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zoom RSS 米国アカデミー賞2017 視覚効果賞 ショートリスト10作品発表!

<<   作成日時 : 2016/12/17 14:02   >>

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 第89回米国アカデミー賞 視覚効果賞のショートリスト10作品が発表されました。(12月16日)

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 12月2日に候補作品20作品が発表されていましたが、そこから半分に絞られたことになります。

 ×『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』 監督:ジェームズ・ボビン
 ・『メッセージ』(米) 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 ・『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 ×『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 監督:ザック・スナーダー
 ・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
 ×『デッドプール』 監督:ティム・ミラー
 ・“Deepwater Horizon”(香港・米) 監督:ピーター・バーグ
 ・『ドクター・ストレンジ』 監督:スコット・デリクソン
 ・『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(英・米) 監督:デイヴィッド・イェーツ
 ×『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』 監督:ローランド・エメリッヒ
 ・『ジャングル・ブック』 監督:ジョン・ファヴロー
 ・“Kubo and the Two Strings”(米) 監督:トラヴィス・ナイト
 ×『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』“Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children”(米) 監督:ティム・バートン
 ・『パッセンジャー』(米) 監督:モルテン・ティルドゥム
 ・『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』“Rogue One”(米) 監督:ギャレス・エドワーズ
 ×『スター・トレック BEYOND』 監督:ジャスティン・リン
 ×『スーサイド・スクワッド』 監督:デイヴィッド・エアー
 ×『ハドソン川の奇跡』 監督:クリント・イーストウッド
 ×『ウォークラフト』 監督:ダンカン・ジョーンズ
 ×『X-MEN:アポカリプス』 監督:ブライアン・シンガー

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 この部門の傾向性を書き出してみると――

 @この賞をノミネート/受賞しやすい作品のジャンルは、SF(近未来もの、宇宙もの、スーパーヒーローもの、モンスターもの、ファンタジー)、パニックもの、災害もの、冒険活劇(現在、過去、未来/海洋、山岳)など。

 Aホラーやスプラッタ系の作品は選ばれにくい。

 B視覚効果(SFX)がその作品を映画史上に残る作品にするのに大いに貢献している作品は評価されやすい。『ジュラシック・パーク』『フォレスト・ガンプ』『タイタニック』『マトリックス』『ベンジャミン・バトン』など。

 C『フォレスト・ガンプ』『タイタニック』『グラディエーター』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』など作品賞受賞作品がこの部門を制することもある。

 D受賞するかどうかはともかく、シリーズとして評価の高い作品は連続してノミネートされやすい。『スター・ウォーズ』旧3部作(すべて受賞)、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(すべて受賞)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』(第2作のみ受賞)など。

 Eシリーズ第1作、新シリーズ第1作は、ノミネートされやすい。たとえば、『ナルニア国物語』『ライラの冒険』『トランスフォーマー』『スーパーマン・リターンズ』『ダークナイト』『アイアンマン』など。

 Fジェームズ・キャメロン作品は、この部門に相性がいい。『エイリアン』『アビス』『ターミナーター2』『タイタニック』『アバター』とノミネートされた作品のほとんどが受賞(『トゥルー・ライズ』はノミネーションのみ)。

 Gスピルバーグ、ピーター・ジャクソン、マイケル・ベイもこの部門と相性がいい。

 H近年は、ブライアン・シンガー、クリストファー・ノーラン、といったインディーズ系の意欲的な作品で世に出た映画作家の作品も登場するようになっている。

 Iリメイク作品、再シリーズ化作品は注目を集めやすい(最新のSFXを使って作品を全く新しいものとして作り直そうという意欲や試みが評価されるから?)。たとえば、『宇宙戦争』、『ポセイドン』、『スーパーマン・リターンズ』、『ダークナイト』

 Jアニメーション作品としては、過去に『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と『スチュアート・リトル』がノミネートされたことがある。

