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zoom RSS シアトル映画批評家協会賞2017 受賞結果

<<   作成日時 : 2017/01/07 20:55   >>

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 第1回シアトル映画批評家協会賞(The 2016 Seattle Film Award)の受賞結果が発表されました。(1月5日)

 シアトル映画批評家協会(The Seattle Film Critics Society)は、アトランタ映画批評家協会と同じく、2016年に結成された団体で、映画賞の発表も本年度が初めてになります。(アメリカ50州の多くに地元に根差した映画批評家協会がありますが、シアトルがあるワシントン州では、ここが初めての映画批評家協会です。)

 公式サイトはできていますが(http://seattlefilmcritics.com/)、まだメンバーの紹介ページなどはできていません。

 視覚効果や悪役賞を設けていること、美術賞をプロダクション・デザインと装飾からノミネートさせていること、そのわりには脚本部門は1つしかなかったりするところなどが、特色として挙げられます。

画像

 ◆作品賞(Best Picture of The Year)
 ・『13th −憲法修正第13条−』“13th”(米) 監督:エヴァ・デュヴァルネ
 ・『メッセージ』(米) 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 ・“Elle”(仏・独・ベルギー) 監督:ポール・ヴァーホーヴェン
 ・『お嬢さん』(韓) 監督:パク・チャヌク
 ・『最後の追跡』“Hell or High Water”(米) 監督:デイヴィッド・マッケンジー
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(米・チリ・仏) 監督:パブロ・ラライン
 ・『ラ・ラ・ランド』(米) 監督:デイミアン・チャゼル
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(米) 監督:ケネス・ロナーガン
 ◎『ムーンライト』(米) 監督:バリー・ジェンキンス
 ・“The Witch”(米・英・カナダ・ブラジル) 監督:Robert Eggers

 ◆監督賞
 ・デイミアン・チャゼル 『ラ・ラ・ランド』
 ・Robert Eggers “The Witch”
 ◎バリー・ジェンキンス 『ムーンライト』
 ・ポール・ヴァーホーヴェン “Elle”
 ・ドゥニ・ヴィルヌーヴ 『メッセージ』

 ◆主演男優賞(Best Actor in A Leading Role)
 ◎ケイシー・アフレック 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
 ・ライアン・ゴズリング 『ラ・ラ・ランド』
 ・ローガン・ラーマン(Logan Lerman) “Indignation”(米・中)(監督:ジェームズ・シェイマス)
 ・ヴィゴ・モーテンセン 『はじまりへの旅』
 ・デンゼル・ワシントン “Fences”

 ◆主演女優賞(Best Actress in A Leading Role)
 ・エイミー・アダムス 『メッセージ』
 ・ケイト・ベッキンセール “Love & Friendship”(アイルランド・仏・オランダ)(監督:ホイット・スティルマン)
 ◎イザベル・ユペール “Elle”
 ・ナタリー・ポートマン 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
 ・エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド』

 ◆助演男優賞(Best Actor in A Supporting Role)
 ◎マハーシャラ・アリ 『ムーンライト』
 ・ジェフ・ブリッジス 『最後の追跡』
 ・カイル・チャンドラー 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
 ・ジョン・グッドマン 『10 クローバーフィールド・レーン』
 ・ルーカス・ヘッジズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

 ◆助演女優賞(Best Actress in A Supporting Role)
 ◎ヴィオラ・デイヴィス “Fences”
 ・リリー・グラッドストーン “Certain Women”(米)(監督:ケリー・ライヒャルト)
 ・ナオミ・ハリス 『ムーンライト』
 ・ケイト・マッキノン 『ゴーストバスターズ』
 ・ミシェル・ウィリアムズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

 ◆脚本賞
 ・『メッセージ』 エリック・ハイセラー(Eric Heisserer)
 ・『最後の追跡』 テイラー・シェリダン
 ・『ラ・ラ・ランド』 デイミアン・チャゼル
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 ケネス・ロナーガン
 ◎『ムーンライト』 バリー・ジェンキンス、タレル・マクレイニー(Tarell McCraney)

