”
 ・Eva von Bahr、Love Larson、Pia Aleborg “The Giant(Jätten)”

 Eva von BahrとLove Larsonは、2作品でノミネート。前回受賞。『100歳の華麗なる冒険』で米国アカデミー賞2016ノミネート。

 ◆視覚効果賞(Bästa visuella effekter)
 ・Fredrik Nord “The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”
 ・Tomas Näslund “Upp i det blå”
 ・Henric Klein、Petter Lindblad “Siv Sleeps Astray”(スウェーデン・オランダ)(監督:カッチ・エドフェルト(Catti Edfeldt)、Lena Hanno)

 ◆録音/音響デザイン賞(Bästa ljud/ljuddesign)
 ・Jan Alvermark “Ester Blenda”(スウェーデン)(監督:Anna Hylander)
 ・Henric Andersson、Peter Adolfsson “Golden Girl”(スウェーデン)(監督:Susanna Edwards)
 ・Patrik Strömdahl “The Yard(Yarden)”

 Patrik Strömdahlは、2年連続ノミネート。2009年に『ぼくのエリ 200歳の少女』で録音/音響デザイン賞受賞。

 ◆オリジナル音楽賞(Bästa originalmusik)
 ・Björn Olsson “The Giant(Jätten)”
 ・ヤン・サンドストレム(Jan Sandström) “The Garbage Helicopter(Sophelikoptern)”
 ・Sophia Ersson 『ガールズ・ロスト』“Girls Lost(Pojkarna)”

 ◆短編映画賞(Bästa kortfilm)
 ・“6A”(スウェーデン) 監督:Peter Modestij
 ・“The Body Is a Lonely Place(Kroppen är en ensam plats)”(スウェーデン) 監督:Ida Lindgren
 ・“Baby”(スウェーデン) 監督:Lovisa Sirén

 “6A”は、ベルリン国際映画祭2016 ジェネレーション14plus部門出品。
 “The Body Is a Lonely Place(Kroppen är en ensam plats)”は、ベルリン国際映画祭2016 ジェネレーション14plus部門出品。最優秀短編賞スペシャル・メンション受賞。
 Lovisa Sirénは、2年連続で短編映画賞ノミネート。

 ◆ドキュメンタリー賞(Bästa dokumentärfilm)
 ・“Don Juan”(スウェーデン・フィンランド) 監督:Jerzy Sladkowski
 ・“Martha & Niki” 監督:Tora Mkandawire Mårtens
 ・“MonaLisa Story”(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン) 監督:Jessica Nettelbladt

 “Don Juan”は、ヨーテボリ国際映画祭2016 ノルディック・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。ドラゴン賞/最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞受賞。
 “Martha & Niki”は、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2015出品。
 “MonaLisa Story”は、CPH:DOX2015 出品。

 ◆外国語映画賞(Bästa utländska film)
 ・“Toni Erdmann”(独・オーストリア) 監督:マレン・アデ
 ・『裸足の季節』(仏・トルコ・独) 監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン
 ・『サウルの息子』(ハンガリー) 監督:ネメシュ・ラースロー

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 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・“The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”(8):作品・監督・助演男優・助演女優・編集・美術・メイク・視覚効果
 ・“My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”(6):作品・監督・主演男優・助演女優・脚本・撮影
 ・“The Giant(Jätten)”(6):作品・助演男優・脚本・編集・メイク・音楽
 ・“A Serious Game(Den allvarsamma leken)”(5):主演女優・助演男優・助演女優・美術・衣裳
 ・“My Future Love(Flykten till framtiden)”(5):助演男優・助演女優・美術・衣裳・メイク
 ・“The Garbage Helicopter(Sophelikoptern)”(4):作品・主演女優・撮影・音楽
 ・“The Yard(Yarden)”(4):主演男優・脚本・撮影・録音
 ・『ガールズ・ロスト』(3):監督・主演女優・音楽
 ・“Granny’s Dancing on the Table”(2):監督・主演男優
 ・“Martha & Niki”(2):編集・ドキュメンタリー
 ・“Upp i det blå”(2):衣裳・視覚効果

 たまたまリリース時期の関係でそうなったのか、作品賞のノミネート作品は、ほとんど新人監督の作品ばかりになりました。

 作品賞のノミニーの監督たちの中では、“The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”のフェリックス・ハーングレンが、キャリア的に突出していますが、前作『100歳の華麗なる冒険』は、スウェーデン・アカデミー賞2014では、主演男優賞、メイキャップ賞、オリジナル音楽賞にノミネートされたが、観客賞のみの受賞にとどまっています。今回は、最多ノミネートになりましたが、結果はどうでしょうか。