 Kノミネート作品は異なるタイプの作品が選ばれやすい。

 Lこの部門を持つ米・映画批評家協会賞には、セントルイス、フェニックス、ラスベガスの各映画批評家協会賞がある。

 M受賞作品は、視覚効果協会賞受賞作品と重なりやすい。

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 【近年のノミネーション&受賞状況】

 2016年のミネート&受賞状況は―

 △『アントマン』 監督:ペイトン・リード
 △『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 監督:ジョス・ウェドン
 ◎『エクス・マキナ』 監督:アレックス・ガーランド
 △『ジュラシック・ワールド』 監督:コリン・トレヴォロウ
 〇『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 監督:ジョージ・ミラー
 〇『オデッセイ』 監督:リドリー・スコット
 〇『レヴェナント:蘇えりし者』 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 〇『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 監督:J・J・エイブラムス
 △『トゥモローランド』 監督:ブラッド・バード
 △『ザ・ウォーク』 監督:ロバート・ゼメキス

 2015年のミネート&受賞状況は―

 ○『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
 ○『猿の惑星: 新世紀(ライジング)』 監督:マット・リーヴス
 △『GODZILLA ゴジラ』 監督:ギャレス・エドワーズ
 ○『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 監督:ジェームズ・ガン
 △『ホビット 決戦のゆくえ』 監督:ピーター・ジャクソン
 ◎『インターステラー』 監督:クリストファー・ノーラン
 △『マレフィセント』 監督:ロバート・ストロンバーグ
 △『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』 監督:ショーン・レヴィ
 △『トランスフォーマー/ロストエイジ』 監督:マイケル・ベイ
 ○『X-MEN:フューチャー&パスト』 監督:ブライアン・シンガー

 2014年のノミネート&受賞状況は―

 △『エリジウム』 監督:ニール・ブロムカンプ
 ◎『ゼロ・グラビティ』 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ○『ホビット 竜に奪われた王国』 監督:ピーター・ジャクソン
 ○『アイアンマン3』 監督:シェーン・ブラック
 ○『ローン・レンジャー』 監督:ゴア・ヴァービンスキー
 △『オブリビオン』 監督:ジョセフ・コシンスキー
 △『パシフィック・リム』 監督:ギレルモ・デル・トロ
 ○『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 監督:J・J・エイブラムス
 △『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 監督:アラン・テイラー
 △『ワールド・ウォー Z』 監督:マーク・フォスター

 2013年のノミネート&受賞状況は―

 △『アメイジング・スパイダーマン』 監督:マーク・ウェブ
 △『クラウド アトラス』 監督:ラナ&アンディー・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ
 △『ダークナイト・ライジング』 監督:クリストファー・ノーラン
 ○『ホビット 思いがけない冒険』 監督:ピーター・ジャクソン
 △『ジョン・カーター』 監督:アンドリュー・スタントン
 ◎『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 監督:アン・リー
 ○『アベンジャーズ』 監督:ジョス・ウェドン
 ○『プロメテウス』 監督:リドリー・スコット
 △『007 スカイフォール』 監督:サム・メンデス
 ○『スノー・ホワイト』 監督:ルパート・サンダーズ

 2012年のノミネート&受賞状況は―

 △『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
 ・『カウボーイズ&エイリアン』
 ○『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
 ◎『ヒューゴの不思議な発明』
 △『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
 △『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』
 ○『リアル・スティール』
 ○『猿の惑星:創世記』
 ・『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』
 ・『エンジェル・ウォーズ』
 ・『SUPER8 スーパーエイト』
 ・『マイティ・ソー』
 ○『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
 △『ツリー・オブ・ライフ』
 △『X-Men:ファースト・ジェネレーション』

 2011年は―

 ○『アリス・イン・ワンダーランド』
 ・『ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島』
 ・『タイタンの戦い』
 ○『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
 ○『ヒア アフター』
 ◎『インセプション』
 ○『アイアンマン2』
 ・『エアベンダー』
 ・『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
 ・『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』
 △『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』
 ・『シャッター・アイランド』
 ・『魔法使いの弟子』
 △『トロン:レガシー』
 ・『アンストッパブル』

 ◎印は受賞作品、○印はノミネート作品、△印はショートリスト作品です。

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 【前哨戦の状況】

 ◆ハリウッド映画賞:ハリウッド視覚効果賞
 ◎ステファン・セレッティ(Stephane Ceretti)、Richard Bluff 『ドクター・ストレンジ』

 ◆クリティクス・チョイス・アワード
 ・“A Monster Calls”(西・米・英・カナダ)(監督:フアン・アントニオ・バヨナ)
 ・『メッセージ』
 ・『ドクター・ストレンジ』
 ・『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
 ◎『ジャングル・ブック』