 ◆撮影賞
 ◎『メッセージ』 ブラッドフォード・ヤング
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 ステファーヌ・フォンテーヌ(Stéphane Fontaine)
 ・『ラ・ラ・ランド』 リヌス・サンドグレン(Linus Sandgren)
 ・『ムーンライト』 James Laxton
 ・“The Witch” Jarin Blaschke

 ◆編集賞
 ・『メッセージ』 ジョー・ウォーカー
 ・“Cameraperson” Nels Bangerter、デイヴィッド・ティーグ(David Teague)
 ・『最後の追跡』 ジェイク・ロバーツ
 ・『ラ・ラ・ランド』 トム・クロス
 ◎『ムーンライト』 ナット・サンダース(Nat Sanders)、Joi McMillon

 ◆美術賞(Best Production Design)
 ・『メッセージ』 パトリス・バーメット(Patrice Vermette)(プロダクション・デザイナー) Paul Hotte (キー・デコレーター)
 ◎『お嬢さん』 リュ・ソンヒ
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 ジャン・ラバス(Jean Rabasse)(プロダクション・デザイナー) Véronique Melery (セット・デコレーター)
 ・『ラ・ラ・ランド』 デイヴィッド・ワスコ(David Wasco)(プロダクション・デザイナー) サンディー・レイノルズ・ワスコ(Sandy Reynolds-Wasco)(セット・デコレーター)
 ・『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 ダグ・チャン(Doug Chiang)、ニール・ラモン(Neil Lamont)(プロダクション・デザイナー) Lee Sandales (セット・デコレーター)

 ◆衣裳デザイン賞
 ◎『お嬢さん』 チョ・サンギョン
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 マデリーン・フォンテーヌ(Madeline Fontaine)
 ・『ラ・ラ・ランド』 メアリー・ゾフレス(Mary Zophres)
 ・“Love & Friendship” イマー・ニー・ヴァルドウニグ(Eimer Ni Mhaoldomhnaigh)
 ・“The Witch” リンダ・ミュアー(Linda Muir)

 ◆視覚効果賞
 ◎『メッセージ』 Louis Morin
 ・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 ダン・デレウー(Dan DeLeeuw)、ダン・サディック(Dan Sudick)、Russell Earl、Greg Steele
 ◎『ドクター・ストレンジ』 ステファン・セレッティ(Stephane Ceretti)、ポール・コーボールド(Paul Corbould)、Richard Bluff、Vince Cerelli
 ・『ジャングル・ブック』 ロバート・レガート(Robert Legato)、アンドリュー・R・ジョーンズ(Andrew R. Jones)、アダム・ヴァルデス(Adam Valdez)、ダン・レモン(Dan Lemmon)
 ・『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 ジョン・ノール(John Knoll)、モヘン・レオ(Mohen Leo)、Hal Hickel、ニール・コーボールド(Neil Corbould)

 ◆オリジナル作曲賞
 ◎『メッセージ』 ヨハン・ヨハンソン
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 ミカチュー(Mica Levi)
 ・『ラ・ラ・ランド』 ジャスティン・ハーウィッツ(Justin Hurwitz)
 ・『ムーンライト』 ニコラス・ブリテル(Nicholas Britell)
 ・“Swiss Army Man” Andy Hull、Robert McDowell

 ◆ヤング・パフォーマンス賞(撮影開始時点で18歳以下の俳優:Best Youth Performance (18 years of age or younger upon start of filming))
 ・Alex Hibbert 『ムーンライト』
 ・Royalty Hightower “The Fits”
 ・Sunny Pawar 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
 ◎Harvey Scrimshaw “The Witch”
 ・アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy) “The Witch”

 ◆アンサンブル・キャスト賞(Best Ensemble Cast)
 ・『はじまりへの旅』
 ・『最後の追跡』
 ・“Fences”
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
 ◎『ムーンライト』

 ◆悪役賞(Best Villain)
 ・Darcy Banker(=パトリック・スチュワート) 『グリーンルーム』
 ・Black Phillip(Charlie/声=Wahab Chaudary) “The Witch”
 ・Orson Krennic(=ベン・メンデルソーン) 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
 ・Norman Nordstrom(盲人)(=スティーヴン・ラング) 『ドント・ブリーズ』
 ◎ハワード・スタンブラー(Howard Stambler)(=ジョン・グッドマン) 『10 クローバーフィールド・レーン』