 ちなみに、米国アカデミー賞2017外国語映画賞スウェーデン代表は、2016年のスウェーデン映画からではなく、スウェーデン・アカデミー賞2016で6部門でノミネートされて主演男優賞とメイキャップ賞を受賞した『幸せなひとりぼっち』が選ばれています。

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“The 101-Year Old Man Who Skipped Out on the Bill and Disappeared(Hundraettåringen som smet från notan och försvann)”(スウェーデン) 監督:フェリックス・ハーングレン、Måns Herngren
 物語:101歳になったアラン・カールソンは、70年代初めになくしたロシア・ソーダのレシピを探して、ヨーロッパ中を旅する。だが、不幸なことに、それを探していたのは彼だけではなかった。
 『100歳の華麗なる冒険』の続編。本作には原作はなく、映画がオリジナルで、『100歳の華麗なる冒険』の原作である『窓から逃げた100歳老人』の原作者ヨナス・ヨナソンが脚本に参加している。
 本作では、『100歳の華麗なる冒険』の監督フェリックス・ハーングレンの兄Måns Herngrenも監督として参加している。
 本作は、2016年12月25日に、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマークで同日公開された。

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 ・“My Aunt in Sarajevo(Min faster i Sarajevo)”(スウェーデン) 監督:Goran Kapetanović
 物語:Zlatanは、1992年にボスニアから亡命して以来、母国には帰っていない。いまになって、娘のAnjaが、母国がどんなところなのか、興味を持つ。Zlatanは、やめさせようとするが、Anjaは行くと言って聞かなかったので、仕方なく彼もサラエボへ同行することにする。
 ヨーテボリ国際映画祭2016出品。
 Goran Kapetanovićは、“Kiruna-Kigali”が米国アカデミー賞2013 短編映画賞ショートリスト入りしていた監督で、本作で長編監督デビュー。

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 ・“The Giant(Jätten)”(スウェーデン・デンマーク) 監督:ヨハネス・ニホルム(Johannes Nyholm)
 物語:リカルドは、30歳。重い障害を患っていて、自閉症で、生まれた時から母親がいないことが悩みだった。彼は、つらい現実から空想の世界に逃げ込む。そこでは、彼は50メートルの巨人で、愛する母親とともに平和に暮らしていた。彼は、もし自分がペタンクのスカンジナビア・チャンピオンに勝ったら、母親が自分を連れ戻しに来てくれると信じて、夢を実現するために不可能にチャレンジする。
 短編作品で注目されたヨハネス・ニホルムの初監督長編。日本でも短編『ラス・パルマス』(2011)が紹介されている。
 ロッテルダム国際映画祭2013 Eurimages Award受賞。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 オフィシャル・セレクション出品。審査員特別賞受賞。
 トロント国際映画祭2016 DISCOVERY部門出品。
 レイキャビク国際映画祭2016出品。
 バンクーバー国際映画祭2016出品。
 釜山国際映画祭2016 フラッシュ・フォワード部門出品。
 BFIロンドン映画祭2016 第1回作品コンペティション部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2016 フリー・スピリット・コンペティション部門出品。フリー・スピリット賞受賞。
 レイキャビク国際映画祭2016 コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 レザルク国際映画祭2016出品。


 ・“A Serious Game(Den allvarsamma leken)”(スウェーデン) 監督:ペルニラ・アウグスト
 物語:20世紀初頭のストックホルム。Lydiaは、風景画家の娘で、Arvidは、駆け出しのジャーナリスト。2人は、出会ってすぐ恋に落ちる。ところが、Lydiaの父が亡くなり、彼女は遺産もなく、社会に放り出される。Arvidは、貧しい家の出で、お金もなく、Lydiaに対して何もしてあげることができない。結婚など夢のまた夢で、2人は別れるしかなかった。そして、10年後に再会。どちらも結婚していて、子どももいた。2人は、どういう結果が待っているかも知らずに、情熱に身を委ねてしまう。
 ペルニラ・アウグストの第2監督長編。Hjalmar Söderberg(1869-1941)の小説の映画化。
 ベルリン国際映画祭2016 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。
 カブール映画祭2016出品。
 エジンバラ国際映画祭2016出品。
 ゲント映画祭2016出品。
 パームスプリングス国際映画祭2016出品。