 ◆サンディエゴ映画批評家協会賞
 ・“A Monster Calls”(西・米・英・カナダ)(監督:フアン・アントニオ・バヨナ)
 △『メッセージ』
 ・『ドクター・ストレンジ』
 ・『ラ・ラ・ランド』
 ◎『ジャングル・ブック』

 ◆セントルイス映画批評家協会賞 ノミネーション
 ・『メッセージ』
 ・『ドクター・ストレンジ』
 ・『ジャングル・ブック』
 ・『ラ・ラ・ランド』
 ・“A Monster Calls”(西・米・英・カナダ)(監督:フアン・アントニオ・バヨナ)

 ◆フェニックス映画批評家協会賞 ノミネーション
 ・『メッセージ』
 ・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
 ・『ドクター・ストレンジ』
 ・『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
 ・『ジャングル・ブック』

 ◆サテライト・アワード ノミネーション
 ・『ジャングル・ブック』
 ・『ビリー・リンの永遠の一日』
 ・『ドクター・ストレンジ』
 ・『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』
 ・『ハドソン川の奇跡』
 ・『デッドプール』

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 候補作品10作品にアニメーションである“Kubo and the Two Strings”が残ったのは、やや意外でしたが、あとは、まあ、想定内、というところでしょうか。

 候補作品20作品が発表された時点から、ここまでで、いくつかノミネーションや受賞結果が出て、本年度の視覚効果賞部門の様相もかなり見えてきました。

 今後、流れが変わる可能性もありますが、現時点で、この部門の本命は『ジャングル・ブック』、と言ってよさそうです。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2017 視覚効果賞 候補20作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_8.html
 ・米国アカデミー賞2016 視覚効果賞 候補20作品 発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_19.html
 ・米国アカデミー賞2016 視覚効果賞 ショートリスト10作品 発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_66.html
 ・米国アカデミー賞2015 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_9.html
 ・米国アカデミー賞2014 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_13.html
 ・米国アカデミー賞2013 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_28.html
 ・米国アカデミー賞2012 視覚効果賞候補ロングリスト15作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_15.html
 ・米国アカデミー賞2012 視覚効果賞候補ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_3.html
 ・米国アカデミー賞2011 視覚効果賞候補ロングリスト15作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_15.html
 ・米国アカデミー賞2011 視覚効果賞候補セミファイナリスト7作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_9.html
 ・米国アカデミー賞2010 視覚効果賞候補ロングリスト15作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_21.html
 ・米国アカデミー賞2010 視覚効果賞候補セミファイナリスト7作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_7.html

 ・米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_59.html
 ・米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 各国代表作品リスト その1(アイスランド〜オーストラリア):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_6.html
 ・米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 各国代表作品リスト その2(オーストリア〜スロヴァキア):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_10.html
 ・米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 各国代表作品リスト その3(スロヴェニア〜パレスチナ):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_22.html
 ・米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 各国代表作品リスト その4(ハンガリー〜メキシコ):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_29.html
 ・米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 各国代表作品リスト その5(モロッコ〜ロシア):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_36.html
 ・完全ガイド!米国アカデミー賞2017 外国語映画賞 各国代表作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_23.html

 ・米国アカデミー賞2017 オリジナル作曲賞候補 145タイトル:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_50.html

 ・米国アカデミー賞2017 オリジナル歌曲賞候補 91タイトル:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_49.html

 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞 ショートリスト15作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_20.html
 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品145作品リスト その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_47.html
 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品145作品リスト その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_48.html
 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品145作品に関する考察:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_1.html

 ・米国アカデミー賞2017 短編映画賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_43.html

 ・米国アカデミー賞2017 短編アニメーション賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_42.html

 ・米国アカデミー賞2017 長編アニメーション賞 エントリー作品27作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_19.html

 ・米国アカデミー賞2017 短編アニメーション賞 候補作品リスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_44.html

 ・米国アカデミー賞2017 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_43.html

 ・学生アカデミー賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_30.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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