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・『13th −憲法修正第13条−』“13th”(米) 監督:エヴァ・デュヴァルネ
 ・“Cameraperson”(米) 監督:カースティン・ジョンソン(Kirsten Johnson)
 ◎“O.J.: Made in America”(米) 監督:Ezra Edelman
 ・『くすぐり』“Tickled”(ニュージーランド) 監督:ディラン・リーヴ(Dylan Reeve)、デイヴィッド・ファリア(David Farrier)
 ・『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』(米) 監督:ジョシュ・クリーグマン、エリース・スタインバーク

 ◆アニメーション賞
 ・『ファインディング・ドリー』
 ・“Kubo and the Two Strings”(米) 監督:トラヴィス・ナイト
 ・『モアナと伝説の海』“Moana”(米) 監督:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
 ・“Tower”(米) 監督:Keith Maitland
 ◎『ズートピア』

 ◆外国語映画賞
 ◎“Elle”(仏・独・ベルギー) 監督:ポール・ヴァーホーヴェン
 ・『お嬢さん』(韓) 監督:パク・チャヌク
 ・“The Innocents”(仏・ポーランド) 監督:アンヌ・フォンテーヌ
 ・“Under The Shadow”(英・イラン・カタール・ヨルダン) 監督:Babak Anvari
 ・『哭声 コクソン』(韓) 監督:ナ・ホンジン

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通り。

 ・『ラ・ラ・ランド』(0/10):作品・監督・主演男優・主演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・作曲
 ・『ムーンライト』(6/10):作品・監督・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・作曲・ヤング・アンサンブル
 ・『メッセージ』(3/9):作品・監督・主演女優・脚本・撮影・編集・美術・視覚効果・作曲
 ・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(1/8):作品・主演男優・助演男優・助演男優・助演女優・脚本・ヤング・アンサンブル
 ・“The Witch”(1/7):作品・監督・撮影・衣裳・ヤング・ヤング・悪役
 ・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(0/6):作品・主演女優・撮影・美術・衣裳・作曲
 ・『最後の追跡』(0/5):作品・助演男優・脚本・編集・アンサンブル
 ・“Elle”(2/4):作品・監督・主演女優・外国語
 ・『お嬢さん』(2/3):作品・美術・衣裳
 ・“Fences”(1/3):主演男優・助演女優・アンサンブル
 ・『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(0/3):美術・視覚効果・悪役
 ・『13th −憲法修正第13条−』(0/2):作品・ドキュメンタリー
 ・『はじまりへの旅』(0/2):主演男優・アンサンブル
 ・“Love & Friendship”(0/2):主演女優・衣裳
 ・『10 クローバーフィールド・レーン』(1/2):助演男優・悪役
 ・“Cameraperson”(0/2):編集・ドキュメンタリー

 主要4部門の組み合わせは、ニューヨーク映画批評家オンライン賞、オースティン映画批評家協会賞と同じになりました。ニューヨーク映画批評家オンライン賞、オースティン映画批評家協会賞とは、ともに8部門で同じ結果になっています。

 “Elle”、『お嬢さん』(、“The Witch”)に関しては、好み(評価)に通じるところがあるようで、イザベル・ユペーrを主演女優賞に選んだ9つの映画批評家協会賞のうち、6つが(“Ele”やその他の作品ではなく)『お嬢さん』を外国語映画賞に選んでいます。

 『お嬢さん』に関しては、米国アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされる可能性は絶たれていますが、ひょっとすると、美術賞や衣裳デザイン賞にノミネートされることもあり得るかもしれません。
 米国アカデミー賞の美術賞は、英語圏以外の作品をノミネートすることはほとんどありませんが、衣裳デザイン賞はけっこう外国語作品をノミネートさせていて、近年でも2007年に『王妃の紋章』、2014年に『グランド・マスター』をノミネートさせていますから、ひょっとするとひょっとするかもしれません。もちろん、『お嬢さん』が米国アカデミー賞にエントリーしていなければ始まりませんが。

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 *当ブログ記事

 シアトル映画批評家協会賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

 ・全米映画賞レース2016 前半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_86.html
 ・全米映画賞レース2016 後半戦の受賞結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_2.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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