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 ・“My Future Love(Flykten till framtiden)”(スウェーデン) 監督:Jaana Fomin、Ulf Malmros
 物語:1973年、20歳のSvanteは、心臓病を抱えていて、それは医者にも治せなかった。地下鉄のプラットホームで、発作に襲われた時、ホームに奇妙な電車が入線してくる。彼は、訝りながらその電車に乗り込むが、それは未来行きの電車だった。Svanteは、2016年の未来でElsaと出会う。2人は協力して、Svanteの問題に取り組む。

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 ・“The Garbage Helicopter(Sophelikoptern)”(スウェーデン・カタール) 監督:Jonas Selberg Augustsén
 物語:20代の、Enesa、Saska、Bakiの3人は、お祖母ちゃんのSirpaに呼ばれて、古い壁時計を取り戻してほしいと頼まれる。簡単に思われたミッションだったが、彼らは、壁時計を探して、スウェーデン中を700マイルも旅することになる。
 Jonas Selberg Augustsénは、“Höstmannen (Autumn Man)”がロカルノ国際映画祭2010ほかで高い評価を受けた監督で、本作で長編監督デビュー。ジム・ジャームッシュやアキ・カウリスマキを彷彿とさせると評判になった。
 BFIロンドン映画祭2015出品。
 トリノ映画祭2015出品。
 CPH:PIX2016出品。

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 ・“The Yard(Yarden)”(スウェーデン・独) 監督:Måns Månsson
 出演:Dennis Axnér、Anders Mossling、Robert Bengtsson、Axel Roos、Alexandra Zetterberg
 物語:主人公は、売れないシングルファーザーの詩人で、レビューを書いて糊口を凌いでいたが、実在しない本のレビューを書いたことで、仕事を失い、完全に失業してしまう。彼は、職業紹介所を頼って、「ヤード」の仕事を手に入れる。ここは、外国に送られる車を一時的に留め置く場所で、マルメ港のドッグに隣接していて、年間50万台もの車がここから積み出されている。車には白いカバーがかけられ、整然と並べられていた。働いているのは、主に移民で、ここでは名前では呼ばれず、1人1人に割り振られた番号で扱われている。「詩人」は、アラブ人労働者を手助けしたことで、彼と仲良くなる。ところがある日、「詩人」は、理由もわからないまま、突然クビになる。家に帰ると、息子から、「移民がやるような仕事もできないのか」と罵倒されてしまう。彼は、ヤードに戻り、密告と裏切りによって、外国人労働者を売ることで、新しい仕事を手に入れる。おおっぴらに話されはしないが、ここにも厳格な人種的ヒエラルキーは存在しているのだ……。
 Kristian Lundbergの小説の映画化。
 ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2016 ノルディック・コンペティション部門出品。The 2016 Lorens Award(最優秀プロデューサー賞)受賞。
 全州国際映画祭2016出品。


 ・“Don Juan”(スウェーデン・フィンランド) 監督:Jerzy Sladkowski
 22歳のオレグは、母マリーナの理想通りには生きられないと感じている。オレグは、Nizhny Novgorod大学に在籍して、オンラインで講義を受けているが、母親は、息子のことを、うろついてテレビを見ているだけの、自閉症の怠け者と考えている。オレグは、友だちづきあいなど必要ないと考えていたが、一方、マリーナは、息子には型にはまらない生き方をしてほしいと考えていた。マリーナは、オレグをセラピストや精神科医に診せる。マリーナが実母と、オレグのことについて話し、実母がもっと積極的な態度をとるべきだと言う時、問題の根深さが明らかになる。内向性と自閉症と違いは何だろうか?
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2015 最優秀長編ドキュメンタリー賞(VPRO IDFA Award for Best Feature-Length Documentary)受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2016 ノルディック・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。ドラゴン賞/最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞受賞。
 ヴィリニュス国際映画祭2016出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 DocAviv/テルアビブ国際ドキュメンタリー映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。
 クラクフ映画祭2016出品。
 エレバン国際映画祭2016 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。Silver Apricot受賞。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 Camerimage2016出品。

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 受賞結果の発表は、1月23日です。

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 “*当ブログ記事”

 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2016受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_44.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_7.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2014受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_64.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2013ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_4.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2013受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_56.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2011ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_18.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2011受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_44.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2010ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_13.html
 ・スウェーデン・アカデミー賞(Guldbagge Awards)2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_41.html

 ・各国アカデミー賞 一覧:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_28.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

 追記:
 ・スウェーデン・アカデミー賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_65.html

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